JP2000016555A - 伸縮可能なベルトコンベヤ装置 - Google Patents

伸縮可能なベルトコンベヤ装置

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JP2000016555A
JP2000016555A JP10196635A JP19663598A JP2000016555A JP 2000016555 A JP2000016555 A JP 2000016555A JP 10196635 A JP10196635 A JP 10196635A JP 19663598 A JP19663598 A JP 19663598A JP 2000016555 A JP2000016555 A JP 2000016555A
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一生 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本のベルトコンベヤを伸縮自在としてベル
トの物品送り開始位置が変化しても対応でき、ベルトが
スムーズに摺動できる伸縮可能なベルトコンベヤ装置を
提供することにある。 【解決手段】 TBM14とベルトコンベヤ支持枠5の
間に一本のベルト2,3を張り渡し、ベルト長さ伸縮装
置13を設け、TBM14とベルトコンベヤ支持枠5の
間に摺動自在な水平部材7をかけ渡し、往復ベルト支持
ローラー8,9を水平部材7上に移動自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトコンベヤの搬
送路を長くしていく場合に、ベルトコンベヤを伸縮自在
にしてそれを支える2つの可動部が独立して異って進行
する場合でも連続的に使用できるようにした伸縮可能な
ベルトコンベヤ装置であって、主にトンネルや坑道など
を施工するために地中を掘削した岩石、土砂を排出する
ために用いる伸縮可能なベルトコンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は設置したベルトコンベヤの搬送路
の長さを後から変更することはできなかった。よって、
ベルトコンベヤ前方となる搬送物の送り始める場所がさ
らに前方に変更になった場合は、その間を台車や人の手
で運ぶか、ベルトコンベヤ全体を前方へ移動して再度設
置しなければならなかった。特に掘削機の後部に排出さ
れる岩石や土砂などを搬送する場合には、常に掘削機が
堀り進むので、所定の時間ごとにベルトコンベヤ全体を
前方へ移動して再度設置しても常に掘削機とベルトコン
ベヤの先端の間を台車で運ばなければならないので大変
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は従来のこれらの問題を解消し、一本のベルト
コンベヤを伸縮自在としてベルトの物品送り開始位置が
変化しても対応でき、ベルトがスムーズに摺動できる伸
縮可能なベルトコンベヤ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 第1可動部と同第1可動部に追従して可動できる
第2可動部と同第2可動部の後方の固定された場所との
間に一本のコンベヤベルトを張り渡し、第1可動部の移
動とともにコンベヤベルトを伸縮するベルト長さ伸縮装
置を設け、コンベヤベルトの先端を第1可動部の定位置
に設定し、第2可動部の長さは後方より継ぎ足されてい
き、第1可動部と第2可動部は独立して動けるように
し、第1可動部と第2可動部の間に摺動自在な水平部材
をかけ渡し、第1可動部と第2可動部の間の往復ベルト
支持ローラーを前記水平部材上に移動自在に設けた伸縮
可能なベルトコンベヤ装置 2) 水平部材を移動自在な複数の支持台車で支持する
前記1)記載の伸縮可能なベルトコンベヤ装置 3) 支持台車の間隔が所定の長さより大きくならない
ようにする拘束手段を設けた前記2)記載の伸縮可能な
ベルトコンベヤ装置 4) 往復ベルト支持ローラーの間隔が所定の長さより
大きくならないようにする拘束手段を設けた前記1)〜
3)記載の伸縮可能なベルトコンベヤ装置 5) 第2可動部として用いたベルトコンベヤ支持枠の
上にスライドレールを設け、水平部材をスライドレール
と係合して摺動自在とし、水平部材の上に設けたレール
に沿って、往復ベルト支持ローラーを移動自在に設けた
