JP2000016685A - 整合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確に位置合わせすることができる整合装置
を提供する。 【解決手段】 ベース紙１は、任意の間隔を開けて、任
意の速度で連続して搬送される。光電スイッチ４は、ベ
ース紙１を検出して、任意の間隔でトリガを発生する。
パルスジェネレータ１２は、基準パルスを発生し、モー
ションコントローラ１０に出力する。モーションコント
ローラ１０に入力するパルス数は、ベース紙１を一定間
隔で搬送する場合（ｎ個）に比べて、ベース紙１を任意
の間隔で搬送する場合には不足又は増加（ｘ個）する。
モーションコントローラ１０は、ｎ±ｘ個の入力パルス
に対して１回の位置合わせ動作が完結するように、強制
的に出力パルスを１サイクルさせて、この出力パルスを
サーボドライバ１３に出力する。その結果、付録材搬送
部７は、任意の速度で付録材５を搬送し、位置合わせ部
８は、ベース紙１上の所定の位置に付録材５を位置決め
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ベース紙などに付
録材などを所定の位置で整合させる整合装置に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】図４は、従来の整合装置を示す側面図で
ある。第１のピッチ調整部１０１は、上流側から連続し
て送り出されてくるベース紙１を受け取って、このベー
ス紙１を速度Ｖ_A で搬送しつつ、ベース紙１の間隔を所
定のピッチＰ_A に調整する。第１のピッチ調整部１０１
は、一定のピッチＰ_Aに調整したベース紙１を、ベース
紙搬送部３に受け渡す。一方、第２のピッチ調整部１０
２は、付録材供給部６から送り出された付録材５を受け
取って、この付録材５を速度Ｖ_B で搬送しつつ、付録材
５の間隔を所定のピッチＰ_B に調整する。第２のピッチ
調整部１０２は、一定のピッチＰ_B に調整した付録材５
を、付録材紙搬送部７に受け渡す。位置合わせ部８は、
ベース紙１上の所定の位置に付録材５を位置決めし、帯
電装置９は、静電気によって、ベース紙１に付録材５を
貼り付けている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の整合装置は、２
つのピッチ調整用のコンベヤを備えており、ベース紙１
及び付録材５の間隔を所定のピッチＰ_A ，Ｐ_B に調整し
ていた。その結果、ベース紙１上の所定の位置に付録材
５を高精度に貼り合わせるためには、機械的な構造の搬
送部や原動機１１によって、ベース紙１の速度Ｖ_A に対
して付録材５の速度Ｖ_B を正確に同期（Ｖ_A ／Ｖ_B ＝Ｐ
_A ／Ｐ_B ）させる必要があった。このために、装置全体
が複雑化するとともに、２つのピッチ調整用のコンベヤ
によって設置スペースが広くなってしまうという問題点
があった。また、第１のピッチ調整部１０１及び第２の
ピッチ調整部１０２の位相を調整する作業が困難であ
り、機械的な方法で位置合わせをしているために、バッ
クラッシやずれを生じて、正確な貼り合わせができない
という問題点があった。

【０００４】本発明の課題は、正確に位置合わせするこ
とができる整合装置を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定するものではない。すなわ
ち、請求項１の発明は、第１の部材（１）を任意の速度
（Ｖ_A ）で搬送する第１の搬送手段（３）と、前記第１
の部材の通過状況を検出し、検出信号を出力する検出手
段（４）と、第２の部材を任意の速度（Ｖ_B ）で搬送す
る第２の搬送手段（７）と、前記第１の部材と前記第２
の部材とを所定位置で位置合わせする位置合わせ手段
（８）と、前記検出信号に基づいて、前記第２の搬送手
段の速度を可変制御する制御手段（１０）とを含むこと
を特徴としている整合装置である。

【０００６】請求項２の発明は、請求項１に記載の整合
装置において、前記第１の搬送手段は、前記第１の部材
を任意の間隔で連続して搬送することを特徴とする整合
装置である。

【０００７】請求項３の発明は、請求項１又は請求項２
に記載の整合装置において、前記制御手段は、前記検出
手段が前記第１の部材を検出してから次の前記第１の部
材を検出するまでの時間に応じて、前記第２の搬送手段
の速度を可変することを特徴とする整合装置である。

【０００８】請求項４の発明は、請求項１から請求項３
までのいずれか１項に記載の整合装置において、前記第
１の部材は、ベース部材（１）であり、前記第２の部材
は、前記ベース部材の所定位置に貼り合わされる付録部
材（５）であることを特徴とする整合装置である。

【０００９】請求項５の発明は、請求項１から請求項４
までのいずれか１項に記載の整合装置において、前記所
定位置を可変調整する調整手段（１５）を備え、前記制
御手段は、前記調整手段によって調整された所定位置
で、前記第１の部材と前記第２の部材とが位置合わせす
るように、前記第２の搬送手段の速度を可変することを
特徴とする整合装置である。

【００１０】請求項６の発明は、請求項１から請求項５
までのいずれか１項に記載の整合装置において、前記所
定位置を位置情報として記憶する記憶手段（１６）を備
え、前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記第２
の搬送手段の速度を可変することを特徴とする整合装置
である。

【００１１】

【発明の実施の形態】（第１実施形態）以下、図面を参
照して、本発明の第１実施形態について、さらに詳しく
説明する。図１は、本発明の第１実施形態に係る整合装
置を示す側面図である。ベース紙１は、前工程において
印刷や加工がされた枚葉紙、プラスチック、繊維、金属
箔、フィルムなどである。ベース紙１は、上流側コンベ
ヤ２によって、任意の間隔を開けて連続して搬送されて
いる。

【００１２】上流側コンベヤ２は、ベース紙１を搬送す
るベルトコンベヤである。上流側コンベヤ２は、ベース
紙１を任意の速度Ｖ_A でＡ方向に搬送する。上流側コン
ベヤ２は、ベース紙１を搬送面上で搬送するコンベヤベ
ルト２ａと、このコンベヤベルト２ａがエンドレスに巻
き掛けられた一対のプーリ２ｂとを備えている。なお、
図１では、下流側のプーリ（テールプーリ）２ｂのみを
図示し、上流側のプーリ（ヘッドプーリ）については、
図示を省略している。

【００１３】ベース紙搬送部３は、上流側コンベヤ２か
ら受け取ったベース紙１を搬送するベルトコンベヤであ
る。ベース紙搬送部３は、ベース紙１を任意の速度Ｖ_A
でＡ方向に搬送する。ベース紙搬送部３は、上流側コン
ベヤ２と同一構造のベルトコンベヤである。ベース紙搬
送部３は、コンベヤベルト３ａと、一対のプーリ３ｂと
を備えている。

【００１４】光電スイッチ４は、搬送されてくるベース
紙１の通過状況を検出するスイッチである。光電スイッ
チ４は、コンベヤベルト３ａの搬送面と対向する位置
に、所定の間隔を開けて配置されている。光電スイッチ
４は、例えば、コンベヤベルト３ａの搬送面に向けて光
を投光し、コンベヤベルト３ａ又はベース紙１によって
反射された反射光の光量の増減を電気信号の変化として
出力する反射形光電スイッチである。光電スイッチ４
は、ベース紙１の前端又は後端などの縁部を検出するこ
とによって、ベース紙１の通過状況を検出しトリガ信号
を発生する。光電スイッチ４は、モーションコントロー
ラ８に接続されている。

【００１５】付録材５は、前工程において印刷や加工が
された枚葉紙、折丁、冊子、フロッピーディスク、コン
パクトディスク、カードなどの部材である。付録材供給
部６は、積み重ねた状態で収納した付録材５を、付録材
搬送部７に１つづつ供給する装置である。

【００１６】付録材搬送部７は、付録材供給部６から供
給された付録材５を搬送するベルトコンベヤである。付
録材搬送部７は、付録材５を任意の速度Ｖ’でＢ方向に
搬送する。付録材搬送部７は、原動機１１とは別に設け
られたサーボモータ１４によって駆動される。付録材搬
送部７は、付録材供給部６から位置合わせ部８に向けて
傾斜して配置されている。付録材搬送部７は、一対のプ
ーリ７ａ，７ｂと、プーリ７ａ，７ｂにエンドレスに巻
き掛けられたベルト７ｃと、このベルト７ｃの外側に所
定の間隔で複数取り付けられたピン７ｄと、ピン７ｄに
よって押し出される付録材５をガイドするガイド部材７
ｅとを備えている。

【００１７】位置合わせ部８は、ベース紙１と付録材５
とを所定の位置で位置合わせする装置である。位置合わ
せ部８は、ベース紙搬送部３によって搬送されてくるベ
ース紙１上の所定の位置に、付録材搬送部７によって搬
送されてくる付録材５を重ね合わせる。位置合わせ部８
は、付録材搬送部７によって搬送されてくる付録材５が
飛び出さないように、ベース紙１上の所定の位置に付録
材５を位置決めする位置決めローラ８ａを備えている。

【００１８】帯電装置９は、コロナ放電によって付録材
５を帯電させて、ベース紙１上にこの付録材５を吸着さ
せる装置である。帯電装置９は、静電気によって、ベー
ス紙１上の所定の位置に付録材５を貼り合わせる。帯電
装置９は、コンベヤベルト２０の搬送面と所定の間隔を
開けて、位置合わせ部８よりも下流側に配置されてい
る。

【００１９】モーションコントローラ１０は、光電スイ
ッチ４が出力するトリガ信号と、パルスジェネレータ１
２が出力する基準パルスとに基づいて、ベース紙１の速
度Ｖ_A に追従するように、付録材５の速度Ｖ’を可変制
御したり、付録材供給部６を駆動制御する制御装置であ
る。モーションコントローラ１０は、内蔵する電子カム
などの位置データによって、付録材搬送部７を駆動制御
する。モーションコントローラ１０は、光電スイッチ４
がベース紙１を検出してから次のベース紙１を検出する
までの時間に応じて、任意のパルス（出力パルス）を発
生して、サーボモータ１４の位置や速度を制御する。ま
た、モーションコントローラ１０は、記憶部１６に記憶
された位置情報を読み出して、この位置情報に基づいて
付録材５の速度Ｖ’を可変制御する。モーションコント
ローラ１０には、光電スイッチ４と、付録材供給部６
と、パルスジェネレータ１２と、サーボドライバ１３
と、調整部１５と、記憶部１６とが接続されている。

【００２０】原動機１１は、上流側コンベヤ２、ベース
紙搬送部３及び位置決めローラ８ａを駆動するためのモ
ータである。原動機１１には、パルスジェネレータ１２
が取り付けられている。パルスジェネレータ１２は、原
動機１１の回転角などを検出するロータリエンコーダな
どである。パルスジェネレータ１２は、基準パルスを発
生し、モーションコントローラ１０にこの基準パルスを
出力する。

【００２１】サーボドライバ１３は、サーボモータ１４
の駆動制御に用いる専用の駆動装置群である。サーボド
ライバ１３は、モーションコントローラ１０の出力パル
スに基づいて、サーボモータ１４を駆動するための駆動
信号を出力する。サーボモータ１４は、付録材搬送部７
を駆動するためのモータである。サーボモータ１４は、
サーボドライバ１３に接続されている。

【００２２】調整部１５は、ベース紙１の所定の位置に
付録材５を位置決めする際に、この位置を調整する部分
である。調整部１５は、パネルスイッチなどの外部入力
装置を備えており、この外部入力装置によって、ベース
紙１に対する付録材５の貼り合わせ位置を任意の位置に
可変して調整することができる。

【００２３】記憶部１６は、ベース紙１に対する付録材
５の貼り合わせ位置や、調整部１５によって調整した貼
り合わせ位置に関する情報を、位置情報として記憶する
部分である。記憶部１６は、ベース紙１と付録材５の種
類が複数存在する場合に、これらの組み合わせによって
異なる位置情報を予め記憶（プリセット）する。

【００２４】つぎに、本発明の第１実施形態に係る整合
装置の動作を説明する。図２は、本発明の第１実施形態
にかかる整合装置におけるモーションコントローラの動
作を説明する図である。図１に示すように、上流側コン
ベヤ２及びベース紙搬送部３などが原動機１１によって
駆動されると、任意の間隔（不等ピッチ）でベース紙１
がＡ方向に連続して搬送される。パルスジェネレータ１
２は、図２に示すように、モーションコントローラ１０
に基準パルス（以下、入力パルスという）を出力する。
光電スイッチ４は、連続して搬送されてくるベース紙１
の縁部を検出する毎に、モーションコントローラ１０に
トリガ信号を出力する。

