JP2000031316A - 表面実装型半導体装置の実装構造 - Google Patents

表面実装型半導体装置の実装構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置がどのように反っていても、低コ
ストでかつ安定したはんだボール実装を可能にした表面
実装型半導体装置の実装構造を提供する。 【解決手段】 本発明の表面実装型半導体装置の実装構
造は、マザーボードと半導体装置の間に、はんだボール
のリフロー時に半導体装置をマザーボードと離間した状
態で支持する働きを持つ表面実装用治具が設けられてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面実装型半導体装
置の実装構造に関し、特に下面に配置されたはんだボー
ルでマザーボードと電気的に接合するBGA(Ball Gri
d Array)構造およびフリップチップ構造等の半導体装
置において、反りを緩和して接続信頼性を向上させる表
面実装型半導体装置の実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の表面実装型半導体装置を
示す断面図である。図16において、半導体チップ26
はマウント材27を用いて中間基板23に搭載されてい
る。半導体チップ26は封止樹脂25を用いて保護され
ている。中間基板23の裏面にはマトリクス状にはんだ
ボール22が形成されて半導体装置21が構成されてい
る。(以下、封止樹脂の有無に関わらず半導体チップが
搭載された中間基板を半導体装置と呼ぶ)
【0003】一方、マザーボード24には基板パッド2
8が形成されており、はんだボール22と基板パッド2
8を位置合わせして、リフロー加熱によりはんだボール
22を溶融してはんだ接合することにより、半導体チッ
プ26とマザーボード24とを電気的に接続している。
一般に、この種の半導体装置は、各材料の熱膨張係数の
違いや封止樹脂の収縮によって全体が複雑に反っている
ことが多く、はんだボール22とマザーボード上の基板
パッド28を接合する際には、様々な工夫がなされてき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体装置では、半導体装置が半導体チップ側に凹状に
反るか凸状に反るかは不明であり、また半導体装置によ
って反り量にばらつきがあるため、低コストかつ安定し
たはんだボール実装ができないという問題があった。
【0005】図16は半導体装置が半導体チップ側に凹
状に反った半導体装置の例であり、図17は半導体装置
が半導体チップ側に凸状に反った半導体装置の例であ
る。はんだボール22と基板パッド28を位置合わせし
てリフロー加熱により接合する際に、図16に示すよう
な半導体チップ側に凹状に反った半導体装置では、外周
部のはんだボール22が、図17に示すような半導体チ
ップ側に凸状に反った半導体装置21では、中央部のは
んだボール22が浮き上がってしまい、規定のリフロー
時間内に、はんだボール22と基板パッド28が十分に
接合できず、半導体チップ26とマザーボード24との
電気的接続信頼性が不十分となる恐れがあった。
【0006】また、すべてのはんだボール22と基板パ
ッド28が十分に接合するようにリフロー時間を十分長
くした場合には、図18に示すように一部のはんだボー
ル22がつぶれてしまい、基板パッド28の上に規定通
りに乗らないという問題があった。また、半導体装置の
中間基板の下面にマトリクス状に配置されたはんだボー
ルでマザーボードと接合するBGA構造およびフリップ
チップ構造等の表面実装型半導体装置においては、マザ
ーボード24に設けられた基板パッド28と半導体装置
にマトリクス状に配置されたはんだボール22とを位置
合わせするための位置決め装置が必要になり、従来の表
面実装型半導体装置に比べてコスト高になるという問題
があった。
【0007】特開平8−125062号公報には、中間
基板のはんだボールの高さを半導体装置外側のはんだボ
ールほど高くして、すべてのはんだボールの頂点をほぼ
同一平面上にすることによって、中間基板の外周部が反
っても、リフロー加熱によるはんだ付けの際に、すべて
のはんだボールと基板パッドがほぼ同様に接触してはん
だバンプ接合の信頼性を向上させる方法が記載されてい
る。しかし、この方法には以下のような問題点がある。
【0008】第一に、BGA等の半導体装置が常にチッ
プ側に凹状に反るとは限らないことが挙げられる。第二
に、BGA等の半導体装置が極端にチップ側に凹状に反
