JP2005346402A - 入力装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄型化が可能で、配置性およびデザイン性に優れ、ユーザに、入力が受け付けられたことを知らせることができる入力装置および電子機器を提供する。
【解決手段】 ユーザの指4の接触を静電容量式センサーなどのセンサー2が検出し、信号の入力がなされる。センサー2により接触が検出され、信号の入力が受け付けられた場合に、EL素子などの発光素子3を発光し、筐体1の内部から外部へと光を放出することで、ユーザに視覚的に信号の入力が受け付けられたことを伝える。
【選択図】 図2


Description

この発明は、入力装置および電子機器に関し、特に、ユーザの指などの接触により信号が入力される入力装置および電子機器に関する。
従来、ディジタルスチルカメラ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)などの比較的小型の電子機器には、ユーザ用の入力装置として、メンブレンスイッチ、タクティールスイッチなどのメカスイッチが使用されている。
図12に、ドーム付きメンブレンスイッチの構成の一例を示す。メンブレンスイッチ100は、化粧面101側からアーチ状のドーム部材102を押圧して撓ませ、ドーム部材102の内側に設けられている導電体を、フィルム103上の回路パターンと電気的に接続することでオンとなる構造を有している。ドーム部材102は、ユーザに触覚を与え、スペーサ104は、ユーザに強いクリック感を与える。すなわち、メンブレンスイッチ100は、ユーザによって、ドーム部材102上のスペーサ104が押されると、機器へのトリガ入力をすると共に、ユーザにスイッチを押したことを触感させることができる。
また、タッチパネルをユーザ用の入力装置として使用するものがある。タッチパネルは、指などで触れるだけで機器へのトリガ入力が可能なものであり、駅の切符の販売機、カーナビゲーション用のディスプレイなどで利用されている。下記の特許文献1には、指からの誘導ノイズの影響を防止して入力座標を正確に検出することができる座標入力装置が記載されている。
特開平9−212302号公報
しかしながら、上述したような従来のメカスイッチには、以下のような問題点があった。
(1)薄型化が困難である。例えば、ドーム付きメンブレンスイッチでは、化粧面+スペーサ+ドームなどの厚みで、0.5mm程度の厚みが必要とされる。
(2)筐体面にスイッチ用の切り欠きを必要とするため、ごみ、水等が筐体内部に浸入し易い。
(3)筐体外面にメカスイッチを配置する場所が必要なため、デザインと設計の自由度が少なくなる。
(4)スイッチ入力によるユーザへのフィードバックは、スイッチの押し感によるものであり、スイッチの押し感は、メカ的に決定されるため、フィードバックのカスタマイズや、同じスイッチで状況に応じてフィードバックを変更することが困難である。
(5)スイッチの数、サイズ、配置などを変更する場合、新たに設計、製作する必要があり、短期間で安価に変更することが困難である。
また、機器の小型化が進む中で、以下のような問題点がある。
(6)スイッチスペースの確保が難しくなりつつある。
(7)筐体部においてスイッチの占める割合が大きくなり、デザインの自由度が少なくなる。
これら問題点の解決策として、上述したようなタッチパネルがある。しかしながら、タッチパネルは、指紋によりパネルが汚れるため、特にディジタルスチルカメラなどの写真画質並の表示が要求されるディスプレイに使用する場合、必ずしも最適な解決方法ではない。また、タッチパネルは、機器筐体の表面にパネルを配置する必要があり、上述した問題点を十分に解決するものではなかった。
したがって、この発明の目的は、薄型化が可能で、配置性およびデザイン性に優れ、ユーザに、入力が受け付けられたことを知らせることができる入力装置および電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、接触により発生する信号を入力する入力装置において、筐体に取り付けられ、接触を検出するシート状のセンサーと、センサーからの検出信号を受け取るコントローラと、筐体に取り付けられ、発光するシート状の発光素子と、センサーによって接触を検出した場合に、コントローラが発光素子に駆動信号を供給する駆動手段とを有することを特徴とする入力装置である。
請求項7に係る発明は、接触により発生する信号を操作信号とする電子機器において、筐体に取り付けられ、接触を検出するシート状のセンサーと、センサーからの検出信号を受け取るコントローラと、筐体に取り付けられ、発光するシート状の発光素子と、センサーによって接触を検出した場合に、コントローラが発光素子に駆動信号を供給する駆動手段とを有することを特徴とする電子機器である。
この発明では、ユーザの指などによる接触をセンサーが検出し、信号の入力がなされる。センサーにより接触が検出され、コントローラが信号の入力を受け付けた場合に、発光素子に駆動信号を供給することで、発光素子が発光する。これにより、ユーザは、入力が受け付けられたことを、視覚を通じて知ることができる。
この発明の入力装置および電子機器によれば、シート状のセンサーとシート状の発光素子とを用いているため、ユーザへのフィードバックを有する構造であっても薄型化できる。また、センサーと発光素子とを筐体面の内側に配置することで、筐体面に隙間が生じず、ごみ、水等が筐体の内部に侵入することを防止できる。また、機器筐体の外面に設置場所を必要としないため、スイッチによる凹凸のないフラット感のあるデザインとすることが可能であり、デザインと設計の自由度を高くすることができる。
信号の入力が受け付けられることによって発光素子を発光させるため、ユーザは、入力されたことをその発光によって判別できる。
発光素子の発光を制御することで、ユーザの好みに合った発光の明るさ、パターン、色などの種類のカスタマイズや、同じスイッチで状況に応じて発光の種類を変更することができる。入力装置を筐体の内部に配置することで、スイッチの数、サイズ、配置などが変更になった場合でも、筐体に関しては、表面処理の変更のみで済むなど、変更箇所を最小限に抑えることができる。
また、センサーおよび発光素子が可撓性を備えることで、曲面形状の筐体に設置することができる。これにより、入力装置に要するスペースが小さくて済み、筐体部におけるスイッチの占める割合が小さくなり、デザインの自由度を向上できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による入力装置を備えた電子機器の概略構成の一例である。また、図2は、図1中の矢印A方向から見た断面を示す。参照符号1は、アルミニウム、ステンレスなどの金属、または合成樹脂などから構成される比較的薄くて硬い電子機器の筐体である。機器筐体1の内部には、センサー2と発光素子3とが配置されている。
センサー2は、筐体1越しにユーザの指4の接触を検出するものである。センサー2は、薄い(例えば厚さ0.1mm)シート形状をなし、筐体1内に両面テープ、接着剤などの接着部材で取り付けられている。また、センサー2は、可撓性を有しており、筐体1が曲面形状であってもその曲面に沿って隙間なく貼着することができる。
センサー2を薄いシート形状とすることで、入力装置の厚みを薄くすることができ、電子機器の薄型化を図ることができる。また、曲面形状に変形可能な構造とすることで、電子機器のデザインの自由度を向上することができる。また、センサー2を筐体1に内蔵することで、筐体1の表面をフラットにし、合わせ目を無くし、見た目のスイッチ数を削減することができ、電子機器のデザイン性を向上することができる。さらに、防塵防水効果を上げることができる。
一実施形態では、センサー2として、静電容量式センサーを用いている。静電容量式センサーは、人体の指の持つ導電性を利用するものである。図3および図4を参照して、静電容量式センサーについて説明する。静電容量式センサーは、二つの電極XおよびYを有している。図3に示すように、操作面5上に何も接近していない場合には、電気力線は、電極Xから電極Yへと向かう。図4に示すように、操作面5に指4が接近すると、電極Xの操作面5側から回り込んで電極Yへと向かっていた電気力線の一部が指4に吸収され、容量値が減少する。この容量値の変化を感知することで、指4の位置を検出できる。また、静電容量式センサーをセンサー2として筐体1の内面に貼った場合、容量値は、指4が筐体1を押す力に応じて変化することから、指4による操作力、すなわち押圧力を検出することができる。また、接触位置の変化から、移動速度、加速度などの指の動きを測定することができる。
発光素子3は、筐体1の外側に向けて光を放出する発光部材である。発光素子3は、薄い(例えば厚さ0.15mm)シート形状をなし、筐体1内に両面テープ、接着剤などの接着部材で取り付けられている。また、発光素子3は、可撓性を有しており、筐体1が曲面形状であってもその曲面に沿って隙間なく貼着することができる。
発光素子3を薄いシート形状とすることで、入力装置の厚みを薄くすることができ、電子機器の薄型化を図ることができる。また、曲面形状に変形可能な構造とすることで、電子機器のデザインの自由度を向上することができる。また、発光素子3を筐体1に内蔵することで、筐体1の外表面をフラットにし、合わせ目を無くし、見た目のスイッチの数を削減することができ、電子機器のデザイン性を向上することができる。さらに、防塵防水効果を上げることができる。
一実施形態では、発光素子3として、EL(Electroluminescence)素子を用いている。EL素子は、蛍光体物質が電界により励起され発光する。均一で広範囲にわたる発光が可能な点が特徴であり、LED(Light Emitting Diode)に比べ、明るく、消費電力が少ない。
図5は、EL素子の構成の一例である。EL素子は、発光層6を電極7および電極8で挟んだものを、さらに絶縁層9および10で挟んだ構造を有している。EL素子全体の厚さは、約1μmである。
発光層6としては、ZnS,SrS,CaS,CaGa24,SrGa24などが用いられる。発光中心としては、Mn,PrF3,TbF3,SmF3,TbF3,DyF3,HoF3,ErF3,TmF3,YbF3など多種類のものが用いられる。
電極7は、Alなどからなる電極膜で構成され、電極8は、ITOなどからなる透明電極膜で構成されている。電極7と電極8との間に電圧を印加することで、電子が発光層6の伝導帯に励起され、ホットエレクトロンとなり、発光中心を衝突励起して光を放出させる。発光層6の発光は、透明電極膜の電極8を介して素子の外部に放出される。
ここで、一実施形態による入力装置の動作について説明する。図6は、一実施形態による入力装置における信号の流れを示すブロック図の一例である。一実施形態による入力装置では、電子機器内に配置されているドライバ11、CPU(Central Processing Unit)12、メモリ13およびドライバ14が使用される。
センサー2は、ユーザの指4の接触による容量値の変化から指4の位置を検出し、ドライバ11を介して、検出信号をコントローラであるCPU12に供給する。ドライバ11は、センサー2からの信号を、CPU12が読み取れる信号に変換するものである。この接触により発生した検出信号は、電子機器内において操作信号として入力される。
CPU12は、ドライバ11を介して、センサー2から供給される検出信号に対応した発光データを、メモリ13から取り出し、ドライバ14に供給する。発光データは、発光素子3を駆動、すなわち発光させるためのデータである。メモリ13は、発光データが記憶されているROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの半導体メモリである。複数の発光データを予めメモリ13に登録しておき、CPU12がドライバ14に供給する発光データを制御することで、入力装置によるスイッチ操作時の機器の状況に応じて、任意の光を放出することができる。
ドライバ14は、CPU12から供給される発光データを、発光素子3の駆動信号に変換するものである。ドライバ14で変換された駆動信号は、発光素子3に供給される。発光素子3は、ドライバ14からの駆動信号によって発光する。発光素子3が発光することによって、筐体1の外部に光が放出される。依って、この入力装置は、ユーザの指4の接触により発生し、入力される操作信号を、CPU12が受け付けた場合に、発光素子3による発光が行われる。
このため、指4が筐体1に触れることで、ユーザは、発光によるフィードバックをもらうという筐体入出力機能が実現する。
CPU12が発光の明るさ、パターン、色などの種類の少なくとも1つを制御可能とすることで、様々な発光をユーザに提示することができる。例えば、後述する「なぞり」入力などに対しては、発光を徐々に明るくしたり、発光の点滅パターンを徐々に速く(または遅く)したり、色を変化させたりすることで、スイッチのなぞりに合わせた発光をユーザに提示することができる。また、電子機器の電源がオンの状態のときに、発光素子3を弱い発光としておき、スイッチ入力時の機器の状況において、入力部の発光素子3を強い発光とする、または点滅させたりするといったことも可能である。
