JPH0514551U - 内燃エンジンの蒸発燃料制御装置 - Google Patents

内燃エンジンの蒸発燃料制御装置

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JPH0514551U
JPH0514551U JP068461U JP6846191U JPH0514551U JP H0514551 U JPH0514551 U JP H0514551U JP 068461 U JP068461 U JP 068461U JP 6846191 U JP6846191 U JP 6846191U JP H0514551 U JPH0514551 U JP H0514551U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、パージ流量制御及び空燃比制御を
正確に行うことができると共に、質量流量計の異常を容
易に検知することができる内燃エンジンの蒸発燃料制御
装置を提供することを目的とする。 【構成】 本考案はパージ通路20に流量計22を介装
し、流量計の出力値QH及びパージ流量の算出値に基づ
いてパージ制御弁21の開度を制御すると共に、パージ
停止時の流量計の出力値及びパージ停止状態からパージ
再開状態に移行したときの流量計22の出力変化量に基
づいて流量計の異常を判定するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃エンジンの蒸発燃料制御装置に関し、より詳しくはエンジンの 吸気系に供給されるパージガスの流量を制御する内燃エンジンの蒸発燃料制御装 置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来より、燃料タンク内で発生する燃料蒸気(蒸発燃料)が大気中に放出され るのを防止する蒸発燃料制御装置が広く用いられている。この種の装置では燃料 蒸気がキャニスタに一時蓄えられ、この蓄えられた燃料蒸気がエンジンの吸気系 に供給(パージ)される。そして、パージ量が少ない場合には、前記燃料蒸気の 吸気系へのパージによりエンジンに供給される混合気は一瞬リッチ化するものの 、空燃比フィードバック制御によって混合気の空燃比は早急に所望の制御目標値 に戻るため空燃比の変動はほとんど生じない。
【0003】 しかしながら、パージ量が多い場合は混合気が大幅に燃料リッチとなって空燃 比の変動を生じる虞がある。特に給油直後は燃料蒸気が多量に発生する可能性が あり、こうした給油直後のパージによる空燃比の変動を防ぐために、給油直後の エンジン始動時から車速が所定値に達するまで、及びその後車速が該所定値を超 えている状態の積算時間が所定時間に達するまでの間、パージ量を低減させるよ うにしたパージ流量制御装置が提案されている(例えば特開昭63−11127 7号公報)。
【0004】 また、少量パージ時の空燃比補正係数の変動量から多量パージ時の空燃比補正 係数の変動量を予測し、パージ量が多くとも空燃比の変動を抑えるようにした空 燃比制御装置が提案されている(例えば特開昭62−131962号公報)。
【0005】 しかし、上記従来例においては、パージ流量を制御するに際しいずれも実際の 燃料蒸気流量を検出していないため正確な空燃比制御を行うのは困難であるとい う欠点がある。
【0006】 かかる欠点を解消する手段としては、パージ管の管路に質量流量計を設けると 共に、エンジンの運転状態に基づいて目標燃料蒸気流量を設定し、質量流量計の 出力値及び前記目標燃料蒸気流量に応じてパージ制御弁の開度を調整することに よりパージ流量を制御する方法が考えられる。
【0007】 上記方法においては、パージ流量が流量計により直接計測されるため、燃料蒸 気流量を正確に求めることができ、常に正確な空燃比制御を行うことが可能であ る。
【0008】 しかしながら、上記質量流量計が故障や劣化等してその出力が異常値を示した 場合、かかる異常値に基づいてパージ流量が制御されることとなるため、次のよ うな問題点が新たに生じる。
【0009】 すなわち、質量流量計の出力値が異常に大きな値を示した場合は、過剰の燃料 蒸気がエンジンに供給され、空燃比が大幅にリッチ化してエンジン停止を招来し たり、COやHC等の有害成分が大量に排出される。一方、質量流量計の出力値 が異常に小さい値を示した場合は、過少の燃料蒸気しかエンジンに供給されず、 空気量が相対的に増加してパージ効率η(燃料蒸気/(空気量)+(燃料蒸気) )が低下し、空燃比がリーン化するという問題点が生じる。
