JP2000017742A - コンクリート構造物の保護工法 - Google Patents
コンクリート構造物の保護工法Info
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Abstract
物のひび割れに対しても優れた追従性を有し、塗膜形成
後の温度上昇によっても塗膜のふくれを発生させず、コ
ンクリートの剥落を防止する。 【解決手段】コンクリート構造物の表面に、下地調整材
塗膜(1)を形成し、その上にエポキシ樹脂を含有する
組成物で形成する下塗材塗膜(2)を形成し、その上に
下記塗膜(3)を形成させる。 (1)カチオン系(メタ)アクリル重合体エマルション
及び無機質水硬性物質を含有する組成物から形成される
塗膜。 (2)アルキル(メタ)アクリレート系エマルション及
び無機質水硬性物質を含有する組成物から形成された塗
膜であり、20℃における伸び率が50〜2000%であり、遮
塩性が10-2〜10-4mg/cm2・ 日であり、水蒸気透過性が5
g/ m2 日以上であり、膜厚が100 〜5000μmである塗
膜。
Description
物の保護工法に関するものであり、土木及び建築等の技
術分野において賞用され得るものである。
の水和物である水酸化カルシウムの存在によりpH12
〜13の強アルカリ性を呈するため、例えば、鉄筋コン
クリート構造物の場合にはコンクリート内部の鉄筋は表
面に不動態膜が形成されることにより腐食が抑制されて
いる。しかしながら、炭酸ガスがコンクリート中に侵入
すると、これと水和物の水酸化カルシウムが反応して炭
酸カルシウムを生成するため、コンクリートの中性化が
促進され、又、塩化物イオンが鉄筋表面に侵入した場合
には、鉄筋表面を被覆していた不動態膜が破壊されて鉄
筋を腐食させる。鉄筋の腐食が進行すると、腐食前に比
較して約2.5倍の体積膨張を伴うため、錆の進行と共
にコンクリートにクラックを生じさせ、コンクリートの
強度低下をもたらし、当初予定していた構造物の耐用強
度が維持できなくなる問題がある。又、コンクリート中
にアルカリ骨材反応を起こす骨材の混入している場合に
は、アルカリ骨材反応の進行によりコンクリートにクラ
ックが発生し、前記と同様のトラブルが発生する。
性化及びアルカリ骨材反応が発生もしくは懸念される場
合、従来より一般的にいわゆる環境遮断による補修が講
じられている。即ち、コンクリート構造物の表面に塗
料、防水材及びポリマーセメントモルタル等の塗膜を形
成し、炭酸ガス、塩分酸素及び水分等を遮断する方法で
ある。また、塗膜としては(メタ)アクリル樹脂系、エ
ポキシ樹脂系、及びウレタン樹脂系の塗料、防水材、及
びポリマーセメントモルタルが一般的に用いられてい
た。さらに、ひび割れ追従性および水蒸気透過性に優れ
た高級アクリル酸エステルを主成分とする重合体からな
る組成物から形成された中塗材塗膜を用いる場合には、
下地調整材塗膜と中塗材塗膜との密着性を確保するため
に、下地調整材塗膜の表面に、溶剤系下塗材塗膜を形成
した後に、中塗材塗膜を形成させていた。
塗料、防水材及びポリマーセメントモルタル等の塗膜を
形成する工法では、塗膜の柔軟性に欠けるため、コンク
リート構造物にクラックが発生した場合、塗膜はこれに
追従できず、ひび割れ部から、前記した劣化要因を遮断
することができず、劣化の進行を抑制できない。又、水
蒸気透過性に劣るため、コンクリート構造物内部を乾燥
状態に導くことができず、アルカリ骨材反応、塩害及び
ふくれを誘発してしまう。さらに、下地調整材塗膜を形
成させた後、溶剤系下塗材塗膜を形成させ、高級アクリ
ル酸エステルを主成分とする重合体からなる組成物から
形成された塗膜を用いた場合には、塗膜のふくれを発生
することがあった。この現象は以下の理由によるものと
考えられる。つまり、下塗材を形成する組成物であるト
ルエン及びキシレン等の有機溶剤が下地調整材塗膜中に
含浸し、それらが十分に散逸する前に中塗材塗膜を形成
させるため、塗膜形成後に夏期の気温の上昇等、温度の
上昇に伴って含浸していた有機溶剤が下塗材塗膜を侵
