JP2000015731A - ラミネート発泡材料及びその製造方法 - Google Patents
ラミネート発泡材料及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基材の片面のみに樹脂をラミネートした材料
を基材中の水分により発泡させる方法を提供する。 【解決手段】 水分を含有する基材の片面にポリオレフ
ィン系樹脂層をラミネートし、得られたラミネート材料
の前記基材の他の面を加熱部材に密接触させ、前記基材
に含有されている水分により前記ポリオレフィン系樹脂
層を発泡させることを特徴とする。
を基材中の水分により発泡させる方法を提供する。 【解決手段】 水分を含有する基材の片面にポリオレフ
ィン系樹脂層をラミネートし、得られたラミネート材料
の前記基材の他の面を加熱部材に密接触させ、前記基材
に含有されている水分により前記ポリオレフィン系樹脂
層を発泡させることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラミネート発泡材料
及びその製造方法に関し、更に詳しくは、燃焼時に環境
を汚染する有害ガスを発生したり、焼却炉を損傷するこ
とがなく、発泡性に優れ、断熱性やボリューム感に富
み、壁紙等各種建築材料や断熱性容器等に好適なラミネ
ート発泡材料及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に関し、更に詳しくは、燃焼時に環境
を汚染する有害ガスを発生したり、焼却炉を損傷するこ
とがなく、発泡性に優れ、断熱性やボリューム感に富
み、壁紙等各種建築材料や断熱性容器等に好適なラミネ
ート発泡材料及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、押出ラミネートによる発泡方法と
しては、例えば特公昭48−32283号公報には湿気
を有する紙の両面にポリエチレンをラミネートし、加熱
炉で加熱して紙に含まれている水分の蒸気圧を利用して
ポリエチレン層に凹凸を形成するラミネート加工紙の製
造法が記載されている。また特開平7−232774号
公報には、外壁面の一部に印刷が施され、該外壁面及び
内壁面の両面を熱可塑性合成樹脂フィルムでラミネート
した部材からなる紙製容器をコンベアオーブンで加熱す
ることにより該熱可塑性合成樹脂フィルムを発泡させ、
印刷部分に比較的厚い発泡断熱層を形成させ、無印刷部
分に比較的薄い発泡断熱層を形成させる断熱性紙製容器
の製造方法が記載されている。
しては、例えば特公昭48−32283号公報には湿気
を有する紙の両面にポリエチレンをラミネートし、加熱
炉で加熱して紙に含まれている水分の蒸気圧を利用して
ポリエチレン層に凹凸を形成するラミネート加工紙の製
造法が記載されている。また特開平7−232774号
公報には、外壁面の一部に印刷が施され、該外壁面及び
内壁面の両面を熱可塑性合成樹脂フィルムでラミネート
した部材からなる紙製容器をコンベアオーブンで加熱す
ることにより該熱可塑性合成樹脂フィルムを発泡させ、
印刷部分に比較的厚い発泡断熱層を形成させ、無印刷部
分に比較的薄い発泡断熱層を形成させる断熱性紙製容器
の製造方法が記載されている。
【0003】しかるに、これらの方法による場合は、加
熱炉やオーブン中で加熱するため、この加熱の際に蒸気
圧を保持するためには紙基材の両面に樹脂をラミネート
することが必要である。例えば、壁紙等のように、厚さ
が薄く、長尺物で、後加工で糊付けされるため片面は末
加工、即ち、片面はラミネート不要であるような場合に
おいても、紙の両面にラミネートしなければ発泡させる
ことができず、コストアップとなるばかりでなく、石油
資源を浪費する結果となる。また、これらの方法では、
ラミネート樹脂層の発泡が紙基材の含有する水分によっ
て左右され、水分含有量が小さい場合には十分に発泡せ
ず、また逆に高い場合には十分に発泡はするものの、機
械的強度が低下するという問題を孕んでいる。更に、水
分含有量の大きい厚紙を用いる場合は、コストが大きく
なるという問題もある。
熱炉やオーブン中で加熱するため、この加熱の際に蒸気
圧を保持するためには紙基材の両面に樹脂をラミネート
することが必要である。例えば、壁紙等のように、厚さ
が薄く、長尺物で、後加工で糊付けされるため片面は末
加工、即ち、片面はラミネート不要であるような場合に
おいても、紙の両面にラミネートしなければ発泡させる
ことができず、コストアップとなるばかりでなく、石油
資源を浪費する結果となる。また、これらの方法では、
ラミネート樹脂層の発泡が紙基材の含有する水分によっ
て左右され、水分含有量が小さい場合には十分に発泡せ
ず、また逆に高い場合には十分に発泡はするものの、機
械的強度が低下するという問題を孕んでいる。更に、水
分含有量の大きい厚紙を用いる場合は、コストが大きく
なるという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑み、上記従来技術の問題を解消し、基材の片面のみに
樹脂をラミネートした材料であっても発泡させることが
でき、また水分含有量の小さい基材であっても十分に発
泡させる方法を提供し、基材の片面に基材中の水分及び
/又は水分補給材中の水分によって発泡したポリオレフ
ィン系樹脂層を有するラミネート発泡材料を提供するも
のである。
鑑み、上記従来技術の問題を解消し、基材の片面のみに
樹脂をラミネートした材料であっても発泡させることが
でき、また水分含有量の小さい基材であっても十分に発
泡させる方法を提供し、基材の片面に基材中の水分及び
/又は水分補給材中の水分によって発泡したポリオレフ
ィン系樹脂層を有するラミネート発泡材料を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決せんとして鋭意研究の結果、基材の片面のみに樹脂
をラミネートした場合であっても加熱部材を密接触させ
ることにより、基材の両面にラミネートした場合と同等
又はそれ以上に発泡させることができ、また水分含有量
が少ない基材の場合には、基材に水分補給材を当接して
加熱部材を密接触させることにより発泡させることがで
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
解決せんとして鋭意研究の結果、基材の片面のみに樹脂
をラミネートした場合であっても加熱部材を密接触させ
ることにより、基材の両面にラミネートした場合と同等
又はそれ以上に発泡させることができ、また水分含有量
が少ない基材の場合には、基材に水分補給材を当接して
加熱部材を密接触させることにより発泡させることがで
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明の第1は、水分を含有する基
材の片面にポリオレフィン系樹脂層を設けたラミネート
材料であって、前記ポリオレフィン系樹脂層が前記基材
に含有される水分により発泡してなることを特徴とする
ラミネート発泡材料を内容とする。好ましい態様として
は、水分を含有する基材が紙からなる。
材の片面にポリオレフィン系樹脂層を設けたラミネート
材料であって、前記ポリオレフィン系樹脂層が前記基材
に含有される水分により発泡してなることを特徴とする
ラミネート発泡材料を内容とする。好ましい態様として
は、水分を含有する基材が紙からなる。
【0007】本発明の第2は、水分を含有する基材の片
面にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られた
ラミネート材料の前記基材の他の面を加熱部材に密接触
させ、前記基材に含有されている水分により前記ポリオ
レフィン系樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネ
ート発泡材料の製造方法を内容とする。好ましい態様と
しては、基材に含有される水分が4g/m2以上である。
面にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られた
ラミネート材料の前記基材の他の面を加熱部材に密接触
させ、前記基材に含有されている水分により前記ポリオ
レフィン系樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネ
ート発泡材料の製造方法を内容とする。好ましい態様と
しては、基材に含有される水分が4g/m2以上である。
【0008】本発明の第3は、水分を含有する基材の片
面にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られた
ラミネート材料の前記基材の他の面に離型性シートを配
設し、該離型性シートの基材と接していない面を加熱部
材に密接触させ、前記基材に含有されている水分により
前記ポリオレフィン系樹脂層を発泡させた後、前記離型
性シートを剥離除去することを特徴とするラミネート発
泡材料の製造方法を内容とする。。
面にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られた
ラミネート材料の前記基材の他の面に離型性シートを配
設し、該離型性シートの基材と接していない面を加熱部
材に密接触させ、前記基材に含有されている水分により
前記ポリオレフィン系樹脂層を発泡させた後、前記離型
性シートを剥離除去することを特徴とするラミネート発
泡材料の製造方法を内容とする。。
【0009】本発明の第4は、水分を含有する基材の片
面にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られた
ラミネート材料の前記基材の他の面に水分補給材を配設
し、該水分補給材の基材と接していない面を加熱部材に
密接触させ、前記基材に含有されている水分と前記水分
補給材に含有されている水分とにより、又は前記水分補
給材に含有されている水分により前記ポリオレフィン系
樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネート発泡材
料の製造方法を内容とする。
面にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られた
ラミネート材料の前記基材の他の面に水分補給材を配設
し、該水分補給材の基材と接していない面を加熱部材に
密接触させ、前記基材に含有されている水分と前記水分
補給材に含有されている水分とにより、又は前記水分補
給材に含有されている水分により前記ポリオレフィン系
樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネート発泡材
料の製造方法を内容とする。
【0010】上記第2、第3又は第4の発明において、
好ましい態様としては、水分を含有する基材が紙からな
る。また好ましい態様としては、水分補給材が紙からな
る。
好ましい態様としては、水分を含有する基材が紙からな
る。また好ましい態様としては、水分補給材が紙からな
る。
【0011】上記第4の発明において、好ましい態様と
しては、水分補給材の加熱部材と密接触する面に、耐熱
性、防湿性、親水性から選ばれる少なくとも1つの性質
を付与してなる。更に好ましい態様としては、ラミネー
ト材料を、ポリオレフィン系樹脂層が発泡しない温度で
予め予備加熱を行い、次いで加熱部材と密接触させる。
しては、水分補給材の加熱部材と密接触する面に、耐熱
性、防湿性、親水性から選ばれる少なくとも1つの性質
を付与してなる。更に好ましい態様としては、ラミネー
ト材料を、ポリオレフィン系樹脂層が発泡しない温度で
予め予備加熱を行い、次いで加熱部材と密接触させる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるポリオレフィ
ン系樹脂は特に制限されないが、比較的軟化点の低いも
のが好ましく、より好ましくはビカット軟化点が100
℃以下のものである。このようなポリオレフィン系樹脂
としては、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、リ
ニヤー低密度ポリエチレン(LLDPE)等のポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチ
レン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン
−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタアク
リル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−メタア
クリル酸共重合体(EMAA)、アイオノマー、エチレ
ン−α・オレフィン共重合体、エチレン−無水マレイン
酸共重合体等のエチレン共重合体等が挙げられ、これら
は単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
ン系樹脂は特に制限されないが、比較的軟化点の低いも
のが好ましく、より好ましくはビカット軟化点が100
℃以下のものである。このようなポリオレフィン系樹脂
としては、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、リ
ニヤー低密度ポリエチレン(LLDPE)等のポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチ
レン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン
−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタアク
リル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−メタア
クリル酸共重合体(EMAA)、アイオノマー、エチレ
ン−α・オレフィン共重合体、エチレン−無水マレイン
酸共重合体等のエチレン共重合体等が挙げられ、これら
は単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0013】本発明に用いられる水分を含有する基材と
しては紙が好ましく、更に4g/m2以上の水分を含有す
るものが好ましい。水分含有量が4g/m2未満では加熱
により十分に蒸発させ、発泡させることが困難な場合が
あり好ましくない。
しては紙が好ましく、更に4g/m2以上の水分を含有す
るものが好ましい。水分含有量が4g/m2未満では加熱
により十分に蒸発させ、発泡させることが困難な場合が
あり好ましくない。
【0014】本発明のラミネート発泡材料は、水分を含
有する基材の片面にポリオレフィン系樹脂層を設けたラ
ミネート材料であって、前記ポリオレフィン系樹脂層が
前記基材に含有される水分により発泡してなることを特
徴とするラミネート発泡材料であり、これは下記の方法
により製造することができる。
有する基材の片面にポリオレフィン系樹脂層を設けたラ
ミネート材料であって、前記ポリオレフィン系樹脂層が
前記基材に含有される水分により発泡してなることを特
徴とするラミネート発泡材料であり、これは下記の方法
により製造することができる。
【0015】第1の方法は、水分を含有する基材の片面
にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られたラ
ミネート材料の前記基材の他の面を加熱部材に密接触さ
せ、前記基材に含有されている水分により前記ポリオレ
フィン系樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネー
ト発泡材料の製造方法である。
にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られたラ
ミネート材料の前記基材の他の面を加熱部材に密接触さ
せ、前記基材に含有されている水分により前記ポリオレ
フィン系樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネー
ト発泡材料の製造方法である。
【0016】加熱部材としては、水分を含有する基材と
密に接触し、且つ加熱時において基材中の水分を基材外
に蒸散させない形状、構造のものが用いられ、例えば金
属ロールやベルト等が好適に用いられる。
密に接触し、且つ加熱時において基材中の水分を基材外
に蒸散させない形状、構造のものが用いられ、例えば金
属ロールやベルト等が好適に用いられる。
【0017】加熱部材の表面温度は通常100〜200
℃、好ましくは120〜150℃である。100℃未満
では基材中の水分を蒸発させ且つポリオレフィン系樹脂
層を発泡させることが不十分であり、一方、200℃を
越えると基材が黄変したり、劣化する場合がある。
℃、好ましくは120〜150℃である。100℃未満
では基材中の水分を蒸発させ且つポリオレフィン系樹脂
層を発泡させることが不十分であり、一方、200℃を
越えると基材が黄変したり、劣化する場合がある。
【0018】加熱部材の接触時間は、基材中の水分を蒸
発させポリオレフィン系樹脂層を発泡させるに十分な時
間であるが、通常2〜180秒、好ましくは5〜90秒
である。接触時間が短かすぎるとポリオレフィン系樹脂
層を十分に発泡させることができず、また長すぎると発
泡層表面が溶融したり、破泡するという不都合が生じ
る。
発させポリオレフィン系樹脂層を発泡させるに十分な時
間であるが、通常2〜180秒、好ましくは5〜90秒
である。接触時間が短かすぎるとポリオレフィン系樹脂
層を十分に発泡させることができず、また長すぎると発
泡層表面が溶融したり、破泡するという不都合が生じ
る。
【0019】上記方法により、基材に密接触した加熱部
材による加熱によって基材中の水分を蒸発させ、該蒸気
圧を利用してポリオレフィン系樹脂層を発泡させ、本発
明のラミネート発泡材料を得ることができる。
材による加熱によって基材中の水分を蒸発させ、該蒸気
圧を利用してポリオレフィン系樹脂層を発泡させ、本発
明のラミネート発泡材料を得ることができる。
【0020】第2の方法は、水分を含有する基材の片面
にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られたラ
ミネート材料の前記基材の他の面に離型性シートを配設
し、該離型性シートの基材と接していない面を加熱部材
に密接触させ、前記基材に含有されている水分により前
記ポリオレフィン系樹脂層を発泡させた後、前記離型性
シートを剥離除去することを特徴とするラミネート発泡
材料の製造方法である。
にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られたラ
ミネート材料の前記基材の他の面に離型性シートを配設
し、該離型性シートの基材と接していない面を加熱部材
に密接触させ、前記基材に含有されている水分により前
記ポリオレフィン系樹脂層を発泡させた後、前記離型性
シートを剥離除去することを特徴とするラミネート発泡
材料の製造方法である。
【0021】上記離型性シートとしては、ポリ4−メチ
ルペンテン−1(TPX)、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチ
レン共重合体(PETFE)、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)等が挙
げられるが、基材と弱接着するものが好ましい。離型性
シートは基材に押出ラミネートにより設けてもよく、ま
た後貼り加工により設けてもよい。この方法において
は、基材に離型性シートを接触せしめ、該離型性シート
を介して加熱部材により基材を加熱することにより基材
中の水分を蒸発させポリオレフィン系樹脂層を発泡させ
る。発泡後、離型性シートは基材より剥離除去される。
ルペンテン−1(TPX)、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチ
レン共重合体(PETFE)、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)等が挙
げられるが、基材と弱接着するものが好ましい。離型性
シートは基材に押出ラミネートにより設けてもよく、ま
た後貼り加工により設けてもよい。この方法において
は、基材に離型性シートを接触せしめ、該離型性シート
を介して加熱部材により基材を加熱することにより基材
中の水分を蒸発させポリオレフィン系樹脂層を発泡させ
る。発泡後、離型性シートは基材より剥離除去される。
【0022】第3の方法は、水分を含有する基材の片面
にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られたラ
ミネート材料の前記基材の他の面に水分補給材を配設
し、該水分補給材の基材と接していない面を加熱部材に
密接触させ、前記基材に含有されている水分と前記水分
補給材に含有されている水分とにより、又は前記水分補
給材に含有されている水分により前記ポリオレフィン系
樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネート発泡材
料の製造方法である。
にポリオレフィン系樹脂層をラミネートし、得られたラ
ミネート材料の前記基材の他の面に水分補給材を配設
し、該水分補給材の基材と接していない面を加熱部材に
密接触させ、前記基材に含有されている水分と前記水分
補給材に含有されている水分とにより、又は前記水分補
給材に含有されている水分により前記ポリオレフィン系
樹脂層を発泡させることを特徴とするラミネート発泡材
料の製造方法である。
【0023】この方法は基材中の水分含有量が小さい場
合、又は、更に水分含有量を大きくして高発泡させる場
合に有効である。上記水分補給材は基材中の水分含有量
を前記した如く4g/m2以上とするものが用いられる
が、好ましくは4〜40g/m2、より好ましくは10〜
25g/m2とするものが用いられる。例えば紙を用いた
場合、坪量として150〜350g/m2に含まれている
平衡水分量(約7%)程度のものが好適に用いられる。
水分補給材は製造工程においてエンドレスに循環させ、
途中で適宜調湿できるものが好ましい。また発泡させる
時のみ基材と接触させ、発泡後はラミネート発泡材料と
は別に巻き取り、その後調湿して再利用することも可能
である。
合、又は、更に水分含有量を大きくして高発泡させる場
合に有効である。上記水分補給材は基材中の水分含有量
を前記した如く4g/m2以上とするものが用いられる
が、好ましくは4〜40g/m2、より好ましくは10〜
25g/m2とするものが用いられる。例えば紙を用いた
場合、坪量として150〜350g/m2に含まれている
平衡水分量(約7%)程度のものが好適に用いられる。
水分補給材は製造工程においてエンドレスに循環させ、
途中で適宜調湿できるものが好ましい。また発泡させる
時のみ基材と接触させ、発泡後はラミネート発泡材料と
は別に巻き取り、その後調湿して再利用することも可能
である。
【0024】水分補給材は加熱部材と密接触する面に、
金属箔や耐熱・防湿性樹脂フィルムを設けたり、耐熱・
親水性樹脂等のコーティング層を設けることにより、発
泡に寄与する水分の有効利用を図ることも可能である。
この方法では、水分補給材から基材に水分が補給され、
該水分を蒸発させてポリオレフィン系樹脂層を発泡させ
る。
金属箔や耐熱・防湿性樹脂フィルムを設けたり、耐熱・
親水性樹脂等のコーティング層を設けることにより、発
泡に寄与する水分の有効利用を図ることも可能である。
この方法では、水分補給材から基材に水分が補給され、
該水分を蒸発させてポリオレフィン系樹脂層を発泡させ
る。
【0025】上記のいずれの方法においても、水分を含
有する基材の片面にポリオレフィン系樹脂層を設けたラ
ミネート材料を、該ポリオレフィン系樹脂層を発泡させ
ない温度で、予備加熱することができる。予備加熱を行
うことにより、基材中の水分を調整したり、加熱部材の
密接触時間を短縮できる。
有する基材の片面にポリオレフィン系樹脂層を設けたラ
ミネート材料を、該ポリオレフィン系樹脂層を発泡させ
ない温度で、予備加熱することができる。予備加熱を行
うことにより、基材中の水分を調整したり、加熱部材の
密接触時間を短縮できる。
【0026】また、本発明においては、必要に応じ、発
泡前又は発泡後に、ポリオレフィン系樹脂層の上に更に
ラミネート層を設けてもよい。該ラミネート層は2層ラ
ミネートでもよく、またフィルム貼着等の後加工でもよ
い。更に、消臭剤、酸化チタンのような消臭・防汚・自
浄効果のある物質や、造核剤、均一発泡のための無機
物、帯電防止剤等の一般に常用される添加物を配合して
発泡させたり、発泡前又は発泡後に、これらを配合した
層を設けることもできる。
泡前又は発泡後に、ポリオレフィン系樹脂層の上に更に
ラミネート層を設けてもよい。該ラミネート層は2層ラ
ミネートでもよく、またフィルム貼着等の後加工でもよ
い。更に、消臭剤、酸化チタンのような消臭・防汚・自
浄効果のある物質や、造核剤、均一発泡のための無機
物、帯電防止剤等の一般に常用される添加物を配合して
発泡させたり、発泡前又は発泡後に、これらを配合した
層を設けることもできる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0028】実施例1 ポリオレフィン系樹脂として「エボリュー−SCOO1
00」(商品名、三井化学株式会社製;LDPE,密度
=0.900g/cm3 ,MFR=7.3g/10min ,
ビカット軟化点=67℃)をTダイ押出機(スクリュー
径=40mm,L/D=22)に投入し、Tダイ出口温度
320℃で、基材として坪量=50g/m2、水分量=約
2.5g/m2の更白紙を用い、あらかじめコロナ放電処
理を行った更白紙のコロナ放電処理面へ30μmの厚さ
となるようにラミネート加工を行った。
00」(商品名、三井化学株式会社製;LDPE,密度
=0.900g/cm3 ,MFR=7.3g/10min ,
ビカット軟化点=67℃)をTダイ押出機(スクリュー
径=40mm,L/D=22)に投入し、Tダイ出口温度
320℃で、基材として坪量=50g/m2、水分量=約
2.5g/m2の更白紙を用い、あらかじめコロナ放電処
理を行った更白紙のコロナ放電処理面へ30μmの厚さ
となるようにラミネート加工を行った。
【0029】次に、直径1200mm、水蒸気圧7 kgf/
cm2 加熱ロール乾燥装置(4ロール)が設置された工程
ラインで、加工速度を2m/min とし、4ロールのうち
3ロールのロール温度を基材が通過する順番に30℃、
60℃、90℃に加熱し、前記ラミネート材料を予備加
熱させ、発泡に起因する1ロールのみロール温度を14
0℃、密接触時間60秒で前記ラミネート材料が通過す
るものとし、さらにその際、水分補給材として坪量=2
70g/m2、水分量=約18.0g/m2のカップ厚紙を
前記ラミネート材料のラミネート面の反対面に密接触さ
せた状態で140℃ロールを通過させることにより、本
発明のラミネート発泡材料を作製した。
cm2 加熱ロール乾燥装置(4ロール)が設置された工程
ラインで、加工速度を2m/min とし、4ロールのうち
3ロールのロール温度を基材が通過する順番に30℃、
60℃、90℃に加熱し、前記ラミネート材料を予備加
熱させ、発泡に起因する1ロールのみロール温度を14
0℃、密接触時間60秒で前記ラミネート材料が通過す
るものとし、さらにその際、水分補給材として坪量=2
70g/m2、水分量=約18.0g/m2のカップ厚紙を
前記ラミネート材料のラミネート面の反対面に密接触さ
せた状態で140℃ロールを通過させることにより、本
発明のラミネート発泡材料を作製した。
【0030】実施例2 加工速度を4m/min とし、140℃ロールの密接触時
間を30秒とした以外は実施例1と同様の操作でラミネ
ート発泡材料を作製した。
間を30秒とした以外は実施例1と同様の操作でラミネ
ート発泡材料を作製した。
【0031】実施例3 基材として坪量=270g/m2、水分量=約18.0g
/m2のカップ原紙を用い、実施例1と同様の操作でラミ
ネート加工を行った。次に水分補給材を用いずに基材自
体に含まれている水分を利用し、加工速度4m/min 、
140℃ロールの密接触時間30秒でラミネート発泡材
料を作製した。
/m2のカップ原紙を用い、実施例1と同様の操作でラミ
ネート加工を行った。次に水分補給材を用いずに基材自
体に含まれている水分を利用し、加工速度4m/min 、
140℃ロールの密接触時間30秒でラミネート発泡材
料を作製した。
【0032】実施例4 実施例1で作製した発泡させる前のラミネート材料のラ
ミネート面上に「ミラソン−C2514」(商品名、三
井化学株式会社製;MDPE,密度=0.940/cm
3 、MFR=6.8g/10min 、ビカット軟化点=1
05℃)をTダイ出口温度340℃で10μmの厚さと
なるようにラミネート加工を行った以外は、実施例1と
同様の操作でラミネート発泡材料を作製した。
ミネート面上に「ミラソン−C2514」(商品名、三
井化学株式会社製;MDPE,密度=0.940/cm
3 、MFR=6.8g/10min 、ビカット軟化点=1
05℃)をTダイ出口温度340℃で10μmの厚さと
なるようにラミネート加工を行った以外は、実施例1と
同様の操作でラミネート発泡材料を作製した。
【0033】実施例5 実施例3で作製した発泡させる前のラミネート材料のラ
ミネート面反対面に、コロナ放電処理を行なわずに「グ
ランドポリプローF769」(商品名、株式会社グラン
ドポリマー製;ポリプロピレン,密度=0.910g/
cm3 、MFR=23g/10min 、ビカット軟化点=1
50℃)をTダイ出口温度300℃で20μmの厚さで
弱接着となるようにラミネート加工を行った以外は、実
施例3と同様の操作でラミネート材料を発泡させ、その
後ポリプロピレンフィルムは剥がし、ラミネート発泡材
料を作製した。
ミネート面反対面に、コロナ放電処理を行なわずに「グ
ランドポリプローF769」(商品名、株式会社グラン
ドポリマー製;ポリプロピレン,密度=0.910g/
cm3 、MFR=23g/10min 、ビカット軟化点=1
50℃)をTダイ出口温度300℃で20μmの厚さで
弱接着となるようにラミネート加工を行った以外は、実
施例3と同様の操作でラミネート材料を発泡させ、その
後ポリプロピレンフィルムは剥がし、ラミネート発泡材
料を作製した。
【0034】実施例6 140℃ロールとの密接触時に、水分補給材を密接触さ
せない以外は実施例1と同様の操作でラミネート発泡材
料を作製した。
せない以外は実施例1と同様の操作でラミネート発泡材
料を作製した。
【0035】比較例1 140℃ロールとの密接触時に、水分補給材を密接触さ
せる代わりに、140℃ロールに密接触する直前に水蒸
気を当てる以外は実施例1と同様の操作でラミネート発
泡材料を作製した。
せる代わりに、140℃ロールに密接触する直前に水蒸
気を当てる以外は実施例1と同様の操作でラミネート発
泡材料を作製した。
【0036】前記実施例1〜6及び比較例1で得られた
ラミネート発泡材料の評価(発泡倍率)を下記の方法で
行った。
ラミネート発泡材料の評価(発泡倍率)を下記の方法で
行った。
【0037】実施例1〜6及び比較例1で得られたラミ
ネート発泡材料、及びブランクとして発泡させる前のラ
ミネート材料を数か所からサンプル取りし、2cm×0.
5cmにカットし、光学顕微鏡(Nikon,AFX−II
A,OPTIPHOT−2)により断面写真を撮影し
た。そして写真からブランクと比較し、発泡倍率を測定
(発泡倍率=発泡層の厚み/ブランク層の厚み)し、平
均値(n=10)を算出した。結果を表1に示す。
ネート発泡材料、及びブランクとして発泡させる前のラ
ミネート材料を数か所からサンプル取りし、2cm×0.
5cmにカットし、光学顕微鏡(Nikon,AFX−II
A,OPTIPHOT−2)により断面写真を撮影し
た。そして写真からブランクと比較し、発泡倍率を測定
(発泡倍率=発泡層の厚み/ブランク層の厚み)し、平
均値(n=10)を算出した。結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1の結果から、水分を含有する基材に直
接又は水分補給材もしくは離型性シートを介して加熱部
材を密接触させることにより、片面ラミネート材料であ
っても発泡できることが判る。そして、実施例6のよう
に水分含有量の少ない基材では、高発泡を得られないが
発泡させることが可能で、更に水分補給材と密接触さ
せ、その水分を利用すれば、実施例1、2、4の如く高
発泡させることができることが判る。これに対して、比
較例1のように、水分補給材に代えて、水蒸気を当てる
ことにより水分を直接接触させ湿らせた状態では、発泡
させるのに多大のエネルギーと時間を要することが推測
され、水分を補給しない実施例6よりも発泡倍率は低い
ものであった。
接又は水分補給材もしくは離型性シートを介して加熱部
材を密接触させることにより、片面ラミネート材料であ
っても発泡できることが判る。そして、実施例6のよう
に水分含有量の少ない基材では、高発泡を得られないが
発泡させることが可能で、更に水分補給材と密接触さ
せ、その水分を利用すれば、実施例1、2、4の如く高
発泡させることができることが判る。これに対して、比
較例1のように、水分補給材に代えて、水蒸気を当てる
ことにより水分を直接接触させ湿らせた状態では、発泡
させるのに多大のエネルギーと時間を要することが推測
され、水分を補給しない実施例6よりも発泡倍率は低い
ものであった。
【0040】
【発明の効果】叙上のとおり、本発明によれば、片面ラ
ミネート加工した材料であっても両面ラミネート加工材
料の発泡品と同等あるいはそれ以上の発泡品を提供する
ことができる。また水分含有量の小さい基材の場合でも
水分補給材を用いることにより高発泡品を得ることがで
きる。本発明によれば、基材の片面のみにポリオレフィ
ン系樹脂発泡層を有する発泡材料が提供されるので、壁
紙等各種建築材料等に有用であり、また従来品の如く基
材の片面に発泡層、他の面にフィルム層を備えた発泡材
料と比べて石油資源の大巾な節約が可能で、かつ焼却処
理の際においても有害ガスの発生や焼却炉を傷めるとい
うこともなく、環境に優しいという特徴を有する。
ミネート加工した材料であっても両面ラミネート加工材
料の発泡品と同等あるいはそれ以上の発泡品を提供する
ことができる。また水分含有量の小さい基材の場合でも
水分補給材を用いることにより高発泡品を得ることがで
きる。本発明によれば、基材の片面のみにポリオレフィ
ン系樹脂発泡層を有する発泡材料が提供されるので、壁
紙等各種建築材料等に有用であり、また従来品の如く基
材の片面に発泡層、他の面にフィルム層を備えた発泡材
料と比べて石油資源の大巾な節約が可能で、かつ焼却処
理の際においても有害ガスの発生や焼却炉を傷めるとい
うこともなく、環境に優しいという特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都築 稔 大阪府大阪市住之江区安立4丁目13番18号 五洋紙工株式会社内 (72)発明者 大原 柊三 大阪府大阪市住之江区安立4丁目13番18号 五洋紙工株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AA36A AK03B AR00C AT00A BA02 BA03 BA10A BA10C DG10A DJ04B EJ022 EJ422 GB07 JB05A JB05C JD04C JD16 JJ02 JJ03C JL00 JL14C YY00A
Claims (10)
- 【請求項1】 水分を含有する基材の片面にポリオレフ
ィン系樹脂層を設けたラミネート材料であって、前記ポ
リオレフィン系樹脂層が前記基材に含有される水分によ
り発泡してなることを特徴とするラミネート発泡材料。 - 【請求項2】 水分を含有する基材が紙からなる請求項
1記載のラミネート発泡材料。 - 【請求項3】 水分を含有する基材の片面にポリオレフ
ィン系樹脂層をラミネートし、得られたラミネート材料
の前記基材の他の面を加熱部材に密接触させ、前記基材
に含有されている水分により前記ポリオレフィン系樹脂
層を発泡させることを特徴とするラミネート発泡材料の
製造方法。 - 【請求項4】 基材に含有される水分が4g/m2以上で
ある請求項3記載の製造方法。 - 【請求項5】 水分を含有する基材の片面にポリオレフ
ィン系樹脂層をラミネートし、得られたラミネート材料
の前記基材の他の面に離型性シートを配設し、該離型性
シートの基材と接していない面を加熱部材に密接触さ
せ、前記基材に含有されている水分により前記ポリオレ
フィン系樹脂層を発泡させた後、前記離型性シートを剥
離除去することを特徴とするラミネート発泡材料の製造
方法。 - 【請求項6】 水分を含有する基材の片面にポリオレフ
ィン系樹脂層をラミネートし、得られたラミネート材料
の前記基材の他の面に水分補給材を配設し、該水分補給
材の基材と接していない面を加熱部材に密接触させ、前
記基材に含有されている水分と前記水分補給材に含有さ
れている水分とにより、又は前記水分補給材に含有され
ている水分により前記ポリオレフィン系樹脂層を発泡さ
せることを特徴とするラミネート発泡材料の製造方法。 - 【請求項7】 水分を含有する基材が紙からなる請求項
3〜6のいずれか1項に記載の製造方法。 - 【請求項8】 水分補給材が紙からなる請求項6又は7
記載の製造方法。 - 【請求項9】 水分補給材の加熱部材と密接触する面
に、耐熱性、防湿性、親水性から選ばれる少なくとも1
つの性質を付与してなる請求項6〜8のいずれか1項に
記載の製造方法。 - 【請求項10】 ラミネート材料を、ポリオレフィン系
樹脂層が発泡しない温度で予め予備加熱を行い、次いで
加熱部材と密接触させる請求項3〜9のいずれか1項に
記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187186A JP2000015731A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | ラミネート発泡材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187186A JP2000015731A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | ラミネート発泡材料及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000015731A true JP2000015731A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16201622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10187186A Withdrawn JP2000015731A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | ラミネート発泡材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000015731A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001348028A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-18 | Daiwa Can Co Ltd | 紙容器 |
JP2010236164A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nippon Paper Industries Co Ltd | グラビア印刷用塗工紙 |
JP2019072921A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 東ソー株式会社 | 発泡用積層体及び発泡積層体 |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP10187186A patent/JP2000015731A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001348028A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-18 | Daiwa Can Co Ltd | 紙容器 |
JP2010236164A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nippon Paper Industries Co Ltd | グラビア印刷用塗工紙 |
JP2019072921A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 東ソー株式会社 | 発泡用積層体及び発泡積層体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |