JP2000021208A - 電球形蛍光ランプ - Google Patents

電球形蛍光ランプ

Info

Publication number
JP2000021208A
JP2000021208A JP10185420A JP18542098A JP2000021208A JP 2000021208 A JP2000021208 A JP 2000021208A JP 10185420 A JP10185420 A JP 10185420A JP 18542098 A JP18542098 A JP 18542098A JP 2000021208 A JP2000021208 A JP 2000021208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
outer diameter
arc tube
bulb
globe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10185420A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Yasuda
丈夫 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP10185420A priority Critical patent/JP2000021208A/ja
Publication of JP2000021208A publication Critical patent/JP2000021208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光面積の割合を増加させるとともにカバー
14の口金12方向の配光を増加させて一般照明用電球に近
似した配向特性を得る。 【解決手段】 口金12を有するカバー14に発光管18を取
り付ける。カバー14内に点灯回路を収容する。カバー14
に発光管18を収容するグローブ17を取り付ける。グロー
ブ17は、最大外径aの2/3以下の外径bに形成される
開口縁部17a を有する。グローブ17の最大外径aに対し
てカバー14の外径bを小さくして発光面積の割合を増加
させ、カバー14の口金12方向の配光を増加させて一般照
明用電球に近似した配向特性を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口金を有する電球
形蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一端に白熱電球などの一般照明用
電球のソケットに装着可能な口金を有し他端が開口され
たカバーを備え、このカバー内に点灯回路を収納し、か
つ、カバーの開口部に発光管を固定した仕切体を取り付
けるとともに発光管を収容するグローブの開口縁部を取
り付け、カバーとグローブとを接着剤で接着した電球形
蛍光ランプが知られている。
【0003】グローブには、ほぼ円筒形やほぼ球形など
の形状があるが、ほぼ円筒形では側面の最大外径が70
mm、開口縁部の外径が65mm程度であり、ほぼ球形では
最大外径が95mm、開口縁部の外径が65mm程度であ
り、いずれも最大外径と開口縁部の外径との径差が比較
的少なく、グローブの開口縁部を取り付けるカバーの外
径も大きくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電球形蛍光ランプでは、グローブの最大外径と開口縁部
の外径との径差が比較的少なく、グローブの開口縁部を
取り付けるカバーの外径も大きいので、発光面積の割合
が少ないとともに、グローブの側面からカバーの口金方
向に拡散する光が少なく、一般照明用電球に近似した配
向特性が得られない問題を有している。
【0005】また、グローブとカバーとを接着する接着
剤には、高価なシリコーン系の接着剤が使用されるが、
グローブの開口縁部の外径およびカバーの外径が大きい
ので接着剤の使用量が多い問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、発光面積の割合を増加させるとともにカバーの口
金方向の配光を増加させて一般照明用電球に近似した配
向特性が得られ、カバーとグローブとを接着する接着剤
の使用量を低減できる電球形蛍光ランプを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電球形蛍
光ランプは、口金を有するカバーと;カバーに取り付け
られる発光管と;カバー内に収容される点灯回路と;最
大外径の2/3以下の外径に形成される開口縁部を有
し、開口縁部を介してカバーに取り付けられるとともに
発光管を収容するグローブと;を具備しているものであ
る。
【0008】そして、グローブの開口縁部をグローブの
最大外径の2/3以下の外径に形成することにより、グ
ローブの最大外径に対してカバーの外径が小さくなって
発光面積の割合が増加するとともに、カバーの口金方向
の配光が増加して一般照明用電球に近似した配向特性が
得られ、カバーとグローブとを接着剤で接着する場合で
もその接着剤の使用量が低減される。
【0009】請求項2記載の電球形蛍光ランプは、口金
を有するカバーと;カバーに取り付けられた発光管と;
カバー内に収容される点灯回路と;最大外径が65mm以
下で、最大外径の2/3以下の外径に形成される開口縁
部を有し、開口縁部を介してカバーに取り付けられると
ともに発光管を収容するグローブと;を具備しているも
のである。
【0010】そして、グローブの最大外径が65mm以下
で、グローブの開口縁部を最大外径の2/3以下の外径
に形成することにより、グローブの最大外径に対してカ
バーの外径が小さくなって発光面積の割合が増加すると
ともに、カバーの口金方向の配光が増加して一般照明用
電球に近似した配向特性が得られ、カバーとグローブと
を接着剤で接着する場合でもその接着剤の使用量が低減
される。
【0011】請求項3記載の電球形蛍光ランプは、口金
を有するカバーと;カバーに取り付けられた発光管と;
カバー内に収容される点灯回路と;発光管を収容してカ
バーに取り付けられ、ほぼ球形に形成されるとともに、
カバーへの取付状態で非発光領域となるカバーに対して
グローブ中心部からみて250゜以上の発光領域を有す
るグローブと;を具備しているものである。
【0012】そして、グローブが、ほぼ球形で、カバー
への取付状態で非発光領域となるカバーに対してグロー
ブ中心部からみて250゜以上の発光領域を有すること
により、グローブの最大外径に対してカバーの外径が小
さくなって発光面積の割合が増加するとともに、カバー
の口金方向の配光が増加して一般照明用電球に近似した
配向特性が得られ、カバーとグローブとを接着剤で接着
する場合でもその接着剤の使用量が低減される。
【0013】請求項4記載の電球形蛍光ランプは、請求
項3記載の電球形蛍光ランプにおいて、カバーは、グロ
ーブを取り付ける外側縁部、この外側縁部より内側に設
けられ発光管を取り付ける発光管取付部を有し、外側縁
部のグローブ方向への突出高さが発光管取付部より低い
ものである。
【0014】そして、カバーの外側縁部のグローブ方向
への突出高さが発光管取付部より低いので、発光管を確
実に取り付けられるとともに、発光面積の割合が増加さ
れる。
【0015】請求項5記載の電球形蛍光ランプは、請求
項1ないし4いずれか一記載の電球形蛍光ランプにおい
て、カバーとグローブとが接着剤で互いに接着されてい
るものである。
【0016】そして、カバーの外径が小さくなることか
ら、カバーとグローブとを接着する接着剤の使用量が低
減される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電球形蛍光ランプ
の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】図1および図2に第1の実施の形態を示
し、図1は電球形蛍光ランプの一部を切り欠いた側面
図、図2は電球形蛍光ランプのグローブを透視した側面
図である。
【0019】図において、10は電球形蛍光ランプで、こ
の電球形蛍光ランプ10は、口金12を有するカバー14と、
このカバー14に収納された点灯回路16と、透光性を有す
るグローブ17と、このグローブ17に収納された発光管18
とを備えている。そして、グローブ17とカバー14とから
構成される外囲器は、定格電力60W形相当の白熱電球
などの一般照明用電球の規格寸法に近似する外形に形成
されている。すなわち、口金12を含む高さH1 は110
〜125mm程度、直径すなわちグローブ17の外形D1 が
50〜60mm程度、カバー14の外形D2 が40mm程度に
形成されている。なお、一般照明用電球とはJIS C
7501に定義されるものである。そして、以下、口
金12側を上側、グローブ17側を下側として説明する。
【0020】そして、カバー14は、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂などにて形成
されたカバー本体21を備えている。このカバー本体21
は、下方に拡開する略円筒状をなし、下端部に、グロー
ブ17が内側に嵌合されて取り付けられる外側縁部21a が
形成されているとともに、この外側縁部21a より内側に
係合爪22が突出形成され、また、上端部に、E26形な
どの口金12が被せられて接着剤またはかしめなどにより
固定されている。
【0021】また、グローブ17は、透明あるいは光拡散
性を有する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂によ
り、定格電力60W形相当の一般照明用電球のガラス球
とほぼ同一形状の滑らかな曲面状に形成されているとと
もに、一端にはカバー14の下端の開口部の内側に嵌合さ
れる開口縁部17a が形成されている。なお、このグロー
ブ17は、拡散膜などの別部材を組み合わせ、輝度の均一
性を向上することもできる。
【0022】グローブ17の最大外径a(D1 と同一)は
65mm以下で(50〜60mm程度)、開口縁部17a の外
径bは最大外径aの2/3以下に形成されている。例え
ば、最大外径aは60mm、開口縁部17a の外径bは38
mmで、2/3a≧bの関係にある。これにより、グロー
ブ17の最大外径aに対してカバー14の外径bが小さくな
って発光面積の割合を増加できるとともに、カバー14の
口金12方向の配光が増加して一般照明用電球に近似した
配向特性が得られる。
【0023】また、点灯回路16は、水平状、すなわち発
光管18の長手方向と垂直に配置される円板状の回路基板
24を備え、この回路基板24の両面すなわち口金12側であ
る上面および発光管18側である下面に、複数の部品(電
気部品)25,26が実装されて、高周波点灯を行なうイン
バータ回路(高周波点灯回路)が構成されている。
【0024】回路基板24は、略円板状で、発光管18の最
大幅D3 の1.2倍以下の直径(最大幅寸法)に形成さ
れている。
【0025】複数の部品25,26のうち、回路基板24の上
面には、比較的耐熱性の弱い電解コンデンサ、フィルム
コンデンサなどの部品25が実装され、回路基板24の下面
には、比較的耐熱性が強いとともに厚さ寸法が小さいチ
ップ状のREC(rectifier、整流素子、ダイオードブ
リッジ)、トランジスタ、抵抗などのパッケージの厚さ
寸法が2〜3mm程度に形成されている部品26が実装され
ている。回路基板24の下面に実装される部品26は、発光
管18のバルブ31の各端部、特に、後述する細管41に対し
て位置をずらして配置されているとともに、電極から離
れた位置に配置されている。
【0026】また、発光管18は、略同形状の3本のU字
状屈曲形のバルブ31を所定の位置に配置し、連通管32で
順次接続して、1本の放電路が形成されている。
【0027】各バルブ31は、管外径が8〜11mm、管内
径が6〜9mm、肉厚が0.7〜1.0mmのガラス製の円
筒状の管体であり、110〜130mm程度の直管状のバ
ルブ31を中間部で滑らかに湾曲させ頂部Pを備えた略U
字状に形成されている。そして、発光管18は、バルブの
高さH2 が50〜60mm、放電路長が200〜300m
m、バルブ並設方向の最大幅D3 が32〜43mmに形成
されている。発光管18のバルブ31の内面には蛍光体が形
成されているとともに、バルブ31内にはアルゴンガスな