し、さらには揮発した有機溶剤の膨張圧によって、塗膜
のふくれを発生するものである。又、上記塗膜を用いた
場合には、コンクリート構造物の端部及び角部所謂出隅
部のコンクリートが剥落することもあった。これらの原
因としては、コンクリート打設時の施工不良、塗膜を形
成させる際に残存した劣化要因による鉄筋腐食によるか
ぶりコンクリートの押し出し、及び地震によるせん断力
やその他の荷重によるコンクリートの押し出し等が挙げ
られる。このような場合、従来ある上記塗膜では強度に
欠けるため、剥落しようとするコンクリートの落下を防
止することができない。
クリート構造物中への劣化要因の侵入を遮断して塩害及
び中性化を防止し、コンクリート構造物内部に滞留した
水分を速やかに放出してアルカリ骨材反応を防止し、コ
ンクリート構造物のひび割れに対しても優れた追従性を
有し、これら性能を長期に亘り保持することができ、塗
膜形成後の温度上昇によっても塗膜にふくれが発生する
こともなく、さらにコンクリートの剥落を防止する簡易
な工法を見出すべく鋭意検討したのである。
を解決するために鋭意検討した結果、コンクリート表面
に、特定の樹脂から形成された下地調整材塗膜(1)及
び下塗材塗膜(2)と、特定の樹脂から形成され、特定
の物性を有する塗膜(3)の3層を形成する施工方法が
有効であることを見出し本発明を完成した。即ち、本発
明はコンクリート構造物の表面に、下記下地調整材塗膜
(1)を形成し、その塗膜表面(1)にエポキシ樹脂を
含有する組成物を硬化させてなる下塗材塗膜(2)を形
成し、下塗材塗膜(2)の表面に下記塗膜(3)を形成
することを特徴とするコンクリート構造物の保護工法で
ある。 (1)カチオン系(メタ)アクリル重合体エマルション
及び無機質水硬性物質を含有する組成物を硬化させてな
る塗膜。 (3)アルキル基の炭素数が4〜10であるアルキル
(メタ)アクリレートを30〜98重量%の共重合割合
とする共重合体を含有する組成物を硬化させてなる塗膜
であって、20℃における伸び率が50〜2000%、
遮塩性10-2〜10-4mg/ cm2 日、水蒸気透過性5
g/ m2 日以上、膜厚100〜5000μmを有する塗
膜。以下本発明を詳細に説明する。
タ)アクリル重合体エマルションと無機質水硬性物質か
ら形成された塗膜である。
でなく、各種のセメント、無水及び半水石膏、生石灰並
びに亜鉛華等が挙げられる。これらの中でもセメントを
使用することが好ましく、例えば、普通ポルトランドセ
メント、アルミナセメント、早強セメント、フライアッ
シュセメント、高炉セメント、白色セメント、コロイド
セメント及び中庸熱ポルトランドセメント等があり、さ
らにこれらの中でも、特に入手が容易で、本発明の効果
を充分に発揮できる、ポルトランドセメント又はアルミ
ナセメントが好ましい。又、無機質水硬性物質は2種以
上を併用することもできる。
ルション 本発明において用いられるカチオン系(メタ)アクリル
重合体エマルションは、アクリル酸エステル及びメタア
クリル酸エステルの一種以上を好ましくは20〜100
重量%含む単量体又は単量体混合物を水中もしくは下記
カチオン系又はノニオン系の界面活性剤の存在下に常法
により重合して容易に得ることができ、通常は得られる
固形分濃度が30〜70重量%になるように行われる。
上記(メタ)アクリル酸エステルの具体例としては、
(メタ)アクリル酸メチル、エチル、n−プロピル、is
o −プロピル、n−ブチル、iso −ブチル、sec −ブチ
ル、n−アミル、iso −アミル、n−ヘキシル、n−ヘ
プチル、オキソヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘ
キシル、n−ノニル、オキソノニル、n−デシル、オキ
ソデシル等のアルキル基の炭素数が1〜10の(メタ)
アクリル酸アルキルエステルが挙げられる。
成する重合体は、当該(メタ)アクリレートに加え、そ
れらと共重合可能な不飽和エチレン結合を有するその他
の単量体を共重合したものであっても良い。その他の単
