JP2000020140A - 電気床暖房の制御装置 - Google Patents

電気床暖房の制御装置

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JP2000020140A
JP2000020140A JP10181850A JP18185098A JP2000020140A JP 2000020140 A JP2000020140 A JP 2000020140A JP 10181850 A JP10181850 A JP 10181850A JP 18185098 A JP18185098 A JP 18185098A JP 2000020140 A JP2000020140 A JP 2000020140A
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尚保 片山
Masaatsu Inoue
雅篤 井上
健実 ▲よし▼永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチをオフした時においても交流電
源から断線検出回路へと電流が流れてしまって無駄な電
力を消費している。 【解決手段】 温度検知電極線24の断線を検出するた
めに温度検知電極線24に流す電流を、電力制御素子2
3がオンの時は交流電源21から電力制御素子23、整
流素子43を介して流し、電力制御素子23がオフの時
は交流電源21から電源スイッチ45、整流素子44を
介して流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気カーペット等
の電気床暖房の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の電気床暖房の制御装置の構
成を示しており、交流電源1を電力制御素子2を介し
て、発熱体3に通電し、温度検知電極線4から感温素子
5、発熱体3へと流れる電流を温度検出回路6で検出す
ることで発熱体3の温度を検出している。電力制御素子
2がショート故障した時はSCR7がオンし抵抗8が発
熱して、抵抗8と熱的に結合している温度ヒューズ9が
溶断して発熱体3への通電が停止する。温度検知電極線
4の断線は交流電源1から抵抗8、ダイオード10を介
して温度検知電極線4に流れる電流を断線検出回路11
で検出することで行っている。制御部12は温度検出回
路6の出力、断線検出回路11の出力、さらに電力制御
素子2がオンか、オフかを抵抗13を介して検出した信
号を処理して、電力制御素子2の駆動コイル14、及び
SCR7へ制御信号を出力して発熱体3の温度制御、及
びSCR7の保安動作を行う。制御電源回路15は交流
電源1から直流電圧を作り制御部12へ供給している。
そして制御電源回路15へは電源スイッチ16によって
交流電源1を供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、電源スイッチ16をオフした時において
も交流電源1から抵抗8、ダイオード10、温度検知電
極線4、断線検出回路11へと電流が流れてしまって無
駄な電力を消費してしまい省エネルギー面での課題を有
するものである。このため電源スイッチ16を交流電源
1の根本に接続して発熱体3も含めた全回路を遮断する
方法もあるが、発熱体3の大電流も遮断することとなり
電源スイッチ16は容量の大きいものが必要となって、
形状が大きく実装出来ない、また値段が高くなる課題が
発生してくるものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、温度検知電極線の断線を検出するために温
度検知電極線に流す電流を、電力制御素子がオンの時は
交流電源から電力制御素子を介して流し、電力制御素子
がオフの時は交流電源から制御電源のみを遮断する電源
スイッチを介して流すものである。
【0005】上記発明によれば、電源スイッチがオフの
時は、電源スイッチを介して温度検知電極線に流れる電
流はなくなり、また、制御電源回路への供給がなくなる
ので電力制御素子がオフになり、電力制御素子を介して
温度検知電極線に流れる電流もなくなり、全ての電流を
遮断することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、交流電源と発熱体との
間に接続した前記発熱体への通電制御を行う電力制御素
子と、前記発熱体と温度検知電極線の間に介装した感温
素子と、前記交流電源の負サイクル時に前記温度検知電
極線から前記感温素子を介して前記発熱体に流れる電流
