JP2000021356A - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
- Publication number
- JP2000021356A JP2000021356A JP10220980A JP22098098A JP2000021356A JP 2000021356 A JP2000021356 A JP 2000021356A JP 10220980 A JP10220980 A JP 10220980A JP 22098098 A JP22098098 A JP 22098098A JP 2000021356 A JP2000021356 A JP 2000021356A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- fluorescent lamp
- arc tube
- red
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】混色併用が簡単に行える複数発光管形の蛍光ラ
ンプを提供する。 【解決手段】一方の発光管2と他方の発光管3との関係
を異なる種類の蛍光体21・31を管内面に塗布し、そ
れによって異なる色温度の光を出力するように定める。
一方の蛍光ランプAから例えば赤っぽい光が出力し、か
つ白っぽい光が出力する。二灯併用の場合にそれらを赤
・白・赤・白の順に配置する。それは赤・赤・白・白の
並び寄りも融合度の高い混色併用となる。
ンプを提供する。 【解決手段】一方の発光管2と他方の発光管3との関係
を異なる種類の蛍光体21・31を管内面に塗布し、そ
れによって異なる色温度の光を出力するように定める。
一方の蛍光ランプAから例えば赤っぽい光が出力し、か
つ白っぽい光が出力する。二灯併用の場合にそれらを赤
・白・赤・白の順に配置する。それは赤・赤・白・白の
並び寄りも融合度の高い混色併用となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近接して配置され
る複数の発光管を備え、前記各発光管相互を連通させる
ブリッジを備えた単一放電路の蛍光ランプに関するもの
である。
る複数の発光管を備え、前記各発光管相互を連通させる
ブリッジを備えた単一放電路の蛍光ランプに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】複数の発光管を備える単一放電路の蛍光
ランプは公知である。それらの管内面に塗布する蛍光体
は一種類であり、それに対応する色温度の光を出力す
る。このような蛍光ランプは単一発光管形のものよりも
全発光管面積の広い大面積形である。
ランプは公知である。それらの管内面に塗布する蛍光体
は一種類であり、それに対応する色温度の光を出力す
る。このような蛍光ランプは単一発光管形のものよりも
全発光管面積の広い大面積形である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】異なる発光色の二つの
各大面積形蛍光ランプの併用について考える。説明の便
宜上、高色温度の大面積形の大形環状蛍光ランプと低色
温度の大面積形の小形環状蛍光ランプを同心円状に配置
し、併用する場合について考える。これは一種の混色形
併用である。二種の発光色が目視されるのは不体裁であ
るので、それらを覆う透光カバーを併用する。しかし、
器具小形化の都合で各環状蛍光ランプ・透光カバー間距
離が小さく設計すると、大面積形の場合は違和感が残
る。透光カバーを介して見た場合であても、たとえば、
赤っぽく光る大面積の箇所と白っぽく光る大面積の箇所
とが隣接して見えるので、違和感が残り商品価値を損ね
る。一般に単一発光管による小面積形の方が混色上は有
利であり、複数発光管を含む大面積形の方が不利であ
る。本発明の目的は、混色併用が簡単に行える複数発光
管形の蛍光ランプを提供することである。
各大面積形蛍光ランプの併用について考える。説明の便
宜上、高色温度の大面積形の大形環状蛍光ランプと低色
温度の大面積形の小形環状蛍光ランプを同心円状に配置
し、併用する場合について考える。これは一種の混色形
併用である。二種の発光色が目視されるのは不体裁であ
るので、それらを覆う透光カバーを併用する。しかし、
器具小形化の都合で各環状蛍光ランプ・透光カバー間距
離が小さく設計すると、大面積形の場合は違和感が残
る。透光カバーを介して見た場合であても、たとえば、
赤っぽく光る大面積の箇所と白っぽく光る大面積の箇所
とが隣接して見えるので、違和感が残り商品価値を損ね
る。一般に単一発光管による小面積形の方が混色上は有
利であり、複数発光管を含む大面積形の方が不利であ
る。本発明の目的は、混色併用が簡単に行える複数発光
管形の蛍光ランプを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、一方
の発光管と他方の発光管との関係を異なる種類の蛍光体
を管内面に塗布し、それによって異なる色温度の光を出
力するように定める。混色併用について考える。一方の
蛍光ランプから例えば赤っぽい光が出力し、かつ白っぽ
い光が出力する。二灯併用の場合にそれらを赤・白・赤
・白の順に配置する。それは赤・赤・白・白の並び寄り
も融合度の高い混色併用となる。
の発光管と他方の発光管との関係を異なる種類の蛍光体
を管内面に塗布し、それによって異なる色温度の光を出
力するように定める。混色併用について考える。一方の
蛍光ランプから例えば赤っぽい光が出力し、かつ白っぽ
い光が出力する。二灯併用の場合にそれらを赤・白・赤
・白の順に配置する。それは赤・赤・白・白の並び寄り
も融合度の高い混色併用となる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1・図2を用いて説明する。本
発明に係る図1・図2の蛍光ランプは近接して配置され
る複数の発光管2・3を備える。各発光管2・3相互を
連通させるブリッジ4を備える。ブリッジ4を介して形
成される単一放電路の両端に配置される電極51・52
を備える。一方の発光管2と他方の発光管3との関係を
異なる種類の蛍光体21・31を管内面に塗布し、それ
によって異なる色温度の光を出力するように定める。1
は各発光管2・3の管端部を覆う口金である。図1の発
光管2の二重斜線は便宜的表示であり、断面箇所を意味
しない。図2のそれは断面箇所である。図示の発光管2
・3は環状発光管であり、小環の発光管2と大環の発光
管3を同心状に配置する。発光管2・発光管3間に局部
的な複数の図外の接着剤を介在させ、全体を一つに固め
る。蛍光体21は低色温度用蛍光体であり、蛍光体31
は高色温度用蛍光体である。前者21の例は電球色用蛍
光体であり、後者31の例は昼光色用蛍光体である。蛍
光体21(31)を含む所定の懸濁液を発光管2(3)
曲成前の直管の段階で管内面に流し込んで塗布する要領
で製作する。ブリッジ4の形成は曲成後の段階で両者2
・3を同心状に並べる過程でなされる。そのような製作
工程は従来同様である。蛍光体21・31の塗布は個々
の発光管21・31に対してなされるので、その際に蛍
光体21と蛍光体31を使い分けることは容易であり、
製作上の負担にはならない。全体の色温度は低色温度用
蛍光体21・高色温度用蛍光体31の中間的な色温度と
なる。本発明はその中間的な色温度に対応する適当な蛍
光体がない場合に特に好適である。図3を用いて混色併
用について説明する。図1・図2の趣旨に適合する小形
環状蛍光ランプA・中形環状蛍光ランプB・大形環状蛍
光ランプCを、図3のように同心上に配置し混色併用す
る。それぞれの発光管は2A・3Aであり、または2B
・3Bであり、または2C・3Cである。2A・2B・
2Cは図1の2に対応し、3A・3B・3Cは図1の3
に対応する。図3の場合の並びは低色温度用(電球色
用)発光管2A・高色温度用(昼光色用)発光管3A・
低色温度用(電球色用)発光管2B・高色温度用(昼光
色用)発光管3B・低色温度用(電球色用)発光管2C
・高色温度用(昼光色用)発光管3Cの順(内側から外
側に向かう順)である。このような電球色(2A)・昼
光色(3A)・電球色(2B)・昼光色(3B)・電球
色(2C)・昼光色(3C)の並びは混色融合度が高
く、器具組込み時の違和感が少ない。基本的には広面積
形の蛍光ランプA・B・Cであるにもかかわらず、その
電球色面積・昼光色面積が狭いため、例えば図外の透光
カバーを介して眺めた場合に、小面積の各電球色・昼光
色が密に混じっている印象となる。いわば、色むらが緩
和する。
発明に係る図1・図2の蛍光ランプは近接して配置され
る複数の発光管2・3を備える。各発光管2・3相互を
連通させるブリッジ4を備える。ブリッジ4を介して形
成される単一放電路の両端に配置される電極51・52
を備える。一方の発光管2と他方の発光管3との関係を
異なる種類の蛍光体21・31を管内面に塗布し、それ
によって異なる色温度の光を出力するように定める。1
は各発光管2・3の管端部を覆う口金である。図1の発
光管2の二重斜線は便宜的表示であり、断面箇所を意味
しない。図2のそれは断面箇所である。図示の発光管2
・3は環状発光管であり、小環の発光管2と大環の発光
管3を同心状に配置する。発光管2・発光管3間に局部
的な複数の図外の接着剤を介在させ、全体を一つに固め
る。蛍光体21は低色温度用蛍光体であり、蛍光体31
は高色温度用蛍光体である。前者21の例は電球色用蛍
光体であり、後者31の例は昼光色用蛍光体である。蛍
光体21(31)を含む所定の懸濁液を発光管2(3)
曲成前の直管の段階で管内面に流し込んで塗布する要領
で製作する。ブリッジ4の形成は曲成後の段階で両者2
・3を同心状に並べる過程でなされる。そのような製作
工程は従来同様である。蛍光体21・31の塗布は個々
の発光管21・31に対してなされるので、その際に蛍
光体21と蛍光体31を使い分けることは容易であり、
製作上の負担にはならない。全体の色温度は低色温度用
蛍光体21・高色温度用蛍光体31の中間的な色温度と
なる。本発明はその中間的な色温度に対応する適当な蛍
光体がない場合に特に好適である。図3を用いて混色併
用について説明する。図1・図2の趣旨に適合する小形
環状蛍光ランプA・中形環状蛍光ランプB・大形環状蛍
光ランプCを、図3のように同心上に配置し混色併用す
る。それぞれの発光管は2A・3Aであり、または2B
・3Bであり、または2C・3Cである。2A・2B・
2Cは図1の2に対応し、3A・3B・3Cは図1の3
に対応する。図3の場合の並びは低色温度用(電球色
用)発光管2A・高色温度用(昼光色用)発光管3A・
低色温度用(電球色用)発光管2B・高色温度用(昼光
色用)発光管3B・低色温度用(電球色用)発光管2C
・高色温度用(昼光色用)発光管3Cの順(内側から外
側に向かう順)である。このような電球色(2A)・昼
光色(3A)・電球色(2B)・昼光色(3B)・電球
色(2C)・昼光色(3C)の並びは混色融合度が高
く、器具組込み時の違和感が少ない。基本的には広面積
形の蛍光ランプA・B・Cであるにもかかわらず、その
電球色面積・昼光色面積が狭いため、例えば図外の透光
カバーを介して眺めた場合に、小面積の各電球色・昼光
色が密に混じっている印象となる。いわば、色むらが緩
和する。
【0006】
【発明の効果】本発明は一方の発光管と他方の発光管と
の関係を異なる種類の蛍光体を管内面に塗布し、それに
よって異なる色温度の光を出力するように定めることを
主たる特徴事項とするものである。いわば、一ランプ二
色形である。これによれば、混色併用が簡単に行える複
数発光管形の蛍光ランプが得られる。
の関係を異なる種類の蛍光体を管内面に塗布し、それに
よって異なる色温度の光を出力するように定めることを
主たる特徴事項とするものである。いわば、一ランプ二
色形である。これによれば、混色併用が簡単に行える複
数発光管形の蛍光ランプが得られる。
【図1】本発明に係る蛍光ランプの平面図である。
【図2】図1A−A箇所の拡大断面図である。
【図3】本発明に係る複数蛍光ランプによる混色併用を
例示する平面図である。 1:口金、2・2A・2B:発光管、21・31:蛍光
体、3・3A・3B:発光管、4:ブリッジ、51・5
2:電極、A:小形環状蛍光ランプ、B:大形環状蛍光
ランプ
例示する平面図である。 1:口金、2・2A・2B:発光管、21・31:蛍光
体、3・3A・3B:発光管、4:ブリッジ、51・5
2:電極、A:小形環状蛍光ランプ、B:大形環状蛍光
ランプ
Claims (1)
- 【請求項1】近接して配置される複数の発光管を備え、
前記各発光管相互を連通させるブリッジを備え、前記ブ
リッジを介して形成される単一放電路の両端に配置され
る電極を備えた蛍光ランプにおいて、 一方の前記発光管と他方の前記発光管との関係を異なる
種類の蛍光体を管内面に塗布し、それによって異なる色
温度の光を出力するように定めたことを特徴とする蛍光
ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10220980A JP2000021356A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10220980A JP2000021356A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 蛍光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000021356A true JP2000021356A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16759591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10220980A Pending JP2000021356A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000021356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100685367B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2007-02-22 | 삼성물산 주식회사 | 어린이방의 건강 조명장치 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10220980A patent/JP2000021356A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100685367B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2007-02-22 | 삼성물산 주식회사 | 어린이방의 건강 조명장치 |
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