量体としては、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、塩化ビニル、ブタジエン、(メタ)アクリル酸、グ
リシジル(メタ)アクリレート、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミド及び炭素数1〜3のアルキル(メ
タ)クリレート等が挙げられる。エマルションをカチオ
ン系にする方法としては、前記単量体をカチオン系界面
活性剤の存在下通常公知のエマルション重合法によって
製造する方法、又はノニオン系界面活性剤の存在下通常
公知のエマルション重合法により得られたエマルション
にカチオン系界面活性剤を添加混合することによってっ
てカチオン系にする方法がある。本発明に使用しうるカ
チオン系界面活性剤は、例えば、トリメリルオクタデシ
ルアンモニウムクロライド、トリメチルドデシルアンモ
ニウムクロライド、トリメチルヘキサデシルアンモニウ
ムクロライド、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
クロライド、アルキルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド、トリメチルステアリルアンモニウムクロライ
ドのごとき4級アンモニウム塩、或いはジメチルオクチ
ルアミン、ジメチルデシルアミン、ジメチルラウリルア
ミン、ジメチルバルミチルアミン、ジメチルステアリル
アミン、ジメチルオレイルアミン、トリオクチルアミ
ン、N−メチルモルフォリン、ジメチルベンジルアミ
ン、ポリオキシエチレンアルキルアミンのごとき3級ア
ミンであり、特に好ましくは、トリメチルステアリルア
ンモニウムクロライドのごとき4級アンモニウム塩が挙
げられる。カチオン系界面活性剤は単独で使用し得る
が、ノニオン系界面活性剤を併用すればエマルションの
安定性が改良され、無機質水硬性物質と混合する時の作
業性等の改良効果がある。ノニオン系の界面活性剤とし
ては通常(メタ)アクリル系重合体エマルションに使用
されるもののいづれもが使用できる。例えば、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、
ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチ
レンオクチルフェノールエーテル、ポリオキシエチレン
ノニルフェノールエーテル等のポリオキシエチレンのア
ルキル及びアルキルフェノールエーテル、ソルビタンモ
ノステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタ
ンジステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビ
タンモノオレエート、ソルビタントリオレエート等のソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノラウレート等のポリオキシエチレングリコール脂
肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステルである。
界面活性剤の配合量はエマルションの重量固形分に対
し、カチオン系界面活性剤及びノニオン系界面活性剤の
それぞれが、0.1〜4重量%及び0.5〜10重量%
であることが好ましい。界面活性剤の配合量が少ない場
合、エマルションの安定性に欠けるものとなる。一方、
配合量が多い場合には、乾燥性及び塗膜の耐水性を低下
させてしまう。
の成分として消泡剤を配合することができる。消泡剤と
しては、オクチルアルコール、カプリルアルコール、ラ
ウリルアルコール及びシクロヘキサノール等の一般に使
用される消泡剤が使用できる。消泡剤の配合割合として
は、重合体固形分に対して0.1〜5重量%が好まし
い。
川砂等の細骨材を配合することができ、無機質水硬性物
質100重量部に対し、500部以下であることが好ま
しい。500重量部を越える場合、塗膜強度や水密性、
気密性を損なう場合がある。
のカチオン系(メタ)アクリル重合体エマルションは、
