JP2000014074A - モータ軸受け保持部品の固定方法 - Google Patents

モータ軸受け保持部品の固定方法

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JP2000014074A
JP2000014074A JP10196692A JP19669298A JP2000014074A JP 2000014074 A JP2000014074 A JP 2000014074A JP 10196692 A JP10196692 A JP 10196692A JP 19669298 A JP19669298 A JP 19669298A JP 2000014074 A JP2000014074 A JP 2000014074A
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JP
Japan
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bearing
bearing holding
fixing
recessed part
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JP10196692A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Fujiwara
和浩 藤原
Shigeo Okada
成男 岡田
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Mikuni Adec Corp
Original Assignee
Mikuni Adec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸受け保持構造を小型・簡素化し、部品点数、
組み立て工数を削減する。 【解決手段】樹脂成形品のボディー1の解放端に設けた
凹みに軸受け保持部材20を嵌合させ、前記凹みの縁1
bを熱かしめすることにより軸受け保持部材20をボデ
ィー1に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ軸受け保持部
材の固定方法に関わり、特に、樹脂成形品のボディーを
用いたモータの軸受け保持部材の固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のモータ軸受け保持部材の固
定方法の例を示す。図に示すロータ2はマグネット2a
が固着されており、ボディー1に固定されたコイル1
3、13に流れる電流により回転力が加えられて回転す
る。すなわち、ロータ2は後側の軸受け3と前側の軸受
け4を介して支持されている。前側の軸受け4の内輪は
ロータ2の段差部と嵌合しており、外輪は保持部材とな
るフランジ21と嵌合する。フランジ21はねじ23に
よりボディー1に締着され、また、フランジ21とボデ
ィー1との間にはOリング22が介装される。
【0003】図4に従来のモータ軸受け保持部材の固定
方法の他の例を示す。この例は前側の軸受け4の保持部
材である嵌合部材24を除いた部分は図3に示すものと
同様となっている。嵌合部材24は内周側が軸受け4と
嵌合するようにボディー1内に挿入される。嵌合部材2
4の溝にはスプリングピン25が介装されており、スプ
リングピン25は嵌合部材24を定位置に係止する。ま
た、嵌合部材24とボディー1との間にはOリング26
が介装される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した図3に示すモ
ータ軸受け保持部材の固定方法は、フランジ21のよう
な大型の部品を用いることになる。また、部品点数が多
く、ねじの締付け等組立て工数も多くなっていた。図4
に示す方法では、やはり部品点数が多く、また、スプリ
ングピン25の圧入工程等があり、組立て工数が多くな
っていた。
【0005】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、小型、簡素な部品
を用いて簡単に組み立てることができるモータ軸受け保
持部材の固定方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ軸受け保
持部材の固定方法は、樹脂成形品のボディーの解放端に
設けた凹みに軸受け保持部材を嵌合させ、前記凹みの縁
を熱かしめすることにより軸受け保持部材を前記ボディ
ーに固定することを特徴とする。
【0007】前記モータ軸受け保持部材の固定方法にお
いて、前記軸受け保持部材の熱かしめにより前記ボディ
ーと接触する部分にモータ軸と垂直の平面を設けること
が好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の適用されたモータを示
す断面図である。図に示すロータ2はマグネット2aが
固着されており、ボディー1に固定されたコイル13、
13に端子14、14から供給される電流により回転力
が加えられて回転する。すなわち、ロータ2は後側の軸
受け3と前側の軸受け4を介して支持されている。
【0009】コイル13、13はボビン12、12に巻
かれ、ボビン12、12と共にボディー1に固定され
る。ボビン12、12の内周から側面にかけてステータ
11、11が配置される。また、ボディー1に固定され
たプレート10は後側の軸受け3の外輪を押さえる。後
側の軸受け3の内輪はロータ2と嵌合しており、その端
面とボディー1の間にはワッシャ5が介装されている。
【0010】ロータ2を支持する前側の軸受け4の内輪
はロータ2と嵌合しており、外輪はボディー1に熱かし
めされる保持部材20に保持される。ボディー1には図
2(b)に示すように円筒内面1aを形成する凹みが形
成されており、この凹みに図2(a)に示すように保持
部材20が挿入され、凹みの縁1bが加熱されてかしめ
られる。
【0011】図2(a)に示すように保持部材20の凹
みの縁1bにより押さえられる部分にはモータ軸と垂直
の平面20aが設けられており、熱膨張・収縮による隙
間の発生が防止され、また、保持部材20がボディー1
に強固に保持される。
【0012】このように後側の軸受け3と前側の軸受け
4に支持されて回転するロータ2はバルブ15の固定さ
れたシャフト6をボディー1から出入する方向に駆動す
る。すなわち、シャフト6に設けられたおねじはロータ
2に設けられためねじと螺合している。シャフト6はリ
テーナ7と回転方向が拘束された状態で嵌合し、止め輪
8により係止されている。リテーナ7はボディー1に回
転方向が拘束され軸方向移動自在に嵌合している。リテ
ーナ7とボディー1との間に介装された圧縮コイルばね
9はリテーナ7を図示の左方向に付勢し、シャフト6と
ロータ2との間の軸方向のガタを除去している。
【0013】バルブ15はロータ2の回転により軸方向
に遊びなく往復駆動される。バルブ15と対向してバル
ブシートが設けられているが、バルブシート、バルブボ
ディー、流体流路は図示していない。このようにロータ
2の回転によりバルブ15を有する弁が開閉される。
【0014】
【発明の効果】本発明のモータ軸受け保持部品の固定方
法によると、軸受け保持構造が小型・簡素化され、部品
点数、組み立て工数が削減される。また、軸受けの保持
部材が確実に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されたモータを示す断面図であ
る。
【図2】図2(a)は図1におけるA部拡大断面図、図
2(b)は同部の加工前の状態を示す断面図である。
【図3】従来のモータ軸受け保持部材の固定方法の例を
示す断面図である。
【図4】従来のモータ軸受け保持部材の固定方法の他の
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボディー、1a 円筒内面、1b 縁 2 ロータ、2a マグネット 3 軸受け 4 軸受け 5 ワッシヤ 6 シャフト 7 リテーナ 8 止め輪 9 圧縮コイルばね 10 プレート 11 ステータ 12 ボビン 13 コイル 14 端子 15 バルブ 20 保持部材、20a 平面 21 フランジ 22 Oリング 23 ねじ 24 嵌合部材 25 スプリングピン 26 Oリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形品のボディーの解放端に設けた
    凹みに軸受け保持部材を嵌合させ、前記凹みの縁を熱か
    しめすることにより軸受け保持部材を前記ボディーに固
    定することを特徴とするモータ軸受け保持部材の固定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記軸受け保持部材の熱かしめにより前
    記ボディーと接触する部分にモータ軸と垂直の平面を設
    けた請求項1のモータ軸受け保持部材の固定方法。
JP10196692A 1998-06-26 1998-06-26 モータ軸受け保持部品の固定方法 Pending JP2000014074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046329A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Mitsubishi Materials C.M.I. Corporation モータ

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