JP2000020304A - 映像音響機器及びその制御方法 - Google Patents

映像音響機器及びその制御方法

Info

Publication number
JP2000020304A
JP2000020304A JP10187202A JP18720298A JP2000020304A JP 2000020304 A JP2000020304 A JP 2000020304A JP 10187202 A JP10187202 A JP 10187202A JP 18720298 A JP18720298 A JP 18720298A JP 2000020304 A JP2000020304 A JP 2000020304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
signal
information
digital
transmission line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10187202A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3575666B2 (ja
Inventor
Yutaka Ichii
豊 一井
Mitsuhiko Hara
光彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP18720298A priority Critical patent/JP3575666B2/ja
Publication of JP2000020304A publication Critical patent/JP2000020304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3575666B2 publication Critical patent/JP3575666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル伝送路に接続される機器をバージ
ョンアップさせるためのソフトウェアが放送局からディ
ジタル放送により伝送され、ソフトウェアの更新により
機器のバージョンアップが行われた場合のソフトウェア
料金の支払い手続きを簡素化させる。 【解決手段】 ディジタル伝送路に接続される機器のソ
フトウェアが更新されると、更新のされた機器はこの情
報をセンター機器に伝送する。センター機器はディジタ
ル伝送路に接続される何れかの機器に設けられたモデム
を介してこの情報を課金取扱い機関に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルバス等の
通信制御バスで接続される映像音響機器及びその制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログの信号形態にて映像信号を記録
再生するビデオテープレコーダ(以下、VTRと記す)
では、NTSC方式やPAL方式といった異なるテレビ
ジョン信号方式毎に夫々専用の信号処理回路を設け、夫
々のテレビジョン信号方式による映像信号の記録再生を
行っているのが一般的である。
【0003】例えば、NTSC用のVTRでPAL方式の映
像信号を記録させようとした場合、サーボ回路が入力信
号にロックできず、絵が流れてしまう等の問題が生じて
正常な記録が行えない。
【0004】ところが、最近では映像機器における信号処理
のディジタル化が進み、今後の方向としては、ハードウ
ェアとして汎用のメディアプロセッサーを用いて、映像
信号の信号処理はプログラムでソフトウェア的に処理す
るという方法が提案されている。
【0005】このように、信号処理をプログラムでソフトウ
ェア的に処理する場合、機器を購入した後であっても、
ソフトウェアを更新することによりそれまで処理できな
かった信号を処理できるようになることが考えられる。
また、機能を更新するためのソフトウェアが放送局から
ディジタル放送により伝送され、伝送されたソフトウェ
アで内部のソフトウェアを更新することにより機器をバ
ージョンアップできるようになることが考えられる。
【0006】一方、今後の発展が期待されるディジタル放送
及びその信号の記録再生を行うディジタルVTRに関し
ては、現在規格化が進められているMPEG4、またフ
ラクタルやウェーブレット等の新しい圧縮方式に基づい
て処理された信号がデータ放送として入来する機会が増
えることが想定され、入力信号に対する柔軟な対応が望
まれる。
【0007】さらに、機器間の接続に関しては、IEEE1
394に代表されるようなディジタルインターフェイス
が提案されており、これを用いれば、ディジタル化され
た映像音声データに加えて、制御信号をはじめとする各
種データを同一の線路で伝送することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、IEEE13
94に接続される機器をバージョンアップさせるための
ソフトウェアが放送局からディジタル放送により伝送さ
れ、ソフトウェアの更新により機器のバージョンアップ
が行われた場合、ユーザはこのソフトウェアの使用料又
は購入料を何らかのかたちで放送局に支払う必要がある
が、このようにして伝送されたソフトウェアの課金に対
する具体的なシステムは構築されていない。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明に係る映像音響機器は、内部の信号処理が
ソフトウェア処理により行われる他の機器とディジタル
伝送路を介して接続することにより映像信号及び音声信
号の少なくとも一方の信号に加え、制御信号を双方向に
伝送可能な映像音響機器であり、映像信号及び音声信号
の少なくとも一方の信号に加え制御信号を前記ディジタ
ル伝送路に接続される他の機器との間で送受信するため
のインターフェースと、前記ディジタル伝送路に接続さ
れる他の機器との信号の送受信を制御するためのマイコ
ンとを備え、前記ディジタル伝送路に接続される他の機
器内のソフトウェアが更新された際に、前記マイコンは
前記ディジタル伝送路に接続される何れかの機器に設け
られた外部の伝送路に信号を送出することのできる信号
伝送手段を用いて前記ソフトウェアの更新に係る情報を
所定機関に対して送出することを特徴とし、更に、前記
ディジタル伝送路に接続される他の機器が備える機能情
報及びID情報を蓄積する情報蓄積手段を備え、前記デ
ィジタル伝送路に接続される他の機器内のソフトウェア
が更新された際に、前記マイコンは、前記ソフトウェア
の更新に係る情報の一部として、前記情報蓄積手段に蓄
積される前記ソフトウェアが更新された機器のID情報
を送出し、前記情報の送出後前記所定機関から返送され
る前記ID情報に基づき暗号化されたパスワードが更新
された前記ソフトウェアの使用許可を与えることを特徴
とするものである。
【0010】また、本発明に係る映像音響機器の制御方法
は、内部の信号処理がソフトウェア処理により行われる
他の機器とディジタル伝送路を介して接続することによ
り映像信号及び音声信号の少なくとも一方の信号に加
え、制御信号を双方向に伝送可能な映像音響機器の制御
方法であり、前記ディジタル伝送路に接続される他の機
器内のソフトウェアが更新された際に、前記ディジタル
伝送路に接続される何れかの機器に設けられた外部の伝
送路に信号を送出することのできる信号伝送手段を用い
て前記ソフトウェアの更新に係る情報を所定機関に対し
て送出させることを特徴とし、更に、前記ディジタル伝
送路に接続される他の機器内のソフトウェアが更新され
た際に、前記ソフトウェアの更新に係る情報の一部とし
て、前記ソフトウェアが更新された機器のID情報が送
出され、前記情報の送出後前記所定機関から返送される
前記ID情報に基づき暗号化されたパスワードが更新さ
れた前記ソフトウェアの使用許可を与えることを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る映像音響機器
及びその制御方法を説明するための図であり、IEEE
1394に準拠したシリアルバス(以下、IEEE13
94と記す)で複数台の映像音響機器を接続した状態を
示す図である。なお、同図では、セットトップボックス
(以下、STBと記す)10と、ディジタルテープレコ
ーダ(以下、ディジタルVTRと記す)20と、ディス
プレイ装置(以下、TVと記す)30とをIEEE13
94にて接続した例を示している。
【0012】まず、STB10から説明すると、図示しない
アンテナで受信したディジタル放送の高周波信号がRF
入力端子を介して入来し、周波数変換回路や復調回路、
誤り訂正回路にて構成される受信回路11はビットスト
リーム信号を出力する。
【0013】このビットストリーム信号は信号処理部12に
入力され、信号処理部12にて所望の番組の信号が選択
される。また、信号処理部12では、例えばMPEG2
等の圧縮方式でエンコードされて送信された圧縮信号が
デコードされ、D/A変換器13からはアナログ形式の
信号形態に変換された映像音声信号が出力される。
【0014】また、信号処理部12にて選択された所望の番
組の圧縮信号は、信号処理部12で更に暗号化等の所定
の処理が施された後に、ディジタルインターフェイス1
4を介してIEEE1394の信号仕様に従ってディジ
タルVTR20に出力される。
【0015】なお、STB10内では、マイコン15がディ
ジタルインターフェイス14とバスで接続され、このバ
スには信号処理部12における処理データを一時記憶す
るためのメモリ16、後述する如くIEEE1394に
接続される機器の機器情報及び機能情報に関するデータ
を格納する不揮発性メモリ17、操作パネル等のヒュー
マンインターフェイス(HMI)18、STB10ある
いはIEEE1394で接続される他の機器の視聴情報
等を電話線を介して送出するためのモデム19もまた接
続されており、このバスを介して双方向の信号のやりと
りが適宜行われている。
【0016】次に、ディジタルVTR20について説明する
と、STB10からディジタルインターフェイス21を
介して入来する圧縮信号は、記録再生信号処理部22に
おいて、記録媒体への信号記録に適した所定のフォーマ