無機質水硬性物質100重量部に対して1〜30重量部
の割合で調合することが好ましい。この値が1重量部に
満たない場合には、塗膜の気密性、水密性、下地に対す
る付着性が低下する。30重量部を越える場合には、下
地調整材を形成する組成物の乾燥性が不良になったり、
塗膜強度が低下するようになる。
整材塗膜(1)と下記中塗材塗膜(3)との密着性を向
上させる目的で、これらの塗膜の間にエポキシ樹脂を含
有する組成物から形成された下塗材塗膜(2)を形成す
る。下塗材塗膜(2)を形成する組成物としては、トル
エン又はキシレン等を有機溶剤とする溶剤系のエポキシ
樹脂及び水系のエポキシ樹脂エマルションを含有する組
成物等がある。これら組成物の中でも溶剤系のものは、
有機溶剤が下地調整材塗膜中に含浸し、それが気温の上
昇に伴って、下塗材塗膜(2)を侵し塗膜の膨れを生じ
たり、施工時の臭気、作業者への健康面、作業時の火災
に対する危険性、及び揮発する有機溶剤の環境に及ぼす
影響等にも問題があるため、水系の組成物を用いること
が好ましい。
としては、種々のものが使用でき、例えばビスフェノー
ルA又はそのアルキレンオキサイド付加物とエピクロル
ヒドリンとの反応により得られるエポキシ樹脂、水素添
加ビスフェノールA又はそのアルキレンオキサイド付加
物とエピクロルヒドリンとの反応により得られるエポキ
シ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂及びクレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂等を挙げることができ
る。ここで、アルキレンオキサイドとしては、エチレン
オキサイド及びプロピレンオキサイド等を挙げることが
できる。この他にも「基礎合成樹脂の化学(新版)」
(三羽忠広著、技報堂発行)第372頁〜第379頁記
載のグリシジル型エポキシ樹脂、同書第388頁〜第3
91頁記載の非グリシジル型エポキシ樹脂が挙げられ
る。好ましくはグリシジル型エポキシ樹脂である。
ル基の炭素数が4〜10であるアルキル(メタ)アクリ
レートを30〜98重量%の共重合割合とする組成物か
ら形成された塗膜であって、20℃における伸び率が5
0〜2000%、遮塩性10-2〜10-4mg/ cm
2 日、水蒸気透過性5g/ m2 日以上、膜厚100〜5
000μmを有する塗膜(3)を形成する。
キル(メタ)アクリレートの具体例としては、n−ブチ
ル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アク
リレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、n−
アミル(メタ)アクリレート、iso−アミル(メタ)
アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n
−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−ペンチル(メ
タ)アクリレート、オキソヘプチル(メタ)アクリレー
ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アク
リレート、オキソノニル(メタ)アクリレート、n−デ
シル(メタ)アクリレート及びオキソデタル(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。アルキル基の炭素数が4よ
り小さいアルキル(メタ)アクリレートは、耐アルカリ
性の点で好ましくなく、他方炭素数が10を越えるもの
は耐寒性が低下してしまう。上記単量体中の割合は、3
0〜98重量%である必要があり、好ましくは50〜9
0重量%である。この割合が30重量%を下回ると、塗
膜の下地ひび割れ追従性、耐水性及び耐アルカリ性が低
下する。他方98重量%を越えると、十分な強度の塗膜
を得られないことがある。
クリレートに加え、それらと共重合可能な不飽和エチレ
ン結合を有する単量体を共重合したものであっても良