構造とした前記1)、3)、4)いずれかに記載の伸縮
可能なベルトコンベヤ装置にある。
【0005】
【作用】本発明のベルトコンベヤ装置では、まず第1可
動部が搬送路を長くする方向へ移動する。その際、ベル
ト長さ伸縮装置がベルトを送り込んで搬送路を長くす
る。また、第1可動部と第2可動部の間に掛け渡した水
平部材が第1可動部の動きに追従して移動する。さら
に、第1可動部と第2可動部の間の往復ベルトの支持ロ
ーラーが水平部材上のレール上を移動自在になっている
ので、適度に第1可動部と第2可動部の間のベルトを支
持するので、ベルトが大きくたわむことがない。次に、
第2可動部を第1可動部側へ移動する。第2可動部は後
方から継ぎ足されるので、第2可動部が移動してもベル
トは確実に支持される。この動きの際には、水平部材が
第1可動部と第2可動部の距離が小さくなっていくのに
対応して摺動し、往復ベルトの支持ローラーは水平部材
の動きに対応して移動するので、ベルトを確実に支持し
ながら第1可動部との距離を縮める。この動きをくり返
すことによって、第1可動部と第2可動部が独立して異
った動きをしても、一本ベルトで搬送路を長くしていく
ことができる。水平部材を移動自在な支持台車で支持す
るものは、水平部材をよりスムーズに摺動させる。支持
台車の間隔が所定の長さより大きくならないようにする
拘束手段を設けたものは均等に支持台車で水平部材を支
持するので一部の支持台車に大きな荷重がかからないよ
うにするとともに、水平部材の異常な摺動を防ぐ。往復
ベルト支持ローラーの間隔が所定長さより大きくならな
いようにする拘束手段を設けたものはベルトを所定の間
隔で支持し、ベルトのたわみが一部分のみ大きくならな
いようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】水平部材をベルトコンベヤ支持台
より伸縮するように摺動させるのは前方・後方のどちら
でもよい。また水平部材を複数設けてもよい。水平部材
を長く伸延する場合には支持台車を複数設けたほうがよ
い。摺動及び移動はローラーによるものやレールの摺動
によるものなどがあり抵抗が少なく耐久性のあるものが
好ましい。ローラーには金属製、樹脂製などがあり、耐
久性・摺動性に優れたものが望ましい。ガイドレールと
水平部材は軽量で剛性の大きいものがよく、剛性に大き
く寄与しない部分などの肉盗みを行ってあるものが好ま
しい。支持台車、ベルト往路支持部、ベルト復路支持部
の拘束手段には、ワイヤー、スプリング、制限位置に設
けたストッパなどがありメンテナンス性、耐久性に優れ
たものが好ましい。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例(図1〜8参照) 図1〜8に示す実施例は、地中を掘削してトンネルを施
工する地中掘削機(以下TBM)を第1可動部とし、第
2可動部としてベルトコンベヤ支持枠を用い、TBMの
後端に伸縮可能なベルトコンベヤ装置を設けた例であ
る。図1は実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置を用
いて地中にトンネルを施工している状態を示す説明図で
ある。図2は実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置の
側面図である。図3,図4は図2のA−A断面図であ
る。図5,図6は図2のB−B断面図である。図7は図
2のC−C断面図である。図8は実施例の伸縮可能なベ
ルトコンベヤ装置が伸縮する状態を示す説明図である。
図中、1は伸縮可能なベルトコンベヤ装置、2は搬送往
路のベルト、3は搬送復路のベルト、4はベルトを支持
する固定されたローラー、5はベルトコンベヤ支持枠、
6はスライドレール、7は水平部材、7aは水平部材に
設けたローラー、7bは水平部材のV字状の支持レー
ル、8は摺動自在なベルト往路支持ローラー、9は摺動
自在なベルト復路支持ローラー、10はワイヤー、11
は支持台車、11aは支持台車のローラー、11bは重
さのつり合いを取るカウンタウェイト、12はベルトコ
ンベヤ駆動装置、13はベルト長さ伸縮装置、14は第
1可動部として用いたTBM、15はベルトコンベヤで
搬送される岩石・土砂である。実施例の伸縮可能なベル
トコンベヤ装置では、図2に示すように摺動可能なベル
