JP2000025749A - 組立て紙箱 - Google Patents
組立て紙箱Info
- Publication number
- JP2000025749A JP2000025749A JP10214852A JP21485298A JP2000025749A JP 2000025749 A JP2000025749 A JP 2000025749A JP 10214852 A JP10214852 A JP 10214852A JP 21485298 A JP21485298 A JP 21485298A JP 2000025749 A JP2000025749 A JP 2000025749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper box
- folding
- center
- folded
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
立て紙箱の提供である。 【解決手段】 相対向する1組の側面4、6の上縁に延
設され、かつ中央部に丸孔9が形成された折込フラップ
を箱内へ折曲げ、更に折込フラップ外側部を丸孔9の軸
心を通り、内折線27で折返して折込フラップ本体と折
込フラップ外側部とで折曲片30とし、両折曲片30の
先端が箱上面中央で当接し、両折曲片30の半円形の切
り欠きが接して箱上面中央に丸孔が形成され、上面に形
成された丸孔にプラスチック製袋の注出用口頸部を挿入
し、これにキャップKを螺着する。
Description
の他の液体又は粉状、粒状物等の流動物を収納する組立
て紙箱で、更に詳しくは流動物を収納するプラスチック
製袋の保持に適した組立て紙箱に関するものである。
る厚紙内面に、液体の漏洩又は湿気を防止するため、塩
化ビニル、ポリエチレン若しくはポリプロピレン等のプ
ラスチック製のフィルムを積層したもの又はプラスチッ
ク塗料のコーティングを施し、内容物の漏洩防止及び耐
湿性としたものが広く使用されている。近年、各種廃棄
物の処理が社会問題として台頭しており、特に、紙箱表
面にプラスチックフィルムを積層したもの又はプラスチ
ック塗料をコーティングしたものは、廃棄処分の燃焼の
際に有害物質の発生が懸念され、公害問題を惹起するこ
とが指摘されている。
紙箱の有する問題点に鑑み、紙箱内へ折曲された折込み
フラップを有する厚紙製の紙箱において、紙箱上面の強
度を高め、紙箱内面にプラスチックをコーティングする
ことなく、内部にプラスチック製袋を収納し、該袋を保
持し、しかも廃棄処理に当り、材質である紙とプラスチ
ックとが簡単に分離できる組立て紙箱を提供することを
課題としている。
め、請求項1の発明では、4側面からなる四角柱状の組
立て紙箱において、互いに相対向する2つの側面の上縁
に、紙箱内へ向けて折曲される折込フラップが延設さ
れ、箱の中心に丸孔が形成され、2つの折込フラップが
折曲され、重ねられて紙箱上面が折込フラップの二重構
造とされ、平面の強度が高められ、プラスチック製袋を
安定して保持することを可能ならしめた。
柱状の組立て紙箱において、互いに相対向する1組の側
面の上縁に、紙箱上面半裁の折込フラップが延設され、
該折込フラップの左右両端縁に接着片が延設され、夫々
の中心に半円形の切り欠きが形成され、相対向する両折
込フラップの先端縁は、紙箱上面中央で互いに当接さ
れ、該切り欠きが接して箱の中心部に丸孔が形成され、
他方、互いに相対向する他の1組の側面の上縁に、紙箱
上面半裁の折込フラップが延設され、夫々の中心に半円
形の切り欠きが形成され、相対向する両折込フラップ先
端縁は、紙箱上面中央で互いに当接され、該切り欠きが
接して箱の中心部に丸孔が形成され、前記4つの折込フ
ラップが重ねられて紙箱上面が二重構造に形成され、平
面の強度を高め、プラスチック製袋を安定して保持する
ことを可能ならしめた。
組の側面の上縁に、紙箱内へ向けて折曲される折込フラ
ップが延設され、更に、該フラップの外側部が紙箱内へ
向けて折返され、該外側部と折込フラップ本体とで二重
構造の折曲片に形成され、相対向する両折曲片は、紙箱
上面を形成し、両折曲片の先端縁は、紙箱上面中央で互
いに当接され、かつ夫々の中心に半円形の切り欠きが形
成され、該切り欠けが接して紙箱の中心部に丸孔が形成
され、紙箱上面の強度が一層向上して平面の強度を高
め、プラスチック製袋を安定して保持することを可能な
らしめた。
ける折込みフラップの左右両端縁に接着片が形成され、
該接着片で折込フラップを接着し、簡単な構造で紙箱上
面の強度と安定性をさらに高めた。
柱状の組立て紙箱において、互いに相対向する1組の側
面の上縁に、紙箱内へ向けて折曲される折込フラップが
延設され、該フラップの外側部が紙箱内へ向けて折返さ
れ、該外側部と折込フラップ本体とで、断面コ字状の空
間部を形成すると共に、相対向する両折曲片は、紙箱上
面を形成し、両折曲片の折返された先端縁は、紙箱上面
中央で互いに当接され、かつ夫々の中心に丸孔が形成さ
れており、他方、相対向する他の1組の側面の上縁に、
前記折込フラップの断面コ字状の空間部内に挿入する係
止片が延設され、該係止片が前記断面コ字状の空間部内
に挿入されて組付けられ、紙箱上面の強度が向上し、さ
らに安定性を高めた。
ける紙箱上面が、前面側が低く後面側が高く形成された
傾斜面と平面からなり、該傾斜面の段差を有する側縁
に、断面コ字状の空間部を形成する折込フラップが延設
され、互いに相対向する傾斜面側縁に、係止片が延設さ
れ、該係止片を前記断面コ字状の空間部内へ挿入して折
込フラップを固定し、紙箱上面の強度、安定性が向上
し、更に紙箱の積み重ねを容易ならしめ、収納床面積を
少なくすることを可能ならしめた。
の実施の一例を示しており、図2に示される紙箱1は、
図1に示されるブランクから折畳んで成形されたもの
で、図1に示される如く、ブランク2は右側面3、前側
面4、左側面5、後側面6及び糊代部7が一連に連続さ
れ、前側面4と後側面6の上縁に折込フラップ8、8が
延設され、該両折込フラップ8の中心に丸孔9が形成さ
れ、前側面4、後側面6の下縁に紙箱内へ折曲される折
込片10と、右側面3、左側面5の下縁に紙箱内へ折曲
される折込片11が夫々延設され、紙箱内へ折曲げ底部
を形成するものである。底部の構造は従来の厚紙製の紙
箱の基本構造とほぼ同一構造である。尚、折込フラップ
8、8を右側面3、左側面5の上縁に延設すること並び
に底部を形成する折込片10を右側面3、左側面5の下
縁に延設すること及び折込片11を前側面4、後側面6
の下縁に延設する等任意に変更できる。
ため、前記ブランク2の折曲線13、14、15、16
で右側面3、前側面4、左側面5、後側面6、糊代部7
が直角に折曲げて紙箱外形を形成し、前側面4、後側面
6の折込フラップ8を夫々折曲線17で紙箱内へ折曲
げ、両折込フラップ8を重ね合わせて二重構造に形成す
る。また、糊代部7を右側面3内面に接着し、同時に底
部の折込片10を折曲線12で折曲げると共に、折込片
10、11を折曲線18と19で夫々折曲げ接着して底
部とし、図2の紙箱1が形成される。紙箱上面が二重構
造に形成されているため、比較的薄い厚紙の使用も可能
である。また、請求項1の発明は、図示を省略したが、
図2に示す折込フラップ8の互いに相反する左右両端縁
の一方に接着片を延設し、該接着片を右側面3又は左側
面5内面に接着することもでき、これによって紙箱上面
の強度、安定性を高めることができる。尚、二重構造に
形成された両折込フラップ8、8は適宜接着剤で接着し
てもよい。
例を示しており、図4に示される紙箱1(尚、図4では
内部に収納するプラスチック製袋のキャップKを記載し
た。以下の斜視図も同様とする。)は、図3に示される
ブランクから折畳んで成形されたもので(図3中、図1
と同一符号は同一部材である)、前側面4、後側面6の
上縁に位置して紙箱上面半裁とされた折込フラップ20
が延設され、折込フラップ20の左右両端縁に接着片2
1が延設され、また、右側面3、左側面5の上縁に折込
フラップ22が延設され、両折込フラップ20、22の
先端縁中央に、夫々半円形の切欠き23が形成されてい
る。該折込フラップ20、22は、紙箱上面半裁とされ
た厚紙が右側面3、前側面4、左側面5、後側面6上縁
に延設され、折込フラップ20、該折込フラップ20の
左右両端縁の接着片21並びに先端縁中央の半円形の切
欠きは打抜き加工によって簡単に形成できる。
裁とされた折込フラップ22を折曲線25で紙箱内へ折
曲げ、折込フラップ22の先端縁が紙箱上面中央で互い
に当接し、折込フラップ22の先端縁に形成した半円形
が接して丸孔に形成され、次いで、折込フラップ20を