どの希ガスや水銀などが封入されている。
【0028】各バルブ31は、マウントを用いたラインシ
ール、あるいはマウントを用いないピンチシールなどに
より、一端部が封着されているとともに、他端部には排
気管とも呼ばれる細管41が溶着され、排気を行ない、あ
るいは必要に応じてアマルガムを備えるようになってい
る。
【0029】発光管18の両端部に位置する各バルブ31の
端部には、マウントを用いたラインシールなどにより、
図示しない電極が配置されている。そして、各電極はバ
ルブ31の外部に導出された図示しないランプ側ワイヤー
を通じて点灯回路16に電気的に接続されている。
【0030】各バルブ31の頂部Pは、電球形蛍光ランプ
10の上下方向を長手方向とする中心軸を中心とする1つ
の円周上に等間隔で位置し、また、各バルブ31の各直線
部分も、ランプ中心軸を中心とする所定の円周上に略等
間隔で位置するようになっている。
【0031】また、発光管18は、蛍光ランプ固定部材で
ありまた点灯回路固定部材である保持体としての仕切体
33に取り付けられ、この仕切体33がカバー14に固定され
ている。仕切体33は、円板状をなす基板部34を備え、こ
の基板部34に形成された図示しない取付孔に、各バルブ
31の端部を挿入したうえ接着剤にて接着などして、発光
管18が仕切体33に固定されている。基板部34の外周部か
らは上側に向かう円筒状の係合部35が形成され、この係
合部35にカバー14の係合爪22が係合する係合孔36が形成
されている。
【0032】そして、係合部35をカバー14の内側に嵌合
するとともに係合孔36をカバー14の係合爪22に係合して
係止し、さらに、この係合部35とカバー14との間にグロ
ーブ17の開口縁部17a を嵌合した状態で、係合部35とカ
バー14との間に例えばシリコーン系の接着剤37を充填す
ることにより、これらの部材が互いに固定されている。
また、係合部35の上側には、嵌合あるいは接着などし
て、点灯回路16の回路基板24が取り付けられている。
【0033】また、このように電球形蛍光ランプ10が組
み付けられた状態で、グローブ17と発光管18の頂部Pと
の最小間隙をA1 、グローブ17の最大外径部と発光管18
との最小間隙をA2 、グローブ17の端部と発光管18との
最小間隙をA3 としたとき、A2 >A1 ≧A3 の関係に
規定されている。A1 は2〜8mm程度、A2 は3〜13
mm程度、A3 は2〜8mm程度である。
【0034】A2 >A1 ≧A3 の場合の配光は、例えば
A2 =A3 の場合の配光に比べて、口金12方向の配光が
増加し、一般照明用電球の配光に近似する。すなわち、
A2がA3 より大きいので、グローブ17の側面から口金1
2方向に拡散する光が多くなり、口金12方向の配光照度
が大きくなる。しかも、A1 をA2 >A1 ≧A3 の関
係、つまり2mm>A1 >8mmの関係とすることで、発光
管18の頂部P方向への配光を強くできる。したがって、
電球形蛍光ランプ10のA2 >A1 ≧A3 の関係を規定す
ることにより、一般照明用電球に近似した配光特性の最
適条件を規定できる。
【0035】しかも、上述したように、グローブ17の開
口縁部17a を外径bの2/3以下の外径に形成するの
で、グローブ17の最大外径aに対してカバー14の外径b
が小さくなって発光面積の割合を増加できるとともに、
カバー14の口金12方向の配光が増加して一般照明用電球
に近似した配向特性の最適条件を規定できる。
【0036】このように規定された電球形蛍光ランプ10
を、一般照明用電球の照明器具に用いた場合、電球形蛍
光ランプ10の配光が一般照明用電球の配光に近似するこ
とで、照明器具内に配設されたソケット近傍の反射体へ
の光照射量が十分に確保され、反射体の光学設計どおり
の器具特性を得ることができる。しかも、電球スタンド
のように、内部光源のイメージが布製などの光拡散性カ
バーに映し出される照明器具であっても、電球形蛍光ラ
ンプ10の配光が一般照明用電球の配光に近似すること
で、違和感なく使用できる。
【0037】なお、グローブ17の表面輝度を株式会社ト
プコン製の輝度計BM−8によって測定したところ2.
