JP7246239B2 - コンクリート養生方法 - Google Patents
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Description
[項1]
型枠内に、コンクリートを打ち込む工程(1)、
コンクリート硬化後に型枠を撤去する工程(2)、
工程(2)を経て気中に露出したコンクリート表面に、養生用塗材を塗装して養生塗膜を形成させる工程(3)、及び、
工程(3)で形成された養生塗膜をコンクリート表面から剥離する工程(4)、
を含むコンクリート養生方法であって、
前記養生用塗材が、水性ゴムエマルジョン及び無機顔料を含み、
前記養生用塗材から厚さ150μmの塗膜を形成させた場合の、該塗膜の透湿度が1.0~60(g/m2・24h)、伸び率が300~800%にあり、
前記工程(3)で形成された養生塗膜の厚さが乾燥膜厚で150~2000μmの範囲内にある、
コンクリート養生方法。
[項2]
前記養生用塗材における無機顔料の顔料体積濃度が5~50%の範囲内である、項1に記載のコンクリート養生方法。
[項3]
前記養生用塗材が繊維をさらに含む、項1又は2に記載のコンクリート養生方法。
[項4]
前記工程(3)の後に、前記養生用塗材により形成された養生塗膜の塗膜面上に断熱塗材を塗装し、断熱塗膜を形成させる工程(3A)をさらに含む、項1~3のいずれか1項に記載のコンクリート養生方法。
[項5]
前記工程(3)の後に、前記養生用塗材により形成された養生塗膜の塗膜面に表出した巣穴部にシートを貼り付け、その上に前記養生用塗材を塗り重ねる工程(3B)をさらに含む、項1~4のいずれか1項に記載のコンクリート養生方法。
本発明に用いられる養生用塗材は水性ゴムエマルジョン及び無機顔料を含む。
水性ゴムエマルジョンはゴムが水に分散した水分散液の形態を言う。養生用塗材のバインダー成分として水性ゴムエマルジョンを使用することにより、養生前の保水状態にあるコンクリート表面には適度に付着し、且つ養生終了後の硬化コンクリート表面からは簡便な手作業等により容易に剥がすことが可能となる養生塗膜が得られる。このような水性ゴムエマルジョンに含まれるゴムとしては、公知の天然あるいは合成ゴムを制限なく使用できる。天然ゴムは非変性であってもアクリルモノマー等でグラフト変性した変性天然ゴムであってもよい。合成ゴムの具体例としては、例えば、イソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、イソブチレンゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、プロピレンブテンゴム、エチレンプロピレンブテンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ニトリル・ブタジエンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリルゴム、アクリロニトリル-ブタジエンゴム、ポリエーテルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、スチレン-エチレンブチレン-スチレンブロック共重合体、スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体、スチレン-エチレンブチレンランダム共重合体等のスチレン系エラストマー等が挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明では養生塗材がこのような無機顔料を含むことによって、養生後に行う塗膜剥離が容易となる点で好適である。
なお、無機顔料の平均粒子径は、レーザ回折式粒度分布測定装置によって測定されるメディアン径のことである。
無機顔料の含有量としては、養生後のコンクリート強度及び塗膜剥離性の点から、顔料体積濃度で5~50%、特に20~40%の範囲内が好適である。
繊維としては、例えば炭素繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリパラフェニレンベンズオキサゾール繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアリレート繊維などの有機系繊維のほか、鋼繊維、ロックウール、セラミックウール、ガラス繊維、ガラスフレーク等の無機繊維などが挙げられる。
繊維の含有量としては、塗装作業性及び塗膜剥離性の点から、ゴムエマルジョン不揮発分質量100質量部を基準として0.1~20質量部、特に0.2~5質量部の範囲内が好適である。
透湿度が1.0~60(g/m2・24h)、
伸び率が300~800%、
の範囲内にあることを特徴とするものである。
本発明は、
型枠内に、コンクリートを打ち込む工程(1)、
コンクリート硬化後に型枠を撤去する工程(2)、
工程(2)を経て気中に露出したコンクリート表面に、前記養生用塗材を塗装して養生塗膜を形成させる工程(3)、及び、
工程(3)で形成された養生塗膜をコンクリート表面から剥離する工程(4)、
を含む、コンクリート養生方法を提供する。
作業工程の制約や納期の期限から、コンクリート打ち込み終了から型枠が撤去されるまでの期間は1日~3日となることが多い。
養生塗膜の剥離は、手で剥離できるが、ブレード等の道具を用いてもよい。また、養生塗膜の一端を剥がし、剥がした部分の縁を円柱等の柱状体に添わせ、柱状体を芯として回転させることによって塗膜を柱状体に巻きつけて剥離することも可能である。