折曲線17で紙箱内へ折曲げ、折込フラップ20の先端
縁が紙箱上面中央で互いに当接し、折込フラップ20の
先端縁に形成した半円形が接して丸孔に形成され、接着
片21を折曲線24で折曲げて右側面3、左側面5の外
面に接着し、図4のように前記折込フラップ20及び2
2が重ねられて二重構造に形成されると共に、両折込フ
ラップ20及び22の当接により形成された丸孔が合致
し、図4の紙箱1が形成される。
及び22は接着剤で接着してもよい。また丸孔9内に
は、後述する紙箱1内へ収納するプラスチック製の袋の
注出用口頸部を挿入し、該注出用口頸部にキャップKを
螺着する。また、右側面3、前側面4、左側面5、後側
面6、糊代部7はブランク2の折曲線13、14、1
5、16で直角に折曲げて紙箱外形を成形し、前側面
4、後側面6下縁の折込片10と右側面3、左側面5下
縁の折込片11を折込み組付けて底部を形成する点は請
求項1の発明にかかる紙箱と同様である。
を示しており、図6に示される紙箱1は、図5に示され
るブランクから折畳んで成形されたもので(図5中、図
1と同一符号は同一部材である)、図5に示される如
く、前側面4、後側面6上縁に延設された折込フラップ
26は、中心に形成された丸孔9の軸心を通り、折曲線
17に平行な内折線27が形成され、折込フラップ26
の外側縁に接着片28が延設されている。
ップ26を折曲線17で紙箱内へ折曲げると共に、該折
込フラップ26の外側部26bを内折線27で折返し、
折込フラップ26の本体26aとで二重構造の折曲片を
形成し、接着片28を夫々折曲線29で折曲げて前側面
4、後側面6内面に接着し、両折曲片は図6に示すよう
に折曲片30の外縁が紙箱上面中央で互いに当接され、
かつ内折線27に形成されている半円形の切欠きが接し
て丸孔に形成され、図6に示す紙箱1が形成される。
面6、糊代部7はブランク2の折曲線13、14、1
5、16で直角に折曲げて紙箱外形を成形すること、折
込片10と折込片11を折込み組付けて底部を形成する
点は請求項1の発明にかかる紙箱と同様である。また半
円形の切欠きが接して形成された丸孔にプラスチック製
の袋の注出用口頸部を挿入し、該注出用口頸部にキャッ
プKを螺着する点は請求項2の発明と同様である。
ランクの一実施例を示したもので、折込フラップ26の
左右両端縁に接着片31が延設されており(図7中図5
と同一符号は同一部材である)、図示は省略したが、該
接着片31を折曲線13、14、15、16の延長線上
の折曲線32で折曲げて右側面3、左側面5外面又は内
面に接着し、紙箱上面の折込フラップ26が接着片28
と左右両端縁の接着片31とで紙箱側面に固定されるた
め、請求項3の発明における紙箱上面より強度と安定性
を一段と高めることができる。
を示しており、図9に示される紙箱1は、図8に示され
るブランクから折畳んで成形されたもので(図8中図1
と同一符号は同一部材である)、前側面4、後側面6の
上縁に折込フラップ33が延設され、該両折込フラップ
33、33の紙箱上面の中心に丸孔9が形成され、該丸
孔9の軸心を通り、折曲線17に平行な内折線27が形
成され、他方、右側面3、左側面5の上縁に、2つの係
止片34が夫々延設されている。尚、図8では、ブラン
ク2は、後側面6、右側面3、前側面4、左側面5及び
糊代部7が一連に連続したものとして記載されている
が、ブランクの形態は任意に設定でき、また折込フラッ
プ33、係止片34の延設位置も任意に変更できる。
フラップ33を折曲線17で紙箱内へ折曲げると共に、
外側部33bを内折線27で紙箱内側へ折返し、折込フ
ラップ本体33aと外側部33bとで断面コ字状の空間
部を形成し、両折曲片は図9に示すように折曲片35の
外縁が紙箱上縁中央で互いに当接され、かつ内折線27
に形成されている半円形の切欠きが接して丸孔に形成さ
れ、他方、右側面3、左側面5上縁に延設されている係
止片34を折曲線36で折曲げ、前記折込フラップ33
の断面コ字状の空間部内へ挿入して図9に示す紙箱1が
形成される。
側面6、糊代部7はブランク2の折曲線13、14、1
5、16で直角に折曲げて紙箱外形を成形し、前側面
4、後側面6下縁の折込片10と右側面3、左側面5下
縁の折込片11を折込み組付けて底部を形成する点は請
求項1の発明にかかる紙箱と同様であり、また半円形の
切欠きが接して形成された丸孔にプラスチック製の袋の
注出用口頸部を挿入し、該注出用口頸部にキャップKを
螺着する点は請求項2の発明と同様である。
いる係止片34は、右側面3、左側面5上部で、かつ折
曲線36を挟んだ両側に、対象的に2本の斜めの切込線
37、37が形成され、該2本の切込線37の他端に、
折曲線36に平行な折曲線38が形成されている。係止
片34は、折曲線36と折曲線38で折曲しつつ前記折
込フラップ33の断面コ字状の空間部内へ挿入する。前
記切込線37は、折曲線36と角度20〜70°程度傾
斜して形成するのが好ましい。該角度θが70°以上で
は紙箱の強度的に無理がある。前記折込フラップ33と
係止片34とを組付けることによって紙箱上面の強度、
安定性が一段と向上する。
施例を示しており、図11に示される紙箱1は、図10
に示されるブランクから折畳んで成形されたもので(図
10中図8と同一符号は同一部材である)、前側面4が
右側面3、左側面5より短く形成され、前側面4上縁に
折込フラップ39が延設され、また後側面6は右側面
3、左側面5と同一長さとされ、後側面6上縁の折曲線
17と折曲線40との間に余白部41を存し、該折曲線
40外縁に折込フラップ42が延設されている。折込フ
ラップ39、42の中心に位置して丸孔9が形成され、
該丸孔9の軸心で、かつ折曲線17に平行な内折線27
が形成されている。
面4左右両側に、対象的に斜めの折曲線43と折曲線1
7の延長線上に位置する折曲線44が連接し、該折曲線
43外縁に2つの係止片45が延設され、折曲線44外
縁に接着片46が延設されている。また前側面4、後側
面6及び右側面3、左側面5下縁に、夫々紙箱内へ折曲
される折込片47、48が夫々延設されている。尚、前
記折込片47、48は請求項1〜5の発明のものと形状
が相違しているが、従来の厚紙製の紙箱の基本構造とほ
ぼ同一構造である。
プ39を折曲線17で紙箱内へ折曲げ、折込フラップ4
2を夫々折曲線17で紙箱内へ折曲げ、更に折込フラッ
プ42を折曲線40で紙箱内へ折曲げると共に、折込フ
ラップ39、42の外側部39b、42bを内折線27
で紙箱内へ折曲げ、折込フラップ本体39aと外側部3
9b、折込フラップ本体42aと外側部42bとで夫々
断面コ字状の空間部を有する折曲片に形成し、両折曲片
の外縁が傾斜面中央で互いに当接され、かつ内折線27
に形成されている半円形の切欠きが接して丸孔に形成さ
れる。
5を折曲線43で紙箱内へ折曲げ、係止片45を前記断
面コ字状の空間部内へ挿入すると共に、接着片46を折
曲線44で折曲げ、後側面6の折曲線17と折曲線40
間の余白部41裏面両側から接着して紙箱上面の平面を
形成し、図11に示すように両折曲片49が紙箱上面中
央で当接した傾斜面50と平面51とに形成され、図1
1の紙箱1が形成される。尚、係止片45を前記断面コ
字状の空間部内へ挿入する際は、請求項5と同様折曲線
43と38の共同作用によって行われる。
されているキャップKが前側面4方向に傾斜し、キャッ
プK上縁が、平面51と同一高さとされている。従っ
て、紙箱を積み重ねた場合、上部に重ねられる紙箱がキ
ャップK上縁と平面51とで支えられるため、複数の紙
箱を順次上部に重ねることが可能である。尚、右側面
3、前側面4、左側面5、後側面6、糊代部7はブラン
ク2の折曲線13、14、15、16で直角に折曲げて
紙箱外形を成形し、前側面4、後側面6及び右側面3、
左側面5下縁の折込片27、28を折込み組付けて底部
を形成する点は請求項1の発明にかかる紙箱と同様であ
り、また半円形の切欠きが接して形成された丸孔にプラ
スチック製の袋の注出用口頸部を挿入し、該注出用口頸
部にキャップKを螺着する点は請求項2の発明と同様で
ある。
ク製袋を収納した一例を示したもので、プラスチック製
袋Pは、紙箱1内部に収納できる大きさで、該袋Pの口
に注出用口頸部101が取付けられ、該注出用口頸部1
01は、ネジキャップを螺合すべき雄ネジ102が外周
面に形成され、該注出用口頸部101の基部に、取付部
103と、該取付部103の若干上部に間隔を存してフ
ランジ104が設けられており、該注出用口頸部101
と一体的に成形されている。取付部103は、上板10
5と両側壁部106で横断面ほぼ舟型状に形成され、注
出用口頸部101の内孔107は、取付部103の内孔
108に連通しており、該取付部103の両側壁部10
6の側面にプラスチック製袋Pの縁が熱融着されてい
る。
込片30の先端縁に形成された半円形の切欠きに、注出
用口頸部101とフランジ104とを紙箱外部に出し、
取付部103を該箱の内部とし、両折込片30を取付部
103とフランジ104間の両側から挿入して注出用口
頸部101を固定する。尚、前記取付部103は、横断
面舟型状のものに限られず、紙箱内部に挿入できるもの
であれば横断面が円筒形、四角形等何れであってもよ
い。また、本各発明における折込フラップの丸孔又は折
込フラップ外側部を折返した折曲片の半円形の切欠き
は、プラスチック製袋Pの注出用口頸部101を組付け
る際の容易さを考慮し、折込フラップの強度に影響しな
い程度に丸孔の外周放射方向に複数の切れ目を設けても
よい。
設された折込みフラップは、2つの折込フラップが重ね
られて二重構造であるから、比較的薄い厚紙の使用が可
能であり、しかも紙箱上面の強度が高く、安定性もよい
ため、収納するプラスチック製袋の注出用口頸部を確実
に保持することができ、厚紙の打抜き工程、切片の除去
工程、折畳工程等も従来の同様であり、手組による製造
は勿論のこと、機械的な連続製造も可能であるから生産
効率の向上及び製造コストの低減に資することができ
る。またプラスチック製袋に液状物又は粒状物を収納し
た状態で移送或は輸送しても、移送、輸送に伴う振動に
よるプラスチック製袋の損傷のおそれはなく、また紙箱
が損傷してプラスチック製袋が紙箱外へ飛び出す等のお
それは全くない。
が、紙箱各側面上縁に延設され、かつ紙箱上面半裁とさ
れた同一平面に形成されているため、原紙の使用量が少
なく打抜工程も簡単であり、4つの折込フラップで紙箱
上面を形成しているため、紙箱上面の安定性がよい。
外側部が折返され、夫々の折込フラップが折込フラップ
本体と該外側部とで二重構造に形成されているため、重
ね合わせる別個の折込フラップを別個に形成する必要が
なく、構造が簡単で、紙箱上面の強度、安定性も優れて
いる。
の折込フラップ外側縁の接着片及び左右両端縁の接着片
で折込フラップが確実に紙箱上面として固定されるた
め、折込フラップは強度、安定性共に優れている。
折曲片で形成した断面コ字状の空間部に、相対向する他
の1組の側面上縁の係止片を挿入し、該係止片で折込フ
ラップが固定されているので、紙箱上面の強度、安定性
は一段と向上し、該紙箱内に収納するプラスチック製袋
の注出用口頸部を確実に保持することができる。
面と平面とに形成されており、紙箱内に収納するプラス
チック製袋の注出用口頸部が傾斜面に取付けられ、該注
出用口頸部に螺着するキャップ上縁が平面と同一高さと
されているため、紙箱上に複数の紙箱を重ねることがで
き、紙箱の収納保管が容易である。
ある。
る。
ある。
る。
ある。
る。
ある。
る。
図である。
部側面図である。
ップ 9 丸孔 10、11、47、48 折込片 12、13、14、15、16、17、18、19、2
0、24、25、29、32、36、38、40、4
3、44 折曲線 21、28、31、46 接着片 27 内折線 30、35、49 折曲片 37 切込線 41 余白部 34、45 係止片 50 傾斜面 51 平面 K キャップ P プラスチック製袋
Claims (6)
- 【請求項1】4側面からなる四角柱状の組立て紙箱にお
いて、 互いに相対向する2つの側面の上縁に、紙箱内へ向けて
折曲される折込フラップが延設され、折込フラップを紙
箱内へ折曲げて2つの折込フラップが重ねられて紙箱上
面が二重構造に形成され、更に、箱の中心に丸孔が形成
されている組立て紙箱。 - 【請求項2】4側面からなる四角柱状の組立て紙箱にお
いて、 互いに相対向する1組の側面の上縁に、紙箱上面半裁の
折込フラップが延設され、該折込フラップの左右両端縁
に接着片が延設され、夫々の中心に半円形の切り欠きが
形成され、相対向する両折込フラップの先端縁は、紙箱
上面中央で互いに当接され、該切り欠きが接して箱の中
心部に丸孔が形成され、 他方、互いに相対向する他の1組の側面の上縁に、紙箱
上面半裁の折込フラップが延設され、夫々の中心に半円
形の切り欠きが形成され、相対向する両折込フラップ先
端縁は、紙箱上面中央で互いに当接され、該切り欠きが
接して箱の中心部に丸孔が形成され、前記4つの折込フ
ラップが重ねられて紙箱上面が二重構造に形成されてい
