JP2000014983A - 給水部分に接続構造を備えた洗濯機 - Google Patents

給水部分に接続構造を備えた洗濯機

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JP2000014983A
JP2000014983A JP10184610A JP18461098A JP2000014983A JP 2000014983 A JP2000014983 A JP 2000014983A JP 10184610 A JP10184610 A JP 10184610A JP 18461098 A JP18461098 A JP 18461098A JP 2000014983 A JP2000014983 A JP 2000014983A
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water supply
position regulating
washing machine
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water
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Yorihisa Funada
順久 船田
Masayuki Ise
正之 伊勢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯機の給水弁と注水口形成部材との間の接続
は、ホースを介しており、面倒であった。 【解決手段】本洗濯機1では、給水弁8と注水口形成部
材7とを管継手構造Cで接続した。管継手構造Cは、給
水弁8の出口筒部85の凸部87を、注水口形成部材7
のエルボ72の凹部73に入れて、容易に接続できる。
凹部73内に、封止面75と封止面92との間に介在す
るパッキン10を設け、封止面と同芯に位置規制面7
4,93を設けた。位置規制面同士が当接して、凹部7
3と凸部87との相対位置を規制し、パッキン10の過
度の変形を防止し、漏水を防止する。凹部73内の入口
寄りに位置規制面74,93を設けて、パッキン10の
弾性を利用することで中心を合わせて容易に装着でき
る。 【効果】従来の接続用のホースを省略できる。簡素な構
造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に関する。特
に、洗濯槽への給水部分の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】例え
ば、一般の全自動洗濯機では、洗濯槽に給水するため
に、洗濯機の上部に給水弁と、給水弁に接続された箱状
に形成された注水口とを備えている。通常、給水弁と注
水口とは、柔軟なホースを介して互いに接続されてい
る。このホースと給水弁および注水口の接続部分とは、
水漏れ防止およびホースの脱落防止のために、接着剤や
締結バンドにより互いに固定されていた。このような固
定作業は、面倒で組立作業性も低く、組立コストが高く
なっていた。
【0003】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、簡素な構造で接続が容易でしかも漏水を確
実に防止できる接続構造を給水部分に備えた洗濯機を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の洗濯機は、洗濯槽へ水を注
ぐための注水口形成部材と、この注水口形成部材への水
の流通を制御する給水弁とを含む給水部分を有する洗濯
機において、給水弁と注水口形成部材とを互いに連結
し、給水弁の孔と注水口形成部材の孔とを連通させる接
続構造を備え、この接続構造は、注水口形成部材に形成
された凹部と、この凹部に入り込むように給水弁に形成
された凸部と、凹部内に配置されて孔内を外部に対して
封止する環状のパッキンとを有し、凹部内には、凸部の
封止面と凹部の封止面とが互いに対向してその間にパッ
キンを介在させて配置され、凸部の位置規制面と凹部の
位置規制面とが互いに当接することで相対位置を規制可
能に対向していることを特徴とする。
【0005】この構成によれば、給水弁の凸部を注水口
形成部材の凹部に入れることで、給水弁と注水口形成部
材とを直結して、孔同士を連通させることができる。
【0006】このように、凹部に凸部を入れることで、
パッキンによる封止と、位置規制面同士を対向させるこ
とによる相対位置の規制とをともに完了できるので、容
易に接続することができる。
【0007】また、位置規制面により凹部と凸部との間
の相対位置が規制されるので、パッキンの変形が抑制さ
れる結果、給水時に水圧がかかっても、漏水の虞がな
い。
【0008】また、位置規制面およびパッキンが共に凹
部内に設けられているので、構造を簡素にでき、しかも
凹部外で給水弁および注水口形成部材を高い自由度で取
り付けることができる。
【0009】また、接続構造により給水弁と注水口形成
部材とを直結できるので、接続用のホース等の従来必要
であった部品を省くことができ、また、ホース等による
接続に比べて、接続し易い。
【0010】請求項2に記載の発明の洗濯機は、請求項
1に記載の洗濯機において、封止面と位置規制面とは、
同芯の周面であることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、請求項1に記載の発明
の作用に加えて、同芯の周面からなる封止面と位置規制
面とは、高精度且つ安価にできる。
【0012】請求項3に記載の発明の洗濯機は、請求項
2に記載の洗濯機において、位置規制面は、封止面に対
して凹部の入口寄りに設けられていることを特徴とす
る。
【0013】この構成によれば、請求項2に記載の発明
の作用に加えて、パッキンを嵌めた後に、このパッキン
の弾性を利用して、位置規制面同士の中心位置を自律的
に合わせることができるので、位置規制面同士を容易に
対向させることができる。
【0014】請求項4に記載の発明の洗濯機は、請求項
1乃至3の何れかに記載の洗濯機において、凸部の位置
規制面と凹部の位置規制面とは、互いにすきまなく嵌め
合わされていることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、請求項1乃至3の何れ
かに記載の発明の作用に加えて、位置規制面同士の相対
位置を確実に規制できる。
【0016】請求項5に記載の発明の洗濯機は、請求項
1乃至4の何れかに記載の洗濯機において、凹部は、注
水口形成部材に代えて給水弁に形成され、凸部は、給水
弁に代えて注水口形成部材に形成されたことを特徴とす
る。
【0017】この構成によれば、凹部と凸部とを入れ換
えて接続構造を構成する場合にも、請求項1乃至4の何
れかに記載の発明の作用を同様に得ることができる。
【0018】請求項6に記載の発明の管継手構造は、第
1の部材に形成された凸部が第2の部材に形成された凹
部内に入り込んで、第1の部材と第2の部材とが互いに
連結され、第1の部材に形成された孔と第2の部材に形
成された孔とを連通する管継手構造であって、凹部内に
は、第1の部材の封止面と第2の部材の封止面とが互い
に対向して配置され、第1の部材の封止面と第2の部材
の封止面との間に、孔内を外部に対して封止する環状の
パッキンが介在し、第1の部材の位置規制面と第2の部
材の位置規制面とが、互いに当接することで相対位置を
規制可能に対向していることを特徴とする。
【0019】この構成によれば、位置規制面により第1
の部材と第2の部材との間の相対位置が規制されるの
で、パッキンの変形が抑制される結果、漏水の虞がな
い。
【0020】凹部に凸部を入れることで、パッキンによ
る封止と、位置規制面同士による相対位置の規制とをと
もに完了できるので、容易に接続することができる。
【0021】位置規制面およびパッキンが共に凹部内に
設けられているので、構造を簡素にでき、しかも凹部外
での両部材の取り付けの自由度を高くできる。例えば、
凹部に凸部を入れる作業と別の、従来必要であった位置
合わせ作業や、そのための部品、構造等を省くことがで
き、簡素な構造で、容易に接続できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施の形態の洗濯機の概略構成の側面断面図であ
る。
【0023】本洗濯機1は、箱状のハウジング2内に、
つり棒4を介して支持された洗濯槽3を有している。洗
濯槽3内に、水と洗濯物を入れて、洗濯槽3の底部に設
けられた攪拌翼5を回動させることで洗濯が行われる。
【0024】また、ハウジング2の上面2aの中央に
は、洗濯槽3への洗濯物の投入口2bが設けられ、その
後方に、洗濯槽3に注水するための給水機構6が設けら
れている。給水機構6は、投入口2bの後縁に設けられ
た注水口を区画する注水口形成部材7と、注水口形成部
材7への水の流通を制御する電磁弁からなる給水弁8と
を備えている。給水弁8は、ホース9を介して、外部の
水道等の給水設備(図示せず)に接続されている。
【0025】図2は、図1の洗濯機の投入口の後方部分
の分解斜視図である。図3は、図2に示す部分の一部断
面平面図である。
【0026】本洗濯機1は、注水口形成部材7と給水弁
8とが接続構造としての管継手構造Cにより接続されて
いる。すなわち、注水口形成部材7の後部に設けられた
エルボ72には、凹部73が区画され、この凹部73
に、給水弁8の出口筒部85の凸部87が入り込み、エ
ルボ72と出口筒部85との間にパッキン10を介在さ
せている。以下、管継手構造Cを詳細に説明する。給水
弁8は、L字状に屈曲した弁本体81と、弁本体81の
屈曲部分に設けられたソレノイド82とを有している。
弁本体81は、弁座およびソレノイド82で駆動される
弁体を含む中央部84と、中央部84から互いに直交す
る方向に延びる入口筒部83および出口筒部85と、固
定のためのフランジ部86とを有している。このフラン
ジ部86と、ハウジング2の後面2cとが、ねじ締め固
定されている。入口筒部83、中央部84、および出口
筒部85を、連通孔80が貫通している。
【0027】出口筒部85は、エルボ72の凹部73に
入る凸部87を有している。凸部87は、先端にあって
パッキン10の抜け防止用のテーパ部91と、パッキン
10の内周面と密着して嵌合された外周面からなる封止
面92と、この外周面よりも根元側に隣接する位置規制
面93とを有している。
【0028】位置規制面93は、封止面92よりも大径
の外周面で、封止面92と同芯に形成されている。ま
た、位置規制面93と封止面92との間には、段差が形
成されている。位置規制面93は、注水口形成部材7の
位置規制面74と嵌合している。
【0029】注水口形成部材7は、前面に注水口が形成
される主体部71の後面に、屈曲した筒状のエルボ72
を有している。このエルボ72は、内部に凹部73を区
画している。凹部73から主体部71へ連通孔が形成さ
れている。凹部73内に、奥側にあってパッキン10の
外周面と密着して嵌合された内周面からなる封止面75
と、入口側にある位置規制面74とが備えられている。
【0030】位置規制面74は、封止面75よりも大径
の内周面で、封止面75と同芯に形成され、位置規制面
74と封止面75との間には、段差が形成されている。
位置規制面74は、出口筒部85の位置規制面93と嵌
合しており、この嵌合は軽い圧入状態とされ、位置規制
面74と位置規制面93とが隙間なく当接して、容易に
装着できるように設定されている。位置規制面74と位
置規制面93とは、互いに当接することで、径方向に関
して、相互の相対位置を予め定める所定範囲内に規制し
ている。ここで、予め定める所定範囲としては、その範
囲内で相対位置が変化してパッキン10が変形したとし
ても、パッキン10が防水性能を維持できるように設定
されている。なお、この範囲内で相対位置を規制できれ
ば、位置規制面74と位置規制面93との間に隙間があ
っても構わない。
【0031】パッキン10は、例えば、ゴム等の弾性部
材からなり、軸方向に延びた筒状に形成されている。外
周面に、複数のリップ11が形成されている。このリッ
プ11は、外周面に環状に形成された凸条からなる。パ
ッキン10が、出口筒部85の封止面92に装着され、
エルボ72の封止面75に嵌め込まれると、リップ11
は圧縮されて確実に水封する。
【0032】このように、管継手構造Cでは、第1の部
材としての出口筒部85に形成された凸部87が、第2
の部材としてのエルボ72に形成された凹部73内に入
り込んで、第1の部材と第2の部材とが互いに連結さ
れ、第1の部材に形成された連通孔と第2の部材に形成
された連通孔とを連通している。凹部73内には、第1
の部材の封止面92と第2の部材の封止面75とが互い
に対向して配置され、封止面75と封止面92との間
に、連通孔内を外部に対して封止する環状のパッキン1
0が介在している。また、凹部73内に、第1の部材の
位置規制面93と第2の部材の位置規制面74とが、互
いに当接することで相対位置を規制可能に対向してい
る。
【0033】位置規制面74,93を設けていること
で、出口筒部85とエルボ72との相対位置、例えば、
中心位置が径方向に過度にずれることを防止でき、パッ
キン10と封止面75,92との全周面にわたる密着状
態を維持して、確実に封止することができる。
【0034】次に、注水口形成部材7と給水弁8との接
続を説明する。
【0035】予め、給水弁8の封止面92にパッキン1
0を嵌めておく。
【0036】次に、エルボ72の凹部73に、出口筒部
85の凸部87を入れる。すなわち、凹部73の封止面
75にパッキン10外周面を嵌めて、段差同士が突き当
たるまで押し込む。このとき、パッキン10の弾性によ
り、出口筒部85とエルボ72との中心同士が自律的に
芯合わせされるので、位置規制面74と位置規制面93
とを、容易に嵌め合わせることができる。これにより、
給水弁8と注水口形成部材7とが接続され、連通孔同士
が連通する。
【0037】給水弁8と注水口形成部材7との組立品
を、ハウジング2に取り付ける。給水弁8のフランジ部
86と、ハウジング2の後面2cとを、ビス12でねじ
締め固定する。このとき、給水弁8と注水口形成部材7
との間の位置合わせは、高精度にする必要はなく、容易
に組み立てられる。
【0038】このように本発明の実施の形態の洗濯機1
では、管継手構造Cを給水機構6に備えたので、凹部7
3に凸部87を入れるだけで、給水弁8と注水口形成部
材7とを容易に直結できる。
【0039】給水弁8と注水口形成部材7とを管継手構
造Cにより直結できるので、接続用のホースやホースの
抜け止め用の止め具等の従来必要であった部品を省くこ
とができる。また、管継手構造Cで直結したので、ホー
スを介した接続に比べて容易に接続できる。その結果、
洗濯機1の部品コスト、組立コストを低減することがで
きる。
【0040】また、位置規制面74,93により凸部8
7と凹部73との間の相対位置が規制されるので、パッ
キン10の変形が抑制される結果、漏水の虞がない。と
いうのは、給水弁8の動作時に水圧や振動が作用するこ
とが想定されるが、このような水圧や振動がかかっても
漏水の虞がない。
【0041】また、凹部73に凸部87を入れること
で、パッキン10による封止と、位置規制面74,93
による相対位置の規制とをともに完了できるので、容易
に接続することができる。
【0042】位置規制面74,93およびパッキン10
が共に凹部73内に設けられているので、構造を簡素に
でき、しかも凹部73外での給水弁8と注水口形成部材
7の取り付けの自由度を高くできる。例えば、凹部73
に凸部87を入れる作業と別に、従来必要であった相互
を高精度に位置合わせする作業や、そのための部品、構
造等を省くことができ、簡素な構造で、容易に接続でき
る。また、パッキン10の変形をパッキン10の近くで
確実に抑制できる結果、漏水をより一層確実に防止する
ことができる。
【0043】また、位置規制面74と封止面75とは、
互いに同芯の円周面からなるので、高精度且つ安価にで
きる結果、漏水を確実に防止するのに好ましい。同様
に、位置規制面93と封止面92とも同芯の円周面であ
り好ましい。
【0044】また、位置規制面74,93は、パッキン
10を保持する封止面75,92に対して凹部73の入
口寄りに設けられているので、嵌め入れたパッキン10
の弾性を利用して中心位置を自律的に合わせることがで
きる結果、位置規制面74,93をより一層容易に接続
することができる。
【0045】また、隙間なく嵌め合わされた位置規制面
74,93は、相対位置を確実に規制でき、漏水を確実
に防止することができる。
【0046】また、管継手構造Cにより給水弁8をハウ
ジング2で支持できるので、簡素な構造で、水圧や振動
をハウジング2で確実に受け止めることができる。
【0047】なお、パッキン10は上述のものに限ら
ず、例えば、リップ11のないものや環状のものでもよ
く、また、凹部73に取り付けられていてもよい。要
は、パッキン10は、第1の部材としての出口筒部85
および第2の部材としてのエルボ72の内周面と外周面
との間に介在して封止するものであればよい。
【0048】また、上述の実施の形態では、凸部87は
給水弁8に形成され、凹部73は注水口形成部材7に形
成されていたが、これには限定されない。例えば、給水
弁8に凹部を形成し、注水口形成部材7に凸部を形成し
ても、同様に、管継手構造Cを構成して、その効果を得
ることができる。
【0049】また、上述の実施の形態では、管継手構造
Cは、一槽式洗濯機の給水機構6に適用されていたが、
これには限定されない。例えば、固定式の洗濯槽の排水
管にかかわる接続部に適用することができる。また、管
継手構造Cは、洗濯機の他、食器洗い機等の通水用の管
を有する機器に適用することができる。
【0050】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、以下の
効果を奏する。すなわち、凸部を凹部に入れることで、
封止と相対位置の規制とを共に完了できるので、接続し
易い。また、位置規制面によりパッキンの変形を抑制で
き漏水の虞がない。また、位置規制面およびパッキンが
共に凹部内にあるので、構造を簡素化でき、しかも凹部
外で給水弁および注水口形成部材を高い自由度で取り付
けることができる。その結果、従来必要な位置合わせ作
業やそのための部品、構造等を省いて簡素な構造で容易
に接続できる。また、給水弁と注水口形成部材とを直結
できるので、接続用のホース等の部品を省くことがで
き、また、接続し易い。
【0052】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、封止面と位置規制面とは
同芯の周面であるので、高精度且つ安価にできる。
【0053】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、パッキンの弾性を利用し
て、位置規制面同士を容易に配置できるので、接続がよ
り一層容易にできる。
【0054】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至3の何れかに記載の発明の効果に加えて、隙間なく
嵌め合わされた位置規制面同士は、相対位置を確実に規
制でき、漏水を確実に防止することができる。
【0055】請求項5に記載の発明によれば、凹部と凸
部とを入れ換えて接続構造を構成てき、請求項1乃至4
の何れかに記載の発明の効果を同様に得ることができ
る。
【0056】請求項6に記載の発明の管継手構造によれ
ば、位置規制面によりパッキンの変形を抑制でき漏水の
虞がない。凹部に凸部を入れることで、封止と相対位置
の規制とを共に完了できて、接続し易い。また、位置規
制面およびパッキンが凹部内にあるので、構造を簡素化
でき、しかも、凹部外で両部材の取り付けの自由度を高
くできる。その結果、従来必要な位置合わせ作業やその
ための部品、構造等を省いて簡素な構造で容易に接続で
きる管継手構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す洗濯機の概略構成
の側面断面図である。
【図2】図1の洗濯機の要部の斜視図である。
【図3】図2の洗濯機の要部の一部断面平面図である。
【符号の説明】
1 洗濯機 6 給水機構(給水部分) 7 注水口形成部材 8 給水弁 10 パッキン 72 エルボ(第2の部材) 73 凹部 85 出口筒部(第1の部材) 87 凸部 74 位置規制面 75 封止面 92 封止面 93 位置規制面 C 管継手構造(接続構造)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯槽へ水を注ぐための注水口形成部材
    と、 この注水口形成部材への水の流通を制御する給水弁とを
    含む給水部分を有する洗濯機において、 給水弁と注水口形成部材とを互いに連結し、給水弁の孔
    と注水口形成部材の孔とを連通させる接続構造を備え、 この接続構造は、注水口形成部材に形成された凹部と、
    この凹部に入り込むように給水弁に形成された凸部と、
    凹部内に配置されて孔内を外部に対して封止する環状の
    パッキンとを有し、 凹部内には、凸部の封止面と凹部の封止面とが互いに対
    向してその間にパッキンを介在させて配置され、凸部の
    位置規制面と凹部の位置規制面とが互いに当接すること
    で相対位置を規制可能に対向していることを特徴とする
    洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の洗濯機において、 封止面と位置規制面とは、同芯の周面であることを特徴
    とする洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の洗濯機において、 位置規制面は、封止面に対して、凹部の入口寄りに設け
    られていることを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の洗濯機に
    おいて、 凸部の位置規制面と凹部の位置規制面とは、互いにすき
    まなく嵌め合わされていることを特徴とする洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の洗濯機に
    おいて、 凹部は、注水口形成部材に代えて給水弁に形成され、 凸部は、給水弁に代えて注水口形成部材に形成されたこ
    とを特徴とする洗濯機。
  6. 【請求項6】第1の部材に形成された凸部が第2の部材
    に形成された凹部内に入り込んで、第1の部材と第2の
    部材とが互いに連結され、第1の部材に形成された孔と
    第2の部材に形成された孔とを連通する管継手構造であ
    って、 凹部内には、第1の部材の封止面と第2の部材の封止面
    とが互いに対向して配置され、 第1の部材の封止面と第2の部材の封止面との間に、孔
    内を外部に対して封止する環状のパッキンが介在し、 第1の部材の位置規制面と第2の部材の位置規制面と
    が、互いに当接することで相対位置を規制可能に対向し
    ていることを特徴とする管継手構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012140598A3 (en) * 2011-04-15 2013-04-18 Eltek S.P.A. Anti-flooding safety device for household appliances, in particular washing machines

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