【００２５】一定間隔（等ピッチ）でベース紙１が連続
して搬送されてくるときには、モーションコントローラ
１０が入力パルスｎ個に対して出力パルスをｍ個発生す
ると、ベース紙１に対する付録材５の貼り合わせ動作を
１回実行することができる。このために、モーションコ
ントローラ１０は、ｎ個の入力パルスに対して１回の貼
り合わせ動作が完結するように位置データを設定して、
この位置データを出力パルスとしてサーボドライバ１３
に出力する。

【００２６】一方、任意の間隔（不等ピッチ）でベース
紙１が連続して搬送されてくると、光電スイッチ４は、
任意の間隔でトリガを発生する。このために、入力パル
ス数は、ベース紙１を一定間隔で連続して搬送する場合
（ｎ個）に比べて、不足又は増加（±ｘ個）する。例え
ば、図２に示すように、トリガ間の入力パルス数がｎ−
ｘ個（ｘ個不足）であるときには、モーションコントロ
ーラ１０は、ｎ−ｘ個の入力パルスに対して１回の貼り
合わせ動作が完結するように、位置データを補正する。
その結果、モーションコントローラ１０は、強制的に出
力パルスを１サイクルさせて、この出力パルスをサーボ
ドライバ１３に出力する。

【００２７】その結果、図１に示すように、位置合わせ
部８は、ベース紙１上の所定の位置に付録材５を位置決
めし、帯電装置９は、ベース紙１に付録材５を吸着させ
る。ベース紙搬送部３は、ベース紙１に付録材５を貼り
付けた状態で、ベース紙１及び付録材５を次工程に搬送
する。

【００２８】以上説明したように、本発明の第１実施形
態に係る整合装置は、以下に記載するような効果を有す
る。 （１） 本発明の第１実施形態は、任意の間隔を開けて
任意の速度Ｖ_A で搬送されるベース紙１を、光電スイッ
チ４によって検出し、この光電スイッチ４のトリガ信号
に基づいて、モーションコントローラ１０が付録材５の
速度Ｖ’を可変制御する。このために、ベース紙１がラ
ンダムな間隔で搬送されてきても、ベース紙１の間隔を
一定間隔に調整することなく、ベース紙１に対して付録
材５を所定のタイミングで高精度に位置合わせすること
ができる。また、ベース紙１の間隔を一定間隔に調整す
るピッチ調整部を省略することができるために、設置ス
ペースを小さくすることができる。さらに、装置全体の
機構が簡略化するために、保守性を向上させることがで
きる。

【００２９】（２） 本発明の第１実施形態は、ベース
紙１上の所定の位置に付録材５を位置決めする際に、こ
の位置を調整可能な調整部１５を備えている。このため
に、モーションコントローラ１０が出力パルスを発生し
て、付録材搬送部７が実際に駆動するまでに遅れが生じ
ても、調整部１５によって貼り合わせ位置を正確に調整
することができる。

【００３０】（３） 本発明の第１実施形態は、ベース
紙１に対する付録材５の貼り合わせ位置や、調整部１５
によって調整した貼り合わせ位置に関する情報を、位置
情報として記憶する記憶部１６を備えている。このため
に、繰り返し生産するいわゆるリピート品目などについ
ては、記憶部１６において予め設定又は保存しておいた
位置情報を、モーションコントローラ１０によって読み
出すことができる。その結果、モーションコントローラ
１０によって付録材５の速度Ｖ’を可変して、ベース紙
１に対して付録材５を正確に位置合わせすることができ
るとともに、貼り込み位置を簡単に調整することもでき
る。

【００３１】（第２実施形態）図３は、本発明の第２実
施形態に係る整合装置を示す側面図である。本発明の第
２実施形態に係る整合装置は、第１実施形態における付
録材搬送部７を付録材搬送部７０に代えた他の実施形態
である。付録材搬送部７０は、付録材供給部６から供給
された付録材５を搬送する羽根車である。付録材搬送部
７０は、付録材５を任意の角速度ω’でＣ方向に回転す
る。付録材搬送部７０は、ベース紙搬送部３の上方に設
けられている。付録材搬送部７０は、軸回りに回転する
回転体７０ａと、この回転体７０ａの外周部に所定の間
隔で複数取り付けられたバケット７０ｂとを備えてい
る。

【００３２】付録材搬送部７は、付録材供給部６から付
録材５を受け取って、バケット７０ｂに付録材５を保持
した状態で回転し、ベース紙１上の所定の位置に付録材
５を受け渡す。本発明の第２実施形態に係る整合装置
は、第１実施形態の効果に加えて、付録材搬送部７０が
コンパクトになるために、設置スペースをより一層小さ
くすることができる。

【００３３】（他の実施形態）本発明は、以上説明した
実施形態に限定するものではなく、以下に記載するよう
に、種々の変形又は変更が可能であって、これらも本発
明の均等の範囲内である。 （１） 本発明の実施形態は、複数のピン７ｄをベルト
７ｃに設けた付録材搬送部７や、複数のバケット７０ｂ
を回転体７０ａに設けた付録材搬送部７０などを例に挙
げて説明したが、これらに限定するものではない。例え
ば、サクションベルトやサクションローラなどによっ
て、付録材５を吸着して搬送してもよい。

【００３４】（２） 本発明の実施形態は、帯電装置９
によって静電気を発生して、ベース紙１に付録材５を仮
固定する場合を例に挙げて説明したが、固定方法は、こ
れに限定するものではない。例えば、付録材５の一部又
は全部を糊付けして、ベース紙１に付録材５を貼り付け
て固定してもよい。また、付録材５の一部又は全部にア
ルコールや水を塗布して、ベース紙１に付録材５を仮固
定してもよい。

【００３５】（３） 本発明の実施形態は、ベース紙１
の縁部を光電スイッチ４で検出する場合を例に挙げて説
明したが、ベース紙１に印刷した絵柄などをカラーマー
クセンサで検出してもよい。

【００３６】

【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、任意の速度で搬送される第１の部材の通過状況を
検出手段が検出し、この検出手段が出力する検出信号に
基づいて、第２の部材を搬送する第２の搬送手段の速度
を制御手段が可変制御して、第１の部材と第２の部材と
を位置合わせ手段が所定位置で位置合わせする。したが
って、第１の部材の間隔を一定間隔に調整することな
く、第１の部材と第２の部材とを所定の位置で正確に位
置合わせすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態に係る整合装置を示す側
面図である。

【図２】本発明の第１実施形態にかかる整合装置におけ
るモーションコントローラの動作を説明する図である。

【図３】本発明の第２実施形態に係る整合装置を示す側
面図である。

【図４】従来の整合装置を示す側面図である。

【符号の説明】

１ ベース紙 ３ ベース紙搬送部 ４ 光電スイッチ ５ 付録材 ７，７０ 付録材搬送部 ８ 位置合わせ部 １０ モーションコントローラ １５ 調整部 １６ 記憶部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝口 勇治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 Ｆターム(参考） 3F050 BB03 BC01 BE03 BE12 CB01 CC07 CE05 LB01 LB07 LB08 LB10

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１の部材を任意の速度で搬送する第１
   の搬送手段と、 前記第１の部材の通過状況を検出し、検出信号を出力す
   る検出手段と、 第２の部材を任意の速度で搬送する第２の搬送手段と、 前記第１の部材と前記第２の部材とを所定位置で位置合
   わせする位置合わせ手段と、 前記検出信号に基づいて、前記第２の搬送手段の速度を
   可変制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする整合装置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の整合装置において、 前記第１の搬送手段は、前記第１の部材を任意の間隔で
   連続して搬送すること、 を特徴とする整合装置。
3. 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の整合装置
   において、 前記制御手段は、前記検出手段が前記第１の部材を検出
   してから次の前記第１の部材を検出するまでの時間に応
   じて、前記第２の搬送手段の速度を可変すること、 を特徴とする整合装置。
4. 【請求項４】 請求項１から請求項３までのいずれか１
   項に記載の整合装置において、 前記第１の部材は、ベース部材であり、 前記第２の部材は、前記ベース部材の所定位置に貼り合
   わされる付録部材であること、 を特徴とする整合装置。
5. 【請求項５】 請求項１から請求項４までのいずれか１
   項に記載の整合装置において、 前記所定位置を可変調整する調整手段を備え、 前記制御手段は、前記調整手段によって調整された所定
   位置で、前記第１の部材と前記第２の部材とが位置合わ
   せするように、前記第２の搬送手段の速度を可変するこ
   と、 を特徴とする整合装置。
6. 【請求項６】 請求項１から請求項５までのいずれか１
   項に記載の整合装置において、 前記所定位置を位置情報として記憶する記憶手段を備
   え、 前記制御部は、前記位置情報に基づいて、前記第２の搬
   送手段の速度を可変すること、 を特徴とする整合装置。