JP2000015005A - 脱気装置 - Google Patents

脱気装置

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JP2000015005A JP10204381A JP20438198A JP2000015005A JP 2000015005 A JP2000015005 A JP 2000015005A JP 10204381 A JP10204381 A JP 10204381A JP 20438198 A JP20438198 A JP 20438198A JP 2000015005 A JP2000015005 A JP 2000015005A
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敏広 茅原
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一博 舘野
Takeshi Yoneda
剛 米田
Hajime Abe
元 安部
Hiroaki Fujiwara
浩昭 藤原
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    • Y02B10/50Hydropower in dwellings

Abstract

(57)【要約】 【課題】設置スペースが小さくできるコンパクトな構造
と、脱気モジュールの増設が容易で、さらに封水を冷却
する熱交換器を備えた脱気装置を提供する。 【解決手段】 給水操作部を備えたベースユニット2
と、原水中の溶存気体を脱気処理する脱気ユニット3
と、制御操作部を備えた制御ユニット4と、真空ポンプ
24を備えたポンプユニット5とからなることを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体から溶存気
体を除去する脱気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、液体から溶存気体を除去
する脱気装置は、酸化の主要因である溶存酸素を除去す
るため、種々の分野において用いられている。たとえ
ば、蒸気ボイラ,温水ボイラ,冷却塔等の冷熱機器自体
やそれらの給水配管の腐食防止として、またビル,マン
ション等の建造物における給水,給湯,空調設備等の配
管の腐食防止(いわゆる、赤水の防止)として、また電
子部品,機械部品等の洗浄工程における被洗浄物や製品
の酸化防止,腐食防止として、それぞれの給水ラインに
設置されている。
【0003】このような脱気装置としては、気体透過膜
あるいは気体分離膜を用いた,いわゆる膜式脱気装置
が、コンパクトさや取扱の簡便さから多用されている。
この種の膜式脱気装置の一例を図15に基づいて説明す
る。図15に例示した脱気装置において、気体透過膜
(図示省略)は、管状,中空糸状,プリーツ状,スパイ
ラル形状(のり巻き形状)等の形状に成形し、この状態
で適宜の容器に収容して1個の構成部材とした,いわゆ
る脱気モジュール51として使用されている。この脱気
モジュール51の内部は、液相側と気相側とに区画され
ている。前記液相側には、脱気処理を行う原水(被処理
水)を供給する給水ポンプ(図示省略)と流量制御弁5
2を備えた原水供給ライン53を接続するとともに、脱
気処理後の処理水を貯留する処理水タンク(図示省略)
へ供給する処理水供給ライン54が接続されている。ま
た、気相側には、この区画内を真空吸引するための真空
吸引ライン55が接続されている。そして、前記脱気モ
ジュール51内における原水の流通過程において、前記
気体透過膜を介して真空吸引することにより、原水中の
溶存気体を吸引除去し、脱気された処理水を処理水供給
ライン54から前記処理水タンクへ供給する。
【0004】図15に示すように、前記真空吸引ライン
55には、真空吸引手段として、水封式真空ポンプ56
が接続されている。この水封式真空ポンプ56は、排気
とともに封水が排出されるため、封水を補充する必要が
あり、封水の使用量が大量なものとなる。このため、前
記流量制御弁52から分岐した封水供給ライン57に封
水を貯留する封水タンク58を設け、この封水タンク5
8に前記水封式真空ポンプ56の排気ライン59を接続
し、封水を前記封水タンク58と前記水封式真空ポンプ
56との間で循環させ、封水の循環使用を図っている。
そして、前記流量制御弁52および前記水封式真空ポン
プ56の運転制御を行う制御器60を設け、この制御器
60と前記流量制御弁52および前記水封式真空ポンプ
56とを信号線61を介してそれぞれ接続した構成とな
っている。
【0005】ところで、前記脱気モジュール51,前記
水封式真空ポンプ56および前記制御器60は、図15
に示すケーシング62(一点鎖線で表示)内に、それぞ
れ独立した1個の構成部材として所定の位置に配設され
ており、また各構成部材同士は、各種の配管および前記
信号線61で接続されている。そのため、前記各構成部
材同士の配置間隔が必要となり、設置スペースが大きく
なる。また、前記脱気モジュール51を増設する場合
は、前記ケーシング62も大きくする必要から、さらに
設置スペースが大きくなる。
【0006】また、前記封水タンク58内の封水は、前
記水封式真空ポンプ56を長時間運転した場合には、回
転熱により循環する封水温度が高くなるので、冷却する
ことが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
点に鑑み、設置スペースが小さくできるコンパクトな構
造と、脱気モジュールの増設が容易で、さらに封水を冷
却する熱交換器を備えた脱気装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、給水操作部を備えたベースユニットと、原水
中の溶存気体を脱気処理する脱気ユニットと、制御操作
部を備えた制御ユニットと、真空ポンプを備えたポンプ
ユニットとからなることを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記ベースユニ
ットと前記制御ユニットとの間に前記脱気ユニットを配
置するとともに、前記ポンプユニットを前記ベースユニ
ットと前記脱気ユニットとの下部に配置したことを特徴
としている。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記脱気ユニッ
トと前記制御ユニットとの間に前記ベースユニットを配
置するとともに、前記ポンプユニットを前記脱気ユニッ
トと前記ベースユニットとの下部に配置したことを特徴
としている。
【0011】請求項4に記載の発明は前記ベースユニッ
トと前記制御ユニットとの間に、前記脱気ユニットおよ
び前記ポンプユニットを配置したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記脱気ユニッ
トと前記制御ユニットとの間に、前記ベースユニットお
よび前記ポンプユニットを配置したことを特徴としてい
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記制御ユニッ
トと前記ポンプユニットとの間に、前記ベースユニット
および前記脱気ユニットを配置したことを特徴としてい
る。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記ベースユニ
ットが、流量制御弁と封水貯留部および熱交換器を備え
ていることを特徴としている。
【0015】請求項8に記載の発明は前記脱気ユニット
が、脱気モジュールおよびモジュールケーシングを備え
ていることを特徴としている。
【0016】請求項9に記載の発明は、前記ポンプユニ
ットが、真空ポンプとポンプベットで構成されているこ
とを特徴としている。
【0017】請求項10に記載の発明は、前記脱気ユニ
ットが、少なくとも1台または複数台であることを特徴
としている。
【0018】さらに、請求項11に記載の発明は、前記
脱気ユニットを複数台配設し、前記脱気ユニットの真空
吸引ラインを直列に接続したことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の第一の実施の
形態について説明すると、この発明は、給水操作部を備
えたベースユニットと、原水中の溶存気体を脱気処理す
る脱気ユニットと、制御操作部を備えた制御ユニット
と、真空ポンプを備えたポンプユニット4とからなり、
前記ベースユニットと前記制御ユニットとの間に前記脱
気ユニットを配置するとともに、前記ポンプユニットを
前記ベースユニットと前記脱気ユニットとの下部に配置
した構成の脱気装置において実現される。
【0020】前記脱気ユニットが、脱気モジュールとモ
ジュールケーシングで構成されており、さらにこの脱気
ユニットを複数台備えるとともに、前記複数の脱気ユニ
ットの真空吸引ラインを直列に接続した構成となってい
る。
【0021】前記ベースユニットが、給水操作部として
の流量制御弁と封水貯留部および熱交換器を備え、前記
脱気ユニットおよび前記真空ポンプへそれぞれ配管を介
して接続し、前記脱気ユニットの一側に配置した構成と
なっている。
【0022】前記制御ユニットが、制御基板とカバー部
材で構成されており、前記制御基板と、前記真空ポンプ
および前記流量制御弁の制御部とを信号線を介してそれ
ぞれ接続し、前記脱気ユニットの他側に配置した構成と
なっている。
【0023】前記ポンプユニットが、水封式の真空ポン
プとポンプベットで構成されており、前記ベースユニッ
トおよび前記脱気ユニットと配管を介してそれぞれ接続
し、前記ベースユニットと前記脱気ユニットとの下部に
配置した構成となっている。
【0024】また、前記脱気ユニットを複数台設けると
きは、この複数台の脱気ユニットを載置するモジュール
ベットを設けるとともに、隣接する前記脱気ユニット同
士の真空吸引ラインを、たとえば吸盤式流路接合素子に
より接続し、各脱気ユニット同士の接続間隔を短くして
いる。
【0025】前記流量制御弁は、たとえば前記脱気ユニ
ット1台分の処理水量から複数台の処理水量(前記脱気
ユニットを最大4台連結したときの処理水量)を制御で
きるように構成されている。また、前記封水貯留部と熱
交換器は、ケーシング本体内に熱交換体を収容する熱交
換部を設け、前記熱交換体と連通する封水貯留部を設け
た構成の一体成形部材(以下、「熱交換器」と云う)と
している。そして、前記ベースユニットの上方所定位置
に前記流量制御弁を配置し、この流量制御弁の下方所定
位置に前記熱交換器を配置し、さらに前記熱交換器の下
方に前記ポンプユニットを配置し、前記脱気装置のコン
パクト化を図っている。
【0026】ここで、前記脱気ユニットの増設について
説明する。たとえば、当初計画においては、前記脱気ユ
ニットを1台備えた脱気装置を設置したが、設置後、諸
般の情勢の変化から前記脱気ユニット2台分の処理水量
が必要となった場合、この発明の脱気装置では、前記脱
気ユニットに連結した前記制御ユニットを取り外した
後、前記脱気ユニットの接合口と増設する脱気ユニット
の真空吸引口とを前記吸盤式流路接合素子を介して連結
するとともに、前記増設する脱気ユニットを載置するモ
ジュールベットを配置し、前記制御ユニットを増設した
脱気ユニットに所定の手段で装着し、各種配管を接続し
て増設工事は完了する。したがって、従来の脱気装置で
は、同容量の脱気装置を増設するのに比べて、設置スペ
ースと増設費用を低減することができる。さらに、脱気
ユニットの増設が容易に対応できるので便利である。
【0027】以上のように、この発明の脱気装置は、前
記ベースユニット,前記脱気ユニット,前記制御ユニッ
トおよび前記ポンプユニットにより構成されたものであ
るから、従来のように、各部材を独立した構成部材とし
て配置した脱気装置に比べて、大幅にコンパクト化する
ことができる。また、従来のように、前記各ユニットを
収容するケーシングが不要となり、前記各ユニットの外
周壁で代用するので、設置スペースと製造コストを低減
することができる。
【0028】つぎに、前記実施の形態に代わる実施の形
態について説明する。ここで説明する脱気装置の実施の
形態は、前記ベースユニット,前記脱気ユニット,前記
制御ユニットおよび前記ポンプユニットの配置構成を変
更したものである。すなわち、この発明の第二の実施の
形態は、前記脱気ユニットと前記制御ユニットとの間に
前記ベースユニットを配置するとともに、前記ポンプユ
ニットを前記脱気ユニットと前記ベースユニットとの下
部に配置した構成としている。また、この発明の第三の
実施の形態は、前記ベースユニットと前記制御ユニット
との間に、前記脱気ユニットおよび前記ポンプユニット
を配置した構成としている。さらに、この発明の第四の
実施の形態は、前記脱気ユニットと前記制御ユニットと
の間に、前記ベースユニットおよび前記ポンプユニット
を配置した構成としている。さらにまた、この発明の第
五の実施の形態は、前記ポンプユニットと前記制御ユニ
ットとの間に、前記ベースユニットおよび前記脱気ユニ
ットを配置した構成としている。
【0029】以上説明したように、前記構成の各脱気装
置は、この各脱気装置を配置するレイアウトに応じて適
宜選択して実施することが好適である。
【0030】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明を実施した脱気
装置の主要構成ユニットの配置状態を概略的に示す第一
実施例の説明図である。
【0031】図1において、この発明における脱気装置
1は、基本的構成としてベースユニット2と脱気ユニッ
ト3と制御ユニット4およびポンプユニット5とからな
り、前記ベースユニット2と前記制御ユニット4との間
に前記脱気ユニット3を配置し、前記脱気ユニット3を
前記ベースユニット2と前記制御ユニット4とで挟持す
るとともに、前記ポンプユニット5を前記ベースユニッ
ト2と前記脱気ユニット3との下部に配置した構成とな
っている。
【0032】前記脱気ユニット3は、図2に示すよう
に、脱気モジュール6とモジュールキャップ7,7とマ
ニホールド8,8とモジュールケーシング9とにより構
