JP2000017328A - ドライブプレートの誘導加熱焼入用治具及び焼入方法 - Google Patents

ドライブプレートの誘導加熱焼入用治具及び焼入方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形がなく熱効率のよいドライブプレートの
誘導加熱焼入用治具 【解決手段】 円形鋼板のホイール部2の外径部にリム
部3が成形され、該リム部3に歯形4が形成されたドラ
イブプレートの歯形4の誘導加熱焼入れにおいて、表押
圧板11及び裏押圧板21を緊締ボルト41で緊締して
ホイール部2のリム部3の付根近傍の円周を押圧拘束
し、リングナット51により懸垂ボルト14を介して上
押圧板11に移動可能に設けられた可動板31をホイー
ル部の中心近傍に押圧して拘束し、加熱コイル60によ
り誘導加熱焼入れする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円形鋼板のホイー
ル部の外径部をプレスフォーミングやフローフォーミン
グなどによって肉厚に加工してリム部を形成させ、その
リム部外周に歯形を成形した自動車のトルクコンバータ
などに使用されるドライブプレートの誘導加熱焼入用治
具及び焼入方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のトルクコンバータなどに
使用されるドライブプレートは、ホイールとリングギア
とを別個に製作し、リングギアの歯形を誘導加熱焼入れ
した後にホイールに焼ばめ、あるいは溶接により固着し
て一体にして製作された。出願人は、先にこのリングギ
アの誘導加熱焼入れにおける変形防止のための焼入用治
具を開示した(特開平10−25518号公報)。
【0003】近年、自動車の一層のコスト低減と軽量化
の要請のため、前記のホイール部とリングギアを別個に
作るのでなく、ホイール部とリングギアを一体に製作す
る方法が開発された。この方法の一つとして、ホイール
部を形成する円形鋼板の外径部を折り曲げて積層してリ
ムを形成し、このリム部に切削などにより歯形を形成さ
せる方法がある(特開平2−197341号公報)。
【0004】上記方法により製造されたドライブプレー
トの歯形を焼入れすると、リムが積層して作られている
ために加熱焼入れの際に積層がずれたり、積層部が開い
たりしてリムに成形された歯形が変形するという問題点
がある。かかる変形を防止するために、リム部の両縁を
カップ状の治具で押さえて拘束して焼入れする焼入用治
具が開示されている(実開平1−161252号公報、
実開平3−96345号公報)。しかし、この焼入用治
具は、焼入れする歯形のごく近傍を治具で押さえて誘導
加熱するため、誘導磁束により治具の一部が加熱された
り、また加熱する歯形部の熱が治具に伝導して失われ加
熱効率が落ちる。したがって、でき得れば歯形から離れ
た位置で拘束する治具とすることが望ましい。
【0005】一方、前記ドライブプレートの製造方法は
近年さらに改良されて、外径部をプレスフォーミングや
フローフォーミングなどにより肉厚に加工してリム部を
形成させ、このリム部に転造などにより歯形を形成させ
る方法が開発された。
【0006】この方法は、従来のホイール部の外径部を
繰り返し折り曲げ積層してリムを形成するのでなく、円
形鋼板の外径外周をフローフォーミングなどにより肉厚
を厚くしてリムを形成させるものである。したがって、
歯形の誘導加熱焼入れにおいて、実開平1−16125
2号公報などに記載のような積層のリムに起因する歯形
の変形はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この製
造方法は、外径外周をフローフォーミング加工などして
リムを形成させるために、歯形を誘導加熱焼入れする際
にホイール部に生ずる残留加工歪み応力により、ホイー
ル部にいわゆる「ペコ」が生じてホイール部が波打つ現
象が生ずる。この波打ちにより、治具なしに歯形部を誘
導加熱すると加熱するリム部が誘導コイルから外れるほ
ど大きく変形することがあり、歯形の誘導加熱焼入れが
できない場合が生ずる。そして、このホイール部の波打
ち現象は前記従来の焼入治具のようにリム部だけを押さ
えて誘導加熱焼入れする焼入用治具では防止できない。
【0008】そこで本発明は、上記問題点を解消し、誘
導加熱の熱効率が高く、かつ変形の少ないドライブプレ
ートの誘導加熱焼入用治具及び焼入方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のドライブプレートの誘導加熱焼入用治具及
び焼入方法は、円形鋼板のホイール部の外径部にリム部
が成形され、該リム部に歯形が形成されたドライブプレ
ートの歯形の誘導加熱焼入れにおいて、前記ホイール部
のリム部付根近傍の円周を押圧する外周押圧手段と、前
記ホイール部の中心近傍を押圧する中心押圧手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0010】即ち、本発明の焼入用治具及び方法は、ド
ライブプレートのホイール部のリム部付根近傍の円周と
中心部の軸孔近傍とを押圧して歯形を誘導加熱焼入れす
ることにより、ホイール部の波打ちとリム部の変形を同
時に押さえるものである。従来治具のようにリムの歯形
近傍の縁を押さえるのでなく、本発明では外周押圧手段
によりホイール部のリム部付根近傍を押圧拘束して誘導
加熱するので、歯形の加熱部からの熱伝導による熱ロス
が少なく熱効率を向上することができる。また、中心押
圧手段によりホイールの中心部の軸孔近傍をも同時に押
圧拘束するので、従来方法のようにリム部の縁を押さえ
なくてもホイール部の波打ちや歯形部の変形を生ずるこ
とがない。
【0011】本発明のドライブプレートの誘導加熱焼入
用治具の前記外周押圧手段は、前記ホイール部のリム部
付根近傍の円周の表裏にそれぞれ当接するように配設さ
れた表押圧板及び裏押圧板と、該表裏押圧板を互いに緊
締して前記リム部付根近傍の円周を拘束する緊締手段と
を備え、前記中心押圧手段は、前記ホイール部の中心近
傍に当接するように前記表裏押圧板の少なくも一方の押
圧板に移動可能に設けられた可動板と、該可動板を前記
ホイール部中心近傍を押圧するように移動させて拘束す
る付圧手段とを備えることが簡易な機構で前記目的を達
成するために望ましい。
【0012】上記のように本発明の焼入用治具は、従来
の治具のように歯形近傍のリム部を拘束するものでな
く、誘導加熱される歯形から離れたリム部付根近傍のホ
イール部の円周を拘束するものであり、従来の治具のよ
うに歯形の誘導加熱による誘電磁束の影響が少ないため
に、上記押圧板はステンレスなどの非磁性材料を使用す
る必要がなく、加工が容易でコストを低減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の一実施形態
について具体的に説明する。図1は本発明実施形態のド
ライブプレートの誘導加熱焼入用治具の断面図、図2
(a)は本実施形態に使用したドライブプレートの一例
の平面図、図2(b)はその断面を示す図である。
【0014】本実施形態に使用されたドライブプレート
1は、図2に鎖線で示すようにリム径より大径の円形鋼
板の外周をフォーミングによって肉厚に成形してホイー
ル部2とリム3が形成されている。リム3の外周にはプ
レス加工により歯形4が成形される。ホイール部2は図
に示すように皿状にプレス加工され、中心に軸孔5とそ
の周辺円周上に取付け孔6が設けられている。説明の便
宜上ホイール部2の皿状の凸側を表面、凹側を裏面とし
て説明する。
【0015】焼入用治具10は、図1に示すように椀型
の上押圧板(表押圧板)11と、下押圧板(裏押圧板)
21及び可動板31などから形成される。
【0016】上押圧板11の外径はドライブプレート1
のリム3の内径よりやや小径で、ホイール部2のリム3
の付根近傍の表面2aを押圧する縁部12を有する円形
椀型をなしている。上押圧板11の中心には緊締ボルト
(緊締手段)41の軸部43を挿通する貫通孔13が設
けられ、その周囲円周上の等角度に懸垂ボルト32を挿
通する3個の挿通孔14が設けられている。挿通孔14
は、懸垂ボルト32の軸部32bを挿通する小径部と頭
部32aを嵌入させてその首部を支持する大径部とを有
する段付き孔になっている。
【0017】下押圧板21は、ドライブプレート1のリ
ム3の内径よりやや小径で、リム3の付根近傍の表面2
aの裏側に当接する縁部22を有する円形椀型をなして
いる。下押圧板21の中心孔25に基準ノック24が圧
入またはねじ止めにより固定され、その外径にドライブ
プレート1の軸孔5が嵌装される。基準ノック24の中
心には緊締ボルト41の軸部43を挿通する貫通孔が設
けられ、下押圧板21の中心には緊締ボルト41の小径
ねじ44と螺合するねじ孔26が設けられている。上下
押圧板11、21は、ステンレスなどの非磁性体でなく
普通鋼材で製作されたが、歯形の誘導加熱の際に押圧板
外周の加熱などはみられなかった。