ットに整える信号処理が施された後に記録再生アンプ2
3を介して記録媒体に記録される。
【0017】また、再生時に記録再生アンプ23を介して記
録媒体から再生された信号は、記録再生信号処理部22
で記録時に行った処理と逆の信号処理が施され、IEE
E1394の信号仕様に従った信号がディジタルインタ
ーフェイス21を介してディスプレイ装置30に出力さ
れる。
【0018】また、記録再生信号処理部22の出力信号は、
信号処理部24にて圧縮のデコードが施された後、D/
A変換器25からはアナログ形式の信号形態に変換され
た映像音声信号が出力される。
【0019】なお、ディジタルVTR20もSTB10の構
成と同様に、マイコン26がディジタルインターフェイ
ス21とバスで接続され、このバスには処理データを一
時記憶するためのメモリ27、データ格納のための不揮
発性メモリ28、操作パネル等のヒューマンインターフ
ェイス(HMI)29もまた接続されており、双方向の
信号のやりとりが適宜行われている。
【0020】次に、TV30について説明すると、STB1
0又はディジタルVTR20からディジタルインターフ
ェイス31を介して入来する圧縮信号は、信号処理部3
2において圧縮のデコードが施された後、D/A変換器
33によりアナログ形式の信号形態に変換される。
【0021】そして、アナログ形式の信号形態に変換された
映像信号は、ディスプレイドライバ34に入力され、液
晶やプラズマディスプレイ、あるいはブラウン管等によ
る表示パネル35で表示される。また、ディスプレイド
ライバ34には、アナログ入力端子から入来するNTS
C方式等の映像信号も入力され、TV30は、このアナ
ログ形式の信号形態による映像信号も表示可能に構成さ
れている。
【0022】なお、TV30内でも同様にして、マイコン3
6、メモリ37、不揮発性メモリ38、ヒューマンイン
ターフェイス(HMI)39がバスを介してディジタル
インターフェイス31に接続され、双方向の信号のやり
とりが適宜行われている。
【0023】以上のように、STB10と、ディジタルVT
R20と、TV30とをIEEE1394で接続するこ
とにより、STB10のRF入力端子から入来するディ
ジタル放送をディジタルVTR20で記録したり、また
このディジタル放送をTV30で視聴したりすることが
可能となる。
【0024】次に、これらの各映像音響機器をIEEE13
94に接続した際に、これらのシステムの中心となるセ
ンター機器の内部に作成される接続機器情報について説
明する。なお、この時IEEE1394で接続される各
映像音響機器は、その中の1つがシステム全体の中心で
あるセンター機器として設定されるが、ここでは、ST
B10がセンター機器として設定されたものとして説明
をする。
【0025】STB10がセンター機器として設定された場
合、STB10を除く他の機器(ここでは、ディジタル
VTR20及びTV30)は、その内部に格納されてい
る自己の機器情報及び機能情報をセンター機器(STB
10)に対して送出する。即ち、ディジタルVTR20
の不揮発性メモリ28に格納されている自己の機器情報
及び機能情報、そしてTV30の不揮発性メモリ38に
格納されている自己の機器情報及び機能情報が読み出さ
れた後にSTB10に夫々送出され、STB10内の不
揮発性メモリ17に図2に示す如く一覧表が作成され
る。
【0026】各機器は、初めてIEEE1394に接続され
た際に自己の機器情報及び機能情報を送出するが、セン
ター機器が設定されていない状態では、これらの情報の
送出は保留される。そして、センター機器が設定される
と、センター機器は自分がセンター機器であることを宣
言するデータを他の機器に送出し、センター機器を除く
各機器は、このデータを受けた後に自己の機器情報及び
機能情報をセンター機器に対して送出する。また、セン
ター機器が変更される時は、その都度新たなセンター機
器に対して機器情報及び機能情報が送出され、一覧表が
作成される。
【0027】図2に示す一覧表には、各機器の機器情報及び
機能情報、即ち、夫々の機器でデコード可能な圧縮信号
及び各機器で変換可能な圧縮信号の種別が記載されてお
り、例えば、STB10及びTV30は、MEPG1及
びMPEG2の圧縮信号のデコードを行うことができる
が、ディジタルVTRはそれらの圧縮信号に加えDV方
式(カメラ一体型ビデオテープレコーダ等で採用されて
いるディジタルビデオの信号方式)の圧縮信号のデコー
ドも行うことができることが示されている。
【0028】また、各機器で変換可能な圧縮信号の種別に関
しては、STB10ではMPEG1からMPEG2への
圧縮信号の変換が可能で、ディジタルVTR20はMP
EG2からDV、DVからMPEG2、MPEG1から
アナログのNTSC、MPEG2からアナログのNTS
Cへの変換が可能で、またTV30では圧縮信号の変換
が不可能であることが示されている。
【0029】いま、新しい圧縮方式として例えばMPEG4
が規格化され、放送局からのデータ放送としてこのMP
EG4にて圧縮された番組の放送が開始されたものとす
る。この場合、図2に示される如くSTB10、ディジ
タルVTR20、TV30のうちのいずれの機器もMP
EG4の圧縮信号をデコードすることができないため、
このシステムではMPEG4にて圧縮された番組を視聴
することはできない。
【0030】しかし、例えば各機器の信号処理部は、映像信
号の処理がソフトウェアにより行われる汎用のメディア
プロセッサにより構成されているため、このプロセッサ
を動作させるためのソフトウェアを変更するだけで、こ
れまでに処理することのできなかった信号の処理が可能
となる。
【0031】ソフトウェアの変更は、例えばディジタルのデ
ータ放送を通じて新たなソフトウェアを構成するデータ
が送信され、この送信データをSTB10が受信し、I
EEE1394を通じてディジタルVTR20又はTV
30に配信されることにより行われる。そして、この送
信データを受けたディジタルVTR20又はTV30
は、自己の信号処理部におけるソフトウェアを更新す
る。
【0032】なお、ここでは更新されるソフトウェアがディ
ジタルVTR20におけるメディアプロセッサを動作さ
せるソフトウェア(以下、更新データとも記す)である
場合を例として説明する。STB10にディジタルVT
R20の更新データが入力されると、STB10は入力
された更新データのヘッダ内のフラグを検出して、この
入力データがディジタルVTR20の更新データである
ことを自動検出する。
【0033】また、ディジタルVTR20の更新データがデ
ータ放送を通じて送信されることをユーザが番組表など
により予め認識している場合は、リモコン等による手動
の操作でこの更新データをディジタルVTR20に供給
させても構わない。
【0034】そして、ディジタルVTR20は入力データの
ヘッダ部が所定の態様であることを検出することによ
り、自身の更新データであることを識別する。そして、
この更新データを信号処理部24に書き込み、この書き
込みが完了したことをマイコン26が認識すると、不揮
発性メモリ28に格納されている自己の機能情報を更新
する。
【0035】このように、ディジタルVTR20は、自己の
プログラムのバージョンアップが行われると、まず不揮
発性メモリ28に格納されている自己の機能情報を更新
するため、ディジタルVTR20を現在のシステムとは
切り離して使用する場合、また現在のシステムにおける
センター機器が変更された場合であっても、ディジタル
VTR20の最新の機能情報を素早く確認することが可
能となる。
【0036】ディジタルVTR20は、不揮発性メモリ28
の機能情報の更新を完了するとIEEE1394を通じ
てSTB10と通信を行い、更新された機能の内容を示
すデータ及びプログラムのバージョンアップが完了した
ことを通知するデータをSTB10に対して送出する。
【0037】そして、STB10はディジタルVTR20か
ら入力されるデータのヘッダ部の態様から、このデータ
がディジタルVTR20の機能情報であることを識別
し、不揮発性メモリ17に格納されている一覧表のデー
タを書き換えると共に、モデム19を介して外部の課金
取扱い機関(課金センター、放送局等)にディジタルV
TR20のバージョンアップが行われたことを知らせ
る。そして、これを受けた課金取扱い機関は、この時の
バージョンアップソフトの料金をディジタル放送の利用
料金の一部として後日徴収することができる。
【0038】なお、ディジタルVTR20のバージョンアッ
プが行われたことをモデム19を介してSTB10が課
金取扱い機関に知らせる際に、ディジタルVTR10の
製造会社、機種番号、シリアル番号等の情報も併せて送
信するよう制御させても良い。
【0039】このように、ディジタルVTR20の製造会
社、機種番号、シリアル番号等の情報も併せて送信した
場合、例えばディジタルVTR10のプログラムの再改
訂版が後日データ放送を通じて伝送されてきた際に、前
回バージョンアップを行ったディジタルVTR10に対
してのみ無償でバージョンアップできるよう制御させた
りすることが可能となる。
【0040】また、伝送されるバージョンアップ用のプログ
ラムがディジタルVTR20とTV30等、IEEE1
394に接続される複数の機器間で共用のデータであっ
た際には、ユーザはヒューマンインターフェースを介し
て、どの機器に対してバージョンアップを行うかを指定
することができ、特定の機器のみをバージョンアップさ
せても、またこの共用データに対応する全ての機器をバ
ージョンアップさせても構わない。
【0041】なお、以上の説明では、データ放送により伝送
されるバージョンアップのデータが不揮発性メモリに格
納されれば、直ちにその機器のバージョンアップが完了
した例を示したが、課金取扱い機関から伝送されるパス
ワードが入力されない限りバージョンアップが行えない
よう制御させても構わない。
【0042】課金取扱い機関からのパスワードがディジタル
VTR20のバージョンアップの許可を与える例を以下
に示す。ディジタルVTR20のバージョンアップデー
タの格納が完了したことを示す信号、ディジタルVTR
20の製造会社、機種番号、シリアル番号等の情報をデ
ィジタルVTR20が送出すると、これを受けたSTB
10はモデム19を介して外部の課金取扱い機関に対し
て、データの格納が完了したこと示す情報及びバージョ
ンアップを行った機器の製造会社、機種番号、シリアル
番号等の情報を送出する。
【0043】なお、STB10の不揮発性メモリ17にディ
ジタルVTR20の製造会社、機種番号、シリアル番号
等の情報を予め格納しておくことも可能であり、その際
には、ディジタルVTR20はこれらの情報をSTB1
0に対して改めて送出する必要はなく、STB10は不
揮発性メモリ17から読み出したこれらの情報をモデム
19を介して送出することができる。
【0044】そして、これらの情報を受けた課金センター
は、ディジタルVTR20のシリアル番号等に依存する
キーで暗号化されたパスワード情報を電話線あるいはデ
ィジタル放送の所定のチャンネルを通じてSTB10に
返送し、STB10はこの暗号化されたパスワード情報
をディジタルVTR20に送出する。
【0045】これを受けたディジタルVTR20は、暗号化
されたパスワード情報の暗号化を自己のシリアル番号等
を基に解除して、バージョンアップを行った機能が初め
て使用できる状態になる。
【0046】このような暗号化の処理を施した場合、第三者
によるバージョンアップデータの傍受又は受信データの
不正コピーを防止することが可能となる。即ち、ディジ
タルVTR20の信号処理部24に格納されたバージョ
ンアップデータ及び課金取扱い機関からのパスワード情
報を不正に入手しても、このパスワード情報は特定の機
器のシリアル番号に基づき暗号化させているため、この
シリアル番号とは異なるシリアル番号を有する機器にこ
れらのデータを不正コピーしてバージョンアップした機
能を利用しようとしても暗号化の解除が行えない。
【0047】なお、以上の実施例では、センター機器である
STB10にモデム19を設けた例を示したが、例えば
TV30にモデムを設けるよう構成しても構わない。こ
のようにTV30にモデムが設けられた場合、センター
機器であるSTB10は、TV30にモデムが接続され
ていることを予め認識しており、ディジタルVTR20
からバージョンアップが完了したことを通知するデータ
を受けると、STB10は、不揮発性メモリ17に格納
されている一覧表のデータを書き換えると共に、課金取
扱い機関への通知をTV30に設けられたモデムを介し
て行うよう制御する。
【0048】また、以上の実施例では、デジタル信号をアナ
ログ信号に変換するモデムにより電話回線介して課金取
扱い機関への通知を行う例を示したが、課金取扱い機関
への通信手段は、他の伝送路であっても構わない。ま
た、この伝送路がデジタル信号の伝送に対応している場
合にはモデムを用いる必要がなく、他のデータ変換手段
にあっても構わない。
【0049】また、以上の実施例では、ディジタルVTR2
0のシリアル番号等の情報をそのまま課金取扱い機関に
送出する例を示したが、課金取扱い機関に送出するシリ
アル番号等の情報に関しても暗号化を施して伝送するの
が望ましい。
【0050】また、以上の実施例では、バージョンアップデ
ータを格納した後にパスワードがバージョンアップした
機能を使用できるよう許可を与える例を示したが、これ
とは逆にパスワード等が許可を与えた後にバージョンア
ップデータを格納するよう制御させても構わない。
【0051】更に、以上の実施例では、STB10がセンタ
ー機器として設定された例を示したが、IEEE139
4に接続される他の機器、即ち、ディジタルVTR20
又はTV30をセンター機器として設定しても良い。ま
た、ここでは、機器間の通信をIEEE1394を用い
て行った例を示したが、SCSIあるいはUSB等、他
の規格による伝送路を用いても構わない。更に、接続さ
れる機器は、例えばオーディオチューナ、MDレコー
ダ、アンプ等のオーディオシステムであっても構わな
い。
【0052】また、バージョンアップを行ったことが必ずし
も直接課金に結びつかなくても良く、例えば、機器購入
時に保持契約料等のかたちで所定額の支払いを済ますこ
とにより無償でバージョンアップを行うことができるよ
うに制御し、前記パスワードを保守契約済の機器である
ことの確認に用いても構わない。
【0053】更に、バージョンアップは機器の製造会社が全
て無償で行い、保守のための履歴情報を一括して管理で
きるようにシリアル番号等を送信させても構わない。
【発明の効果】本発明に係る映像音響機器及びその制御
方法によれば、ディジタル伝送路に接続される一部の機
器のソウトウェアにバージョンアップがなされた際に、
その情報が課金取扱い機関等に確実に伝送されるため、
ソウトウェアのバージョンアップに伴うソフトウェア使
用料の支払い手続き等における煩わしさがないという効
果を奏する。
【0054】また、課金取扱い機関等から返送される暗号化
されたパスワードが更新されたソフトウェアの使用許可
を与える場合は、バージョンアップのためのソフトウェ
アの不正コピーを防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像音響機器及びその制御方法を
説明するためのブロック図である。
【図2】ディジタル伝送路に接続される各機器の機器情
報及び機能情報を示す一覧表である。
【符号の説明】
10…セットトップボックス(STB) 11…受信回路 12、24、32…信号処理部 13、25、33…D/A変換器 14、21、31…ディジタルインターフェース 15、26、36…マイコン 16、27、37…メモリ 17、28、38…不揮発性メモリ 18、29、39…ヒューマンインターフェース(HM
I) 19…モデム 20…ディジタルテープレコーダ(ディジタルVTR) 22…記録再生信号処理部 23…記録再生アンプ 30…ディスプレイ装置(TV) 34…ディスプレイドライバ 35…表示パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部の信号処理がソフトウェア処理により
    行われる他の機器とディジタル伝送路を介して接続する
    ことにより映像信号及び音声信号の少なくとも一方の信
    号に加え、制御信号を双方向に伝送可能な映像音響機器
    であり、 映像信号及び音声信号の少なくとも一方の信号に加え制
    御信号を前記ディジタル伝送路に接続される他の機器と
    の間で送受信するためのインターフェースと、 前記ディジタル伝送路に接続される他の機器との信号の
    送受信を制御するためのマイコンとを備え、 前記ディジタル伝送路に接続される他の機器内のソフト
    ウェアが更新された際に、前記マイコンは前記ディジタ
    ル伝送路に接続される何れかの機器に設けられた外部の
    伝送路に信号を送出することのできる信号伝送手段を用
    いて前記ソフトウェアの更新に係る情報を所定機関に対
    して送出することを特徴とする映像音響機器。
  2. 【請求項2】前記ディジタル伝送路に接続される他の機
    器が備える機能情報及びID情報を蓄積する情報蓄積手
    段を備え、 前記ディジタル伝送路に接続される他の機器内のソフト
    ウェアが更新された際に、前記マイコンは、前記ソフト
    ウェアの更新に係る情報の一部として、前記情報蓄積手
    段に蓄積される前記ソフトウェアが更新された機器のI
    D情報を送出し、前記情報の送出後前記所定機関から返
    送される前記ID情報に基づき暗号化されたパスワード
    が更新された前記ソフトウェアの使用許可を与えること
    を特徴とする請求項1記載の映像音響機器。
  3. 【請求項3】内部の信号処理がソフトウェア処理により
    行われる他の機器とディジタル伝送路を介して接続する
    ことにより映像信号及び音声信号の少なくとも一方の信
    号に加え、制御信号を双方向に伝送可能な映像音響機器
    の制御方法であり、 前記ディジタル伝送路に接続される他の機器内のソフト
    ウェアが更新された際に、前記ディジタル伝送路に接続
    される何れかの機器に設けられた外部の伝送路に信号を
    送出することのできる信号伝送手段を用いて前記ソフト
    ウェアの更新に係る情報を所定機関に対して送出させる
    ことを特徴とする映像音響機器の制御方法。
  4. 【請求項4】前記ディジタル伝送路に接続される他の機
    器内のソフトウェアが更新された際に、前記ソフトウェ
    アの更新に係る情報の一部として、前記ソフトウェアが
    更新された機器のID情報が送出され、前記情報の送出
    後前記所定機関から返送される前記ID情報に基づき暗
    号化されたパスワードが更新された前記ソフトウェアの
    使用許可を与えることを特徴とする請求項3記載の映像
    音響機器の制御方法。
JP18720298A 1998-07-02 1998-07-02 映像音響機器及びその制御方法 Expired - Lifetime JP3575666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18720298A JP3575666B2 (ja) 1998-07-02 1998-07-02 映像音響機器及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18720298A JP3575666B2 (ja) 1998-07-02 1998-07-02 映像音響機器及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000020304A true JP2000020304A (ja) 2000-01-21
JP3575666B2 JP3575666B2 (ja) 2004-10-13

Family

ID=16201888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18720298A Expired - Lifetime JP3575666B2 (ja) 1998-07-02 1998-07-02 映像音響機器及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3575666B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001065744A1 (fr) * 2000-03-03 2001-09-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reception d'informations radiodiffusees et procede de reception desdites informations
WO2002013028A1 (fr) * 2000-08-04 2002-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de gestion de date d'expiration et appareil correspondant
JP2002287976A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置
JP2005086562A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Sony Corp 情報処理システム、情報受信処理装置及び情報処理方法
US7394854B2 (en) 2000-07-21 2008-07-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal transmission system
JP2008236031A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Sharp Corp 放送波ダウンロードシステム
JP2010050928A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Sharp Corp 受信機および受信機の制御方法
JP2010141577A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Sharp Corp ファームウェアデータ供給装置、ファームウェアデータ供給方法およびファームウェア更新システム、ファームウェアデータ供給プログラムおよび記録媒体
KR100967250B1 (ko) * 2002-10-22 2010-07-01 엘지전자 주식회사 가전 제품의 시스템 소프트웨어 업그레이드 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087765A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Iwasaki Electric Co Ltd メタルハライドランプの製造方法
JPH08214040A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Sony Corp 電子機器制御装置、電子機器制御方法、および電子機器制御システム
JPH1091407A (ja) * 1996-06-07 1998-04-10 Cybermedia Inc 複数クライアント・コンピュータ・システムにおける様々なソフトウエア製品の自動更新
JPH10171664A (ja) * 1996-11-12 1998-06-26 Philips Electron Nv ソフトウエアの更新方法、およびビデオレシーバ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087765A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Iwasaki Electric Co Ltd メタルハライドランプの製造方法
JPH08214040A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Sony Corp 電子機器制御装置、電子機器制御方法、および電子機器制御システム
JPH1091407A (ja) * 1996-06-07 1998-04-10 Cybermedia Inc 複数クライアント・コンピュータ・システムにおける様々なソフトウエア製品の自動更新
JPH10171664A (ja) * 1996-11-12 1998-06-26 Philips Electron Nv ソフトウエアの更新方法、およびビデオレシーバ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001065744A1 (fr) * 2000-03-03 2001-09-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reception d'informations radiodiffusees et procede de reception desdites informations
US7151909B2 (en) 2000-03-03 2006-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Broadcasting information receiving apparatus and broadcasting information receiving method