い。その他単量体としては、スチレン、アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、塩化ビニル、ブタジエン、(メタ)ア
クリル酸、グリシジル(メタ)アクリレート、N−メチ
ロール(メタ)アクリルアミド及び炭素数1〜3のアル
キル(メタ)クリレート等が挙げられる。又、塗膜
(3)に難燃性を付与するために、塩化ビニリデンを構
成単量体として使用することもできる。
液型であるために施工性に優れ、得られた塗膜がベタツ
キもなく、耐水性、耐薬品性、耐紫外線性及び耐オゾン
性が良好である点で重合体の水性エマルションが好まし
い。尚、エマルション中の重合体の割合は、30〜70
重量%であることが好ましい。重合体のエマルション
は、界面活性剤の存在下前記単量体を乳化重合すること
により得られたものであれば良い。界面活性剤として
は、アニオン系、ノニオン系、カチオン系のいずれもが
使用できる。界面活性剤の配合量は重合体100重量部
に対し、0.1〜10重量%であることが好ましい。界
面活性剤の配合量が0.1%重量%に満たない場合、エ
マルションの安定性に欠けるものとなる。一方、10重
量%を超える場合には、乾燥性及び塗膜の耐水性を低下
させてしまう。
の粘着性の低減、施工性を向上させるために、組成物に
充填材を配合することもできる。充填材の配合量は、重
合体100重量部に対して、充填材を30〜300重量
部、好ましくは50〜150重量部程度配合することが
好ましい。充填材の配合量が300重量部を超えると、
塗膜の接着性、伸び及び防水機能を損なう場合がある。
充填材の具体例としては、硅砂、タルク、炭酸カルシウ
ム、カオリン、石膏、珪藻土、酸化チタン、並びに各種
ポルトランドセメント、高炉セメント及びアルミナセメ
ント等のセメント類の一種又は2種以上が用いられる。
尚、充填材として無機質水硬性物質を配合する場合、そ
の配合量は、重合体100重量部に対して、10〜20
0重量部程度までが好ましい。10重量部に満たない場
合には塗膜の強度が低下し好ましくない。一方、200
重量部を越える場合には、塗膜の柔軟性が低下し、下地
ひびわれ追従性が充分でないことがある。又、必要に応
じて、重合体100重量部に対して5重量部程度までの
粘度安定剤、消泡剤等を配合することができる。
ニリデンの重合体又は/及び塩化ビニリデンの共重合体
を配合したり、トリアジン環を有する化合物を配合する
こともできる。
10-4mg/cm2 ・日、20℃における伸び率が50
〜2000%、水蒸気透過性が5g/m2 ・日以上であ
ることが必要である。遮塩性が、10-2mg/cm2 ・
日を超えると、飛来塩分に対する遮断効果が不十分とな
り、長期的な防錆効果に欠け、又10-4mg/cm2 ・
日に満たないとこれに対応した効果を得ることができな
い。20℃における伸び率が50%に満たないと、コン
クリートのひび割れに対して追従できず、水、酸素、二
酸化炭素及び飛来塩分を遮断することができず、又20
00%を越えると、摩耗及び衝撃等に弱くなり、塗膜の
耐久性が不十分なものとなる。水蒸気透過性が5g/m
2 ・日に満たないと、コンクリート内部の水分を放出し
にくいためにコンクリート内部を乾燥状態にすることが
できず、アルカリ骨材反応及び塩害を誘発させたり、水
分により塗膜がふくれてしまうことがある。
00〜5000μmの範囲内となるように施工する必要
がある。形成膜厚が100μmに満たない場合にはコン
クリートのひび割れに対する追従性に欠け、なおかつ環
境遮断性に劣るものとなり、又形成膜厚が5000μを
超える場合には、水蒸気透過性が小さくなり、コンクリ
ート内部を乾燥状態にすることができず、アルカリ骨材
反応及び塩害を誘発させたり、又塗膜がふくれ易くなっ
てしまう。
て、塗膜強度を向上させコンクリートの剥落を防止する
目的で、塗膜中に繊維状織布を含有することができる。
ここでいう繊維状織布とは、繊維を原料とした網目状の
織布のことであり、例えば、ポリエステル繊維、ガラス
繊維、炭素繊維、ビニロン繊維、アラミド繊維、ポリア