トコンベヤ支持枠5の上面にベルトコンベヤの搬送往路
のベルト2を支持するローラー4とベルトコンベヤの搬
送復路のベルト3を支持するローラー4を所定の間隔で
設ける。ベルトコンベヤの搬送往路は搬送物がベルトか
らこぼれないようにベルトの中央上面が凹んだV字状に
なるようにローラを左右、中央の3体とし、左右のロー
ラを傾けてベルトを凹んだV字状になるようにしてい
る。次に図3〜4に示すように、ベルトコンベヤ支持枠
5の上面で、かつ、ベルトコンベヤの搬送往路及び搬送
復路を支持するローラー4の下部にスライドレール6を
設ける。スライドレール6は左右の各々のレールの断面
がコ字状で内側に開口する形状になっている。次に水平
部材7をスライドレール6に摺動自在に取り付ける。本
実施例で用いる水平部材7はI字状の長尺部材2本をは
しご状に連結し、連結部分の各々I字状の長尺部材の外
側にローラ7aを設けている。また、I字状の長尺部材
の上面各々にV字状の支持レール7bを設けている。こ
のローラー7aがスライドレール6に対して摺動自在に
なるよう、スライドレール6の向い合うコ字状の部分に
ローラー7aを入れるようにして水平部材7をスライド
レール6に取り付ける。これによって水平部材7はベル
トコンベヤ支持枠5より伸縮するように摺動自在とな
る。図2に示すように伸びた状態に摺動した水平部材7
の下面を摺動自在に支持する支持台車11が複数設けら
れている。支持台車11の上面にローラー11aが設け
られており、このローラ11aで水平部材7を摺動自在
に支持する。実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置で
は伸縮するように摺動する水平部材7の先端は、TBM
の後端に連結されている。ベルトコンベヤ支持枠5より
突出した水平部材7の上面に搬送往路のベルト2を中央
上面が凹んだV字状になるようにして支持するベルト往
路支持ローラー8の下部に水平部材7の上面に設けられ
たV字状の支持レール7bと係合して摺動自在となるロ
ーラーを設ける。また同様に、水平部材7の上面に搬送
復路のベルト3を支持するベルト復路支持ローラー9の
下部に、V字状の支持レール7bと係合して摺動自在と
なるローラーを設ける。摺動自在なベルト往路支持部8
は実施例では1.5m間隔になるように配置される。ま
た、摺動自在なベルト復路支持ローラー9は実施例では
3m間隔になるように配置される。よってベルト往路支
持ローラー8が2つ配置されると次にベルト復路支持ロ
ーラー9が1つ配置される状態となる。また、ベルト往
路支持ローラー8とベルト往路支持ローラー9はとなり
合う者同士がワイヤー10でつながれ、さらに一番TB
M14に近いベルト往路支持ローラー8はワイヤー10
でTBM14後端とつながれている。また、支持台車1
1同士はワイヤー10でつながれ、さらに一番ベルトコ
ンベヤ支持台5に近い支持台車11はTBM14の後端
にワイヤー10でつながれている。また、ベルトコンベ
ヤの先端は、TBMの後部に突入している。また、支持
台車11のローラー11aを設けた反対側に図5に示す
ようにカウンタウェイト11bを設け、支持台車の左右
の重さのつり合いを取っている。本実施例の伸縮可能な
ベルトコンベヤ装置を使用して地中を掘削してトンネル
を施行するには、まず、本実施例のコンベヤ装置1を図
8のaに示すように縮ませた状態で設置する。本実施例
のコンベヤ装置は80m伸ばすことができる。設置した
ならば、TBM14とベルトコンベヤの駆動装置を起動
する。すると、TBM14が地中を掘削し、掘削した岩
石・土砂15を図1,2に示すTBM後端上方の排出コ
ンベヤより本実施例の伸縮するベルトコンベヤの搬送往
路上に排出する。搬送往路のベルト2は中央が凹んだV
字状になっているのでTBM14より排出する岩石・土
砂15をこぼすことなく確実にトンネルの外へ送る。T
BM14は1日に10m地中を掘削して前進する。TB
M14が前進したならばTBM後端に取り付けられた水
平部材7は、ベルトコンベヤ支持枠5からTBM14が
前進した分だけ伸延するように摺動する。TBM14の
後端とワイヤー10でつながったベルト往路支持ローラ
ー8はTBM14が前進するのに合わせて前方へ順に移
動する。複数のベルト往路支持ローラー8が前方へ移動
すると、一番前方のベルト往路支持ローラー8はTBM
後端とワイヤー10でつながれているので、所定の距離