成されている。そして、この脱気ユニット3により原水
中の溶存気体を脱気処理する。
【0033】前記脱気モジュール6は、図2に示すよう
に、中空糸状気体分離膜の集合体からなり、この集合体
の両端部に前記モジュールキャップ7,7をそれぞれ嵌
着している。そして、前記両モジュールキャップ7を収
納する方形のマニホールド8,8を設けている。この両
マニホールド8の両端面(前記ベースユニット2および
前記制御ユニット4と連結しない面)と、前記ポンプユ
ニット5に当接する面とは反対となる面(すなわち、図
2に示す実施例では上面)とを覆うために、図2に示す
ように、化粧板機能を有する前記モジュールケーシング
9が設けられている。すなわち、前記脱気モジュール
6,前記両モジュールキャップ7,前記両マニホールド
8および前記モジュールケーシング9を一体的に組み立
てることにより、前記脱気ユニット3を構成している。
【0034】そして、前記脱気モジュール6には、真空
吸引口として、図2に示すように、第一および第二接合
口10,11が設けられている。また、前記両マニホー
ルド8には、前記ベースユニット2および前記制御ユニ
ット4との接合手段,たとえば接合孔,接合ねじ等(図
示省略)を備えるとともに、原水入口,処理水出口(と
もに符号省略)をそれぞれ備えている。この第一実施例
においては、前記第二接合口11は使用しないので止栓
(図示省略)で封止している。
【0035】前記ベースユニット2は、図3に示すよう
に、給水操作部としての流量制御弁12と、処理水貯留
部を備えた熱交換器13と、ベースプレート14とによ
り構成されている。
【0036】前記流量制御弁12は、たとえば前記脱気
モジュール6の処理水量が1時間当り1000リットル
とすれば、この流量制御弁12は、1時間当り1000
リットルから4000リットルの処理水量が制御できる
ものである。具体的には、本特許出願人が先に特許出願
した図4に示す流量制御弁(特願平9−316155号
を参照)を用いている。また、前記熱交換器13は、図
5に示すように、ケーシング本体15内に熱交換体16
を収容する熱交換部17を設けるとともに、前記熱交換
体16と連通する処理液貯留部を設けた構成となってい
る(この熱交換器13については、本特許出願人が先に
特許出願した特許願平10−176730号を参照)。
また、この実施例においては、前記処理液貯留部は、後
述する水封式の真空ポンプへ封水を供給する封水貯留部
18として説明する。そして、この封水貯留部18の上
部には、前記流量制御弁12から封水を補給する封水補
給口19と、濃縮した封水と排気ガスを排出するオーバ
ーフロ−口20をそれぞれ設けた構成としている。ま
た、前記ベースプレート14は、図3に示すように、前
記流量制御弁12および前記熱交換器13を装着する装
着手段(図示省略)と、前記脱気ユニット3に接続する
接続手段(図示省略)を備えた浅い箱状のプレートに形
成されている。そして、前記ベースユニット2の組立
は、前記ベースプレート14の一面(前記脱気ユニット
3の取付側の反対面)に、前記流量制御弁12を上方所
定位置に、前記熱交換器13を下方所定位置に前記装着
手段(ボルト等)でそれぞれ固定している。
【0037】前記制御ユニット4は、図6に示すよう
に、パネル21と制御操作部としての制御基板22とカ
バー部材23とにより構成されている。前記パネル21
は、前記脱気ユニット3の連結面に合致する形状に形成
されている。この連結面の反対側の所定位置に前記制御
基板22を装着し、この制御基板22を被覆するカバー
部材23が設けられている。
【0038】前記ポンプユニット5は,図7に示すよう
に、前記脱気モジュール6内を真空吸引する水封式の真
空ポンプ24と、この真空ポンプ24を収納する略箱形
のポンプベット25とにより構成されている。そして、
前記ポンプベット25の上面には、前記ベースユニット
2および前記脱気ユニット3が載置できるスペースを備
えている。
【0039】以上のように、この発明の脱気装置1は、
前記ベースユニット2,前記脱気ユニット3,前記制御
ユニット4および前記ポンプユニット5からなり、前記
ベースユニット2と前記制御ユニット4との間に前記脱
気ユニット3を配置し、前記ポンプユニット5を前記ベ
ースユニット2と前記脱気ユニット3の下部に配置した
構成であるから、従来の脱気装置に比べて大幅にコンパ
クト化することができる。また、従来のように、前記各
ユニットを収容するケーシングが不要となり、前記各ユ
ニットの外周壁で代用するので、設置スペースと製造コ
ストを低減することができる。
【0040】つぎに、前記第一実施例では、前記脱気ユ
ニット3を1台備えた脱気装置1について説明したが、