を検出することによって前記発熱体の温度を検出する温
度検出回路と、前記電力制御素子がショート故障時前記
交流電源と前記発熱体の間に接続した温度ヒューズを熱
的に結合している発熱抵抗を加熱して溶断することによ
って前記発熱体への通電を停止する保安回路と、前記交
流電源から直流電源を作る制御電源回路と、前記制御電
源回路へ前記交流電源を供給する電源スイッチと、前記
交流電源の正サイクル時で前記電力制御素子がオンの時
は前記交流電源から前記電力制御素子、整流素子を介
し、さらに前記保安回路の発熱抵抗を介して前記温度検
知電極線に接続することで前記温度検知電極線に流れる
電流の有無を検出し、前記電力制御素子がオフの時は前
記交流電源から前記電源スイッチ、整流素子を介し、さ
らに前記保安回路の発熱抵抗を介して前記温度検知電極
線に接続することで前記温度検知電極線に流れる電流の
有無を検出する断線検出回路と、前記制御回路電源の直
流電源で動作し前記温度検出回路の出力と前記断線検出
回路の出力を処理して前記電力制御素子と前記保安回路
を制御する制御部とを有するものである。
【0007】そして、電源スイッチがオフの時は、電源
スイッチを介して温度検知電極線に流れる電流はなくな
り、また、制御電源回路への供給がなくなるので電力制
御素子がオフになり、電力制御素子を介して温度検知電
極線に流れる電流もなくなり、全ての電流を遮断するこ
とができ、電源スイッチオフ時の待機時における消費電
力をゼロにすることができる。
【0008】さらに、電源スイッチから保安回路の発熱
抵抗に至る接続ラインの間に過電力印可によって断線す
るヒューズ抵抗を接続したものである。
【0009】また、電源スイッチから保安回路の発熱抵
抗に至る接続ラインの間に過電流によって断線する電流
ヒューズを接続したものである。
【0010】そして、電力制御素子と保安回路の発熱抵
抗の間に接続した整流素子や、電源スイッチと保安回路
の発熱抵抗の間に接続した整流素子がショート故障した
時、ヒューズ抵抗、または電流ヒューズを断線させるこ
とにより、発熱体が連続半波通電になるのを停止するこ
とができる。
【0011】さらに、電源スイッチから保安回路の発熱
抵抗に至る接続ラインの間に抵抗と過電力印可によって
断線するヒューズ抵抗を接続したものである。
【0012】そして、電源スイッチから保安回路の発熱
抵抗に至る接続ラインの間に接続した抵抗で、ヒューズ
抵抗に印可される電力を軽減することにより、保安回路
のSCRがノイズで誤動作した時におけるヒューズ抵抗
の誤断線を防止することができる。
【0013】また、電力制御素子から保安回路の発熱抵
抗を介して温度検知電極線に至る接続ラインの間に定電
圧素子を接続したものである。
【0014】そして、接続した定電圧素子に電流が流れ
ると定電圧を発生する特性により、交流電源に対して複
数の電力制御素子と発熱体を並列接続する場合におい
て、この内ひとつでも電力制御素子がオフしていると、
温度検出回路が検知する電流の経路に回り込み回路が発
生するが、この回り込み回路に温度検出回路が検知する
電流が流れないようにすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例についてを図面に基づ
いて説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1の電
気床暖房の制御装置の構成図である。
【0017】図1において、21は交流電源、22は発
熱体、23は電力制御素子で交流電源21を発熱体22
へ通電制御する。24は温度検知電極線、25は感温素
子で発熱体22と温度検知電極線24の間に介装し発熱
体22の温度によってインピーダンスが負の特性で変化
する。26は温度検出回路で逆電圧印可阻止のダイオー
ド27、トランジスタ28、コンデンサ29、抵抗30
で構成して、交流電源21のb側がプラスの負サイクル
時にトランジスタ28のベースからエミッタ、そしてダ
イオード27、温度検知電極線24、感温素子25、発
熱体22、電力制御素子23、交流電源21へと電流が
流れてトランジスタ28がオンして、トランジスタ28
がオンすると前記のルートで流れる電流のほとんどがト
ランジスタ28のコレクタに流れ、コンデンサ29と抵
抗30によって電圧に変換され、この電圧Vtで発熱体
22の温度を検出しており、検出するのは電力制御素子
23がオンしている時だけである。31は保安回路で発
熱抵抗32、SCR33、抵抗34、ダイオード35、
トランジスタ36で構成して、温度検出回路26の出力
電圧Vtが発熱体22の温度が設定より高くなってるこ
とを示しているにもかかわらず電力制御素子23がショ
