JP2000014726A - エア給排気装置 - Google Patents

エア給排気装置

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JP2000014726A
JP2000014726A JP10182300A JP18230098A JP2000014726A JP 2000014726 A JP2000014726 A JP 2000014726A JP 10182300 A JP10182300 A JP 10182300A JP 18230098 A JP18230098 A JP 18230098A JP 2000014726 A JP2000014726 A JP 2000014726A
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JP
Japan
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air
air pump
case
air supply
pipe
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JP10182300A
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English (en)
Inventor
Yuji Honma
雄二 本間
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアポンプや電磁弁などの構成部品や配管を
まとめて全体を小型軽量化することができるようにす
る。 【解決手段】 エアバッグ5,6などの被供給体を有す
る椅子1などの機器に内蔵されたケース14と、このケ
ース14に内蔵されたエアポンプ8と、ケース14に内
蔵され且つエアバッグ5,6とエアポンプ8の吐出口2
2とを連通させる配管23,24と、この配管23,2
4の途中に設けられた複数のエア給排気用の電磁弁9〜
12とを有するエア給排気装置であって、エアポンプ8
と複数の電磁弁9〜12とを平面的に配設し、配管2
3,24の一部を複数の電磁弁9〜12の間に配設する
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機器に設けられ
た被供給体を膨張・収縮させるようにしたエア給排気装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から椅子などの機器の座部や背凭部
にエアバッグなどの被供給体を設け、このエアバッグを
エア給排気装置を用いて膨張させたり収縮させたりする
ことにより、長時間の着座による疲労を防止したり、疲
労回復を図ったりし得るようにするようにしたエアマッ
サージ式椅子が考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな椅子などの機器に内蔵されたエアバッグなどの被供
給体を膨張・収縮させるためのエア給排気装置は、エア
ポンプや電磁弁などの構成部品を座部の下などに個別に
配設し、これらの構成部品の間を配管で適宜接続するよ
うにしていたため、構成部品の配置や配管の取り回しが
煩雑で大掛かりなものとなっていた。
【0004】この発明の目的は、エアポンプや電磁弁な
どの構成部品や配管をまとめて全体を小型軽量化するこ
とのできるエア給排気装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、被供給体を有する機器に内蔵さ
れたケースと、このケースに内蔵されたエアポンプと、
前記ケースに内蔵され且つ前記被供給体と前記エアポン
プの吐出口とを連通させる配管と、この配管の途中に設
けられた複数のエア給排気用の電磁弁とを有するエア給
排気装置であって、前記エアポンプと複数の電磁弁とを
平面的に配設し、前記配管の一部を複数の電磁弁の間に
配設したことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、前記エアポンプの吐出
口と、前記被供給体に接続される前記配管の接続口との
位置を同一高さにし、前記配管を前記接続口と同じ高さ
に配設したことを特徴とする。
【0007】
【実施形態】以下、この発明に係るエア給排気装置の実
施形態を図面に基づいて説明する。
【0008】図1に示す椅子1などの機器は、座部2と
背凭部3と一対の肘掛部4とを有している。
【0009】座部2および背凭部3は、図示しないフレ
ームにスポンジゴムなどのクッションを保持させた本体
(図示せず)を設けて、この本体をカバー(図示せず)
で覆った構成となっている。
【0010】座部2には、カバーの下側にエアバッグ5
などの被供給体が設けられている。同様に、背凭部3に
は、カバーの下側にエアバッグ6などの被供給体が設け
られている。
【0011】そして、一方の肘掛部4には、ユニット化
されたエア給排気装置7が収納されている。
【0012】このエア給排気装置7は、図2ないし図4
に示すように、各エアバッグ5,6へエアを送り込むエ
アポンプ8と、電磁弁9〜12と、各電磁弁9〜12を
制御する制御回路13などの構成部品、およびこれらの
構成部品を収納するケース14を備えている。
【0013】また、ケース14には、エアホース15,
16を介して各エアバッグ5,6へ接続するための接続
口17,18と、外部からの制御信号19や電力20を
入力するためのコネクタ部21などが設けられている。
【0014】そして、エアポンプ8には、駆動用のモー
タ26が取付けられている。また、エアポンプ8の吐出
口22と接続口17,18との間は、複数系統の配管2
3,24でそれぞれ連通されている。各配管23,24
の途中には、それぞれ送風用の電磁弁9,10と排気用
の電磁弁11,12が接続されている。排気用の電磁弁
11,12は、それぞれ送風用の電磁弁9,10と接続
口17,18との間に位置しており、各配管23,24
をそれぞれ大気に開放して各エアバッグ5,6内のエア
を排出させるようになっている。
【0015】また、エアポンプ8と各電磁弁9〜12
は、ケース14内に平面的に配設されている。具体的に
は、小型のエアポンプ8を横置きとし、エアポンプ8の
軸芯と各電磁弁9〜12の軸芯とがほぼ同一の平面25
内に位置するような配置として、エアポンプ8の厚さ寸
法内に電磁弁9〜12が収まるようにする。
【0016】更に、エアポンプ8の吐出口22と、各エ
アバッグ5,6への接続口17,18との位置をケース
14の厚さ方向に対し同一高さにし、配管23,24を
前記接続口17,18と同じ高さに配設する。具体的に
は、吐出口22の軸芯と、接続口17,18の軸芯とを
前記の平面25上に位置させることによって同じ高さと
なるようにし、且つ、配管23,24の軸芯が前記の平
面25の面外へ飛出さないように配管23,24を配設
する。
【0017】次に、上記のように構成されるエア給排気
装置の動作について説明する。
【0018】座部2に設けられたエアバッグ5などの機
器を膨張させる場合には、送風用の電磁弁9を開にし、
排気用の電磁弁11を閉にしてエアポンプ8を作動させ
る。すると、エアポンプ8から吐出されたエアは、配管
23から接続口17に接続されたエアホース15を介し
てエアバッグ5へ送られ、エアバッグ5を膨張させる。
エアバッグ5がエアで満杯になったら、エアポンプ8を
停止し、排気用の電磁弁11は閉のままとして送風用の
電磁弁9を閉にする。
【0019】反対に、座部2に設けられたエアバッグ5
を収縮させる場合には、送風用の電磁弁9が閉の状態
で、排気用の電磁弁11を開にする。すると、エアバッ
グ5内のエアが大気へ放出される。
【0020】同様に、背凭部2に設けられたエアバッグ
6などの機器を膨張させる場合には、送風用の電磁弁1
0を開にし、排気用の電磁弁12を閉にしてエアポンプ
8を作動させる。すると、エアポンプ8から吐出された
エアは、配管24から接続口18に接続されたエアホー
ス16を介してエアバッグ6へ送られ、エアバッグ6を
膨張させる。エアバッグ6がエアで満杯になったら、エ
アポンプ8を停止し、排気用の電磁弁12は閉のままと
して送風用の電磁弁10を閉にする。
【0021】反対に、背凭部2に設けられたエアバッグ
6を収縮させる場合には、送風用の電磁弁10が閉の状
態のまま、排気用の電磁弁12を開にする。すると、エ
アバッグ6内のエアが大気へ放出される。
【0022】そして、この実施形態によれば、エアポン
プ8と各電磁弁9〜12とを、ケース14内に平面的に
配設するようにしているので、具体的には、小型のエア
ポンプ8を横置きとし、エアポンプ8の軸芯と各電磁弁
9〜12の軸芯とがほぼ同一の平面25内に位置するよ
うな配置として、エアポンプ8の厚さ寸法内に電磁弁9
〜12が収まるようにしているので、エアポンプ8や各
電磁弁9〜12などの構成部品を薄型にまとめて全体を
小型軽量のユニットとすることができる。
【0023】これにより、ユニット化されたエア給排気
装置7を肘掛部4に収納することが可能となり、スペー
スの有効利用を図ることが可能となる。
【0024】また、エアポンプ8と各電磁弁9〜12と
を、ケース14内に平面的に配設することにより、これ
ら各構成部品を重量バランスを良く配置することが可能
となる。
【0025】更に、エアポンプ8の吐出口22と、各エ
アバッグ5,6への接続口17,18との位置をケース
14の厚さ方向に対し同一高さにし、配管23,24を
前記接続口17,18と同じ高さに配設するようにして
いるので、具体的には、吐出口22の軸芯と、接続口1
7,18の軸芯とを前記の平面25上に位置させること
によって同じ高さとなるようにし、且つ、配管23,2
4の軸芯が前記の平面25の面外へ飛出さないように配
管23,24を配設するようにしているので、配管2
3,24の全長を短くすることができ、その分、配管2
3,24の風路抵抗を小さくすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、エアポンプと各電磁弁とを、ケース内に平
面的に配設するようにしているので、エアポンプや各電
磁弁などの構成部品を薄型にまとめて全体を小型軽量の
ユニットとすることができる。
【0027】これにより、ユニット化されたエア給排気
装置を肘掛部に収納することが可能となり、スペースの
有効利用を図ることが可能となる。
【0028】また、エアポンプと各電磁弁とを、ケース
内に平面的に配設することにより、これら各構成部品を
重量バランスを良く配置することが可能となる。
【0029】請求項2の発明によれば、エアポンプの吐
出口と、各被供給体への接続口との位置を同一高さに
し、配管を前記接続口と同じ高さに配設するようにして
いるので、配管の全長を短くすることができ、その分、
配管の風路抵抗を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエア給排気装置を適用した椅子の斜視
図である。
【図2】本発明のエア給排気装置の装置構成図である。
【図3】本発明のエア給排気装置の内部構成図である。
【図4】図3をA−A方向から見た断面図である。
【符号の説明】
1 機器(椅子) 5,6 被供給体(エアバッグ) 7 エア給排気装置 8 エアポンプ 9〜12 電磁弁 14 ケース 17,18 接続口 22 吐出口 23,24 配管 25 平面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被供給体を有する機器に内蔵されたケー
    スと、このケースに内蔵されたエアポンプと、前記ケー
    スに内蔵され且つ前記被供給体と前記エアポンプの吐出
    口とを連通させる配管と、この配管の途中に設けられた
    複数のエア給排気用の電磁弁とを有するエア給排気装置
    であって、 前記エアポンプと複数の電磁弁とを平面的に配設し、 前記配管の一部を複数の電磁弁の間に配設したことを特
    徴とするエア給排気装置。
  2. 【請求項2】 前記エアポンプの吐出口と、前記被供給
    体に接続される前記配管の接続口との位置を同一高さに
    し、前記配管を前記接続口と同じ高さに配設したことを
    特徴とする請求項1のエア給排気装置。
JP10182300A 1998-06-29 1998-06-29 エア給排気装置 Pending JP2000014726A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094306A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Kokuyo Co Ltd 椅子
US7781962B2 (en) 2001-01-15 2010-08-24 Hitachi, Ltd. Organic light-emitting devices and displays including a polarization separator, a phase plate, and a polarizer
JP2012223431A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Panasonic Corp エアマッサージ機

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