JP2000016108A - シフトレバーの位置決め機構 - Google Patents

シフトレバーの位置決め機構

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JP2000016108A
JP2000016108A JP10182275A JP18227598A JP2000016108A JP 2000016108 A JP2000016108 A JP 2000016108A JP 10182275 A JP10182275 A JP 10182275A JP 18227598 A JP18227598 A JP 18227598A JP 2000016108 A JP2000016108 A JP 2000016108A
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pressing
shift lever
inner hole
cylinder
protruding state
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Naohisa Toyama
尚久 遠山
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Aisin AI Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シフトレバーの中立位置を確実に設定すことが
でき、かつ、押圧ピンとシフトレバーハウジングに隙間
を発生させない位置決め機構を提供して、シフトレバー
ハウジングの振動に起因する衝突音の発生を防止する。 【解決手段】シリンダと、シリンダの長手方向へ摺動可
能に嵌挿された押圧ピンと、シリンダ内に配設されて押
圧ピンを付勢して外部へ突出させるバネを備えた一対の
押圧具10,20を採用して、各押圧ピン13,23
を、シフトレバー33を支持するシフトレバーハウジン
グ32の左右の部位に弾撥的に当接してシフトレバー3
3を中立位置に設定する位置決め機構であり、一方の押
圧具20を押圧ピン22が複数段に突出する構成とし
て、押圧具20の押圧ピン22をシフトレバーハウジン
グ32に常時当接させて、押圧ピン22とシフトレバー
ハウジング32に隙間を発生させないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機におけるシ
フトレバーの位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】変速機のシフトレバーにおいては、ミッ
ションケースに位置決め機構を介して支持されて非操作
時における操作方向の中立位置が設定されるものであ
り、従来の位置決め機構を介して支持されたシフトレバ
ーが図6および図7に示されている。
【0003】当該シフトレバーの位置決め機構において
は、左右一対の押圧具1,2が採用されているもので、
ミッションケース3内に回動可能に組付けたシフトレバ
ー4の下端部を回動可能に支持するシフトレバーハウジ
ング5の左右の部位に、各押圧具1,2の押圧部材であ
る押圧ピンを弾撥的に当接して、シフトレバー4を中立
位置に設定している。
【0004】各押圧具1,2は、筒体1a,2aと、筒
体1a,2aの内孔内にその長手方向へ摺動可能に嵌挿
された押圧ピン1b,2bと、筒体1a,2aの内孔内
に配置されて押圧ピン1b,2bを付勢して外部へ突出
させるバネ1c,2cを備えているもので、シフトレバ
ー4を支持するシフトレバーハウジング5の左右の部位
に各押圧ピン1b,2bを弾撥的に当接して、シフトレ
バーハウジング5を左右から挟持する手段が採られてい
る。
【0005】この位置決め機構においては、各押圧具
1,2のシフトレバーハウジング5に対する押圧荷重
は、シフト操作の誤操作を防止するため、高荷重と低荷
重とに設定されており、かつ、シフトレバー4を中立位
置に確実に保持するため、高荷重側の押圧具1の押圧ピ
ン1bが最大限突出した状態でシフトレバーハウジング
5に当接させて、シフトレバー4がセレクト方向の中立
位置となるように設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該位置決
め機構においては、シフトレバー4およびシフトレバー
ハウジング5が車両の振動等により振動して、シフトレ
バーハウジング5が低荷重側の押圧具2側へ振れると、
図7に示すように、シフトレバーハウジング5は高荷重
の押圧具1の押圧ピン1bとは離間して、シフトレバー
ハウジング5と押圧ピン1bとの間に隙間Lを発生させ
る。このため、シフトレバーハウジング5が振り戻され
ると、シフトレバーハウジング5が押圧ピン1bに衝突
して衝突音を発生させることになる。
【0007】シフトレバーハウジング5の押圧ピン1b
に対する衝突を回避して衝突音の発生を防止する手段と
しては、両押圧具1,2のシフトレバーハウジング5に
対する押圧荷重を高くしてシフトレバー4およびシフト
レバーハウジング5の振動を防止する手段、シフトレバ
ーハウジング5が振動する範囲では押圧具1の押圧ピン
1bとシフトレバーハウジング5が接触しないように構
成する手段、シフトレバー4が振動しても押圧具1の押
圧ピン1bとシフトレバーハウジング5に隙間を発生さ
せない構成とする手段が考えられる。
【0008】しかしながら、上記した第1の手段である
各押圧具1,2の押圧荷重を高くする手段を採用する場
合には、各押圧具1,2の押圧荷重がシフトレバー4の
操作荷重により規制されるため高荷重に設定することが
できないことから、さほど大きな効果を期待し得ない。
また、上記した第2の手段である押圧ピン1bとシフト
レバーハウジング5との接触を回避する手段を採用する
場合には、シフトレバー4を中立位置に設定し得ないこ
ととなる。さらにまた、上記した第3の手段である押圧
ピン1bとシフトレバーハウジング5に隙間を発生させ
ない手段を採用する場合には、押圧ピン1bを常時シフ
トレバーハウジング5に当接させておく必要があって、
シフトレバー4の中立位置を確実に設定すことは困難と
なる。
【0009】従って、本発明の目的は、シフトレバーの
中立位置を確実に設定することができて、かつ、押圧ピ
ンとシフトレバーハウジング間に隙間を発生させない位
置決め機構を提供して、シフトレバーハウジングの振動
に起因する衝突音の発生を防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シフトレバー
の位置決め機構に関するもので、特に、筒体と、該筒体
内にその長手方向へ摺動可能に嵌挿された押圧部材と、
前記筒体内に配設されて前記押圧部材を付勢して外部へ
突出させるバネを備えた一対の押圧具を採用してなり、
ミッションケースに回動可能に組付けたシフトレバーの
下端部を回動可能に支持するシフトレバーハウジングの
左右の部位に、前記各押圧具の押圧部材を弾撥的に当接
して前記シフトレバーを中立状態に保持する形式のシフ
トレバーの位置決め機構に関する。
【0011】しかして、本発明は上記した形式のシフト
レバーの位置決め機構において、前記両押圧具の一方の
押圧具として前記押圧部材が複数段に突出する押圧具を
採用して、該押圧具の前記押圧部材を前記シフトレバー
ハウジングに常時当接させることを特徴とするものであ
る。本発明に係るシフトレバーの位置決め機構において
は、前記一方の押圧具として、高付勢力で付勢されて突
出する第1の突出状態と、低付勢力で付勢されて該第1
の突出状態よりさらに突出する第2の突出状態を形成す
る押圧具を採用して、前記両押圧具の他方の押圧具の押
圧力を、前記一方の押圧具における第1の突出状態での
押圧力と第2の突出状態での押圧力の範囲に設定すると
ともに、該第1の突出状態での押圧力を該第2の突出状
態での押圧力と該他方の押圧具の押圧力を加算した押圧
力より大きく設定する構成を採ることができる。
【0012】また、本発明に係るシフトレバーの位置決
め機構においては、前記一方の押圧具を、大径内孔及び
小径内孔を有する筒体と、該筒体の大径内孔内に摺動可
能に嵌挿されたピストンと、該筒体の大径内孔内に配置
されて該ピストンを小径内孔側へ付勢する第1のバネ
と、該筒体の小径内孔内に摺動可能に嵌挿されて該筒体
の大径内孔内に臨んで該ピストンに受承されるとともに
小径内孔から外部へ突出する押圧ピンと、該筒体の内孔
内にて該押圧ピンと該ピストン間に配置されて該押圧ピ
ンを小径内孔の外部側へ付勢する第2のバネを備えた構
成とし、かつ、前記他方の押圧具を、内孔を有する筒体
と、該筒体の内孔内に摺動可能に嵌挿されて内孔から外
部へ突出する押圧ピンと、該筒体の内孔内にて配置され
て該押圧ピンを内孔の外部側へ付勢するバネを備えた構
成とすることができる。
【0013】
【発明の作用・効果】かかる構成の位置決め機構におい
ては、ミッションケースに回動可能に組付けたシフトレ
バーの下端部を回動可能に支持するシフトレバーハウジ
ングの左右の部位に各押圧具の押圧部材を弾撥的に当接
して、シフトレバーを中立位置に保持するものであり、
シフトレバーのかかる位置決め状態においては、一方の
押圧具の押圧部材を第1段の最大突出状態でシフトレバ
ーハウジングに当接させて、押圧部材に第2段の最大突
出状態となるまでさらに突出可能とすることができる。
【0014】この状態では、シフトレバーおよびシフト
レバーハウジングが車両の振動等により振動して、シフ
トレバーハウジングが他方の押圧具側へ振れると、一方
の押圧具の押圧部材がシフトレバーハウジングのへ振れ
に追従して突出して、押圧部材とシフトレバーハウジン
グとの間での隙間の発生を防止する。このため、シフト
レバーハウジングが一方の押圧具側に振り戻されても、
シフトレバーハウジングが押圧部材の頭部に衝突するこ
とがなくて、衝突音を発生させることはない。
【0015】このように機能する位置決め機構は、具体
的には、一方の押圧具として、高付勢力で付勢されて突
出する第1の突出状態と、低付勢力で付勢されて該第1
の突出状態よりさらに突出する第2の突出状態を形成す
る押圧具を採用して、両押圧具の他方の押圧具の押圧力
を、一方の押圧具における第1の突出状態での押圧力と
第2の突出状態での押圧力の範囲に設定するとともに、
第1の突出状態での押圧力を第2の突出状態での押圧力
と他方の押圧具の押圧力を加算した押圧力より大きく設
定することにより構成することができる。
【0016】このように機能する位置決め機構は、より
好ましくは、一方の押圧具を、大径内孔及び小径内孔を
有する筒体と、筒体の大径内孔内に摺動可能に嵌挿され
たピストンと、筒体の大径内孔内に配置されてピストン
を小径内孔側へ付勢する第1のバネと、筒体の小径内孔
内に摺動可能に嵌挿されて筒体の大径内孔内に臨んでピ
ストンに受承されるとともに小径内孔から外部へ突出す
る押圧ピンと、筒体の内孔内にて押圧ピンとピストン間
に配置されて押圧ピンを小径内孔の外部側へ付勢する第
2のバネを備えた構成とし、かつ、他方の押圧具を、内
孔を有する筒体と、筒体の内孔内に摺動可能に嵌挿され
て内孔から外部へ突出する押圧ピンと、筒体の内孔内に
て配置されて押圧ピンを内孔の外部側へ付勢するバネを
備えた構成とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明すると、図1〜図3には、本発明の一例に係る位置決
め機構を採用して位置決めしたシフトレバーが示されて
いる。当該位置決め機構は、一対の第1,第2押圧具1
0,20を採用してなるもので、各押圧具10,20に
て、ミッションケースを構成するエクステンションハウ
ジング31内にて回動可能に配設されてたシフトレバー
ハウジング32を左右から押圧して挟持することによ
り、シフトレバーハウジング32に支持したシフトレバ
ー33の中立位置を設定している。
【0018】シフトレバー33は、エクステンションハ
ウジング31に設けたシフトタワー34に回動可能に組
付けられて、その下端部はエクステンションハウジング
31の内部に臨んでシフトレバーハウジング32の頂部
に嵌合されて、回動可能に支持されている。なお、シフ
トレバー33は、圧縮スプリング35を介してシフトタ
ワー34に組付けられていて、シフトタワー34からの
突出部がゴム製のブーツ36にて覆蓋されている。
【0019】第1押圧具10は、図1〜図3に示すよう
に、シリンダ11、押圧ピン12および圧縮スプリング
13にて構成されている。シリンダ11は、大径部およ
び小径部からなる段付き内孔を有し、また、押圧ピン1
2は先端部が閉塞された筒状を呈するもので、後端部に
外向フランジ部12aを有している。押圧ピン12は、
シリンダ11内にその長手方向へ摺動可能に嵌挿され、
かつ、圧縮スプリング13は押圧ピン12の内孔内に嵌
挿されてシリンダ11の後端部に固着したリテーナ14
に受承されている。この状態では、押圧ピン12は圧縮
スプリング13の付勢力によりシリンダ11の先端部か
ら外部へ突出し、その外向フランジ部12aをシリンダ
11の内孔内の段部11aに当接させている。
【0020】第2押圧具20は、図1〜図4に示すよう
に、シリンダ21、押圧ピン22、押圧ピストン23、
および第1,第2圧縮スプリング24,25にて構成さ
れている。シリンダ21は、大径部および小径部からな
る段付き内孔を有し、押圧ピ22は先端部が閉塞された
筒状を呈するもので、後端部に外向フランジ部22aを
有し、かつ、押圧ピストン23は先端部が閉塞された筒
状を呈するもので、先端部に環状の突起部23aを備え
ている。
【0021】押圧ピン22は、シリンダ21内にその長
手方向へ摺動可能に嵌挿されてシリンダ21の小径内孔
21a内に位置し、第1圧縮スプリング24が押圧ピン
22の内孔内に嵌挿されている。押圧ピストン23は、
シリンダ21内にその長手方向へ摺動可能に嵌挿されて
シリンダ21の大径内孔21b内に位置し、第2圧縮ス
プリング25が押圧ピストン23の内孔内に嵌挿されて
いる。第2圧縮スプリング25は、シリンダ21の後端
部に固着したリテーナ26に受承されていて、押圧ピス
トン23を付勢してその突起部23aをシリンダ21の
内孔内の段部21cに当接させている。押圧ピストン2
3は、第1圧縮スプリング24を押圧して押圧ピン22
をシリンダ21の先端部から外部へ突出させて、その外
向フランジ部22aをシリンダ21の内孔内の段部21
cに当接させている。
【0022】しかして、当該位置決め機構においては、
各押圧具10,20をエクステンションハウジング31
に互いに対向して螺着して、各押圧具10,20を構成
する押圧ピン12,22をシフトレバーハウジング32
に左右から弾撥的に当接させて、シフトレバーハウジン
グ32を左右から挟持している。両押圧具10,20を
構成する各押圧ピン12,22および押圧ピストン23
のシフトレバーハウジング32に対する押圧荷重は、押
圧ピン12の押圧荷重をF1、押圧ピン22の押圧荷重
をF2、押圧ピストン23の押圧荷重をF3とした場合、
F3>F1>F2で、かつ、F3>F1+F2の関係に設定
されている。この結果、第1押圧具10はシフトレバー
ハウジング32を押圧荷重F2にて押圧し、かつ、第2
押圧具20はシフトレバーハウジング32を押圧荷重F
3−F1にて押圧して、シフトレバー33の中立位置を
設定している。
【0023】この押圧状態においては、第1押圧具10
にあっては、その押圧ピン12がシフトレバーハウジン
グ32側からの押圧力により所定量後退して、その外向
フランジ部12aをシリンダ11の内孔内の段部11a
とは離間させている。また、第2押圧具20にあって
は、押圧ピストン23の突起部23aはシリンダ21の
内孔内の段部21cに当接しているが、押圧ピン22は
シフトレバーハウジング32側からの押圧力により所定
量後退して、その外向フランジ部22aをシリンダ21
の内孔内の段部21cとは離間させている。なお、外向
フランジ部2aは押圧ピストン23の閉塞部23bに当
接している。
【0024】かかる構成の位置決め機構においては、シ
フトレバー33が中立位置にある場合には図1に示す状
態にあり、シフトレバー33の振動によりシフトレバー
ハウジング32が左右に振動した場合には、図2および
図3に示す支持構造を採る。すなわち、シフトレバーハ
ウジング32が図2に示すように第1押圧具10側へ振
れた場合には、第1押圧具10の押圧ピン12は圧縮ス
プリング13に抗して後退し、かつ、第2押圧具20の
押圧ピン22は第1圧縮スプリング23の作用により突
出する。このため、第2押圧具20の押圧ピン22は、
シフトレバーハウジング32の第1押圧具10側への振
れに追従して突出して、押圧ピン22とシフトレバーハ
ウジング32間に隙間を発生させることがない。
【0025】また、シフトレバーハウジング32が図3
に示すように第2押圧具20側へ振れ戻された場合に
は、第1押圧具10の押圧ピン12は圧縮スプリング1
3の作用により突出してシフトレバーハウジング32の
振れ戻しに追従し、かつ、第2押圧具20の押圧ピン2
2は第2圧縮スプリング25に抗して後退する。このた
め、シフトレバーハウジング32は押圧ピン22に衝突
することがなくて、衝突音を発生させることはない。ま
た、押圧ピン12とシフトレバーハウジング32間には
隙間を発生させることがないため、シフトレバーハウジ
ング32がさらに第1押圧具10側へ振れても衝突音を
発生させることはない。
【0026】当該位置決め機構においては、第2押圧具
20の第1段の押圧荷重を最大押圧荷重に設定して、こ
の最大押圧荷重をシフトレバーハウジング32に付与す
ることによりシフトレバー33の中立位置を設定する手
段を採っているため、シフトレバー33の中立位置を確
実に設定することができる。図5には、当該位置決め機
構に採用する第2押圧具の他の一例が示されている。こ
の第2押圧具20Aは、基本的には第2押圧具20と同
様の構成のものであり、第2押圧具20を構成する押圧
ピストン23の先端部に緩衝材27を貼着したものであ
る。緩衝材27は例えばゴム製のもので、押圧ピストン
23と第1圧縮スプリング24間に介在して、各種の発
生音の原因となる振動を減衰すべく機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る位置決め機構のシフトレバ
ーハウジングが非振動の場合の状態を示す縦断面図であ
る。
【図2】同位置決め機構のシフトレバーハウジングが他
方の押圧具側へ振れた場合の状態を示す縦断面図であ
る。
【図3】同位置決め機構のシフトレバーハウジングが一
方の押圧具側へ振れた場合の状態を示す縦断面図であ
る。
【図4】同位置決め機構で採用する一方の押圧具の一例
を示す断面図である。
【図5】同押圧具の他の一例を示す断面図である。
【図6】従来の位置決め機構のシフトレバーハウジング
が非振動の場合の状態を示す縦断面図である。
【図7】同位置決め機構のシフトレバーハウジングが他
方の押圧具側へ振れた場合の状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10…第1押圧具、11…シリンダ、11a…段部、1
2…押圧ピン、12a…外向フランジ部、13…圧縮ス
プリング、14…リテーナ、20,20A…第2押圧
具、21…シリンダ、21a…小径内孔、21b…大径
内孔、21c…段部、22…押圧ピン、22a…外向フ
ランジ部、23…押圧ピストン、23a…突起部、23
b…閉塞部、24…第1圧縮スプリング、25…第2圧
縮スプリング、26…リテーナ、27…緩衝材、31…
エクステンションハウジング、32…シフトレバーハウ
ジング、33…シフトレバー、34…シフトタワー、3
5…圧縮スプリング、36…ブーツ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒体と、該筒体内にその長手方向へ摺動可
    能に嵌挿された押圧部材と、前記筒体内に配設されて前
    記押圧部材を付勢して外部へ突出させるバネを備えた一
    対の押圧具を採用してなり、ミッションケースに回動可
    能に組付けたシフトレバーの下端部を回動可能に支持す
    るシフトレバーハウジングの左右の部位に、前記各押圧
    具の押圧部材を弾撥的に当接して前記シフトレバーを中
    立状態に保持するシフトレバーの位置決め機構であり、
    前記両押圧具の一方の押圧具として前記押圧部材が複数
    段に突出する押圧具を採用して、該両押圧具の押圧部材
    を前記シフトレバーハウジングに常時当接させることを
    特徴とするシフトレバーの位置決め機構。
  2. 【請求項2】前記一方の押圧具として、高付勢力で付勢
    されて突出する第1の突出状態と、低付勢力で付勢され
    て該第1の突出状態よりさらに突出する第2の突出状態
    を形成する押圧具を採用して、前記両押圧具の他方の押
    圧具の押圧力を、前記一方の押圧具における第1の突出
    状態での押圧力と第2の突出状態での押圧力の範囲に設
    定するとともに、該第1の突出状態での押圧力を該第2
    の突出状態での押圧力と該他方の押圧具の押圧力を加算
    した押圧力より大きく設定したことを特徴とする請求項
    1に記載のシフトレバーの位置決め機構。
  3. 【請求項3】前記一方の押圧具を、大径内孔及び小径内
    孔を有する筒体と、該筒体の大径内孔内に摺動可能に嵌
    挿されたピストンと、該筒体の大径内孔内に配置されて
    該ピストンを小径内孔側へ付勢する第1のバネと、該筒
    体の小径内孔内に摺動可能に嵌挿されて該筒体の大径内
    孔内に臨んで該ピストンに受承されるとともに小径内孔
    から外部へ突出する押圧ピンと、該筒体の内孔内にて該
    押圧ピンと該ピストン間に配置されて該押圧ピンを小径
    内孔の外部側へ付勢する第2のバネを備えた構成とし、
    かつ、前記他方の押圧具を、内孔を有する筒体と、該筒
    体の内孔内に摺動可能に嵌挿されて内孔から外部へ突出
    する押圧ピンと、該筒体の内孔内にて配置されて該押圧
    ピンを内孔の外部側へ付勢するバネを備えた構成とした
    ことを特徴とする請求項2に記載のシフトレバーの位置
    決め機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003025694A1 (en) * 2001-09-20 2003-03-27 Mtm Pty Ltd A shift lever assembly
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CN103758992A (zh) * 2014-02-18 2014-04-30 上海南慧电缆有限公司 能吸震的汽车手排变速操纵器

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