JP2000017252A - 研磨材組成物及びその研磨材 - Google Patents

研磨材組成物及びその研磨材

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JP2000017252A
JP2000017252A JP10182144A JP18214498A JP2000017252A JP 2000017252 A JP2000017252 A JP 2000017252A JP 10182144 A JP10182144 A JP 10182144A JP 18214498 A JP18214498 A JP 18214498A JP 2000017252 A JP2000017252 A JP 2000017252A
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polishing
glycol
isocyanate
abrasive material
abrasive
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Masaya Masumoto
雅也 桝本
Fumio Yamamoto
二三男 山本
Katsuhide Nishimura
勝英 西村
Katsuhiko Nishitomi
克彦 西富
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体用シリコンウェハを効率良く研磨でき、
且つ高精度に平坦化できる非発泡ポリウレタン研磨材組
成物とその研磨材にある。 【解決手段】(a)イソシアネート末端ウレタンプレポ
リマーと(b)活性水素含有化合物とからなり、(a)イ
ソシアネート末端ウレタンプレポリマーが、ポリイソシ
アネートとして芳香族系ジイソシアネートを用い、且つ
高分子ポリオールと低分子ポリオールからなるポリオー
ル成分中の低分子ポリオールが、ジエチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、3−メチル−1,5−
ペンタンジオール及び1,6−ヘキサメチレングリコー
ルのいずれか1種又はそれらの混合物を用いて得られる
ものであることを特徴とする研磨材組成物及びその研磨
材に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハを効
率良く研磨でき、且つ平坦性に優れる非発泡ウレタン研
磨材用組成物及びその研磨材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、研磨材には、各種合成樹脂が使用
され、優れた機械強度、弾性を有することからポリウレ
タン樹脂も使用されたりしている。
【0003】研磨材用ポリウレタン樹脂は、研磨布紙バ
インダー、圧力負荷材(ラッピング材)、砥石材及び緩
衝材(バックアップ材)等に使用されており、特に、圧
力負荷材向けには、適用用途に応じて、湿式成膜された
多孔質材料や微発泡注型材料等が使用されている。
【0004】更に、昨今の情報産業の急激な進展に伴
い、パソコン等に使用されるLSI需要は急激に増加し
ており、LSIの大容量化、多層配線化、高速化が要求
されて来ており、高度のLSI平坦化技術が不可欠とな
っているが、従来のエッチング等の平坦化技術では不十
分であり、CMP(=Chemical Mechan
ical Polishing)法と呼ばれる化学機械
的研磨法が、既に米国で大々的に適用されつつある。
【0005】このCMP法で使用されているのは、微発
泡ポリウレタン樹脂からなる研磨材であり、既に特表平
8−500622号公報を中心として、多くの特許が出
願されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、CM
P法の研磨材として、半導体ウエハ等を効率良く研磨で
き、且つ平坦性に優れる発泡させていない研磨材組成物
及びそれを主成分とした研磨材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
について鋭意研究した結果、(a)イソシアネート末端
プレポリマーと(b)活性水素含有化合物とを二液混合
硬化型で、特定のイソシアネートと低分子ポリオールと
を適用することによって、上記課題を克服した研磨材が
得られることを見出し本発明に到達した。
【0008】即ち、本発明は、(a)イソシアネート末
