JP2000028417A - 燃料残量計測装置 - Google Patents

燃料残量計測装置

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JP2000028417A JP19895898A JP19895898A JP2000028417A JP 2000028417 A JP2000028417 A JP 2000028417A JP 19895898 A JP19895898 A JP 19895898A JP 19895898 A JP19895898 A JP 19895898A JP 2000028417 A JP2000028417 A JP 2000028417A
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レベルゲージ等の液体燃料の液面変化を検出
するセンサを利用することなく、且つ燃料タンク11の
形状が偏平化または複雑化されていても、燃料タンク1
1内に残されている液体燃料の残量を精度良く計測する
ことのできる燃料残量計測装置1を提供する。 【解決手段】 燃料残量記憶手段により記憶された液体
燃料の残量、燃料タンク11内に給油される液体燃料の
給油量、液体燃料の噴射量、燃料タンク11内で揮発し
た蒸発燃料をエンジン等にパージしたパージ量、および
燃料残量の計測精度を高めるための燃料残量補正係数に
基づいて、燃料タンク11内に残されている液体燃料の
残量を求めることにより、燃料タンク11内に残されて
いる液体燃料の残量を精度良く計測することができるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンク内に残
されている液体燃料の残量を計測する燃料残量計測装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図11に示したように、ガソ
リンエンジン搭載車等の自動車に搭載された燃料タンク
101内には、エンジン102に液体燃料を噴射する複
数個の燃料噴射弁103が装着された燃料分岐管104
へ燃料タンク101内の液体燃料(例えばガソリン)を
圧送する1個以上の燃料ポンプ105が配設されてい
る。そして、複数個の燃料噴射弁103および燃料ポン
プ105は、エンジン102の運転状態に応じてエンジ
ンECU106により液体燃料の供給圧力、液体燃料の
噴射量や噴射時期等が自動コントロールされている。
【0003】ここで、従来より、自動車の乗員は、燃料
残量計測装置100により計測された液体燃料の残量を
表示する視覚表示手段としての燃料残量計(フューエル
メータ)111を見て燃料タンク101内の液体燃料の
残量を認識している。その燃料残量計測装置100は、
燃料タンク101の形状に応じて1個以上配されるレベ
ルゲージ107を備え、このレベルゲージ107からの
電気信号に応じて燃料残量計111が表示するようにな
っている。なお、レベルゲージ107に設けられる摺動
抵抗は、燃料タンク101内の液体燃料の液面の変化に
より動くフロート108にフロートアーム109を介し
て連結されており、フロート108の移動により電気抵
抗値が変化するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、自動
車への搭載上の制約から燃料タンク101の形状は、偏
平化したり、図11に示したように複雑化したりする傾
向にある。この結果、従来の燃料残量計測装置100に
おいては、燃料タンク101内に残っている液体燃料の
残量の計測精度が単純な形状の燃料タンク内の液体燃料
の残量を計測するものに対して非常に低下するという問
題が生じている。
【0005】また、燃料タンク101の形状が複雑化す
ることによって、図11に示したように、レベルゲージ
107を2個以上燃料タンク101内に設置する必要が
あり、更に燃料タンク101の形状が複雑化すると、レ
ベルゲージ107の個数を更に増加させる必要がある。
この結果、燃料残量計測装置100を構成する構成部品
の部品点数が更に増加することによって燃料残量計測装
置100の製品価格の増加が危惧されている。
【0006】そして、燃料タンク101の形状が更に偏
平化されたり、あるいは更に複雑化されると、レベルゲ
ージ107をその燃料タンク101内に設置することが
非常に困難となり、燃料タンク101内の液体燃料の残
