JP2000016125A - 電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の基礎への定着構造 - Google Patents

電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の基礎への定着構造

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JP2000016125A
JP2000016125A JP10184644A JP18464498A JP2000016125A JP 2000016125 A JP2000016125 A JP 2000016125A JP 10184644 A JP10184644 A JP 10184644A JP 18464498 A JP18464498 A JP 18464498A JP 2000016125 A JP2000016125 A JP 2000016125A
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fixing
electric pole
alloy tube
flange
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Nobuyasu Hagisawa
亘保 萩澤
Hisao Saito
久男 斉藤
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼管製電柱の定着構造と同程度の強度
を持ち、簡易で定着作業時間・要員の減少が可能なアル
ミニウム合金管製電柱の基礎への定着構造の提供を課題
とする。 【解決手段】 アルミニウム合金管製電柱111 の下
端にアルミニウム合金製フランジ121 を固定してお
き、垂直管部161 、その下端に固定されたフランジ部
171 および垂直管部161 の外周面とフランジ部17
1 の上面の間に複数配設された補強リブ181 とからな
る定着用金物151 を前記電柱111 に外嵌して二重構
造とし、前記アルミニウム合金製フランジ部121 をそ
の上面に接する前記定着金物151 のフランジ部171
と共に、基礎Fd に植設されたアンカ−ボルト19とナ
ット20で基礎Fd に定着することを解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電車線路支持物用
アルミニウム合金管製電柱の基礎への定着構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電車線路支持物用の電柱には、
コンクリート柱が用いられているが、コンクリート柱の
建植が困難な高架橋・橋梁箇所や、土木構造上投げ込み
基礎が設置できない、設計曲げモーメントが15000
kgf・m を超える大荷重の単独柱等には溶融亜鉛めっき
鋼管柱が使用されている。
【0003】溶融亜鉛めっき鋼管製の電柱の基礎への定
着構造は、一般に、図12(a)の一部破断立面図{図
12(b)のM−M線矢視立断面図}および12(b)
{図12(a)のL−L線矢視平断面図}に示すよう
に、溶融亜鉛めっき鋼管製電柱31の下端に、鋼板製フ
ランジ32を溶接固定し、前記鋼管製電柱31の下端部
外周面と前記鋼板製フランジ32の上面に放射状に設け
られた複数の補強用リブ33を溶接固定し、前記鋼板製
フランジ32の外周端縁に沿って設けられたアンカーボ
ルト貫通孔35の各々を貫通する基礎Fd の上面から上
方に突出した複数のアンカーボルト36の各々とナット
37を介して、基礎Fd に定着させるものである。
【0004】上記亜鉛めっき鋼管製電柱は、下記のよう
な欠点がある。 (1)コンクリート製電柱に比べて、強度の割りには軽
量化されたが、それでも重量が大きいため、建植・交換
工事の現場での作業上、取り扱いに困難があり、作業に
長時間を要するとともに、その作業コストが高いものに
なる。 (2)初期の亜鉛めっき剥離後、防錆ペイント塗装を必
要とし、保全費が高くなる。
【0005】上記のような亜鉛めっき鋼管製電柱の欠点
を解消するものとして、最近アルミニウム合金管を電車
線路支持物用電柱として使用する試みがなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電車線路支持物用電柱
では、通常の荷重条件では電柱定着部(下端)の曲げモ
ーメントが最大となる。電柱定着部(下端)の応力的に
最も厳しい部分が、前記図12に示したような溶接構造
体となると、鋼材では問題とならないが、アルミニウム
合金の場合は、溶接を行うと溶接部における許容応力が
低下するため、アルミニウム合金管製の電柱の基礎への
定着構造としては、何らかの工夫が必要であった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決し
た電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の基礎へ
の定着構造の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、第1の手段として、電車線路支持物用
アルミニウム合金管製電柱の基礎への定着構造を、アル
ミニウム合金管製電柱の下端周囲にアルミニウム合金板
材からなるフランジを固定するとともに、定着用金具を
垂直管部とその下端に固定されたフランジ部とから形成
し、前記アルミニウム合金管製電柱の下端部に固定され
た前記フランジを、前記定着用金具のフランジ部ととも
に、アンカーボルトとナットとを介して基礎に定着して
なる、ように構成した。電車線路支持物用アルミニウム
合金管製電柱の基礎への定着構造。
【0009】本発明はまた、上記の課題を解決するため
に、第2の手段として、上記第1の手段において、アル
ミニウム合金管製電柱の下端部が、前記定着用金具の垂
直管部に外嵌されてなる、ように構成した。さらに第3
の手段として、上記第1の手段において、アルミニウム
合金管製電柱の下端部が、前記定着用金具の垂直管部内
に内挿されてなる、ように構成した。また第4の手段と
して、上記第3の手段において、前記定着用金具の垂直
管部とその下端周囲に固定されたフランジ部の上面を補
強用リブにより補強されてなる、ように構成した。
【0010】本発明はまた、上記第3、第4の手段にお
いて、第5の手段として、前記定着用金具が前記アルミ
ニウム合金管製電柱の中心軸をとおる垂直面に平行で所
定の間隔を有する面で周方向に等分割されて形成された
複数のセグメントからなり、該セグメント同士を連結・
固定する連結・固定手段を備えたものであってもよい。
【0011】上記第1の手段〜第5の手段のいずれか一
つからなる本発明においては、上記固定金具を鋼の溶接
構造体や鋳造品、鍛造品等、アルミニウム合金以外の金
属材料から形成した場合には、第6の手段として、前記
アルミニウム合金管製電柱およびアルミニウム合金板材
からなるフランジの表面と前記定着用金具の表面との間
における異種金属接触腐食の防止手段を施してなる、よ
うに構成することが必要である。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1、請求項2に係る本発明
の実施の形態について、その構成と作用を添付の図面を
参照しつつ、以下に説明する。
【0013】図1は請求項1、請求項2に係る本発明の
第1の実施の形態の構成を示し、(a)は立断図、
(b)は(a)のA−A線矢視端面図である。本実施の
形態において、電車線路支持物用アルミニウム合金管製
電柱11 の基礎Fd への定着構造は、所定の外径Do
アルミニウム合金管製電柱11 の下端の外周にアルミニ
ウム合金板材からなるフランジ21 をネジ部3を介して
螺着・固定しておき、外径が前記アルミニウム合金管製
電柱11 の内径Di より僅かに小径の外径をそなえる垂
直管部61 と、その下端に固定されたフランジ部7
1 と、からなる定着用金具51 の前記垂直管部61 に、
前記アルミニウム合金管製電柱11 の下端部を外嵌する
とともに、前記定着用金具51 のフランジ部71 を、そ
の上面に下面が接触するように重ね合わされている前記
アルミニウム合金管製電柱11 の下端外周に螺着・固定
された前記フランジ21 とともに、前記基礎Fd に植設
された複数のアンカ−ボルト8と、該アンカ−ボルト8
に螺嵌されたナット9とを介して前記基礎Fd に定着し
て、基本的に構成されている。
【0014】なお、上記の実施の形態において、垂直管
部61 とその下端に固定されたフランジ部71 とからな
る定着用金具51 は、鋼の溶接構造物、鋳造品や鍛造
品、アルミニウム合金の鋳造品等として必要な強度を持
つように形成される。
【0015】上記のように構成された請求項1、請求項
2に係る第1の実施の形態によれば、必要な強度を持つ
ように形成された垂直管部61 とその下端に固定された
フランジ部71 とからなる定着用金具51 の垂直管部6
1 に、下端周囲にアルミニウム合金板材からなるフラン
ジ21 を螺着・固定したアルミニウム合金管製電柱1 1
の下端部を外嵌する二重構造としたので、アルミニウム
合金管製電柱11 の下端近傍の曲げ応力的に最も厳しい
部分から、前記図12で示した鋼管製電柱の下端定着部
のような溶接部を無くして許容曲げ応力の上昇を図ると
ともに、定着用金具51 でこの部分を補強しているの
で、十分な強度を備えた定着構造が得られる。
【0016】また、上記のような定着構造おいては、ア
ルミニウム合金管製電柱11 の下端周囲に固定されたフ
ランジ21 が、前記電柱11 の抜け止めの作用を呈す
る。さらに、定着用金物51 の垂直管部61 が電柱11
の下端部近辺に作用する曲げ力に対して電柱11 を補強
し、電柱11 に作用する曲げモーメントによる電柱11
の局部座屈の防止作用を呈する。こうして、簡易で、確
実な定着構造が得られる。
【0017】図2と図3は、各々、請求項1、請求項2
に係る本発明の第2と第3の実施の形態の構成を示し、
(a)はいずれも立断面図、図2(b)、図3(b)
は、各々、図2(a)のC−C線矢視端面図、図3
(a)のE−E線矢視端面図である。上記の図に示す請
求項1、請求項2に係る本発明の第2と第3の実施の形
態の構成の、前記第1の実施の形態の構成と異なる点は
以下のとおりである。 第2と第3の何れの実施の形態も、アルミニウム合金
管製電柱12 の内周面に該電柱12 の長手方向に伸びる
複数の補強用縦リブ12ir が形成されている。 第2の実施の形態の定着用金具52 の垂直管部62
第3の実施の形態の定着用金具53 の垂直管部63 の各
々の外周面には、図2(b)と図3(b)のそれぞれに
示すように、前記電柱12 の内周面の前記縦リブ12ir
が嵌合する複数の縦溝62og と前記電柱12 の内周面の
前記縦リブ12ir が嵌合する複数の縦溝63og がそれぞ
れ形成されている。
【0018】図4は請求項1、請求項2に係る本発明の
第4の実施の形態の構成を示し、(a)は立断面図、
(b)は(a)のG−G線矢視端面図である。上記の図
に示す請求項1、請求項2に係る本発明の第4の実施の
形態の構成の、前記第1〜第3の実施の形態の構成と異
なる点は以下のとおりである。すなわち、アルミニウム
合金管製電柱14 の外周面に該電柱14 の長手方向に伸
びる複数の補強用縦リブ14or が形成されている。
【0019】上記請求項1、請求項2に係る本発明の第
2〜第4の実施の形態の構成の作用は、前記第1の実施
の形態の構成の作用と略同じであるので重複説明を省
く。
【0020】さらに、請求項1、請求項2に係る前記第
1〜第4の実施の形態のように、前記定着用金物51
4 の各々の垂直管部61 〜64 に、アルミニウム合金
管製電柱11 〜14 の各々の下部を外嵌するため、前記
垂直管部61 〜64 の外径が小さくなる。また、定着用
金物51 〜54 の垂直管部61 〜64 の各々の外周面
と、その下端外周のフランジ71 〜74 の各々の上面と
の間に、複数の補強用外リブを形成することもできな
い。その結果前記定着用金物51 〜54 の垂直管部61
〜64 の各々の曲げ剛性が、後述の請求項1、請求項
3、請求項4に係る本発明の実施の形態の場合より小さ
くならざるを得ない。
【0021】上記のような問題点の解決策の一部とし
て、垂直管部の曲げ剛性を向上させるために、以下の手
段を採用してもよい。 (1)図5(a)〜(d)に示すように、垂直管部6の
内部に横断面十字状の中仕切り壁6cwや横断面一の字状
の仕切り壁6w を設けたり、複数の内リブ6irを設け
る。 (2)上記の中仕切り壁の少なくとも一本が、また上記
の内リブの対向する少なくとも一対が、架線の架設方向
と直交する方向を向くように、定着用金物5を配設す
る。
【0022】次に、請求項1、請求項3、請求項4に係
る本発明の実施の形態の構成とその作用について、添付
の図面を参照して以下に説明する。
【0023】図6は請求項1、請求項3、請求項4に係
る本発明の第1の実施の形態の構成を示し、(a)は立
断面図、(b)は(a)のH−H線矢視端面図である。
本実施の形態において、電車線路支持物用アルミニウム
合金管製電柱111 の基礎Fd への定着構造は、所定の
外径Do のアルミニウム合金管製電柱111 の下端の外
周にアルミニウム合金板材製フランジ121 をネジ部1
3を介して螺着・固定しておき、外径が前記アルミニウ
ム合金管製電柱111 の外径DO より僅かに大径の内径
をそなえる垂直管部161 と、その下端に固定されたフ
ランジ部171 と、該フランジ部171 の上面と前記垂
直管部161 の外周面に固定された複数の補強リブ18
1 とからなる定着用金具151 に、前記アルミニウム合
金管製電柱111 の下端部を内挿するとともに、前記定
着用金具151 のフランジ部171 を、前記アルミニウ
ム合金管製電柱111 の下端外周に螺着・固定された前
記フランジ121 上に重ね合わせるとともに、フランジ
部171 とフランジ121 を、前記基礎Fd に植設され
た複数のアンカ−ボルト19と、該アンカ−ボルト19
に螺嵌されたナット20とを介して前記基礎Fd に同時
に定着して、基本的に構成されている。
【0024】なお、上記の実施の形態において、定着用
金具151 は、前記請求項1、請求項2に係る実施の形
態における定着用金具5と同様に、鋼の溶接構造物、鋳
造品や鍛造品、アルミニウム合金の鋳造品等として必要
な強度を持つように形成される。
【0025】上記のように構成された請求項1、請求項
3、請求項4に係る本発明の第1の実施の形態によれ
ば、必要な強度を持つように形成された垂直管部161
と、その下端に固定されたフランジ部171 と、該フラ
ンジ部171 の上面と前記垂直管部161 の外周面に固
定された複数の補強リブ181 とからなる定着用金具1
1 を、下端周囲にアルミニウム合金板材からなるフラ
ンジ121 を螺着・固定したアルミニウム合金管製電柱
111 の下端部に外嵌する二重構造としたので、アルミ
ニウム合金管製電柱111 の下端近傍の曲げ応力的に最
も厳しい部分から、前記図12で示した鋼管製電柱の下
端定着部のような溶接部を無くして許容曲げ応力の上昇
を図るとともに、定着用金具151 でこの部分を補強し
ているので、十分な強度を備えた定着構造が得られる。
【0026】また、上記のような定着構造おいては、ア
ルミニウム合金管製電柱111 の下端周囲に固定された
フランジ121 が、前述の請求項1、請求項2に係る本
発明の実施の形態の場合と同じく、前記電柱111 の抜
け止めの作用を呈する。さらに、定着用金物151 の垂
直管部161 がその外周面に固定された補強用リブとと
もに、請求項1、請求項2に係る本発明の実施の形態の
場合よりもより強力に、電柱111 の下端部近辺に作用
する曲げ力に対して電柱111 を補強し、電柱111
作用する曲げモーメントによる電柱111 の局部座屈の
より強力な防止作用を呈する。こうして、簡易で、強力
かつ安定した定着構造が得られる。
【0027】なお、上記の請求項1、請求項3、請求項
4に係る本発明の実施の形態において、アルミニウム合
金管製電柱が、前記図2、図3で示されたような内周に
複数の補強用縦リブを形成したものである場合も、上記
第1の実施の形態と全く変わることがないので、説明を
省略する。
【0028】図7は請求項1、請求項3、請求項4に係
る本発明の第2の実施の形態の構成を示し、(a)は立
断面図、(b)は(a)のK−K線矢視端面図である。
上記の図に示す第2の実施の形態の構成の、上記第1の
実施の形態の構成と異なる点は以下のとおりである。 第2の実施の形態のアルミニウム合金管製電柱112
の外周面に、該電柱112 の長手方向に伸びる複数の補
強用縦リブ112or が形成されている。 第2の実施の形態の定着用金具152 の垂直管部16
2 の内周面には、前記電柱112 の外周面の前記縦リブ
112or が嵌合する複数の縦溝162ig が形成されてい
る。
【0029】上記の請求項1、請求項3、請求項4に係
る本発明の第2実施の形態の構成の作用は、前記第1の
実施の形態の構成の作用と略同じであるので重複説明を
省く。
【0030】ところで、前記の請求項1、請求項2に係
る本発明の第1〜第4の実施の形態においては、アルミ
ニウム合金管製電柱11 〜14 の各々の下端とその周囲
のフランジ21 〜24 の各々との固定は、ネジ部3を介
した螺着により行った。また、上記の請求項1、請求項
3、請求項4に係る本発明の第1、第2の実施の形態に
おいても、アルミニウム合金管製電柱111 、112
各々の下端とその周囲のフランジ121 、122 の各々
との固定は、ネジ部13を介した螺着により行った。し
かしながら、本発明は上記のような螺着による固定に限
られるものではない。すなわち、図1(a)〜図4
(a)の一点鎖線の円で囲んだ部分Bの拡大図である図
8(a)と、図6(a)、図7(a)の一点鎖線の円で
囲んだ部分Jの拡大図である図8(b)の各々に示すよ
うに、上部溶接ビード4u 、14u と下部溶接ビード4
l 、14l のそれぞれを形成するように隅肉溶接で固定
してもよい。その結果、溶接部の若干の強度低下が生じ
たとしても、定着用金物5、15のそれぞれによる十分
な補強作用により、電車線路支持物用アルミニウム合金
管製電柱1、11の基礎Fd への実際上問題のない定着
構造を形成することが可能である。
【0031】なお、上記の請求項1、請求項2に係る本
発明の実施の形態と請求項1、請求項3、請求項4に係
る本発明の実施の形態には、以下のようなすぐれた効果
がある。すなわち、工事現場における定着作業の前に、
事前に、例えば工場等において、アルミニウム合金管製
電柱下端周囲へのアルミニウム合金板材製のフランジの
螺着または溶接による固定、さらに定着用金物のセット
等の作業を行っておけば、工事現場における定着作業時
間の短縮、作業要員の削減等が可能となり定着工事のコ
ストの低減が可能である。
【0032】次に、添付の図面を参照して、請求項5に
係る本発明の実施の形態と作用について、以下に説明す
る。図9は請求項5に係る本発明の実施の形態で使用さ
れる定着用金具の実施の形態を示す斜視図である。前記
請求項1、請求項3、請求項4に係る本発明の第1、第
2の実施の形態においては、それぞれの定着用金具15
1 、152 の何れもが、円周方向に連続した一体形に形
成されていたのに対して、本実施の形態における定着用
金具15は、垂直管部16の軸心を挟んで所定の間隔d
をおいて平行に対向する一対の垂直面で二分割して左右
一対のセグメント15l と15r とからなる分割形に形
成し、該左右のセグメント15l と15r の各々の分割
面側端部に、複数の相対する連結ボルト用水平貫通孔2
2を穿設した連結用フランジ兼補強用リブ18cl,18
crを備えるようにしたものである。
【0033】なお、上記の実施の形態においては、定着
用金具15を、一対のセグメントからなる二分割形とし
たが、上記請求項1、請求項3、請求項4に係る本発明
の第1の実施の形態における電柱111 の外径Do や、
上記請求項1、請求項3、請求項4に係る本発明の第2
の実施の形態における電柱112 の外周面の複数のリブ
112or の先端に外接する仮想円の直径Dorが大きな場
合、定着用金具15の垂直管部16の高さが高い場合、
定着用金具15のフランジ部17の厚みや外形寸法が大
きい等の理由により、定着用金具15の全体重量が大き
くなる場合には、人手による取り扱いを容易にし、分割
形の組立て等を容易におこなえるようにするために、三
〜四分割したものにしてもよい。
【0034】上記のように定着用金物15を分割形にし
た場合、次のような作用・効果がある。 (1)定着用金物15の分割形の各セグメント同士を連
結用ボルトとナットで連結し、円周方向に十分に締めつ
けを行うことにより、各セグメントの垂直円弧部の内面
と電柱11の外周面との接触がよくなり、両者の間の摩
擦力が大きくなるため、電柱11の下端周囲に固定され
たフランジ部12による抜け止め作用の他に、摩擦力に
よる抜け止め作用の大幅な向上も期待できる。 (2)現地における電柱の定着作業の開始前に、事前に
電柱下端にフランジを固定しておくことが可能で、特に
溶接による固定の場合に、工場等で出荷前にフランジを
取り付けておくことが可能となり、現地での定着作業時
間の短縮に寄与する。 (3)前記図7を参照して説明した請求項1、請求項
3、請求項4に係る本発明の第2の実施の形態のよう
に、外周面に複数のリブ112or を設けた電柱112
定着用金物152 を分割形として形成した場合、前記電
柱外周面の複数のリブ112or と定着用金物152 の垂
直管部162 の各分割部の内周面の縦溝162i g との嵌
合が行いやすくなり、工事現場における定着作業時間の
短縮が期待できる。
【0035】次に、請求項6に係る本発明の実施の形態
について、前記の図面を含めて図面を参照しながら以下
に説明する。請求項6に係る本発明の定着構造において
は、前記の請求項1、請求項3、請求項4に係る各実施
の形態において説明した定着用金物15の材質として鋼
等のアルミニウム合金以外の金属を用いた場合に、該定
着用金物15の表面と、アルミニウム合金製の電柱11
とその下端に固定されるフランジ12の各々の表面との
間の異種金属接触腐食の防止手段を施して、基本的に構
成される。
【0036】本発明における上記の異種金属接触腐食の
防止手段の実施の形態としては、例えば以下のものが考
えられる。 (1)前記の両表面同士の間に、電気絶縁物としての例
えばゴムシート(図示せず)もしくはゴムチューブ(図
示せず)を挟む。なお、ゴムの種類としては、EP(エ
チレンプロピレン)ゴム等が、雨や紫外線による劣化に
強く、寿命が長いので好ましい。 (2)前記の両表面同士の間を、電気絶縁性の接着剤で
接着する。 (3)前記両表面間同士の間隙への雨水の侵入口になり
える箇所を、図示せぬ電気絶縁性のシール剤(材)でシ
ールすることにより雨水の侵入を防止する。 (4)前記両表面同士の間隙にした侵入した雨水が溜ま
らないように、水抜き孔、水抜き溝および水抜き用切欠
き等の一つ以上からなる水抜き通路を設ける。 なお、上記のような異種金属接触腐食の防止手段は、少
なくとも一つ施す必要があるが、それぞれの手段の効果
に対する信頼度、効果の予測持続年数およびこれらに影
響を与える環境条件・気象条件等を考慮して、複数の手
段を適切に組み合わせて施してもよい。
【0037】上記(4)項で述べた水抜き孔、水抜き溝
および水抜き用切欠き等の一つ以上からなる水抜き通路
を設けた請求項4に係る本発明の実施の形態について、
添付の図面を用いて以下に説明する。図10(a)〜
(c)は前記請求項1、請求項3、請求項4に係る第
1、第2の実施の形態において、水抜き孔、水抜き溝お
よび水抜き切欠きの一つ以上からなる水抜き通路を設け
た一部拡大縦断面図、図11は前記請求項5に係る実施
の形態において、水抜き切欠きを設けた一部斜視図であ
る。
【0038】図10(a)は、アルミニウム合金管製電
柱11に外嵌された鋼製の定着用金物15の垂直管部1
6の、フランジ部17の上面のレベルに、水抜き孔16
whを、電柱11の周方向に複数設けた例を示す。図10
(b)は、上記図(a)で示した水抜き孔16whに連通
する水抜き溝16wgを、定着用金物15の垂直管部16
の内周面の周方向に刻設した例を示す。図10(c)
は、定着用金物15の垂直管部16の内周面の下端部に
水抜き用切欠き16wnを周方向に刻設するとともに、フ
ランジ部17の下面に一端が前記水抜き用切欠き16wn
に連通し、他端が前記フランジ部17の外周端面に開口
する水抜き用溝17wgを放射状に複数刻設した例を示
す。なお、上記図10(a)、(b)で示す例では、定
着用金物15のフランジ部17の上面のレベル以下の前
記アルミニウム合金管製電柱11の外周面と垂直管部1
6の内周面との間に雨水が流れ込まないように、該当部
を接着剤による接着やシール剤(材)によるシール等の
手段を施しておくことが望ましい。
【0039】上記のように構成された請求項6にかかる
本発明の実施の形態においては、定着用金物15の垂直
管部16の上端から、アルミニウム合金管製電柱11の
外周面と前記垂直管部内周面との間の間隙に侵入した雨
水は、図10(a)で示す例では、前記複数の水抜き孔
16whから定着用金物15の外部へ排出される。図10
(b)で示す例では、前記侵入雨水は前記水抜き溝16
wg内に集められ、該水抜き溝16wgに連通した水抜き孔
16whから定着用金物15の外部へ排出される。また、
図10(c)で示した例では、侵入雨水は前記水抜き切
欠き16wnに集められ、前記水抜き用溝17wgを経由し
て定着用金物15の外へ排出される。
【0040】図11は、アルミニウム合金管製電柱11
に外嵌された前記図9で示した二分割形の鋼製の定着用
金物15の各セグメント15l 、15r の垂直円弧部1
6l、16r の内面下端部に水抜き切欠き16wnを設け
た例で、セグメント15r を代表として示す。この例で
は、2分割形の定着用金物15の各セグメント15l、
15r の垂直円弧部16l 、16r の上端から、アルミ
ニウム合金管製電柱11の外周面と前記垂直円弧部内面
の間の間隙に侵入した雨水は、前記水抜き切欠き16wn
に集められ、前記図9に示したセグメント15l と15
r の各々の連結用フランジ18clと18crとの間隙から
外へ排出される。
【0041】なお、前記請求項1、請求項2に係る本発
明の実施の形態においては、通常アルミニウム合金管製
電柱1の上端には蓋(図示せず)が取り付けられ、従っ
て、定着用金物5の垂直管部6の外周面と電柱1の内周
面との間に雨水が侵入する恐れがなく、異種金属接触腐
食の可能性は少ない。しかし、気象・環境条件によって
はアルミニウム合金管製電柱1の内部の湿気の凝縮によ
り若干の異種金属接触腐食の可能性が考えらるので、前
記(1)〜(4)項の異種金属接触腐食防止手段のう
ち、(1)項または(2)項の手段を施しておいてもよ
い。この場合、定着金物5の垂直管部6からの電柱1の
抜け止め作用も期待できる。
【0042】以上本発明の実施の形態の構成とその作用
について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限ら
れるものではなく、他の実施の形態をも含むものであ
る。例えば、アルミニウム合金管製電柱が従来一般的に
使用されている円筒状のものでなくてもよく、楕円管、
角管や多角形管で構成されたものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以下のような優れた効果を奏
する。すなわち、請求項1〜請求項5のいずれかに係る
本発明によれば、 (1)電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の基
礎への定着が、従来の鋼管製電柱の定着構造体と同程度
の強度で可能となる。その結果、鋼管製電柱よりも軽量
であるという利点を生かして、活線作業となることもあ
る電車線路支持物の設置・交換工事での作業上、取り扱
いが容易になり、短時間、少人数で、かつ小型の重機を
使用しての工事が可能となり、作業コストが低減でき
る。 (2)アルミニウム合金管製電柱の下端部近辺の最大曲
げ応力発生部位に、鋼管製電柱の下端部へのフランジ溶
接部のような大がかりな溶接部がないので、溶接による
強度低下を考慮してアルミニウム合金管製電柱の肉厚を
厚くする必要がない。また、請求項6に係る本発明によ
れば、 (3)定着用金物に鋼等アルミニウム合金以外の金属材
料のものを使用した場合の異種金属接触腐食が防止さ
れ、定着部の寿命の延長が可能となり、亜鉛めっき鋼管
製電柱のように全体への防錆ペイントの塗装等のメイン
テナンスなしで長寿命が得られるアルミニウム合金管製
電柱の長所が生かせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1、請求項2に係る第1の実施の形
態の構成を示し、(a)は立断面図、(b)は(a)の
A−A線矢視断面図である。
【図2】 請求項1、請求項2に係る第2の実施の形
態の構成を示し、(a)は立断面図、(b)は(a)の
C−C線矢視断面図である。
【図3】 請求項1、請求項2に係る第3の実施の形
態の構成を示し、(a)は立断面図、(b)は(a)の
E−E線矢視断面図である。
【図4】 請求項1、請求項2に係る第4の実施の形
態の構成を示し、(a)は立断面図、(b)は(a)の
G−G線矢視断面図である。
【図5】 請求項2に係る実施の形態の定着用金物の
垂直管部の他の実施の形態を示す横断面である。
【図6】 請求項1、請求項3、請求項4に係る第1
の実施の形態の構成を示し、(a)は立断面図、(b)
は(a)のH−H線矢視断面図である。
【図7】 請求項1、請求項3、請求項4に係る第2
の実施の形態の構成を示し、(a)は立断面図、(b)
は(a)のK−K線矢視断面図である。
【図8】 (a)は図1(a)〜図4(a)のB部の、
(b)は図6(a)、図7(a)のJ部の、それぞれ別
の固定形態をしめす拡大図である。
【図9】 請求項5に係る実施の形態の定着用金具の
構成を示す斜視図である。
【図10】 請求項6に係る実施の形態の構成の一部を
示す拡大断面図である。
【図11】 請求項6に係る別の実施の形態の構成の一
部を示す斜視図である。
【図12】 従来の亜鉛めっき鋼管製電柱の基礎への定
着構造を示し、(a)は(b)のM−M線矢視立断面
図、(b)は(a)のL−L線矢視平断面図である。
【符号の説明】
Fd 基礎 1、11 〜14 アルミニウム合金管製電柱 2、21 〜24 アルミニウム合金板製フランジ 3 ネジ部 4u 上部溶接ビード 4l 下部溶接ビード 5、51 〜54 定着用金物 6、61 〜64 垂直管部 7、71 〜74 フランジ部 8 アンカーボルト 9 ナット 11、111 、112 アルミニウム合金管製電柱 12、121 、122 アルミニウム合金板製フランジ 13 ネジ部(螺着部) 14u 上部溶接ビード 14l 下部溶接ビード 15、151 、152 定着用金物 15l 、15r 二分割形定着用金物セグメント 16、161 、162 垂直管部 16l 、16r 垂直円弧部 16wh 水抜き孔 16wg 水抜き溝 16wn 水抜き用切欠き 17、171 、172 フランジ部 17l 、17r 、 二分割形定着用金物フランジ部 17wg 水抜き溝 18、181 、182 リブ 18cl、18cr、 連結用フランジ兼補強リブ 19 アンカーボルト 20 ナット 21 アンカ−ボルト貫通孔 22 連結用ボルト水平貫通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電車線路支持物用アルミニウム合金管製
    電柱の基礎への定着構造であって、 アルミニウム合金管製電柱の下端周囲にアルミニウム合
    金板材からなるフランジを固定するとともに、 定着用金具を垂直管部とその下端に固定されたフランジ
    部とから形成し、 前記アルミニウム合金管製電柱の下端部に固定された前
    記フランジを、前記定着用金具のフランジ部とともに、
    アンカーボルトとナットとを介して基礎に定着してな
    る、電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の基礎
    への定着構造。
  2. 【請求項2】 アルミニウム合金管製電柱の下端部が、
    前記定着用金具の垂直管部に外嵌されてなる請求項1に
    記載の電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の基
    礎への定着構造。
  3. 【請求項3】 アルミニウム合金管製電柱の下端部が、
    前記定着用金具の垂直管部内に内挿されてなる請求項1
    に記載の電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の
    基礎への定着構造。
  4. 【請求項4】 前記定着用金具の垂直管部とその下端周
    囲に固定されたフランジ部の上面を補強用リブにより補
    強されてなる請求項3に記載の電車線路支持物用アルミ
    ニウム合金管製電柱の基礎への定着構造。
  5. 【請求項5】 前記定着用金具が前記アルミニウム合金
    管製電柱の中心軸をとおる垂直面に平行で所定の間隔を
    有する面で周方向に等分割されて形成された複数のセグ
    メントからなり、該セグメント同士を連結・固定する連
    結・固定手段を備えたものである、請求項3または請求
    項4に記載の電車線路支持物用アルミニウム合金管製電
    柱の基礎への定着構造。
  6. 【請求項6】 前記アルミニウム合金管製電柱およびア
    ルミニウム合金板材からなるフランジの表面と前記定着
    用金具の表面との間における異種金属接触腐食の防止手
    段を施してなる、請求項1〜請求項5のいずれか1項に
    記載の電車線路支持物用アルミニウム合金管製電柱の基
    礎への定着構造。
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