ここで前記脱気ユニット3を増設した第二実施例につい
て説明する。たとえば、当初計画においては、図1に示
すように、前記脱気ユニット3を1台備えた構成の脱気
装置を設置したが、設置後、諸般の情勢の変化から4台
分の処理水量が必要となった場合について説明する。こ
の増設工事は、前記脱気ユニット3に装着してある前記
制御ユニット4を取り外した後、前記脱気ユニット3と
同一構成の脱気ユニットを3台連結した構成のものであ
る。すなわち、図8に示すように、この第二実施例にお
いては、前記脱気ユニット3を第一脱気ユニット3と
し、つづいて第二脱気ユニット26,第三脱気ユニット
27,第四脱気ユニット28を直列に連結して一つの脱
気ユニットを構成している。したがって、図8に示す第
二実施例では、前記第一実施例と重複する共通部材の説
明は省略し、この第二実施例で追加される部材の説明
と、この発明における脱気装置1の接続状態(図10参
照)と、組立手順について説明する。
【0041】前記第一〜第四脱気ユニット3,26〜2
8の連結は、まず前記第一脱気ユニット3を構成する前
記脱気モジュール6の第二接合口11(第一実施例では
止栓で封止していた。)と、前記第二脱気ユニット26
を構成する前記脱気モジュール6の第一接合口10と
を、図9に示すような吸盤式流路接合素子29(詳細
は、本特許出願人の特許出願に係る特願平10−238
51号を参照。以下、「接合素子29」と略称する。)
を介して連結する。すなわち、前記第二接合口11に前
記接合素子29の流路案内部30を挿入する。この状態
で前記第二接合口11の周囲に前記接合素子29の第一
吸盤部31を前記第二接合口11をカバーする状態で吸
着させるとともに、前記第一接合口10の周囲に前記接
合素子29の第二吸盤部32を前記第一接合口10をカ
バーする状態で吸着させる。つぎに、同様の手順で前記
第二脱気ユニット26と前記第三脱気ユニット27とを
前記接合素子29を介して連結し、前記第三脱気ユニッ
ト27と前記第四脱気ユニット28とを前記接合素子2
9を介して連結する。すなわち、前記第一〜第四脱気ユ
ニット3,26〜28を同様の手順で順次連結し、その
後、前記接合手段(図示省略)により固定するようにし
ている。これにより、前記各脱気ユニット3,26〜2
8は、一体的なものとして構成される。そして、前記第
一実施例で説明したように、前記ポンプベット25の上
面には、前記第一脱気ユニット3が載置できるスペース
が備えられているので、前記第二〜第四脱気ユニット2
6〜28の3台分の載置は、前記ポンプベット25に接
続する前記各脱気ユニット26〜28に共通の箱形に形
成したモジュールベット33(図8参照)を3台連結し
て設置した構成としている。
【0042】ここで、前記第二実施例における脱気装置
1の各構成要素の接続状態を図10に基づいて簡単に説
明する。まず、原水供給部(図示省略)から供給される
原水は、原水供給ライン34から流量制御弁12へ導入
される。そして、この流量制御弁12が原水(以下、
「被処理水」と云う)の流量を所定量(この実施例で
は、1時間当り4000リットル)に制御し、被処理水
ライン35を介して第一〜第四脱気ユニット3,26〜
28内へそれぞれ被処理水を導入する。前記各脱気ユニ
ット3,26〜28内で脱気処理された処理水は、処理
水ライン36を介して熱交換部17内へ流入し、封水と
熱交換した後、処理水供給ライン37を介して負荷側へ
供給される。一方、水封式の真空ポンプ24から排出さ
れた封水は、封水還流ライン38を介して封水貯留部1
8内へ流入し、接続パイプ39を介して熱交換体16内
へ導入され、前記処理水と熱交換後、封水供給ライン4
0を介して前記真空ポンプ24内へ供給される。また、
前記流量制御弁12のホース継手(符号省略)と前記封
水補給口19とをホース41で接続し封水を補給する。
さらに、前記オーバーフロー口20にオーバーフローラ
イン42を接続し、濃縮した封水と排気ガスを排出する
ようにしている。
【0043】つぎに、前記第二実施例で示した脱気装置
1の組立手順について説明する。まず、図8に示すよう
に、ポンプベット25の上面にベースユニット2を載置
し、流量制御弁12の原水入口43と原水供給ライン3
4を所定の手段で接続する。そして、熱交換部17の処
理水出口(符号省略)に処理水供給ライン37を所定の
手段で接続する。つづいて、第一脱気ユニット3を前記
ポンプベット25の上面に載置し、図10に示すよう
に、水封式の真空ポンプ24と前記第一脱気ユニット3
の第一接合部10とを真空吸引ライン44で接続すると
ともに、封水還流ライン38を封水貯留部18に接続す
る。また、前記流量制御弁12と前記封水貯留部18と
をホース41で接続するとともに、前記封水貯留部18
の上部にオーバーフローライン42を接続する。一方、
前記流量制御弁12の原水出口45に接続した被処理水
ライン35を第一〜第四脱気ユニット3,26〜28の
入口(符号省略)にそれぞれ接続し、前記第一〜第四脱
気ユニット3,26〜28の出口(符号省略)に処理水
ライン36をそれぞれ接続し、この処理水ライン36の
他端を前記熱交換部17に接続する。
【0044】つぎに、前記第一脱気ユニット3に連結す
る第二〜第四脱気ユニット26〜28の組立手順を説明
する。図8に示すように、前記ポンプベット25に前記
第二〜第四脱気ユニット26〜28をそれぞれ載置する
モジュールベット33を3台適宜の手段で接続する。そ
して、前記第二〜第四脱気ユニット26〜28を所定の
手段(ボルト等)で、前記第一脱気ユニット3も一緒に
前記ベースユニット2に固定し、このベースユニット2
を前記ポンプベット25に固定するとともに、前記第二
〜第四脱気ユニット26〜28を前記各モジュールベッ
ト33に所定の手段で固定し一体化する。
【0045】つぎに、前記第四脱気ユニット28の正面
(前記第三脱気ユニット27を連結した面とは反対側の
面)に、制御基板22を装着したパネル21を所定の手
段で固定し、前記制御基板22の各接点と、前記流量制
御弁12,前記真空ポンプ24およびそのほかの制御機
器(図示省略)の各接点とを信号線(図示省略)を介し
てそれぞれ接続する。そして、前記パネル21にカバー
部材23を所定の手段(ネジ等)で装着して増設工事の
組立は完了する。
【0046】以上のように、負荷側からの脱気処理水の
増量要求に対して、この発明の脱気装置では、前記脱気
ユニット3の増設が容易にできるので、従来の脱気装置
を増設するのに比べて、設置スペースと増設費用を低減
することができる。
【0047】つぎに、前記第一実施例で示した基本的な
主要構成ユニットの配置状態(図1参照)に代わる配置
状態を図11〜図14に基づいて説明する。
【0048】図11は、この発明の第三実施例であっ
て、前記脱気ユニット3と前記制御ユニット4との間に
前記ベースユニット2を配置するとともに、前記ポンプ
ユニット5を前記脱気ユニット3と前記ベースユニット
2との下部に配置した構成としている。
【0049】図12は、この発明の第四実施例であっ
て、前記ベースユニット2と前記制御ユニット4との間
に、前記脱気ユニット3および前記ポンプユニット5を
配置した構成としている。
【0050】図13は、この発明の第五実施例であっ
て、前記脱気ユニット3と前記制御ユニット4との間
に、前記ベースユニット2および前記ポンプユニット5
を配置した構成としている。
【0051】図14は、この発明の第六実施例であっ
て、前記制御ユニット4と前記ポンプユニット5との間
に、前記ベースユニット2および前記脱気ユニット3を
配置した構成としている。
【0052】前記第三〜第六実施例においては、前記脱
気ユニット3を1台配置した構成としたが、前記脱気ユ
ニット3は、前記第二実施例で説明したように増設する
ことができる。また、前記構成の各脱気装置は、この各
脱気装置を配置するレイアウトに応じて適宜選択して実
施することが好適である。
【0053】さらに、前記各実施例においては、前記各
ユニット2〜5を図面の左右方向へ連結する構成として
説明したが、図面の上下方向に連結する構成も前記各実
施例と同様に実施することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、脱気装置全体がコンパクトで設置スペースが小さ
く、しかも脱気処理する脱気モジュールの増設が容易に
できる。さらに、水封式の真空ポンプの封水冷却手段を
備えた構成としたので、脱気効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の脱気装置の主要構成ユニットの配置
状態を概略的に示す第一実施例の側面説明図である。
【図2】図1に示した脱気ユニットの構成を分解した状
態で概略的に示す斜視説明図である。
【図3】図1に示したベースユニットの構成を分解した
状態で概略的に示す斜視説明図である。
【図4】図3に示した流量制御弁の構成を示す断面説明
図である。
【図5】図3に示した熱交換器の構成を示す断面説明図
である。
【図6】図1に示した制御ユニットの構成を分解した状
態で概略的に示す斜視説明図である。
【図7】図1に示したポンプユニットの構成を分解した
状態で概略的に示す斜視説明図である。
【図8】この発明の第二実施例を示す側面説明図であ
る。
【図9】隣接する脱気モジュールを連結する吸盤式流路
接合素子の構成を示す断面説明図である。
【図10】この発明における脱気装置の接続状態を概略
的に示す説明図である。