端ウレタンプレポリマーと(b)活性水素含有化合物と
からなり、(a)イソシアネート末端ウレタンプレポリマ
ーが、ポリイソシアネートとして芳香族系ジイソシアネ
ートを用い、且つ高分子ポリオールと低分子ポリオール
からなるポリオール成分中の低分子ポリオールが、ジエ
チレングリコール、1,3−ブチレングリコール、3−
メチル−1,5−ペンタンジオール及び1,6−ヘキサメ
チレングリコールのいずれか1種又はそれらの混合物を
用いて得られるものであることを特徴とする研磨材組成
物、好ましくは得られた研磨材のショアーD硬度が、4
0〜80であること、この研磨材組成物から得られる研
磨材を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に使用するイソシアネート
末端ウレタンプレポリマー(a)としては、高分子ポリ
オール成分(好ましくは分子量400〜6000)と低
分子ポリオール成分(好ましくは分子量400未満)と
の混合物に対して、当量で過剰のNCO成分を反応させ
て得られるものである。注型成形用には注型温度で操作
可能な溶融粘度である必要がある為、それぞれの(a)(b)
成分は生成プレポリマーがこの条件を満足する範囲で適
宜選定される。
【0010】NCO/OHの比率は、最終的に得られる
イソシアネート末端ポリウレタン樹脂プレポリマーに要
求される分子量等により変化するが、その比率は、好ま
しくは1.1〜2.5、より好ましくは1.5〜2.0
である。
【0011】又、高分子ポリオールと低分子ポリオール
との使用比率は、好ましくは1/0.1〜3で、最終的
に得られるポリウレタン樹脂に要求される機械的性質
と、注型成形が可能な溶融粘度を満足させる範囲で決め
られる。
【0012】高分子ポリオ−ルとしては、例えばヒドロ
キシ末端ポリエステル、ポリカ−ボネ−ト、ポリエステ
ルカ−ボネ−ト、ポリエ−テル、ポリエ−テルカ−ボネ
−ト、ポリエステルアミド等が挙げられるが、これらの
うち耐加水分解性の良好なポリエ−テル及びポリカ−ボ
ネ−トが好ましく、価格面と溶融粘度面からはポリエ−
テルが特に好ましい。
【0013】ポリエ−テルポリオ−ルとしては、反応性
水素原子を有する出発化合物と、例えば酸化エチレン、
酸化プロピレン、酸化ブチレン、酸化スチレン、テトラ
ヒドロフラン、エピクロルヒドリンの様な酸化アルキレ
ン又はこれら酸化アルキレンの混合物との反応生成物が
挙げられる。
【0014】反応性水素原子を有する出発化合物として
は、水、ビスフェノ−ルA並びにポリエステルポリオ−
ルを製造するべく上記した二価アルコ−ルが挙げられ
る。
【0015】更にヒドロキシ基を有するポリカ−ボネ−
トとしては、例えば、1,3−プロパンジオ−ル、1,
4−ブタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、ジエ
チレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、ポリプロ
ピレングリコ−ル及び/又はポリテトラメチレングリコ
−ルの様なジオ−ルとホスゲン、ジアリルカ−ボネ−ト
(例えばジフェニルカ−ボネ−ト)もしくは環式カ−ボ
ネ−ト(例えばプロピレンカ−ボネ−ト)との反応生成
物が挙げられる。
【0016】ポリエステルポリオ−ルとしては、二価ア
ルコ−ルと二塩基性カルボン酸との反応生成物が挙げら
れるが、耐加水分解性向上の為には、エステル結合間距
離が長い方が好ましく、いずれも長鎖成分の組み合わせ
が望ましい。
【0017】二価アルコ−ルとしては、特に限定はしな
いが、例えばエチレングリコ−ル、1,3−及び1,2
−プロピレングリコ−ル、1,4−及び1,3−及び
2,3−ブチレングリコ−ル、1,6−ヘキサングリコ
−ル、1,8−オクタンジオ−ル、ネオペンチルグリコ
−ル、シクロヘキサンジメタノ−ル、1,4−ビス−
(ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、2−メチル−
1,3−プロパンジオ−ル、3−メチル−1,5−ペン
タンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペン
タンジオ−ル、ジエチレングリコ−ル、ジプロピレング
リコ−ル、トリエチレングリコ−ル、トリプロピレング
リコ−ル、ジブチレングリコ−ル等が挙げられる。
【0018】二塩基性カルボン酸としては、脂肪族、脂
環族、芳香族及び/又は複素環式のものがあるが、生成
する末端NCOプレポリマーを液状又は低溶融粘度とす
る必要上から、脂肪族や脂環族のものが好ましく、芳香
族系を適用する場合は脂肪族や脂環族のものとの併用が
好ましい。
【0019】これらカルボン酸としては、限定はしない
が、例えばコハク酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキサンジカ
ルボン酸(o-,m-,p-)、ダイマ−脂肪酸、例えばオレイ
ン酸、等が挙げられる。
【0020】これらポリエステルポリオールとしては、
カルボキシル末端基の一部を有することもできる。例え
ば、ε−カプロラクトンの様なラクトン、又はε−ヒド
ロキシカプロン酸の様なヒドロキシカルボン酸のポリエ
ステルも使用することができる。
【0021】低分子ポリオ−ルとしては、前述のポリエ
ステルポリオ−ルを製造するのに用いられる二価アルコ
−ルが挙げられるが、本発明の低分子ポリオールとは、
ジエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオール及び1,6−ヘキ
サメチレングリコールのいずれか1種又はそれらの混合
物を用いることを必須条件とする。本発明では、本発明
の特定の低分子ポリオール単独又は混合物を用いること
により、注型成形時の適切な反応性と、最終的に得られ
るポリウレタン研磨材の適切な硬度が得られるものであ
る。
【0022】しかし、本発明の低分子ポリオール単独又
は混合物に、本発明の効果を損なわない範囲で、前記の
二価アルコールを併用することができる。少量の他の二
価アルコールを併用することは、注型成形時の適切な反
応性と、最終的に得られるポリウレタン研磨材成形物の
硬度が、好ましくはショアーDで40〜80の範囲にあ
る限り、何等差し支え無いものである。
【0023】本発明以外の低分子ポリオールであるエチ
レングリコールや1,4−ブチレングリコールを用いる
と、注型成形時の反応性が速くなり過ぎたり、最終的に
得られるポリウレタン研磨材成形物の硬度が高くなりす
ぎる為、本発明の研磨材としては、脆くなったり又IC
表面に傷がつき易くなる。他方、1,6−ヘキサメチレ
ングリコールよりも長鎖の二価アルコールを用いると、
注型成形時の反応性や、最終的に得られるポリウレタン
研磨材成形物の硬度が適切なものが得られる場合もある
が、価格的に高くなり過ぎ、実用的ではない。
【0024】又、本発明において用いられるイソシアネ
ート成分としては、式:R(NCO)2(式中、Rは任
意の二価の有機基)によって示されるジイソシアネ−ト
が挙げられるが、本発明では、このイソシアネート成分
は、芳香族系であることを必須条件とする。しかし、変
性成分として、全イソシアネート成分の50%当量を越
えない範囲で、脂肪族又は脂環族系の併用は差しつかえ
無い。イソシアネート成分は、注型成形時に必要とされ
るポットライフに応じて適宜に選定されると共に、生成
する末端NCOプレポリマーを低溶融粘度とすることが
必要である為、単独又は2種以上の混合物で適用され
る。
【0025】それらの具体例としては、特に限定はしな
いが、2,4−及び/または2,6−ジイソシアナトト
ルエン、2,2´−、2,4´−及び/または4,4´
−ジイソシアナトジフェニルメタン、1,5−ナフタレ
ンジイソシアネ−ト、p−及びm−フェニレンジイソシ
アネ−ト、ダイメリルジイソシアネ−ト、キシリレンジ
イソシアネ−ト、ジフェニル−4,4´−ジイソシネ−
ト、1,3−及び1,4−テトラメチルキシリデンジイ
ソシアネ−ト、テトラメチレンジイソシアネート、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレン
ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,3−及び1,4
ージイソシアネート、1−イソシアナト−3−イソシア
ナトメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン(=
イソホロンジイソシアネート)、ビス−(4−イソシア
ナトシクロヘキシル)メタン(=水添MDI)、2−及
び4−イソシアナトシクロヘキシル−2´−イソシアナ
トシクロヘキシルメタン、1,3−及び1,4−ビス−
(イソシアナトメチル)−シクロヘキサン、ビス−(4
−イソシアナト−3−メチルシクロヘキシル)メタン、
等が挙げられる。
【0026】ウレタンプレポリマ−の製造条件として
は、特に限定はないが、通常は60〜100℃、好まし
くは60〜80℃で無溶媒下で、前記のウレタン原料
を、触媒なしで或いは公知のウレタン化触媒を用いるか
或いは反応遅延剤を添加して、攪拌混合させて得られ
る。又、NCO/OH当量比は、イソシアネートの種類
にも依るが、通常1.2〜5.0が用いられる。
【0027】本発明の活性水素含有化合物(b)として
は、反応性から専ら有機ジアミン化合物が用いられる
が、必要に応じてポリ(オキシテトラメチレン)グリコ
ール、ポリ(オキシプロピレン)グリコール等のポリエ
ーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリ
エステルポリオール等と併用することも可能である。但
し、これらの併用ポリオールの分子量は、400〜10
00の範囲の低分子量のものが好ましい。
【0028】本発明で使用される有機ジアミン化合物と
しては、特に限定は無いが、例えば、3,3’−ジクロ
ロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、クロロアニ
リン変性ジクロロジアミノジフェニルメタン、1,2−
ビス(2−アミノフェニルチオ)エタン、トリメチレン
グリコールージ−p−アミノベンゾエート、3,5−ビス
(メチルチオ)−2,6−トルエンジアミン等が挙げら
れる。
【0029】本発明は、二液で注型成形する際のイソシ
アネート末端ウレタンプレポリマー(a)と活性水素含
有化合物(b)、即ち、有機ジアミン化合物(b)との
配合比率が、それぞれに含有されるイソシアネート基と
アミノ基とのモル比により決定される。その比率は、N
2/NCO=0.7〜1.2の範囲にあることが好まし
い。特に、好ましくは0.8〜1.0の範囲が適用され
る。活性水素含有化合物(b)が、ジアミン類とポリオ
ール類との混合物である場合は、イソシアネート末端プ
レポリマー(a)のイソシアネート基と活性水素含有化
合物(b)中のポリオールの水酸基が、1:1で反応し
たと仮定した場合の過剰イソシアネート基と活性水素含
有化合物(b)中の有機ジアミン化合物のアミノ基のモ
ル比によって決定し、その比率は、上記NH2/NCO比
率と同様であることが好ましい。
【0030】本発明の注型成形条件としては、イソシア
ネート末端プレポリマー(a)と活性水素含有化合物
(b)の二液の均一混合と、脱泡が可能な範囲のポット
ライフに調整した二液系を、好ましくは70〜120℃
(より好ましくは80〜110℃)で、好ましくは90
〜110℃に保持された金型に流し込み、注型成形した
後、好ましくは0.2〜2時間をかけて、好ましくは1
00〜130℃で一次硬化させる。次に、成形物を脱型
後に、更に好ましくは100〜130℃で3〜7時間か
けて、完全に後キュアーさせてから室温まで冷却する。
【0031】二液成分系成形機で硬化反応を行う際のイ
ソシアネート末端ウレタンプレポリマー(a)成分及び
活性水素含有化合物(b)成分の温度範囲は、二液型成
形機のライン中を循環するのに支障をきたさない程度の
液流動性を確保でき、しかも、二液混合後は、充分に発
熱挙動と増粘挙動のバランスを備える反応性であること
が必須である。具体的には、イソシアネート末端ウレタ
ンプレポリマー(a)成分は、60〜90℃の温度範囲
に保温されることが好ましく、特に70〜80℃の温度
範囲で使用することが好ましい。
【0032】本発明のポリウレタン研磨材の製造方法に
は、必要に応じてウレタン化反応の任意の時点で、酸化
防止剤等の安定剤、滑剤、顔料、充填剤、帯電防止剤そ
の他の添加剤を加えることができる。
【0033】本発明のポリウレタン研磨材の硬度は、好
ましくはショアーDで40〜80の範囲にある必要があ
り、特に50〜70の範囲にあることが好ましい。硬度
が40より小さいと、ウレタン樹脂が柔らかくなり過ぎ
て研磨材として適用できず、他方80を越えると、硬く
なり過ぎてLSI表面を傷付け易くなる。
【0034】本発明の研磨材は、上記の方法で得られた
ポリウレタン研磨材成形物を、適当なスライサーにより
必要な厚み、好ましくは0.5〜3mmにスライスし、必
要な大きさ、好ましくは縦100cm以下×横100cm以
下に切断することにより得られる。その形状は、通常円
形である。更に、通常スライスしたポリウレタン研磨材
の表面に、研磨効果を高め、且つ研磨屑等を中に取り込
める様に、適切な溝状の凹みを有するパターンが施され
る。又、必要により裏面に合成樹脂シート、不織布シー
ト、布帛シート、ゴムシート等のバッキング材を張り合
わせることで研磨材が得られる。
【0035】
【実施例】次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。実施例中の部及び%は断りのない限り重量に関
するものである。
【0036】(研磨特性評価方法) 1.研磨速度 研磨試験を1分間行い、試験前後の被研磨物の厚みを測
定する。測定位置は研磨面内に50箇所、予め決定して
おく。測定位置50箇所の研磨試験前後の厚み差の平均
値を算出し、研磨材(研磨パッド)1枚分の研磨速度と
する。
【0037】同一ウレタン樹脂成形物からスライスした
研磨パッド10枚分の研磨速度の平均値A及び分散値B
をA±Bで表記し、研磨特性とロット間ブレを評価す
る。
【0038】Aは研磨特性に関しており、数値が大きい
ほど研磨効率が優れていることを示している。Bはロッ
ト間ブレに関しており、数値が小さいほど研磨特性が安
定していることを示した。
【0039】2.平坦性 研磨試験を1分間行い、試験前後の被研磨物の厚みを測
定する。測定位置は研磨面内に50箇所、予め決定して
おく。測定位置50箇所の研磨試験前後の厚みの差の最
大値(Max)、最小値(Min)及び平均値(Av
e)から、次式により算出し、研磨パッドの1枚分の平
坦性とする。
【0040】 平坦性=100×(Max−Min)/Ave 同一ウレタン樹脂成形物からスライスした研磨パッド1
0枚分の平坦性値の平均値C及び分散値DをC±Dで表
記し、研磨特性とロット間ブレを評価する。Cは研磨特
性に関しており、数値が小さいほど研磨面の平坦性が優
れていることを示している。Dはロット間ブレに関して
おり、数値が小さいほど研磨特性が安定していることを
示した。
【0041】[実施例1]ポリオキシテトラメチレング
リコール(MW=1000)、ジエチレングリコール、
2,4ートリレンジイソシアネートから構成されるイソ
シアネート末端プレポリマー(NC0当量=600)1
000部に、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノジ
フェニルメタン211部を、それぞれエラストマー注型
機のA液タンク及びB液タンクに仕込む。A液系は70
℃、B液系は120℃で運転し、ミキシングヘッドで二
液混合した樹脂を型温100℃の金型へ注入後、型締め
をし、更にオーブン中で30分間110℃に加熱・一次
硬化した。インゴットを脱型後、120℃で5時間二次
硬化した。インゴットは25℃まで放冷した後に、ショ
アーD硬度を測定すると58であった。それを1.5m
m厚みにスライスし、更に、表面に格子状に溝状の凹み
を入れて研磨パッドを形成した。
【0042】こうして得られた研磨パッド10枚を研磨
装置に装着し、SiO2膜の研磨特性を測定した。ウエハ
ー荷重5.0psi、プラテン回転数280rpm、研
磨時間60秒の研磨条件で研磨試験を行った結果、研磨
速度1780±30オンク゛ストローム/分、平坦性4±1%であ
った。
【0043】[実施例2]実施例1と同様のイソシアネ
ート末端プレポリマー(NCO当量=600)1000
部と、3,5−ビス(メチルチオ)−2,6−トルエンジ
アミン167部を、それぞれエラストマー注型機のA液
タンク及びB液タンクに仕込む。A液系は80℃、B液
系は50℃で運転し、ミキシングヘッドで二液混合した
樹脂を型温100℃の金型へ注入後、型締めをし、更に
オーブン中で30分間110℃に加熱・一次硬化した。
インゴットを脱型後、120℃で5時間二次硬化した。
インゴットは25℃まで放冷した後に、ショアーD硬度
を測定すると58であった。それを1.5mm厚みにス
ライスし、更に、表面に格子状に溝状の凹みを入れて研
磨パッドを形成した。
【0044】こうして得られた研磨パッド10枚を研磨
装置に装着し、SiO2膜の研磨特性を測定した。ウエハ
ー荷重5.0psi、プラテン回転数280rpm、研
磨時間60秒の研磨条件で研磨試験を行った結果、研磨
速度1800±30オンク゛ストローム/分、平坦性5±1%であ
った。
【0045】[実施例3]実施例1で、ジエチレングリ
コールを用いる代わりに、1,3ーブチレングリコール
を適用した以外は、全く実施例1と同様にして、研磨パ
ッドを形成した。尚、得られたインゴットのショアーD
硬度は60であった。
【0046】こうして得られた研磨パッド10枚を研磨
装置に装着し、SiO2膜の研磨特性を測定した。ウエハ
ー荷重5.0psi、プラテン回転数280rpm、研
磨時間60秒の研磨条件で研磨試験を行った結果、研磨
速度1820±30オンク゛ストローム/分、平坦性4±1%であ
った。
【0047】[実施例4]実施例1で、ジエチレングリ
コールを用いる代わりに、3−メチル−1,5−ペンタ
ンジオールを適用した以外は、全く実施例1と同様にし
て、研磨パッドを形成した。尚、得られたインゴットの
ショアーD硬度は56であった。
【0048】こうして得られた研磨パッド10枚を研磨
装置に装着し、SiO2膜の研磨特性を測定した。ウエハ
ー荷重5.0psi、プラテン回転数280rpm、研
磨時間60秒の研磨条件で研磨試験を行った結果、研磨
速度1750±30オンク゛ストローム/分、平坦性4±1%であ
った。
【0049】[実施例5]実施例1で、ジエチレングリ
コールを用いる代わりに、1,6−ヘキサメチレングリ
コールを適用した以外は、全く実施例1と同様にして、
研磨パッドを形成した。尚、得られたインゴットのショ
アーD硬度は60であった。
【0050】こうして得られた研磨パッド10枚を研磨
装置に装着し、SiO2膜の研磨特性を測定した。ウエハ
ー荷重5.0psi、プラテン回転数280rpm、研
磨時60秒の研磨条件で研磨試験を行った結果、研磨速
度1700±30オンク゛ストローム分、平坦性4±1%であっ
た。
【0051】[実施例6]ポリオキシテトラメチレング
リコール(MW=1000)、ジエチレングリコール、
2,4−トリレンジイソシアネートから構成されるイソ
シアネート末端プポリマー(NC0当量=450)10
00部に、3,5ー ビス(メチルチオ)ー2,6ートル
エンジアミン/ポリオキシテトラメチレングリコール
(MW=650)の1:1混合物432部を、それぞれ
エラストマー注型機のA液タンク及びB液タンクに仕込
む。A液系は80℃、B液系は50℃で運転し、ミキシ
ングヘッドで二液混合した樹脂を型温100℃の金型へ
注入後、型締めをし、更にオーブン中で30分間110
℃に加熱・一次硬化した。インゴットを脱型後、120
℃で5時間二次硬化した。インゴットは25℃まで放冷
した後に、ショアーD硬度を測定すると65であった。
それを1.5mm厚みにスライスし、更に、表面に格子
状に溝状の凹みを入れて研磨パッドを形成した。こうし
て得られた研磨パッド10枚を研磨装置に装着し、Si
O2膜の研磨特性を測定した。ウエハー荷重5.0ps
i、プラテン回転数280rpm、研磨時間60秒の研
磨条件で研磨試験を行った結果、研磨速度1790±3
0オンク゛ストローム/分、平坦性5±1%であった。
【0052】[実施例7]実施例1で、2,4−トリレ
ンジイソシアネートを100%用いる代わりに、2,4
−トリレンジイソシアネート/4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート=2/1(当量比)を適用した以外
は、全く実施例1と同様にして、研磨パッドを形成し
た。尚、得られたインゴットのショアーD硬度は65で
あった。
【0053】こうして得られた研磨パッド10枚を研磨
装置に装着し、SiO2膜の研磨特性を測定した。ウエハ
ー荷重5.0psi、プラテン回転数280rpm、研
磨時間60秒の研磨条件で研磨試験を行った結果、研磨
速度1710±30オンク゛ストローム/分、平坦性4±1%であ
った。
【0054】[実施例8]実施例2で、2,4−トリレ
ンジイソシアネートを100%用いる代わりに、2,4
−トリレンジイソシアネート/ビス−(4−イソシアナ
トシクロヘキシル)メタン=2/1(当量比)を適用し
た以外は、全く実施例2と同様にして、研磨パッドを形
成した。尚、得られたインゴットのショアーD硬度は6
0であった。
【0055】こうして得られた研磨パッド10枚を研磨
装置に装着し、SiO2膜の研磨特性を測定した。ウエハ
ー荷重5.0psi、プラテン回転数280rpm、研
磨時間60秒の研磨条件で研磨試験を行った結果、研磨
速度1730±30オンク゛ストローム/分、平坦性4±1%であ
った。
【0056】[比較例1]実施例1で、ジエチレングリ
コールを用いる代わりに、エチレングリコールを用いて
イソシアネート末端プレポリマーを合成した所、生成物
は固体となり、70℃に加熱したが、実施例1のイソシ
アネート末端プレポリマーと比べて、溶融粘度が高く、
更に実施例1と同様にして、二液混合して注型成形した
が、ポットライフも短くなり良好なインゴットは得られ
なかった。尚、得られたインゴットのショアーD硬度は
62であった。
【0057】[比較例2]実施例1で、ジエチレングリ
コールを用いる代わりに、1,4−ブチレングリコール
を用いてイソシアネート末端プレポリマーを合成した
所、生成物は固体となり、70℃に加熱したが、実施例
1のイソシアネート末端プレポリマーと比べて、溶融粘
度が高く、更に実施例1と同様にして、二液混合して注
型成形したが、ポットライフも短くなり良好なインゴッ
トは得られなかった。尚、得られたインゴットのショア
ーD硬度は62であった。
【0058】尚、実施例及び比較例で得られた皮膜物性
を、一覧表として表1に示した。これらから明きらかな
如くに、本発明を構成する特定組成のイソシアネートと
低分子ポリオールを適用することにより、CMP研磨特
性に優れたポリウレタン樹脂が得られ、この樹脂をスラ
イス加工し、その表面に適切な溝状の凹みを入れること
により優れた研磨パッドが得られることが判る。
【0059】
【表1】
【0060】* 2,4-TDI:2,4-トリレンシ゛イソシアネート DEG:シ゛エチレンク゛リコール 1,3-BG:1,3-フ゛チレンク゛リコール 3-MPD:3-メチルヘ゜ンタンシ゛オール 1,6-HG:1,6-ヘキサンク゛リコール MDI:4,4'-シ゛フェニルメタンシ゛イソシアネート HMDI:ヒ゛スー(4-イソシアナトシクロヘキシル)メタン(=水添MDI) EG:エチレンク゛リコール 1,4-BG:1,4-フ゛チレンク゛リコール ** DCDADM:3,3'-シ゛クロロ-4,4'-シ゛アミノシ゛フェニルメタン BMTTDA:3,5-ヒ゛ス(メチルチオ)-2,6-トルエンシ゛アミン PTMG:ホ゜リオキシテトラメチレンク゛リコール(MW=650)
【0061】
【発明の効果】本発明の特定イソシアネートと低分子ポ
リオールを適用して得られたポリウレタン研摩材は、C
MP研磨特性に優れており、これをスライス加工し、更
にその表面に適切な溝状の凹みを入れることにより、優
れた研磨パッドが得られることが判る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C063 BB01 BB19 EE10 EE15 FF23 4J034 BA08 CA04 CA15 CB03 CB07 CC03 CC08 CC12 CC23 CC26 CC45 CC52 CC62 CC65 CC67 CD04 CD06 CD08 CD13 DA01 DA05 DB03 DB07 DB08 DF02 DF03 DF16 DF20 DF21 DF22 DF24 DF27 DF29 DF32 DG02 DG03 DG04 DG05 DG06 DG14 DG15 DG16 DG29 DH02 DH06 DH07 DH10 DL01 DL09 GA55 HA01 HA02 HA07 HC03 HC12 HC13 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC64 HC67 HC71 HC73 JA42 QD03 RA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)イソシアネート末端ウレタンプレ
    ポリマーと(b)活性水素含有化合物とからなり、(a)
    イソシアネート末端ウレタンプレポリマーが、ポリイソ
    シアネートとして芳香族系ジイソシアネートを用い、且
    つ高分子ポリオールと低分子ポリオールからなるポリオ
    ール成分中の低分子ポリオールが、ジエチレングリコー
    ル、1,3−ブチレングリコール、3−メチル−1,5−
    ペンタンジオール及び1,6−ヘキサメチレングリコー
    ルのいずれか1種又はそれらの混合物を用いて得られる
    ものであることを特徴とする研磨材組成物。
  2. 【請求項2】 得られた研磨材のショアーD硬度が、4
    0〜80であることを特徴とする請求項1に記載の研磨
    材組成物。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の研磨材組成物からな
    る研磨材。
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