JP2000014475A - 理美容椅子 - Google Patents

理美容椅子

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JP2000014475A
JP2000014475A JP10187743A JP18774398A JP2000014475A JP 2000014475 A JP2000014475 A JP 2000014475A JP 10187743 A JP10187743 A JP 10187743A JP 18774398 A JP18774398 A JP 18774398A JP 2000014475 A JP2000014475 A JP 2000014475A
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Toshiaki Kawakami
利明 川上
Tadashi Ijichi
正 伊地知
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Oohiro Works Ltd
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    • A47C3/20Chairs or stools with vertically-adjustable seats
    • A47C3/38Chairs or stools with vertically-adjustable seats with additional seat or additional legs for varying height of seat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/04Hairdressers' or similar chairs, e.g. beauty salon chairs
    • A47C1/06Hairdressers' or similar chairs, e.g. beauty salon chairs adjustable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/20Chairs or stools with vertically-adjustable seats
    • A47C3/30Chairs or stools with vertically-adjustable seats with vertically-acting fluid cylinder
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G15/00Operating chairs; Dental chairs; Accessories specially adapted therefor, e.g. work stands
    • A61G15/02Chairs with means to adjust position of patient; Controls therefor

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  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降可能な座席部の最低位置と移動可能な範
囲が自由に設定でき、しかも座席部の中心位置がずれる
ことなく水平に昇降することができる理美容椅子を提供
する。 【解決手段】 基台上に立設されたフレーム31と、リ
ンクブラケット32と、座席部24を支持する台座部3
3と、その一端がフレーム31に取付けられ、他端がリ
ンクブラケット32に取り付けられた第1の平行リンク
50と、その一端が台座部33に取付けられ、他端がリ
ンクブラケット32に取付けられた第2の平行リンク6
0と、第1の平行リンク50と第2の平行リンク60と
を連結する第3のリンクロッド70と、第2の平行リン
ク60に連結された油圧シリンダ80とから構成される
昇降機構を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として美容院
又は理髪店で使用される理美容椅子の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、美容院等では、整髪を受ける
者が座る座席部が昇降機構により昇降する理美容椅子が
広く使用されている。この理美容椅子の昇降動作は、油
圧シリンダにより直接に行う方法と、油圧シリンダと平
行リンクを組合わせて行う方法とが利用されている。
【0003】油圧シリンダにより直接に座席の昇降を行
う方法を用いた理美容椅子は、理美容椅子の基台上に油
圧シリンダ装置を設け、該油圧シリンダ装置の先端側に
座席部を設け、油圧シリンダの伸縮により座席部の高さ
調整を行うものである。
【0004】一般に、昇降可能な座席部は、整髪を受け
る者が座り易い位置にするために、できるだけ低い位置
まで移動できる方がよい。一方、整髪を受ける者の頭部
の位置を美容師が作業しやすい位置にするために、座席
部は、移動できる範囲ができるだけ大きい方がよい。
【0005】上記理美容椅子の場合、座席部の最低位置
を低くするためには、基台と座席部との間にあるシリン
ダ装置の本体を短いものとする必要がある。しかし、本
体の短いシリンダ装置は、そのピストン部も短いので、
伸縮ストロークが短くなり、その結果、座席部が移動で
きる範囲は狭くなる。従って,座席部の最低位置を低く
することと、移動できる範囲を広くすることの両方をな
し得ることは困難である。
【0006】一方、油圧シリンダと平行リンクを組合わ
せて座席の昇降を行う方法を用いた理美容椅子は、座席
部の最低位置を低くすることと、移動可能な範囲を大き
くすることとができる。
【0007】図5は、上記油圧シリンダと平行リンクを
組合わせて座席の昇降を行う方法を用いた理美容椅子の
昇降機構を説明するための断面図である。
【0008】図において、1は上記理美容椅子の昇降機
構であり、基台2と、基台上に立設された支柱3と、そ
の一端が支柱3に取り付けられた上位リンク4と、該上
位リンク4の下側に配置され、その一端が支柱3に取り
付けられた下位リンク5と、上位リンク4の他端及び下
位リンク5の他端に取り付けられた座支持椀7と、座支
持椀7に取り付けられた台座部9と、基台2に取り付け
られ油圧シリンダ10と、油圧ポンプ13とからなる。
【0009】上位リンク4と下位リンク5とは互いに平
行に配置された平行リンクであり、それぞれの一端は軸
6により支柱3に対して回動自在に連結されており、そ
の他端は軸8により座支持椀7に連結されている。ま
た、油圧シリンダ10のピストンロッドは、上位リンク
4に取り付けられたブラケット11と軸12により回動
自在に連結されている。また、図示していないが、上記
台座部9の上部には、整髪を受ける者が座るための座席
が取り付けられる。
【0010】以下、上記昇降機構1による台座部9の昇
降動作について説明する。台座部9を図5に示すような
最低位置から上方に移動させる場合には、油圧ポンプ1
3は、油圧シリンダ10に圧力を加え、油圧シリンダ1
0のピストンロッドが伸張する。これにより、上位リン
ク4と下位リンク5は上方に回動し、台座部9は常時水
平な状態を保ちながら上方へ移動する。美容師は、台座
部9の上部に設けられた座席に座っている者の頭部の位
置が、整髪等の作業に適当な位置となるまで台座部9の
移動を行う。
【0011】一方、台座部9を下方に移動させる場合に
は、油圧ポンプ13は、油圧シリンダ10の圧力を減
じ、油圧シリンダ10のピストンロッドが縮短する。こ
れにより、上位リンク4と下位リンク5は下方に回動
し、台座部9は常時水平な状態を保ちながら下方へ移動
する。
【0012】台座部9が移動可能となる範囲は、油圧シ
リンダ10のピストンロッドと上位リンク4との連結位
置を適当に設定することにより調整することができる。
すなわち、該連結位置が軸6側に近くなるにつれ台座部
9の移動可能な範囲は広くなり、軸8側に近くなるにつ
れ狭くなる。
【0013】このように、油圧シリンダと平行リンクを
組合わせて座席の昇降を行う方法を用いた理美容椅子に
よれば、油圧シリンダと平行リンクとの連結位置を調整
することにより、台座部の移動できる範囲を任意に設定
できるので、理美容椅子の座席は、最低位置が十分に低
く、かつ、移動できる範囲が広いものとすることができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、美容室等で
は整髪と併せて洗髪も行うことが一般的であり、洗髪時
にも、座席が昇降可能な理美容椅子が使用される。この
場合に、次のような問題が生じる。
【0015】図5に示す昇降機構により台座部9の昇降
を行う場合、台座部9の昇降動作は、軸6を中心とした
上位リンク4及び下位リンク5の回転運動となるので、
最低位置にあるときの台座部9の中心位置Aと、ある高
さに位置せしめたときの台座部9の中心位置Bとの間に
は、位置ずれlが生じる。
【0016】この位置ずれlは、理美容椅子の座席の昇
降動作量に応じて変化するものであるので、理美容椅子
の座席と洗髪台との距離が昇降動作中にも変化し、座席
と洗髪台との高さ調整が困難となる。
【0017】また、位置ずれがあまりに大きい場合は理
美容椅子自体が不安定なものとなり得るので、理美容椅
子の設計時に上記位置ずれを十分考慮することも必要と
なる。
【0018】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
で、昇降可能な座席部の最低位置と移動可能な範囲が自
由に設定でき、しかも座席部の中心位置がずれることな
く水平に昇降することができる理美容椅子を提供するこ
とを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る理美容椅子は、座席部を基台部に対して水平に保持し
たまま昇降する機構を有する理美容椅子において、上記
基台部に、第1の平行リンクの一端側が回動可能に連結
され、上記第1の平行リンクの他端側に、連結部材が回
動可能に連結され、上記連結部材に、第2の平行リンク
の一端側が回動可能に連結され、上記第2の平行リンク
の他端側に、上記座席部が回動可能に連結され、上記第
2の平行リンクを回動するためのシリンダ装置の基端側
が上記基台部に回動可能に連結され、その先端側が上記
第2の平行リンクに回動可能に連結され、第1の平行リ
ンクの回動動作と第2の平行リンクの回動動作とを相反
する方向に連動する連結リンクの一端側が上記第1の平
行リンクに回動可能に連結され、その他端側が第2の平
行リンクに回動可能に連結されたものである。
【0020】また、本発明(請求項2)は、座席部を基
台部に対して水平に保持したまま昇降する機構を有する
理美容椅子において、上記基台部に、第1の平行リンク
の一端側が回動可能に連結され、上記第1の平行リンク
の他端側に、連結部材が回動可能に連結され、上記連結
部材に、第2の平行リンクの一端側が回動可能に連結さ
れ、上記第2の平行リンクの他端側に、上記座席部が回
動可能に連結され、上記第1の平行リンクを回動するた
めのシリンダ装置の基端側が上記基台部に回動可能に連
結され、その先端側が上記第1の平行リンクに回動可能
に連結され、第1の平行リンクの回動動作と第2の平行
リンクの回動動作とを相反する方向に連動する連結リン
クの一端側が上記第1の平行リンクに回動可能に連結さ
れ、その他端側が第2の平行リンクに回動可能に連結さ
れたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 ( 実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態に係る理
美容椅子20の外観斜視図である。
【0022】図において、上記理美容椅子20は、基台
21と、基台21の側部に設けられた昇降用フットスイ
ッチ22と、基台21の上部に設けられた油圧ポンプ2
3及び昇降機構部30と、昇降機構部30の上部に設け
られた座席部24とからなる。また、昇降用フットスイ
ッチ22は、昇用スイッチ22aと降用スイッチ22b
とを有している。
【0023】本実施の形態に係る理美容椅子20は、油
圧シリンダと平行リンク機構とを組合わせた昇降機構部
30を有するものであり、該昇降機構部30により座席
部24を水平に保ちながら上下方向に移動できるように
なっている。
【0024】以下、各部について詳細に説明する。図2
及び図3は、上記理美容椅子20の昇降機構部30の構
造を示す断面図である。なお、図2は座席部24を適当
な位置まで上方に移動させた場合の、図3は座席部24
を最低位置に位置せしめた場合の昇降機構部30を示し
ている。
【0025】基台21の上部に設けられた昇降機構部3
0は、基台21の上部に立設されたフレーム31と、そ
の一端側がフレーム31に回動可能に連結され、他端側
が連結部材であるリンクブラケット32に回動可能に連
結された第1の平行リンク50と、リンクブラケット3
2と、その一端が台座部33に回動可能に連結され、他
端がリンクブラケット32に回動可能に連結された第2
の平行リンク60と、座席部24(図示せず)を支持す
る台座部33と、第1の平行リンク50と第2の平行リ
ンク60とを連結する第3のリンクロッド70と、フレ
ーム31に設けられ、第2の平行リンク60に連結され
た油圧シリンダ80とからなる。
【0026】上記第1の平行リンク50は、第1のリン
クロッド51と第1のプルロッド52とからなる。図2
に示すように、第1のリンクロッド51は、その一端側
が軸53によってフレーム31に回転自在に連結されて
いる。また、第1のプルロッド52は、上記第1のリン
クロッド51の下側に配置され、その一端側が軸55に
よってフレーム31に回転自在に連結されている。さら
に、第1のリンクロッド51の他端側は、軸54によっ
てリンクブラケット32に回転自在に連結されている。
また、第1のプルロッド52の他端側は、軸56によっ
てリンクブラケット32に回転自在に連結されている。
【0027】第2の平行リンク60は、第2のリンクロ
ッド61と第2のプルロッド62とからなる。図2に示
すように、第2のリンクロッド61は、その一端側が軸
63によって台座部33に回転自在に連結されている。
また、第2のプルロッド62は、上記第2のリンクロッ
ド61の下側に配置され、その一端側が軸65によって
台座部33に回転自在に連結されている。さらに、第2
のリンクロッド61の他端側は、軸64によってリンク
ブラケット32に回転自在に連結されている。また、第
2のプルロッド62の他端側は、軸66によってリンク
ブラケット32に回転自在に連結されている。
【0028】第3のリンクロッド70の一端は、図2に
示すように、上記第1のリンクロッド51の他端側であ
って軸54より端側に、軸71によって回転自在に連結
されている。さらに、第3のリンクロッド70の他端側
は、軸72によって第2のリンクロッド61に回転自在
に連結されている。
【0029】油圧シリンダ80は、シリンダチューブ8
1とピストンロッド82とを有している。油圧シリンダ
80は、油圧ポンプ23(図示せず)と配管等により連
結されており、昇降用フットスイッチ22を操作するこ
とにより油圧ポンプから加圧又は減圧を受けるようにな
っている。
【0030】図2に示すように、シリンダチューブ81
の基端側は、シリンダ軸83によってフレーム31に回
転自在に連結されている。また、ピストンロッド82の
先端側は、軸84によって第2のリンクロッド61に回
転自在に連結されている。
【0031】以下、上記昇降機構30による座席部24
の昇降動作について説明する。座席部24が図3に示す
ような最低位置から上方に移動する場合は、美容師が昇
用スイッチ22aを踏むことにより、油圧ポンプ23は
油圧シリンダ80に圧力を加え、ピストンロッド82が
伸張する。これにより、第2の平行リンク60は軸6
4,66を軸として上方に回動する。このとき、第3の
リンクロッド70は、第2の平行リンク60の回動動作
に伴い、第1の平行リンク50を上方に引き上げる。こ
れにより、第1の平行リンク50は軸53,55を軸と
して上方に回動する。その結果、台座部33は、水平状
態を保ったまま上方に移動する。
【0032】このとき、第2の平行リンク60が軸6
4、66を中心として反時計方向に回動することによ
り、台座部33の中心位置は、台座部33が上方へ移動
するに伴い、前方に移動するが、該第2の平行リンク6
0の回動動作と連動して、第1の平行リンク50が軸5
3、55を中心として時計方向に回動することにより、
リンクブラケット32は、上記台座部33の中心位置が
前方に移動した分だけ後方へ移動するので、台座部33
の中心位置はずれることがない。
【0033】一方、座席部24を下方に移動する場合
は、美容師が降用スイッチ22bを踏むことにより、油
圧ポンプ23は油圧シリンダ80の圧力を減じ、ピスト
ンロッド82が縮短する。これにより、第2の平行リン
ク60は軸64,66を軸として下方に回動する。この
とき、第3のリンクロッド70は、第2の平行リンク6
0の回動動作に伴い、第1の平行リンク50を下方に押
し下げる。これにより、第1の平行リンク50は軸5
3,55を軸として下方に回動する。その結果、台座部
33は、水平状態を保ったまま下方に移動する。
【0034】このとき、第2の平行リンク60が軸6
4、66を中心として時計方向に回動することにより、
台座部33の中心位置は、台座部33が下方へ移動する
に伴い、後方に移動するが、該第2の平行リンク60の
回動動作と連動して、第1の平行リンク50が軸53、
55を中心として反時計方向に回動することにより、リ
ンクブラケット32は、上記台座部33の中心位置が後
方に移動した分だけ前方へ移動するので、台座部33の
中心位置はずれることがない。
【0035】このように、本実施の形態1に係る理美容
椅子20によれば、二組の平行リンクを上下に配置した
昇降機構部30を備え、第3のリンクロッド70によ
り、第1の平行リンク50の回動動作と第2の平行リン
ク60の回動動作とを相反する方向に連動して行うもの
としたので、平行リンクの回動動作により生じる位置ず
れが相殺され、座席部24を水平状態に保ったまま、そ
の中心位置がずれることなく上下に移動することがで
き、かつ、座席部の最低位置と移動可能な範囲を自由に
設定できる。
【0036】(実施の形態2)実施の形態1の昇降機構
部30において、ピストンロッド82は第2のリンクロ
ッド61に連結したものとしたが、本実施の形態2の昇
降機構部30’では、ピストンロッド82は第1のリン
クロッド51に連結したものとしている。
【0037】すなわち、本実施の形態2に係る理美容椅
子は、油圧シリンダと平行リンク機構とを組合わせた昇
降機構部30’を有するものであり、図4に示すよう
に、該昇降機構部30’は、基台21の上部に設けられ
た昇降機構部30は、基台21の上部に立設されたフレ
ーム31と、その一端側がフレーム31に回動可能に連
結され、他端側がリンクブラケット32に回動可能に連
結された第1の平行リンク50と、リンクブラケット3
2と、その一端が台座部33に回動可能に連結され、他
端がリンクブラケット32に回動可能に連結された第2
の平行リンク60と、座席部24(図示せず)を支持す
る台座部33と、第1の平行リンク50と第2の平行リ
ンク60とを連結する第3のリンクロッド70と、フレ
ーム31に設けられ、第2の平行リンク60に連結され
た油圧シリンダ80とからなる。
【0038】油圧シリンダ80は、図4に示すように、
シリンダチューブ81の基端側は、シリンダ軸83によ
ってフレーム31に回転自在に連結されている。また、
ピストンロッド82の先端側は、軸85によって第1の
リンクロッド51に回転自在に連結されている。
【0039】以下、上記昇降機構30’による座席部2
4の昇降動作について説明する。座席部24が最低位置
から上方に移動する場合は、美容師が昇用スイッチ22
aを踏むことにより、油圧ポンプ23は油圧シリンダ8
0に圧力を加え、ピストンロッド82が伸張する。これ
により、第1の平行リンク50は軸53,55を軸とし
て上方に回動する。このとき、第3のリンクロッド70
は、第1の平行リンク50の回動動作に伴い、第2の平
行リンク60を上方に押し上げる。これにより、第2の
平行リンク60は軸64,66を軸として上方に回動す
る。その結果、台座部33は、水平状態を保ったまま上
方に移動する。
【0040】このとき、第2の平行リンク60が軸6
4、66を中心として反時計方向に回動することによ
り、台座部33の中心位置は、台座部33が上方へ移動
するに伴い、前方に移動するが、該第2の平行リンク6
0の回動動作と連動して、第1の平行リンク50が軸5
3、55を中心として時計方向に回動することにより、
リンクブラケット32は、上記台座部33の中心位置が
前方に移動した分だけ後方へ移動するので、台座部33
の中心位置はずれることがない。
【0041】一方、座席部24を下方に移動する場合
は、美容師が降用スイッチ22bを踏むことにより、油
圧ポンプ23は油圧シリンダ80の圧力を減じ、ピスト
ンロッド82が縮短する。これにより、第1の平行リン
ク50は軸53,55を軸として下方に回動する。この
とき、第3のリンクロッド70は、第1の平行リンク5
0の回動動作に伴い、第2の平行リンク60を下方に引
き下げる。これにより、第2の平行リンク60は軸6
4,66を軸として下方に回動する。その結果、台座部
33は、水平状態を保ったまま下方に移動する。
【0042】このとき、第2の平行リンク60が軸6
4、66を中心として時計方向に回動することにより、
台座部33の中心位置は、台座部33が下方へ移動する
に伴い、後方に移動するが、該第2の平行リンク60の
回動動作と連動して、第1の平行リンク50が軸53、
55を中心として反時計方向に回動することにより、リ
ンクブラケット32は、上記台座部33の中心位置が後
方に移動した分だけ前方へ移動するので、台座部33の
中心位置はずれることがない。
【0043】このように、本実施の形態2に係る理美容
椅子によれば、二組の平行リンクを上下に配置した昇降
機構部30’を備え、第3のリンクロッド70により、
第1の平行リンク50の回動動作と第2の平行リンク6
0の回動動作とを相反する方向に連動して行うものとし
たので、平行リンクの回動動作により生じる位置ずれが
相殺され、座席部24を水平状態に保ったまま、その中
心位置がずれることなく上下に移動することができ、か
つ、座席部の最低位置と移動可能な範囲が自由に設定で
きる。
【0044】
【発明の効果】本発明(請求項1)に係る理美容椅子に
よれば、座席部を基台部に対して水平に保持したまま昇
降する機構を有する理美容椅子において、上記基台部
に、第1の平行リンクの一端側が回動可能に連結され、
上記第1の平行リンクの他端側に、連結部材が回動可能
に連結され、上記連結部材に、第2の平行リンクの一端
側が回動可能に連結され、上記第2の平行リンクの他端
側に、上記座席部が回動可能に連結され、上記第2の平
行リンクを回動するためのシリンダ装置の基端側が上記
基台部に回動可能に連結され、その先端側が上記第2の
平行リンクに回動可能に連結され、第1の平行リンクの
回動動作と第2の平行リンクの回動動作とを相反する方
向に連動する連結リンクの一端側が上記第1の平行リン
クに回動可能に連結され、その他端側が第2の平行リン
クに回動可能に連結されたものとしたので、連結リンク
により二組の平行リンクの相反する回動動作が連動して
行われることにより、平行リンクの回動動作により生じ
る位置ずれを相殺するので、座席部を水平状態に保った
まま、かつ、その中心位置がずれることなく上下に移動
することができる。これにより、昇降可能な座席部の最
低位置と移動可能な範囲が自由に設定でき、座席部の中
心位置がずれることなく水平に昇降することができる理
美容椅子を得ることができる。
【0045】また、本発明(請求項2)によれば、座席
部を基台部に対して水平に保持したまま昇降する機構を
有する理美容椅子において、上記基台部に、第1の平行
リンクの一端側が回動可能に連結され、上記第1の平行
リンクの他端側に、連結部材が回動可能に連結され、上
記連結部材に、第2の平行リンクの一端側が回動可能に
連結され、上記第2の平行リンクの他端側に、上記座席
部が回動可能に連結され、上記第1の平行リンクを回動
するためのシリンダ装置の基端側が上記基台部に回動可
能に連結され、その先端側が上記第1の平行リンクに回
動可能に連結され、第1の平行リンクの回動動作と第2
の平行リンクの回動動作とを相反する方向に連動する連
結リンクの一端側が上記第1の平行リンクに回動可能に
連結され、その他端側が第2の平行リンクに回動可能に
連結されたものとしたので、上記発明(請求項1)と同
様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る理美容椅子の外観斜
視図であって、座席部を適当な位置にまで上方に移動さ
せた状態を示している。
【図2】昇降機構部の構造を示す断面図であり、座席部
を適当な位置にまで上方に移動させた状態を示してい
る。
【図3】昇降機構部の構造を示す断面図であり、座席部
を最低位置に位置せしめた状態を示している。
【図4】昇降機構部の構造を示す断面図であり、座席部
が最低位置にある状態を示している。
【図5】従来の理美容椅子の昇降機構の構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1:従来の理美容椅子 20:理美容椅子 21:基台 24:座席部 30,30’:昇降機構部 32:リンクブラケット 50:第1の平行リンク 60:第2の平行リンク 70:第3のリンクロッド 80:油圧シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席部を基台部に対して水平に保持した
    まま昇降する機構を有する理美容椅子において、 上記基台部に、第1の平行リンクの一端側が回動可能に
    連結され、 上記第1の平行リンクの他端側に、連結部材が回動可能
    に連結され、 上記連結部材に、第2の平行リンクの一端側が回動可能
    に連結され、 上記第2の平行リンクの他端側に、上記座席部が回動可
    能に連結され、 上記第2の平行リンクを回動するためのシリンダ装置の
    基端側が上記基台部に回動可能に連結され、その先端側
    が上記第2の平行リンクに回動可能に連結され、 第1の平行リンクの回動動作と第2の平行リンクの回動
    動作とを相反する方向に連動する連結リンクの一端側が
    上記第1の平行リンクに回動可能に連結され、その他端
    側が第2の平行リンクに回動可能に連結されたものであ
    ることを特徴とする理美容椅子。
  2. 【請求項2】 座席部を基台部に対して水平に保持した
    まま昇降する機構を有する理美容椅子において、 上記基台部に、第1の平行リンクの一端側が回動可能に
    連結され、 上記第1の平行リンクの他端側に、連結部材が回動可能
    に連結され、 上記連結部材に、第2の平行リンクの一端側が回動可能
    に連結され、 上記第2の平行リンクの他端側に、上記座席部が回動可
    能に連結され、 上記第1の平行リンクを回動するためのシリンダ装置の
    基端側が上記基台部に回動可能に連結され、その先端側
    が上記第1の平行リンクに回動可能に連結され、 第1の平行リンクの回動動作と第2の平行リンクの回動
    動作とを相反する方向に連動する連結リンクの一端側が
    上記第1の平行リンクに回動可能に連結され、その他端
    側が第2の平行リンクに回動可能に連結されたものであ
    ることを特徴とする理美容椅子。
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