US7394854B2 (en) 2000-07-21 2008-07-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal transmission system
WO2002013028A1 (fr) * 2000-08-04 2002-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de gestion de date d'expiration et appareil correspondant
JP2002287976A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置
WO2002080522A1 (fr) * 2001-03-28 2002-10-10 Sanyo Electric Co., Ltd. Recepteur de diffusion numerique
KR100967250B1 (ko) * 2002-10-22 2010-07-01 엘지전자 주식회사 가전 제품의 시스템 소프트웨어 업그레이드 방법
JP2005086562A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Sony Corp 情報処理システム、情報受信処理装置及び情報処理方法
JP2008236031A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Sharp Corp 放送波ダウンロードシステム
JP2010050928A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Sharp Corp 受信機および受信機の制御方法
JP2010141577A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Sharp Corp ファームウェアデータ供給装置、ファームウェアデータ供給方法およびファームウェア更新システム、ファームウェアデータ供給プログラムおよび記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3575666B2 (ja) 2004-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4798166B2 (ja) 再生制御装置および送受信装置
JP3474510B2 (ja) ディジタル放送送信装置、その受信方法および受信装置
US9661363B2 (en) Receiver set, information apparatus and receiving system
JPH11313282A (ja) ディジタル記録/再生システム
JP3575666B2 (ja) 映像音響機器及びその制御方法
JP2001111980A (ja) デジタル放送受信装置
US7614076B2 (en) Broadcast receiving device and stream output device
JP4027754B2 (ja) テレビ受信システム
JP3769236B2 (ja) デジタル情報記録再生システム
EP2051520B1 (en) Digital broadcast receiver
JP3835034B2 (ja) 受信装置、情報出力装置及び情報出力方法
JPH08181965A (ja) 電子レンタルシステム
JP3989251B2 (ja) 録画装置制御機能付き放送受信装置
JP4190601B2 (ja) 情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法並びに情報記録再生装置
JP2000207834A (ja) 再生管理方法及び再生装置
JP4360382B2 (ja) デジタル情報出力装置、デジタル情報出力方法及びデジタル情報送受信方法
JPH11298451A (ja) 情報受信装置及び情報放送装置
JP2000010906A (ja) 映像音響機器及びその制御方法
JP3928502B2 (ja) 再生制御方法及び送受信方法
JP2003134407A (ja) 録画システム
JP3928504B2 (ja) 再生制御方法、アクセス制御方法
JP4463291B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP4474434B2 (ja) デジタル情報出力装置、デジタル情報出力方法及びデジタル情報送受信方法
JP2007325291A (ja) 受信機、情報機器および受信システム
JP2004166286A (ja) 送信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040701

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term