JP2000024739A - 線条体の低張力送出装置 - Google Patents

線条体の低張力送出装置

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JP2000024739A
JP2000024739A JP10198987A JP19898798A JP2000024739A JP 2000024739 A JP2000024739 A JP 2000024739A JP 10198987 A JP10198987 A JP 10198987A JP 19898798 A JP19898798 A JP 19898798A JP 2000024739 A JP2000024739 A JP 2000024739A
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JP
Japan
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pulley
lever
low tension
wire
detection
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Pending
Application number
JP10198987A
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English (en)
Inventor
Takeshi Toyoda
武司 豊田
Hiroyuki Sato
広行 佐藤
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線条体を送り出すときに低い張力で制御す
る。 【解決手段】 低張力で送り出すべき線条体1の走行経
路の一部に適宜間隔をおいて配置される入口側プーリー
3Aおよび出口側プーリー3Bとの間に設けられる所望
の重量の検知プーリー2と、一端に検知プーリー2を取
り付けて適宜の回動支点51のまわりに回動できるレバ
5と、このレバ5の一部に設けられる近接スイッチ6
と、この近接スイッチ6の運動経路に沿って設けられる
上限検知部7Aおよび下限検知部7Bとを有し、レバ5
の適宜位置に吸振器8が設けられてアーム5の振動をな
くした装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は線条体の低張力送
出装置、さらに詳しく言えばあまり過大な張力をかけず
に所望の低い張力をもって線条体を送り出すための線条
体の低張力送出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2において、左方に位置する適宜の線
条体送出源、たとえば押出被覆すべきケーブルコアある
いは光ファイバなどの線条体送出源から右方に所望の低
い張力をもって送り出すために、従来は引取装置4の上
流に入口側プーリー3Aと出口側プーリー3Bとによっ
て適宜長さの走行区間を区画し、この区間内において線
条体1の張力によって鉛直方向に移動自在な検知プーリ
ー2の重量(または別のばね等による設定荷重)を支持
するように配置し、図3に示すようにこの検知プーリー
2の上昇または下降によって当該張力の増減を知り、こ
の検知プーリー2の鉛直方向の移動範囲を、これに取り
付けた近接スイッチ102によって、上限検知部101
Aと下限検知部101Bとの間に制御するような装置が
使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
装置の場合は、検知プーリー2の鉛直方向の運動は極め
て微妙で、張力が大きすぎ検知プーリー2が上限検知部
101Aを越えることを検知して引取速度を緩めると、
こんどは張力が小さくなり過ぎて検知プーリー2が下降
して下限検知部101Bを越える程下がり過ぎるといっ
た振動に近い運動を繰り返していつまでも安定しない欠
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項1の発明
によるその解決手段は、低張力で送り出すべき線条体の
走行経路の一部に適宜間隔をおいて配置される入口側プ
ーリーおよび出口側プーリーとの間に設けられる所望の
重量の検知プーリーと、一端に前記検知プーリーを取り
付けて適宜の回動支点のまわりに回動できるレバと、前
記レバの一部に設けられる近接スイッチと、前記近接ス
イッチの運動経路に沿って設けられる上限検知部および
下限検知部とを有し、前記レバの適宜位置に吸振器が設
けられることを特徴とする線条体の低張力送出装置であ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1を主として参照しながらこの
発明の一実施例装置を説明する。検知プーリー2は比較
的長いアーム5の一端に回転可能に支持され、このアー
ム5は中程にある回動支点51のまわりに回動できるよ
うに支持される。
【0006】アームの一部、たとえば他端には近接スィ
ッチ6が取り付けられ、また回動支点51に比較的近い
位置に取付け軸81を介して空気または液体を流動体と
して使用するシリンダ形式の吸振器8が取り付けられ
る。これは取付け軸81の端部に固着したピストン82
がシリンダ内を移動するときの流体抵抗を利用する吸振
器である。
【0007】吸振器8の取付け位置を回動支点51の近
くに置いた理由は、制御すべき張力が小さいからアーム
長さの比によって調整する意図であり、アームの長さを
比較的長くしたのも同様の理由による。もちろん所望の
張力と均衡させるための荷重は検知プーリー2自体の重
量を直接利用してもいいし、あるいはアーム5を回動さ
せるトルクを発生させるべく適宜のばねを使用してもい
い。
【0008】アーム5に取り付けられた近接スィッチ6
の運動径路、この場合は回動支点51を中心とし近接ス
ィッチ6までのアーム長さを半径とする円弧になるわけ
であるが、この運動径路に沿って制御すべき張力の上限
および下限に対応して上限検知部7Aおよび下限検知部
7Bを設ける。これらは近接スィッチ6との近接に反応
する適宜の発信器であり、ここから引取装置4に制御信
号が発信される。
【0009】もちろんこの制御信号は、線条体1の張力
がたとえば過大で、このためアーム5が図示のように時
計回りに回転して上限検知部7Aが励起されたときには
引取装置4の引取速度を低下させる方向の制御である。
【0010】この発明の装置の場合は、上例のような制
御、つまり引取速度が低下して線条体1の張力が小さく
制御されたときも、アーム5の回動速度は吸振器8のた
めにゆっくりとなされるから、従来装置のように振動が
発生することがなく線条体1の張力を所望の値に安定さ
せやすい。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、装置は極めて
簡単であり、しかも制御目標値を挟んで上下に振動する
ことがなく、所望の値の張力に安定させやすい効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例装置を示す側断面図であ
る。
【図2】線条体の送出装置全体の中でのこの発明装置の
配置を示すための簡略平面図である。
【図3】従来装置における検知プーリーによる張力検知
を示す簡略平面図である。
【符号の説明】
1 線条体 2 検知プーリー 3A 入口側プーリー 3B 出口側プーリー 4 引取装置 5 アーム 51 回動支点 6 近接スィッチ 7A 上限検知部 7B 下限検知部 8 吸振器 81 取付け軸 82 ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低張力で送り出すべき線条体(1)の走
    行経路の一部に適宜間隔をおいて配置される入口側プー
    リー(3A)および出口側プーリー(3B)との間に設
    けられる所望の重量の検知プーリー(2)と、一端に前
    記検知プーリー(2)を取り付けて適宜の回動支点(5
    1)のまわりに回動できるレバ(5)と、前記レバ
    (5)の一部に設けられる近接スイッチ(6)と、前記
    近接スイッチ(6)の運動経路に沿って設けられる上限
    検知部(7A)および下限検知部(7B)とを有し、前
    記レバ(5)の適宜位置に吸振器(8)が設けられるこ
    とを特徴とする線条体の低張力送出装置。
JP10198987A 1998-07-14 1998-07-14 線条体の低張力送出装置 Pending JP2000024739A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102815582A (zh) * 2012-08-30 2012-12-12 韩百峰 编织机的恒张力收线控制器
CN107487660A (zh) * 2017-07-31 2017-12-19 芜湖巨科电气设备有限公司 绕线架的张紧装置以及应用该装置的绕线架

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CN102815582A (zh) * 2012-08-30 2012-12-12 韩百峰 编织机的恒张力收线控制器
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