JP2000025786A - 脱気包装用袋 - Google Patents

脱気包装用袋

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JP2000025786A
JP2000025786A JP10198680A JP19868098A JP2000025786A JP 2000025786 A JP2000025786 A JP 2000025786A JP 10198680 A JP10198680 A JP 10198680A JP 19868098 A JP19868098 A JP 19868098A JP 2000025786 A JP2000025786 A JP 2000025786A
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JP
Japan
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degassing
deaeration
packaging
opening
bag
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Pending
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JP10198680A
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English (en)
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Susumu Tabata
進 田幡
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱気処理をした際に、フィルターを使用して
内容物が飛び出さないようにしなければならないものを
対象とした、特に、羽毛や羊毛、綿、スポンジ等を包装
するのに適した脱気包装用袋1を提供すること。 【解決手段】 脱気包装用袋1において、2枚の四角形
のプラスチックフィルムを重ねる際に、内側に、そのう
ちの1辺と平行に不織布2を介装し、該不織布2の至端
部21と他端部22を表シートと裏シートの各内面に個
別にヒートシールし、該不織布2によって内容物収容ス
ペース4と脱気スペース5に分割されるようにし、収容
用開口部6と脱気用開口部7を除く周囲3をヒートシー
ルして貼り合わせることを特徴とする脱気包装用袋1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装時に、内容物
を収容した最初の状態よりも、脱気することによって、
容積が小さくなるものを対象とした脱気包装用袋1であ
る。特に、羽毛や羊毛、綿、スポンジ等を包装する際に
適した脱気包装用袋1である。
【0002】
【従来の技術】従来、羽毛や羊毛、綿、スポンジ等を包
装するには、汎用の合成樹脂製袋を用いて、単に開口部
をヒートシール、粘着テープ等で閉じていた。
【0003】しかし、そのような方法では、ヒートシー
ルや粘着テープが弱いと閉じている開口部が開いてしま
い、中身が飛び出したりする場合があった。また、脱気
等の処理が施されていない為、羽毛や羊毛のようなかさ
ばりやすいものは、輸送コスト、陳列スペース、収納ス
ペースに非常にムダがあった。
【0004】一方、ふとん等の寝具類を、一般的なふと
ん圧縮袋を使用して、脱気包装するのは周知のことだ
が、図8のようなふとん圧縮袋を応用して、羽毛や羊毛
等の包装に使用しようとする場合には、圧縮時に脱気口
から内容物が飛び出したり、吸引時に吸引装置によって
内容物が空気と共に吸い取られたりして、スムーズな脱
気処理が行なわれないものだった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、脱気することによって容積が小さくなり、
更に脱気処理をした際に、フィルターを使用して内容物
が飛び出さないようにしなければならないものを対象と
した、特に、羽毛や羊毛、綿、スポンジ等を包装するの
に適した脱気包装用袋1を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、脱気包装用
袋1において、2枚の四角形のプラスチックフィルムを
重ねる際に、内側に、そのうちの1辺と平行に不織布2
を介装し、該不織布2の至端部21と他端部22を表シ
ートと裏シートの各内面に個別にヒートシールし、該不
織布2によって内容物収容スペース4と脱気スペース5
に分割されるようにし、収容用開口部6と脱気用開口部
7を除く周囲3をヒートシールして貼り合わせることを
特徴とする脱気包装用袋1が提供され、更に、前記脱気
スペース5に1個又は複数個の脱気用開口部7が形成さ
れていることを特徴とする脱気包装用袋1が提供され、
更にまた、前記脱気スペース5に少なくとも1個のチャ
ック部8が形成されていることを特徴とする脱気包装用
袋1が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の脱気包装用袋1は、収容
用開口部6より羽毛や羊毛、綿、スポンジ等を収容し、
該収容用開口部6をヒートシール等で閉鎖した後、脱気
装置を使用して脱気用開口部7から空気を抜き、容積を
小さくした状態のまま脱気用開口部7をヒートシールや
接着剤等で閉鎖するので、脱気した状態を保てるため、
かさばることがなく、上記課題を解決することができ
る。また、内装の不織布2がフィルターとなることによ
り、脱気装置等を使用して脱気する際に、内容物が飛び
出したり、内容物まで吸引したりすることがなくなっ
た。
【0008】以下、本発明による脱気包装用袋1の実施
の形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発
明による脱気包装用袋1の斜視図である。本発明による
脱気包装用袋1に用いられるプラスチックフィルムは、
汎用の合成樹脂製の袋と同様に、低密度ポリエチレン樹
脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹
脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂等の熱可塑性樹脂の一種、あるいは複数種を用いて製
造することができる。
【0009】これらの樹脂原料から、本発明による脱気
包装用袋1を製造する方法は、特に限定されないが、例
えば、樹脂原料からTダイ法又はインフレーション法に
より製膜された、2枚の四角形のプラスチックフィルム
の内側に、そのうちの1辺と平行に不織布2を介装し、
該不織布2の至端部21と他端部22を表シートと裏シ
ートの各内面に個別にヒートシールし、該不織布2によ
って内容物収容スペース4と脱気スペース5に分割され
るようにし、収容用開口部6と脱気用開口部7を除く周
囲3をヒートシールして貼り合わせるとよい。
【0010】製膜したプラスチックフィルムから、脱気
包装用袋1を製造する際に、縦幅、横幅は特に限定され
ないので、縦幅に対して横幅が狭いとは限らず、図3の
ように横幅の方が広い場合も可能である。
【0011】不織布2の形状は、フィルターの機能を果
たせば特に限定されないが、例えば、二つ折りにして断
面V字型(図6参照)、二つ折りにして断面逆V字型
(図2参照)、折り目をつけずに一枚そのままで、断面
が斜めとなる形状(図7参照)等が好ましい。
【0012】脱気用開口部7の形状について詳しく説明
すると、数量は1個から複数個、例えば図4(a)のよ
うに2個形成することができ、設置場所においても、脱
気スペース5内であれば特に限定されず、例えば図1の
ように上端部の左端、図3のように上端部の右端、図4
(b)のように左端部、また、図4(c)のように、あ
る一辺全体を未シールの状態にしておき、それを脱気用
開口部7とすることも可能であるが、脱気した後、脱気
用開口部7をヒートシール等で閉鎖するのに困難でない
程度が好ましい。
【0013】収容用開口部6と脱気用開口部7が、不織
布2と垂直になる一辺に隣接する場合も可能で、例え
ば、図7のように一辺の全体が未シールの状態となるこ
とも可能である。これも他の形状の脱気包装用袋1と同
様に、内容物を収容した後、未シールの一辺に掛る不織
布2の端部と収容用開口部6をヒートシール等で閉鎖
し、脱気後、脱気用開口部7を閉鎖する。
【0014】また、図5のようにチャック部8を設ける
ことにより、さらに密封性を高めることができる。これ
は、脱気した後チャック部8を閉鎖して脱気用開口部7
をヒートシール等で閉鎖するもので、脱気から脱気用開
口部7を閉鎖するまでの間、チャック部8を閉鎖するこ
とにより、密封状態を長く保てることができる。
【0015】開封する場合には、内容物収容スペース4
内、脱気スペース5内等どの部分からも開封可能で、場
合により開封の容易な部分から開封することができる。
【0016】また、図4(d)のようにチャック部8の
みを設けることも可能で、チャック部8のみの場合にお
いては、開封時に容易に開封することができ、不織布2
を破いて内容物を取り出すことができ、しかも閉じるこ
とが可能なことから、開閉の便利性がある。
【0017】
【発明の効果】本発明の脱気包装用袋1は、羽毛や羊
毛、綿、スポンジ等を包装する際に、脱気して容積を小
さくしたまま密封することができ、かさばることがなく
なった。また、内装の不織布2がフィルターとなること
により、脱気装置等を使用して脱気する際に、内容物が
飛び出したり、内容物まで吸引したりすることがなくな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱気包装用袋1の斜視図である。
【図2】図1で示した本発明の脱気包装用袋1のA−
A′線での断面を示す模式図である。
【図3】横幅を広くした、本発明の脱気包装用袋1の斜
視図である。
【図4】本発明の脱気包装用袋1において、(a)2個
の脱気用開口部7を設けた、(b)左端部に脱気用開口
部7を設けた、(c)一辺全体を脱気用開口部7とし
た、(d)チャック部7のみを設けた、それぞれの斜視
図である。
【図5】チャック部8を設けた、本発明の脱気包装用袋
1の斜視図である。
【図6】図5で示した本発明の脱気包装用袋1のB−
B′線での断面を示す模式図である。
【図7】一辺の全体が収容用開口部6と脱気用開口部7
になっている本発明の脱気包装用袋1の斜視図である。
【図8】従来のふとん圧縮袋を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 脱気包装用袋 2 不織布 21 不織布の至端部 22 不織布の他端部 3 周囲シール部 4 内容物収容スペース 5 脱気スペース 6 収容用開口部 7 脱気用開口部 8 チャック部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱気包装用袋1において、2枚の四角形
    のプラスチックフィルムを重ねる際に、内側に、そのう
    ちの1辺と平行に不織布2を介装し、該不織布2の至端
    部21と他端部22を表シートと裏シートの各内面に個
    別にヒートシールし、該不織布2によって内容物収容ス
    ペース4と脱気スペース5に分割されるようにし、収容
    用開口部6と脱気用開口部7を除く周囲3をヒートシー
    ルして貼り合わせることを特徴とする脱気包装用袋1。
  2. 【請求項2】 前記脱気スペース5に1個又は複数個の
    脱気用開口部7が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の脱気包装用袋1。
  3. 【請求項3】 前記脱気スペース5に少なくとも1個の
    チャック部8が形成されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の脱気包装用袋1。
JP10198680A 1998-07-14 1998-07-14 脱気包装用袋 Pending JP2000025786A (ja)

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