JP2000025187A - 化粧板 - Google Patents

化粧板

Info

Publication number
JP2000025187A
JP2000025187A JP10197831A JP19783198A JP2000025187A JP 2000025187 A JP2000025187 A JP 2000025187A JP 10197831 A JP10197831 A JP 10197831A JP 19783198 A JP19783198 A JP 19783198A JP 2000025187 A JP2000025187 A JP 2000025187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
layer
hydroxyl group
molecule
reacting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10197831A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Togasaki
浩昌 戸賀崎
Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
Yoichi Morita
洋一 守田
Seiji Sano
誠治 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP10197831A priority Critical patent/JP2000025187A/ja
Publication of JP2000025187A publication Critical patent/JP2000025187A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅,建築物の内外装に使用される絵柄層を有
する化粧板であり、特に耐久性に優れ、屋外の厳しい環
境で長い年月耐え得る密着強度の優れた絵柄を有する化
粧板を提供することを目的とする。 【解決手段】基材と、該基材の片面にシーラー層を設
け、次いで順次、ベースコート層、絵柄層、表面保護層
を積層して設けた化粧板において、絵柄層は分子内に水
酸基を有する樹脂を少なくとも使用したインキからな
り、かつ保護層及び/又はベースコート層には分子内に
水酸基を有する樹脂と分子内に水酸基を有する樹脂の水
酸基と反応することができる官能基を有する樹脂とを少
なくとも混合した混合樹脂からなり、前記保護層内及び
/又はベースコート層内の水酸基と反応することができ
る官能基を有する樹脂と絵柄層のインキの分子内に水酸
基を有する樹脂と反応・硬化して絵柄層を形成すること
を特徴とする化粧板である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅,建築物の内
外装に使用される絵柄層を有する化粧板であり、特に耐
久性に優れた化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅,建築物の内外装用とし
て各種絵柄層を有する化粧板が使用されている。内装用
途に用いられる化粧板としては、主として木質系基材に
化粧紙(印刷によりインキで絵柄層を設けた紙)を貼り
塗装して仕上げる、化粧フィルムを貼るなどの方法で作
られる。また、直接印刷法、すなわち、基材に直接にグ
ラビアオフセット印刷、スクリン印刷、インクジェット
印刷などで絵柄層を設け、その後透明な保護塗料を塗布
して保護層を設ける方法で作られる。あるいは、転写印
刷法、すなわち、剥離紙に印刷により絵柄層を設けられ
た転写紙から絵柄層を基材に転写させることも行われて
いる。外装用途に用いられる化粧板における基材として
は、金属板、窯業系サイディングやALCといった無機
系の板状基材などが用いられ、印刷方法は前記直接印刷
法、転写印刷法が採用されている。
【0003】ところが、外装用途に用いられる化粧板に
おいては、高耐久性、特に屋外の厳しい環境で長い年月
で使用できる物性が要求され、直接印刷法あるいは転写
印刷法により得られた絵柄層は、絵柄層上には表面保護
層があっても、密着強度は充分に強いとは言えなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するためになされたものであり、その課題
とするところは、絵柄層を設けた化粧板において、絵柄
層に高耐久性を附与させたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、まず請求項1においては、基材と、該基材の
片面に、必要に応じてシーラー層を設け、次いで順次、
ベースコート層、絵柄層、表面保護層とを積層して設け
た化粧板において、絵柄層は分子内に水酸基を有する樹
脂を少なくとも使用したインキからなり、かつ表面保護
層は分子内に水酸基を有する樹脂と分子中に水酸基を有
する樹脂の水酸基と反応することができる官能基を有す
る樹脂とを少なくとも混合した混合樹脂からなり、前記
保護層内の水酸基と反応することができる官能基を有す
る樹脂と絵柄層内の分子内に水酸基を有する樹脂とが反
応・硬化して絵柄層を形成することを特徴とする化粧板
としたものである。
【0006】また、請求項2においては、基材と、該基