次に、図7を参照して、ディジタルスチルカメラを例に、一実施形態による入力装置での入力について説明する。ディジタルスチルカメラの筐体1の外表面には、スイッチ用の部材は、何も設けられておらず、フラットな形状とされている。
通常、ディジタルスチルカメラは、片手または両手で筐体1の端を掴んで使用する。このディジタルスチルカメラは、一例として、右手で掴む部分に入力スイッチが設けられている。ユーザが右手で筐体1を掴んだ状態で操作可能な各指の位置には、それぞれセンサー2が配置されており、筐体1の後面(自分側を前面、その反対面を後面とする)にセンサー領域19,20,21が設けられ、上面にセンサー領域22が設けられ、前面にセンサー領域23が設けられている。センサー領域19〜23は、それぞれの指下に配置されているセンサー2が指の接触を検出可能な領域である。
センサー領域19,20,21は、右手で筐体1を掴んだ状態で、それぞれ、右手中指、薬指および小指で操作可能な範囲に設けられている。センサー領域22は、右手人差し指で操作可能な範囲に設けられている。センサー領域23は、右手親指で操作可能な範囲に設けられている。センサー領域19,20および21では、点入力が可能であり、センサー領域22では、線入力が可能であり、センサー入力23では、面入力が可能である。
図8を参照して、点入力について説明する。図8Aに示すように、中指、薬指、小指の触れる筐体部分の直下には、それぞれセンサー2によるスイッチが1個づつ配置されている。これら3本の指のオン/オフ動作により、図8Bに示すように、7パターン(パターンA〜G)のファンクション設定が可能である(図中、斜線部は指位置を示す)。スイッチが4個の場合には、15パターン、5個の場合には、31パターン、n本の場合には、(2n−1)パターンのマルチファンクション機能のスイッチ入力が可能である。依って、このディジタルカメラでは、センサー2によって複数箇所の接触を検出し、検出された接触の組み合わせに対応する複数種類の入力が可能とされている。
図9を参照して、線入力について説明する。筐体1の人差し指の触れる部分の直下には線状にセンサー2によるスイッチが2個以上配置されている(図9の例では3個配置)。これにより、ズーム操作などに適した「なぞり」入力が可能である。なお、この際、センサー2がスイッチ動作の速度、加速度などを感知することで、アナログ的な信号の入力が可能となる。
図10を参照して、面入力について説明する。筐体1の親指の触れる部分の直下には、面状に3個以上のセンサー2によるスイッチが配置されている(図10の例では十字に5個配置)。これにより、画面を見ながら、上下左右に位置する4個のセンサー2を触れることによって、メニューをスクロールし、中央部のセンサー2を触れることによって決定するような十字キー操作が可能となる。なお、この際、センサー2がスイッチ動作の速度、加速度などを感知することで、アナログ的な信号の入力が可能となる。
センサー2および発光素子3は、ユーザが筐体1を掴んだ状態で操作可能な指位置に設けられたスイッチの直下に配置することが好ましいが、スイッチへの接触の検出およびそれによる発光が適切に行えるのであれば、スイッチ、センサー2および発光素子3の配置は、これに限ったものではない。また、センサー2および発光素子3は、スイッチ毎に設けなくても良い。
筐体1へのセンサー2と発光素子3の配置の一例について、図11を参照して説明する。この例では、スイッチ4個に対してセンサー2を1個配置し、発光素子3を4個配置している。操作面にあたる筐体1の外表面には、入力装置に関する部材は、何も配置されていない。
筐体1のスイッチ部には、筐体1の内部と通じる切り欠きが設けられており、その切り欠きは、アクリルなどを材料とする光透過性のプレート24によって塞がれており、筐体1の表面は、フラットな形状とされている。プレート24には、表面処理による絵、シボなどのスイッチイメージ(図11に示す例では、4個の□印)だけが記されている。この一実施形態では、このようなスイッチイメージによって指4が触れる部分のそれぞれをスイッチという。なお、スイッチイメージを特定箇所に限定せず、センサー領域内において、センサー2によるスイッチ位置を可動としても良い。
センサー2は、スイッチを示す□印に触れたユーザの指4の位置を検出し、その位置の発光素子3を発光する。
図11Aは、筐体1のスイッチが配置された操作面を示し、図11Bは、図11Aに示すX−X´間の断面構成を示し、図11Cは、図11Aに示すY−Y´間の断面構成を示す。この例では、センサー2および発光素子3が並列するように、スイッチ部を有するプレート24の内面に貼着されている。
これにより、ユーザがスイッチに触れた場合に、センサー2が接触を検出し、CPU12がセンサー2からの検出信号を受け取った場合に、発光素子3に駆動信号が供給され、発光素子3が発光する。発光素子3の光は、プレート24を介して筐体1の内側から外側に放出され、スイッチに触れているユーザに信号が受け付けられたことを、視覚を通じて知らせることができる。依って、ユーザは、発光素子3の発光により、スイッチの位置を認識することができる。
センサー2と発光素子3とを重ねて配置しておらず、且つ筐体1の切り欠き部に配置しているため、入力装置を薄く構成することができると共に、発光素子3を各スイッチの直下に配置しているため、どのスイッチによる操作が受け付けられたかをユーザが容易に判別することができる。
以上説明したように、この発明の一実施形態による入力装置および電子機器によれば、以下のような効果を奏する。電子機器の筐体1において、これまでマンマシンインターフェースとして必要とされてきたスイッチやボタンを、一実施形態による入力装置に置き換えることにより、電子機器をフラット感のあるデザインにすることができる。また、曲面筐体越しの指4による操作信号の入力も可能となる。また、発光素子3は、センサー2と一体に配置する必要がないため、入力装置のレイアウトが容易となる。依って、デザインの自由度が増し、ユニークな商品を実現することができる。
また、入力装置を筐体1の内部(筐体1の切り欠きを塞ぐプレート24の内面を含む)に配置し、筐体1(またはプレート24)を介して操作信号の入力および発光素子による発光の出力を行うことができるため、筐体1にスイッチ、ボタンなどの入力装置による隙間が生じない。これにより、筐体1の外部から内部へのごみ、水などの浸入を防ぐことができる。
また、電子機器に配置されるスイッチの数、サイズ、配置などが変更になった場合でも、筐体1に関しては、表面処理の変更のみで済むなど、変更箇所を最小限に抑えることができる。これにより、設計コストを大幅に削減することができる。
この発明は、上述したこの発明の実施形態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述した一実施形態でのセンサー2は、静電容量式センサーに限ったものではなく、筐体1越しに、指4による入力を検出できるならば、加圧抵抗変化型センサー、抵抗膜式センサーやSAW(Surface Acoustic Wave)式センサーなどであっても良い。センサー2を、加圧抵抗変化型センサーとした場合には、力をアナログ入力として検出でき、少ないスペースで多くのスイッチ入力を可能とすることができる。また、筐体1へのセンサー2の配置は、筐体1越しに、スイッチ部からの指4による入力を正常に検出できるならば、上述した実施形態で説明したものに限定されるものではない。
また、上述した一実施形態での発光素子3は、EL素子に限ったものではなく、筐体1の外側に光を放出できるならば、LEDなど、他の構造の発光部材であっても良い。また、筐体1への発光素子3の配置は、筐体1の所定の位置を発光することができるならば、上述した実施形態で説明したものに限定されるものではない。発光素子3を筐体1内のデッドスペースに配置すれば、電子機器を小型化することができる。
また、上述した一実施形態では、右手で握る部分に入力装置を備えたディジタルスチルカメラについて説明したが、入力装置の配置は、これに限ったものではなく、左手で握る部分や両手で握る部分、または、その他スイッチの配置に適した部分に配置することができる。また、一実施形態による入力装置は、ディジタルスチルカメラに限らず、ディジタルビデオカメラ等の撮像機器や携帯電話機、PDAなどの電子機器の入力装置に適用することができる。
また、センサーへの接触は、ユーザの指4に限らず、スタイラスペンなどであっても良い。
