JP2002177358A - 空気袋装置及びマッサージ機 - Google Patents

空気袋装置及びマッサージ機

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JP2002177358A
JP2002177358A JP2000380349A JP2000380349A JP2002177358A JP 2002177358 A JP2002177358 A JP 2002177358A JP 2000380349 A JP2000380349 A JP 2000380349A JP 2000380349 A JP2000380349 A JP 2000380349A JP 2002177358 A JP2002177358 A JP 2002177358A
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air
air bag
bags
bag device
air bags
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JP2000380349A
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Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気袋に接続される送気系統の簡素化とコスト
ダウンに寄与できるとともに、空気袋を高密度に設置す
るのに適する空気袋装置を得ることにある。 【解決手段】 空気の給排気により膨脹・収縮して、椅
子式エアーマッサージ機に支持された使用者をマッサー
ジする施療子2として空気袋装置を用いる。施療子2が
備える二個の空気袋25、28をそれらの膨縮方向に重ね合
わせる。これら空気袋の互いに隣接して重なり合った部
分を、雌型継手43と雄型継手47とからなる連結手段23で
連結する。継手43は、隣接して重なり合った空気袋25、2
8の内の一方の空気袋25に取付けられ、かつ、連結筒部4
1を有する。継手47は、他方の空気袋28に取付けられて
連結筒部に嵌入され、かつ、内空部が両空気袋を連通す
る通気路45aとして用いられる差込み筒部45を有する。
一方の空気袋のみに送気管91が接続される給排気口24を
設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ね合わされた複
数の空気袋を膨脹・収縮させてマッサージ用の施療子と
して使用したり、或は可動体を移動させる駆動部等とし
て使用する空気袋装置、及びこの空気袋装置を備えるマ
ッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】使用者の被施療部位を空気袋の膨脹・収
縮に伴い圧迫・弛緩させてマッサージをするエアーマッ
サージ機において、その圧迫力を強めるために空気袋を
重ねて使用することは知られている。この構成に代えて
一個の空気袋で強い圧迫力を得るためには、その空気袋
を大形にして膨脹時の高さを高くしなければならず、よ
って、設置上不利であるが、前記のように複数の空気袋
を重ね合わせる構成では、以上の不具合を解消できる点
で優れている。
【0003】ところで、従来は互いに重ね合わされた空
気袋が単に接し合っているだけであり、そのため、各空
気袋の夫々が個々に給排気口を有し、これらの給排気口
には個別に給排気装置の送気管が接続されている。
【0004】そのため、空気袋を重ね合わせる数が多い
程、及び重ね合わされた空気袋装置の設置数を増やす程
ほど、空気袋回りの送気管が数が多くなるので、送気管
のコストが嵩みマッサージ機全体のコストを上昇させる
一因となる。それだけではなく、多数の送気管が空気袋
の設置を妨げ易くなるとともに、一部の送気管が重ね合
わされている空気袋間に挟まれてその膨脹時に押し潰さ
れて流路断面積が減少する恐れも高くなるので、空気袋
を高密度に設置しようとする場合に不利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、空気袋に接続される送気系統の簡素化とコ
ストダウンに寄与できるとともに、空気袋を高密度に設
置する場合に適する空気袋装置及びマッサージ機を得る
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
るために、請求項1に係る発明の空気袋装置は、空気の
給排気により膨脹・収縮する複数の空気袋をそれらの膨
縮方向に重ね合わせるとともに、これら空気袋の互いに
隣接して重なり合った部分を、これら隣接して重なり合
った空気袋を連通する通気路を有した連結手段で連結
し、かつ、前記複数の空気袋の最大使用数より少ない数
の空気袋の内の少なくとも一個に給排気口を設けたこと
を特徴としている。
【0007】この請求項1の発明を実施するにあたり、
請求項2の発明のように、前記連結手段を、隣接して重
なり合った空気袋の内の一方の空気袋に取付けられ、か
つ、連結筒部を有した雌型継手と、他方の空気袋に取付
けられて前記連結筒部に嵌入され、かつ、内空部が前記
通気路として用いられる差込み筒部を有する雄型継手
と、を備えて形成するとよい。同様に、請求項1の発明
を実施するにあたり、請求項3の発明のように、前記連
結手段を、隣接して重なり合った空気袋の夫々に取付け
られた連結筒部を有する雌型継手と、内空部が前記通気
路として用いられる差込み筒部の外周に張出し部を有す
るとともに、この張出し部を境に両側筒部分が夫々前記
連結筒部に嵌入される雄型継手と、を備えて形成すると
よい。
【0008】請求項1〜3の発明においては、隣接して
隣り合って連結されている空気袋同士が連結手段の通気
路で連通されているから、給排気口を有した空気袋への
給排気を行なうことにより通気路を通じて全ての空気袋
に対する給排気がなされて、これらを膨脹・収縮させる
ことができる。そのため、全ての空気袋に個々に給排気
口を設けてそれらに給排気装置の送気管を接続する必要
がなく、空気袋回りの送気管の使用数を削減できる。
【0009】請求項4に係る発明の空気袋装置は、請求
項2又は3の発明に記載の連結手段を、この手段が連結
している2個の空気袋が膨脹した状態でこれら空気袋が
互いに離れることが少ない位置に設けたことを特徴とし
ている。
【0010】この発明においては、空気袋が膨脹した際
に、隣接して隣り合っている空気袋同士を連結している
連結手段の雄型継手と雌型継手とに、これら継手が引き
外される作用が加わることを抑制できる。
【0011】請求項5に係る発明のマッサージ機は、使
用者を支持するマッサージ機本体と、この本体に取付け
られた請求項1〜4の内のいずれか一項に記載の空気袋
装置と、この空気袋装置の給排気口に接続して設けられ
た給排気装置と、を具備したことを特徴としている。こ
の請求項5の発明において、空気袋装置を、請求項6の
発明のようにマッサージ装置に支持された使用者を圧迫
・弛緩させる施療子とすることができる。
【0012】これら請求項5、6の発明においては、給
排気により膨脹・収縮する全ての空気袋に個々に給排気
装置の送気管を接続する必要がなく、空気袋回りの送気
管の使用数を削減できる請求項1〜4に記載の空気袋装
置を備えるので、送気系統の簡素化とコストダウンに寄
与できるとともに、空気袋を高密度に配置するのに適す
るマッサージ機を提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の第1実施形態を説明する。
【0014】図1に示す椅子式マッサージ機Aは、マッ
サージ機本体としての椅子本体1、この本体2に取付け
られた腰部施療子2、肩部施療子3、首部施療装置4、
給排気装置5、及び入力部としてのリモートコントロー
ラ6を具備している。
【0015】椅子本体2は、幅方向両側に肘掛け11を
有する座部12と、この座部12の後側に斜め上向きに
取付けられた背もたれ部13とを備えて形成されてい
る。背もたれ部13はその傾き角度を図示しないリクラ
イニング機構により調節できるように設けられている。
【0016】図7及び図8に示す背もたれ部13で代表
するが、座部12及び背もたれ部13の夫々は、ベニヤ
板等の硬質なベース14の表面にクッション性を有する
パッド部材15を被着するとともに、全体を布や合成レ
ザー等の柔軟性のカバー16で覆って形成されている。
【0017】腰部施療子2は背もたれ部13に支持され
た使用者の上半身の両腰部に対応して背もたれ部13の
表面に配置され、肩部施療子3は前記上半身の両肩部に
対応して背もたれ部13の表面に配置されている。これ
らの施療子2、3はいずれもカバー16覆われている。
【0018】腰部施療子2及び肩部施療子3はいずれも
空気袋装置で構成されるものである。腰部施療子2及び
肩部施療子3は同じ構成であるので、ここでは図2〜図
5を参照して腰部施療子2について代表して説明する。
図2に示されるように腰部施療子2は、複数例えば第
1、第2の袋体21、22と、1以上の連結手段23
(図3参照)と、1以上の給排気口24とを備えてい
る。
【0019】第1袋体21は、左右一対の空気袋25、
26をシート部27を介して一体に接続して形成され、
同様に第2袋体22も、左右一対の空気袋28、29を
シート部30を介して一体に接続して形成されている。
空気袋25、26とシート部27、及び空気袋28、2
9とシート部30とは、いずれもヒートシール部(図2
に太い実線で示す。)31により区画されており、シー
ト部27、30はいずれも非空気袋部となっている。本
実施形態の各空気袋25、26、28、29は、いずれ
も幅方向両側に端面部25a、26a、28a、29a
を有しており、この部分を含めて各空気袋25、26、
28、29は柔軟性を有している。これら空気袋25、
26、28、29は、いずれもナイロン樹脂シートの裏
面にポリウレタン樹脂膜を積層してなる柔軟な材料で作
られている。
【0020】両袋体21、22は、好ましくは同じ大き
さであって、互いに重ね合わされている。それにより、
膨縮方向に重なり合った一方の空気袋25、28は例え
ば左腰用の施療子部として使用され、同じく膨縮方向に
重なり合った他方の空気袋26、29は右腰用の施療子
部として使用され、又、重なり合ったシート部27、3
0は前記ベース14への取付け部として使用される。腰
部用施療子3はベース14に対して、重なり合ったシー
ト部27、30の表面に重ねられる図示しない押さえ部
材、シート部27、30、及びベース14を挿通するね
じと、このねじにベース14の裏面に螺合するナット等
を介して取付けられている。
【0021】この取付けによって、第1袋体21がカバ
ー16に臨んで配置されるとともに、第2袋体22がベ
ース14に臨んで配置される。なお、必要により前記パ
ッド部材15の第2袋体22と対向する部分を除去する
ことによって、膨脹した第2袋体22の支持力をより強
く確保することができる。
【0022】前記連結手段23は、図5(A)に示すよ
うに連結筒部41の一端部に例えば円形状の張出し部4
2を一体に設けた雌型継手43と、図5(B)に示すよ
うに差込み筒部45の一端部に例えば円形状の張出し部
46を一体に設けた雄型継手47とから形成されてい
る。両継手43、47は合成樹脂製、好ましくは熱可塑
性の比較的軟質な合成樹脂製である。差込み筒部45は
連結筒部41内に密に嵌入されて、この嵌入により両継
手43、47が連結されるものであり、しかも、差込み
筒部45の内空部は通気路45aとして用いられるよう
になっている。この嵌入を容易にするために差込み筒部
45の先端部は先細状に形成されている。
【0023】図3(A)及び図4で代表して示すように
雌型継手43は、隣接して重なり合った空気袋25、2
8の内の一方の空気袋28に、その連結筒部41の少な
くとも大部分を空気袋28内に挿入して取付けられてい
る。同様に、他の雌型継手43も、隣接して重なり合っ
た空気袋26、29の内の一方の空気袋29に、その連
結筒部41の少なくとも大部分を空気袋29内に挿入し
て取付けられている。これら雌型継手43の取付けは、
その張出し部42を空気袋26、29の裏面又は表面に
重ねて熱融着や接着剤を介して接着することで行われて
いる。
【0024】これに対して雄型継手47は、図3(A)
及び図4で代表して示すように差込み筒部45を他方の
空気袋25、26の外に突出させて、これら空気袋2
5、26に取付けられている。これら雄型継手47の取
付けは、その張出し部46を空気袋25、28の裏面又
は表面に重ねて熱融着や接着剤を介して接着することで
行われている。
【0025】一方の連結手段23は、その連結筒部41
と差込み筒部45とを嵌合させることにより、図3
(A)で代表して示すように重なり方向に隣接する空気
袋25、28を連結し、かつ、この状態で通気路45a
を通して空気袋25、28を連通している。同様に他の
連結手段23も、重なり方向に隣接する空気袋26、2
9を連結し、かつ、この状態で通気路45aを通して空
気袋26、29を連通している。
【0026】前記各連結手段23は、それが連結してい
る2個の空気袋25、28、又は26、29が膨脹した
状態で、これら空気袋が違いに離れることが少ない位
置、つまり、図3(A)の空気袋25、28の関係で代
表して示すように、これら空気袋25、28の最大膨ら
み高さHとなる最大膨脹部(引出し線Bで示す。)から
前記ヒートシール部31との間の範囲Lに設けられてい
る。この場合、前記範囲Lの中でも最大膨脹部Bに近付
けて連結手段23を設ける方がより好ましく、特に、略
最大膨脹部B上に両筒部41、45が位置するように連
結手段23を設けることは最も好ましい。
【0027】前記給排気口24は、重ね合わされた空気
袋25、28の一方例えば空気袋25の端面部25aに
取付けられているとともに、他の重ね合わされた空気袋
26、29の一方例えば空気袋26の端面部26aに取
付けられている。これらの給排気口24には図3(B)
に示すように例えば前記雄型継手47と同様に差込み筒
部51の一端部外周に張出し部52を設けたものが使用
されており、その差込み筒部51を空気袋25又は26
の外に突出させて設けられている。なお、給排気口24
には、前記雌型継手43と同様に連結筒部の一端部外周
に張出し部を設けたものを使用して、その連結筒部を空
気袋25又は26内に位置させて設けてもよい。
【0028】図6〜図8に示すように前記首部施療装置
4は、可動施療部4aと、この施療部4aを使用者の体
軸方向に沿って例えば上下方向に移動させる一対の駆動
部4b、4cとを備えている。この首部施療装置4は使
用者の首部に対応して設けられ、その可動施療部4aの
位置は使用者の首位置に応じて適合するように駆動部4
b、4cにより調節できる。
【0029】図7及び図8等に示されるように可動施療
部4aは、背もたれ部13のカバー16の表面に重ねて
配置された受け板61、この受け板61の表面に重なる
ように配置された袋体62、及びこの袋体62の中央部
に重ねて設けられたゴム製の施療突起63を有する一対
の押圧板64を備えている。
【0030】受け板61は、正面視において背もたれ部
13の幅方向に延びる長方形をなし、その両端部が表側
に突出するように傾斜状に曲げることによって、両側部
分を袋受け部61aとしている。この受け板61の裏面
にはねじ軸からなる複数の取付け軸65が突設されてお
り、これらの軸65は背もたれ部13のベース14に開
けたガイド孔66に通されている。各ガイド軸65は使
用者の体軸方向、つまり、背もたれ部13の長手方向に
延びて設けられている。
【0031】図8に示すように背もたれ部13のベース
14の裏面には、側面視コの字形をなす可動ベース67
が配設され、このベース67の中央板部に各取付け軸6
5の先端部が貫通されている。更に、各取付け軸65の
先端部には、夫々座金68が嵌合されているとともに、
ナット69が螺合されている。ナット69の適度な締付
けにより、ベース14にはこれを表裏から挟んで受け板
61と可動ベース67とがガイド孔66の長手方向に移
動可能に取付けられている。
【0032】図7に示す袋体62は、非袋部としてのシ
ート部62aの両側に夫々空気袋62bを設けて形成さ
れている。シート部62aの表面には取付け板70が被
せられ、これらシート部62a及び取付け板70を通っ
てベース14にねじ込まれるねじ71によって、袋体6
2は受け板61上に取付けられている。一対の空気袋6
2bは、取付け板70の両側からはみ出して、かつ、前
記袋受け部61aの表面に重ねられている。
【0033】取付け板70の両側壁は、受け板61に向
けて折り曲げられ、かつ、それらの裏側にカーリングさ
れた軸受部70aを夫々形成している。前記押圧板64
は、その施療突起63が突設された一端部とは反対側の
他端部に、方形状の孔64aを有しており、この孔64
aに臨んだ他端の辺を軸部64bとしている。この軸部
64bを軸受部70aに回転可能に挿通させることによ
り、両押圧板64は取付け板70に対して受け板61か
ら接離される方向に回動可能に取付けられている。これ
らの押圧板64は空気袋62bの表面に重ねられてい
る。
【0034】前記構成の可動施療部4aでは、後に詳し
く説明する給排気装置5により圧縮空気が一対の空気袋
62bに給気されて、これらが膨脹するに伴い、両押圧
板64がその軸部64bを中心として使用者側に押し動
かされるように回動されるため、これら押圧板64の施
療突起63が使用者の首部(首肩部)をその両側から挟
み込みながら圧迫する。こうした圧迫を伴って一対の空
気袋62bが最大に膨脹した状態は図7(B)に示され
る。この膨脹後には、一対の空気袋62b内の空気が給
排気装置5により排出されるに伴い、一対の空気袋62
bが収縮するため、首部により押圧板64が押返される
とともに前記圧迫が解消されて首部が弛緩される。一対
の空気袋62bが収縮した状態は図7(A)に示され
る。そして、以上のような給気及び排気が一対の空気袋
62bに対して所定回数繰返されることにより、首部に
対するエアーマッサージ(施療)が行われる。
【0035】前記可動施療部4aを移動させる駆動部4
b、4cは、図8に示すように可動ベース67を挟んで
設けられている。詳しくは、前記ベース14の裏面に
は、可動ベース67の一方例えば図8中上側の折り曲げ
板67bと対向して支持板81が固定されているととも
に、可動ベース67の図8中下側の他方の折り曲げ板6
7cと対向して支持板82が固定されている。一方の駆
動部4bは折り曲げ板67bと支持板81とに挟設さ
れ、他方の駆動部、4cは折り曲げ板67cと支持板8
2とに挟設されている。
【0036】駆動部4b、4cは同一構成であり、いず
れも1以上、好ましくは複数例えば3個の空気袋装置8
3を、その膨縮方向に重ね合わせて形成されている。こ
れら空気袋装置83の構成は、前記腰部施療子2の左側
部分又は右側部分と同じ構成である。簡単に言えば、互
いに重なり合った空気袋25、28と、これらを連通し
て連結した連結手段23と、一方の空気袋28に設けた
給排気口24とを備えてなるか、若しくは他の対をなし
て重ね合わされた空気袋26、29と、これらを連通し
て連結する連結手段23と、一方の空気袋29に設けた
給排気口24とを備えてなるので、ここでは重複説明を
避けるため、その詳しい説明は省略する。
【0037】なお、本実施形態において隣接している空
気袋装置83は単に接しているだけであって連結されて
いないが、隣接している空気袋装置83同士を既述の連
結手段23を介して連結することにより、実質的に多数
の空気袋が互いに連通しかつ連結された単一の空気袋装
置としてもよい。この場合、単一の空気袋装置に対する
給排気口24は一つであってもよいが、既述のように一
個置きの空気袋、要すれば略半数の空気袋に設ける場合
には、その給排気に要する時間が短くなるので、可動施
療部4aの位置調節を素早く実行できる点で優れてい
る。
【0038】前記駆動部4b、4cは、その一方が膨脹
する時に、他方は収縮するものである。なお、図8中二
点鎖線は夫々一対のガイド部材84、85を示してい
る。両ガイド部材84の一端部は可動ベース67の折り
曲げ板67bに固定され、他端側は支持板81に拘束さ
れることなくこの板81の裏側にまで延長されている。
それにより、両ガイド部材84は、駆動部4bを挟むよ
うに設けられて、この駆動部4bが膨脹するに伴って重
ね合わされている各空気袋の整列状態が崩れることを防
止するようになっている。同様に、他の両ガイド部材8
5の一端部は可動ベース67の折り曲げ板67cに固定
され、他端側は支持板82に拘束されることなくこの板
82の裏側にまで延長されている。それにより、両ガイ
ド部材85は、駆動部4cを挟むように設けられて、こ
の駆動部4cが膨脹するに伴って重ね合わされている各
空気袋の整列状態が崩れることを防止するようになって
いる前記給排気装置5は座部12の底板12a上に設置
されている。この装置5は、マイクロプロセッサ等から
なる制御装置と、エアーコンプレッサと、このコンプレ
ッサの吐出し口に第1給気管を介して接続されたロータ
リバルブと、このバルブと腰部施療子2及び肩部施療子
3の各空気袋25、26、28、29とを個別に接続し
た2本の送気管とを備えている。図2で代表して示すよ
うに送気管91の先端部はT字形の管継手92を介して
二股に分岐され、これら二股の端部91aは空気袋2
5、26に個別に接続されている。同様に他の1本の送
気管91の二股に分岐された端部91aは、前記給排気
口24が有する差込み筒部51の外周に密に嵌合するこ
とによって空気袋と接続されている。
【0039】更に、給排気装置5は、前記第1給気管に
接続された第2、第3の給気管を有し、これらの給気管
の中間部には夫々排気ポート付きの電磁切換え弁が個別
に取付けられている。第2給気管の前記電磁切換え弁よ
りも下流側部分は、駆動部4bの空気袋装置83の数に
対応して分岐され、これら空気袋装置83が有している
給排気口に個別に接続されている。同様に、第2給気管
の前記電磁切換え弁よりも下流側部分は、駆動部4bの
空気袋装置83の数に対応して分岐され、これら空気袋
装置83が有している給排気口に個別に接続されてい
る。
【0040】前記制御装置は、リモートコントローラ6
からの操作入力に応じて腰部施療子2、肩部施療子3、
可動施療部4a、及び両駆動部4b、4cに対する制御
全般を担うものである。エアー分配器としてのロータリ
ーバルブは、エアーコンプレッサの吐出し口に連通する
空気入口と、複数の分配口と、一つの排気口とを有して
いる。このバルブは、モータ駆動により回転される分配
弁の位置により、給気を必要とする空気袋に対応する位
置に分配口を空気入口に選択的に連通させると、同時に
他の分配口を前記排気口に連通させるようになってい
る。又、前記両電磁切換え弁は、通常流路を閉じる第1
切換え位置と、空気袋装置83への給気を必要とする時
に流路を開く第2切換え位置と、空気袋装置83から逆
流する排気を排気ポートを通じて外部に逃がす第3切換
え位置のいずれかを選択できるものである。
【0041】以上の構成を備えたマッサージ機におい
て、リモートコントローラ6で腰部のマッサージが指定
された場合には、給排気装置5が動作して、これから圧
縮空気が送気管を介して腰部施療子2の空気袋25、2
6に同時に供給される。そのため、両空気袋25、26
が膨らみつつ、空気袋25に個別に重なり合っている空
気袋28への給気が、これらを連結している連結手段2
3の通気路45aを通して行われるので、この空気袋2
8も膨脹する。又、同時に、空気袋26に個別に重なり
合っている空気袋29への給気が、これらを連結してい
る連結手段23の通気路45aを通して行われるので、
この空気袋29も膨脹する。
【0042】こうした膨脹に伴い、互いに重なり合って
いる空気袋25、28により使用者の左腰部に対する圧
迫がなされると同時に、互いに重なり合っている空気袋
26、29により使用者の右腰部に対する圧迫がなされ
る。
【0043】そして、一定の給気時間の経過後には、こ
れら空気袋25、26、28、29からの排気が行われ
て、これらが収縮するので前記圧迫が解消される。この
排気において空気袋28内の空気は、連結手段23の通
気路45aを通して空気袋25に流入し、この空気袋2
5の給排気口24を通って排出され、同様に、空気袋2
9内の空気は、連結手段23の通気路45aを通して空
気袋26に流入し、この空気袋26の給排気口24を通
って排出される。
【0044】以上の膨脹・収縮は給排気装置5により所
定回数繰返されるので、それに伴って椅子本体2に支持
された使用者に腰部に対するマッサージ行われる。この
マッサージは、既述のように隣接して重なり合った2個
の空気袋を用いて行われるから、空気袋装置のトータル
の膨脹高さが高く、従って、強い圧迫感を与えてマッサ
ージすることができるしかも、隣接して重なり合った空
気袋装置を雄型継手47と雌型継手43との嵌合により
連結し、かつ、連通している連結手段23を、図3中L
で示した範囲に設けたから、この手段23が連結してい
る2個の空気袋25、28又は26。29が膨脹した状
態で、雄型継手47と雌型継手43とが引き外される作
用が加わることが少ない。それにより、連結手段23に
よる空気袋相互の適正な連結状態が確実に維持される。
従って、給排気に伴う空気袋の膨脹・収縮を確実に全う
させて、前記マッサージを行なわせることができる。
【0045】又、リモートコントローラ6により肩部の
マッサージが指定された場合には、給排気装置5が動作
して肩部施療子3の空気袋25、25、28。29を膨
脹・収縮させて、両肩部に対するマッサージ行われる。
この場合、肩部施療子3は前記腰部施療子2と同一構成
であり、この施療子2と同じマッサージ動作を行なうこ
とができる。そのため、ここでは重複を避けるために説
明を省略する。
【0046】又、リモートコントローラ6により首部の
マッサージが指定された場合には、既述のように一対の
空気袋62bへの空気の給排気が繰り返し行われるに従
って、これら空気袋62bを膨脹・収縮させて押圧板6
4が回動されるに伴って施療突起63で使用者の首部を
圧迫・弛緩するマッサージを行なうことができる。
【0047】この首部へのマッサージの前、又は最中
に、リモートコントローラ6により施療突起63が首部
を圧迫する位置を調節する指示が与えられた場合、給排
気装置5では一方の電磁切換え弁を排気のための第3切
換え位置に切換えるとともに、他方の電磁切換え弁を給
気のための第2切換え位置に切換える。それにより、現
状が例えば図8に示すようになっていた場合に、駆動部
4bが有している収縮状態の各空気袋装置83への給気
が行われると同時に、駆動部4cが有している膨脹状態
の各空気袋装置83からの排気が行われる。これら空気
袋装置83の動作は腰部施療子2又肩部施療子3の動作
を同じであるので、その説明は省略する。
【0048】そのため、膨脹する駆動部4bによって可
動ベース67が可動施療部4aを伴って押圧移動され
る。この時駆動部4cは収縮するので以上の押圧移動を
妨げない。従って、可動施療部4aの位置が適当な所ま
で移動された時点でリモートコントローラ6により中止
指令を与えることにより、前記両電磁切換え弁がいずれ
も流路を閉じるための第1切換え位置に切換わって、調
節状態が保持される。
【0049】又、以上と逆方向に可動施療部4aを移動
させる指示がリモートコントローラ6により与えられた
場合には、駆動部4bが収縮するとともに駆動部4cが
膨脹するので、この駆動部4cによって可動施療部4a
を伴って可動ベース67が図8中上方向に押圧移動され
る。それにより、施療突起63が首部を圧迫する位置が
調節される。
【0050】以上のように使用されるマッサージ機Aが
備える腰部施療子2及び肩部施療子3をなす空気袋装
置、並びに可動施療子4aを移動させるための駆動部4
b、4cが備える各空気袋装置83は、夫々が互いに膨
縮方向に重ね合わされた空気袋を有しているにも拘ら
ず、互いに隣接して重なり合った空気袋同士はそれらを
連結する連結手段23を介して連通されているから、既
述のように一方の空気袋に給排気することで他方の空気
袋に対する給排気を行わせて、互いに連通されている全
ての空気袋を膨脹・収縮させることができる。
【0051】そのため、全ての空気袋に個々に給排気口
24を設けてそれらに給排気装置5の送気管91を接続
する必要がなく、空気袋回りの送気管91の使用数を削
減できるので、送気系統の簡素化とコストダウンに寄与
できるとともに、空気袋を高密度に配置する場合にも適
する。
【0052】図9は本発明の第2実施形態を示してい
る。この実施の形態は基本的には第1実施形態と同様な
構成であるので、同様構成部分には第1実施形態と同じ
符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以
下異なる部分について説明する。第2実施形態が第1実
施形態と異なる部分は、連結手段の構成である。
【0053】すなわち、連結手段123は、一対の雌型
継手43と、一つの雄型継手147とを備えている。図
9(A)に示すように一対の雌型継手43は、隣接して
重なり合った空気袋25、28に個別に取付けられてい
る。これらの継手43は第1実施形態で採用したものと
同じであり、従って、連結筒部41を有している。雄型
継手147は、図9(A)(B)に示すように内空部が
通気路145aとして用いられる差込み筒部145の外
周に、例えば円形の張出し部146を設けた形成されて
いる。この張出し部146を境に差込み筒部145の一
端側筒部分145bは一方の雌型継手43の連結筒部4
1に嵌入され、差込み筒部145の他端側筒部分145
cは他方の雌型継手43の連結筒部41に嵌入され。こ
の差込み接続によって、空気袋25、28が連結される
とともに、通気路145aを通じて連通されるようにな
っている。なお、以上説明した点以外の構成は図9に示
されない部分を含めて第1実施形態と同じである。
【0054】この第2実施形態においても、一方の空気
袋25に給排気することで他方の空気袋28に対する給
排気を行わせて、互いに連通されている全ての空気袋2
5、28を膨脹・収縮させることができるため、全ての
空気袋に個々に送気管を接続する必要がなく、空気袋回
りの送気管91の使用数を削減できる。従って、送気系
統の簡素化とコストダウンに寄与できるとともに、空気
袋を高密度に配置する場合にも適する。
【0055】図10は本発明の第3実施形態を示してい
る。この実施形態は基本的には第1実施形態と同様な構
成であるので、同様構成部分には第1実施形態と同じ符
号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下
異なる部分について説明する。第2実施形態が第1実施
形態と異なる部分は、施療子又は駆動部として使用され
る空気袋装置を、3個以上の空気袋を連結して形成した
点である。
【0056】すなわち、重なり方向の両端に位置する端
部空気袋225には、第1実施形態で示した空気袋25
が使用される。ただし、これら一対の端部空気袋225
は線対称の配置に設けられるものであり、従って、図1
0に示す状態では、下側の空気袋225の上部側面に雄
型継手47が取付けられ、かつ上側の空気袋225の下
部側面に雄型継手47が取付けられている。
【0057】又、これら一対の空気袋225間に挟まれ
て配置される中間空気袋221の両側面には、夫々雌型
継手43が取付けられている。雄型継手47の通気路4
5aを有する差込み筒部45は、雌型継手43の連結筒
部41内に差込まれ、それにより連結手段23が組立て
られると同時に、両空気袋225と中間空気袋221と
が連結されて、エアーマッサージ用施療子としての空気
袋装置が組立てられるものである。なお、以上説明した
点以外の構成は図10に示されない部分を含めて第1実
施形態と同じである。
【0058】この第3実施形態においては、端部空気袋
225に給排気することで、これらに連通している中間
空気袋221に対する給排気をも行わせて、空気袋装置
全体を膨脹・収縮させることができるため、全ての空気
袋221、225に個々に送気管(図示しない)を接続
する必要がなく、空気袋回りの送気管の使用数を削減で
きる。従って、送気系統の簡素化とコストダウンに寄与
できるとともに、空気袋を高密度に配置する場合にも適
する。
【0059】なお、この第3実施形態において、送気管
91が接続される給排気口24は、端部空気袋225に
代えて中間空気袋221に取付けてもよく、この場合に
は送気管の使用数をより少なくできる。しかし、前記の
ように端部空気袋225に給排気口24を設ける構成で
は、これに接続される送気管が、隣接する空気袋22
1、225間に挟まれて押し潰される恐れがない点で優
れている。又、この実施形態において、連結手段23に
は前記第2実施形態で説明した構成の連結手段123を
用いてもよい。
【0060】なお、前記各実施形態では、施療子2、3
はいずれも左右一対の施療子部を有しているが、これに
代えて本発明おいては、左右一対の施療子部を夫々独立
させて、個々に施療子としてもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0062】請求項1〜3の発明によれば、給排気によ
り膨脹・収縮する全ての空気袋に個々に給排気装置の送
気管を接続する必要がなく、空気袋回りの送気管の使用
数を削減できるので、送気系統の簡素化とコストダウン
に寄与できるとともに、空気袋を高密度に配置するのに
適する空気袋装置を提供できる。
【0063】請求項4の発明によれば、空気袋の膨脹に
拘らず、連結手段の雄型継手と雌型継手とが引き外され
ることが抑制され、連結手段による空気袋相互の連結及
び連通状態を確実に維持できるので、給排気に伴う空気
袋の膨脹・収縮を確実に全うさせることができる。
【0064】請求項5、6の発明によれば、給排気によ
り膨脹・収縮する全ての空気袋に個々に給排気装置の送
気管を接続する必要がなく、空気袋回りの送気管の使用
数を削減できる請求項1〜4に記載の空気袋装置を備え
るので、送気系統の簡素化とコストダウンに寄与できる
とともに、空気袋を高密度に配置するのに適するマッサ
ージ機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る椅子式マッサージ
機を示す斜視図。
【図2】図1のマッサージ機が備える空気袋装置を示す
斜視図。
【図3】(A)は図2に示された空気袋装置の一部を示
す断面図。 (B)は図3(A)中Z−Z線に沿う断面図。
【図4】図2に示された空気袋装置の一部を分解して示
す斜視図。
【図5】(A)は空気袋装置が備える雌型継手を示す斜
視図。 (B)は空気袋装置が備える雄型継手を示す斜視図。
【図6】図1のマッサージ機が備える首部施療装置の施
療ユニットをその一部を切欠いて示す正面図。
【図7】(A)は非動作状態の首部施療装置を図1中Y
−Y線に沿って示す断面図。 (B)は動作状態の首部施療装置を図1中Y−Y線に沿
って示す断面図。
【図8】(A)は図7の首部施療装置を概略的に示す縦
断側面図。 (B)は図7の首部施療装置を概略的に示す背面図。
【図9】(A)は本発明の第2実施形態に係る空気袋装
置の一部を示す断面図。 (B)は図9(A)の空気袋装置が備える連結手段を分
解して示す断面図。
【図10】本発明の第3実施形態に係る空気袋装置の一
部を示す断面図。
【符号の説明】
A…マッサージ機 1…椅子本体(マッサージ機本体) 2…腰部施療子(空気袋装置) 3…肩部施療子(空気袋装置) 4…首部施療装置 5…給排気装置 21、22…袋体 23…連結手段 24…給排気口 25、26、28、29…空気袋 41…連結筒部 43…雌型継手 45…差込み筒部 45a…通気路 47…雄型継手 4a、4b…首部施療装置の駆動部 83…駆動部が備える空気袋装置 91…送気管 123…連結手段 145…差込み筒部 145a…通気路 146…張出し部 147…雄型継手 221…中間空気袋 225…端部空気袋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の給排気により膨脹・収縮する複数
    の空気袋をそれらの膨縮方向に重ね合わせるとともに、
    これら空気袋の互いに隣接して重なり合った部分を、こ
    れら隣接して重なり合った空気袋を連通する通気路を有
    した連結手段で連結し、かつ、前記複数の空気袋の最大
    使用数より少ない数の空気袋の内の少なくとも一個に給
    排気口を設けたことを特徴とする空気袋装置。
  2. 【請求項2】 前記連結手段を、隣接して重なり合った
    空気袋の内の一方の空気袋に取付けられ、かつ、連結筒
    部を有した雌型継手と、他方の空気袋に取付けられて前
    記連結筒部に嵌入され、かつ、内空部が前記通気路とし
    て用いられる差込み筒部を有する雄型継手と、を備えて
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の空気袋装
    置。
  3. 【請求項3】 前記連結手段を、隣接して重なり合った
    空気袋の夫々に取付けられた連結筒部を有する雌型継手
    と、内空部が前記通気路として用いられる差込み筒部の
    外周に張出し部を有するとともに、この張出し部を境に
    両側筒部分が夫々前記連結筒部に嵌入される雄型継手
    と、を備えて形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の空気袋装置。
  4. 【請求項4】 前記連結手段を、この手段が連結してい
    る2個の空気袋が膨脹した状態でこれら空気袋が互いに
    離れることが少ない位置に設けたことを特徴とする請求
    項2又は3に記載の空気袋装置。
  5. 【請求項5】 使用者を支持するマッサージ機本体と、
    この本体に取付けられた請求項1〜4の内のいずれか一
    項に記載の空気袋装置と、この空気袋装置の給排気口に
    接続して設けられた給排気装置と、を具備したことを特
    徴とするマッサージ機。
  6. 【請求項6】 前記空気袋装置が前記マッサージ装置に
    支持された使用者を圧迫・弛緩させる施療子であること
    を特徴とする請求項5に記載のマッサージ機。
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