JP2000027410A - 直貼り防音床材の取付け構造体及び施工方法 - Google Patents
直貼り防音床材の取付け構造体及び施工方法Info
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- JP2000027410A JP2000027410A JP10228513A JP22851398A JP2000027410A JP 2000027410 A JP2000027410 A JP 2000027410A JP 10228513 A JP10228513 A JP 10228513A JP 22851398 A JP22851398 A JP 22851398A JP 2000027410 A JP2000027410 A JP 2000027410A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 裏面に緩衝材が貼着されている直貼り防音床
材の吸湿等に起因する伸長に伴う床材同士の継ぎ目での
突き上げ、盛り上がり等の生じることのない直貼り防音
床材の取付け構造体及び施工方法を提供すること。 【解決手段】 裏面に緩衝材が貼着されている直貼り防
音床材の取付け構造体であって、床材間の接合部に床材
の吸湿等に起因する伸長量に見合う目隙が設けられてい
るとともに、雄実上部に床材の化粧面と同系統の着色部
を有する直貼り防音床材の取付け構造体また、裏面に緩
衝材が貼着されている直貼り防音床材を下地面に貼着す
るに際し、床材の吸湿等に起因する伸長量に見合う厚さ
の辺を有する治具を既貼着の床材端面に当接し、次に貼
着すべき床材を治具に当接させて目隙を設けるとともに
実結合させた後貼着する裏面に緩衝材が貼着されている
直貼り防音床材の取付け構造体の施工方法。
材の吸湿等に起因する伸長に伴う床材同士の継ぎ目での
突き上げ、盛り上がり等の生じることのない直貼り防音
床材の取付け構造体及び施工方法を提供すること。 【解決手段】 裏面に緩衝材が貼着されている直貼り防
音床材の取付け構造体であって、床材間の接合部に床材
の吸湿等に起因する伸長量に見合う目隙が設けられてい
るとともに、雄実上部に床材の化粧面と同系統の着色部
を有する直貼り防音床材の取付け構造体また、裏面に緩
衝材が貼着されている直貼り防音床材を下地面に貼着す
るに際し、床材の吸湿等に起因する伸長量に見合う厚さ
の辺を有する治具を既貼着の床材端面に当接し、次に貼
着すべき床材を治具に当接させて目隙を設けるとともに
実結合させた後貼着する裏面に緩衝材が貼着されている
直貼り防音床材の取付け構造体の施工方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏面に緩衝材が貼
着されている直貼り防音床材の吸湿等に起因する伸長に
伴う突き上げ、盛り上がり等を生じることのない防音床
材の取付け構造体及び施工方法に関する。
着されている直貼り防音床材の吸湿等に起因する伸長に
伴う突き上げ、盛り上がり等を生じることのない防音床
材の取付け構造体及び施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高層建築物の各階のコンクリート
床面などに直接張設される直貼り床材として、たとえば
特開平1−142171号公報に開示されているよう
な、基材の下面から上方に多数の切り溝を切り込み、基
材の表面側に弾性シートを介し合板の両面に突板を貼着
したものを表面材として貼着し、基材の裏面側にクッシ
ョン材を貼着した防音床材が知られている。
床面などに直接張設される直貼り床材として、たとえば
特開平1−142171号公報に開示されているよう
な、基材の下面から上方に多数の切り溝を切り込み、基
材の表面側に弾性シートを介し合板の両面に突板を貼着
したものを表面材として貼着し、基材の裏面側にクッシ
ョン材を貼着した防音床材が知られている。
【0003】しかしながら、このような直貼用床材は防
音性には優れているものの、層構造が複雑で高価なもの
となるのみならず、取付け施工にも手間がかかる問題が
あった。
音性には優れているものの、層構造が複雑で高価なもの
となるのみならず、取付け施工にも手間がかかる問題が
あった。
【0004】また、一般に、裏面に緩衝材が貼着されて
いる直貼り防音床材の場合、たとえば化粧板を床材とし
てコンクリート下地面に接着剤を介して全面固着させた
場合のような全面強固な固着による床材に対する拘束が
効かないから、吸湿等によって床材が伸長し床材同士の
継ぎ目に突き上げ、盛り上がりが発生することになる。
特に、床材長さ方向への伸長に伴う床材端面の継ぎ目で
突き上げ、盛り上がりが頻発する。
いる直貼り防音床材の場合、たとえば化粧板を床材とし
てコンクリート下地面に接着剤を介して全面固着させた
場合のような全面強固な固着による床材に対する拘束が
効かないから、吸湿等によって床材が伸長し床材同士の
継ぎ目に突き上げ、盛り上がりが発生することになる。
特に、床材長さ方向への伸長に伴う床材端面の継ぎ目で
突き上げ、盛り上がりが頻発する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、木質基材の
下面にたとえばウレタン、ポリエチレンといった樹脂の
発泡体からなる緩衝材を貼着して構成される直貼り防音
床材にして特別な層構造とすることなく、床材の伸長に
伴う床材同士の継ぎ目での突き上げ、盛り上がり等の生
じることのない直貼り防音床材の取付け構造体及び施工
方法を提供することを目的とする。
下面にたとえばウレタン、ポリエチレンといった樹脂の
発泡体からなる緩衝材を貼着して構成される直貼り防音
床材にして特別な層構造とすることなく、床材の伸長に
伴う床材同士の継ぎ目での突き上げ、盛り上がり等の生
じることのない直貼り防音床材の取付け構造体及び施工
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題は、
裏面に緩衝材が貼着されている直貼り防音床材の取付
け構造体であって、床材間の接合部に床材の吸湿等に伴
う伸長量に見合う目隙が設けられているとともに、雄実
上部に床材の化粧面と同系統の着色部を有することを特
徴とする直貼り防音床材の取付け構造体また、裏面に緩
衝材が貼着されている直貼り防音床材を下地面に貼着す
るに際し、床材の吸湿等に伴う伸長量に見合う厚さの辺
を有する治具を既貼着の床材端面に当接し、次に貼着す
べき床材を治具に当接させて目隙を設けるとともに実結
合させた後貼着するようにしたことを特徴とする直貼り
防音床材の取付け構造体の施工方法によって解決され
る。
裏面に緩衝材が貼着されている直貼り防音床材の取付
け構造体であって、床材間の接合部に床材の吸湿等に伴
う伸長量に見合う目隙が設けられているとともに、雄実
上部に床材の化粧面と同系統の着色部を有することを特
徴とする直貼り防音床材の取付け構造体また、裏面に緩
衝材が貼着されている直貼り防音床材を下地面に貼着す
るに際し、床材の吸湿等に伴う伸長量に見合う厚さの辺
を有する治具を既貼着の床材端面に当接し、次に貼着す
べき床材を治具に当接させて目隙を設けるとともに実結
合させた後貼着するようにしたことを特徴とする直貼り
防音床材の取付け構造体の施工方法によって解決され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図を参照しな
がら、その好ましい一実施形態に則って詳細に説明す
る。
がら、その好ましい一実施形態に則って詳細に説明す
る。
【0008】図1に、本発明の直貼り防音床材の取付け
構造を示す。図1において、1は床材であり、この実施
例では木質基材2の下面に緩衝材3を貼着して構成され
ている。床材1には、図示しない化粧シートが木質基材
2の表面に貼着される。
構造を示す。図1において、1は床材であり、この実施
例では木質基材2の下面に緩衝材3を貼着して構成され
ている。床材1には、図示しない化粧シートが木質基材
2の表面に貼着される。
【0009】木質基材2は、この実施例では厚さが4m
m〜5mmの合板である。緩衝材3としては、ウレタ
ン、ポリエチレン、ゴム系の発泡体或は、ポリエチレン
やポリプロピレン等の合成繊維(不織布)を用いること
ができる。
m〜5mmの合板である。緩衝材3としては、ウレタ
ン、ポリエチレン、ゴム系の発泡体或は、ポリエチレン
やポリプロピレン等の合成繊維(不織布)を用いること
ができる。
【0010】4は雄実であって、その上面には床材1の
化粧面と同系統の着色部7が形成される。5は雌実であ
り、雄実4と嵌合して床材1同士を接合する。
化粧面と同系統の着色部7が形成される。5は雌実であ
り、雄実4と嵌合して床材1同士を接合する。
【0011】而して、本発明の直貼り防音床材の取付け
構造体にあっては、この実施例では床材1の長さ方向端
部同士の接合部には、吸湿等に起因する床材1の伸長量
に見合う寸法だけ目隙(ギャップ)が設けられる。
構造体にあっては、この実施例では床材1の長さ方向端
部同士の接合部には、吸湿等に起因する床材1の伸長量
に見合う寸法だけ目隙(ギャップ)が設けられる。
【0012】そして、雄実4上面には、床材1の化粧面
と同系統の着色部7が形成されているから、目隙が目立
つことがない。図1には、床材1の長さ方向端部同士の
接合部分に目隙設定用治具を当接させているときの模様
を示している。
と同系統の着色部7が形成されているから、目隙が目立
つことがない。図1には、床材1の長さ方向端部同士の
接合部分に目隙設定用治具を当接させているときの模様
を示している。
【0013】次に、本発明の直貼り防音床材の取付け構
造体を形成するときの施工方法について、説明する。
造体を形成するときの施工方法について、説明する。
【0014】図2に、本発明の施工方法に用いる治具6
を示す。治具6は、この実施例においては、断面L字形
であって、PVC(ポリ塩化ビニル)、ポリエチレン、
ポリエチレン、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)
といった樹脂を、たとえば押し出し成形して作成され
る。治具6の辺の厚さtは、床材1の接合部分における
目隙設定量に等しい寸法とされる。長さlは、この実施
例では、床材1の幅寸法から10mmを差し引いた寸法
としている。この寸法が施工能率上都合がよい。しか
し、本発明においては、これに限定するものではない。
を示す。治具6は、この実施例においては、断面L字形
であって、PVC(ポリ塩化ビニル)、ポリエチレン、
ポリエチレン、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)
といった樹脂を、たとえば押し出し成形して作成され
る。治具6の辺の厚さtは、床材1の接合部分における
目隙設定量に等しい寸法とされる。長さlは、この実施
例では、床材1の幅寸法から10mmを差し引いた寸法
としている。この寸法が施工能率上都合がよい。しか
し、本発明においては、これに限定するものではない。
【0015】請求項2に記載の直貼り防音床材の取付け
構造体を形成するときの施工方法は、この実施例におい
ては、以下のように遂行される。
構造体を形成するときの施工方法は、この実施例におい
ては、以下のように遂行される。
【0016】コンクリートスラブ下地に貼着した床材1
の長さ方向端部に、治具6を図1に示すように当接し、
次に貼着すべき床材1の端部を当接させ雄実4および雌
実5を嵌合させて接合した後、下地へ貼着する。治具6
の辺の厚さtは、この実施例では、0.5mm〜1.0
mmとした。
の長さ方向端部に、治具6を図1に示すように当接し、
次に貼着すべき床材1の端部を当接させ雄実4および雌
実5を嵌合させて接合した後、下地へ貼着する。治具6
の辺の厚さtは、この実施例では、0.5mm〜1.0
mmとした。
【0017】これを一列繰り返し、一列終わった段階で
治具6を抜き取り、次の列へ移行する。
治具6を抜き取り、次の列へ移行する。
【0018】本発明の上記説明では、床材1の長さ方向
端部同士の接合部に治具6を装着して目隙を設定するよ
うにしたけれども、本発明は、床材1の幅方向において
も適用し得ること勿論である。
端部同士の接合部に治具6を装着して目隙を設定するよ
うにしたけれども、本発明は、床材1の幅方向において
も適用し得ること勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上述べたように構成しかつ
作用せしめるようにしたから、簡潔な床材層構造にして
床材仕上げ面に吸湿等に伴う床材の突き上げ、盛り上が
りをよく防止し得る。
作用せしめるようにしたから、簡潔な床材層構造にして
床材仕上げ面に吸湿等に伴う床材の突き上げ、盛り上が
りをよく防止し得る。
【0020】また、雄実上面を床材化粧面と同系統の着
色部としたから、床材端部における目隙部が目立たない
効果を奏する。
色部としたから、床材端部における目隙部が目立たない
効果を奏する。
【図1】図1は、本発明の直貼り防音床材の取付け構造
体を示す縦断面図である。
体を示す縦断面図である。
【図2】図2は、本発明の直貼り防音床材の取付け構造
体を形成する施工方法に用いる治具を示す斜視図であ
る。
体を形成する施工方法に用いる治具を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】1 床材 2 木質基材 3 緩衝材 4 雄実 5 雌実 6 治具 7 雄実上面着色部
Claims (2)
- 【請求項1】 裏面に緩衝材が貼着されている直貼り防
音床材の取付け構造体であって、床材間の接合部に床材
の吸湿等に伴う伸長量に見合う目隙が設けられていると
ともに、雄実上部に床材の化粧面と同系統の着色部を有
することを特徴とする直貼り防音床材の取付け構造体。 - 【請求項2】 裏面に緩衝材が貼着されている直貼り防
音床材を下地面に貼着するに際し、床材の吸湿等に伴う
伸長量に見合う厚さの辺を有する治具を既貼着の床材端
面に当接させて次に貼着すべき床材を治具に当接させて
目隙を設けるとともに実結合させた後貼着するようにし
たことを特徴とする直貼り防音床材の取付け構造体の施
工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228513A JP2000027410A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 直貼り防音床材の取付け構造体及び施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228513A JP2000027410A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 直貼り防音床材の取付け構造体及び施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000027410A true JP2000027410A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16877615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10228513A Pending JP2000027410A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 直貼り防音床材の取付け構造体及び施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000027410A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012077456A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Toli Corp | 床材の目地調整具 |
US20170362308A1 (en) * | 2003-02-19 | 2017-12-21 | Camas Incorporated | Immunogen adherence and method of making and using same |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10228513A patent/JP2000027410A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170362308A1 (en) * | 2003-02-19 | 2017-12-21 | Camas Incorporated | Immunogen adherence and method of making and using same |
JP2012077456A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Toli Corp | 床材の目地調整具 |
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