JP2000015699A - マンホール用ライニング材とその製造方法及びマンホールライニング工法 - Google Patents

マンホール用ライニング材とその製造方法及びマンホールライニング工法

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JP2000015699A
JP2000015699A JP18659998A JP18659998A JP2000015699A JP 2000015699 A JP2000015699 A JP 2000015699A JP 18659998 A JP18659998 A JP 18659998A JP 18659998 A JP18659998 A JP 18659998A JP 2000015699 A JP2000015699 A JP 2000015699A
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manhole
fluid pressure
resin
barrier liner
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
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Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
Original Assignee
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工現場での作業の一部を省略して施工時間
の短縮と施工コストの削減を図ることができるマンホー
ルライニング材を提供すること。 【構成】 未硬化の液状硬化性樹脂を含浸した袋状の樹
脂吸着材2の内部に引き剥し可能な管状の流体圧バリヤ
ーライナー3を挿入してマンホール用ライニング材1を
構成する。本発明によれば、マンホール用ライニング材
1の内部には流体圧バリヤーライナー3が予め挿入され
ているため、施工現場での流体圧バリヤーライナー3の
反転挿入作業を省略することができ、施工時間の短縮と
施工コストの削減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未硬化の液状硬化
性樹脂を含浸したマンホール用ライニング材とその製造
方法及び該マンホール用ライニング材を用いて施工され
るマンホールライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老朽
化した場合、該管路を掘出することなく、その内周面に
ライニングを施して当該管路を補修する管ライニング工
法が知られている。
【0003】上記管ライニング工法は、外表面が気密性
の高いプラスチックフィルム等で被覆された管状樹脂吸
着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ラ
イニング材を流体圧力によって管路内に反転挿入すると
ともに、これを管路内周面に押圧し、その状態を保った
まま、管ライニング材に含浸された硬化性樹脂を硬化さ
せることによって、管路の内周面にライニングを施して
該管路を補修する工法である。ところで、上記工法をマ
ンホールのライニングにそのまま適用することが考えら
れる。
【0004】ここで、従来のマンホールライニング工法
を図18〜図20に基づいて以下に説明する。
【0005】即ち、図18〜図20は従来のマンホール
ライニング工法をその工程順に示す断面図であり、本マ
ンホールライニング工法においては、図18に示すよう
に、管路112内のマンホール113を挟む部分(マン
ホール113の上流側と下流側の2箇所)に止水プラグ
114,115が介設され、両止水プラグ114,11
5の中を通水ホース116が通されて管路112内の止
水プラグ114の上流側と止水プラグ115の下流側が
該通水ホース116によって連通される。そして、管路
112内の両止水プラグ114,115で挟まれる部分
には木屑、糠等の充填材117が充填される。
【0006】而して、マンホール113内にはマンホー
ル用ライニング材101が地上側から挿入され、該ライ
ニング材101の上端開口部は地上に設置された固定カ
ラー112の下端外周部に取り付けられている。
【0007】ここで、上記ライニング材101は、その
一部がマンホール113のレデューサ部113aの形状
に沿うよう加工(レデューサ加工)された管状の樹脂吸
着材に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸せしめて構成されて
いる。
【0008】又、前記固定カラー112の下端外周部に
は、気密性の高いプラスチックチューブから成る流体圧
バリヤーライナー103の一端が折り返されて取り付け
られており、前述のようにライニング材101のマンホ
ール113内への挿入が終了すると、流体圧バリヤーラ
イナー103の折り返された部分の内側に注水ホース1
30から水が注入される。すると、流体圧バリヤーライ
ナー103は水の圧力(重量)を受けて反転しながらラ
イニング材101内を下方に向かって挿入されていく。
【0009】そして、上記流体圧バリヤーライナー10
3のライニング材101内への反転挿入が終了すると、
該流体圧バリヤーライナー103の末端部に取り付けら
れた温水ホース106が図19に示すように流体圧バリ
ヤーライナー103内に引き込まれる。
【0010】次に、図19に示すように、前記固定カラ
ー112の上端開口部にキャップ112aを被せてこれ
を固定すれば、流体圧バリヤーライナー103内には密
閉空間Sが形成される。
【0011】而して、上記密閉空間S内には前記温水ホ
ース106と排水ホース121が引き込まれており、排
水ホース121の前記密閉空間S外へ延出する部分の端
部は、地上に設置された温水槽122の上方に開口して
いる。
【0012】そして、上記温水槽122の下部から導出
する給水パイプ123はボイラー124の入口に接続さ
れており、該給水パイプ123の途中には温水ポンプ1
25が介設されている。そして、ボイラー124の出口
側には前記温水ホース106の一端が接続されている。
【0013】又、前記キャップ112aには、コンプレ
ッサー119から導出するエアーホース120が接続さ
れている。
【0014】而して、前記コンプレッサー119を駆動
して圧縮エアーをエアーホース120から密閉空間S内
に供給すると、流体圧バリヤーライナー103とライニ
ング材101は圧縮エアーの圧力によってマンホール1
13の内周壁に押圧される。
【0015】次に、上記状態を保ったまま、ボイラー1
24と温水ポンプ125を駆動すれば、温水槽122内
の水は温水ポンプ125によってボイラー124に供給
され、該ボイラー124によって所定温度に加熱された
後、温水ホース106を通って密閉空間S内に供給され
る。即ち、温水ホース106を流れる温水は、温水ホー
ス106の密閉空間S内に臨む部分に開口する複数の噴
射口から密閉空間S内にシャワー状に噴出してライニン
グ材101の加熱に供される。
【0016】そして、ライニング材101の加熱に供さ
れて温度の下がった温水は落下して密閉空間S内の底部
に溜り、この溜った温水は密閉空間Sの内圧によって加
圧されて排水ホース121を通って温水槽122に戻さ
れ、温水ポンプ125によって再びボイラー124に供
給されて加熱され、以後、前述と同様の作用を繰り返
す。
【0017】以上のように、温水を循環させながらこれ
を温水ホース106からシャワリングさせると、ライニ
ング材101が加熱されてこれに含浸された熱硬化性樹
脂が均一に硬化する。このようにライニング材101に
含浸された熱硬化性樹脂が硬化すると、図20に示すよ
うに、流体圧バリヤーライナー103を上方へ引いてこ
れをライニング材101から取り除く。すると、マンホ
ール113の内周壁は、硬化したライニング材101に
よってライニングされて補修され、硬化したライニング
材101の不要部分を切断することによって一連のライ
ニング作業が終了する。
【0018】ところで、以上のマンホールライニング工
法には、ライニング材のマンホール内への反転、流
体圧バリヤーライナーのライニング材内への反転挿入、
ライニング材の硬化、硬化したライニング材の切断
の各工程が含まれるが、施工現場におけるこれらの作業
工程のうち、特にライニング材の硬化と硬化したラ
イニング材の切断には多くの作業人員を必要とする反
面、流体圧バリヤーライナーのライニング材内への反
転挿入には余り多くの作業人員を必要としない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マンホールライニング工法においては、多くの作業人員
を必要としない流体圧バリヤーライナーのライニング材
内への反転挿入作業を施工現場において実施していたた
め、この作業において不要な人員が生じ、結果的に施工
時間が長くなって施工コストの増大を招いていた。
【0020】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、施工現場での作業の一部を省
略して施工時間の短縮と施工コストの削減を図ることが
できるマンホールライニング材とその製造方法及びマン