8cd/cm2 であった。また、全光束は810lmであっ
た。
【0038】このように構成された電球形蛍光ランプ10
は、入力電力定格14Wで、発光管18には、12.5W
の電力の高周波で加わり、ランプ電流は280mA、ラ
ンプ電圧は65Vとなり、3波長発光形蛍光体の使用に
より全光束810lmとなっている。
【0039】そして、本実施の形態によれば、グローブ
17の最大外径aが65mm以下で、グローブ17の開口縁部
17a を外径bの2/3以下の外径に形成するので、グロ
ーブ17の最大外径aに対してカバー14の外径bが小さく
なって発光面積の割合を増加できるとともに、カバー14
の口金12方向の配光が増加して一般照明用電球に近似し
た配向特性が得られる。
【0040】カバー14の外径が小さくなることから、カ
バー14とグローブ17とを接着する接着剤37の使用量を低
減できる。
【0041】このようにして、定格電力60W形相当の
一般照明用電球に近似する外形を実現できるため、一般
照明用電球を用いる照明器具に広く装着することが可能
になり、汎用性を向上できるとともに、装着時の違和感
もなくなり、外観を向上できる。
【0042】次に、図3および図4に第2の実施の形態
を示し、図3は電球形蛍光ランプの側面図、図4は電球
形蛍光ランプの一部を切り欠いた側面図である。
【0043】電球形蛍光ランプ10は、カバー14とグロー
ブ17とでほぼ球状(ボール状)に形成されている。
【0044】カバー14のカバー本体21には、ほぼ球形の
一部を構成する拡開部51が形成され、この拡開部51の先
端開口に外側縁部21a が形成され、この外側縁部21a よ
り内側に発光管18を固定した仕切体33を取り付ける環状
の発光管取付部52が下方へ向けて突出形成されている。
発光管取付部52には仕切体33の係合孔36に係合する係合
爪53が形成されている。そして、外側縁部21a のグロー
ブ177 方向への突出高さは発光管取付部52より低く設定
されている。
【0045】グローブ17は、ほぼ球状に形成され、一端
にはカバー14の拡開部51と発光管取付部52との間に嵌合
される開口縁部17a が形成されている。
【0046】グローブ17の開口縁部17a の外径bは最大
外径aの2/3以下に形成されており、例えば、最大外
径aは95mm、開口縁部17a の外径bは45mmで、2/
3a≧bの関係にある。また、カバー14への取付状態で
非発光領域となるカバー14に対してグローブ中心部Oか
らみてθ=250゜以上の発光領域を有している。これ
により、グローブ17の最大外径aに対してカバー14の外
径bが小さくなって発光面積の割合を増加できるととも
に、カバー14の口金12方向の配光が増加して一般照明用
電球に近似した配向特性が得られる。
【0047】カバー14の外側縁部21a のグローブ17方向
への突出高さが発光管取付部52より低いので、発光管18
を確実に取り付けることができるとともに、発光面積の
割合を増加できる。
【0048】なお、上記の各実施の形態では、U字状の
バルブ31を3本接続して発光管18を構成したが、発光管
18の形状はこれに限らず、例えばU字状あるいはH字状
のバルブを2本、3本、あるいは4本など並列させて、
すなわち長手方向に沿って4軸、6軸、あるいは8軸の
放電路を形成し、ランプ長の短縮を図ることもできる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の電球形蛍光ランプによれ
ば、グローブの開口縁部をグローブの最大外径の2/3
以下の外径に形成するので、グローブの最大外径に対し
てカバーの外径が小さくなって発光面積の割合を増加で
きるとともに、カバーの口金方向の配光が増加して一般
照明用電球に近似した配向特性が得られ、カバーとグロ
ーブとを接着剤で接着する場合でもその接着剤の使用量
を低減できる。
【0050】請求項2記載の電球形蛍光ランプによれ
ば、グローブの最大外径が65mm以下で、グローブの開
口縁部を最大外径の2/3以下の外径に形成するので、
グローブの最大外径に対してカバーの外径が小さくなっ
て発光面積の割合を増加できるとともに、カバーの口金
方向の配光が増加して一般照明用電球に近似した配向特
性が得られ、カバーとグローブとを接着剤で接着する場
合でもその接着剤の使用量を低減できる。
【0051】請求項3記載の電球形蛍光ランプによれ
ば、グローブが、ほぼ球形で、カバーへの取付状態で非
発光領域となるカバーに対してグローブ中心部からみて
250゜以上の発光領域を有するので、グローブの最大
外径に対してカバーの外径が小さくなって発光面積の割
合を増加できるとともに、カバーの口金方向の配光が増
加して一般照明用電球に近似した配向特性が得られ、カ
バーとグローブとを接着剤で接着する場合でもその接着
剤の使用量を低減できる。
【0052】請求項4記載の電球形蛍光ランプによれ
ば、請求項3記載の電球形蛍光ランプの効果に加えて、
カバーの外側縁部のグローブ方向への突出高さが発光管
取付部より低いので、発光管を確実に取り付けることが
できるとともに、発光面積の割合を増加できる。
【0053】請求項5記載の電球形蛍光ランプによれ
ば、請求項1ないし4いずれか一記載の電球形蛍光ラン
プの効果に加えて、カバーの外径が小さくなることか
ら、カバーとグローブとを接着する接着剤の使用量を低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す電球形蛍光ラ
ンプの一部を切り欠いた側面図である。
【図2】同上電球形蛍光ランプのグローブを透視した側
面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す電球形蛍光ラ
ンプの側面図である。
【図4】同上電球形蛍光ランプの一部を切り欠いた側面
図である。
【符号の説明】
10 電球形蛍光ランプ 12 口金 14 カバー 16 点灯回路 17 グローブ 17a 開口縁部 18 発光管 21a 外側縁部 37 接着剤 52 発光管取付部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金を有するカバーと;カバーに取り付
    けられる発光管と;カバー内に収容される点灯回路と;
    最大外径の2/3以下の外径に形成される開口縁部を有
    し、開口縁部を介してカバーに取り付けられるとともに
    発光管を収容するグローブと;を具備していることを特
    徴とする電球形蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 口金を有するカバーと;カバーに取り付
    けられた発光管と;カバー内に収容される点灯回路と;
    最大外径が65mm以下で、最大外径の2/3以下の外径
    に形成される開口縁部を有し、開口縁部を介してカバー
    に取り付けられるとともに発光管を収容するグローブ
    と;を具備していることを特徴とする電球形蛍光ラン
    プ。
  3. 【請求項3】 口金を有するカバーと;カバーに取り付
    けられた発光管と;カバー内に収容される点灯回路と;
    発光管を収容してカバーに取り付けられ、ほぼ球形に形
    成されるとともに、カバーへの取付状態で非発光領域と
    なるカバーに対してグローブ中心部からみて250゜以
    上の発光領域を有するグローブと;を具備していること
    を特徴とする電球形蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 カバーは、グローブを取り付ける外側縁
    部、この外側縁部より内側に設けられ発光管を取り付け
    る発光管取付部を有し、外側縁部のグローブ方向への突
    出高さが発光管取付部より低いことを特徴とする請求項
    3記載の電球形蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 カバーとグローブとが接着剤で互いに接
    着されていることを特徴とする請求項1ないし4いずれ
    か一記載の電球形蛍光ランプ。
JP10185420A 1998-06-30 1998-06-30 電球形蛍光ランプ Pending JP2000021208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10185420A JP2000021208A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 電球形蛍光ランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10185420A JP2000021208A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 電球形蛍光ランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000021208A true JP2000021208A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16170487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10185420A Pending JP2000021208A (ja) 1998-06-30 1998-06-30 電球形蛍光ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000021208A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1998057354A1 (fr) Lampe fluorescente, lampe fluorescente compacte a lumiere mixte et equipement d'eclairage
JP3753291B2 (ja) 電球形蛍光ランプ
JP2004193053A (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
JP4126527B2 (ja) 電球形蛍光ランプ
WO2007007653A1 (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明装置
JP2008059899A (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
US20080238291A1 (en) Compact fluorescent lamp and lighting apparatus
JP3674664B2 (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
JP3846520B2 (ja) 電球形蛍光ランプ
JP2000021208A (ja) 電球形蛍光ランプ
JP2006269093A (ja) 蛍光ランプ装置及び照明器具
JPH10134614A (ja) 蛍光ランプ装置および照明器具
JP3669410B2 (ja) 蛍光ランプ装置
JP2000021351A5 (ja)
JP3449412B2 (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
JP4066581B2 (ja) 電球形蛍光ランプ
JP2000353403A (ja) 蛍光ランプ装置
JP4026072B2 (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
JPH11250730A (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
JP2006080015A (ja) 蛍光ランプ装置及び照明器具
JP2004030963A (ja) 電球形蛍光ランプ
JP3861602B2 (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
JP2006012542A (ja) 蛍光ランプ及び照明器具
JPH1167149A (ja) 電球形蛍光ランプおよび照明器具
JP2000100204A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061006

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061116

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20061208

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070820