JP3232155B2 - 搬送コンベアへの物品供給方法及び装置 - Google Patents

搬送コンベアへの物品供給方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送コンベアに対し
て、その搬送コンベアで搬送すべき物品を供給する方法
及び装置に関し、特に、搬送コンベアの所定位置に対し
て、搬送コンベアの速度が変化しても物品を該搬送コン
ベアの所定位置に良好に供給することを可能とする物品
供給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行、証券会社等から顧客に対す
る通信メールやダイレクトメール等には、通常封筒とし
て窓開き封筒が使用されている。このようなメールを作
成する自動封入装置は、図7に示すように、第一の搬送
コンベア1に沿って、並列に複数の封入物供給装置2
A、2B、2Cを配置し、搬送コンベア1上に各供給装
置2A、2B、2Cから封入すべき書類(以下シート片
という)3A、3B、3Cを供給して丁合するように構
成し、更にその搬送コンベア1に平行に第二の搬送コン
ベア4を設け、その上に窓開き封筒6を自動供給し、且
つその下流で搬送コンベア1上で丁合されたシート片3
A、3B、3Cを封筒6内に挿入するように構成してい
る。ここで、搬送コンベア1、4は、それぞれ一定間隔
で配置されたアタッチメント1a、4aを備えており、
そのアタッチメント1a、4aが1ピッチずつ間欠的に
移動することによりシート片や封筒を搬送している。ま
た、第一の搬送コンベア1と第二の搬送コンベア4とは
同期駆動されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、窓あき封筒に代
えて、長尺の帳票に多数の宛名を記録しておき、その帳
票から封筒を作成し、それを用いる要望が生じてきた。
本発明者等はこの要望に答えるべく検討し、図7に示す
従来の自動封入装置において、封入物供給装置2Cに隣
接して、封筒作成及び供給装置(以下単に供給装置とい
う)7を設け、その供給装置7において長尺の帳票から
封筒を作成し、その封筒を搬送コンベア4に供給するよ
うに構成した装置を開発した。ここで、この供給装置7
は搬送コンベア4とは独立した駆動源によって駆動され
ており、作成した封筒を所定位置で待機させ、搬送コン
ベア4が所定の位相の時にその封筒を送り出すことによ
り、搬送コンベア4上の所定位置に(封筒を搬送するア
タッチメント4aの直前に)供給していた。
【0004】ところが、この装置では、作成した封筒の
待機位置から搬送コンベア4上までの供給経路が長いた
め、供給装置7から封筒を送り出してから搬送コンベア
4上に達するまでに、比較的長い時間がかかり(例え
ば、0.3秒程度)、その間に搬送コンベア4の速度が
変化すると、搬送コンベア4のアタッチメント4aに対
する封筒の供給位置が狂い、トラブルを生じる。このた
め、搬送コンベア4の加減速時には、封筒供給ができ
ず、搬送コンベア4が定速に達するまで、封筒の供給を
待たなければならない。
【0005】一方、第一の搬送コンベア1に対してシー
ト片を供給する供給装置2A、2B、2Cは、供給経路
が供給装置7に比べて極めて短いため、シート片を送り
出してから搬送コンベア1上に達するまでの時間が短
く、敏速に搬送コンベア1に対してシート片を供給で
き、このため、搬送コンベア1の加減速時にも支障なく
シート片の供給が可能である。ところが、第一の搬送コ
ンベア1で丁合したシート片3A、3B、3Cと、供給
装置7から供給される封筒との組み合わせは決まってい
るので、例えば、自動封入装置の運転中に、搬送コンベ
ア1及び4の速度を加減速させた場合には、供給装置7
からの封筒供給のみを搬送コンベア1及び4の速度が定
速に達するまで停止していると、シート片と封筒との組
み合わせが異なってしまい、問題となる。そこで、搬送
コンベア1、4の加減速時には、供給装置7からの封筒
の供給を停止するのみならず、供給装置2A、2B、2
Cからのシート片の供給も停止しなければならず、その
制御が面倒であるばかりでなく、装置の稼働率を低下さ
せてしまうという問題となっていた。
【0006】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、搬送コンベアの所定位置に対して、物品供
給に比較的長い時間を要する供給装置によって物品を供
給する場合において、搬送コンベアの運転速度が変化し
ている時にも、物品を搬送コンベアの所定位置に良好に
供給することを可能とする物品供給方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく為
された本願第一の発明は、搬送コンベアの所定位置に対
して、物品の供給を開始してから搬送コンベア上に到達
するまでにt秒を要する供給装置を用いて物品を供給す
る方法において、微小な単位時間毎に前記搬送コンベア
の位相及び運転速度を検出し、現時点の直前の複数回の
検出値からt秒後の位相を演算し、その位相が予め定め
ている位相に一致した時点で、前記供給装置による物品
の供給を開始することを特徴とする搬送コンベアへの物
品供給方法を要旨とする。また、本願第二の発明は、搬
送コンベアに対して物品を供給する供給装置であって、
物品の供給を開始する駆動機構を備え、該駆動機構によ
って物品の供給を開始してから搬送コンベア上に到達す
るまでにt秒を要する供給装置と、前記搬送コンベアの
位相に関する情報を検出する検出器と、該検出器からの
検出値を入力し、前記駆動機構を制御する演算制御装置
を備え、該演算制御装置が、前記検出器の検出値から、
微小な単位時間毎に前記搬送コンベアの位相及び運転速
度を検出し、現時点の直前の複数回の検出値からt秒後
の位相を演算し、その位相が予め定めている位相に一致
した時点で、前記供給装置による物品の供給を開始する
よう前記駆動機構を制御する構成となっていることを特
徴とする搬送コンベアへの物品供給装置を要旨とする
【0008】
【作用】本願第一及び第二の発明は上記構成により、微
小な単位時間毎に搬送コンベアの位相及び運転速度を検
出し、複数回の検出値から搬送コンベアの運転速度の変
化割合を考慮してt秒間の運転速度を推定すると共にそ
のt秒間で進む位相量を演算し、t秒後の位相を演算
る。そして、その位相が予め定めている位相に一致し
た時点で、供給装置による物品の供給を開始することに
より、供給装置から送られた物品がt秒後に搬送コンベ
アに到達した時、搬送コンベアは所定の位相となってお
り、従って物品が搬送コンベアの所定の位置に送り込ま
れることとなり、搬送コンベアの速度が変化している時
でも、物品を搬送コンベアに良好に供給することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、自動封入装置における封筒
の供給に適用した実施例を説明する。図1は自動封入装
置において、封筒を搬送コンベアに供給する部分を示す
概略構成図、図2はその要部の概略断面図であり、図7
に示す装置と同一部品又は同様な部品には同一符号を付
けて示している。図1において、4は封筒10を間欠的
に搬送する搬送コンベア、7は、長尺の帳票から封筒1
0を作成し、その封筒10を搬送コンベア4に供給する
ように設けられた供給装置である。なお、図2に示すよ
うに、供給装置7の先端部分は搬送コンベア4の上方に
設けられているが、図1では図面を分かり易くするた
め、供給装置7の先端が搬送コンベア4の横に位置して
いるように図示している。また、図1には図示していな
いが、搬送コンベア4の近傍には、図7に示す場合と同
様に、平行に搬送コンベア1が設けられ、且つその搬送
コンベア1に、封筒に入れるべきシート片3A、3B、
3C等を供給する供給装置2A、2B、2C等が並列に
設けられている。
【0010】搬送コンベア4は、搬送される封筒10を
支持する支持板11と、その支持板11に沿って配置さ
れた無端状のチェーン12と、そのチェーン12を掛け
たチェーンホィール13を備えており、そのチェーン1
2に一定間隔で多数のアタッチメント14が取り付けら