になるとそれ以上離れないようになる。さらに後方のベ
ルト往路支持ローラー8は、すぐ前のベルト往路支持ロ
ーラー8又はベルト復路支持ローラー9とワイヤーでつ
ながれている。よって水平部材が伸延していくように摺
動すると、複数のベルト往路支持ローラー8及び複数の
ベルト復路支持ローラー9は前方へ移動し、前方のベル
ト支持ローラーから順に所定の距離になっていく動きを
する。これによって、搬送往路のベルトは水平部材が伸
延するように摺動しても支持ローラーが支持する距離が
所定の間隔より広くならないので、ベルトが搬送する岩
石や土砂の重みで大きくたわんで、搬送物をこぼした
り、ベルトを傷めたり、ベルトの動きがおかしくなった
りすることがないようになる。また、ワイヤーの長さを
変ることによって、自由にベルト往路支持部8の間隔を
変ることができる。また水平部材7が伸延していくよう
に摺動すると、ベルト復路支持ローラー9は前方へ移動
し、前方のベルト復路支持ローラー9から順に所定の距
離になっていく動きをする。これによって搬送復路のベ
ルトは、水平部材7が伸延するよう摺動しても支持ロー
ラーが支持する距離が所定の間隔より広くならないの
で、ベルトを傷めず、安定した伸縮する搬送復路とする
ことができる。また、ワイヤーの長さを変えることによ
って、自由にベルト復路支持ローラー9の間隔を変える
ことができる。このようなベルト往復支持ローラーの動
きによって水平部材の伸縮の動きの際もベルト往復支持
ローラーの取付け、取りはずしが不要となり工数がかか
らない。また、設置時に、あらかじめ工場でベルトコン
ベヤを縮めた状態で組み立てておいて設置すればよく、
設置時の工数がかからない。また、TBM14の後端と
ワイヤー10でつながっている支持台車11は前方へ力
を受け、下面に対して摺動自在になっているので前方へ
移動する。一番前方の支持台車11は、ベルトコンベヤ
支持台5の前端とワイヤーでつながれているので、所定
の距離になるとそれ以上TBM14に対し離れないよう
になる。さらに後方の支持台車11はすぐ前方の支持台
車11とワイヤーでつながれている。よって水平部材7
が伸延していくように摺動すると、支持台車11は前方
へ移動し、前方の支持台車11から順に所定の距離にな
っていく動きをする。これによって延伸した水平部材7
を摺動自在に支持する支持台車11は所定の間隔より広
くならないので、水平部材7はスムーズに伸縮するよう
に摺動し、かつ水平部材の荷重を均等に受けるようにし
て安定して支持される。また、水平部材と係合するスラ
イドレール6などを傷めないようにするので耐久性が向
上する。また、水平部材が長くなって大きな荷重になっ
てしまう場合でも支持台車11の間隔や数を対応させる
ことによって確実に水平部材7を摺動可能に支えること
ができる。また、TBMが前方へ掘進するのに対応して
図1に示すようにベルト長さ伸縮装置13よりベルトが
送り込まれる。これらによって本実施例のベルトコンベ
ヤ装置1では、往復する一本のベルトのスムーズな動き
を確保しつつ、全長を伸延することができる。本実施例
のベルトコンベヤ装置は図6のbに示すように最大長1
00mになるよう80m延伸する。よって、10m/日
の割合で掘進するTBMを8日間連続稼動させることが
できるので非常に効率よくトンネルを施工することがで
きる。ベルトコンベヤ装置が最大長に達したならば、図
示しないワイヤスイッチによってTBM、ベルトコンベ
ヤの駆動装置が停止する。TBM、ベルトコンベヤが停
止したら、TBMより後方のベルトコンベヤ支持枠5全
体を前方へ移動し、図6のcに示すように本実施例のベ
ルトコンベヤ装置を縮める。ベルトコンベヤ支持枠5は
後方で継ぎ足されるので、延伸したベルトは確実に支持
される。TBM後方のベルトコンベヤ支持枠5を前方へ
移動させると、摺動自在なベルト往路支持ローラー、ベ
ルト復路支持ローラー、支持台車は、各々間隔を縮める
ように摺動するので、この縮めるようにスライドレール
7を摺動させた状態で、再度TBM、コンベヤの駆動装
置を起動すればよく、くり返し使用してさらに前方へ掘
進していくことができる。このように本実施例のベルト
コンベヤ装置によってベルトのスムーズな動きを確保し
たままで一本のベルトコンベヤ装置を伸縮できるので、
ベルトの物品送り開始位置となるTBMの位置が変化し
ても対応が可能となる。また、このように本実施例のベ
ルトコンベヤ装置では一本のベルトコンベヤで伸縮させ
ていくことができるので、メンテナンスなどの作業工数
や人員コストを抑制でき、ベルトコンベヤの駆動装置な
どを増やさなくて済むので、設備費や動力費を抑制でき
る。また、必要がある場合には、ベルトコンベヤ支持枠
5を後方へ動かし、ベルト長の伸縮装置13でベルトを
巻き取り、TBMを後方へ動かすという動きをくり返し
て搬送路を短くするように作動させてもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば一本のベルトコンベヤを
伸縮自在としてベルトの物品送り開始位置が変化しても
対応でき、ベルトがスムーズに摺動でき、一本のベルト
コンベヤで伸縮することによって、作業工数や人員コス
トが抑制でき、ベルトコンベヤの駆動装置などが複数必
要ないので、設備費や動力費を抑制でき、ベルトコンベ
ヤの伸縮に対してもベルト往復支持ローラーの取付け、
取りはずしが不要なので工数を抑制し、ベルトコンベヤ
を縮めた状態で設置するので設置の工数を抑制できる伸
縮可能なベルトコンベヤ装置を提供できる。水平部材を
移動自在な支持台車で支持するものは、水平部材の摺動
をスムーズにして耐久性を向上させ、水平部材が長くな
って大きな荷重になってしまう場合でも確実に水平部材
を摺動可能に支えることができる。支持台車の間隔が所
定の長さより大きくならないようにする拘束手段を設け
たものは荷重を均等に支持することによって耐久性を向
上させる。往復ベルト支持ローラーの間隔が所定の長さ
より大きくならないようにする拘束手段を設けたもの
は、ベルトの異常なたわみを防ぎ搬送物が脱落するのを
防ぎ、ベルトのスムーズな動きを確保し、確実に搬送物
を送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置を用い
て地中にトンネルを施工している状態を示す説明図であ
る。
【図2】実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置の側面
図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】図2のB−B断面図である。
【図7】図2のC−C断面図である。
【図8】実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置が伸縮
する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 伸縮可能なベルトコンベヤ装置 2 搬送往路のベルト 3 搬送復路のベルト 4 固定されたベルトを支持するローラー 5 ベルトコンベヤ支持枠 6 スライドレール 7 水平部材 7a 水平部材に設けたローラー 7b 水平部材のV字状の支持レール 8 摺動自在なベルト往路支持ローラー 9 摺動自在なベルト復路支持ローラー 10 ワイヤー 11 支持台車 11a 支持台車のローラー 11b 重さのつり合いを取るカウンタウェイト 12 ベルトコンベヤ駆動装置 13 ベルト長さ伸縮装置 14 第1可動部として用いたTBM 15 ベルトコンベヤで搬送される岩石・土砂
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月21日(1999.6.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明の実施の形態】水平部材をベルトコンベヤ支持
より伸縮するように摺動させるのは前方・後方のどちら
でもよい。また水平部材を複数設けてもよい。水平部材
を長く伸延する場合には支持台車を複数設けたほうがよ
い。摺動及び移動はローラーによるものやレールの摺動
によるものなどがあり抵抗が少なく耐久性のあるものが
好ましい。ローラーには金属製、樹脂製などがあり、耐
久性・摺動性に優れたものが望ましい。ガイドレールと
水平部材は軽量で剛性の大きいものがよく、剛性に大き
く寄与しない部分などの肉盗みを行ってあるものが好ま
しい。支持台車、ベルト往路支持ローラー、ベルト復路
支持ローラーの拘束手段には、ワイヤー、スプリング、
制限位置に設けたストッパなどがありメンテナンス性、
耐久性に優れたものが好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例(図1〜8参照) 図1〜8に示す実施例は、地中を掘削してトンネルを施
工する地中掘削機(以下TBM)を第1可動部とし、第
2可動部としてベルトコンベヤ支持枠を用い、TBMの
後端に伸縮可能なベルトコンベヤ装置を設けた例であ
る。図1は実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置を用
いて地中にトンネルを施工している状態を示す説明図で
ある。図2は実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装置の
側面図である。図3,図4は図2のA−A断面図であ
る。図5,図6は図2のB−B断面図である。図7は図
2のC−C断面図である。図8は実施例の伸縮可能なベ
ルトコンベヤ装置が伸縮する状態を示す説明図である。
図中、1は伸縮可能なベルトコンベヤ装置、2は搬送往
路のベルト、3は搬送復路のベルト、4はベルトを支持
する固定されたローラー、5はベルトコンベヤ支持枠、
6はスライドレール、7は水平部材、7aは水平部材に
設けたローラー、7bは水平部材のV字状の支持レー
ル、8は摺動自在なベルト往路支持ローラー、9は摺動
自在なベルト復路支持ローラー、10はワイヤー、11
は支持台車、11aは支持台車のローラー、11bは重
さのつり合いを取るカウンタウェイト、12はベルトコ
ンベヤ駆動装置、13はベルト長さ伸縮装置、14は第
1可動部として用いたTBM、15はベルトコンベヤで
搬送される岩石・土砂である。実施例の伸縮可能なベル
トコンベヤ装置では、図2に示すように摺動可能なベル
トコンベヤ支持枠5の上面にベルトコンベヤの搬送往路
のベルト2を支持するローラー4とベルトコンベヤの搬
送復路のベルト3を支持するローラー4を所定の間隔で
設ける。ベルトコンベヤの搬送往路は搬送物がベルトか
らこぼれないようにベルトの中央上面が凹んだV字状に
なるようにローラーを左右、中央の3体とし、左右の
ーラーを傾けてベルトを凹んだV字状になるようにして
いる。次に図3〜4に示すように、ベルトコンベヤ支持
枠5の上面で、かつ、ベルトコンベヤの搬送往路及び搬
送復路を支持するローラー4の下部にスライドレール6
を設ける。スライドレール6は左右の各々のレールの断
面がコ字状で内側に開口する形状になっている。次に水
平部材7をスライドレール6に摺動自在に取り付ける。
本実施例で用いる水平部材7はI字状の長尺部材2本を
はしご状に連結し、連結部分の各々I字状の長尺部材の
外側にローラ7aを設けている。また、I字状の長尺
部材の上面各々にV字状の支持レール7bを設けてい
る。このローラー7aがスライドレール6に対して摺動
自在になるよう、スライドレール6の向い合うコ字状の
部分にローラー7aを入れるようにして水平部材7をス
ライドレール6に取り付ける。これによって水平部材7
はベルトコンベヤ支持枠5より伸縮するように摺動自在
となる。図2に示すように伸びた状態に摺動した水平部
材7の下面を摺動自在に支持する支持台車11が複数設
けられている。支持台車11の上面にローラー11aが
設けられており、このローラ11aで水平部材7を摺
動自在に支持する。実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ
装置では伸縮するように摺動する水平部材7の先端は、
TBMの後端に連結されている。ベルトコンベヤ支持枠
5より突出した水平部材7の上面に搬送往路のベルト2
を中央上面が凹んだV字状になるようにして支持するベ
ルト往路支持ローラー8の下部に水平部材7の上面に設
けられたV字状の支持レール7bと係合して摺動自在と
なるローラーを設ける。また同様に、搬送復路のベルト
3を支持するベルト復路支持ローラー9を取付ける各両
端の部材の下部に別の小さいローラーを設ける。同ロー
ラーは水平部材7の上面に設けられたV字状の支持レー
ル7bと係合して転動自在となっていて、ベルト復路支
持ローラー9は水平方向移動ができるようになってい
る。摺動自在なベルト往路支持ローラー8は実施例では
1.5m間隔になるように配置される。また、摺動自在
なベルト復路支持ローラー9は実施例では3m間隔にな
るように配置される。よってベルト往路支持ローラー8
が2つ配置されると次にベルト復路支持ローラー9が1
つ配置される状態となる。また、ベルト往路支持ローラ
ー8とベルト往路支持ローラー9はとなり合う者同士が
ワイヤー10でつながれ、さらに一番TBM14に近い
ベルト往路支持ローラー8はワイヤー10でTBM14
後端とつながれている。また、支持台車11同士はワイ
ヤー10でつながれ、さらに一番TBM14に近い支持
台車11はTBM14の後端にワイヤー10でつながれ
ている。また、ベルトコンベヤの先端は、TBM14
後部に突入している。また、支持台車11のローラー1
1aを設けた反対側に図5に示すようにカウンタウェイ
ト11bを設け、支持台車11の左右の重さのつり合い
を取っている。本実施例の伸縮可能なベルトコンベヤ装
置を使用して地中を掘削してトンネルを施行するには、
まず、本実施例のコンベヤ装置1を図8のaに示すよう
に縮ませた状態で設置する。本実施例のコンベヤ装置は
80m伸ばすことができる。設置したならば、TBM1
4とベルトコンベヤの駆動装置を起動する。すると、T
BM14が地中を掘削し、掘削した岩石・土砂15を図
1,2に示すTBM14後端上方の排出コンベヤより本
実施例の伸縮するベルトコンベヤの搬送往路上に排出す
る。搬送往路のベルト2は中央が凹んだV字状になって
いるのでTBM14より排出する岩石・土砂15をこぼ
すことなく確実にトンネルの外へ送る。TBM14は1
日に10m地中を掘削して前進する。TBM14が前進
したならばTBM14後端に取り付けられた水平部材7
は、ベルトコンベヤ支持枠5からTBM14が前進した
分だけ伸延するように摺動する。TBM14の後端とワ
イヤー10でつながったベルト往路支持ローラー8はT
BM14が前進するのに合わせて前方へ順に移動する。
複数のベルト往路支持ローラー8が前方へ移動すると、
一番前方のベルト往路支持ローラー8はTBM後端とワ
イヤー10でつながれているので、所定の距離になると
それ以上離れないようになる。さらに後方のベルト往路
支持ローラー8は、すぐ前のベルト往路支持ローラー8
又はベルト復路支持ローラー9とワイヤーでつながれて
いる。よって水平部材が伸延していくように摺動する
と、複数のベルト往路支持ローラー8及び複数のベルト
復路支持ローラー9は前方へ移動し、前方のベルト支持
ローラーから順に所定の距離になっていく動きをする。
これによって、搬送往路のベルトは水平部材が伸延する
ように摺動しても支持ローラーが支持する距離が所定の
間隔より広くならないので、ベルトが搬送する岩石や土
砂の重みで大きくたわんで、搬送物をこぼしたり、ベル
トを傷めたり、ベルトの動きがおかしくなったりするこ
とがないようになる。また、ワイヤーの長さを変ること
によって、自由にベルト往路支持ローラー8の間隔を変
ることができる。また水平部材7が伸延していくように
摺動すると、ベルト復路支持ローラー9は前方へ移動
し、前方のベルト復路支持ローラー9から順に所定の距
離になっていく動きをする。これによって搬送復路のベ
ルトは、水平部材7が伸延するよう摺動しても支持ロー
ラーが支持する距離が所定の間隔より広くならないの
で、ベルトを傷めず、安定した伸縮する搬送復路とする
ことができる。また、ワイヤーの長さを変えることによ
って、自由にベルト復路支持ローラー9の間隔を変える
ことができる。このようなベルト往路支持ローラー8・
ベルト復路支持ローラー9の動きによって水平部材の伸
縮の動きの際もベルト往路支持ローラー8・ベルト復路
支持ローラー9の取付け、取りはずしが不要となり工数
がかからない。また、設置時に、あらかじめ工場でベル
トコンベヤを縮めた状態で組み立てておいて設置すれば
よく、設置時の工数がかからない。また、TBM14の
後端とワイヤー10でつながっている支持台車11は前
方へ力を受け、下面に対して摺動自在になっているので
前方へ移動する。一番前方の支持台車11は、TBM1
4の後端とワイヤーでつながれているので、所定の距離
になるとそれ以上TBM14に対し離れないようにな
る。さらに後方の支持台車11はすぐ前方の支持台車1
1とワイヤーでつながれている。よって水平部材7が伸
延していくように摺動すると、支持台車11は前方へ移
動し、前方の支持台車11から順に所定の距離になって
いく動きをする。これによって延伸した水平部材7を摺
動自在に支持する支持台車11は所定の間隔より広くな
らないので、水平部材7はスムーズに伸縮するように摺
動し、かつ水平部材の荷重を均等に受けるようにして
安定して支持される。また、水平部材と係合するスラ
イドレール6などを傷めないようにするので耐久性が向
上する。また、水平部材が長くなって大きな荷重にな
ってしまう場合でも支持台車11の間隔や数を対応させ
ることによって確実に水平部材7を摺動可能に支えるこ
とができる。また、TBM14が前方へ掘進するのに対
応して図1に示すようにベルト長さ伸縮装置13よりベ
ルトが送り込まれる。これらによって本実施例のベルト
コンベヤ装置1では、往復する一本のベルトのスムーズ
な動きを確保しつつ、全長を伸延することができる。本
実施例のベルトコンベヤ装置は図のbに示すように最
大長100mになるよう80m延伸する。よって、10
m/日の割合で掘進するTBM14を8日間連続稼動さ
せることができるので非常に効率よくトンネルを施工す
ることができる。ベルトコンベヤ装置が最大長に達した
ならば、図示しないワイヤスイッチによってTBM
、ベルトコンベヤの駆動装置が停止する。TBM
、ベルトコンベヤが停止したら、TBM14より後方
のベルトコンベヤ支持枠5全体を前方へ移動し、図
cに示すように本実施例のベルトコンベヤ装置を縮め
る。ベルトコンベヤ支持枠5は後方で継ぎ足されるの
で、延伸したベルトは確実に支持される。TBM14
方のベルトコンベヤ支持枠5を前方へ移動させると、摺
動自在なベルト往路支持ローラー、ベルト復路支持ロ
ーラー、支持台車11は、各々間隔を縮めるように摺
動するので、この縮めるように水平部材7を摺動させた
状態で、再度TBM14、コンベヤの駆動装置を起動す
ればよく、くり返し使用してさらに前方へ掘進していく
ことができる。このように本実施例のベルトコンベヤ装
置によってベルトのスムーズな動きを確保したままで一
本のベルトコンベヤ装置を伸縮できるので、ベルトの物
品送り開始位置となるTBM14の位置が変化しても対
応が可能となる。また、このように本実施例のベルトコ
ンベヤ装置では一本のベルトコンベヤで伸縮させていく
ことができるので、メンテナンスなどの作業工数や人員
コストを抑制でき、ベルトコンベヤの駆動装置などを増
やさなくて済むので、設備費や動力費を抑制できる。ま
た、必要がある場合には、ベルトコンベヤ支持枠5を後
方へ動かし、ベルト長の伸縮装置13でベルトを巻き取
り、TBM14を後方へ動かすという動きをくり返して
搬送路を短くするように作動させてもよい。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1可動部と同第1可動部に追従して可
    動できる第2可動部と同第2可動部の後方の固定された
    場所との間に一本のコンベヤベルトを張り渡し、第1可
    動部の移動とともにコンベヤベルトを伸縮するベルト長
    さ伸縮装置を設け、コンベヤベルトの先端を第1可動部
    の定位置に設定し、第2可動部の長さは後方より継ぎ足
    されていき、第1可動部と第2可動部は独立して動ける
    ようにし、第1可動部と第2可動部の間に摺動自在な水
    平部材をかけ渡し、第1可動部と第2可動部の間の往復
    ベルト支持ローラーを前記水平部材上に移動自在に設け
    た伸縮可能なベルトコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 水平部材を移動自在な複数の支持台車で
    支持する請求項1記載の伸縮可能なベルトコンベヤ装
    置。
  3. 【請求項3】 支持台車の間隔が所定の長さより大きく
    ならないようにする拘束手段を設けた請求項2記載の伸
    縮可能なベルトコンベヤ装置
  4. 【請求項4】 往復ベルト支持ローラーの間隔が所定の
    長さより大きくならないようにする拘束手段を設けた請
    求項1〜3記載の伸縮可能なベルトコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 第2可動部として用いたベルトコンベヤ
    支持枠の上にスライドレールを設け、水平部材をスライ
    ドレールと係合して摺動自在とし、水平部材の上に設け
    たレールに沿って、往復ベルト支持ローラーを移動自在
    に設けた構造とした請求項1、3、4いずれかに記載の
    伸縮可能なベルトコンベヤ装置。
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