【0010】 また、上記パージ制御においては、燃料蒸気流量に応じて空燃比補正係数を修 正すべくベーパ流量補正係数を算出し、かかるベーパ流量補正係数を加味して燃 料噴射弁の開弁時間を制御する必要があるが、ベーパ流量補正係数は燃料蒸気流 量と反比例する値を有する。したがって、質量流量計の出力が異常値を示したた めベーパ流量補正係数が過大値になった場合はベーパ流量補正係数が小さくなる ため燃料噴射量が不足し、逆にベーパ流量補正係数が過小値になった場合はベー パ流量補正係数が大きくなるため燃料噴射量が増加して大幅な燃料がリッチとな り、いずれにしても運転性能が悪化するという問題点が生じる。
【0011】 本考案はこのような問題点に鑑みなされたものであって、パージ流量制御及び 空燃比制御を正確に行うことができると共に、質量流量計の異常を容易に検知す ることができる内燃エンジンの蒸発燃料制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
蒸気目的を達成するために本考案は、燃料タンクと、該燃料タンクから発生す る燃料蒸気を吸着貯蔵するキャニスタと、該キャニスタと内燃エンジンの吸気系 との間に設けられて前記燃料蒸気を含む混合気をパージさせるパージ通路と、該 パージ通路を介してエンジン吸気系に供給される燃料蒸気の流量を制御するパー ジ制御弁とを有する内燃エンジンの蒸発燃料制御装置において、前記パージ通路 に介装された流量計と、エンジンの運転状態に基づいて前記パージ通路を流れる 混合気の流量を算出するパージ流量算出手段と、少なくとも前記流量計の出力値 及び前記パージ流量算出手段の算出値に基づいて前記パージ制御弁の開度を制御 するパージ制御手段とを有し、かつ、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態 にあるときの前記流量計の出力値に基づき該流量計の異常を判定する異常判定手 段を具備していることを特徴としている。
【0013】 さらに、前記パージ通路に介装された流量計と、エンジンの運転状態に基づい て前記パージ通路を流れる混合気の流量を算出するパージ流量算出手段と、少な くとも前記流量計の出力値及び前記パージ流量算出手段の算出値に基づいて前記 パージ制御弁の開度を制御するパージ制御手段とを有し、かつ、前記燃料蒸気の 吸気系への供給が停止状態から再開状態に移行したときの前記流量計の出力値に 基づき該流量計の異常を判定する異常判定手段を具備していることを特徴として いる。
【0014】 また、前記流量計は、燃料蒸気の濃度又は前記パージ管の管路を流れる燃料蒸 気の流量及びパージ流量に応じてその出力特性が変化する。
【0015】
【作用】
上記構成によれば、流量計の正常時においては、パージ制御手段によりパージ 制御弁の開度が制御され、パージ流量を所望流量に制御することが可能となる。
【0016】 また、流量計の異常時においては異常判定手段により、流量計の異常を検知す ることができる。
【0017】 具体的には、前記流量計は、燃料蒸気の濃度に応じてその出力特性が変化する 一方、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態にあるときの燃料蒸気の濃度は ほぼ0%であるので、パージ停止時及びパージ停止状態から再開状態に移行した ときはこれらのデータに基づいて流量計の異常を検知することができる。
【0018】 また、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態にあるときは燃料蒸気流量は ほぼ「0」であるため、パージ流量は空気がほぼ100%の状態となり、前記パ ージ管の管路を流れる燃料蒸気の流量及びパージ流量に応じてその出力特性が変 化することにより、流量計の異常を検知することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳説する。
【0020】 図1は本考案に係る内燃エンジンの蒸発燃料制御装置の一実施例を示す全体構 成図である。
【0021】 図中、1は例えば4気筒を有する内燃エンジン(以下、単に「エンジン」とい う)であって、該エンジン1の吸気管2の途中にはスロットルボディ3が設けら れ、その内部にはスロットル弁3′が配されている。また、スロットル弁3′に はスロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、当該スロットル弁3 ′の開度に応じた電気信号を出力して電子コントロールユニット(以下「ECU 」という)5に供給する。
【0022】 さらに、吸気管2のスロットル弁3′の下流側には分岐管6が設けられ、該分 岐管6の先端には絶対圧(PBA)センサ7が配設されている。また、PBAセ ンサ7はECU5に電気的に接続され、PBAセンサ7により検出された吸気管 2内の絶対圧PBAは電気信号に変換されてECU5に供給される。
【0023】 エンジン1のシリンダブロックの冷却水が充満した気筒周壁にはサーミスタ等 からなるエンジン水温(TW)センサ25が挿着され、該TWセンサ25により 検出されたエンジン冷却水温TWは電気信号に変換されてECU5に供給される 。
【0024】 エンジン1の図示しないカム軸周囲またはクランク軸周囲にはエンジン回転数 (NE)センサ8が取り付けられている。
【0025】 NEセンサ8はエンジン1のクランク軸の180度回転毎に所定のクランク角 度位置で信号パルス(以下、「TDC信号パルス」という)を出力し、該TDC 信号パルスはECU5に供給される。
【0026】 さらに、エンジン1の排気管9の途中には酸素濃度センサ(以下「O2センサ 」と称する)10が設けられており、該O2センサ10により検出された排気ガ ス中の酸素濃度は電気信号に変換されてECU5に供給される。
【0027】 燃料噴射弁11は、エンジン1とスロットル弁3′との間且つ吸気管2の図示 しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられている。また、各燃料噴射弁1 1は燃料供給管12により燃料ポンプ13を介して燃料タンク14に接続される と共にECU5に電気的に接続され、該ECU5からの信号により燃料噴射の開 弁時間が制御される。
【0028】 前記燃料タンク14の上部には連通管15が接続され、該燃料タンク14は2 方向弁16を介してキャニスタ17に連通可能とされている。キャニスタ17は 、外気取入口18を有すると共に、活性炭等の吸着剤19が内有され、燃料タン ク14から流入する燃料蒸気を吸着貯蔵する。
【0029】 また、キャニスタ17にはパージ管20が接続され、該パージ管20の先端( PCポート20a)はスロットルボディ3に接続されている。
【0030】 尚、PCポート20aは、スロットル弁3′の開弁時には該スロットル弁3′ の下流側に位置し、スロットル弁3′の閉弁時には該スロットル弁3′の上流側 に位置するように設けられている。
【0031】 しかして、パージ管20の管路にはパージ制御弁21が介装され、該パージ制 御弁21のソレノイドはECU5に接続されている。そして、パージ制御弁21 はECU5からの信号に応じて制御され、その開弁量をリニアに変化させる。す なわち、ECU5から制御量EPCV値を出力してパージ制御弁21の開弁量を 制御する。
【0032】 さらに、キャニスタ17とパージ制御弁21の管のパージ管20の管路には熱 線式流量計(質量流量計)22が介装されている。この熱線式流量計22は、電 流を通して加熱した白金線が気流にさらされると温度が低下してその電気抵抗が 減少することを利用するものであって、その出力特性は燃料蒸気の濃度、流量及 びパージ流量に応じて変化し、これらの変化に応じた出力信号をECU5に供給 する。
【0033】 しかして、ECU5は上述の各種センサからの入力信号波形を整形して電圧レ ベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機 能を有する入力回路と、中央演算処理回路(以下「CPU」という)と、該CP Uで実行される演算プログラムや演算結果等を記憶する記憶手段と、前記燃料噴 射弁11やパージ制御弁21に駆動信号を供給する出力回路とを備えている。
【0034】 CPUは上述の各種エンジンパラメータ信号に基づいて、排ガス中の酸素濃度 に応じたフィードバック制御運転領域やオープンループ制御運転領域等の種々の エンジン運転状態を判別するとともに、エンジン運転状態に応じ、数式(1)に 基づき前記TDC信号パルスに同期して燃料噴射弁6の燃料噴射時間Toutを 演算する。
【0035】 Tout=Ti×KO2×VQKO2×K1+K2 …(1) ここに、Tiは燃料噴射弁6の噴射時間Toutの基準値であり、エンジン回 転数NEと吸気管内絶対圧PBAに応じて設定されたTiマップから読み出され る。
【0036】 KO2は空燃比補正係数であって、フィードバック制御時にはO2センサ10 により検出される排気ガス中の酸素濃度に応じて設定され、更にフィードバック 制御を行わない複数のオープンループ制御運転領域では各運転領域に応じて設定 される。
【0037】 VQKO2はベーパ流量補正係数であって、パージが実行されている時に検出 されベーパ流量に応じて設定される。
【0038】 K1及びK2は夫々各種エンジンパラメータ信号に応じて演算される補正係数 及び補正変数であって、各気筒毎にエンジン運転状態に応じた燃費特性や加速特 性等の諸特性の最適化が図られるような所定値に設定される。
【0039】 このように構成された内燃エンジンの蒸発燃料制御装置においては、燃料タン ク14内で発生した燃料蒸気が所定の設定圧に達すると2ウェイバルブ16の正 圧バルブ(図示せず)を押し開いてキャニスタ17に流入し、キャニスタ17内 の吸着剤19によって吸着され貯蔵される。そして、パージ制御弁21はECU 5からの制御信号でそのソレノイドが付勢されていない時には閉弁しているが、 該ソレノイドが制御信号に応じて付勢されると、その付勢量に応じた開弁量だけ パージ制御弁21が開弁する。すなわち、熱線式流量計22の出力に応じてEC U5が制御量EPCV値をパージ制御弁21に出力し、パージ弁21はEPCV 値に応じた開弁量だけ開弁する。
【0040】 そして、キャニスタ17に貯えられていた燃料蒸気は、吸気管2内の負圧によ り、キャニスタ17の外気取込口18から吸入された外気と共にパージ制御弁2 1を経て吸気管2に吸引され、各気筒に送られる。
【0041】 また、外気などで燃料タンク14が冷却されて燃料タンク内の負圧が増すと、 2ウェイバルブ16の負圧バルブが開弁し、キャニスタ17に一時貯えられてい た蒸発燃料は燃料タンク14に戻される。
【0042】 次に、図2〜図7に基づき、実燃料蒸気流量VQ(以下、「ベーパ流量」とい う)、パージ流量TQ及び燃料蒸気の濃度β(以下、「ベーパ濃度」という)の 算出手順について詳説する。
【0043】 図2はベーパ流量VQ、パージ流量TQ、ベーパ濃度βの算出手順を示すフロ ーチャートであって、本プログラムはECU5のCPUで実行される。
【0044】 まず、ステップS1では、スロットル弁開度θTH及び吸気管内絶対圧PBA に応じて基本PC流量PCQ0を算出する。
【0045】 ここで、「PC流量」とは、スロットル弁開度θTH及び吸気管内絶対圧PB Aに基づいて算出される燃料蒸気と空気の混合気の流量をいい、ベーパ濃度βが 0%のときのみ、熱線式流量計22の出力値QHと一致し、その他のときは後述 するように前記出力値QHと一定の関係を有する。
【0046】 また、「基本PC流量」とは、パージ制御弁21を全開状態とし、かつ空気量 が100%(即ち、ベーパ濃度βが0%)のときのPC流量をいう。この基本P C流量PCQ0は、具体的には所定スロットル弁開度θTH及び所定吸気管内絶 対圧PBAに対応してPCQ0値が設定されたPCQ0マップを検索し、補間演 算することにより算出される。
【0047】 図3は、スロットル弁開度θTH及び吸気管内絶対圧PBAと基本PC流量P CQ0との関係の一例を示した図である。
【0048】 図中、横軸はスロットル弁開度θTH〔%〕、縦軸は基本PC流量PCQ0( l/min)を示し、曲線A,B,Cは吸気管内絶対圧PBAが夫々360mmHg, 660mmHg,710mmHgのときの特性を示している。
【0049】 この図から明らかなように、基本PC流量PCQ0は、吸気管内絶対圧PBA が小さい程、又スロットル弁の弁開度θTHが大きい程大きな値となる。
【0050】 次に、ステップS2に進み、パージ制御弁21の弁開口面積VSに応じて流量 比率ηQを算出する。該流量比率ηQ〔%〕はパージ制御弁21の弁開口面積率 VS〔%〕に対応するPC流量の比率を示すものであって、具体的には、所定弁 開口面積VSに対応してηQ値が設定されたηQテーブルを検索し、補間演算す ることにより算出される。
【0051】 図4は流量比率ηQと弁開口面積VSとの関係を示した特性図であって、横軸 は弁開口面積率VS〔%〕、縦軸が流量比率ηQ〔%〕を示している。
【0052】 この図から明らかなように、流量比率ηQは弁開口面積VSに正比例する。
【0053】 次に、ステップS3では数式(2)に基づきPC流量PCQ1を算出する。
【0054】 PCQ1=PCQ0×ηQ …(2) 次に、ステップS4で熱線式流量計22の出力値QHを読み込んだ後、ステッ プS5でQH値及びPCQ1値に応じてVQマップを検索し補間演算を行って、 ベーパ流量VQを算出する。VQマップは、熱線式流量計22の所定出力値QH 及びPC流量PCQ1の所定値に対応してベーパ流量VQが設定されたものであ り、該VQマップを検索することによりベーパ濃度VQが算出される。
【0055】 ステップS6では、QH値及びPCQ1値に応じてTQマップを検索し、補間 演算を行って、パージ流量TQを算出する。TQマップは、VQマップと同様、 熱線式流量計22の所定出力値QH及びPC流量PCQ1に対応したパージ流量 TQが設定されており、該TQマップを検索することによりパージ流量TQが算 出される。
【0056】 そして、最後にステップS7で数式(3)に基づきベーパ濃度βを算出し、本 プログラムを終了する。
【0057】
【数1】 図5は、混合気中のベーパ濃度βと流量表示変化率xとの関係を示す特性図で あり、同図中実線は熱線式流量計22の出力値QHを示し、破線はPC流量PC Q1を示している。ここで、流量表示変化率xは、パージ流量TQを一定とした 場合においてβ=0%のときの流量表示値(即ち蒸気QH値若しくはPCQ1値 )に対するβ>0%のときの流量表示値の比率を示すパラメータである。即ち、 流量表示変化率xはパージ流量TQに対するQH値若しくはPCQ1値の比率( QH/TQ若しくはPCQ1/TQ)を示しており、図6(a),(b)に示す ように、例えばβ=0%のときには、TQ=PCQ1=QH=1〔l/min〕と なるが、β=100%のときには、TQ=1〔l/min〕に対して、PCQ1=1 .69〔l/min〕、QH=4.45〔l/min〕となる。
【0058】 図7は熱線式流量計22の出力値QHとPC流量PCQ1、ベーパ濃度β及び ベーパ流量VQの関係を示した特性図であって、QH値及びPCQ1値に応じた ベーパ濃度β及びベーパ流量VQを示している。また、ベーパ濃度βはβ=VQ /TQであるので、TQ=VQ/βの演算を行うことによりパージ流量TQを算 出することができる。
【0059】 この図から明らかなようにPC流量PCQ1はベーパ濃度βがβ=0のときは PCQ1=QHとなり、それ以外のときはQH値と一定の関係を有する。そして 、このように熱線式流量計22の出力値QH及びPC流量PCQ1に応じてベー パ濃度β、ベーパ流量VQ及びパージ流量TQが算出される。
【0060】 図8は、ベーパ流量補正係数VQKO2及びパージ制御弁21の制御量EPC V値の算出手順を示すフローチャートであって、本プログラムはECU5のCP Uにおいて実行される。ここで、ベーパ流量補正係数VQKO2は、ベーパ流量 VQに応じて空燃比補正係数KO2を修正するものであり、EPCV値はパージ 制御弁21の開度(開口面積率VS)を制御するための制御パラメータ値である 。EPCV値が大きくなるほど、パージ制御弁の開度が大きくなり、ベーパ流量 VQが増加する。
【0061】 同図において、ステップS11では、数式(4)によってエンジン1に吸入さ れる空気量QENGを算出する。
【0062】 QENG=Tout×NE×CEQ …(4) ここに、Toutは前記数式(1)によって算出される燃料噴射時間、CEQ は噴射時間を吸入空気量に換算するための定数である。
【0063】 ステップS12では、KQPOBJマップを検索して目標ベーパ流量比率KQ POBJを算出する。KQPOBJマップは、エンジン吸入空気量QENGに対 するKQPOBJ値が複数の所定エンジン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBA に対応して設定されたマップであって、該KQPOBJマップを検索することに よりNEセンサ8により検出されたエンジン回転数NE及びPBAセンサ7によ り検出された吸気管内絶対圧PBAに応じた目標ベーパ流量比率KQPOBJが 算出される。
【0064】 ステップS13では、数式(5)に基づき、目標ベーパ流量QPOBJを算出 する。
【0065】 QPOBJ=QENG×KQPOBJ …(5) この目標ベーパ流量QPOBJはエンジン水温TWで適宜補正してもよい。
【0066】 ステップS14では、VQKO2値の前回算出値を変数AVQKO2に一時的に 記憶する。これは後述するステップS17で前回算出値を使用するためである。
【0067】 ステップS15では、図2のプログラムによって算出されたベーパ流量VQ〔 l/min〕を、数式(6)によって液体状態のガソリン重量相当量GVQ(g/m in)に変換する。
【0068】
【数2】 KVQはベーパ流量VQ(l/min)に含まれるガソリンのベーパ流量(l /min)の割合を示す係数であり、1/1.69である。VMOLは1モル体積値 であり、0℃時の22.4l/MOL値で代表する。ガソリンベーパ分子量は約64で ある。
【0069】 ステップS16では、前記ガソリン重量相当量GVQ(g/min)を用いて 数式(7)に基づきベーパ流量補正係数VQKO2を算出する。
【0070】