養生塗膜面上に塗装される断熱塗材としては、塗膜形成材と中空粒子とを含有する公知の断熱塗材等が採用される。断熱塗材としては、塗膜の比重が養生用塗膜よりも低いものであることが好ましい。断熱塗材の塗装は、例えば養生用塗材塗装後、常温で2~16時間経過後に行われる。塗装手段としては刷毛、ローラー、スプレー、コテ等の塗装器具を用いることができる。塗布量としては1回の塗装で0.5~2.0Kg/m2程度が好適であり、必要に応じて2~4回塗り重ねてもよい。
製造例1~7
表1に示すように各成分を配合して養生塗材(A-1)~(A-7)を製造した。
表中、配合の数字は水性ゴムエマルジョンを100部とした時の量(質量部)を示す。透湿度、伸び率は明細書記載の方法に準じて測定し、得られた値を示す。
増粘剤:ヘキシルエチルセルロース(HEC)系増粘剤
分散剤:ポリカルボン酸ナトリウム系分散剤
消泡剤:鉱物油/疎水性シリカ系消泡剤
水性エマルションA:商品名、レヂテックス社製、天然ゴムラテックス ULACOL 固形分60%、
水性エマルションB:商品名、レヂテックス社製、天然ゴム前加硫ラテックス PC-ULA 固形分60%、
ガラスファイバーPF E-301:商品名、日東紡社製、カットファイバー 粉末、
ガラスフレーク RCF-160:商品名、日本板硝子社製 ガラスフレーク。
水セメント比55%の一般構造用コンクリートを作成し、これを400×100×高さ400mmの型枠に打設した。該試験体を湿度100%の雰囲気下で24時間放置し、脱型した。試験体表面のうち400mm×400mm面を養生評価面とし、それ以外の面については水分が逸散しないように専用テープで被覆した。次いで養生評価面に、養生用塗材(A-1)を(鎖骨ローラー)で塗布し、乾燥膜厚が(350)μmの養生塗膜を形成した。その後、養生塗膜が設けられた試験体を20℃、湿度50~60%雰囲気下で28日間養生した後、養生塗膜を手で剥離し、剥離性と養生後のコンクリート状態を評価した。
実施例1において使用する養生用塗材及び膜厚を表2に記載の通りとする以外は、実施例1と同様にしてコンクリート養生を行った。
養生評価面上に設けられた塗膜を手で引き剥がして下記基準で評価した。
○:良好に剥離できた、
△:塗膜が途中で切れて剥がしにくい、
△×:剥がす時の抵抗が強く、かなり時間を要する
×:剥離できなかった。
(*)養生後のモルタルの状態
養生完了後のモルタルの状態を目視評価した。
○:全体的に均一に緻密であり良好、
△:まだら状態が一部認められる、
×:全体的にまだら状態であり、不良。
実施例3と同様の手順でモルタル試験体を作成後、養生評価面に、養生用塗材(A-1)を鎖骨ローラーで塗布し、20℃で1時間乾燥させ、乾燥膜厚が350μmの養生塗膜を形成した。次いでその養生塗膜面に断熱塗材(「ドリームコート」:商品名、関西ペイント社製、アクリルエマルション及び樹脂系中空粒子を含む水性断熱塗料、塗料比重0.71)を、スプレーで塗付量が1.0Kg/m2となるように塗装し、養生塗膜上に断熱塗膜が設けられた試験体を20℃、湿度50~60%の雰囲気下で28日間養生した後、養生塗膜を手で剥離し、剥離性と養生後のコンクリート状態を評価した。
結果を表3に示す。
水セメント比55%の一般構造用コンクリートを作成し、実施例3と同様の手順で型枠に打設・脱型しコンクリート試験体を作成後、養生評価面に、養生用塗材(A-1)を(鎖骨ローラー)で塗布し、20℃で10分乾燥させ、乾燥膜厚が350μmの養生塗膜を形成した。その後、養生塗膜上に生じた大きさ1~3mmの巣穴に、1辺が5×5cmの大きさでビニロン系繊維の不織布(「サンキューブV3」日東紡社製商品名)を貼り付け、次いで養生評価面全体に養生用塗材(A-1)を再度鎖骨ローラーで塗布し、乾燥膜厚が700μmの養生塗膜を形成した。その後、養生塗膜が設けられた試験体を20℃、湿度50~60%の雰囲気下で28日間養生した後、養生塗膜を手で剥離し、剥離性と養生後のコンクリート状態を評価した。結果を表3に示す。
Claims (5)
- 型枠内に、コンクリートを打ち込む工程(1)、
コンクリート硬化後に型枠を撤去する工程(2)、
工程(2)を経て気中に露出したコンクリート表面に、養生用塗材を塗装して養生塗膜を形成させる工程(3)、及び、
工程(3)で形成された養生塗膜をコンクリート表面から剥離する工程(4)、
を含むコンクリート養生方法であって、
前記養生用塗材が、水性ゴムエマルジョン及び無機顔料を含み、
前記養生用塗材から厚さ150μmの塗膜を形成させた場合の、該塗膜の透湿度が1.0~60(g/m2・24h)、伸び率が300~800%にあり、
前記工程(3)で形成された養生塗膜の厚さが乾燥膜厚で150~2000μmの範囲内にある、
コンクリート養生方法。 - 前記養生用塗材における無機顔料の顔料体積濃度が5~50%の範囲内である、請求項1に記載のコンクリート養生方法。
- 前記養生用塗材が繊維をさらに含む、請求項1又は2に記載のコンクリート養生方法。
- 前記工程(3)の後に、前記養生用塗材により形成された養生塗膜の塗膜面上に断熱塗材を塗装し、断熱塗膜を形成させる工程(3A)をさらに含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のコンクリート養生方法。
- 前記工程(3)の後に、前記養生用塗材により形成された養生塗膜の塗膜面に表出した巣穴部にシートを貼り付け、その上に前記養生用塗材を塗り重ねる工程(3B)をさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載のコンクリート養生方法。
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