れている。チェーンホィール13にはカム機構16を介
して駆動軸17が接続され、その駆動軸17は駆動モー
タ18で駆動されている。カム機構16は駆動軸17の
連続回転運動を間欠的な回転運動に変換するものであ
る。ここで、カム機構16による間欠回転運動は、チェ
ーン12に取り付けているアタッチメント14が1ピッ
チずつ間欠移動するように、即ち、P1 位置にあるアタ
ッチメント14がP2 位置まで移動して停止し、次いで
3 位置まで移動して停止するという動作を繰り返すよ
うに定められている。このアタッチメント14の停止位
置P2 は、供給装置7によって搬送コンベア4上に供給
される封筒10の少し手前になるように定められてい
る。
【0011】図3は、カム機構16の特性によって定ま
る搬送コンベア4の1サイクルにおける位相とアタッチ
メント位置との関係を示すグラフであり、横軸の位相
は、カム機構16への入力軸である駆動軸17の回転位
置を基準としている。なお、搬送コンベア4の1サイク
ルにおける位相の開始位置の設定は任意であり、本実施
例では、一つのアタッチメント14が停止位置(例えば
1 位置)から移動を開始した瞬間を位相0°とし、次
の停止位置(例えばP2 位置)に移動して停止し、その
後移動を開始する瞬間を360°とし、元の位相0°に
戻るように設定している。図3における位相Aはアタッ
チメントが次の位置に停止した瞬間の位相であり、従っ
て、アタッチメント14は位相0〜A°の間で1ピッチ
移動し、その間に、その前に供給された封筒10を搬送
し、その後の位相A〜360°の間は停止するという動
作を繰り返す。位相Aとしては、通常180°程度に設
定することが多い。
【0012】駆動軸17には、その駆動軸17の回転位
置及び回転速度を検出することができるよう、エンコー
ダ20が設けられ、その出力信号は演算制御装置21に
入力されるようになっている。このエンコーダ20は搬
送コンベア4の位相に関する情報を検出する検出器とし
て作用する。演算制御装置21は、このエンコーダ20
からの信号から搬送コンベア4の位相及び速度を検出
し、後述する演算を行い、供給装置7のシャッタを開く
駆動機構22を制御するものである。
【0013】供給装置7は図2から良く分かるように、
搬送コンベア4の上方に配置されたベルトコンベア23
と、その上に送られてきた封筒10を停止させるシャッ
タ24と、そのシャッタ24を開く駆動機構(図1の符
号22)と、そのシャッタ24に連動し、封筒10を送
り出す時に降下して封筒をベルトコンベア23に押し付
ける押えコロ26と、封筒10を反転させて搬送コンベ
ア4上に送り出す反転ドラム27等を備えている。ベル
トコンベア23及び反転ドラム27は、搬送コンベア4
の駆動源とは別の駆動源によって常時、一定速度で回転
駆動されており、シャッタ24を開いた時に、封筒10
を搬送コンベア4上に送り出すことができる。ここで、
装置の構造上、シャッタ24は搬送コンベア4の近傍に
設置できず、このため、シャッタ24を開いて封筒10
の供給を開始してからその封筒10が搬送コンベア4の
支持板11上に乗せられるまでにかなりの時間(例え
ば、0.3秒程度)がかかっている。いま、この時間を
t秒とする。
【0014】図1において、搬送コンベア4上に供給さ
れた封筒10をアタッチメント14で良好に搬送して行
くには、封筒10が搬送コンベア4のアタッチメント1
4に対して一定のタイミングで(例えばアタッチメント
14が停止する少し前、或いは停止する瞬間に)、支持
板11上に乗せられることが好ましい。換言すれば、封
筒10は搬送コンベア4の所定の位相の時に支持板11
上に送り込まれることが好ましい。いま、封筒10を送
り込むのに好適な所定の位相を図3のA(アタッチメン
ト14が停止した瞬間)とする。搬送コンベア4が一定
速度で運転されている時には、すなわち、1サイクルの
周期が一定の時には、t秒に相当する位相だけ前の位相
(図3のB)の時、供給装置7のシャッタ24を開け
ば、位相Aの時に封筒10が搬送コンベア4に送り込ま
れることとなり、従って、搬送コンベア4の位相を基準