【数3】 基本噴射重量は燃料噴射時間Toutの基準値Tiを燃料重量(g)に換算し た値である。
【0071】 前記ベーパ流量補正係数VQKO2は、パージ制御弁21が閉弁しているパー ジカット時には1.0であり、パージ制御弁21が開弁して、パージが実行される と1.0以下の値となる。
【0072】 ステップS17では数式(8)により、空燃比補正係数KO2を修正する。
【0073】 KO2=KO2×VQKO2/AVQKO2 …(8) このようにして修正されたKO2値を用いて数式(1)に基づき燃料噴射時間 Toutが算出され、パージ量の大小に起因する空燃比の変動を抑制するように した燃料量が燃料噴射弁11からエンジン1に供給される。
【0074】 更にステップS18において、ベーパ流量VQが前記ステップS13で算出し た目標ベーパ流量QPOBJ以上であるか否かを判別する。
【0075】 ステップS18の答が否定(NO)、即ち算出されたベーパ流量VQが目標ベ ーパ流量QPOBJより小さいならば、ベーパ量を増加させて燃料蒸気排出抑制 能力を増大せしめるためにパージ制御弁21の開弁量に相当する制御量EACV 値を現在値より値Cだけ増加させ(ステップS19)、本プログラムを終了する 。値CはEPCV値の更新定数である。一方ステップS18の答が肯定(YES )、即ち算出されたベーパ流量VQが目標ベーパ流量QPOBJ以上であるなら ば、フィードバック制御の応答性の悪化を防止するためにベーパ量を減少させて パージ制御弁16の制御量EACV値を現在値より値Cだけ減少させ(ステップ S20)、本プログラムを終了する。
【0076】 以上のように実際のベーパ流量VQを検出し、それに応じて燃料噴射量を補正 して(ステップS17)、パージに起因する空燃比の変動を防止するとともに、 検出ベーパ流量に応じてパージ制御弁21の開弁量を制御し(ステッS19,S 20)、空燃比補正係数KO2の平均値が値1.0から大幅にずれることを防止して いる。これにより、空燃比制御がオープンループモードからフィードバックモー ドに移行時に空燃比補正係数KO2の初期値として用いる前記平均値が値1.0から 大幅にずれていた場合に発生するフィードバック制御の応答性の悪化を防止でき る。
【0077】 しかして、上記蒸発燃料制御装置においては、熱線式流量計22が正常に作動 しているときは、上述の如くパージに起因する空燃比の変動を防止することがで きるが、前記熱線式流量計22が故障等して異常状態となったときは正常値を出 力せず、したがって〔従来技術とその課題〕の項で詳述したように、空燃比の変 動を招来して種々の運転性能の悪化を惹起する。
【0078】 そこで、本考案の燃料の蒸気の吸気系へのパージが停止状態、例えば、パージ 制御弁21又はスロットル弁3′が全閉状態にあるときの熱線式流量計22の出 力値に基づき該熱線式流量計22の異常を判定することにしている。すなわち、 パージ停止状態においては熱線式流量計22近傍のベーパ濃度βはβ≒0となり 、β=0の場合は前述したようにQH=PCQ1となる(図7参照)。したがっ て、ベーパ濃度βが「0%」のときの出力QH(=PCQ1)に対してパージ停 止状態のときの出力値が許容範囲内にあるか否かにより熱線式流量計22の異常 を判定することができる。
【0079】 図9は異常診断プログラム(異常診断A)を示すフローチャートであって、本 プログラムはECU5のCPUで実行される。
【0080】 まず、ステップS31でパージ停止状態にあるか否かを判別する。すなわち、 パージ制御弁21又はスロットル弁3′が全閉状態にあるか否かにより燃料蒸気 の吸気管2へのパージが停止されているか否かを判別する。
【0081】 そして、ステップS31の答が否定(NO)の場合は、本プログラムを終了す る。
【0082】 一方、ステップS31の答が肯定(YES)の場合は、熱線式流量計22の出 力値QHが許容範囲内にあるか否かを判別する(ステップS32)。この許容範 囲内にあるか否かの判別は、上述した記憶手段に記憶されているベーパ濃度βが β=0のときのQH値(=PCQ1値)に対してパージ停止状態(β≒0)にお ける熱線式流量計22のQH値が許容範囲内(例えば±5%)にあるか否かによ り判別される。
【0083】 そして、その答が肯定(YES)の場合は、正常と判断して(ステップS33 )、本プログラムを終了し、その答が否定(NO)の場合は異常と判断して(ス テップS34)本プログラムを終了する。これにより熱線式流量計22の異常を 診断することができる。
【0084】 また、本考案は、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態から再開状態に移 行したときの熱線式流量計22の出力値に基づき該熱線式流量計22の異常を判 定する異常判定手段を具備している。
【0085】 すなわち、熱線式流量計22の出力値QHは随時記憶手段に読み込まれており 、パージの停止状態から再開状態へ移行したときの出力変化量ΔQHが正常値か ら一定以上変化したときは熱線式流量計22が異常であると判定する。
【0086】 図10は上記した異常診断を行う異常診断プログラム(異常診断B)を示すフ ローチャートであって、本プログラムはECU5のCPUで実行される。
【0087】 まず、ステップS41でパージ停止状態からパージ再開状態に移行したか否か を判別する。
【0088】 そして、ステップS41の答が否定(NO)の場合は、本プログラムを終了す る。
【0089】 一方、ステップS41の答が肯定(YES)の場合は、パージ停止状態からパ ージ再開状態に移行したときの熱線式流量計22の出力変化量ΔQHが一定以上 か否かを判別する(ステップS42)。
【0090】 そして、その答が肯定(YES)の場合は、正常と判断して(ステップS43 )、本プログラムを終了し、その答が否定(NO)の場合は異常と判断して(ス テップS44)本プログラムを終了する。
【0091】 このように本考案は熱線式流量計22の異常を容易に検知することができ、該 熱線式22が故障や劣化等により異常状態になっても素早い対応が可能である。
【0092】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、図11に示すよ うにパージ制御弁21を熱線式流量計22とキャニスタ17の間に介装する構成 であってもよく、また、パージ管20の先端がスロットル弁3′下流の吸気管2 に接続される構成であってもよい。
【0093】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案は、燃料タンクと、該燃料タンクから発生する燃料 蒸気を吸着貯蔵するキャニスタと、該キャニスタと内燃エンジンの吸気系との間 に設けられて前記燃料蒸気を含む混合気をパージさせるパージ通路と、該パージ 通路を介してエンジン吸気系に供給される燃料蒸気の流量を制御するパージ制御 弁とを有する内燃エンジンの蒸発燃料制御装置において、前記パージ通路に介装 された流量計と、エンジンの運転状態に基づいて前記パージ通路を流れる混合気 の流量を算出するパージ流量算出手段と、少なくとも前記流量計の出力値及び前 記パージ流量算出手段の算出値に基づいて前記パージ制御弁の開度を制御するパ ージ制御手段とを有しているので、流量計が正常なときはパージ通路から吸気管 に供給される燃料蒸気流量を正確に求めることができ、燃料混合気の空燃比の制 御、パージ制御弁の制御を正確に行うことができる。
【0094】 また、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態にあるときの前記流量計の出 力値に基づき該流量計の異常を判定する異常判定手段を具備しているので、流量 計が異常状態にあるときは、該流量計の異常を素早く検知することができる。
【0095】 具体的には、パージ停止時の燃料蒸気の濃度はほぼ0%であるので、前記流量 計は、燃料蒸気の濃度に応じてその出力特性が変化することにより、これらのデ ータに基づいて流量計の異常を検知することができる。
【0096】 また、パージ停止時の燃料蒸気流量はほぼ「0」であるため、パージ流量は空 気がほぼ100%の状態となり、前記流量計は、前記パージ管の管路を流れる燃 料蒸気の流量及びパージ流量に応じてその出力特性が変化することにより、これ らのデータに基づいても流量計の異常を検知することができる。
【0097】 また、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態から再開状態に移行したとき の前記流量計の出力値に基づき該流量計の異常を判定する異常判定手段を具備す ることによっても上記した流量計の出力特性(出力変化量)に基づき、流量計の 以上を素早く検知することができる。
【0098】 したがって、本考案によれば、流量計の故障や劣化等による計測値の誤入力が 防止され、失火によるエンジンの停止やCOやHC等の有害成分の排出、及びサ ージングの発生等を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る内燃エンジンの蒸発燃料制御装置
の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】燃料蒸気流量(VQ)、パージ流量(TQ)及