ート故障してオンし続けている時には、ショート故障し
ている電力制御素子23、抵抗34、ダイオード35へ
とSCR33のトリガ電流が流れ、SCR33がオンし
て発熱抵抗32に通電され、発熱抵抗32と熱的結合状
態にある温度ヒューズ37が発熱抵抗32の熱によって
温度が上がり溶断して発熱体22への通電を停止する。
トランジスタ36は、電力制御素子23がオフすべき
時、すなわち温度検出回路26の出力電圧Vtが発熱体
22の温度が設定より高くなってることを示している時
はオフして、SCR33のゲートを開放するように動作
している。38は断線検出回路で逆電圧印可阻止のダイ
オード39、抵抗40、トランジスタ41で構成し、温
度検知電極線24に流れる電流の有無で温度検知電極線
24の断線を検出する。温度検知電極線24の断線を検
出しているのは、断線すると温度検出回路26が検出す
る信号が変わってしまって発熱体22の温度を上昇させ
てしまうからである。そして、42はダイオードで、温
度検出回路26が検出する電流が保安回路31へ流れ込
まないようにブロックしている。43、44は整流素子
で、整流素子43は電力制御素子23から保安回路31
の発熱抵抗32、ダイオード42を介して温度検知電極
線24に、交流電源21のa側がプラスの時に電流が流
れる方向で接続する。整流素子44は電源スイッチ45
から保安回路31の発熱抵抗32、ダイオード42を介
して温度検知電極線24に、交流電源21のa側がプラ
スの時に電流が流れる方向で接続する。46は電力制御
素子23を駆動する駆動コイル部、47は制御部で、温
度検出回路26の出力電圧Vtと断線検出回路38の出
力を処理して電力制御素子23の駆動コイル部46と保
安回路31のトランジスタ36を制御する。48は制御
電源回路で、交流電源21から直流電源を作り制御部4
7へ供給する。
【0018】次に作用を説明する。断線検出回路38
は、発熱体22の温度が設定よりも低くて電力制御素子
23がオンしている時は、交流電源21のa側がプラス
の時、電力制御素子23、整流素子43、発熱抵抗3
2、ダイオード42、温度検知電極線24、ダイオード
39、抵抗40、トランジスタ41のベース、エミッタ
へと電流が流れ、トランジスタ41が交流電源21のa
側がプラスの期間すなわち正サイクルの期間オンする。
そして制御部47でトランジスタ41がオンしているこ
とを検出することで温度検知電極線24の非断線を検出
している。また、発熱体22の温度が設定よりも高くな
って電力制御素子23がオフしている時は、交流電源2
1のa側がプラスの時、電源スイッチ45、整流素子4
4、発熱抵抗32、ダイオード42、温度検知電極線2
4、ダイオード39、抵抗40、トランジスタ41のベ
ース、エミッタへと電流が流れ、トランジスタ41が交
流電源21のa側がプラスの期間すなわち正サイクルの
期間オンする。そして制御部47でトランジスタ41が
オンしていることを検出することで温度検知電極線24
の非断線を検出している。そして、温度検知電極線24
が断線している時は、断線検出回路38に電流が流れず
トランジスタ41がオフのままであることで検出する。
従って電源スイッチ45がオフ時は、整流素子44を介
する電流はなくなり、また電力制御素子23も電源スイ
ッチ45がオフなのでオフとなり、整流素子43を介す
る電流もなくなる。ゆえに電源スイッチ45がオフの時
は電気床暖房の制御装置全ての電流を流さないようにす
ることができる。
【0019】(実施例2)図2は本発明の実施例2を示
すもので、図1と同一部品には同一番号を付与し、従っ
て、その動作が同じ所は説明を省略する。
【0020】図2において、49はヒューズ抵抗であ
る。ヒューズ抵抗49は、整流素子44がショート故障
したとき、交流電源21のb側がプラスの負サイクル時
に発熱体22、整流素子43、ショート故障した整流素
子44、ヒューズ抵抗49、電源スイッチ45、交流電
源21へと流れる電流によって過電力となって溶断する
ので、整流素子44がショート故障したときの発熱体2
2への通電を遮断することができる。また、整流素子4
3がショート故障したときも、交流電源21のa側がプ
ラスの正サイクル時に電源スイッチ45、ヒューズ抵抗
49、整流素子44、ショート故障した整流素子43、
発熱体22、温度ヒューズ37、交流電源21へと流れ
る電流によって過電力となって溶断するので、整流素子
43がショート故障したときの発熱体22への通電を遮
断することができる。
【0021】図3は図2のヒューズ抵抗49を電流ヒュ
ーズ50に置き換えた他の実施例で、動作については図
