JP2000030274A - レンズ駆動装置及びその製造方法 - Google Patents

レンズ駆動装置及びその製造方法

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JP2000030274A
JP2000030274A JP11173071A JP17307199A JP2000030274A JP 2000030274 A JP2000030274 A JP 2000030274A JP 11173071 A JP11173071 A JP 11173071A JP 17307199 A JP17307199 A JP 17307199A JP 2000030274 A JP2000030274 A JP 2000030274A
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Yoshifumi Masunaga
由文 増永
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付作業全体を簡略化し装置の製造効率が向
上したレンズ駆動装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 対物レンズを含む可動光学系を基体に対
して複数のサスペンション用長手導電性弾性部材を介し
て移動可能に支持してなるレンズ駆動装置であって、長
手導電性弾性部材の両端には一対の樹脂製連結部材がイ
ンサート成形され、一方の樹脂製連結部材は前記可動光
学系及び駆動コイルが取り付けられ、他方の前記樹脂製
連結部材は前記基体に対して結合され、長手導電性弾性
部材は一対の樹脂製連結部材の間の延在部以外の部分が
樹脂製連結部材から露出しており、長手導電性弾性部材
を通じて駆動コイルに対する給電をなすために露出部と
駆動コイルとが接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は光学式ピックアップにおけるレン
ズ駆動装置とその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】光学式ピックアップは、記録媒体としての
情報記録ディスクの情報記録面に形成された記録トラッ
ク上に情報読取用の光ビームを微細なスポット光として
集束照射し、該情報記録面からの反射光などの変化によ
って情報の読み取りをなすものである。そのために、光
ビームをディスクの面反り等に起因する面振れにもかか
わらず記録トラック上に常に集束させる必要があること
から、光ビーム集束用の対物レンズをその光軸方向にお
いて微小移動せしめる(フォーカスサーボ)ようになっ
ている。また、記録トラックの偏心にもかかわらずスポ
ット光が記録トラックを常に正確に追跡する必要がある
ことから、対物レンズを記録トラックに対して直交する
方向に微小移動せしめる(トラッキングサーボ)ように
もなされている。
【0003】かかる対物レンズのサーボ駆動のためのレ
ンズ駆動装置を具備した従来の光学式ピックアップの要
部を図22及び図23に示す。図22に示すように、当
該光学式ピックアップは、中空のピックアップボディ1
41と、該ピックアップボディ内に固設されたアクチュ
エータベース142とを有している。これらピックアッ
プボディ141及びアクチュエータベース142によっ
て、光学式ピックアップの基体部分が構成される。な
お、該光学式ピックアップは図示せぬターンテーブル上
に載置されて回転せしめられるディスク143の情報記
録面に沿って移動するように、図示せぬ案内機構によっ
て円滑に案内される。詳しくは、該案内機構は直線状の
ガイドシャフトから成り、ピックアップボディ141が
このガイドシャフトに摺動自在に係合している。又、該
光学式ピックアップを移動せしめるピックアップ駆動手
段(図示せず)が設けられている。
【0004】ピックアップボディ141内には、光ビー
ムを発する発光手段としての半導体レーザ144や、該
光ビームを直角に反射して対物レンズ147に導くプリ
ズム145など、光学式ピックアップを形成するための
所要の光学素子が設けられている。なお、該光ビームは
対物レンズ147を経ることにより、ディスクの情報記
録面にスポット光として集束照射される。
【0005】対物レンズ147は、筒状に形成されたレ
ンズホルダ148の上端部に取り付けられている。図2
3にも示すように、レンズホルダ148の外周にはコイ
ル中心軸が対物レンズ147の光軸と平行となるように
フォーカシングコイル150が巻装されている。フォー
カシングコイル150の外側にはコイル中心軸が対物レ
ンズ147の光軸に対して直角となるように例えば4つ
のトラッキングコイル151が取り付けられている。各
トラッキングコイル151は、予め各々環状に巻回され
たものをフォーカシングコイル150上に貼付してな
る。対物レンズ147及びレンズホルダ148から成る
可動光学系は、互いに対物レンズ147の光軸方向にお
いて離隔して配置され且つ該光軸方向に対して直角な第
1方向Xにおいて延在する2対、合計4本のサスペンシ
ョン用長手弾性部材153の一端部により支持されてい
る。但し、図23には弾性部材153は3本のみが示さ
れている。各弾性部材153はアクチュエータベース1
42上に上方に向けて伸長すべく形成された張出部14
2aにその他端部において片持梁状に取り付けられてい
る。なお、アクチュエータベース142には、光路が通
過すべき貫通孔142cが形成されている。各弾性部材
153はばね鋼などから成って可撓性を有し、これによ
って対物レンズ147及びレンズホルダ148から成る
可動光学系は、該対物レンズの光軸方向(矢印F方向)
及び上記第1方向(矢印X方向)の各々に対して垂直な
第2方向(矢印T方向)と該光軸方向との2方向におい
て移動自在となっている。なお、この光軸方向は情報記
録ディスクの情報記録面に対して垂直に設定されるフォ
ーカシング方向であり、又、該第2方向は該情報記録面
に形成された記録トラックを直角に横切るトラッキング
方向である。
【0006】前述したフォーカシングコイル150及び
トラッキングコイル151は、マグネット155及びヨ
ーク156から成る磁気回路の磁気ギャップ内に位置せ
しめられている。該磁気ギャップには該各コイルと直角
に鎖交すべく平行磁束が発生しており、該各コイルに所
定電流を供給することにより矢印F及びTの各方向の駆
動力が発生して該各方向に上記の可動光学系を駆動する
ことができる。
【0007】次いで、上記した構成の光学式ピックアッ
プにおけるレンズ駆動装置を組み立てる際の手順につい
て図24に基づき説明する。図24に示すように、上述
のレンズ駆動装置の組立てには専用の治具158が用い
られる。この治具158は、アクチュエータベース14
2を支える平板状の支持部158aと、該支持部の一端
から上方に伸長するように一体に形成されてアクチュエ
ータベース142が有する張出部142aに対して平行
に並ぶ張出部158bとから成る。支持部158aの略
中央部には上方に向けて延出すべく柱状部158cが形
成されており、該柱状部の先端には小柱状部158dが
同心的に突設されている。かかる構成の治具158上
に、アクチュエータベース142がその貫通孔142c
を柱状部158cに嵌挿した状態にて担持される。そし
て、アクチュエータベース142の張出部142aと治
具158の張出部158bとが、止めねじ160により
締結される。なお、このとき、アクチュエータベース1
42上には、マグネット155及びヨーク156が取り
付けられている。この状態において、柱状部158c上
にレンズホルダ148が載置される。なお、このレンズ
ホルダ148にはフォーカシングコイル150及びトラ
ッキングコイル151が装着されている。但し、対物レ
ンズ147は未装着である。レンズホルダ148は、そ
の具備した光路通過用の貫通孔148aにて小柱状部1
58dに嵌合し、止めねじ161を以て治具158に対
して締着される。斯くして、基体としてのアクチュエー
タベース142とレンズホルダ148の両者が治具15
8に対して固定状態となり、該両者の相対的な位置決め
が完了する。この状態にて、図23に示した4本の弾性
部材153が作業者により装着される。詳しくは、アク
チュエータベース142の張出部142aとレンズホル
ダ148との間に各弾性部材153を1本ずつ架け渡
し、その両端部を接着剤等により固着する。この作業が
終了したら各止めねじ160及び161を緩めて上記の
組立体を治具158から取り外す。この後、レンズホル
ダ148に対物レンズ147を装着するなど、他の組み
立て作業が行なわれる。
【0008】上記したように、従来のレンズ駆動装置を
製造する場合、複数本の微細な弾性部材153を一本ず
つ作業者が取り付けねばならないために熟練を要し、し
かも作業量が多く、取付作業の簡略化が望まれていた。
又、部品相互の位置精度を高めることが困難であること
から、取り付け時のずれ及びバラツキが発生し易く、歩
留りを向上させる上で解決されるべき問題となってい
た。
【0009】
【発明の目的】本発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは製造の高効率化及
び構成部材間の組付精度の向上を達成し、組付作業の自
動化にも寄与するレンズ駆動装置及びその製造方法を提
供することである。
【0010】
【発明の構成】本発明によるレンズ駆動装置において
は、対物レンズを含む可動光学系を基体に対して複数の
サスペンション用長手導電性弾性部材を介して移動可能
に支持してなるレンズ駆動装置であって、前記長手導電