び燃料蒸気濃度(β)を算出するプログラムのフローチ
ャートである。
【図3】スロットル弁開度(θTH)及び吸気管内絶対
圧(PBA)と基本流量(PCQ0)との関係を示す図
である。
【図4】パージ制御弁の流量特性を示す特性図である。
【図5】燃料蒸気濃度(β)と流量表示変化率との関係
を示す特性図である。
【図6】パージ流量(TQ)、PC流量(PCQ1)及
び熱線式流量計の出力値(QH)との関係を説明するた
めの図である。
【図7】PC流量(PCQ1)、熱線式流量計の出力値
(QH)、ベーパ濃度(β)及びベーパ流量(VQ)と
の関係を示す特性図である。
【図8】燃料蒸気流量(VQ)に応じたパージ制御弁開
度及び燃料供給量の制御を行うプログラムのフローチャ
ートである。
【図9】異常診断プログラム(A)のフローチャートで
ある。
【図10】異常診断プログラム(B)のフローチャート
である。
【図11】他の実施例の全体構成図である。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 2 吸気管 5 電子コントロールユニット(ECU) 6 燃料噴射弁 14 燃料タンク 17 キャニスタ 21 パージ制御弁 20 パージ管 22 熱線式流量計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堤 康次郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクと、該燃料タンクから発生す
    る燃料蒸気を吸着貯蔵するキャニスタと、該キャニスタ
    と内燃エンジンの吸気系との間に設けられて前記燃料蒸
    気を含む混合気をパージさせるパージ通路と、該パージ
    通路を介してエンジン吸気系に供給される燃料蒸気の流
    量を制御するパージ制御弁とを有する内燃エンジンの蒸
    発燃料制御装置において、 前記パージ通路に介装された流量計と、エンジンの運転
    状態に基づいて前記パージ通路を流れる混合気の流量を
    算出するパージ流量算出手段と、少なくとも前記流量計
    の出力値及び前記パージ流量算出手段の算出値に基づい
    て前記パージ制御弁の開度を制御するパージ制御手段と
    を有し、 かつ、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態にある
    ときの前記流量計の出力値に基づき該流量計の異常を判
    定する異常判定手段を具備していることを特徴とする内
    燃エンジンの蒸発燃料制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料タンクと、該燃料タンクから発生す
    る燃料蒸気を吸着貯蔵するキャニスタと、該キャニスタ
    と内燃エンジンの吸気系との間に設けられて前記燃料蒸
    気を含む混合気をパージさせるパージ通路と、該パージ
    通路を介してエンジン吸気系に供給される燃料蒸気の流
    量を制御するパージ制御弁とを有する内燃エンジンの蒸
    発燃料制御装置において、 前記パージ通路に介装された流量計と、エンジンの運転
    状態に基づいて前記パージ通路を流れる混合気の流量を
    算出するパージ流量算出手段と、少なくとも前記流量計
    の出力値及び前記パージ流量算出手段の算出値に基づい
    て前記パージ制御弁の開度を制御するパージ制御手段と
    を有し、 かつ、前記燃料蒸気の吸気系への供給が停止状態から再
    開状態に移行したときの前記流量計の出力値に基づき該
    流量計の異常を判定する異常判定手段を具備しているこ
    とを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料制御装置。
  3. 【請求項3】 前記流量計は、燃料蒸気の濃度に応じて
    その出力特性が変化することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の内燃エンジンの蒸発燃料制御装置。
  4. 【請求項4】 前記流量計は、前記パージ管の管路を流
    れる燃料蒸気の流量及びパージ流量に応じてその出力特
    性が変化することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の内燃エンジンの蒸発燃料制御装置。
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