ミド繊維、アクリル繊維等が挙げられる。これらの中で
も、強度、塗膜(3)との密着性及び施工性に優れる点
から、ガラス繊維を原料としたガラスクロスが好まし
い。
観を向上させる目的及び塗膜(3)の保護を目的として
上塗材塗膜を形成することもできる。上塗材塗膜として
は、20℃における伸び率が50〜500%、膜厚50
〜300μmを有する塗膜であるものが好ましい。上塗
材塗膜の20℃における伸び率が50%を下回ると、塗
膜(3)のひび割れ追従性を低下させたり、塗膜(3)
の柔軟性に追従できずに上塗材塗膜自体が割れることあ
り、他方500%を上回ると、外部からの汚染を受けや
すくなって、美観上好ましくない。又、上塗材塗膜の形
成膜厚が50μmを下回ると、隠ぺい性不良となり、外
観上好ましくなく、他方300μmを上回ると、コンク
リート内部の水分を放出しにくいためにコンクリート内
部を乾燥状態にできず、アルカリ骨材反応及び塩害を誘
発させたり、塗膜が膨れ易くなってしまう。上塗材塗膜
を形成する上塗材としては、種々のものが使用可能であ
り、(メタ)アクリル系樹脂塗料、(メタ)アクリルレ
タン系塗料、(メタ)アクリルシリコン系塗料、フッ素
樹脂塗料及びエポキシ樹脂塗料等が挙げられる。
化防止工法はコンクリート表面に、下地調整材組成物を
施工し下地調整材塗膜(1)を形成し、その表面に前記
下塗材組成物を施工して下塗材塗膜(2)を形成し、次
いでその表面に中塗材塗膜である塗膜(3)を形成する
組成物を施工して塗膜(3)を形成するものである。
又、必要に応じて塗膜(3)の表面に、前記上塗材組成
物を施工して上塗材塗膜を形成することもできる。下地
調整材塗膜(1)、下塗材塗膜(2)、塗膜(3)及び
上塗材塗膜を形成する組成物の施工方法としては、通常
の方法で行えば良く、例えばコテ、刷毛又はローラー等
により塗布したり、リシンガン、スプレーガン等の機械
により吹付けたりする方法がある。又、塗膜(3)を施
工する場合、優れたひび割れ追従性を付与するために、
膜厚への配慮を行う必要がある。
は、施工方法により異なるが、300cps以上(B型
粘度計、12回転、ローターNo.4、20℃)である
ことが施工性に優れるため好ましく、より好ましくは1
000〜50000cpsである。粘度が300cps
に満たないと、一度に厚塗りすることが難しくなり、又
高粘度の場合には、厚塗りができる利点があるが、施工
に難点が生じる場合がある。又、本発明の工法では、必
要に応じて塗膜(3)が繊維状織布を含有することもで
きる。塗膜(3)中に繊維状織布を含有する塗膜(3)
を形成する施工方法としては、各種方法で施工すれば良
く、例えば以下のような方法がある。塗膜(3)を形成
すべき部位に、塗膜(3)を形成する組成物をコテ又は
ローラー等により施工する。施工した組成物が乾燥する
前に、繊維状織布を組成物の表面からコテ等により押さ
えつける。その後素早く、繊維状織布と塗膜(3)が一
体となるように、繊維上織布の表面に組成物をコテ又は
ローラー等により施工し乾燥して、繊維状織布を含有す
る塗膜(3)を形成する。
のコンクリート構造物に適用可能である。尚、本発明に
おいて、コンクリート構造物とは、コンクリート及びモ
ルタルを意し、本発明の工法では、既に塩害やアルカリ
骨材反応により、劣化を受けたもしくは劣化のおそれの
あるコンクリート構造物や、コンクリート表面の剥落が
懸念されるコンクリート構造物にも適用することが可能
である。又、コンクリート構造物の例として、高覧、橋
脚、橋台、床版下面、桟橋、ドルフィン、ボックスカル
バート、トンネル、導水路、貯水槽、地下ピット、壁、
屋根、軒裏、パラペット、バルコニー等が挙げられる。
体的に説明する。尚、以下に示す「部」及び「%」は、
いずれも重量基準である。 ○評価方法 各実施例及び比較例の施工方法で得られた塗膜を、以下
の方法に従い評価した。 (1)塗膜の外観 塗膜の外観用の試験基板として70×70×20mmの
モルタルを使用し、前記下地調整材塗膜(1)、下塗材
塗膜(2)、塗膜(3)、及び上塗材塗膜を基板全面に
コテ、ローラーを用いて形成し、20℃、60%相対湿
度の条件下で14日静置したものを試験体とした。試験
体を50±3℃の恒温器中で7日間加温した後、試験室
に2時間静置し、塗膜のふくれ、はがれ、ひび割れの有
無を目視によって調べた。
適合試験」しゃ塩性試験に準拠して実施した。
ーを用いて形成した。 20℃、60%相対湿度の条件
下で14日静置したもを脱型し、さらに20℃、60%
相対湿度の条件下で14日静置したもをのを試験体と
し、JISZ0208「防湿包装材料の透湿度試験方
法」に準拠して実施した。
記下地調整材塗膜(1)、下塗材塗膜(2)、塗膜
(3)、及び上塗材塗膜をコテ、ローラーを用いて形成
した。20℃、60%相対湿度の条件下で14日静置し
たもをのを試験体とし、日本道路公団「維持修繕要領・
橋梁編 塗装材料の規格適合試験」コンクリートの付着
性試験に準拠して実施した。
に切り込みを入れたスレート板(150×75×5m
m)を使用し、前記下地調整材塗膜(1)、下塗材塗膜
(2)、塗膜(3)及び上塗材塗膜を、塗膜の大きさが
150×50mmとなるようにコテ、ローラーを用いて
形成し、20℃、60%相対湿度の条件下で28日静置
した。養生後、塗膜表面に150×50mmとなるよう
に切り込みを入れ、又、塗膜を塗布していないスレート
面に切り込みを入れ、図1に示すひびわれ追従性試験用
試験体に加工した。この試験体を図1の矢印の方向に5
mm/分の引張速度で引張試験を行い、塗膜にピンホー
ル又は破断を生じた時の追従ひびわれ幅を測定した。
又、最大荷重を求め、塗膜単位幅あたりの塗膜強度を次
の計算式を用いて求めた。
の製造 表1に示す単量体を使用し、界面活性剤を使用して水性
媒体中に当該単量体を分散させた後加熱し、これにラジ
カル重合開始剤を滴下して重合反応を行った。得られた
重合体エマルションに、表1に示す配合物を攪拌下に添
加混合し、組成物を得た。
ニウムクロライド *2:1部のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
媒体中に単量体を分散させた後加熱し、これにラジカル
重合開始剤を滴下して、重合反応を行った。得られた重
合体エマルションに、表2に示す配合物を攪拌下に添加
混合し、組成物を得た。
ナトリウム *2:1部のトリメチルステアリルアンモニウムクロラ
イド *3:1部のポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル
膜(1)を形成する組成物を塗布し、乾燥して下地調整
塗膜(1)を形成させた。これに表3に示すように下塗
材塗膜(2)を形成させ、次いでその表面に塗膜(3)
及び上塗材塗膜を形成することにより、積層施工した。
得られた塗膜の評価結果は表3に示す通りであり、本発
明の施工方法で形成された積層塗膜は、外観は良好で、
ひび割れ追従性が大きく、遮塩性、水蒸気透過性及び付
着性に優れていることがわかる。又、実施例5の塗膜
(3)に繊維状織布を形成した積層塗膜では、塗膜強度
が飛躍的に向上している。
料[アロンブルコートP−300、東亞合成株式会社]
を使用して形成。 *2:柔軟性アクリルウレタン樹脂溶剤型塗料[アロン
ブルコートT−310、東亞合成株式会社]を使用して
形成。
膜(1)を形成する組成物を塗布し、乾燥して下地調整
材塗膜(1)を形成させた。これに表4に示すように必
要に応じて下塗材塗膜(2)を形成させ、次いでその表
面に塗膜(3)及び上塗材塗膜を形成することにより、
積層施工した。得られた積層塗膜の評価結果を表4に示
す。比較例1は、下地調整塗膜(1)にカチオン系でな
い(メタ)アクリル重合体エマルションを含有する組成
物を用いた場合であり、付着性に劣っている。比較例2
は、下塗材塗膜(2)を形成する組成物に、水性エマル
ション組成物でない溶剤系組成物を使用した場合であ
り、塗膜の一部にふくれが発生した。比較例3は、塗膜
(3)の20℃における伸び率が50%に満たない、且
つ遮塩性が10-2mg/ cm2 日に満たない場合であ
り、遮塩性及びひび割れ追従性に劣っている。比較例4