2と同様で整流素子43や整流素子44がショート故障
したときの過電流で電流ヒューズを断線させることがで
き、発熱体22への通電を遮断することができる。
【0022】(実施例3)図4は本発明の実施例3を示
すもので、図2と同一部品には同一番号を付与し、従っ
て、その動作が同じ所は説明を省略する。
【0023】図4において、51は抵抗である。抵抗5
1は、SCR33が外来ノイズで誤動作した時にヒュー
ズ抵抗49に印可される電力を軽減して、ヒューズ抵抗
49が誤溶断するのを防止することができる。
【0024】(実施例4)図5は本発明の実施例4を示
すもので、実施例4は交流電源に対して複数の電力制御
素子と発熱体を並列接続した場合で、図1から追加とな
っている部分について同じ動作を行う所は説明を省略
し、また図1と同一部品には同一番号を付与し、従って
その動作も同じであるので説明は省略する。
【0025】図5において、52は発熱体、53は電力
制御素子、54は温度検知電極線、55は感温素子、5
6は温度検出回路、57は抵抗、58は断線検出回路、
59はダイオード、60は整流素子で電力制御素子23
がオフの時温度検知電極線24、54へ断線検出回路3
8、58が検出する電流を流す。61は電力制御素子5
3の駆動コイル部、62は定電圧素子である。
【0026】次に作用を説明する。電力制御素子23が
オン、電力制御素子53がオフのとき感温素子25に流
れる電流の経路に回り込み回路が発生する。この回り込
み回路は交流電源21のb側がプラスの負サイクル時に
おいて、交流電源21、温度ヒューズ37、発熱体5
2、整流素子60、発熱抵抗32、定電圧素子62、ダ
イオード42、温度検知電極線24、感温素子25、発
熱体22、電力制御素子23、交流電源21の経路であ
る。この経路で電流が流れると温度検出回路26のトラ
ンジスタ28のコレクタに流れる電流が減少して、発熱
体22の温度が設定よりも高くなっているにもかかわら
ず温度が低いと誤検出して電力制御素子23をオンし続
けてしまう。しかし定電圧素子62を接続すると温度検
知電極線24に至るまでに整流素子60、定電圧素子6
2、ダイオード42と四つのダイオード順方向電圧分、
一つ当たり0.7Vとして2.8Vの定電圧分が発生す
る。これに対して正規の電流経路においては温度検出回
路26のトランジスタ28のベースエミッタ間電圧0.
7V、ダイオード27の順方向電圧0.7Vの計1.4
Vの定電圧分であり、従って感温素子25に流れる電流
は定電圧分の低い正規の経路である温度検出回路26側
から流れることになる。よって正常な発熱体22の温度
を検出できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
電気床暖房の制御装置によれば、次の効果が得られる。
【0028】交流電源の正サイクル時で電力制御素子が
オンの時は交流電源から電力制御素子、整流素子を介
し、さらに保安回路の発熱抵抗を介して温度検知電極線
に接続することで温度検知電極線に流れる電流の有無を
検出し、電力制御素子がオフの時は交流電源から電源ス
イッチ、整流素子を介し、さらに保安回路の発熱抵抗を
介して温度検知電極線に接続することで温度検知電極線
に流れる電流の有無を検出する断線検出回路とすること
により、電源スイッチがオフの時は電気床暖房の制御装
置全ての電流を流さないようにすることができ、電源コ
ードがコンセントに差された待機状態における消費電力
をゼロにすることができる。
【0029】また、電源スイッチから保安回路の発熱抵
抗に至る接続ラインの間に過電力印可によって断線する
ヒューズ抵抗、または、過電流によって断線する電流ヒ
ューズをシリーズ接続することにより、電力制御素子と
保安回路の発熱抵抗の間に接続した整流素子や、電源ス
イッチと保安回路の発熱抵抗の間に接続した整流素子が
ショート故障した時、このショート故障した整流素子を
介して発熱体が通電する異常状態を、ヒューズ抵抗、ま
たは、電流ヒューズが断線することで解除することがで
きる。
【0030】また、電源スイッチから保安回路の発熱抵
抗に至る接続ラインの間に抵抗と過電力印可によって断
線するヒューズ抵抗を接続することにより、保安回路の
SCRがノイズで誤動作した時にヒューズ抵抗に印可さ
れる電力を軽減してヒューズ抵抗が誤断線するのを防止
することができる。
【0031】また、交流電源に対して複数の電力制御素
子と発熱体を並列接続する場合において、電力制御素子
がひとつでもオフしていると温度検出回路が検知する温
度検知電極線から感温素子を介して発熱体に流れる電流
の経路に回り込み回路が発生するが、電力制御素子から