とし、位相Bの時にシャッタ24を開けばよい。
【0015】ところが、搬送コンベア4の加減速時のよ
うに、搬送コンベア4の速度が変化している時には、一
定の時間tに相当する位相量が変化するため、搬送コン
ベア4の位相を基準としてシャッタ24を開いても、封
筒10が搬送コンベア4に到達した時点での位相は所定
の位相Aからずれてしまう。そこで、本実施例では、シ
ャッタ24を開くタイミングを演算制御装置21で演算
し、その結果に基づいて駆動機構22を制御し、シャッ
タ24を開いて封筒供給を開始する。以下、その演算制
御装置21を用いた本発明方法による演算制御動作を説
明する。
【0016】図4は上記実施例における制御動作のフロ
ーチャートである。まず、搬送コンベア4を駆動してい
る駆動軸17に設けているエンコーダ20からの信号か
ら、微小な単位時間(Δx)毎に、現時点での搬送コン
ベア4の位相θ及び運転速度を検出する。ここで運転速
度としては、前記の単位時間(Δx)当たりの位相変化
量(位相の進んだ量)を用いる。図5は搬送コンベア4
の加速時における検出状態を示すもので、Tは現時点で
ある。また、S0 、S-1、S -2、S-3は、検出した単位
時間Δx当たりの運転速度(位相変化量)である。ここ
で用いる単位時間Δxとしては、検出速度、演算速度等
を考慮して定めるものであり、通常10〜20ms程度
である。いま、この単位時間Δxを、封筒を供給する際
に要する時間tの1/nとする。なお、単位時間Δx当
たりの位相変化量の検出は、単位時間Δx間にエンコー
ダ20から発生するパルス数をカウントして求めてもよ
いし、或いはその単位時間とは異なる時間内でのパルス
数をカウントし、それから単位時間Δx当たりに換算し
てもよい。
【0017】次に、現時点(図5のT)からt秒間に進
む搬送コンベア4の位相量Sを演算する。この演算は次
のように行う。すなわち、現時点Tの直前の数回の検出
値、例えばS0 、S-1、S-2、S-3より、速度変化の勾
配k(単位時間Δxでの変化量)を求め、その勾配kが
今後も続くものと推定して、t秒後(n番目にサンプル
予定)の位相変化量Sn を求める。この時の演算式は次
の通りとなる。 Sn =k×n+S0 ─(1)
【0018】次に、現時点Tの直後のt秒間における位
相変化量の合計、即ち位相量Sを演算する。この位相量
Sは図5において斜線で示した領域の面積であるので、
その演算式は次の通りとなる。 S=(S1 +Sn )×n/2 =(S0 +k+Sn )×n/2 ─(2)
【0019】なお、加速時において、t秒後の位相変化
量Sn の演算値が、機械の定速(最高速)Smax を越え
る場合がある。この場合には、図6に示すように、定速
に達するまではリニアに加速し、その後は定速に保たれ
るものと仮定して位相量Sを演算する。この演算に際し
ては、まず、Smax になるまでのサンプル数xを次式に
より計算する。 x=(Smax −S0 )/k ─(3) 次に、加速領域における位相量Sa及び定速領域におけ
る位相量Sbを次式により演算する。 Sa=x×S0 +x×k(1+x)/2 ─(4) Sb=(n−x)×Smax ─(5) 次に、その位相量Sa、Sbより、次式 S=Sa+Sb ─(6) を用いて、現時点Tの直後のt秒間における位相量Sを
演算する。
【0020】上記の(2)式又は(6)式によって位相
量Sを演算した後、現時点の位相θにその位相量Sを加
えることにより、t秒後の位相θt を演算する。次い
で、この位相θt を所定の位相A(図3参照)と比較
し、所定の位相Aに到達していない時には、再度位相θ
t の演算を繰り返す。この演算は微小な単位時間Δx毎
に繰り返す。
【0021】演算で求めた位相θt が所定の位相Aに達
すると、供給装置7の駆動機構22(図1参照)を作動
させ、シャッタ24を開いて封筒を供給する。供給され
た封筒は、t秒後に搬送コンベア4上に供給されるが、
その時、搬送コンベア4では位相Aになっており、これ
により、搬送コンベア4のアタッチメント14に対して
好ましい位置に封筒が供給される。以上の動作を繰り返