【図11】この発明の第三実施例を示す側面説明図であ
る。
【図12】この発明の第四実施例を示す側面説明図であ
る。
【図13】この発明の第五実施例を示す側面説明図であ
る。
【図14】この発明の第六実施例を示す側面説明図であ
る。
【図15】従来の脱気装置の構成を概略的に示す説明図
である。
【符号の説明】
1 脱気装置 2 ベースユニット 3 脱気ユニット 4 制御ユニット 5 ポンプユニット 6 脱気モジュール 9 モジュールケーシング 12 流量制御弁 13 熱交換器 18 封水貯留部 24 真空ポンプ 25 ポンプベット 44 真空吸引ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 元 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 藤原 浩昭 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 Fターム(参考) 3H029 AA07 AA18 AB06 AB08 BB00 BB12 BB32 CC01 CC27 CC48 3H076 AA16 AA21 AA37 BB04 BB06 BB38 BB40 BB50 CC47 CC98 CC99 4D006 GA32 HA01 KE01Q 4D011 AA16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水操作部を備えたベースユニット2
    と、原水中の溶存気体を脱気処理する脱気ユニット3
    と、制御操作部を備えた制御ユニット4と、真空ポンプ
    24を備えたポンプユニット5とからなることを特徴と
    する脱気装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースユニット2と前記制御ユニッ
    ト4との間に前記脱気ユニット3を配置するとともに、
    前記ポンプユニット5を前記ベースユニット2と前記脱
    気ユニット3との下部に配置したことを特徴とする請求
    項1 に記載の脱気装置。
  3. 【請求項3】 前記脱気ユニット3と前記制御ユニット
    4との間に前記ベースユニット2を配置するとともに、
    前記ポンプユニット5を前記脱気ユニット3と前記ベー
    スユニット2との下部に配置したことを特徴とする請求
    項1に記載の脱気装置。
  4. 【請求項4】 前記ベースユニット2と前記制御ユニッ
    ト4との間に、前記脱気ユニット3および前記ポンプユ
    ニット5を配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    脱気装置。
  5. 【請求項5】 前記脱気ユニット3と前記制御ユニット
    4との間に、前記ベースユニット2および前記ポンプユ
    ニット5を配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    脱気装置。
  6. 【請求項6】 前記制御ユニット4と前記ポンプユニッ
    ト5との間に、前記ベースユニット2および前記脱気ユ
    ニット3を配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    脱気装置。
  7. 【請求項7】 前記ベースユニット2が、流量制御弁1
    2と封水貯留部18および熱交換器13を備えているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の脱気装置。
  8. 【請求項8】 前記脱気ユニット3が、脱気モジュール
    6およびモジュールケーシング9を備えていることを特
    徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の脱気
    装置。
  9. 【請求項9】 前記ポンプユニット5が、真空ポンプ2
    4とポンプベット25で構成されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項8のいずれかに記載の脱気装置。
  10. 【請求項10】 前記脱気ユニット3が、少なくとも1
    台または複数台であることを特徴とする請求項1から請
    求項9のいずれかに記載の脱気装置。
  11. 【請求項11】 前記脱気ユニット3を複数台配設し、
    前記脱気ユニット3の真空吸引ライン44を直列に接続
    したことを特徴とする請求項10に記載の脱気装置。
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