った場合、外周部のはんだボールのはんだ量を極端に増
やすことになり、外周部のはんだボールに対応する基板
側パッドの幅まで変更する必要が生じる恐れがある。
【0009】第三に、BGA等の半導体装置の反り量を
予測することは難しく、はんだボール高さ調節のための
はんだ量は加減できても、前提となるはんだボールの最
適な高さを設定することは難しい。第四に、半導体装置
の反り量はロットによってばらつきがあるために、はん
だ量の加減によってはんだボール高さを調節することは
実際上は非常に難しいと考えられる。
【0010】一般に、半導体チップを封止樹脂で保護す
るタイプの半導体装置は、封止樹脂と中間基板の熱膨張
係数の違い、半導体チップと中間基板の熱膨張係数の違
い、および封止樹脂の収縮が原因で中間基板は複雑な反
り方をする。例えば、半導体チップがマウントされた部
分は半導体チップ側に凸状に反り、半導体チップがなく
封止樹脂と中間基板が接着している部分は半導体チップ
側に凹状に反る等である。このために、特開平8−12
5062号公報に示されているように、はんだ量の加減
によりはんだボールの高さを変えて均等にはんだ接合し
ようとしても、反りのばらつきに応じてはんだ量を他段
階に変えることは時間がかかり高コスト化になるため実
用的ではないという問題点があった。
【0011】一般に、BGA構造およびフリップチップ
構造等の半導体装置は、半導体装置の2辺または4辺か
ら突き出された金属リードフレームによってマザーボー
ドと接合する従来の半導体装置と異なり、すべてのはん
だ接合部分を目視検査することができないため、接続信
頼性の検査には多大な時間とコストを要する。小型化、
高密度化のためにはんだボールの直径がより小さくな
り、はんだバンプの間隔がより小さくなった場合にはさ
らに時間とコストがかかり、低コストで安定したはんだ
ボール実装を行うことはますます重要な課題となる。上
記の点に鑑み、本発明は、半導体装置がどのように反っ
ていても、低コストでかつ安定したはんだボール実装を
可能にした表面実装型半導体装置の実装構造を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表面実装型
半導体装置の実装構造は、マザーボードと半導体装置の
間に、はんだボールのリフロー時に半導体装置をマザー
ボードと離間した状態で支持する働きを持つ表面実装用
治具が設けられていることを特徴とする。このように、
マザーボードと半導体装置の間に表面実装用治具を設け
ているため、リフロー加熱の時間を長くしてはんだ接
合、またはリフロー加熱の温度を高くしてはんだ接合す
ることによって、はんだボールが十分に溶融してもマザ
ーボードと半導体装置の間隔は一定に保たれる。従っ
て、半導体装置が半導体チップに対してどちら側に反っ
ていたとしても、また複雑な反り方をしていても、低コ
ストかつ安定したはんだボール実装が可能になるという
効果が得られる。
【0013】この表面実装用治具は複数個存在し、半導
体装置の縁部と接する面が球面状であることが好まし
い。すなわち、マザーボード上に設けた球面状の治具で
半導体装置を支持する構造であるため、半導体装置が反
って、マザーボードに平行な方向の長さが短くなると、
球面状の治具による半導体装置の支持点が変化する。こ
のため、半導体装置がチップ側に凸状に大きく反って
も、マザーボードから球面状の治具による中間基板の支
持点までの高さが低くなり、中央部のはんだボールの高
さはある一定の値以上に高くならない。従って、ロット
によって半導体装置の反り量にばらつきがあっても、中
央部のはんだボールの高さを一定に保つことができるた
め、低コストかつ安定したはんだボール実装が可能にな
るという効果が得られる。
【0014】表面実装用治具は、半導体装置をマザーボ
ード上に位置決めする機能を有することが好ましい。こ
れにより、はんだボールと基板パッドの位置合わせに要
する時間が大幅に短縮できる。本発明に係る表面実装型
半導体装置の実装構造においては、半導体装置が二段以
上積層され、各半導体装置間に表面実装用治具が介在し
ていても差し支えない。 さらに、本発明に係る表面実
装型半導体装置の実装構造においては、半導体装置がベ
アチップ型の構造を有していても差し支えない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明について
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態例のみに
限定されるものではない。図1は、本発明の表面実装型
半導体装置の実装構造の第1の実施形態例を示す断面図
である。図2は、本発明の表面実装型半導体装置の実装
構造の第1の実施形態例をチップ側から見た摸式図、図
3は、第1の実施形態の実装構造に用いられる表面実装
用治具の斜視図、図4は、本発明の表面実装型半導体装
置の実装構造を曲率の強い中間基板を有する半導体装置
に適用した例を示す断面図である。
【0016】図1及び図2に示すように、基板パッド8
を有するマザーボード4には中間基板3を支持するため
の表面実装用治具1が設けられている。一方、マウント
材7によって半導体チップ6が接合された中間基板3の
裏面にはマトリクス状に配置されたはんだボール2が形
成されている。中間基板3とマザーボード4を接合する
場合、リフロー加熱の時間を長くしたり温度を高くして
十分にはんだボール2を溶融することで中間基板3とマ
ザーボード4を接合する。この接合の際、表面実装用治
具1により中間基板3の4辺を支持することにより、は
んだボール2がつぶれて基板パッド8からはみ出す等の
不良が回避できる。
【0017】また、図2に示すように、マザーボード4
に設けられた表面実装用治具1により、中間基板3をマ
ザーボード4の所定の位置に容易に配置することができ
る。このため、高価な位置決め装置は不要になり低コス
トでかつ安定したはんだボール実装が可能になる。
【0018】BGA構造及びフリップチップ構造等の半
導体装置においては、すべてのはんだ接合部分を目視検
査することができない。特に、半導体装置の中央部付近
のはんだボール群2を直接目視することはできない。例
えば、半導体チップ側に凸状に反った半導体装置の場合
は、中央部のはんだボール群2が浮き上がりやすく、接
続不良を生じやすいが、はんだボール群2を直接目視す
ることができないため不良を発見しにくい。
【0019】球面状の表面実装用治具1を用いれば、半
導体装置が反ってマザーボードと平行な方向が短くなる
と、治具による中間基板の支持点が変化し、マザーボー
ド4から支持点までの高さ1cが変化する。すなわち、
図4に示すように、半導体装置が半導体チップ側に凸状
に大きく反った場合には、マザーボード4から中間基板
支持点までの高さ1cが図1に比べて低くなり、中央部
のはんだボール群2の高さはほぼ一定になる。従って、
本発明の半導体装置の実装構造のようにマザーボード4
上に表面実装用治具1を設ければ、様々な反り量の半導
体装置を安定して搭載できるために、低コストかつ安定
したはんだボール実装ができるという効果が得られる。
【0020】図5は、本発明の表面実装型半導体装置の
実装構造の第2の実施形態例を示す断面図である。図6
は、本発明の表面実装型半導体装置の実装構造の第2の
実施形態例をチップ側から見た摸式図、図7は、第2の
実施形態に用いられる表面実装用治具の斜視図である。
図7に示すように、マザーボード4上に設けられた表面
実装用治具1は一部切欠を有する円筒状物であり、この
切欠部は中間基板支持部1aと中間基板ガイド部1dと
なっている。
【0021】この第2の実施の形態では、表面実装用治
具1に中間基板支持部1aを設けているため、半導体装
置がどのように反っていても、リフロー加熱の時間を長
くしてはんだ接合、またはリフロー加熱の温度を高くし
てはんだ接合することによって、はんだボールが十分に
溶融してもマザーボード4と中間基板3の間を一定に保
つ役目を果たす。従って、低コストかつ安定したはんだ
ボール実装が可能になるという効果が得られる。また、
表面実装用治具1に中間基板ガイド部1dを設けている
ため、はんだボール2と基板パッド8の位置合わせに要
する時間が大幅に短縮できるという効果がある。
【0022】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。上
記第1及び第2の実施の形態における表面実装用治具1
の位置は、中間基板3を支えることのできる位置ならど
こでもかまわない。さらに、中間基板3を支える機能が
あれば、表面実装用治具1の構成も形状も材質も問わな
い。また、上記第1及び第2の実施の形態に用いられる
半導体装置は、図8および図9のように、半導体装置の
中間基板3の下面に設けられたはんだボール2が必ずし
もマトリクス状に配置されていなくても差し支えない。
【0023】さらに、上記第1及び第2の実施の形態に
用いられる半導体装置は、例えばベアチップのように、
パッケージでなくてもかまわない。また、はんだボール
2で接合される相手は、マザーボード4のような回路基