すことにより、搬送コンベア4の速度が変化している時
においても、封筒10を搬送コンベア4に良好に供給で
きる。
【0022】なお、上記実施例では、本発明を封筒の供
給に適用した場合を説明したが、本発明はこの場合に限
らず、封筒への自動封入装置において、封筒以外のシー
ト片の搬送コンベアへの供給に適用してもよく、更には
封筒やシート片以外の任意の物品の供給にも適用可能で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、物品
を搬送コンベアに供給するのにt秒を必要とする場合、
微小な単位時間間隔で、搬送コンベアの速度を検出し、
複数回の検出値に基づいてt秒後の位相を演算し、その
t秒後の位相が所定の位相に一致した時点で物品の供給
を開始する構成としたことにより、搬送コンベアの速度
が変化していても、搬送コンベアに物品を所望のタイミ
ングで供給できるという効果を有している。このため、
本発明を、封筒への自動封入装置における封筒の供給に
適用した場合には、加減速時にも支障なく封筒を搬送コ
ンベアに供給でき、装置の稼働率を向上させることがで
きるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いる装置を示すもので、自動
封入装置において、封筒を搬送コンベアに供給する部分
を示す概略構成図
【図2】図1に示す装置の要部の概略断面図
【図3】図1に示す装置の搬送コンベアにおける位相と
アタッチメントの位置との関係を示すグラフ
【図4】本発明方法の実施例による演算制御動作を示す
動作フローチャート
【図5】搬送コンベアの速度変化及びt秒後の推定を示
すグラフ
【図6】搬送コンベアの速度変化及びt秒後の推定を示
す図5とは異なる場合のグラフ
【図7】従来の自動封入装置の要部の概略平面図
【符号の説明】
4 搬送コンベア 7 供給装置 10 封筒 11 支持板 12 チェーン 14 アタッチメント 16 カム機構 17 駆動軸 18 駆動モータ 20 エンコーダ 21 演算制御装置 23 ベルトコンベア 24 シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−13961(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/055 B65G 43/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベアの所定位置に対して、物品
    の供給を開始してから搬送コンベア上に到達するまでに
    t秒を要する供給装置を用いて物品を供給する方法にお
    いて、微小な単位時間毎に前記搬送コンベアの位相及び
    運転速度を検出し、現時点の直前の複数回の検出値から
    t秒後の位相を演算し、その位相が予め定めている位相
    に一致した時点で、前記供給装置による物品の供給を開
    始することを特徴とする搬送コンベアへの物品供給方
    法。
  2. 【請求項2】 搬送コンベアに対して物品を供給する供
    給装置であって、物品の供給を開始する駆動機構を備
    え、該駆動機構によって物品の供給を開始してから搬送
    コンベア上に到達するまでにt秒を要する供給装置と、
    前記搬送コンベアの位相に関する情報を検出する検出器
    と、該検出器からの検出値を入力し、前記駆動機構を制
    御する演算制御装置を備え、該演算制御装置が、前記検
    出器の検出値から、微小な単位時間毎に前記搬送コンベ
    アの位相及び運転速度を検出し、現時点の直前の複数回
    の検出値からt秒後の位相を演算し、その位相が予め定
    めている位相に一致した時点で、前記供給装置による物
    品の供給を開始するよう前記駆動機構を制御する構成と
    なっていることを特徴とする搬送コンベアへの物品供給
    装置。
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