量を計測することができなくなる。この結果、レベルゲ
ージ107を使用することなく、燃料タンク101内の
液体燃料の残量を計測することが可能な燃料残量計測装
置の出現が期待されている。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、レベルゲージ等の液体
燃料の液面変化を検出するセンサを利用することなく、
且つ燃料タンクの形状が偏平化または複雑化されていて
も、燃料タンク内に残されている液体燃料の残量を計測
することのできる燃料残量計測装置を提供することにあ
る。さらに、液体燃料の残量を精度良く計測することの
できる燃料残量計測装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1および請求項2
に記載の発明によれば、燃料残量記憶手段にて記憶され
た液体燃料の残量、給油量計測手段にて計測された液体
燃料の給油量、噴射量演算手段にて算出された液体燃料
の噴射量、および補正係数演算手段にて算出された燃料
残量補正係数から、燃料タンク内に残されている液体燃
料の残量を求めることにより、燃料タンク内に残されて
いる液体燃料の残量を精度良く計測することができる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、燃料残量
演算手段によって燃料タンク内に残されている液体燃料
の残量を求める際に、パージ量演算手段にて算出される
燃料タンク内で揮発した蒸発燃料を内燃機関等にパージ
したパージ量も考慮して液体燃料の残量を計測すること
ができる。
【0010】請求項4に記載の発明によれば、設定残量
検出手段にて液体燃料の残量が設定残量に到達したこと
を検出した場合には、燃料残量演算手段にて算出された
液体燃料の残量を設定残量と一致させるように液体燃料
の残量を自己補正することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。 〔第1実施例の構成〕図1ないし図7は本発明の第1実
施例を示したもので、図1は自動車の燃料配管系を示し
た図である。
【0012】本実施例の自動車用の燃料残量計測装置1
は、ガソリンエンジン(以下エンジンと略す)2の吸気
管(インテークマニホールド)3内に液体燃料(例えば
ガソリン等の高揮発燃料)を噴射する燃料噴射装置4を
備えている。そして、燃料残量計測装置1は、自動車に
給油される液体燃料の給油量を計測する給油量センサ5
と、液体燃料の残量を表示する燃料残量計(以下フュー
エルメータと呼ぶ)6と、給油量センサ5の出力信号等
から液体燃料の残量を計測してフューエルメータ6を作
動させる制御回路7とを備えている。
【0013】エンジン2は、本発明の内燃機関に相当す
るもので、ガソリンエンジン搭載車等の自動車の進行方
向の前方側に設けられるエンジンルーム内に搭載されて
いる。このエンジン2の吸気管3内には、アクセルペダ
ル(図示せず)に連動して開閉動作するスロットルバル
ブ9が設けられている。そして、エンジン2の吸気管3
は、エンジン2のシリンダとピストンとの間に形成され
る燃焼室(図示せず)に接続されている。さらに、その
燃焼室は、排気ガスを排出するための排気管10と接続
されている。
【0014】先ず、本実施例の燃料噴射装置4を図1に
基づいて簡単に説明する。この燃料噴射装置4は、液体
燃料を収納する燃料タンク11、この燃料タンク11内
の液体燃料を吸気管3に加圧供給する燃料ポンプ12、
エンジン2の吸気管3に設けられた燃料分岐管13、こ
の燃料分岐管13内に挿入された複数個の燃料噴射弁
(インジェクタ)14、および燃料ポンプ12と燃料分
岐管13とを連通する燃料通路を形成する燃料配管15
等から構成され、燃料ポンプ12および各燃料噴射弁1
4はエンジン制御装置(以下エンジンECUと言う)8
により電子制御される。
【0015】燃料タンク11は、自動車のリヤシートの
下側に搭載され、内部が仕切り部17を介して2個の貯
留室18、19に区画されている。そして、燃料タンク
11の側方には、内部に燃料給油通路20を形成する略
円管形状のフィラーネック21が貯留室18より上方へ
斜めに延びるように設けられている。フィラーネック2
1の先端には、液体燃料を燃料タンク11内に給油する
ための給油口22が形成されている。その給油口22
は、フィラーキャップ23をフィラーネック21に締め
込むことにより給油後に閉塞される。
【0016】また、燃料タンク11の天井部分には、燃
料タンク11内で揮発した蒸発燃料(エバポガス)を燃
料蒸散防止装置(図示せず)を経てエンジン2の吸気管
3に導入するためのパージ孔(図示せず)が形成されて
いる。なお、燃料蒸散防止装置のパージ通路(図示せ
ず)の途中には、蒸発燃料を吸着する吸着剤(例えば活
性炭等)を内蔵したキャニスタ(図示せず)が設けられ
ている。また、キャニスタとエンジン2の吸気管3とを
連通するパージ通路の途中には、エンジン2の吸気管負
圧に応じて蒸発燃料のパージ流量を制御するためのパー
ジ制御弁(図示せず)等も取り付けられている。
【0017】燃料ポンプ12は、燃料タンク11の天井
部分に取り付けられた支持板24、この支持板24より
垂下された支持部材25、およびこの支持部材25によ
り貯留室18内に吊るされたポンプ本体26等から構成
されている。ポンプ本体26は、液体燃料を燃料タンク
11から吸い上げて燃料分岐管13に圧送するもので、
エンジンECU8により印加電圧が制御される電動モー
タ等の電気式アクチュエータにより駆動されている。
【0018】また、燃料分岐管13は、燃料ポンプ12
から圧送されてきた液体燃料を各燃料噴射弁14に分配
するもので、各燃料噴射弁14で使用されなかった液体
燃料を燃料タンク11に戻すためのリターン通路(図示
せず)が接続されている。そして、燃料噴射弁14は、
吸気管3に取り付けられた燃料分岐管13内に収めら
れ、エンジンECU8からの噴射信号に基づき、吸気管
3の吸入ポート内に液体燃料を霧状に霧化して直接噴射
する。
【0019】次に、本実施例の給油量センサ5を図1な
いし図3に基づいて簡単に説明する。ここで、図2およ
び図3は燃料タンク11のフィラーネック21の途中に
取り付けられた給油量センサ5を示した図である。
【0020】この給油量センサ5は、後述する制御回路
7と共に本発明の給油量計測手段を構成するもので、特
に車両用燃料残量計のセンダ部を構成する部品である。
そして、給油量センサ5は、燃料タンク11のフィラー
ネック21の途中に取り付けられたタービンホルダー2
7、このタービンホルダー27の外周に回転自在に支持
されたタービンロータ31、およびこのタービンロータ
31の回転数を検出する回転数検出回路32等から構成
されている。
【0021】タービンホルダー27は、上流側と下流側
とに2分割されており、丸棒形状の支軸29により連結
されており、それぞれの外周に複数枚の整流板33、3
4が一体的に設けられている。タービンロータ31は、
燃料流れ方向に対してやや傾斜するように複数枚のター
ビン(羽根)35が一体的に設けられており、メタルベ
アリング28を介して支軸29の外周を回転自在に回転
する。なお、30は、タービンロータ31を組み付ける
際に支軸29を誘導するためのガイドである。そして、
タービンロータ31は、燃料給油通路20内を通過する
液体燃料が複数枚のタービン35に作用を及ぼすと、そ
の液体燃料の流量に応じて回転する。
【0022】回転数検出回路32は、フィラーネック2
1に固定されたピックアップコイル36にタービンロー
タ31が1回転する毎に1個または複数個の電気信号
(矩形パルス信号)が発生するため、その電気信号の数
をカウントすることにより、タービンロータ31の回転
数を検出する。このため、回転数検出回路32から制御
回路7に回転数信号が送られる。
【0023】次に、本実施例のフューエルメータ6を図
1および図4に基づいて簡単に説明する。ここで、図4
は自動車のフューエルメータ6を示した図である。この
フューエルメータ6は、特に車両用燃料残量計のレシー
バ部を構成するアナログメータである。そして、フュー
エルメータ6は、自動車のインストルメントパネルに装
着された計器盤37の意匠を伴って、燃料タンク11内
に残されている液体燃料の残量を視覚表示する視覚表示
手段である。液体燃料の残量は、制御回路7からの駆動
信号に応じて交差コイル式の指示計器(図示せず)が作
動し指針38を回動させることによって、指針38の停
止位置により表示される。
【0024】次に、本実施例の制御回路7を図1ないし
図5に基づいて簡単に説明する。ここで、図5はタービ
ンロータの回転数と給油量との関係を示した特性図であ
る。この制御回路7は、本発明の燃料残量記憶手段、給
油量計測手段、噴射量演算手段、補正係数演算手段、パ
ージ量演算手段、燃料残量演算手段、燃料残量補正手段
に相当するもので、燃料残量計測システム用の電子回路
を構成する。なお、制御回路7は、それ自体はCPU、
ROM、RAMやタイマー回路を内蔵したマイクロコン
ピュータである。
【0025】そして、制御回路7は、例えば燃料ポンプ
12のポンプ本体26に装着されており、常時バッテリ
(図示せず)から電源が供給されて作動する。さらに、
制御回路7は、給油量センサ5より入力した回転数信
号、F3/4スイッチ(サーミスタスイッチ)41より
入力した電気信号および特性図(図5参照)に基づい
て、燃料タンク11内に給油される液体燃料の給油量を
計測する。そして、制御回路7は、ROMに予め記憶さ
れた制御プログラムに基づいて、フューエルメータ6の
駆動信号をエンジンECU8に送信する。
【0026】F3/4スイッチ41は、本発明の設定残
量検出手段に相当する部品で、燃料タンク11内の液体
燃料の残量が上限値(以下満タンと言う)の3/4(例
えば45リットル)以上の時に電気信号を出力する上限
残量検出手段である。具体的には、F3/4スイッチ4
1としてサーミスタが使用され、燃料タンク11内の液
体燃料が満タンの3/4となる位置に固定されている。
【0027】そして、燃料タンク11内の液体燃料が満
タンの3/4になると液体燃料内にサーミスタが浸って
サーミスタの温度が低下することによりサーミスタの電
気抵抗値が大きくなる。したがって、液体燃料を給油し
た際に、最初にサーミスタの電気抵抗値が大きくなった
時を検知することにより、燃料タンク11内の液体燃料
の残量が満タンの3/4(例えば45リットル)になっ
たことを検出できる。
【0028】エンジンECU8は、エンジン2およびフ
ューエルメータ6をコンピュータ制御するエンジン制御
システム用およびメータ制御システム用の電子回路で、
それ自体はCPU、ROM、RAMやタイマー回路を内
蔵したマイクロコンピュータである。このエンジンEC
U8は、エンジン回転速度センサ、車速センサ、スロッ
トル開度センサ、吸気量センサ、冷却水温センサおよび
酸素センサ(いずれも図示せず)等の各センサからエン
ジン2の運転状態を検出する検出信号および制御回路7
からフューエルメータ6の駆動信号を入力する。
【0029】そして、エンジンECU8は、各センサよ
り入力した検出信号、制御回路7より入力した駆動信
号、およびROMに予め記憶された制御プログラムに基
づいて、エンジン2のアイドル回転速度制御、燃料噴射
量制御、燃料噴射時期制御、吸気絞り制御、空燃比フィ
ードバック制御および点火時期制御等のエンジン制御を
行うと共に、制御回路7の制御処理に必要な信号を制御
回路7に送信する。
【0030】〔第1実施例の燃料残量計測方法〕次に、
本実施例の燃料残量計測方法を図1ないし図7に基づい
て簡単に説明する。ここで、図6および図7は制御回路
による燃料残量計測方法を示したフローチャートであ
る。なお、図6および図7のフローチャートは一定時間
(例えば0.5秒間〜2秒間)が経過する毎に実行され
る。
【0031】先ず、制御回路7に車載電源(バッテリ)
から電力が供給されると、図6および図7のルーチンが
起動され、各イニシャライズおよび初期設定が行われ
る。例えばFLAGA=1、FLAGB=0、FLAG
C=1とする。
【0032】次に、給油量センサ5の回転数検出回路3
2からタービンロータ31の回転数(NFUEL)信号
を読み込む(ステップS1)。次に、給油量センサ5の
タービンロータ31が回転しているか否かを判定する。
すなわち、タービンロータ31の回転数(NFUEL)
が0よりも大きいか否かを判定する(ステップS2)。
この判定結果がYESの場合には、燃料タンク11内へ
の給油が始まったか否かを判定する。すなわち、FLA
GA=1であるか否かを判定する(ステップS3)。こ
の判定結果がNOの場合には、ステップS11に進む。
【0033】また、ステップS3の判定結果がYESの
場合には、現在の液体燃料の残量(FLVL)を、給油
開始前残油量(FLVLLOW)とし、記憶を更新する
(ステップS4)。
【0034】次に、FLAGAを0とする(ステップS
5)。その後に、ステップS11に進む。また、ステッ
プS2の判定結果がNOの場合には、FLAGAを1と
する(ステップS8)。その後に、ステップS11に進
む。
【0035】次に、タービンロータ31の回転数(NF
UEL)および特性図(図5参照)に基づいて、燃料タ
ンク11内に給油された液体燃料の給油量(QFUE
L)を算出する。具体的には、タービンロータ31の回
転数(NFUEL)と単位時間とから燃料タンク11内
に給油された液体燃料の給油量(QFUEL)を算出す
る(給油量計測手段:ステップS11)。
【0036】次に、下記の数1の式に基づいて液体燃料
の残量(FLVL)を算出する。すなわち、RAMに記
憶されている、燃料タンク11内の液体燃料の残量(F
LVL)とステップS11で算出した液体燃料の給油量
(QFUEL)とを加算したものを、液体燃料の残量
(FLVL)とし、記憶を更新する(第1燃料残量演算
手段:ステップS12)。
【数1】FLVL=FLVL+QFUEL
【0037】次に、下記の数2の式に基づいて、複数個
の燃料噴射弁14から吸気管3内に噴射される液体燃料
の噴射量(FINJ)を算出する(噴射量演算手段:ス
テップS13)。なお、液体燃料の噴射量は、センサ等
を設けて実際の噴射量を測定したり、空燃比から算出し
ても良い。
【数2】FINJ=K×NE×TAU
【0038】ここで、NEはエンジン回転速度、TAU
は噴射パルス、Kは変換係数である。
【0039】そして、燃料タンク11内に残された液体
燃料は、燃料タンク11が高温化されると、揮発して蒸
発燃料となる。そこで、下記の数3の式に基づいて、燃
料タンク11内で揮発した蒸発燃料が吸気管負圧によっ
て吸気管3内にパージされる蒸発燃料のパージ量(FP
RG)を算出する(パージ量演算手段:ステップS1
4)。なお、蒸発燃料のパージ量は、センサ等を設けて
実際のパージ量を測定しても良い。
【数3】FPRG=C×DPRG×QPRG
【0040】ここで、DPRGは蒸発燃料の濃度(パー
ジガス濃度)、QPRGは液体燃料からの揮発量(パー
ジガス量)、Cは変換係数である。
【0041】次に、下記の数4の式に基づいて液体燃料
の残量(FLVL)を算出する。すなわち、ステップS
12で算出した液体燃料の残量(FLVL)からステッ
プS13で算出した液体燃料の噴射量(FINJ)およ
びステップS14で算出した蒸発燃料のパージ量(FP
RG)を減算したものを、現在の液体燃料の残量(FL
VL)とし、記憶を更新する(燃料残量演算手段:ステ
ップS15)。
【0042】
【数4】FLVL=FLVL−(1+Cf)×(FIN
J+FPRG) ここで、CfはステップS20で求められる、液体燃料
の残量計測の精度を高めるための燃料残量補正係数であ
る。
【0043】次に、F3/4スイッチ41がON(オ
ン)、すなわち、最初にサーミスタの電気抵抗値が大き
くなったか否かを判定する(ステップS16)。この判
定結果がNOの場合には、FLAGCを1とする(ステ
ップS17)。次に、フューエルメータ6の指示計器の
交差コイルに液体燃料の残量に応じた駆動信号を出力し
(ステップS18)、その後にリターンする。
【0044】また、ステップS16の判定結果がYES
の場合には、FLAGC=1であるか否かを判定する
(ステップS19)。この判定結果がNOの場合には、
ステップS18に進む。また、ステップS19の判定結
果がYESの場合には、下記の数5の式に基づいて燃料
残量補正係数(Cf)を算出する(ステップS20)。
【数5】
【0045】ここで、QF3/4はF3/4スイッチ4
1の固定位置で決まる設定残油量(例えば45リット
ル)、QFUELは給油量、FLVLLOWは給油開始
前残油量である。なお、数5の式の分母として、{設定
残油量(F3/4スイッチ41の固定位置)−給油開始
前残量}の代わりに、消費量を使用しても良い。また、
Cfはシステム公差よりも小さな値となるようにガード
を設ける。
【0046】次に、設定残油量QF3/4(例えば45
リットル)を現在の液体燃料の残量(FLVL)とする
ようにFLVLを補正し、記憶を更新する(燃料残量補
正手段:ステップS21)。次に、FLAGCを0とす
る(ステップS22)。その後に、ステップS18に進
む。
【0047】〔第1実施例の効果〕以上のように、本実
施例の燃料残量計測装置1は、図1に示したように、自
動車への搭載上の制約から燃料タンク11の形状が複雑
化または偏平化されていても、燃料残量補正係数を用い
た制御回路7の演算処理によって燃料タンク11内の液
体燃料の残量を精度良く計測することができる。また、
燃料給油時には、車両が傾いていることがないため、前
回給油量と今回給油量との差で補正精度を向上させるこ
とができる。これにより、レベルゲージ等の液体燃料の
液面変化を検出するセンサを利用することなく、燃料タ
ンク11内の液体燃料の残量を計測できるので、燃料残
量計測装置1を構成する構成部品の部品点数、特にセン
サの部品点数を軽減することができ、燃料残量計測装置
1の製品価格を低減することができる。
【0048】また、燃料タンク11内の液体燃料の残量
を算出する際に、燃料タンク11内で揮発した蒸発燃料
を吸気管3内にパージしたパージ量も考慮して、燃料タ
ンク11内の液体燃料の残量を求めるようにしているの
で、燃料タンク11内の液体燃料の残量を更に精度良く
計測することができる。そして、計測された液体燃料の
残量がフューエルメータ6により視覚表示されるので、
使用者が燃料タンク11内に残されている液体燃料の残
量を確認することができ、自動車の走行可能距離を知る
ことができる。
【0049】そして、本実施例の燃料残量計測装置1
は、燃料タンク11内の液体燃料の残量を計測している
際中に、F3/4スイッチ41がONした場合には、算
出された液体燃料の残量を満タンの3/4と一致させる
ように液体燃料の残量を自動的に自己補正することがで
きるので、燃料タンク11内に残されている液体燃料の
残量の計測精度を向上することができる。
【0050】〔第2実施例〕図8は本発明の第2実施例
を示したもので、自動車のフューエルメータを示した図
である。
【0051】本実施例のフューエルメータ6は、本発明
の燃料残量表示手段に相当するもので、特に車両用燃料
残量計のレシーバ部を構成するディジタルメータであ
る。そして、フューエルメータ6は、自動車のインスト
ルメントパネルに装着された計器盤44中のランプ45
の点灯数によって、燃料タンク11内の液体燃料の残量
を視覚表示する視覚表示手段である。
【0052】〔第3実施例〕図9および図10は本発明
の第3実施例を示したもので、図9および図10は制御
回路による燃料残量計測方法を示したフローチャートで
ある。なお、図9および図10のフローチャートは一定
時間(例えば0.5秒間〜2秒間)が経過する毎に実行
される。
【0053】図7および図8のフローチャートと同一の
制御処理は同番号を付し、説明を省略する。ステップS
5の制御処理の後に、FLAGBを1とする(ステップ
S6)。その後に、ステップS11に進む。
【0054】また、ステップS2の判定結果がNOの場
合には、燃料タンク11内への給油が終了したか否かを
判定する。すなわち、FLAGB=1であるか否かを判
定する(ステップS7)。この判定結果がNOの場合に
は、ステップS8に進む。
【0055】また、ステップS7の判定結果がYESの
場合には、現在の液体燃料の残量(FLVL)を、給油
終了後残油量(FLVLMAX)とし、記憶を更新する
(ステップS9)。次に、FLAGBを0とする(ステ
ップS10)。その後に、ステップS11に進む。
【0056】また、ステップS19の判定結果がYES
の場合には、下記の数6の式に基づいて燃料残量補正係
数(Cf)を算出する(ステップS23)。その後、ス
テップS21に進む。
【数6】 ここで、QF3/4はF3/4スイッチ41の固定位置
で決まる設定残油量(例えば45リットル)、FLVL
MAXはステップS9で更新される給油終了後残油量、
QFUELは給油量、FLVLLOWは給油開始前残油
量である。
【0057】〔変形例〕本実施例では、燃料タンク11
内の液体燃料の残量を視覚表示する視覚表示手段として
のフューエルメータ6を設けたが、燃料タンク11内の
液体燃料の残量を聴覚表示する聴覚表示手段としての音
声発生装置を設けても良い。
【0058】本実施例では、本発明を、ガソリンエンジ
ン搭載車等の自動車の燃料残量計測装置1の例を示した
が、本発明を、ディーゼルエンジン搭載車等の自動車、
航空機や船舶の燃料残量計測装置に利用しても良い。ま
た、自家発電用または公共用の発電機を駆動する定置式
の内燃機関の燃料残量計測装置に本発明を適用しても良
い。本実施例では、給油量センサ5および制御回路7に
より給油量計測手段を構成したが、その他の流量センサ
のみを利用して給油量計測手段を構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の燃料配管系を示した構成図である(第
1実施例)。
【図2】給油量センサを示した斜視図である(第1実施
例)。
【図3】給油量センサを示した断面図である(第1実施
例)。
【図4】自動車のフューエルメータを示した平面図であ
る(第1実施例)。
【図5】タービンロータの回転数と給油量との関係を示
した特性図である(第1実施例)。
【図6】制御回路による燃料残量計測方法を示したフロ
ーチャートである(第1実施例)。
【図7】制御回路による燃料残量計測方法を示したフロ
ーチャートである(第1実施例)。
【図8】自動車のフューエルメータを示した平面図であ
る(第2実施例)。
【図9】制御回路による燃料残量計測方法を示したフロ
ーチャートである(第3実施例)。
【図10】制御回路による燃料残量計測方法を示したフ
ローチャートである(第3実施例)。
【図11】自動車の燃料配管系を示した構成図である
(従来の技術)。
【符号の説明】
1 燃料残量計測装置 2 エンジン(内燃機関) 3 吸気管 4 燃料噴射装置 5 給油量センサ(給油量計測手段) 7 制御回路(燃料残量記憶手段、給油量計測手段、噴
射量演算手段、補正係数演算手段、パージ量演算手段、
燃料残量演算手段、燃料残量補正手段) 11 燃料タンク 12 燃料ポンプ 14 燃料噴射弁(インジェクタ) 20 燃料給油通路 41 F3/4スイッチ(設定残量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F014 AA06 AB01 AC04 GA01 2F030 CA01 CC03 CD20 CE02 CE04 CE22 CE27 CE32 CF01 CF05 CF07 CG04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)内燃機関に供給する液体燃料を溜め
    る燃料タンクと、 (b)この燃料タンク内に残されている液体燃料の残量
    を記憶する燃料残量記憶手段と、 (c)前記燃料タンク内に給油される液体燃料の給油量
    を計測する給油量計測手段と、 (d)前記内燃機関内に噴射される液体燃料の噴射量を
    算出する噴射量演算手段と、 (e)予め決められた設定残油量、および前記燃料残量
    記憶手段にて記憶された液体燃料の残量に基づいて、燃
    料残量の計測精度を高めるための燃料残量補正係数を算
    出する補正係数演算手段と、 (f)前記燃料残量記憶手段にて記憶された液体燃料の
    残量、前記給油量計測手段にて計測された液体燃料の給
    油量、前記噴射量演算手段にて算出された液体燃料の噴
    射量、および前記補正係数演算手段にて算出された燃料
    残量補正係数に基づいて、前記燃料タンク内に残されて
    いる液体燃料の残量を算出すると共に、この液体燃料の
    残量を前記燃料残量記憶手段に記憶させる燃料残量演算
    手段とを備えた燃料残量計測装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の燃料残量計測装置におい
    て、 前記燃料残量補正係数は、燃料残量補正係数をCf、設
    定残油量をQα、給油量をQFUEL、および給油開始
    前残油量をFLVLLOWとしたとき、 Cf={Qα−(QFUEL+FLVLLOW)}/
    (Qα−FLVLLOW) の式より算出されることを特徴とする燃料残量計測装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の燃料残量
    計測装置において、 前記燃料タンク内で揮発する蒸発燃料のパージ量を算出
    するパージ量演算手段を備え、 前記燃料残量演算手段は、前記パージ量演算手段にて算
    出された蒸発燃料のパージ量に基づいて、前記燃料タン
    ク内に残されている液体燃料の残量を算出することを特
    徴とする燃料残量計測装置。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれか1つに記
    載の燃料残量計測装置において、 前記燃料タンク内に残された液体燃料の残量が設定残量
    に到達したことを検出する設定残量検出手段と、 この設定残量検出手段にて液体燃料の残量が設定残量に
    到達したことを検出した際に、前記燃料残量演算手段に
    て算出された液体燃料の残量を設定残量と一致させるよ
    うに液体燃料の残量を補正する燃料残量補正手段とを備
    えたことを特徴とする燃料残量計測装置。
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