ホールライニング工法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、未硬化の液状硬化性樹脂を
含浸した袋状の樹脂吸着材の内部に引き剥し可能な管状
の流体圧バリヤーライナーを挿入してマンホール用ライ
ニング材を構成したことを特徴とする。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記流体圧バリヤーライナーの一端を閉止
し、その近傍に熱媒供給ホースの一端を取り付けたこと
を特徴とする。
【0023】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記流体圧バリヤーライナーを織布
とプラスチックフィルムで構成したことを特徴とする。
【0024】請求項4記載の発明は、前記織布をナイロ
ン又はポリエステルで構成し、前記プラスチックフィル
ムをポリウレタン、ナイロン又はEVOHを含む複合フ
ィルムで構成したことを特徴とする。
【0025】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記流体圧バリヤーライナーを
樹脂吸着材の内部で折り畳んだ状態で挿入したことを特
徴とする。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記流体圧バリヤーライナーを
樹脂吸着材の内部に反転挿入したことを特徴とする。
【0027】請求項7記載の発明は、マンホール用ライ
ニング材の製造方法において、袋状に成形された樹脂吸
着材の内部に引き剥し可能な管状の流体圧バリヤーライ
ナーを折り畳んで挿入した後、前記樹脂吸着材に未硬化
の液状硬化性樹脂を含浸させることを特徴とする。
【0028】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記流体圧バリヤーライナーをその閉止端
を内側に折り返した状態で前記樹脂吸着材の内部に挿入
することを特徴とする。
【0029】請求項9記載の発明は、マンホール用ライ
ニング材の製造方法において、袋状に成形された樹脂吸
着材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させた後、引き剥
し可能な管状の流体圧バリヤーライナーを流体圧の作用
によって前記樹脂吸着材の内部に反転挿入することを特
徴とする。
【0030】請求項10記載の発明は、マンホールライ
ニング工法において、未硬化の液状硬化性樹脂を含浸し
た袋状の樹脂吸着材の内部に引き剥し可能な管状の流体
圧バリヤーライナーを挿入して成るマンホール用ライニ
ング材をマンホール内に挿入し、該マンホール用ライニ
ング材の内部に形成された密閉空間に流体圧力を作用さ
せてマンホール用ライニング材をマンホールの内壁に押
圧したままこれに含浸された液状硬化性樹脂を硬化させ
た後、前記流体圧バリヤーライナーを取り除くことを特
徴とする。
【0031】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記マンホール用ライニング材の開放
端を該ライニング材がマンホール内に挿入される前に固
定カラーに予め取り付けることを特徴とする。
【0032】請求項12記載の発明は、請求項10又は
11記載の発明において、前記マンホールライニング材
の樹脂吸着材に含浸された未硬化の液状硬化性樹脂を熱
硬化性樹脂とし、該熱硬化性樹脂を、前記密閉空間に引
き込まれた温水ホースからシャワリングされる温水によ
って加熱して硬化させることを特徴とする。
【0033】従って、請求項7〜9記載の製造方法によ
って製造された請求項1〜6記載のマンホール用ライニ
ング材を用いて施工される請求項10記載の発明によれ
ば、マンホール用ライニング材の内部には流体圧バリヤ
ーライナーが予め挿入されているため、施工現場での流
体圧バリヤーライナーの反転挿入作業を省略することが
でき、施工時間の短縮と施工コストの削減を図ることが
できる。
【0034】又、請求項11記載の発明によれば、マン
ホール用ライニング材の開放端は予め固定カラーに取り
付けられているため、施工現場での作業が更に省略され
て施工時間の短縮と施工コストの削減をより一層図るこ
とができる。
【0035】更に、請求項12記載の発明によれば、マ
ンホール用ライニング材の樹脂吸着材に含浸された熱硬
化性樹脂は温水ホースからシャワリングされる温水によ
って効率良く加熱されるため、該熱硬化性樹脂は僅かな
熱エネルギーで加熱されて均一に硬化することとなり、
結果的に加熱・循環設備の小型化を図ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0037】<マンホール用ライニング材とその製造方
法> [実施の形態1]図1は本発明の実施の形態1に係るマ
ンホール用ライニング材(以下、単にライニング材と称
する)1の正面図、図2は図1のA−A線断面図であ
り、該ライニング材1は、袋状に成形された樹脂吸着材
2の内部に管状の流体圧バリヤーライナー3を折り畳ん
だ状態で挿入して構成される。
【0038】ところで、上記樹脂吸着材2はその外周面
が気密性の高いプラスチックフィルム4で被覆されてお
り、これには未硬化の液状熱硬化性樹脂5(図10参
照)が含浸されており、その中間高さ部分はマンホール
13のレデューサ部13a(図14参照)の形状に沿う
ように加工(レデューサ加工)されている。
【0039】尚、樹脂吸着材2は、ポリエステル、ナイ
ロン、ポリプロピレン、アクリル等の不織布又はガラス
クロス、ガラスマット、ガラスフェルト或はこれらと前
記不織布との混合体によって構成されており、その外表
面を被覆する前記プラスチックフィルム4としては、ポ
リウレタン、ポリエチレン等のフィルム又はナイロン、
EVOHを含む複合フィルム等が用いられ、樹脂吸着材
2に含浸される前記熱硬化性樹脂5としては、ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ビニールエステル樹脂、或は
これらの樹脂にシリカ、ガラスビーズ、アルミナ、水酸
化アルミニウム、タルク、MgO等の充填剤を混合した
樹脂又はそれぞれの樹脂の混合体等が用いられる。
【0040】又、前記流体圧バリヤーライナー3は流体
圧を気密的にバリヤーするプラスチックフィルムと流体
圧に対して耐性を有する織布で構成され、管状に成形さ
れたプラスチックフィルムの外面に同じく管状に成形さ
れた織布がラミネート接着又は溶着されている。尚、流
体圧バリヤーライナー3を構成する織布の材質としては
安価で硬化性樹脂との剥離性が高いナイロン又はポリエ
ステルが使用され、プラスチックフィルムとしては耐ガ
スバリヤー性、耐硬化性樹脂性、耐柔軟性及び耐熱性の
高いショアー硬度70以上で厚みが0.1m/m以上の
ポリウレタン、ナイロン又はEVOHを含む多層(3〜
6層)の複合フィルムが使用される。
【0041】而して、流体圧バリヤーライナー3は、図
2に示すように、その幅方向両端部が幅方向内側に折り
畳まれ、図1に示すようにその長さ方向端部はボルト・
ナット又は縫製によって気密に閉止されており、その閉
止端は内側(上方)に折り返されている。そして、この
流体圧バリヤーライナー3の内側に折り返された閉止端
には、流体圧バリヤーライナー3の内部に引き込まれた
温水ホース6の一端が固定ベルト7によって取り付けら
れており、この温水ホース6の他端は流体圧バリヤーラ
イナー3の外部へ延出している。
【0042】次に、上記構成を有するライニング材1の
製造方法を図3〜10図に基づいて説明する。尚、図3
〜図10は本発明に係るライニング材1の製造方法をそ
の工程順に示す説明図である。
【0043】図1に示すライニング材1の製造に際して
は、図3に示す不織布2’を折り畳んで2枚重ねとし、
これをマンホール13(図14参照)の形状に成形した
後、図4に示すようにその合わせた端部周縁を縫製す
る。
【0044】次に、上記不織布2’の底部を図5に示す
ように正方形になるように折り畳み、その後、図5の鎖
線a,bを境として正方形の底部を図6に示すように頂
点A部とB部が接触するように折り畳み、その折り畳ん
だ部分の周囲を溶着又は接着する。その後、不織布2’
の底部を辺CとDとが重なるように図6の鎖線cを境と
して折り畳み、図7に示す袋状の樹脂吸着材2を得る。
【0045】以上のようにして袋状の樹脂吸着材が得ら
れると、この樹脂吸着材2の全体を偏平にした後、図8
に示すように、一端が閉じられた袋状の前記プラスチッ
クフィルム4で樹脂吸着材2の全体を覆い、樹脂吸着材
2の一端を真空ホース8を介して真空ポンプ9に接続す
る。そして、真空ポンプ9を駆動して樹脂吸着材2を真
空引きすると、図9に示すように、プラスチックフィル
ム4が樹脂吸着材2に密着し、この状態を保ったまま、
上下一対のヒータ10を図9の矢印方向(右方)に所定
の速度で移動させれば、プラスチックフィルム4が加熱
され、該プラスチックフィルム4が樹脂吸着材2の外周
に一端から他端に向かって溶着され、プラスチックフィ
ルム4が樹脂吸着材2の全長に亘って溶着されると、前
述のように樹脂吸着材2の外周面がプラスチックフィル
ム4によって被覆される。
【0046】上述のように樹脂吸着材2の外周面がプラ
スチックフィルム4によって被覆されると、前述のよう
に流体圧バリヤーライナー3が小さく折り畳まれた状態
で樹脂吸着材2の内部に挿入され(図1及び図2参
照)、その後、樹脂吸着材2に未硬化の液状熱硬化性樹
脂5が含浸されて図1に示すライニング材1が得られ
る。ここで、流体圧バリヤーライナー3は小さく折り畳
まれた状態で樹脂吸着材2の内部に挿入されるため、そ
の挿入作業が作業性良く短時間で行われる。尚、このと
き、流体圧バリヤーライナー3の折り返された閉止端に
は前記温水ホース6が接続されている(図1参照)。
【0047】次に、樹脂吸着材2には図10に示す要領
で未硬化の液状熱硬化性樹脂5が含浸される。
【0048】即ち、樹脂容器11内に収容された熱硬化
性樹脂5を樹脂吸着材2の一端開口部から注入しなが
ら、真空ポンプ9を駆動して樹脂吸着材2を真空引きす
ると、熱硬化性樹脂5は樹脂吸着材2に発生する負圧に
引かれて該樹脂吸着材2の全体に亘って均一に含浸さ
れ、ここに図1に示す本発明に係るライニング材1が得
られる。尚、ライニング材1においては、樹脂吸着材2
の内部に挿入された流体バリヤーライナー3は小さく折
り畳まれているため、樹脂吸着材2への熱硬化性樹脂5
の含浸作業が効率良く簡単に行われる。
【0049】而して、上述のようにしてライニング材1
が得られると、該ライニング材1の樹脂吸着材2に含浸
された熱硬化性樹脂5が熱によって硬化しないように、
ライニング材1は樹脂吸着材2にプラスチックフィルム
4が被覆された状態で氷水中に浸漬されて施工現場に搬
送されるが、このとき、ライニング材1の樹脂吸着材2
は気密性の高いプラスチックフィルム2によって被覆さ
れているため、樹脂吸着材3への氷水の浸入が防がれ、
樹脂吸着材3に含浸された熱硬化性樹脂5は安定した未
硬化状態に保たれる。
【0050】[実施の形態2]次に、本発明の実施の形
態2に係るライニング材とその製造方法について説明す
る。
【0051】図11は本発明の実施の形態2に係るライ
ニング材1の破断正面図、図12は図11のB−B線断
面図であり、本実施の形態に係るライニング材1は、袋
状に成形された樹脂吸着材3の内部に管状の流体圧バリ
ヤーライナー3を反転挿入することによって構成されて
いる。ここで、流体圧バリヤーライナー3の閉止端には
温水ホース6の一端が固定ベルト7によって取り付けら
れている。尚、樹脂吸着材2及び流体圧バリヤーライナ
ー3は前記実施の形態1と同様に構成されているため、
これらについての説明は省略する。
【0052】而して、上記のように構成されるライニン
グ材1は次の要領で製造される。
【0053】即ち、図3〜図9に示したと同様の工程を
経て袋状の樹脂吸着材2が得られると、図10に示した
と同様の要領で樹脂吸着材2に未硬化の熱硬化性樹脂5
が含浸される。
【0054】そして、上述のように樹脂吸着材2に熱硬
化性樹脂5が含浸されると、図13に示すように、流体
圧バリヤーライナー3を水圧等の流体圧によって樹脂吸
着材2の内部に反転挿入することによって図11に示す
ライニング材1が得られる。
【0055】<マンホールライニング工法>次に、図1
に示したライニング材1を用いて施工される本発明に係
るマンホールライニング工法を図14〜図17に基づい
て説明する。尚、本発明に係るマンホールライニング工
法は図11に示したライニング材1を用いても同様に施
工されるため、これについての説明は省略する。
【0056】図14〜図17は本発明に係るマンホール
ライニング工法をその工程順に示す断面図であり、ライ
ニング材1はその開放端が固定カラー12に予め工場等
で取り付けられた状態(図14に示す状態)で施工現場
に搬入さる。
【0057】そして、ライニング材1を用いてライニン
グ作業を行うに際してプラスチックフィルム4の閉塞端
が一直線状に切り開かれると樹脂吸着材2の底部が開か
れ、該ライニング材1は袋状に広げられる。
【0058】而して、本発明に係るライニング工法にお
いては、図14に示すように、管路12内のマンホール
13を挟む部分(マンホール13の上流側と下流側の2
箇所)に止水プラグ14,15が介設され、両止水プラ
グ14,15の中を通水ホース16が通されて管路12
内の止水プラグ14の上流側と止水プラグ15の下流側
が該通水ホース16によって連通される。そして、管路
12内の両止水プラグ14,15で挟まれる部分には木
屑、糠等の充填材17が充填される。尚、マンホール1
3のライニングに際しては、マンホール13の内周壁に
取り付けられていた不図示のステップは切断されて除去
される。
【0059】ところで、マンホール13の上端部には上
方に向かって絞られるレデューサ部13aが形成されて
おり、該マンホール13内にはライニング材1が地上側
から挿入されてその底部がマンホール13の底部上に当
接するようセットされる。尚、このとき、ライニング材
1の流体バリヤーライナー3内に引き込まれた温水ホー
ス6の固定カラー12を挿通する部分は筒状のシール部
材18によって気密にシールされている。
【0060】而して、上述のようにマンホール13内に
ライニング材1が挿入されると、その内部には流体圧バ
リヤライナー3が小さく折り畳まれた状態で予め挿入さ
れており、しかも、ライニング材1の開放端は固定カラ
ー12に予め取り付けられているため、地上に設置され
たコンプレッサー19を駆動して圧縮エアーをエアーホ
ース20を介して流体圧バリヤーライナー3内に形成さ
れた密閉空間Sに供給すると、該流体圧バリヤーライナ
ー3が膨張して図15に示すように樹脂吸着材2をマン
ホール13の内周壁に押圧する。尚、このとき、ライニ
ング材1に含浸されている未硬化の液状熱硬化性樹脂5
は圧縮エアーの圧力によって染み出てライニング材1の
下端から木屑や糠等の前記充填材17上に滴下する。
【0061】ところで、図15に示すように、上記密閉
空間S内には前記温水ホース6と排水ホース21が引き
込まれており、排水ホース21の密閉空間S外へ延出す
る部分の端部は、地上に設置された温水槽22の上方に
開口している。
【0062】そして、上記温水槽22の下部から導出す
る給水パイプ23はボイラー24の入口に接続されてお
り、該給水パイプ23の途中には温水ポンプ25が介設
されている。又、ボイラー24の出口側には前記温水ホ
ース6の一端が接続されている。
【0063】次に、上記状態を保ったまま、ボイラー2
4と温水ポンプ25を駆動すれば、温水槽22内の水は
温水ポンプ25によってボイラー24に供給され、該ボ
イラー24によって所定温度に加熱された後、温水ホー
ス6を通って密閉空間S内に供給される。即ち、温水ホ
ース6を流れる温水は、温水ホース6の密閉空間S内に
臨む部分に開口する複数の噴射口6aから密閉空間S内
にシャワー状に噴出してライニング材1の樹脂吸着材2
の加熱に供される。この場合、従来方法とは異なり注水
による流体圧バリヤーライナーの反転挿入作業がないた
め、密閉空間S内に注水に使用された冷水が存在せず、
従って、温水を密閉空間S内でいきなりシャワー状に噴
出することによってライニング材1の加熱のスピードア
ップを図ることができる。
【0064】そして、ライニング材1の樹脂吸着材2の
加熱に供されて温度の下がった温水は落下して密閉空間
S内の底部に溜り、この溜った温水は密閉空間Sの内圧
によって加圧されて排水ホース21を通って温水槽22
に戻され、温水ポンプ25によって再度ボイラー24に
供給されて加熱され、以後、前述と同様の作用を繰り返
す。
【0065】以上のように、温水を循環させながらこれ
を温水ホース6からシャワリングさせると、ライニング
材1の樹脂吸着材2が加熱されてこれに含浸された熱硬
化性樹脂5が均一に硬化する。
【0066】而して、ライニング材1に含浸された熱硬
化性樹脂4が硬化すると、図16に示すように、流体圧
バリヤーライナー3を上方へ引いてこれを取り除く。す
ると、マンホール13の内周壁と底部(インバート部)
は、硬化した樹脂吸着材2によってライニングされて補
修される。
【0067】その後、図17に示すように、ライニング
材1の硬化した樹脂吸着材2の管路12の一部を覆う部
分を切断して除去し、その切口をエポキシ樹脂等のパテ
で接着することによって一連のライニング作業が終了す
る。
【0068】そして、一連のライニング作業が終了した
後、止水プラグ14,15と通水ホース16を管路12
内から取り除けば、管路12内に残った充填材17は下
水等によって管路内12を下流に向かって流れるため、
ライニング作業中に該充填材17上に滴下した熱硬化性
樹脂5も充填材17と共に流れ去る。このため、管路1
2内に熱硬化性樹脂5が垂れてこれが硬化することがな
く、硬化した熱硬化性樹脂5の除去作業も不要となる。
【0069】而して、以上説明した本発明に係るマンホ
ールライニング工法においては、ライニング材1の内部
には流体圧バリヤーライナー3が予め挿入されており、
しかも、ライニング材1の開放端は予め固定カラー12
に取り付けられているため、施工現場での流体圧バリヤ
ーライナー3の反転挿入作業とライニング材1の固定カ
ラー12への取付作業を省略することができ、施工時間
の短縮と施工コストの削減を図ることができる。
【0070】又、本発明に係るマンホールライニング工
法によれば、密閉空間S内に冷水が残留しないためにラ
イニング材1の樹脂吸着材2に含浸された熱硬化性樹脂
5は温水ホース6からシャワリングされる温水によって
効率良く加熱され、該熱硬化性樹脂5は僅かな熱エネル
ギーで加熱されて均一に硬化する。従って、ボイラー2
4や温水ポンプ25等の加熱・循環設備の小型化を図る
ことができる。
【0071】尚、以上の実施例においては、ライニング
材に含浸された熱硬化性樹脂の加熱硬化の手法として温
水のシャワリングを用いたが、温水の注入や循環或はス
チームによる加熱方法を採用しても良い。又、ライニン
グ材の樹脂吸着材に含浸される硬化性樹脂としては、熱
硬化性樹脂の他、光硬化性樹脂等を用いることができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項7
〜9記載の製造方法によって製造された請求項1〜6記
載のマンホール用ライニング材を用いて施工される請求
項10記載の発明によれば、マンホール用ライニング材
の内部には流体圧バリヤーライナーが予め挿入されてい
るため、施工現場での流体圧バリヤーライナーの反転挿
入作業を省略することができ、施工時間の短縮と施工コ
ストの削減を図ることができるという効果が得られる。
【0073】又、請求項11記載の発明によれば、マン
ホール用ライニング材の開放端は予め固定カラーに取り
付けられているため、施工現場での作業が更に省略され
て施工時間の短縮と施工コストの削減をより一層図るこ
とができるという効果が得られる。
【0074】更に、請求項12記載の発明によれば、マ
ンホール用ライニング材の樹脂吸着材に含浸された熱硬
化性樹脂は温水ホースからシャワリングされる温水によ
って効率良く加熱されるため、該熱硬化性樹脂は僅かな
熱エネルギーで加熱されて均一に硬化することとなり、
結果的に加熱・循環設備の小型化を図ることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の製造方法を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の製造方法を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の製造方法を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の製造方法を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の製造方法を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の製造方法を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ライ
ニング材の製造方法を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態1に係るマンホール用ラ
イニング材の製造方法を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係るマンホール用ラ
イニング材の破断正面図である。
【図12】図11のB−B線断面図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係るマンホール用ラ
イニング材の製造方法を示す断面図である。
【図14】本発明に係るマンホールライニング工法を示
す断面図である。
【図15】本発明に係るマンホールライニング工法を示
す断面図である。
【図16】本発明に係るマンホールライニング工法を示
す断面図である。
【図17】本発明に係るマンホールライニング工法を示
す断面図である。
【図18】従来のマンホールライニング工法を示す断面
図である。
【図19】従来のマンホールライニング工法を示す断面
図である。
【図20】従来のマンホールライニング工法を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 マンホール用ライニング材 2 樹脂吸着材 3 流体圧バリヤーライナー 4 プラスチックフィルム 5 熱硬化性樹脂(硬化性樹脂) 6 温水ホース(熱媒供給ホース) 12 固定カラー 13 マンホール S 密閉空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 Fターム(参考) 4F211 AA11 AA24 AA29 AD04 AD05 AD12 AD16 AD19 AD20 AG03 AG08 AG23 AH43 AH81 SA13 SC03 SD08 SD11 SD23 SG08 SH18 SJ01 SJ31 SN03 SN05 SP15 SW23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未硬化の液状硬化性樹脂を含浸した袋状
    の樹脂吸着材の内部に引き剥し可能な管状の流体圧バリ
    ヤーライナーを挿入して成ることを特徴とするマンホー
    ル用ライニング材。
  2. 【請求項2】 前記流体圧バリヤーライナーは一端が閉
    止され、その近傍に熱媒供給ホースの一端が取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のマンホール用
    ライニング材。
  3. 【請求項3】 前記流体圧バリヤーライナーは織布とプ
    ラスチックフィルムで構成されることを特徴とする請求
    項1又は2記載のマンホール用ライニング材。
  4. 【請求項4】 前記織布はナイロン又はポリエステルで
    構成され、前記プラスチックフィルムはポリウレタン、
    ナイロン又はEVOHを含む複合フィルムで構成される
    もことを特徴とする請求項3記載のマンホール用ライニ
    ング材。
  5. 【請求項5】 前記流体圧バリヤーライナーは樹脂吸着
    材の内部で折り畳んだ状態で挿入されていることを特徴
    とする請求項1,2又は3記載のマンホール用ライニン
    グ材。
  6. 【請求項6】 前記流体圧バリヤーライナーは樹脂吸着
    材の内部に反転挿入されていることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載のマンホール用ライニング材。
  7. 【請求項7】 袋状に成形された樹脂吸着材の内部に引
    き剥し可能な管状の流体圧バリヤーライナーを折り畳ん
    で挿入した後、前記樹脂吸着材に未硬化の液状硬化性樹
    脂を含浸させることを特徴とするマンホール用ライニン
    グ材の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記流体圧バリヤーライナーをその閉止
    端を内側に折り返した状態で前記樹脂吸着材の内部に挿
    入することを特徴とする請求項7記載のマンホール用ラ
    イニング材の製造方法。
  9. 【請求項9】 袋状に成形された樹脂吸着材に未硬化の
    液状硬化性樹脂を含浸させた後、引き剥し可能な管状の
    流体圧バリヤーライナーを流体圧の作用によって前記樹
    脂吸着材の内部に反転挿入することを特徴とするマンホ
    ール用ライニング材の製造方法。
  10. 【請求項10】 未硬化の液状硬化性樹脂を含浸した袋
    状の樹脂吸着材の内部に引き剥し可能な管状の流体圧バ
    リヤーライナーを挿入して成るマンホール用ライニング
    材をマンホール内に挿入し、該マンホール用ライニング
    材の内部に形成された密閉空間に流体圧力を作用させて
    マンホール用ライニング材をマンホールの内壁に押圧し
    たままこれに含浸された液状硬化性樹脂を硬化させた
    後、前記流体圧バリヤーライナーを取り除くことを特徴
    とするマンホールライニング工法。
  11. 【請求項11】 前記マンホール用ライニング材の開放
    端は該ライニング材がマンホール内に挿入される前に固
    定カラーに予め取り付けられていることを特徴とする請
    求項10記載のマンホールライニング工法。
  12. 【請求項12】 前記マンホールライニング材の樹脂吸
    着材に含浸された未硬化の液状硬化性樹脂は熱硬化性樹
    脂であって、該熱硬化性樹脂は、前記密閉空間に引き込
    まれた温水ホースからシャワリングされる温水によって
    加熱されて硬化することを特徴とする請求項10又は1
    1記載のマンホールライニング工法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000185351A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk マンホール用ライニング材及びマンホールライニング工法
KR100749580B1 (ko) 2006-06-05 2007-08-17 유용진 화학 수지 라이너와 장착 구조, 이를 이용한 화학 수지 라이닝 맨홀의 제조 및 시공 방법과 라이닝 콘크리트 맨홀
WO2020209000A1 (ja) * 2019-04-11 2020-10-15 株式会社湘南合成樹脂製作所 管ライニング材及びその製造方法

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