板でなくてもかまわない。例えば図10のように、他の
半導体装置にはんだボール接合する場合も含まれる。上
記のいずれの場合であっても、低コストかつ安定したは
んだボール実装が可能という同じ効果が得られる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもので
はない。 (実施例1)本例は、図11ないし図13に示すよう
に、マザーボード4上に設けられた表面実装用治具1を
面取りした直方体状の治具で構成した例である。図11
に示した半導体装置は、半導体チップ6を搭載した40
mm□の半導体装置と表面実装用治具1を設けたマザーボ
ード4とからなる。半導体装置は、28mm□の半導体チ
ップ6が銀ペースト7によって中間基板3にマウントさ
れている。中間基板3の裏面には直径300μmのはん
だボール2がマトリクス状に形成されており、はんだボ
ール2は外周部のはんだボール群と中央部のはんだボー
ル群とからなる。なお、本例の半導体装置は半導体チッ
プ6の側に凸状に反っていた。また、基板パッド8が形
成されたマザーボード4には、図13に示すような面取
りした直方体状の治具1が設けられている。
【0025】まず、図12に示すように、面取りされた
直方体状の治具1が設けられたマザーボード4上に半導
体装置を乗せる。この時、半導体装置の中間基板3が治
具1の中間基板ガイド部兼中間基板支持部1aにガイド
されるため、はんだボール2とマザーボード4に形成さ
れた基板パッド8の位置合わせに要する時間が約5分の
1に短縮できた。なお、半導体装置の中間基板3には同
じ大きさのはんだボール2がマトリクス状に形成されて
いるが、中間基板3が治具1に当たって支持するために
この段階ではどのはんだボール2もマザーボード4に接
触していない。
【0026】ここで、マザーボード4上に設けられた表
面実装用治具1は、切削加工しやすい材料として真鍮を
用いている。図13に示すように、表面実装用治具1の
中間基板支持部1aの支持部の傾き角1eは60度にな
るように面取りされている。この傾き角は、半導体装置
が反ってマザーボードに平行に10μm短くなることに
よって、半導体装置がマザーボード4側に全体的に17
μm沈む角度であり、10個の半導体装置の反りの曲率
から求めた。実際に、反りにばらつきのある半導体装置
を乗せても、中央部のはんだボール群とマザーボード4
との距離はほぼ等しくなることが確認されている。
【0027】続いて、リフロー加熱の時間を従来の1.
5倍にすることにより、はんだボール2を十分に溶融さ
せ、半導体装置をマザーボード4にはんだ接合した。こ
の時、マザーボード4上の基板パッド8に規定通りには
んだ接合されていることが、超音波探傷装置により確認
された。また、電気的な信頼性試験においても良好なは
んだ接合状態であることが確認された。
【0028】(実施例2)本実施例は、図14および図
15に示すように、表面実装用治具1が半導体装置の四
隅を支持するようにマザーボード4上に設けられた例で
ある。図14に示した半導体装置は、半導体チップ6を
搭載した28mm□の半導体装置と表面実装用治具1を設
けたマザーボード4とからなる。半導体装置は、18mm
□の半導体チップ6がアルミペースト7によって中間基
板3にマウントされている。中間基板3の裏面には直径
100μmのはんだボール2がマトリクス状に形成され
ており、はんだボール2は外周部のはんだボール群と中
央部のはんだボール群とからなる。なお、本例の半導体
装置は半導体チップ6の側にわずかに凸状に反ってい
た。また、基板パッド8が形成されたマザーボード4に
は、半導体装置の四隅の位置に、図7に示した円筒状の
表面実装用治具1が設けられている。半導体装置の反り
量、つまり、はんだボールの高低差の最大値は約10μ
mであり、反り計により予め測定した。
【0029】まず、図14に示すように、円筒形状の治
具1が設けられたマザーボード4上に半導体装置を載置
する。この時、外周部のはんだボール群はマザーボード
4に接触していたが、半導体装置の中間基板3が治具1
の中間基板ガイド部1dにガイドされたため、はんだボ
ール2とマザーボード4に形成された基板パッド8の位
置合わせに要する時間は大幅に短縮できた。なお、外周
部のはんだボール群のはんだ接合後の高さが80μm程
度となるように、中間基板支持点の高さ1cは80μm
とした。
【0030】続いて、リフロー加熱の設定温度を10℃
高めにすることにより、はんだボール2を十分に溶融さ
せ、半導体装置をマザーボード4にはんだ接合した。中
間基板3の四隅が、中間基板支持部1aに接触している
ことを目視によって確認した後、電気的な信頼性試験を
行った結果、良好なはんだ接合状態であることが確認さ
れた。本実施例では、半導体装置は半導体チップ6の側
にわずかに凸状に反っていたが、半導体装置の反りの向
きは特に問題ではない。なお、本発明は上記各実施例に
限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実
施例は適宜変更され得ることは明らかである。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明の表面
実装型半導体装置の実装構造を用いることで、半導体装
置の反り量、反りの向きに関わらず、中央部のはんだボ
ールの高さを一定に保つことができ、電気的接続信頼性
の高い、低コストで安定したはんだボール実装が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表面実装型半導体装置の実装構造の
第1の実施形態例を示す断面図である。
【図2】 本発明の表面実装型半導体装置の実装構造の
第1の実施形態例をチップ側から見た摸式図である。
【図3】 第1の実施形態に用いられる表面実装用治具
の斜視図である。
【図4】 本発明の表面実装型半導体装置の実装構造を
曲率の強い中間基板を有する半導体装置に適用した例を
示す断面図である。
【図5】 本発明の表面実装型半導体装置の実装構造の
第2の実施形態例を示す断面図である。
【図6】 本発明の表面実装型半導体装置の実装構造の
第2の実施形態例をチップ側から見た摸式図である。
【図7】 第2の実施形態に用いられる表面実装用治具
の斜視図である。
【図8】 第2の実施形態例を説明するための模式図で
ある。
【図9】 第2の実施形態例を説明するための模式図で
ある。
【図10】 第2の実施形態例を説明するための模式図
である。
【図11】 実施例1の形態を示す断面図である。
【図12】 実施例1の形態を示す摸式図である。
【図13】 実施例1の形態を示す斜視図である。
【図14】 実施例2の形態を示す断面図である。
【図15】 実施例2の形態を示す摸式図である。
【図16】 従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図17】 従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図18】 従来の半導体装置を説明するための摸式図
である。
【符号の説明】
1 表面実装用治具 1a 中間基板支持部 1b 治具の頂点 1c 中間基板支持点の高さ 1d 中間基板ガイド部 1e 支持部の傾き角 2 はんだボール 3 中間基板 4 マザーボード 5 封止樹脂 6 半導体チップ 7 マウント材 8 基板パッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の下面に備えられたはんだボ
    ールによりマザーボードに接続される表面実装型半導体
    装置の実装構造であって、 前記マザーボードと前記半導体装置の間には、前記はん
    だボールのリフロー時に前記半導体装置を前記マザーボ
    ードと離間した状態で支持する働きを持つ表面実装用治
    具が設けられていることを特徴とする表面実装型半導体
    装置の実装構造。
  2. 【請求項2】 前記表面実装用治具は複数の治具からな
    り、その前記半導体装置の縁部と接する面が球面状であ
    ることを特徴とする請求項1記載の表面実装型半導体装
    置の実装構造。
  3. 【請求項3】 前記表面実装用治具は、半導体装置をマ
    ザーボード上に位置決めする機能を有することを特徴と
    する請求項1または2に記載の表面実装型半導体装置の
    実装構造。
  4. 【請求項4】 前記半導体装置が二段以上積層され、各
    半導体装置間には前記表面実装用治具が介在しているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    の表面実装型半導体装置の実装構造。
  5. 【請求項5】 前記半導体装置がベアチップ型の構造を
    有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一
    項に記載の表面実装型半導体装置の実装構造。
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