は、塗膜(3)の20℃における伸び率が2000%を
超える場合であり、付着性及び塗膜強度に劣っている。
比較例5は、塗膜(3)の形成塗膜厚が100μmに満
たない場合であり、遮塩性、ひび割れ追従性及び塗膜強
度に劣っている。比較例6は、硬質エポキシ樹脂溶剤型
塗料を用いて塗膜(3)を形成した場合であり、ひび割
れ追従性及び水蒸気透過性に劣る。比較例7は、下塗材
塗膜(2)を形成する組成物に水性エマルション組成物
でない溶剤系組成物を使用し、且つ硬質エポキシ樹脂溶
剤型塗料及びガラスクロス繊維状織布を用いて塗膜
(3)を形成した場合であり、ひび割れ追従性及び水蒸
気透過性に劣っている。
料[アロンブルコートP−300、東亞合成株式会社]
を使用して形成。 *2:エポキシ樹脂溶剤型塗料[アロンブルコートP−
200、東亞合成株式会社]を使用して形成。 *3:エポキシ樹脂塗料[硬質エポキシ樹脂溶剤型塗料
[ガードクリート#100中塗、株式会社トウペ製]を
使用して形成。 *4:柔軟性アクリルウレタン樹脂溶剤型塗料[アロン
ブルコートT−310、東亞合成株式会社]を使用して
形成。 *5:ウレタン樹脂塗料[硬質ウレタン樹脂溶剤型塗
料、ガードクリート#100上塗、株式会社トウペ製]
を使用して形成。
上塗材塗膜がひび割れ追従性の優れる塗膜であるため、
コンクリートにクラックが発生した場合もこれに追従で
きることが可能となり、劣化要因の侵入を長期に亘り防
止する。又、塗膜(3)が水蒸気透過性に優れた塗膜で
あることにより、コンクリート内部を乾燥状態に導き、
さらに遮塩性にも優れているため、アルカリ骨材反応、
塩害、中性化及び膨れの発生を防止する。又、下地調整
材塗膜(1)の表面に施工する下塗材組成物が水系であ
るため、有機溶剤が含浸し、それが気温の上昇に伴って
下塗材塗膜(2)を侵し、塗膜(3)にふくれ等の異常
を生ずることがない。又、塗膜(3)に繊維状織布を形
成することによって、コンクリートの剥落を防止するこ
とができる。
Claims (2)
- 【請求項1】コンクリート構造物の表面に、下記下地調
整材塗膜(1)を形成し、その塗膜表面(1)にエポキ
シ樹脂を含有する組成物を硬化させてなる下塗材塗膜
(2)を形成し、下塗材塗膜(2)の表面に下記塗膜
(3)を形成することを特徴とするコンクリート構造物
の保護工法。 (1)カチオン系(メタ)アクリル重合体エマルション
及び無機質水硬性物質を含有する組成物を硬化させてな
る塗膜。 (3)アルキル基の炭素数が4〜10であるアルキル
(メタ)アクリレートを30〜98重量%の共重合割合
とする共重合体を含有する組成物を硬化させてなる塗膜
であって、20℃における伸び率が50〜2000%、
遮塩性10-2〜10-4mg/ cm2 日、水蒸気透過性5
g/ m2 日以上、膜厚100〜5000μmを有する塗
膜。 - 【請求項2】塗膜(3)が繊維状織布をさらに含有する
請求項1記載のコンクリート構造物保護工法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP19962598A JP3656417B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | コンクリート構造物の保護工法 |
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JP19962598A Expired - Lifetime JP3656417B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | コンクリート構造物の保護工法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-06-30 JP JP19962598A patent/JP3656417B2/ja not_active Expired - Lifetime
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