材の片面に、必要に応じてシーラー層を設け、次いで順
次、ベースコート層、絵柄層、表面保護層とを積層して
設けた化粧板において、絵柄層は分子内に水酸基を有す
る樹脂を少なくとも使用したインキからなり、かつベー
スコート層は少なくとも分子内に水酸基を有する樹脂と
分子内に水酸基を有する樹脂の水酸基と反応することが
できる官能基を有する樹脂とを少なくとも混合した混合
樹脂からなり、前記ベースコート層内の水酸基と反応す
ることができる官能基を有する樹脂と絵柄層内の分子内
に水酸基を有する樹脂とが反応・硬化して絵柄層を形成
することを特徴とする化粧板としたものである。
【0007】また、請求項3においては、基材と、該基
材の片面に、必要に応じてシーラー層を設け、次いで順
次、ベースコート層、絵柄層、表面保護層とを積層して
設けた化粧板において、絵柄層は分子内に水酸基を有す
る樹脂を少なくとも使用したインキからなり、かつ保護
層は分子内に水酸基を有する樹脂と分子内に水酸基を有
する樹脂の水酸基と反応することができる官能基を有す
る樹脂とを少なくとも混合した混合樹脂からなり、かつ
ベースコート層は分子内に水酸基を有する樹脂と分子内
に水酸基を有する樹脂の水酸基と反応することができる
官能基を有する樹脂とを少なくとも混合した混合樹脂か
らなり、前記保護層内とベースコート層内との水酸基と
反応すること事ができる官能基を有する樹脂と絵柄層の
インキの分子内に水酸基を有する樹脂と反応・硬化して
絵柄層を形成することを特徴とする化粧板としたもので
ある。
【0008】さらにまた、請求項4においては、請求項
1乃至3に記載の基材が金属板、または無機質系基板で
あることを特徴とする化粧板としたものである。
【0009】図1は本発明の化粧板1の一例を示す断面
図である。基材2は表面が平らな板状のものに凹部3を
形成してある。凹部3を形成した基材2全面にシーラー
層4を有し、さらにシーラー層4上全面に着色されたベ
ースコート層5を有し、凹部以外の平らな部分のベース
コート層5上には、更に違った色に着色されたベースコ
ート層5を有し、この部分には絵柄層6を設けて有り、
最表面全面に表面保護層7が設けられた積層構成になっ
ている。
【0010】絵柄層は少なくとも分子内に水酸基を有す
る樹脂を使用したインキからなり、保護層とベースコー
ト層との両層は、またはどちらかの層は、分子内に水酸
基を有する樹脂と分子内に水酸基を有する樹脂の水酸基
と反応する事が出来る官能基を有する樹脂とをすくなく
とも混合した混合樹脂からなり、この時、水酸基と反応
する事が出来る官能基を有する樹脂を過剰に混合するこ
とにより、反応に預からない余分の官能基を有する樹脂
は、インキ内の水酸基を有する樹脂を反応・硬化させる
ことに使わせることができ、絵柄層は強固な層とするこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
説明する。基材としては、合板、繊維板、MDFなどの
木質系、更に外装用途としては、アルミニウム、鉄など
の金属板や、サイディング材、珪酸カルシウム、石綿セ
メント板、石膏スラグ板、コンクリートブロック、AL
C、GRC等の無機質板が用いられる。また、これらの
板状の基材の表面に、切削加工やエンボス加工を施し、
凹部を形成したものを使用することができる。この凹部
は、例えば、タイル貼りの状態におけるタイル間の目地
部を表現するのに使われ、立体感が出せる。
【0012】基材が無機質系などでは塗料が浸み込み安
くベースコート層と基材との密着性が不充分であるとき
には、基材上にシーラー層を設けることが行われる。ま
た、シーラー処理後表面研磨処理等を施しても良い。金
属板など塗料が浸み込みにくいときでも、ベースコート
層と基材との密着性が不充分であるときには、基材上に
プライマー層(シーラー層)を設けることが行われる塗
料としては2液硬化型ウレタン樹脂塗料などが用いられ
る。
【0013】ベースコート層は、通常絵柄層の下地色層
となるもので、また基材の色を隠蔽する目的にも使われ
る。用いられる樹脂塗料としては、基材や絵柄層との密
着が得られるものを適宣選択する。例えば、フタル酸樹
脂系塗料、アミノアルキド樹脂系塗料、エポキシ樹脂系
塗料、ビニル樹脂系塗料、ポリウレタン樹脂系塗料、不
飽和ポリエステル樹脂系塗料等である。本発明において
は、ベースコート層、保護層の両層またはどちらかの層
に、分子内に水酸基を有する樹脂と分子内に水酸基を有
する樹脂の水酸基と反応する事が出来る官能基を有する
樹脂とを少なくとも混合した混合樹脂を用いるが、この
時のベースコート層の樹脂としてはポリウレタン樹脂系
塗料、アクリルウレタン系樹脂塗料などである。これら
の樹脂は分子内の水酸基と反応することができる官能基
を有する樹脂(いわゆる硬化剤)としてポリイソシアネ
ート樹脂を用いる。ポリイソシアネート樹脂には、芳香
族系、脂肪族系のものとして、TDI、XDI、IPD
I、HMDI等種々のものが存在するが、硬化塗膜の可
とう性、耐熱性、反応性、特に耐候性(耐黄変性)等を
考慮すると、脂肪族系のポリイソシアネートが好まし
く、特にHMDIが望ましい。塗装方法としては、エア
スプレー、エアレススプレー、ロールコーター、フロー
コーター等の各種コーターを使用すれば良い。
【0014】ベースコート層としては、通常1層である
が、2層以上にしても構わない。例えば、凹部を有する
基材を使用した場合、平らな部分と凹部との色を違える
ことなどに使用する。
【0015】絵柄層はインキにより印刷により設けら
れ、直接印刷法、即ちグラビアオフセット印刷、シルク
印刷、インクジェット印刷、スプレー塗装などで基材に
直接印刷することで設ける。また、精巧な絵柄を望むな
ら、転写印刷法により絵柄層を設けると良い。その方法
としては、剥離紙にグラビア印刷などにより絵柄層を設
けて転写紙を作成し、基材と転写紙の絵柄層面とをロー
ルで密着させ、熱などにより転写紙から絵柄層を基材に
転写させるものである。インキに用いられる樹脂として
は、分子内に水酸基を有するもので、水酸基と反応する
ことができる官能基を有する樹脂(硬化剤)と反応・ 硬
化できるもの選択する。たとえば、ブチラール樹脂、ア
クリル系樹脂、アクリル系重合体、セルロース誘導体、
ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂などであり、印
刷して乾燥することにより、粘着性を示さないものが好
適である。
【0016】表面保護層に用いられる樹脂は、2液硬化
型のウレタン樹脂系、フッ素樹脂系、アクリルシリコー
ン樹脂、無機系樹脂等である。本発明においては、分子
内に水酸基を有する樹脂と分子内に水酸基を有する樹脂
の水酸基と反応する事が出来る官能基を有する樹脂との
混合樹脂を用いることが良く、2液硬化型のウレタン樹
脂系が好適である。また、これらに必要に応じて紫外線
吸収剤、光安定剤を入れる。塗膜厚みとしては10〜2
00μm程度が好ましく、艶有り,半艶,艶無しでもよ
い。さらに、質感を向上させたい場合には樹脂ビーズを
入れることも可能であり、アクリル樹脂などの球径30
〜80μm程度が好ましい。
【0017】
【実施例】以下実施例により本発明を図1を用いて詳細
に説明する。 〈実施例1〉基材2として厚み15mmの表面が平らな
窯業系板材を用いて、切削により凹部3を設けた。この
基材2全面に2液のウレタン樹脂系シーラーを施してシ
ーラー層4を設けた後、ベースコート層5用の塗料とし
て、着色された2液硬化型ウレタン樹脂系塗料(東洋イ
ンキ(株):「ライオポール」)を用いた。即ち1液が
分子内に水酸基を有する樹脂としてウレタン樹脂、他の
1液がこの水酸基と反応できる官能基を有する樹脂(硬
化剤)としてイソシアネート基を持つ樹脂である。この
塗料を塗布量(50g/m2 ・dry)で塗布した後1
20℃8分乾燥した。次に、凹部3を除く表面の平らな
部分に、別の色に着色した前記ベースコート用塗料(た
だし硬化剤を2%増量して、増量分が次に記載する絵柄
層用の樹脂を硬化させるるのに使用する)を塗装した後
120℃で8分間焼き付け、乾燥させてベースコート層
5を設けた。
【0018】一方、予め準備しておいた転写紙(厚さ1
20μmの塩化ビニルシートに、水酸基を有する樹脂と
してポリビニルブチラール樹脂系を使用したインキを印
刷して絵柄層を設けたもの)を、転写紙の絵柄面と上記
基材の表面の平らなベースコート層面と密着させ、ゴム
硬度80°の180℃に加熱したゴムロールで(線圧1
5kgf/cm、ライン速度7m/min)絵柄層6を
基材の平らな面に転写した。
【0019】この絵柄層6を有する基材の全面に、表面
保護層7として透明な2液硬化型ウレタン樹脂(大日本
塗料(株)製:「Vフロン#700」・・即ち1液が分
子内に水酸基を有する樹脂としてウレタン樹脂、他の1
液がこの水酸基と反応できる官能基を有する樹脂(硬化
剤)としてイソシアネート基を持つ樹脂)を塗布量(5
0g/m2 ・dry)で(ただし硬化剤を2%増量し
て、増量分が絵柄層6用の樹脂を硬化させるるのに使用
する)塗布した後120℃8分乾燥した。このようにし
て化粧板1を作成した。
【0020】この化粧板1をサンシャイン試験を行い、
3000時間と5000時間後の塗膜の密着性をクロス
カット試験(JIS K5400 碁盤目試験に則る)
により調べたところ、前者で24/25、後者で22/
25であり、極めて密着性が良好であった。
【0021】〈実施例2〉基材としての厚み12mmの
アルミニウム基材に、アルミニウム用プライマー(大日
本塗料(株):「エポニックスTPプライマー」)をエ
アスプレーにより塗布量100g/m2 で塗装を施した
後、常温放置を適切な時間行い更に100℃で20分間
乾燥させた。次に、ベースコート塗装を2液硬化型ウレ
タン樹脂系塗料(大日本塗料(株):「Vトップ」)に
硬化剤を2%増量して配合しロールコーターを使用して
塗装(50g/m2 ・dry)した後120℃8分乾燥
した。
【0022】一方、実施例1で用いた転写紙を、転写紙
の絵柄面と上記基材の表面の平らなベースコート層面と
密着させ、ゴム硬度80°の180℃に加熱したゴムロ
ールで(線圧15kgf/cm、ライン速度7m/mi
n)絵柄層を基材上のベースコート層全面に転写した。
【0023】この絵柄層を有する基材の全面に、透明な
2液硬化型ウレタン樹脂(大日本塗料(株)製:「Vセ
ラン#100」)樹脂を塗布量(50g/m2 ・dr
y)で(ただし硬化剤を2%増量して、増量分は絵柄層
用の樹脂を硬化させるるのに使用する)塗布した後12
0℃8分乾燥した。このようにして化粧板を作成した。
【0024】この化粧板をサンシャイン試験を行い、3
000時間と5000時間後の塗膜の密着性をクロスカ
ット試験(JIS K9600 碁盤目試験に則る)に
より調べたところ、前者で24/25、後者で22/2
5であり、極めて密着性が良好であった。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、直接、転写印刷法により絵
柄層を設けた化粧板において絵柄層に高耐久性、特に屋
外の厳しい環境下でも絵柄層の密着性の極めて優れた化
粧板を得ることができた。従って本発明は、住宅,建築
物、特に外装用の化粧板として、優れた実用上の効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における化粧板の断面の構造の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…化粧板 2…基材 3…凹部 4…シーラー層 5…ベースコート層 7…絵柄層 8…表面保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 誠治 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA28 AA58 AB22 AB23 BA05 BA12 BB02 BB23 GA24X GA33X GA42X GB02X GB06X GB16X GB17X GB19X GB23X GB46W GB46X GB49X GB52X GB53W GB54W GB54Z GB62X 4F100 AA01A AB01A AB10 AD00A AH03H AK01C AK01D AK01E AK51H AS00B AS00C AT00A AT00D AT00E BA05 BA07 BA10A BA10E CA02 CC00 CC00B CC00C DD01 EC042 EH462 EJ08D EJ65A EJ65B EJ862 GB08 HB00C HB00D JL00 JL10C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、該基材の片面に、必要に応じてシ
    ーラー層を設け、次いで順次、ベースコート層、絵柄
    層、表面保護層とを積層して設けた化粧板において、絵
    柄層は分子内に水酸基を有する樹脂を少なくとも使用し
    たインキからなり、かつ表面保護層は分子内に水酸基を
    有する樹脂と分子中に水酸基を有する樹脂の水酸基と反
    応することができる官能基を有する樹脂とを少なくとも
    混合した混合樹脂からなり、前記保護層内の水酸基と反
    応することができる官能基を有する樹脂と絵柄層内の分
    子内に水酸基を有する樹脂とが反応・硬化して絵柄層を
    形成することを特徴とする化粧板。
  2. 【請求項2】基材と、該基材の片面に、必要に応じてシ
    ーラー層を設け、次いで順次、ベースコート層、絵柄
    層、表面保護層とを積層して設けた化粧板において、絵
    柄層は分子内に水酸基を有する樹脂を少なくとも使用し
    たインキからなり、かつベースコート層は少なくとも分
    子内に水酸基を有する樹脂と分子内に水酸基を有する樹
    脂の水酸基と反応することができる官能基を有する樹脂
    とを少なくとも混合した混合樹脂からなり、前記ベース
    コート層内の水酸基と反応する事が出来る官能基を有す
    る樹脂と絵柄層内の分子内に水酸基を有する樹脂とが反
    応・硬化して絵柄層を形成することを特徴とする化粧
    板。
  3. 【請求項3】基材と、該基材の片面に、必要に応じてシ
    ーラー層を設け、次いで順次、ベースコート層、絵柄
    層、表面保護層とを積層して設けた化粧板において、絵
    柄層は分子内に水酸基を有する樹脂を少なくとも使用し
    たインキからなり、かつ保護層は分子内に水酸基を有す
    る樹脂と分子内に水酸基を有する樹脂の水酸基と反応す
    ることができる官能基を有する樹脂とを少なくとも混合
    した混合樹脂からなり、かつベースコート層は分子内に
    水酸基を有する樹脂と分子内に水酸基を有する樹脂の水
    酸基と反応することができる官能基を有する樹脂とを少
    なくとも混合した混合樹脂からなり、前記保護層内とベ
    ースコート層内との水酸基と反応することができる官能
    基を有する樹脂と絵柄層のインキの分子内に水酸基を有
    する樹脂と反応・硬化して絵柄層を形成することを特徴
    とする化粧板。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3に記載の基材が金属板、ま
    たは無機質系基板であることを特徴とする化粧板。
JP10197831A 1998-07-13 1998-07-13 化粧板 Pending JP2000025187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10197831A JP2000025187A (ja) 1998-07-13 1998-07-13 化粧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10197831A JP2000025187A (ja) 1998-07-13 1998-07-13 化粧板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000025187A true JP2000025187A (ja) 2000-01-25

Family

ID=16381078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10197831A Pending JP2000025187A (ja) 1998-07-13 1998-07-13 化粧板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000025187A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019025A (ja) * 2000-07-06 2002-01-22 Daiken Trade & Ind Co Ltd 木質化粧板の製造方法
JP2007321526A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Sumitomo Fudosan Kk 建築用表面仕上げ材及びその製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116470A (en) * 1979-02-28 1980-09-08 Toppan Printing Co Ltd Preparing decorative laminated sheet
JPS55139875A (en) * 1979-04-17 1980-11-01 Toppan Printing Co Ltd Production of decorative plate
JPH06226905A (ja) * 1993-02-05 1994-08-16 Toppan Printing Co Ltd 無機系化粧板の装飾方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116470A (en) * 1979-02-28 1980-09-08 Toppan Printing Co Ltd Preparing decorative laminated sheet
JPS55139875A (en) * 1979-04-17 1980-11-01 Toppan Printing Co Ltd Production of decorative plate
JPH06226905A (ja) * 1993-02-05 1994-08-16 Toppan Printing Co Ltd 無機系化粧板の装飾方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019025A (ja) * 2000-07-06 2002-01-22 Daiken Trade & Ind Co Ltd 木質化粧板の製造方法
JP2007321526A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Sumitomo Fudosan Kk 建築用表面仕上げ材及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2105640A (en) Gypsum panels
JP3256179B2 (ja) 透湿防水積層塗膜形成方法
JP2000025187A (ja) 化粧板
CN2178751Y (zh) 建筑装饰板
JP2022530186A (ja) 平面状ワークピースをコーティングする方法
JPH0796697A (ja) 装飾板
JP3358776B2 (ja) 化粧板、意匠性塗料、化粧板の固定方法および化粧板の固定構造
JP4578783B2 (ja) 無溶剤型の無機質基材用下地処理剤、および該処理剤を用いた無機質基材の下地処理方法
JP2002161625A (ja) 建築物基礎梁部表面の仕上工法
JP4069507B2 (ja) 化粧塀用化粧板の製造方法
JP2004268374A (ja) 化粧シート及び化粧材
WO2000002739A1 (fr) Materiau de revetement par transfert et procede de revetement par transfert d'une surface de miroir
JP2962832B2 (ja) 金属板−無機フォーム複合体
JP3334545B2 (ja) 化粧板の補修方法
JPH10128902A (ja) 防汚性に優れた無機質系化粧板及びその製造方法
JPH08112878A (ja) 装飾板
JP2004339346A (ja) 含浸用塗料組成物、多孔質建材及びその製造方法
JPH05222819A (ja) 外装用化粧パネル
JPH0531848A (ja) 複合パネルの製造方法
JPH03247854A (ja) 石材パネル
JPH09290464A (ja) 化粧板の補修方法
JPH11348174A (ja) 多孔質窯業系化粧板の製造方法
JP2522154Y2 (ja) 装飾プラスチック板
JP2005030021A (ja) 化粧シート貼り不燃化粧板
JPH0890707A (ja) 不燃性化粧板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040810