【0018】可動板31は、ホイール部2の軸孔5の周
辺に当接する当接面31bを有するリング状をなし、リ
ングの中心孔31aに基準ノック24が出入りできるよ
うになっている。そして、可動板31は上押圧板11の
挿通孔14に挿通された3本の懸垂ボルト32により上
押圧板11に吊り下げられて保持されている。懸垂ボル
ト32はねじ部32cを締緩することにより当接面31
bと懸垂ボルト32の頭部32aの先端との距離が同一
になるように調節できる。
【0019】緊締ボルト(緊締手段)41は、大径ねじ
42と軸部43と、その先端側の小径ねじ44を有する
段付軸をなしている。緊締ボルト41を上押圧板11の
貫通孔13に挿通して、小径ねじ部44を下押圧板21
のねじ孔26に螺締することにより上押圧板11を下押
圧板21に押圧することができる。大径ねじ42にはリ
ングナット51が螺嵌され、その下面51aが前記の懸
垂ボルト32の頭部32aの先端に当接する。緊締ボル
ト41を下押圧板21に螺嵌した状態でリングナット5
1を締めると、懸垂ボルト32を介して可動板31が治
具10に装着したドライブプレート1の中心部を押圧す
る。このとき前述のように可動板31の当接面31bと
懸垂ボルト32の頭部32aの先端との距離が同一に調
節されているので、ドライブプレート1の中心部の円周
が均等に押圧される。リングナット51の下面51aは
摩耗防止のため焼入硬化処理しておくことが望ましく、
また懸垂ボルト32の頭部32aの先端はリングナット
51の下面51aに均等に接するように球面にして摩耗
を防止するために焼入硬化などしておくことが望まし
い。
【0020】以下、上記構成の焼入治具の動作について
説明する。まず、緊締ボルト41を外して上押圧板11
を除いた状態で、被焼入ドライブプレート1をその軸孔
5を基準ノック24に挿通し、ホイール部の凸側の表面
を上にして下押圧板21の上に載せる。すると、軸孔5
を基準としてドライブプレートは下押圧板21と同心に
載置される。
【0021】次に、下押圧板21の上に載せたドライブ
プレート1の上に、可動板31を装着した上押圧板11
をかぶせて置き、緊締ボルト41を貫通孔13に挿通し
てその小径ねじ44を下押圧板21のねじ孔26に螺締
する。このとき、リングナット51は大径ねじ42に対
して緩めておき、懸垂ボルト32が挿通孔14を滑動し
て可動板31が上下に自由に移動できるようにしてお
く。すると、ドライブプレート1のホイール部2のリム
3の付根近傍の円周が上押圧板11と下押圧板21のそ
れぞれの縁部12及び22の間で押圧されて拘束され
る。
【0022】次にリングナット51を緊締ボルト41の
大径ねじ42に螺嵌して締めると、その当接面51aが
懸垂ボルト32の頭部先端に当接して、懸垂ボルト32
を介して可動板31がドライブプレート1を押圧するよ
うに移動し、その当接面31bがドライブプレート1の
ホイール部2の軸孔5の周辺(中心部近傍)を押圧して
拘束する。
【0023】こうして、上押圧板11と下押圧板21の
それぞれの縁部12及び22によりドライブプレート1
のホイール部のリム付根の円周を拘束するとともに、可
動板31の当接面31bで軸孔5の周辺(中心部近傍)
を押圧して拘束する。このドライブプレート1を装着し
た焼入治具10全体を、図示しない手段により回転しな
がら誘導加熱コイル60に通電して歯形4を誘導加熱す
る。そして、歯形が焼入温度に昇温後に図示しない手段
で冷却液を噴射して急冷して歯形を焼入れする。
【0024】
【実施例】上記構成の誘導加熱焼入用治具を用い、ドラ
イブプレートの歯形を焼入れして変形を調査した。使用
したドライブプレートの寸法形状を図2に示す。歯形を
焼入れしたドライブプレートは、図2(b)に示すS面
を定盤の上に置き、高さゲージで図のA,B,C位置に
ついて円周上の90度ごとに寸法を測定した。その実験
結果は表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表から分かるように、本発明の焼入治具を
使用して歯形焼入れしたドライブプレートNo.1〜5
の焼入れ後の平坦度のばらつきは、リム部のAで0.0
4〜0.07mm、ホイール部の外周付近Bで0.05
〜0.09mm、中心軸孔周辺では0.05〜0.07
mmであり、この値は焼入れ前の素材の平坦度とほぼ同
等で、焼入れによる波打ちなどの変形はほとんどみられ
なかった。一方、可動板31は使用せず軸孔5の近傍は
拘束しないで、上下押圧板の縁部でリム近傍の円周部の
みを押圧して焼入れしたドライブプレートNo.6は、
B位置の円周上でも最大0.6mmの波打ちがみられ、
C位置では1.6mmと大きく変形した。また、治具を
使用しないで加熱したドライブプレートNo.7は、加
熱中変形により歯形部が誘導加熱コイルからはみ出して
加熱が不能であった。
【0027】また、本発明の焼入治具では、治具のドラ
イブプレートの周辺を拘束する外周部が誘導加熱される
歯形から遠いので、誘導電流による上下押圧板外周の温
度上昇は認められず、また、従来の焼入治具のようにリ
ム部を直接押さえるのでなく、上下押圧板の縁部でリム
付根部のホイール周辺を押さえるので、歯形加熱の際の
治具に伝導する熱量が少ないため昇温が早く、実測はで
きなかったが従来の治具より熱効率がよいものと解され
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドライブ
プレートの誘導加熱焼入用治具及び焼入方法によれば、
円形鋼板のホイール部の外径部にリムを成形したドライ
ブプレートの歯形の誘導加熱焼入れにおいて、歪みが少
なく熱効率のよい焼入れができ、後工程の歪み取りなど
が不要になってコストが低減できるとともに、量産が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドライブプレートの誘導加熱焼入用治
具の断面図である。
【図2】本発明実施例に使用したドライブプレートの形
状を示す図である。
【符号の説明】
1 ドライブプレート 2 ホイール部 2a リム付根表面部 3 リム(リム部) 4 歯形 5 軸孔 6 取付け孔 10 焼入用治具 11 上押圧板(表押圧板、外周押圧手段) 12 縁部 13 貫通孔 14 挿通孔 21 下押圧板(裏押圧板、外周押圧手段) 22 縁部 23 底部 23a 固定受面 24 基準ノック 25 中心孔 26 ねじ孔 31 可動板(中心押圧手段) 31a 中心孔 32 懸垂ボルト 32a 頭部 32b 軸部 32c ねじ部 41 緊締ボルト(緊締手段) 42 大径ねじ 43 軸部 44 小径ねじ 45 角部 51 リングナット(付圧手段) 60 誘導加熱コイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C21D 9/32 C21D 9/32 B (72)発明者 松本 益千嘉 大阪府枚方市春日西町2−26−35枚方工業 団地内株式会社ネツレンヒラカタ内 Fターム(参考) 4K034 AA10 BA05 BA10 CA03 DB02 DB03 GA07 4K042 AA18 AA25 BA10 DA01 DB01 EA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形鋼板のホイール部の外径部にリム部
    が成形され、該リム部に歯形が形成されたドライブプレ
    ートの歯形の誘導加熱焼入れにおいて、前記ホイール部
    のリム部付根近傍の円周を押圧する外周押圧手段と、前
    記ホイール部の中心近傍を押圧する中心押圧手段とを備
    えたことを特徴とするドライブプレートの誘導加熱焼入
    用治具。
  2. 【請求項2】 前記外周押圧手段は、前記ホイール部の
    リム部付根近傍の円周の表裏にそれぞれ当接するように
    配設された表押圧板及び裏押圧板と、該表裏押圧板を互
    いに緊締して前記リム部付根近傍の円周を拘束する緊締
    手段とを備え、前記中心押圧手段は、前記ホイール部の
    中心近傍に当接するように前記表裏押圧板の少なくも一
    方の押圧板に移動可能に設けられた可動板と、該可動板
    を前記ホイール部中心近傍を押圧するように移動させて
    拘束する付圧手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    に記載のドライブプレートの誘導加熱焼入用治具。
  3. 【請求項3】 円形鋼板のホイール部の外径部にリム部
    が成形され、該リム部に歯形が形成されたドライブプレ
    ートの歯形の誘導加熱焼入れにおいて、前記ホイール部
    のリム部付根近傍の円周を押圧拘束するとともに、前記
    ホイール部の中心近傍を押圧拘束してリム部に成形され
    た歯形を誘導加熱により加熱焼入れすることを特徴とす
    るドライブプレートの誘導加熱焼入方法。
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