保安回路の発熱抵抗を介して温度検知電極線に至る接続
ラインの間に定電圧素子を接続することにより、この回
り込み回路に温度検出回路が検知する電流が流れ込むの
を防止でき、よって真の発熱体の温度を検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電気床暖房の制御装置の構
成図
【図2】本発明の実施例2の電気床暖房の制御装置の構
成図
【図3】本発明の実施例2の電気床暖房の制御装置の構
成図
【図4】本発明の実施例3の電気床暖房の制御装置の構
成図
【図5】本発明の実施例4の電気床暖房の制御装置の構
成図
【図6】従来の電気床暖房の制御装置の構成図
【符号の説明】
21 交流電源 22 発熱体 23 電力制御素子 24 温度検知電極線 25 感温素子 26 温度検出回路 31 保安回路 32 発熱抵抗 37 温度ヒューズ 38 断線検出回路 43 整流素子 44 整流素子 45 電源スイッチ 47 制御部 48 制御電源回路 49 ヒューズ抵抗 50 電流ヒューズ 51 抵抗 62 定電圧素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲よし▼永 健実 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H323 AA14 BB12 CA10 CB02 DA01 DB06 EE01 FF01 GG04 HH02 HH10 KK05 MM02 QQ02 RR01 TT06 TT20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源と発熱体との間に接続した前記発
    熱体への通電制御を行う電力制御素子と、前記発熱体と
    温度検知電極線の間に介装した感温素子と、前記交流電
    源の負サイクル時に前記温度検知電極線から前記感温素
    子を介して前記発熱体に流れる電流を検出することによ
    って前記発熱体の温度を検出する温度検出回路と、前記
    電力制御素子がショート故障時前記交流電源と前記発熱
    体の間に接続した温度ヒューズを熱的に結合している発
    熱抵抗を加熱して溶断することによって前記発熱体への
    通電を停止する保安回路と、前記交流電源から直流電源
    を作る制御電源回路と、前記制御電源回路へ前記交流電
    源を供給する電源スイッチと、前記交流電源の正サイク
    ル時で前記電力制御素子がオンの時は前記交流電源から
    前記電力制御素子、整流素子を介し、さらに前記保安回
    路の発熱抵抗を介して前記温度検知電極線に接続するこ
    とで前記温度検知電極線に流れる電流の有無を検出し、
    前記電力制御素子がオフの時は前記交流電源から前記電
    源スイッチ、整流素子を介し、さらに前記保安回路の発
    熱抵抗を介して前記温度検知電極線に接続することで前
    記温度検知電極線に流れる電流の有無を検出する断線検
    出回路と、前記制御回路電源の直流電源で動作し前記温
    度検出回路の出力と前記断線検出回路の出力を処理して
    前記電力制御素子と前記保安回路を制御する制御部とを
    有する電気床暖房の制御装置。
  2. 【請求項2】電源スイッチから保安回路の発熱抵抗に至
    る接続ラインの間に過電力印可によって断線するヒュー
    ズ抵抗を接続した請求項1記載の電気床暖房の制御装
    置。
  3. 【請求項3】電源スイッチから保安回路の発熱抵抗に至
    る接続ラインの間に過電流によって断線する電流ヒュー
    ズを接続した請求項1記載の電気床暖房の制御装置。
  4. 【請求項4】電源スイッチから保安回路の発熱抵抗に至
    る接続ラインの間に抵抗と過電力印可によって断線する
    ヒューズ抵抗を接続した請求項1記載の電気床暖房の制
    御装置。
  5. 【請求項5】電力制御素子から保安回路の発熱抵抗を介
    して温度検知電極線に至る接続ラインの間に定電圧素子
    を接続した請求項1記載の電気床暖房の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061903A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気機器の制御方法とそれに用いる安全装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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