る組立て紙箱。 - 【請求項3】4側面からなる四角柱状の組立て紙箱にお
いて、 互いに相対向する1組の側面の上縁に、紙箱内へ向けて
折曲される折込フラップが延設され、更に、該フラップ
の外側部が紙箱内へ向けて折返されて二重構造の折曲片
に形成され、相対向する両折曲片は、紙箱上面を形成
し、両折曲片の折返された先端縁は、紙箱上面中央で互
いに当接され、かつ夫々の中心に半円形の切り欠きが形
成され、該切り欠きが接して、箱の中心部の位置に丸孔
が形成されている組立て紙箱。 - 【請求項4】互いに相対向する1組の側面の上縁に延設
される折込フラップ本体の左右両端縁に、接着片が延設
されている請求項4記載の組立て紙箱。 - 【請求項5】4側面からなる四角柱状の組立て紙箱にお
いて、 互いに相対向する1組の側面の上縁に、紙箱内へ向けて
折曲される折込フラップが延設され、更に、該フラップ
の外側部が紙箱内へ向けて折返され、かつ断面コ字状の
空間部を形成すると共に、相対向する両折曲片は、紙箱
上面を形成し、両折曲片の折返された先端縁は、紙箱上
面中央で互いに当接され、かつ夫々の中心に半円形の切
り欠きが形成され、該切り欠きが接して、箱の中心部の
位置に丸孔が形成されており、 他方、相対向する他の1組の側面の上縁に、前記折込フ
ラップの断面コ字状の空間部内に挿入する係止片が延設
されている組立て紙箱。 - 【請求項6】前面側が低く形成され、紙箱上面が、傾斜
面と平面からなり、該傾斜面の段差を有する側縁に、断
面コ字状の空間部を形成する折込フラップが延設され、
互いに相対向する傾斜縁に、係止片が延設されている請
求項5記載の組立て紙箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21485298A JP4169297B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 組立て紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21485298A JP4169297B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 組立て紙箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000025749A true JP2000025749A (ja) | 2000-01-25 |
JP4169297B2 JP4169297B2 (ja) | 2008-10-22 |
Family
ID=16662623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21485298A Expired - Fee Related JP4169297B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 組立て紙箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4169297B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007154A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | 注出口付き包装袋 |
JP2009062089A (ja) * | 2007-08-14 | 2009-03-26 | Toshiharu Osaka | 包装器材 |
JP2009520648A (ja) * | 2005-12-21 | 2009-05-28 | コロムブス イー.エーピーエス | 廃棄処理可能な缶 |
JP2009166885A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Toshiharu Osaka | 流体材料梱包器材および流体材料梱包方法 |
JP2017043382A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 日本製紙株式会社 | 詰め替え用液状内容物収容用紙製内容器 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP21485298A patent/JP4169297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009520648A (ja) * | 2005-12-21 | 2009-05-28 | コロムブス イー.エーピーエス | 廃棄処理可能な缶 |
JP2008007154A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | 注出口付き包装袋 |
JP2009062089A (ja) * | 2007-08-14 | 2009-03-26 | Toshiharu Osaka | 包装器材 |
JP2009166885A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Toshiharu Osaka | 流体材料梱包器材および流体材料梱包方法 |
JP2017043382A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 日本製紙株式会社 | 詰め替え用液状内容物収容用紙製内容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4169297B2 (ja) | 2008-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050051461A1 (en) | Folding carton | |
US7950569B2 (en) | Container for food | |
US20090301928A1 (en) | Packaging For Lipped Containers | |
EP1919783B2 (en) | A container for food | |
JP2000025749A (ja) | 組立て紙箱 | |
EP0133863B1 (en) | Bottom structure in a paper box for storage of liquid | |
US20130240614A1 (en) | Collapsible Container | |
JP2004203472A (ja) | 包装箱 | |
JP7326654B2 (ja) | 包装容器 | |
JPH08282648A (ja) | 合成樹脂製折り畳み自在箱 | |
FI71704B (fi) | Bottenkonstruktion foer pappersburk foer vaetskor | |
JP2604469Y2 (ja) | 中仕切付包装箱 | |
CN220948980U (zh) | 一种一体成型包装盒 | |
JPH0811862A (ja) | 筒状組み立てケース | |
JPH0327966Y2 (ja) | ||
JP2001097358A (ja) | 包装用箱体 | |
JP2004203471A (ja) | 包装箱 | |
JPH08282650A (ja) | 簡易組立二重側壁容器 | |
JP2591606Y2 (ja) | 板紙製折畳密閉容器 | |
JPH0415635Y2 (ja) | ||
JPH053114U (ja) | 食品用テ−パ付き折畳みトレ− | |
JP6497074B2 (ja) | 包装容器 | |
JPS63576Y2 (ja) | ||
JP3061185U (ja) | 組立式紙箱 | |
JP2023039124A (ja) | 紙容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080722 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080804 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140815 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140815 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140815 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |