JP2000020194A - タッチパッド - Google Patents
タッチパッドInfo
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- JP2000020194A JP2000020194A JP18081198A JP18081198A JP2000020194A JP 2000020194 A JP2000020194 A JP 2000020194A JP 18081198 A JP18081198 A JP 18081198A JP 18081198 A JP18081198 A JP 18081198A JP 2000020194 A JP2000020194 A JP 2000020194A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者がポインティング領域とスクロール領
域の位置を指先の感触により確認可能なタッチパッドを
提供する。 【解決手段】 本発明のタッチパッド５は、タッチパッ
ド５表面に存在する３つの領域である左右スクロール領
域６、上下スクロール領域７、ポインティング領域８の
境界線上にリブ９、１０を設けている。
域の位置を指先の感触により確認可能なタッチパッドを
提供する。 【解決手段】 本発明のタッチパッド５は、タッチパッ
ド５表面に存在する３つの領域である左右スクロール領
域６、上下スクロール領域７、ポインティング領域８の
境界線上にリブ９、１０を設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はタッチパッドに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】最近の電子機器、例えばパーソナルコン
ピュータ等に用いられている入力装置の１つにマウスが
ある。このマウスは使用者がマウスを持ちながら移動操
作を行うと、この操作に合わせてマウス底部に設けられ
たボールが回転し、これに応答してディスプレイ等の画
面に表示されたカーソルが移動する。又、使用者がマウ
ス上部にあるボタンを押下することにより決定等の操作
を行うことが可能である。
ピュータ等に用いられている入力装置の１つにマウスが
ある。このマウスは使用者がマウスを持ちながら移動操
作を行うと、この操作に合わせてマウス底部に設けられ
たボールが回転し、これに応答してディスプレイ等の画
面に表示されたカーソルが移動する。又、使用者がマウ
ス上部にあるボタンを押下することにより決定等の操作
を行うことが可能である。
【０００３】他の入力装置としてタッチパッドが挙げら
れ、このタッチパッドは例えば図５に示す様に、硝子基
板１上に所定の抵抗値を持つ透明抵抗膜２と、絶縁膜３
とがその順に積層され、更に前記透明抵抗膜２の上面周
辺には電極端子４が複数個設けられている。
れ、このタッチパッドは例えば図５に示す様に、硝子基
板１上に所定の抵抗値を持つ透明抵抗膜２と、絶縁膜３
とがその順に積層され、更に前記透明抵抗膜２の上面周
辺には電極端子４が複数個設けられている。
【０００４】次に前記タッチパッドの動作原理である
が、使用者が前記絶縁膜３上の任意の点上をタッチする
と、前記透明抵抗膜２はタッチされた点において人間の
静電容量を介して接地される。この為、人間による接地
ラインから電極端子４までの間の抵抗値が変化し、この
抵抗値の変化を電極端子４と接続された図示しない位置
検出回路が検出する。このように、前記位置検出回路は
前記抵抗値の変化の検出により使用者がタッチした位置
の判定を行う（例えば、特開平７−２８５９８号公報参
照）。
が、使用者が前記絶縁膜３上の任意の点上をタッチする
と、前記透明抵抗膜２はタッチされた点において人間の
静電容量を介して接地される。この為、人間による接地
ラインから電極端子４までの間の抵抗値が変化し、この
抵抗値の変化を電極端子４と接続された図示しない位置
検出回路が検出する。このように、前記位置検出回路は
前記抵抗値の変化の検出により使用者がタッチした位置
の判定を行う（例えば、特開平７−２８５９８号公報参
照）。
【０００５】更に、上述のタッチパッド及び表示装置を
有したパーソナルコンピュータが製品化されており、前
記パーソナルコンピュータは前記位置検出回路の前記位
置の検出に応じて前記表示装置に表示されているカーソ
ルを移動させることが可能である。
有したパーソナルコンピュータが製品化されており、前
記パーソナルコンピュータは前記位置検出回路の前記位
置の検出に応じて前記表示装置に表示されているカーソ
ルを移動させることが可能である。
【０００６】又、マウスの上部に３つのボタンを設け、
使用者がこの３つのボタンの内の１つを押下するとディ
スプレイ上の表示画面を瞬時にスクロールさせることが
可能なマウスであるインテリマウスが製品化されてお
り、前記インテリマウスの機能をタッチパッドに取り込
んだインテリマウス対応のタッチパッドも製品化されて
いる。
使用者がこの３つのボタンの内の１つを押下するとディ
スプレイ上の表示画面を瞬時にスクロールさせることが
可能なマウスであるインテリマウスが製品化されてお
り、前記インテリマウスの機能をタッチパッドに取り込
んだインテリマウス対応のタッチパッドも製品化されて
いる。
【０００７】図６は一般的なインテリマウス対応タッチ
パッドの上面図を示しており、前記タッチパッド５表面
（絶縁膜３の表面）は３つの領域に機能的に分けられて
いる。第１の領域はタッチパッド５表面の下辺に沿って
位置する長方形の左右スクロール領域６であり、第２の
領域はタッチパッド５表面の右辺に沿って位置する長方
形の上下スクロール領域７であり、第３の領域はタッチ
パッド５表面の残りの領域で構成されるポインティング
領域８である。
パッドの上面図を示しており、前記タッチパッド５表面
（絶縁膜３の表面）は３つの領域に機能的に分けられて
いる。第１の領域はタッチパッド５表面の下辺に沿って
位置する長方形の左右スクロール領域６であり、第２の
領域はタッチパッド５表面の右辺に沿って位置する長方
形の上下スクロール領域７であり、第３の領域はタッチ
パッド５表面の残りの領域で構成されるポインティング
領域８である。
【０００８】前記ポインティング領域８は使用者がこの
領域８上面をなぞることにより画面に表示されているカ
ーソル（図示せず）を移動させる為の領域であり、前記
上下スクロール領域７は使用者がこの領域７上面をなぞ
ることによりディスプレイの表示画面を上下方向に瞬時
にスクロールさせる為の領域であり、前記左右スクロー
ル領域６は使用者がこの領域６上面をなぞることにより
ディスプレイの表示画面を左右方向に瞬時にスクロール
させる為の領域である。
領域８上面をなぞることにより画面に表示されているカ
ーソル（図示せず）を移動させる為の領域であり、前記
上下スクロール領域７は使用者がこの領域７上面をなぞ
ることによりディスプレイの表示画面を上下方向に瞬時
にスクロールさせる為の領域であり、前記左右スクロー
ル領域６は使用者がこの領域６上面をなぞることにより
ディスプレイの表示画面を左右方向に瞬時にスクロール
させる為の領域である。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来のインテリマウス
対応タッチパッドはポインティング領域８とスクロール
領域６，７を明確にする為に印刷が施されているだけで
あり、使用者が指でなぞる際の指先の感触では区別でき
なかった。この為、表示画面を見ながら使用者がポイン
ティング領域８上で指を移動させている時に、誤ってス
クロール領域６，７にまで指を移動させてしまい、不所
望なスクロールが生じることがあった。
対応タッチパッドはポインティング領域８とスクロール
領域６，７を明確にする為に印刷が施されているだけで
あり、使用者が指でなぞる際の指先の感触では区別でき
なかった。この為、表示画面を見ながら使用者がポイン
ティング領域８上で指を移動させている時に、誤ってス
クロール領域６，７にまで指を移動させてしまい、不所
望なスクロールが生じることがあった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のタッチパッド
は、該タッチパッドの上面に第１の機能を指示する第１
の領域と第２の機能を指示する第２の領域との境界線上
にリブを設けている。
は、該タッチパッドの上面に第１の機能を指示する第１
の領域と第２の機能を指示する第２の領域との境界線上
にリブを設けている。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は第１の実施例のタッチパッ
ド５を示す上面図であり、又、前記タッチパッド５の最
上部に位置する絶縁膜３は例えば、ポリエチレンテレフ
タレート（以下、ＰＥＴと略す）樹脂から成る。又、前
記絶縁膜３表面には、図６で説明した領域６、７、８の
境界線上にそれぞれタッチパッド５の下辺及び右辺に沿
って延在する第１、第２のリブ９、１０が形成されてい
る。
ド５を示す上面図であり、又、前記タッチパッド５の最
上部に位置する絶縁膜３は例えば、ポリエチレンテレフ
タレート（以下、ＰＥＴと略す）樹脂から成る。又、前
記絶縁膜３表面には、図６で説明した領域６、７、８の
境界線上にそれぞれタッチパッド５の下辺及び右辺に沿
って延在する第１、第２のリブ９、１０が形成されてい
る。
【００１２】前記第１、第２リブ９、１０の延在方向と
直交する断面は、図２に第２リブ１０の断面を代表して
示す如く半円状となっている。
直交する断面は、図２に第２リブ１０の断面を代表して
示す如く半円状となっている。
【００１３】次に、前記リブ９、１０の形成方法である
が、前記リブ９、１０はＰＥＴ樹脂シート上にＵＶ（Ｕ
ｌｔｒａｖｉｏｌｅｔ）インク又は発泡インクを使用す
ることにより形成可能であり、具体的には、ＵＶインク
をＰＥＴ樹脂シート３上に付着させた後に紫外線を照射
させ、前記ＵＶインクを硬化させることにより形成でき
る。
が、前記リブ９、１０はＰＥＴ樹脂シート上にＵＶ（Ｕ
ｌｔｒａｖｉｏｌｅｔ）インク又は発泡インクを使用す
ることにより形成可能であり、具体的には、ＵＶインク
をＰＥＴ樹脂シート３上に付着させた後に紫外線を照射
させ、前記ＵＶインクを硬化させることにより形成でき
る。
【００１４】上述のように第１の実施例のタッチパッド
５はポインティング領域８とスクロール領域６，７の境
界にそれぞれリブ９、１０を有しており、前記リブ９、
１０は使用者が前記ポインティング領域８上で操作を行
っている時に前記スクロール領域６、７まで指を移動さ
せようとすると、使用者の指の移動を妨げる効果を有す
る。
５はポインティング領域８とスクロール領域６，７の境
界にそれぞれリブ９、１０を有しており、前記リブ９、
１０は使用者が前記ポインティング領域８上で操作を行
っている時に前記スクロール領域６、７まで指を移動さ
せようとすると、使用者の指の移動を妨げる効果を有す
る。
【００１５】図３は第２の実施例のタッチパッド５を示
しており、タッチパッド５の最上部に位置する絶縁膜３
は第１の実施例のタッチパッドと同様にＰＥＴから成
る。又、前記各領域６、７は領域８より粗面化されてい
る。
しており、タッチパッド５の最上部に位置する絶縁膜３
は第１の実施例のタッチパッドと同様にＰＥＴから成
る。又、前記各領域６、７は領域８より粗面化されてい
る。
【００１６】図４は図３のＢ−Ｂ’線要部断面図であ
り、図４は絶縁膜３上面にポインティング領域８より粗
い面であるスクロール領域７が設けられていることを示
している。
り、図４は絶縁膜３上面にポインティング領域８より粗
い面であるスクロール領域７が設けられていることを示
している。
【００１７】次に、前記粗面の形成方法であるが、この
粗面は印刷により行われる。例えば、前記粗面の凹凸形
状に応じた穴を有するシルクメッシュをＰＥＴ樹脂シー
ト３上に置き、前記メッシュ上にＵＶインクを吹き掛け
ると前記シルクメッシュの穴を通して前記ＰＥＴ樹脂シ
ート３上にＵＶインクが付着する。次に前記ＵＶインク
に紫外線を照射して硬化させることにより、前記ＰＥＴ
樹脂シート３上に粗面が形成される。
粗面は印刷により行われる。例えば、前記粗面の凹凸形
状に応じた穴を有するシルクメッシュをＰＥＴ樹脂シー
ト３上に置き、前記メッシュ上にＵＶインクを吹き掛け
ると前記シルクメッシュの穴を通して前記ＰＥＴ樹脂シ
ート３上にＵＶインクが付着する。次に前記ＵＶインク
に紫外線を照射して硬化させることにより、前記ＰＥＴ
樹脂シート３上に粗面が形成される。
【００１８】上述のように、第２の実施例のタッチパッ
ド５は、ポインティング領域８以外のスクロール領域
６、７には粗面を形成しているので、使用者は指先の感
覚だけでいずれの領域６、７、８をなぞっているかを知
ることが可能である。
ド５は、ポインティング領域８以外のスクロール領域
６、７には粗面を形成しているので、使用者は指先の感
覚だけでいずれの領域６、７、８をなぞっているかを知
ることが可能である。
【００１９】尚、第２実施例ではスクロール領域６、７
のみを粗面化したが、ポインティング領域８も粗面化し
ても良く、その場合には、スクロール領域６、７と粗さ
を異ならせる。又、第２実施例では、両スクロール領域
を同一の粗さの粗面としたが、前記３領域を夫々異なる
粗さとしても良い。
のみを粗面化したが、ポインティング領域８も粗面化し
ても良く、その場合には、スクロール領域６、７と粗さ
を異ならせる。又、第２実施例では、両スクロール領域
を同一の粗さの粗面としたが、前記３領域を夫々異なる
粗さとしても良い。
【００２０】
【発明の効果】本発明のタッチパッドは使用者がポイン
ティング領域を使用中に誤ってスクロール領域まで指を
移動することを防止させる効果と、使用者がタッチパッ
ドを見なくともなぞっている領域を識別できる効果とを
有する。
ティング領域を使用中に誤ってスクロール領域まで指を
移動することを防止させる効果と、使用者がタッチパッ
ドを見なくともなぞっている領域を識別できる効果とを
有する。
【図１】本発明の第１の実施例を示す上面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ’線要部断面図である。
【図３】本発明の第２の実施例を示す上面図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ’線要部断面図である。
【図５】タッチパッドの一例を示す分解斜視図である。
【図６】一般的なインテリマウス対応タッチパッドを説
明する為の上面図である。
明する為の上面図である。
１ 硝子基板 ２ 透明抵抗膜 ３ 絶縁膜 ４ 電極端子 ５ タッチパッド ６ 左右スクロール領域 ７ 上下スクロール領域 ８ ポインティング領域 ９ 第１リブ １０ 第２リブ
Claims (2)
- 【請求項１】 上面に第１の機能を指示する第１の領域
と第２の機能を指示する第２の領域との境界線上にリブ
を設けたことを特徴とするタッチパッド。 - 【請求項２】 上面に第１の機能を指示する第１の領域
と第２の機能を指示する第２の領域とを設け、前記第１
の領域と前記第２の領域との表面の粗さを異ならせたこ
とを特徴とするタッチパッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18081198A JP2000020194A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | タッチパッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18081198A JP2000020194A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | タッチパッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000020194A true JP2000020194A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16089779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18081198A Pending JP2000020194A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | タッチパッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000020194A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001306247A (ja) * | 2000-04-20 | 2001-11-02 | Tokai Rika Co Ltd | タッチ操作入力装置 |
| JP2004530200A (ja) * | 2001-03-09 | 2004-09-30 | イマージョン コーポレーション | ラップトップコンピュータ及びその他の携帯用機器のための触感インターフェイス |
| JP2005502142A (ja) * | 2001-09-04 | 2005-01-20 | ノキア コーポレイション | ディスプレイ・スクリーン上でズームしパンするコンテント |
| JP2005346402A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Sony Corp | 入力装置および電子機器 |
| JP2009289279A (ja) * | 2009-08-31 | 2009-12-10 | Toshiba Corp | 電子機器 |
| JP2010079772A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Hitachi Ltd | 座標指示装置と、この座標指示装置を用いた情報処理装置 |
| US20100127975A1 (en) * | 2007-05-30 | 2010-05-27 | Jens Martin Jensen | Touch-sensitive pointing device with guiding lines |
| US7916889B2 (en) | 2008-05-30 | 2011-03-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
| JP2011070347A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 携帯端末装置 |
| KR101244619B1 (ko) * | 2008-07-28 | 2013-03-18 | 한왕 테크놀러지 컴파니 리미티드 | 전자기 유도식 스크롤링 정보 입력방법 및 장치 |
| CN102999224A (zh) * | 2012-12-29 | 2013-03-27 | 苏州市智诚光学科技有限公司 | 一种可精确定位的笔记本电脑玻璃触控板 |
| JP2014141216A (ja) * | 2013-01-25 | 2014-08-07 | Nissan Motor Co Ltd | 駐車支援装置及び駐車支援方法 |
| JP2014162253A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Denso Corp | 車両用入力装置 |
| JP2018036802A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | キヤノン株式会社 | 電子機器およびその制御方法 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP18081198A patent/JP2000020194A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9116591B2 (en) | 2008-07-28 | 2015-08-25 | Hanwang Technology Co., Ltd. | Method and apparatus for scroll information input in electromagnetic induction way |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |