JP4027754B2 - テレビ受信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ放送を受信して再生するテレビ受信システム、テレビ受信装置及び携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、同軸ケーブルまたは光ケーブル等で形成される有線伝送線路、衛星波や地上波等の無線伝送線路を用いて行われるテレビジョン放送は、これまで、アナログの映像信号をAM変調すると共に音声信号をFM変調した信号を所定の搬送周波数で送信するアナログ放送番組が主流であったが、近年になってアナログの映像信号と音声信号をデジタル化し、さらにデジタル圧縮した後のデータをQPSK変調またはQAM変調等の変調方式を用いてデジタル変調し、この信号をOFDM方式等のデジタル伝送方式を用いて送信するデジタル放送が開始された。
【0003】
このデジタル放送は、半導体技術、画像と音声の信号圧縮技術の著しい進歩によって可能となったものであり、従前のアナログ放送に比べて、同一の伝送路の有する周波数帯域の範囲内に、より多くの番組プログラムを放送することが可能となり、またOFDM方式等のデジタル伝送方式が採用されることによって、伝送信号劣化の少ない高品位な放送が行える等の多くの利点を有している。
【0004】
かかる放送サービスは、その伝送路が、地上波伝送、衛星波伝送、ケーブル伝送等のように多種の伝送形態でもってサービス提供を行うことができ、当該のテレビ放送番組の信号に、ユーザーID情報と課金情報を含ませて有料テレビ番組放送の信号として送信し、これをユーザーが受信するときに、受信信号に含まれるユーザーID情報と課金情報に基づく認証を行い、全ての条件を満たしたときに有料テレビ番組の映像および/または音声を正規に再現させ得るIRDシステムが広く普及している。
【0005】
上記IRDシステムの具体的な構成は、例えば図6に示すように、IRD装置13にモニタTV14と受信アンテナ15を接続して構成され、IRD装置13のユーザーから申し込まれた視聴チャンネルや視聴を希望する特定番組のデータでなる多種多様のユーザー情報に基づいて送信信号を生成するサービスセンター16から放送衛星17に向けて放送用信号を送信し、この放送用信号を受けた放送衛星17から放送電波を地上に向かって送信するように全体システムが構成される。
【0006】
そして、放送電波を受信アンテナ15で受け、その信号に対して所定の復号処理を施してビデオ信号に変換し、モニタTV14に映像再生すると同時に、図示しない音響装置によって音声再生を行っている。
【0007】
この場合、放送衛星17から送信される放送電波は、所定のアルゴリズムに基づく暗号化(スクランブル変調)が掛けられた信号とされ、テレビ放送番組の信号に、ユーザーID情報と課金情報を含ませて送信された有料テレビ番組放送の信号とされていて、そのままの状態で受信したときには正規の映像と音声が再現できない状態とされ、IRD装置13による認証、即ち、送信電波に含まれるユーザーID情報と課金情報を受信して得られた情報に基づいて行われる課金期間の参照、課金チャンネルの参照、機器IDが正規に登録されたものであるかの参照等々の制限条件が全て満たされたときに当該の暗号化が解除されて正規の映像と音声を再現させることができる。
【0008】
従って、IRDシステムのユーザーは特定のチャンネルもしくは特定番組に対して課金許容の登録を電話回線等を用いてサービスセンター16に連絡することによって好みの番組を視聴することができ、その視聴は、予め定められた放送予定日時に一義的に行われるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のテレビ受信システムのテレビ番組の視聴は、家庭等に固定的に設置されたモニタTVを用いて行われることが一般的であって、当該モニタTVが設置されている場所以外の所での視聴はできない現状である。
【0010】
そこで、本発明の目的は、テレビ受信システムを用いて受信される番組を、受信装置に接続されたモニタTVの設置場所から離れた場所で視聴することができると共に、録画された番組を受信装置に接続されたモニタTVの設置場所から離れた場所で視聴することができるテレビ受信システム、テレビ受信装置及び携帯端末を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明によるテレビ受信システム、テレビ受信装置及び携帯端末は、次に記載するような特徴的な構成を採用している。
【0012】
(1)テレビ放送信号を受信し、再生して出力若しくは録画処理するテレビ受信装置と、
前記テレビ受信装置と通信回線を介して接続される携帯端末と、
からなるテレビ受信システムであって、
前記テレビ受信装置は、
前記携帯端末と通信回線を介して接続される通信部と、
前記携帯端末からの画質情報に基づいて前記携帯端末に送信する画面サイズと画質を判定する画質判定部と、
前記画質判定部の判定結果に基づいて受信中若しくは録画されたテレビ放送を符号化する符号化部と、
前記符号化部で符号化されたテレビ放送信号を前記通信手段を介して送信する送信部と、
を備え、
前記携帯端末は、
テレビ放送信号の送信を要求する送信要求部と、
前記画質判定部で判定される画質情報を送信する画質情報送信部と、
前記テレビ受信装置から受信した符号化されたテレビ放送信号を復号化する復号化部と、
前記復号化部で復号化されたテレビ放送信号を表示する表示部と、
を備え、
前記テレビ受信装置は、前記携帯端末とその表示部の画面サイズの対応を示す携帯端末表示部対応テーブルを備え、前記通信回線を介して接続された携帯端末からのテレビ放送信号の送信要求に基づいて、前記携帯端末から受信した画質情報と前記携帯端末表示部対応テーブルとから前記携帯端末の画面サイズを特定し、
前記画質判定部は、特定された画面サイズに基づいて前記携帯端末に送信する画面サイズを判定し、
前記通信回線を介して接続された携帯端末での画質選択に基づいて画質を判定し、判定された画面サイズと画質により、受信中若しくは録画されたテレビ放送信号を符号化して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記テレビ受信装置から受信した符号化されたテレビ放送信号を復号化して表示するテレビ受信システム。
【0013】
(2)前記携帯端末からの画質情報は、当該携帯端末の電話番号、当該携帯端末から送信されるIDデータまたは当該携帯端末の機種名である上記(1)のテレビ受信システム。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。先ず、テレビ受信システムとしてのIRDシステム及びテレビ受信装置の構成を図1を用いて説明する。
【0019】
IRDシステム及び画像転送装置の全体構成と画面表示の状態を合わせて表現した図1において、IRD装置1は、所定のアルゴリズムで暗号化されたテレビ放送番組の信号に、ユーザーID情報と課金情報を重畳して形成された送信信号を受信アンテナ5を用いて受信し、ユーザー機器情報と受信された信号に含まれるユーザーID情報と課金情報を比較してユーザー認証を行い、所定条件を満たしたときに前記暗号化されたテレビ放送番組の信号の解読を許容してテレビ放送番組を正規に再現させ得るような制御を行い得るように構成されている。
【0020】
IRD装置1にはハードディスク2とMPEG4エンコーダ3とIDデータメモリ4が設けられ、ハードディスク2は、正規に再生されたテレビ放送番組のデータを記録し得るもので、MPEG4エンコーダ3は、ハードディスク2から読み出された録画データまたはリアルタイムに再生されたテレビ番組データの信号形式をMPEG4規格に対応する信号変換を行うものである。
【0021】
IRD装置1には、図示せずも通信部、判定部、録画情報配信部とIDデータメモリ4が設けられ、通信部は、通信端末6からIRD装置1を制御し得るように形成され、通信部を介してIRD装置1に対して行う制御を許容する通信端末6の電話番号と画像表示部の形式のデータが予め格納されたIDデータメモリ4が設けられている。
【0022】
また、通信部に着信された通信端末6の有するIDデータとIDデータメモリ4の格納データとを比較し、IRD装置1に対する制御の許容/拒否を判定するように判定部が構成され、判定部による判定でIRD装置1に対する制御が許容されたときに、ハードディスク2に既に記録されているテレビ放送番組を当該通信端末6の有するディスプレイ7の形式に適合する信号形式で配信し得るように制御する録画情報配信部が設けられ、携帯端末6とIRD装置1とを信号接続する制御信号伝送路には、図示しない交換無線局が介在されている。
【0023】
IRD装置1に接続された受信アンテナ5は、放送衛星(不図示)から送信される放送電波を受信するものである。
【0024】
携帯端末6に設けられたディスプレイ7の下部にはテンキーとモードキー等でなる操作キー部8が設けられ、操作キー部8のいずれかの操作釦を押操作することによって多種多様な動作指令を与えることができるように構成される。
【0025】
以上のように要部が構成された本形態のIRDシステムの画像転送装置における動作を図2乃至図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、各フローチャートにおいて破線で囲った左列部分が携帯端末6の側の処理動作ステップを表わし、破線で囲った右列部分がIRD装置1の側の処理動作ステップを表わす。これらの左列部分と右列部分を結ぶ図中の動作ラインは、携帯端末6から携帯電話回線を通じて交換無線局に対するデータ信号送受を行い、かつ交換無線局からIRD装置1に対して中継回線を介してデータ信号送受を行うデータ信号送受系統である。
【0026】
携帯端末6からIRD装置1に対する発信が開始されると、先ず図2に示すフローチャートのステップS1が実行され、携帯端末6のディスプレイ7に表示される電話番号画面7を見ながら操作キー部8の有するテンキーを押操作することによって指定された電話番号、即ちIRD装置1に割り当てられた電話番号へのダイアリングが開始され、その呼出データが携帯電話回線を介して交換無線局に送信される。
【0027】
交換無線局で受信された呼出データは、有線電話回線でなる中継回線を介してIRD装置1に対する呼び出しが行われ、待ち受け待機状態にされているIRD装置1でステップS2が実行され、呼び出し有り?の判定がなされ、呼び出し有りの場合にはステップS3に進み回線が確立される。
【0028】
このステップS3の動作と同時的に携帯端末6の側でステップS4が実行され、回線が確立されているか否かが判定され、Noの場合にはステップS1が再実行され、YesになったときにステップS5に進む。
【0029】
IRD装置1側で回線確立(ステップS3)されると次のステップS6に進み、携帯端末6側にIDデータの入力を要求する信号を送信し、これを受信した携帯端末6は、ステップS5にてID入力とそのデータをIRD装置1に送信する動作が開始される。具体的には、携帯端末6のディスプレイ7に表示されるID入力要求画面7−1を見ながら操作キー部8を押操作することによって当該機器に予め設定されたIDデータ(例えば5桁の数字)の入力を行うことができる。
【0030】
ステップS5が完了するとIDデータがIRD装置1側に送信され、ステップS7にてIDデータの検出がなされ、IDデータ無しの場合(Noの場合)には、ステップS6が再実行され、IDデータ有りの場合(Yesの場合)にはステップS8に進み、受信されたIDデータがIRD装置1のIDデータメモリ4に格納されたIDリストに該当有り?の判定がなされ、該当がある場合(Yesの場合)には、次のステップS9に進み、該当が無い場合(Noの場合)には、ステップS10に進み、IRD装置1に予め格納されている対応機種の一覧データを携帯端末6に送信する。尚この場合、IDリストに該当がなければ処理を終了するようにして許可された者以外による不正使用を防止することができる。
【0031】
さて、携帯端末6側でステップS5が実行された後に実行されるステップS11は、テンキー8を用いて行われるID番号の入力が完了したか否かを判定するもので、未入力の場合(Noの場合)にはステップS5に戻され、完了した場合(Yesの場合)に次のステップS12に進む。ステップS12は、携帯端末6の機種名が入力されたか否かを判定するもので入力されている場合(Yesの場合)には次のステップS13に進み、IRD装置1側のステップS10で既に送信されている機種名リストを受信し次のステップS14に進む。
【0032】
ステップS14は、携帯端末6のディスプレイ7に表示される対応機種リスト画面7−2を見ながら操作キー部8を押操作することによって該当機器を選択して特定するもので、その選択機種名データがIRD装置1側に送信されステップS15にて受信されてステップS9に進む。
【0033】
ステップS9は、ステップS15にて受信された機種名もしくはステップS8にてIDリストに該当ありと判断された機種名に基づいて携帯端末6のディスプレイ7に表示される画面サイズを決定するものである。
【0034】
そして、ステップS12にてNoと判定された場合には、図面作成の都合上で形成された中継点(A)を介して図3のステップS16に進み、一方、ステップS9が実行された後には中継点(B)を介して図3のステップS17に進む。
【0035】
携帯端末6側の処理であるステップS16は、放送衛星からのテレビ番組を転送希望するのであるか、ハードディスク2に録画されているテレビ番組を転送希望するかの別を判断するもので、具体的には、携帯端末6のディスプレイ7に表示される再生元選択画面7−3を見ながら操作キー部8を押操作することによっていずれかを選択して特定するものである。
【0036】
一方、IRD装置1の側で実行されるステップS17は、放送衛星からのテレビ番組を転送希望するのであるか、ハードディスク2に録画されているテレビ番組を転送希望するかの別を特定して欲しい旨の要求を携帯端末6側に送信するものであり、その次に実行されるステップS18は、放送衛星からのテレビ番組をリアルタイムに転送希望するのであるか、ハードディスク2に録画されているテレビ番組のコンテンツを転送希望するかの別を特定して欲しい旨の要求を携帯端末6側に送信するものである。
【0037】
ステップS12でNoの場合、ステップS17による選択要求の送信、ステップS18によるリアルタイム転送とコンテンツ転送の選択要求の送信との3種の状態をステップS16で判定しHD転送の場合には、ステップS19に進みHDコンテンツリストの受信がなされ、次のステップS20に進んでHDコンテンツリストの中から転送希望のものを選択し、具体的には、携帯端末6のディスプレイ7に表示される番組選択画面7−4を見ながら操作キー部8を押操作することによっていずれかを選択して特定するものである。
【0038】
ステップS20で選択された転送希望のものは、IRD装置1側に送信され、これをステップS21にて受信したIRD装置1の側では、ステップS22によって衛星放送/HD転送の判断がなされ、衛星放送と判定された場合には、ステップS23に進んでリスト送信がなされ次のステップS24で選択受信がなされ次のステップS25で転送決定がなされる。
【0039】
ステップS22でHD転送と判定された場合にはステップS26に進んでHDコンテンツリストの送信がなされ、次のステップS27で選択コンテンツの受信がなされ、ステップS28に進んで前述のステップS25による転送決定のデータに基づく転送画像が決定される。これらの決定に至るまでの選択は携帯端末6のディスプレイ7に表示される番組選択画面7−4と番組内容画面7−5を見ながら行なうことができる。
【0040】
一方、携帯端末6側のステップS16によって衛星放送と判定された場合には、ステップS29に進んで放送受信のチャンネルリストを受信し、次のステップS30でその中から希望するチャンネルが選択される。
【0041】
そして、中継点(C)と(D)を介して図4に示すフローチャートに移行し、先ず、IRD装置1側のステップS31にて携帯端末6に対して画質選択を要求する旨のデータを送信し、これを携帯端末6側のステップS32で受信し次のステップS33で画質選択が行われ、具体的には、携帯端末6のディスプレイ7に表示される画質選択画面7−6を見ながら操作キー部8を押操作することによって「LOW,NORM,HIGH」のいずれかを選択して特定するものである。
【0042】
ステップS33で画質選択されたデータは、IRD装置1のステップS34によって受信されステップS35で画質決定され、ステップS36で決定された画質に基づいて画像のエンコードがMPEG4エンコーダ3によってなされた後に、ステップS37に進み、携帯端末6側への画像転送がなされ携帯端末6側のステップS38によって転送待ち状態とされ次のステップS39でデータ受信完了?の判定がなされ、転送完了でない場合(Noの場合)にはステップS38が再実行され、ステップS39によって転送完了と判定された場合(Yesの場合)にステップS40に進む。尚、IDや携帯端末6の機種名から表示画面の表示能力を一義的に判断し、自動で画質が選定されるようにしても良い。この場合、ステップS31〜S34の処理を省略することができる。
【0043】
ステップS40は、転送された画像データによって携帯端末6のディスプレイ7に番組内容を表示させると共に、当該の画像データを携帯端末6の有するメモリに蓄積するものであり、このようにして一連の画像転送動作が完了する。
【0044】
今まで説明した形態は、携帯端末6のディスプレイ7に転送画像を表示する例であるが、本発明はこれに限定されること無く、例えば図5に示すように携帯端末6に設けられたビデオ出力端子からの出力を有線伝送路dを介してカーテレビ10のビデオ入力端子に接続することによって大きなテレビ画面11によって転送されたデータを視聴することができ、携帯端末6の側からIRD装置1を制御するに必要な操作キー部8に変えてカーテレビ10に設けられた操作釦部12を使用することができ、操作キー部8と操作釦部12の両方を制御指令のために用いることもできる。
【0045】
なお、以上の各形態のIRDシステムにおける放映は、有料テレビ番組放送の信号が放送衛星から送信される例であるが、VHFやUHFの地上波であったり、ケーブルTVシステムに見られるような同軸線や光伝送線等の有線伝送線路を用いて送信されるように構成してもよく、また、IRD装置1に設けたハードディスク2に録画を行っているが、IRD装置1に外付けもしくは内蔵のVTR装置を用いて記録を行ったり、光ディスク等の記録媒体に記録し得るCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RWを用いた光ディスクドライブで構成してもよい。
【0046】
また、IRD装置1のIDデータメモリ4に格納された画像表示部の形式のデータは、前記通信端末の有する前記画像表示部の画素数に対応したデータで構成したり、通信端末の機種名に対応して構成してもよく、IRD装置1の有する録画情報配信の機能部またはリアルタイム配信の機能部は、携帯端末6の有するIDデータに対応して配信画質を複数段階に変えた信号形式で配信し得るように構成してもよい。
【0047】
さらに、IRD装置1から配信される先は、無線回線を用いて転送される携帯端末6やカーテレビ10であるが、配信されるテレビ番組は、有線回線を用いて通信端末に配信されるように構成してもよいことは勿論である。
【0048】
以上、本発明によるテレビ受信システム、テレビ受信装置及び携帯端末は、テレビ受信システムの好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によるテレビ受信システム、テレビ受信装置及び携帯端末は、テレビ受信システムを用いて放映される番組を、IRD装置に接続されたモニタTVの設置場所から離れた場所で視聴するに際して、リアルタイムに視聴することができると共に、既放送番組の視聴を放映日や放映時刻の後程に行うことができるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるIRDシステムの画像転送装置の全体構成と、携帯端末のディスプレイに表示される表示画面の変化を合わせて表現したブロック回路図である。
【図2】図1に示されるIRDシステムの画像転送装置の前半部動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示されるIRDシステムの画像転送装置の中間部動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1に示されるIRDシステムの画像転送装置の後半部動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の他実施の形態によるIRDシステムの画像転送装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【図6】従来の録画機能付IRDシステムの一例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 IRD装置
2 ハードディスク
3 MPEG4エンコーダ
4 IDデータメモリ
5 受信アンテナ
6 携帯端末
7 ディスプレイ
7−1 ID入力要求画面
7−2 対応機種リスト画面
7−3 再生元選択画面
7−4 番組選択画面
7−5 番組内容画面
7−6 画質選択画面
8 操作キー部
9 交換無線局
10 カーテレビ
11 テレビ画面
12 操作釦部
Claims (2)
- テレビ放送信号を受信し、再生して出力若しくは録画処理するテレビ受信装置と、
前記テレビ受信装置と通信回線を介して接続される携帯端末と、
からなるテレビ受信システムであって、
前記テレビ受信装置は、
前記携帯端末と通信回線を介して接続される通信部と、
前記携帯端末からの画質情報に基づいて前記携帯端末に送信する画面サイズと画質を判定する画質判定部と、
前記画質判定部の判定結果に基づいて受信中若しくは録画されたテレビ放送を符号化する符号化部と、
前記符号化部で符号化されたテレビ放送信号を前記通信手段を介して送信する送信部と、
を備え、
前記携帯端末は、
テレビ放送信号の送信を要求する送信要求部と、
前記画質判定部で判定される画質情報を送信する画質情報送信部と、
前記テレビ受信装置から受信した符号化されたテレビ放送信号を復号化する復号化部と、
前記復号化部で復号化されたテレビ放送信号を表示する表示部と、
を備え、
前記テレビ受信装置は、前記携帯端末とその表示部の画面サイズの対応を示す携帯端末表示部対応テーブルを備え、前記通信回線を介して接続された携帯端末からのテレビ放送信号の送信要求に基づいて、前記携帯端末から受信した画質情報と前記携帯端末表示部対応テーブルとから前記携帯端末の画面サイズを特定し、
前記画質判定部は、特定された画面サイズに基づいて前記携帯端末に送信する画面サイズを判定し、
前記通信回線を介して接続された携帯端末での画質選択に基づいて画質を判定し、判定された画面サイズと画質により、受信中若しくは録画されたテレビ放送信号を符号化して前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記テレビ受信装置から受信した符号化されたテレビ放送信号を復号化して表示する、
ことを特徴とするテレビ受信システム。 - 前記携帯端末からの画質情報は、当該携帯端末の電話番号、当該携帯端末から送信されるIDデータまたは当該携帯端末の機種名であることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受信システム。
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