この発明の一実施形態による入力装置を備えた電子機器の構成の一例を示す略線図である。 電子機器の断面を示す略線図である。 接触を感知していない状態での静電容量式シートセンサーの状態を説明するための図である。 接触を感知した状態での静電容量式シートセンサーの状態を説明するための図である。 EL素子の構成の一例を示す概略斜視図である。 一実施形態による入力装置での信号の流れを説明するためのブロック図である。 一実施形態による入力装置を備えたディジタルスチルカメラによる入力を説明するための略線図である。 点入力を説明するための略線図である。 線入力を説明するための略線図である。 面入力を説明するための略線図である。 センサーおよび発光素子の配置の一例を示す略線図である。 ドーム付メンブレンスイッチの構造の一例を示す略線図である。
符号の説明
1・・・筐体
2・・・センサー
3・・・発光素子
4・・・指
11・・・ドライバ(センサー用)
12・・・CPU
13・・・メモリ
14・・・ドライバ(発光素子用)

Claims (16)

  1. 接触により発生する信号を入力する入力装置において、
    筐体に取り付けられ、接触を検出するシート状のセンサーと、
    上記センサーからの検出信号を受け取るコントローラと、
    上記筐体に取り付けられ、発光するシート状の発光素子と、
    上記センサーによって接触を検出した場合に、上記コントローラが上記発光素子に駆動信号を供給する駆動手段とを有することを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1において、
    上記センサーは、上記筐体の内部に配置可能であることを特徴とする入力装置。
  3. 請求項1において、
    上記発光素子は、上記筐体の内部に配置可能であることを特徴とする入力装置。
  4. 請求項1において、
    上記センサーは、可撓性を有し、曲面に沿って貼着可能であることを特徴とする入力装置。
  5. 請求項1において、
    上記発光素子は、可撓性を有し、曲面に沿って貼着可能であることを特徴とする入力装置。
  6. 請求項1において、
    上記発光素子の明るさが変更可能であることを特徴とする入力装置。
  7. 接触により発生する信号を操作信号とする電子機器において、
    筐体に取り付けられ、接触を検出するシート状のセンサーと、
    上記センサーからの検出信号を受け取るコントローラと、
    上記筐体に取り付けられ、発光するシート状の発光素子と、
    上記センサーによって接触を検出した場合に、上記コントローラが上記発光素子に駆動信号を供給する駆動手段とを有することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7において、
    上記センサーは、上記筐体の内部に配置されていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項7において、
    上記発光素子は、上記筐体の内部に配置されていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項7において、
    上記センサーは、可撓性を有し、上記筐体が有する曲面に沿って貼着されていることを特徴とする電子機器。
  11. 請求項7において、
    上記発光素子は、可撓性を有し、上記筐体が有する曲面に沿って貼着されていることを特徴とする電子機器。
  12. 請求項7において、
    上記発光素子の明るさが変更可能であることを特徴とする電子機器。
  13. 請求項7において、
    上記センサーは、ユーザが上記筐体を掴んだ状態で操作可能な指位置に設けられていることを特徴とする電子機器。
  14. 請求項7において、
    上記センサーによるスイッチの位置が可動とされていることを特徴とする電子機器。
  15. 請求項7において、
    上記発光素子は、ユーザが上記筐体を掴んだ状態で操作可能な指位置に設けられていることを特徴とする電子機器。
  16. 請求項7において、
    上記センサーによって複数箇所の接触を検出し、検出された接触の組み合わせに対応する複数種類の入力を可能とすることを特徴とする電子機器。
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