性弾性部材の両端には一対の樹脂製連結部材がインサー
ト成形され、一方の前記樹脂製連結部材は前記可動光学
系及び駆動コイルが取り付けられ、他方の前記樹脂製連
結部材は前記基体に対して結合され、前記長手導電性弾
性部材は前記一対の樹脂製連結部材の間の延在部以外の
部分が前記樹脂製連結部材から露出しており、前記長手
導電性弾性部材を通じて前記駆動コイルに対する給電を
なすために前記露出部と前記駆動コイルとが接続される
ことを特徴としている。
【0011】又、本発明によるレンズ駆動装置の製造方
法においては、対物レンズを含む可動光学系を基体に対
して複数のサスペンション用長手導電性弾性部材を介し
て移動可能に支持してなるレンズ駆動装置の製造方法で
あって、前記長手導電性弾性部材の両端に一対の樹脂製
連結部材をインサート成形し、前記長手導電性弾性部材
の一対の前記樹脂製連結部材の間の延在部以外の部分が
前記樹脂製連結部材から露出せしめられた複数の前記長
手導電性弾性部材のユニットを形成するユニット形成工
程と、一方の前記樹脂製連結部材と前記可動光学系及び
駆動コイルとを固着するとともに他方の前記樹脂製連結
部材と前記基体とを固着するとともに、前記長手導電性
弾性部材を通じて前記駆動コイルに対する給電をなしえ
るように前記露出部と前記駆動コイルとを接続する組立
工程と、を有することを特徴とするとしている。
【0012】
【発明の作用】かかる構成においては、インサート成形
によって互いに一体に且つ高精度に結合された長手導電
性弾性部材及び樹脂製連結部材を介して、基体と可動光
学系との相対的位置決めがなされる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例としてのレンズ駆動装
置及びその製造方法を添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図4は、本発明の実施例としてのレンズ駆動
装置の要部を示すものである。なお、当該レンズ駆動装
置は該要部以外は図22及び図23に示した従来のレン
ズ駆動装置と同様に構成されており、装置全体としては
詳述しない。又、以下の説明において、図22及び図2
3に示した従来装置と同一あるいは対応する部分につい
ては同じ参照符号を用いている。
【0014】図1ないし図3に示す如く、当該レンズ駆
動装置においては、基体としてのアクチュエータベース
142が、各弾性部材153を支える張出部142aの
他に、該張出部との間に対物レンズ147及びレンズ駆
動用の磁気回路部を挾むが如く位置するもう1つの張出
部142gを有している。両張出部142a及び142
gは互いに上方に向けて伸長している。なお、図2から
明らかなように、一方の張出部142aはアクチュエー
タベース142の本体部分とは別体に形成されており、
該張出部の下端部に突設されたピン142dが該本体部
分に形成された孔142eに密接に嵌合することにより
両者の一体的結合がなされている。又、4本設けられた
レンズサスペンション用の可撓性の長手弾性部材153
は、張出部142a及びレンズホルダ148に対して、
その両端部に固着された中継部材としての樹脂製結合ブ
ロック153a及び153bを介して結合せしめられて
いる。後に詳述するが、これら両結合ブロック153a
及び153b並びに弾性部材153は、インサート成形
によって互いに一体的に固着せられたものである。
【0015】上述の2つの張出部142a及び142g
は、U字状に形成されたヨーク156の背面側に該背面
との間に隙間を隔てて位置している。そして、この隙間
には、ゴムなどから成る粘弾性体1が介装せしめられて
いる。図3は当該レンズ駆動装置の拡散分解斜視図であ
るが、該図から明らかな如く、トラッキングコイル15
1は、小さな基板3上にプリント配線されたものであ
る。又、図3に示すように、レンズホルダ148には、
その下方から、基板4が取り付けられている。但し、該
基板は図1及び図2には示していない。なお、この基板
4の機能については後に詳述する。
【0016】一方、図4は当該レンズ駆動装置の全体の
斜視図であるが、該図と図3に示す如く、上記した各構
成部材を覆うようにアクチュエータカバー6が設けられ
ている。さて、図5は、図3に示した基板4を上下を逆
に反転させた状態を示すものであるが、該図と図3、並
びに図6及び図7に示すように、基板4には、前述の弾
性部材153の一端に結合された結合ブロック153b
の近傍に位置するように左右一対の立上がり部4a及び
4bが形成されている。左側の立上がり部4a上には2
つのランド部4cが形成されており、図6及び図7に示
す如く、4本設けられた弾性部材153のうち左側の2
本がこれらランド部に半田4dにより接続されている
(但し、半田4dは図7にのみ示している)。一方、図
5及び図8に示すように、基板4には上記の立上がり部
4aの近傍に他の2つのランド部4fが設けられてお
り、これらランド部にフォーカシングコイル150の両
端150aが半田(図示せず)を以て接続されている。
そして、図5に示すように、これらのランド部4fと前
述のランド部4cはプリント配線4gにより接続されて
いる。即ち、鋼線などの導電性の素材から成るこれら弾
性部材153を通じてフォーカシングコイル150に対
する給電がなされるのである。
【0017】図3及び図5に示すように、基板4の4隅
には張出部4hが形成されており、該各張出部上にラン
ド部4iが設けられている。そして、図9に示すよう
に、トラッキングコイル151がプリント配線された基
板3の外周部には該トラッキングコイルに接続した一対
のランド部3aが設けられている。図10に示すよう
に、これらランド部3aは、基板4の張出部4h上のラ
ンド部4i(但し、図10にはランド部4iは示してい
ない)に対して半田3bにより接続されている。一方、
図示してはいないが、基板4が具備する右側の立上がり
部4b上にも、左側の立上がり部4aと同様に2つのラ
ンド部が設けられており、右側の2本の弾性部材153
が該各ランド部に対して半田により接続されている。そ
して、図5に示すように、該各ランド部と上記の4つの
ランド部4iのうち2つがプリント配線4jにより接続
されている。また、図5に示すように、残る2つのラン
ド部4i同士はプリント配線4kにより接続されてい
る。すなわち、右側の2本の弾性部材153を通じてト
ラッキングコイル151に対する給電がなされるのであ
る。なお、かかる半田付け作業が行なわれる故、各弾性
部材153の端部に結合された結合ブロック153a及
び153bは、耐熱性の樹脂から成る。
【0018】なお、図1ないし図3に示すように、4本
設けられた弾性部材153の各々には、その固定端部の
近傍及び先端部近傍の少なくとも一方において、エラス
トマ状エンジニアリングプラスチック等からなる筒状の
粘弾性部材8及び9が密接に外嵌せしめられている。但
し、図2にはその参照符号は示していない。後に詳述す
るが、これらの粘弾性部材8及び9は、弾性部材153
に対してインサート成形によって一体的に固着せられた
ものである。
【0019】次に、上記した構成のレンズ駆動装置全体
の製造方法について図11ないし図13をも参照しつつ
説明する。まず、図11に示す如く、上述したアクチュ
エータベース142となるべきプラスチックモールド1
3をインジェクション成形などにより成形して用意す
る。図示のように、このプラスチックモールド13に
は、光路が通過すべき円形断面の貫通孔142cや張出
部142g、並びにピン142fが一体に形成されてい
る。なお、これらとは別体の他の張出部142aについ
ても固着されている。そして、貫通孔142c内には、
その中心軸方向に延在する位置決め用柱状体13aが一
体に形成されている。この柱状体13aは、複数本、例
えば3本の小柱状体13bの集合であり、その外周部に
おいて例えば3つの微小な片部13dを介して貫通孔1
42cの内壁面に結合している。よって、これら各片部
13dを切断することにより柱状体13aをプラスチッ
クモールド13の本体部分から容易に切り取ることが出
来る。
【0020】上記の如きプラスチックモールド13を用
意したら、図12に示す如く、プラスチックモールド1
3上にマグネット155及びヨーク156から成る磁気
回路部を装着すると共に、柱状体13aに対してレンズ
ホルダ148を嵌着せしめる。なお、このレンズホルダ
148にはフォーカシングコイル150及びトラッキン
グコイル151が既に装着されている。但し、対物レン
ズ147は未装着である。また、この柱状体13aを形
成する各小柱状体13bは夫々撓み得、これらに対する
レンズホルダ148の嵌着の際に各々内側に撓む。よっ
て、レンズホルダ148は各小柱状体13bの弾発力を
以てしっかりと保持される。これにより、基体としての
プラスチックモールド13及びレンズホルダ148の両
者の相対的な位置決めが完了する。
【0021】この状態において、図13に示す如く、4
本の弾性部材153を張設する。詳しくは、各弾性部材
153はその両端部近傍に結合ブロック153a及び1
53bがインサート成形により一体的に結合せしめられ
ており、これら各結合ブロックをプラスチックモールド
13の張出部142aとレンズホルダ148に対して接
着剤などにより固着することを行なう。この後、プラス
チックモールド13から、その具備した位置決め用柱状
体13aを切り離す。このとき、数箇所設けられた片部
13dは部分的に薄肉に形成されており、容易に切り離
すことができる。斯くして、図1ないし図4に示すレン
ズ駆動装置が得られる。
【0022】なお、各張出部142a及び142gと磁
気回路部との間の隙間に介装される粘弾性体1について
は、例えば図12の状態において溶融状態のものをこの
隙間に充填した後、これを放置して固化することにより
形成される。次いで、上述したレンズ駆動装置の構成部
材であって図1ないし図3及び図13、並びに図14な
いし図16に示すサスペンションユニット15(但し、
図2及び図13にはその参照符号は示していない)すな
わち、弾性部材153、結合ブロック153a,153
b、粘弾性部材8及び9から成るインサート成形品につ
き、その製造方法を説明する。
【0023】このサスペンションユニット15は、図1
7に示す射出成形装置17を用いて製造される。図17
に示す如く、この射出成形装置は、固定ベース18上に
金型A19を固設し、油圧シリンダ機構のロッド20の
作動により該固定ベースに対して近接及び離間する可動
ベース21側に、金型A19と共に型空間を形成する金
型B22を取り付けて成る。そして、可動ベース21に
は、溶融状態の樹脂を保持してこれを該型空間内に所定
量ずつ射出する射出手段23が設けられている。なお、
この射出手段23は、樹脂だけでなく、前述の粘弾性部
材8及び9の素材であるエラストマ状エンジニアリング
プラスチックをも射出する機能を樹脂射出系統とは別系
統にて有するが、若しくは2台の射出成形装置を並べて
異種類の材料から成る弾性部材153及び粘弾性部材
8,9を2段階に分けて成形する。又、図示の如く、当
該射出成形装置の側方には、長尺のワイヤ25を供給す
るドラム26が配設されている。
【0024】かかる射出成形装置により、図18及び図
19に示す如きインサート成形品28がインサート成形
される。図18から明らかなように、このインサート成
形品28においては、上述したサスペンションユニット
15が4組一列に並び、これら各サスペンションユニッ
トが矩形状の枠体30の内側に突出した突起30aによ
り保持されている。但し、図18においては、4組のサ
スペンションユニット15のうち1組のみを詳細に示
し、他の3組についてはその輪郭を二点鎖線にて示すに
留めている。なお、図示の如く、枠体30には当該イン
サート成形品を成形する際に金型の樹脂道にて固化した
部分31が固着しているが、これは不要である。又、突
起30aを含む枠体30も、サスペンションユニット1
5の各結合ブロック153a及び153bを形成するた
めに設けられた矩形状の樹脂道内にて樹脂が固化したも
のであり、本来不要なものであるが、4つのサスペンシ
ョンユニット15を整列した状態で次の工程に運搬する
ための保持枠として活用される。なお、次の工程におい
ては、図18における長尺のワイヤ25が5つの部位3
2aないし32eにて短く切断され、以て弾性部材15
3となり、この後に各結合ブロック153a及び153
bを枠体30の突起30aから折り取ることによりサス
ペンションユニット15が得られる。但し、この時点に
おいては、図14ないし図16並びに図18に示すよう
に、サスペンションユニット15は、各結合ブロック1
53a及び153bに一体に結合してこれらを互いに結
合する細長いブリッジ部153cを有している。サスペ
ンションユニット15はこのブリッジ部153cを有す
る状態のまま、前述した如く、プラスチックモールド1
3(図11ないし図13に図示)の張出部142aとレ
ンズホルダ148に対して接着される。よって、この接
着作業中に加わる外力はブリッジ部153cにて耐える
こととなり、柔軟な弾性部材153には力が加わらず、
弾性部材153の変形が防止される。なお、ブリッジ部
153cは、上記のインサート成形品28を運搬する際
の外力に対しても有効である。ブリッジ部153cはこ
の接着作業が完了したら各結合ブロック153a及び1
53bから折り取られる。なお、図15及び図16から
明らかなように、ブリッジ部153cの例えば中央部及
び各結合ブロック153a,153bの各々の根元部に
は凹部153dが形成されてこの部分が薄肉部となって
おり、上記の如く該ブリッジ部を結合ブロック153a
及び153bから折り取る際にはこの薄肉部が先に折れ
て、該折り取りを容易に行なうことが出来る。この薄肉
部はブリッジ部153cの中央部及び根元部に限らず任
意の箇所に設けてもよい。
【0025】次いで、図17に示した射出成形装置によ
るサスペンションユニット15のインサート成形の工程
につき説明する。まず、図17に示すように、ドラム2
6よりワイヤ25が供給されて金型B22上に延出され
る。この状態において、図示の如く、金型B22上のワ
イヤに対してその両端から、図示せぬ張力付与手段によ
り張力Tが付与される。このように張力を付与すること
によって、細く柔軟であるが故に多少屈曲しているワイ
ヤ25が完全に一直線に成形される。但し、この張力T
はワイヤの材質及び径によって適宜設定される。この
後、装置のシリンダ機構が作動してそのロッド20が下
方に引き込まれ、金型A19が下降し、型締めが行なわ
れる。この型締状態において、金型B22上のワイヤ2
5は少なくともその両端が該両金型により挟圧される。
これにより、下記の樹脂射出時に加わる圧力によってワ
イヤ25がずれたり、又、変形することが防止される。
なお、この挟圧部は、金型内の製品部であるサスペンシ
ョンユニット15に流入するゲート部近傍に設けると特
に有効である。
【0026】上記の如く型締めが完了したら、射出手段
23から所定量の樹脂が射出され、型空間内に溶融した
樹脂が充填され、冷却固化される。これにより、図14
ないし図16などに示す結合ブロック153a及び15
3b並びにブリッジ部153cがワイヤと共にインサー
ト成形される。この後、射出手段23はエラストマ状エ
ンジニアリングプラスチックを射出し、これにより粘弾
性部材8及び9が成形される。即ち、樹脂とエラストマ
状エンジニアリングプラスチックによる2色成形が行な
われるのである。但し、前述したように、このように、
1台の装置によって2種の材質を2色成形せずに、これ
ら各材質を夫々別の射出形成装置を用いて成形してもよ
い。
【0027】ところで、上記のインサート成形におい
て、弾性部材153の素材であるワイヤ25と、結合ブ
ロック153a及び153bの素材である樹脂とは、両
者の線膨張率が等しいものが選定される。このように選
定することによって、成形後の冷却時に起きる線膨張率
の違いによるワイヤ25のたわみを防止出来る。なお、
上述した樹脂とエラストマ状エンジニアリングプラスチ
ックは、元来相容性がない故、これらを素材とする結合
ブロック153a及び153bと粘弾性部材8及び9と
の相互の固着状態は、下記の如き構成を採用することに
より得ている。
【0028】即ち、図16に示すように、各結合ブロッ
ク153a及び153bに各々凹状の嵌合部153e及
び153fを形成し、粘弾性部材8及び9に、これら嵌
合部と嵌合する凸状の嵌合部8a及び9aを形成してい
る。かかる構成により、結合ブロック153a及び15
3bと粘弾性部材8及び9との、相互係止がなされるの
である。
【0029】ところで、図3に示すように、レンズホル
ダ148の左右両側部には位置決め部としての切欠部1
48cが形成されており、この切欠部に上記の結合ブロ
ック153bの一部が嵌合し、これによって該レンズホ
ルダに対する該結合ブロックの位置決めがなされてい
る。なお、図示してはいないが、他方の結合ブロック1
53aが接着されるアクチュエータベース142(の張
出部142a)にも上記と同様の切欠部を形成してこれ
に結合ブロック153aの一部を嵌入させて両者の位置
決めをなす構成としてもよい。又、かかる位置決め用の
切欠部を、各結合ブロック153a及び153b側に形
成してもよい。
【0030】上記した如き、サスペンションユニット1
5を樹脂製の枠体30(図18及び図19図示)により
保持した形態のインサート成形品28を製造する方法の
他、図20に示すように、薄いステンレン鋼板又は銅板
などからなる帯状のフレーム61を用意して、このフレ
ーム上にサスペンションユニット15をインサート成形
によって成形する製造方法がある。このように、帯状の
フレーム61を用いることにより、後述の如く、インサ
ート成形作業からこれに続いて施されるべき他の作業ま
での全工程に亘って該フレームを連続的に送給するよう
になせば全工程を自動的かつ連続的に行なうことが出来
る。また、フレーム61をワイヤ25と極めて類似の線
膨張率を有する材料にすることにより、前述した冷却時
の線膨張率差(収縮量の差)によるワイヤのたわみを防
止できる。なお、フレーム61は、図示せぬフレーム送
給機構により駆送される。又、フレームの位置決め用と
して作用するパイロット孔61aが形成されている。
又、フレーム20の左右両端部には、フレーム61に
は、夫々が2組ずつのサスペンションユニット15を収
容し得る矩形状の開口部61bが左右2列に連続して形
成されており、これら左右の開口部61bを隔てる中間
部分61cに形成された孔61dに対してインサート成
形により固着された樹脂製の突起61eが、サスペンシ
ョンユニット15の各結合ブロック153a及び153
bに結合している。当該フレームから各サスペンション
ユニット15を取り外す場合は、この突起61eから該
サスペンションユニットを折り取ればよいのである。但
し、この取り外しのとき、図18に示す構成と同様に、
ワイヤ25は所定部位にて予め切断されている。
【0031】図20に示すインサート成形加工は、図2
1に示す装置によって行なわれる。図21に示すよう
に、当該装置は、2台の射出成形装置65及び66を備
えている。なお、これらの射出成形装置は図17に示し
た射出成形装置17とほぼ同様の構造である故、その詳
しい説明は省略する。図示の如く、射出成形装置の側方
には、長尺のワイヤ25を供給するドラム26と、上述
した帯状フレーム61を供給するドラム68とが配設さ
れている。そして、該各ドラムと射出成形装置との間に
は、フレーム61とワイヤ25とを、図20に示すよう
に互いに平行な状態にて供給するための供給機構70が
設けられている。又、各射出成形装置65及び66の近
傍には、夫々複数のテンションローラ71a及び72a
を具備してこれらフレーム61及びワイヤ25に対して
所定の張力T1及びT2を付与する張力付与手段(全体
としては図示しない)が設けられている。
【0032】次いで、図21に示す装置によるインサー
ト成形の工程につき説明する。まず、ドラム26及び6
8からワイヤ25及びフレーム61を引き出してこれら
を供給機構70にかけて互いに供給しつつ射出成形装置
65に導く。そして、この射出成形装置65において、
図20に示す各サスペンションユニット15の樹脂部
分、すなわち、結合ブロック153a及び153b並び
にブリッジ部153cがワイヤと共にインサート成形さ
れる。なお、この成形1回毎に、例えば20個のサスペ
ンションユニット15が成形される。この後、この成形
部分を2台目の射出成形装置66による成形位置に持ち
来すべく、フレーム61(及びワイヤ25)を駆送せし
める。なお、この駆送に伴って、後続のフレーム61及
びワイヤ25に対しても射出成形装置65によるインサ
ート成形が順次続けられる。
【0033】2台目の射出成形装置66においては、エ
ラストマ状エンジニアリングプラスチックが射出され、
図20に示す各サスペンションユニット15が具備する
粘弾性部材8及び9が成形される。上記の一連の作業が
連続的に行なわれ、図20に示す如きインサート成形が
完了する。この後、フレーム61はワイヤ25と共に所
定長ずつ分断され、次工程に移される。この次段の工程
においては、ワイヤ25を適宜切断することによって図
14ないし図16に示すサスペンションユニット15の
完成品を得る。この次段の工程においては、ワイヤ25
を適宜切断することによって図14ないし図16に示す
サスペンションユニット15の完成品を得る。その後、
この得たサスペンションユニット15を前述と同様にし
て他の部品と共に組み付け、図1ないし図4に示したレ
ンズ駆動装置が完成する。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は、対物レン
ズを含む可動光学系を基体に対して複数のサスペンショ
ン用長手導電性弾性部材を介して移動可能に支持してな
るレンズ駆動装置であって、前記長手導電性弾性部材の
両端には一対の樹脂製連結部材がインサート成形され、
一方の前記樹脂製連結部材は前記可動光学系及び駆動コ
イルが取り付けられ、他方の前記樹脂製連結部材は前記
基体に対して結合され、前記長手導電性弾性部材は前記
一対の樹脂製連結部材の間の延在部以外の部分が前記樹
脂製連結部材から露出しており、前記長手導電性弾性部
材を通じて前記駆動コイルに対する給電をなすために前
記露出部と前記駆動コイルとが接続されることを特徴と
する。
【0035】また、本発明は、対物レンズを含む可動光
学系を基体に対して複数のサスペンション用長手導電性
弾性部材を介して移動可能に支持してなるレンズ駆動装
置の製造方法であって、前記長手導電性弾性部材の両端
に一対の樹脂製連結部材をインサート成形し、前記長手
導電性弾性部材の一対の前記樹脂製連結部材の間の延在
部以外の部分が前記樹脂製連結部材から露出せしめられ
た複数の前記長手導電性弾性部材のユニットを形成する
ユニット形成工程と、一方の前記樹脂製連結部材と前記
可動光学系及び駆動コイルとを固着するとともに他方の
前記樹脂製連結部材と前記基体とを固着するとともに、
前記長手導電性弾性部材を通じて前記駆動コイルに対す
る給電をなしえるように前記露出部と前記駆動コイルと
を接続する組立工程と、を有することを特徴とする。
【0036】これにより、長手導電性弾性部材は樹脂製
連結部材でユニット化された状態で取り扱えるので、従
来行なわれていた微細な弾性部材のみを扱う困難な作業
は排除され、熟練を必要とせず且つ作業量も少なく、取
付作業全体の簡略化が達成されて装置の製造効率が向上
するのである。
【0037】又、長手導電性弾性部材は一対の樹脂製連
結部材の間の延在部以外の部分が樹脂製連結部材から露
出せしめられるので、この露出部を駆動コイルに対する
電気的接続を行なうための端子として用いることで、駆
動コイルと長手導電性弾性部材との接続作業が簡易化す
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのレンズ駆動装置の要部
機構の平面図である。
【図2】図1に示した機構の縦断面図である。
【図3】図1に示した機構の拡散分解斜視図である。
【図4】図1に示した機構の斜視図である。
【図5】図1に示した機構が具備する基板の斜視図であ
る。
【図6】図5に示した基板の一部とその周辺部品との接
合状態を示す斜視図である。
【図7】図5に示した基板の一部とその周辺部品との接
合状態を示す平面図である。
【図8】図5に示した基板の一部とその周辺部品との接
合状態を示す斜視図である。
【図9】図1に示した機構が具備する基板の斜視図であ
る。
【図10】図9に示した基板とその周辺部品との接合状
態を示す縦断面図である。
【図11】本発明の実施例としてのレンズ駆動装置の組
み立て工程を示す縦断面図である。
【図12】本発明の実施例としてのレンズ駆動装置の組
み立て工程を示す縦断面図である。
【図13】本発明の実施例としてのレンズ駆動装置の組
み立て工程を示す縦断面図である。
【図14】図1に示した機構が具備するサスペンション
ユニットの背面図である。
【図15】図14に示したサスペンションユニットの平
面図である。
【図16】図14に示したサスペンションユニットの正
面図である。
【図17】図14ないし図16に示したサスペンション
ユニットを成形するための射出成形装置の正面図であ
る。
【図18】図17に示した射出成形装置により成形され
るインサート成形品の平面図である。
【図19】図18に関するXIX−XIX矢視図であ
る。
【図20】図18に示したインサート成形品とは異なる
インサート成形品の平面図である。
【図21】図20に示したインサート成形品を成形する
ための装置の正面図である。
【図22】従来のレンズ駆動装置を具備した光学式ピッ
クアップの要部の縦断面図である。
【図23】図22に示した要部の拡散分解斜視図であ
る。
【図24】図22及び図23に示したレンズ駆動装置の
組み立て工程を示す縦断面図である。
【主要部分の符号の説明】
8,9……粘弾性部材 15……サスペンションユニット 17,65,66……射出成形装置 25……ワイヤ 28……インサート成形品 61……フレーム 141……ピックアップボディ 142……アクチュエータベース 147……対物レンズ 148……レンズホルダ 150……フォーカシングコイル 151……トラッキングコイル 153……弾性部材 153a,153b……結合ブロック(中継部材) 153c……ブリッジ部 155……マグネット 156……ヨーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを含む可動光学系を基体に対し
    て複数のサスペンション用長手導電性弾性部材を介して
    移動可能に支持してなるレンズ駆動装置であって、 前記長手導電性弾性部材の両端には一対の樹脂製連結部
    材がインサート成形され、一方の前記樹脂製連結部材は
    前記可動光学系及び駆動コイルが取り付けられ、他方の
    前記樹脂製連結部材は前記基体に対して結合され、 前記長手導電性弾性部材は前記一対の樹脂製連結部材の
    間の延在部以外の部分が前記樹脂製連結部材から露出し
    ており、前記長手導電性弾性部材を通じて前記駆動コイ
    ルに対する給電をなすために前記露出部と前記駆動コイ
    ルとが接続されることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】対物レンズを含む可動光学系を基体に対し
    て複数のサスペンション用長手導電性弾性部材を介して
    移動可能に支持してなるレンズ駆動装置の製造方法であ
    って、 前記長手導電性弾性部材の両端に一対の樹脂製連結部材
    をインサート成形し、前記長手導電性弾性部材の一対の
    前記樹脂製連結部材の間の延在部以外の部分が前記樹脂
    製連結部材から露出せしめられた複数の前記長手導電性
    弾性部材のユニットを形成するユニット形成工程と、 一方の前記樹脂製連結部材と前記可動光学系及び駆動コ
    イルとを固着するとともに他方の前記樹脂製連結部材と
    前記基体とを固着するとともに、前記長手導電性弾性部
    材を通じて前記駆動コイルに対する給電をなしえるよう
    に前記露出部と前記駆動コイルとを接続する組立工程
    と、を有することを特徴とするレンズ駆動装置の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100754717B1 (ko) 2000-12-08 2007-09-03 산요덴키가부시키가이샤 광학 헤드 장치
JP2008257823A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ

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