JP2000014022A - 携帯用機器置台 - Google Patents
携帯用機器置台Info
- Publication number
- JP2000014022A JP2000014022A JP11026681A JP2668199A JP2000014022A JP 2000014022 A JP2000014022 A JP 2000014022A JP 11026681 A JP11026681 A JP 11026681A JP 2668199 A JP2668199 A JP 2668199A JP 2000014022 A JP2000014022 A JP 2000014022A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- portable device
- telephone
- cover
- terminal
- Prior art date
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯用機器がポケット内に挿入されていない
とき、電源端子を外部から保護しておくことができる携
帯用機器置台を提供する。 【解決手段】 携帯電話機51を挿入載置するポケット
20と、ポケット20内に挿入載置された電話機側の接
触端子52と接続される電源端子19を少なくとも有す
る携帯用機器置台11において、電話機51の非挿入状
態でポケット20内に突出されて電源端子19をカバー
部27a内に入れた状態に保護し、かつ、電話機51が
挿入される動作に連動してポケット20内よりカバー部
27を退避して電源端子19をポケット20内に露出し
た状態に自動切り換え可能に設けられた電源保護手段1
8を備えている。
とき、電源端子を外部から保護しておくことができる携
帯用機器置台を提供する。 【解決手段】 携帯電話機51を挿入載置するポケット
20と、ポケット20内に挿入載置された電話機側の接
触端子52と接続される電源端子19を少なくとも有す
る携帯用機器置台11において、電話機51の非挿入状
態でポケット20内に突出されて電源端子19をカバー
部27a内に入れた状態に保護し、かつ、電話機51が
挿入される動作に連動してポケット20内よりカバー部
27を退避して電源端子19をポケット20内に露出し
た状態に自動切り換え可能に設けられた電源保護手段1
8を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯用電
話機を充電するとき等に好適な携帯用機器置台に関する
ものである。
話機を充電するとき等に好適な携帯用機器置台に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯用電話機等では充電式の蓄
電池を内蔵しており、携帯しないとき、機器置台である
充電台上に載置させておき充電を行う方式のものが採用
されている。その携帯用電話機は下部に蓄電池へ通じる
接触端子が設けられている。これに対して充電台は、電
話機を立てた状態で受け入れるポケットを有し、このポ
ケット内に充電用電源の電源端子を設けた構造になって
いる。そして、携帯用電話機がポケット内に挿入載置さ
れると、その電話機側の接触端子が充電用電源の電源端
子に接続され、蓄電池を充電するように構成されてい
る。
電池を内蔵しており、携帯しないとき、機器置台である
充電台上に載置させておき充電を行う方式のものが採用
されている。その携帯用電話機は下部に蓄電池へ通じる
接触端子が設けられている。これに対して充電台は、電
話機を立てた状態で受け入れるポケットを有し、このポ
ケット内に充電用電源の電源端子を設けた構造になって
いる。そして、携帯用電話機がポケット内に挿入載置さ
れると、その電話機側の接触端子が充電用電源の電源端
子に接続され、蓄電池を充電するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける充電台では、ポケット内に電源端子を常に露出さ
れた状態になっている。そして、ポケット内に携帯用電
話機が挿入載置されていないとき、外部から他の部材が
電源端子に接触しないように覆って保護しておく、カバ
ーとなるようなものは設けられていなかった。このた
め、電源端子に物が当たったり、引っかかったりして電
源端子が曲がり、電話機側の接触端子との接続不良を起
こしたりする虞があり、信頼性の面で問題があった。
おける充電台では、ポケット内に電源端子を常に露出さ
れた状態になっている。そして、ポケット内に携帯用電
話機が挿入載置されていないとき、外部から他の部材が
電源端子に接触しないように覆って保護しておく、カバ
ーとなるようなものは設けられていなかった。このた
め、電源端子に物が当たったり、引っかかったりして電
源端子が曲がり、電話機側の接触端子との接続不良を起
こしたりする虞があり、信頼性の面で問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は携帯用機器がポケット内に挿入されて
いないとき、電源端子を外部から保護しておくことがで
きる携帯用機器置台を提供することにある。
ので、その目的は携帯用機器がポケット内に挿入されて
いないとき、電源端子を外部から保護しておくことがで
きる携帯用機器置台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
発明は、携帯用機器を挿入載置するポケットと、このポ
ケット内に挿入載置された携帯用機器側の接触端子と接
続される電源端子を少なくとも有する携帯用機器置台に
おいて、携帯用機器の非挿入状態でポケット内に突出さ
れて前記電源端子をカバー部内に入れた状態に保護し、
かつ、携帯用機器が挿入される動作に連動して前記ポケ
ット内より前記カバー部を退避して前記電源端子を前記
ポケット内に露出した状態に自動切り換え可能に設けら
れた電源保護手段を備えているものである。この場合、
電源保護手段の一例としては、前記ポケットが断面略凹
状をなし、該凹状底面部に設けられた開口と、前記開口
を通じてポケット内に出没可能に設けられて前記電源端
子を覆う前記カバー部付きのカバー部材と、前記カバー
部を前記開口からポケット内に突出する方向へ付勢する
付勢手段とから構成される。
発明は、携帯用機器を挿入載置するポケットと、このポ
ケット内に挿入載置された携帯用機器側の接触端子と接
続される電源端子を少なくとも有する携帯用機器置台に
おいて、携帯用機器の非挿入状態でポケット内に突出さ
れて前記電源端子をカバー部内に入れた状態に保護し、
かつ、携帯用機器が挿入される動作に連動して前記ポケ
ット内より前記カバー部を退避して前記電源端子を前記
ポケット内に露出した状態に自動切り換え可能に設けら
れた電源保護手段を備えているものである。この場合、
電源保護手段の一例としては、前記ポケットが断面略凹
状をなし、該凹状底面部に設けられた開口と、前記開口
を通じてポケット内に出没可能に設けられて前記電源端
子を覆う前記カバー部付きのカバー部材と、前記カバー
部を前記開口からポケット内に突出する方向へ付勢する
付勢手段とから構成される。
【0006】この構成によれば、ポケット内に携帯用機
器が挿入載置されていないとき、カバー部がポケット内
に突出されて、電源端子をそのカバー部内に入れた状態
にして保護する。これにより、電源端子に外部から直接
物が接触してショートしたり、当たったり、引っかかっ
たりする虞がなくなる。また、ポケット内に携帯用機器
が挿入載置されると、カバー部がポケット内からその挿
入に連動して退避されて電源端子が露出し、携帯用機器
側の接触端子との接続が可能になる。
器が挿入載置されていないとき、カバー部がポケット内
に突出されて、電源端子をそのカバー部内に入れた状態
にして保護する。これにより、電源端子に外部から直接
物が接触してショートしたり、当たったり、引っかかっ
たりする虞がなくなる。また、ポケット内に携帯用機器
が挿入載置されると、カバー部がポケット内からその挿
入に連動して退避されて電源端子が露出し、携帯用機器
側の接触端子との接続が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
を制約するものではない。
添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
を制約するものではない。
【0008】図1乃至図3は本発明に係る携帯用機器置
台の実施形態を示すもので、図1はその上面図、図2及
び図3は図1のA−A線に沿う概略縦断側面図である。
なお、この形態例は、本発明の携帯用機器置台として、
携帯用電話機に使用される充電器の例である。
台の実施形態を示すもので、図1はその上面図、図2及
び図3は図1のA−A線に沿う概略縦断側面図である。
なお、この形態例は、本発明の携帯用機器置台として、
携帯用電話機に使用される充電器の例である。
【0009】図において、携帯用機器置台としての充電
器11は、樹脂製のケース12により外観が形成されて
いる。このケース12は、上下ケース13,14からな
り、両ケース13,14が固定ネジ15で互いに結合一
体化されている。そして、ケース12内には、回路基板
16、ロック機構17、電源保護手段18、及び左右一
対の電源端子19等が配設されている。
器11は、樹脂製のケース12により外観が形成されて
いる。このケース12は、上下ケース13,14からな
り、両ケース13,14が固定ネジ15で互いに結合一
体化されている。そして、ケース12内には、回路基板
16、ロック機構17、電源保護手段18、及び左右一
対の電源端子19等が配設されている。
【0010】さらに詳述すると、下ケース14は充電器
11のベース的な役目をなすのに対し、上ケース13は
充電器11の上部カバー的な役目をなすものである。そ
の上ケース13には、略中央に携帯用電話機51(図3
参照)を縦置きにした状態にして、その下部側を受け入
れる断面が略凹状のポケット20が設けられている。こ
のポケット20の凹状底部には、電源保護手段18を構
成しているカバー部材27のカバー部27aに対応した
開口21と、開口21の両側に位置して電話機51を位
置決めする左右一対の位置決め突起22と、凹状の一側
部に位置してロック機構17を構成しているロックアー
ム24の爪24aに対応した開口23が設けられてい
る。
11のベース的な役目をなすのに対し、上ケース13は
充電器11の上部カバー的な役目をなすものである。そ
の上ケース13には、略中央に携帯用電話機51(図3
参照)を縦置きにした状態にして、その下部側を受け入
れる断面が略凹状のポケット20が設けられている。こ
のポケット20の凹状底部には、電源保護手段18を構
成しているカバー部材27のカバー部27aに対応した
開口21と、開口21の両側に位置して電話機51を位
置決めする左右一対の位置決め突起22と、凹状の一側
部に位置してロック機構17を構成しているロックアー
ム24の爪24aに対応した開口23が設けられてい
る。
【0011】ここで、携帯用電話機51は、図3に示す
如くポケット20内に挿入載置される部分において、そ
の下面に電源端子19に対応して左右一対の接触端子5
2が装着されていると共に、位置決め突起22に対応し
て設けられた位置決め用凹部53を有している。この凹
部53は、電話機51がポケット20内に挿入載置され
たときに、位置決め突起22と係合して電話機51を両
側から位置決めを行う。また、電話機51の背面には、
開口23と対応して係合用凹部54が形成されている。
如くポケット20内に挿入載置される部分において、そ
の下面に電源端子19に対応して左右一対の接触端子5
2が装着されていると共に、位置決め突起22に対応し
て設けられた位置決め用凹部53を有している。この凹
部53は、電話機51がポケット20内に挿入載置され
たときに、位置決め突起22と係合して電話機51を両
側から位置決めを行う。また、電話機51の背面には、
開口23と対応して係合用凹部54が形成されている。
【0012】回路基板16は下ケース14上に固定配置
されている。また、回路基板16上には、不図示の充電
用回路が搭載されていると共に、上記一対の電源端子1
9の一端がそれぞれ固定されている。なお、電源端子1
9は、弾性を有した導電性薄板材をプレス成形したもの
であり、他端側が開口21内に延ばされ、その接点部1
9aが開口21を貫通してポケット20内に突出された
状態となっている。そして、この電源端子19は、ポケ
ット20内に電話機51が挿入されてセットされたとき
に、電話機51側の接触端子52と接触して電気的接続
を図ることができる構造になっている。
されている。また、回路基板16上には、不図示の充電
用回路が搭載されていると共に、上記一対の電源端子1
9の一端がそれぞれ固定されている。なお、電源端子1
9は、弾性を有した導電性薄板材をプレス成形したもの
であり、他端側が開口21内に延ばされ、その接点部1
9aが開口21を貫通してポケット20内に突出された
状態となっている。そして、この電源端子19は、ポケ
ット20内に電話機51が挿入されてセットされたとき
に、電話機51側の接触端子52と接触して電気的接続
を図ることができる構造になっている。
【0013】ロック機構17は、ロックアーム24及び
付勢手段である巻きバネ25等で構成されている。ロッ
クアーム24は、その回動先端側に設けられたロック用
の爪24aを有し、基端側が下ケース14内にあって枢
軸26を介して回転可能に支持されている。巻きバネ2
5は、枢軸26上に巻かれた状態で、一端側がロックア
ーム24に掛け止めされ、他端側が上ケース13の適位
置に掛け止めされている。そして、この巻きバネ25
は、爪24aが開口23を通ってポケット20内に突出
する方向に、ロックアーム24を常に回動付勢してい
る。したがって、このロック機構17は、電話機51が
ポケット20に挿入載置されていないとき、図2に示す
如く爪24aが開口23を通ってポケット20内に常に
突出した状態にある。
付勢手段である巻きバネ25等で構成されている。ロッ
クアーム24は、その回動先端側に設けられたロック用
の爪24aを有し、基端側が下ケース14内にあって枢
軸26を介して回転可能に支持されている。巻きバネ2
5は、枢軸26上に巻かれた状態で、一端側がロックア
ーム24に掛け止めされ、他端側が上ケース13の適位
置に掛け止めされている。そして、この巻きバネ25
は、爪24aが開口23を通ってポケット20内に突出
する方向に、ロックアーム24を常に回動付勢してい
る。したがって、このロック機構17は、電話機51が
ポケット20に挿入載置されていないとき、図2に示す
如く爪24aが開口23を通ってポケット20内に常に
突出した状態にある。
【0014】そして、このロック機構17では、電話機
51がポケット20内に挿入され、その挿入の途中で電
話機51の下部(下端縁部)が爪24aに当接される
と、爪24aが巻きバネ25の付勢力に抗してケース1
2の内側に一時的に戻されて逃げる。これにより電話機
51のポケット20内への挿入が許容される。電話機5
1が所定の位置まで挿入されると、爪24aに凹部54
が対応し、その爪24aが凹部54に係合される。この
係合により、電話機51がポケット20内から簡単に抜
けるのを防ぐ。これに対して、電話機51をポケット2
0内より取り出す場合は、電話機51をポケット20に
対して強く持ち上げる。すると、ロックアーム24が一
時的に逃げ方向に回動され、爪24aが凹部54内から
外れ、これによって電話機51をポケット20から取り
外すことができる。
51がポケット20内に挿入され、その挿入の途中で電
話機51の下部(下端縁部)が爪24aに当接される
と、爪24aが巻きバネ25の付勢力に抗してケース1
2の内側に一時的に戻されて逃げる。これにより電話機
51のポケット20内への挿入が許容される。電話機5
1が所定の位置まで挿入されると、爪24aに凹部54
が対応し、その爪24aが凹部54に係合される。この
係合により、電話機51がポケット20内から簡単に抜
けるのを防ぐ。これに対して、電話機51をポケット2
0内より取り出す場合は、電話機51をポケット20に
対して強く持ち上げる。すると、ロックアーム24が一
時的に逃げ方向に回動され、爪24aが凹部54内から
外れ、これによって電話機51をポケット20から取り
外すことができる。
【0015】電源保護手段18は、カバー部材27及び
コイルバネ28等で構成されている。このうち、カバー
部材27は、樹脂材で一体に形成されており、基端側が
アーム状に形成されており、ケース12内に枢軸29を
介して回転可能に取り付けられている。回転先端側には
カバー部27aが一体に形成されている。このカバー部
27aは、下面が開口した箱体又はキャップ状をなし、
平面形状が開口21と略同じで、ケース12内側から開
口21を通じてポケット20内に向かって進退出可能に
なっている。また、一対の電源端子19と対応した位置
には、電源端子19の接点部19aを挿通可能な大きさ
の窓30が形成されている。この窓30は、開口21に
比して極めて小さく、かつ各電源端子19の接点部19
aに対応して左右に対に設けられている。更に、カバー
部27aの外側の開口縁部には鍔状のストッパー部27
bが設けられている。
コイルバネ28等で構成されている。このうち、カバー
部材27は、樹脂材で一体に形成されており、基端側が
アーム状に形成されており、ケース12内に枢軸29を
介して回転可能に取り付けられている。回転先端側には
カバー部27aが一体に形成されている。このカバー部
27aは、下面が開口した箱体又はキャップ状をなし、
平面形状が開口21と略同じで、ケース12内側から開
口21を通じてポケット20内に向かって進退出可能に
なっている。また、一対の電源端子19と対応した位置
には、電源端子19の接点部19aを挿通可能な大きさ
の窓30が形成されている。この窓30は、開口21に
比して極めて小さく、かつ各電源端子19の接点部19
aに対応して左右に対に設けられている。更に、カバー
部27aの外側の開口縁部には鍔状のストッパー部27
bが設けられている。
【0016】そして、このカバー部材27は、枢軸29
を支点として上下方向に回転し、カバー部27aのスト
ッパー27bが上ケース13の内面に当接した「保護位
置」(図2参照)と、ストッパー27bが下ケース14
の内面に当接した「電源端子露出位置」(図3参照)と
に切り換え可能に配置されている。また、カバー部材2
7が「保護位置」に配置されてカバー部27aがポケッ
ト20内に大きく突出された状態において、電源端子1
9の接点部19aはカバー部27a内に覆われて、ポケ
ット20内に直に露出されない状態に保護される。これ
に対して、カバー部材27が「電源端子露出位置」に配
置されてカバー部27aがポケット20内より退避され
た状態では、電源端子19の接点部19aが窓30を通
してポケット20内に露出され、電話機51の接触端子
52と接続可能な状態になる。前記したコイルバネ28
は、カバー部27aと下ケース14との間に圧縮された
状態で配設されており、カバー部材27を「保護位置」
の方向へ常に付勢している。
を支点として上下方向に回転し、カバー部27aのスト
ッパー27bが上ケース13の内面に当接した「保護位
置」(図2参照)と、ストッパー27bが下ケース14
の内面に当接した「電源端子露出位置」(図3参照)と
に切り換え可能に配置されている。また、カバー部材2
7が「保護位置」に配置されてカバー部27aがポケッ
ト20内に大きく突出された状態において、電源端子1
9の接点部19aはカバー部27a内に覆われて、ポケ
ット20内に直に露出されない状態に保護される。これ
に対して、カバー部材27が「電源端子露出位置」に配
置されてカバー部27aがポケット20内より退避され
た状態では、電源端子19の接点部19aが窓30を通
してポケット20内に露出され、電話機51の接触端子
52と接続可能な状態になる。前記したコイルバネ28
は、カバー部27aと下ケース14との間に圧縮された
状態で配設されており、カバー部材27を「保護位置」
の方向へ常に付勢している。
【0017】このように構成された充電器11の動作を
次に説明する。まず、充電器11に電話機51が装着さ
れていないとき、ロック機構17の爪24aは巻きバネ
25の付勢力でポケット20内に突出された状態になっ
ている。同時に、カバー部材27は図2に示すように、
コイルバネ28の付勢力で「保護位置」に回動されて、
電源端子19がカバー部27a内に没した状態にある。
この状態では、仮に、ポケット20内に導電性の金属片
等が落とし込まれたとしても、この金属片は電源端子1
9と直接接触することがなくなり、チェーンショートを
防ぐことができる。また、外部から細い棒状の物が差し
込まれても、これが接点部19aに引っかかって、この
接点部19a等が変形されるという虞もない。これは、
カバー部27aの窓30が極めて小さく、この窓30か
ら金属片等が入り込むということはまずあり得ないから
である。
次に説明する。まず、充電器11に電話機51が装着さ
れていないとき、ロック機構17の爪24aは巻きバネ
25の付勢力でポケット20内に突出された状態になっ
ている。同時に、カバー部材27は図2に示すように、
コイルバネ28の付勢力で「保護位置」に回動されて、
電源端子19がカバー部27a内に没した状態にある。
この状態では、仮に、ポケット20内に導電性の金属片
等が落とし込まれたとしても、この金属片は電源端子1
9と直接接触することがなくなり、チェーンショートを
防ぐことができる。また、外部から細い棒状の物が差し
込まれても、これが接点部19aに引っかかって、この
接点部19a等が変形されるという虞もない。これは、
カバー部27aの窓30が極めて小さく、この窓30か
ら金属片等が入り込むということはまずあり得ないから
である。
【0018】次に、充電器11に電話機51を置いて充
電する場合は、図2の状態において、電話機51をポケ
ット20内に挿入させる。その挿入途中で電話機51の
下部がロック機構17の爪24aにぶつかるとロックア
ーム24が一時的にケース12内に逃げて挿入が許容さ
れる。続いて、電話機51の下面がカバー部材27のカ
バー部27aに当接すると、このカバー部材27を押し
下げながら挿入される。また、カバー部材27が「電源
端子露出位置」に向かって押し下げられるのに伴い電源
端子19の接点部19aがポケット20内に露出する。
更に「電源端子露出位置」まで押し下げられると、電源
端子19の接点部19aと電話機51の接触端子52と
が電気的に接続される。これと同時に、ロック機構17
の爪24aが電話機51の凹部54に係合されると共
に、位置決め突起22が凹部54に係合されて位置決め
される。これにより、電話機51は、図3中に一点鎖線
で示すように充電器11内に立てた状態で収納しておく
ことができ、また収納中は充電器11側から電源端子1
9及び接触端子52を通して電話機51に電力を供給し
て充電を行うことができる。
電する場合は、図2の状態において、電話機51をポケ
ット20内に挿入させる。その挿入途中で電話機51の
下部がロック機構17の爪24aにぶつかるとロックア
ーム24が一時的にケース12内に逃げて挿入が許容さ
れる。続いて、電話機51の下面がカバー部材27のカ
バー部27aに当接すると、このカバー部材27を押し
下げながら挿入される。また、カバー部材27が「電源
端子露出位置」に向かって押し下げられるのに伴い電源
端子19の接点部19aがポケット20内に露出する。
更に「電源端子露出位置」まで押し下げられると、電源
端子19の接点部19aと電話機51の接触端子52と
が電気的に接続される。これと同時に、ロック機構17
の爪24aが電話機51の凹部54に係合されると共
に、位置決め突起22が凹部54に係合されて位置決め
される。これにより、電話機51は、図3中に一点鎖線
で示すように充電器11内に立てた状態で収納しておく
ことができ、また収納中は充電器11側から電源端子1
9及び接触端子52を通して電話機51に電力を供給し
て充電を行うことができる。
【0019】また、充電器11より電話機51を取り外
す場合は、電話機51を充電器11に対して強く持ち上
げる。すると、ロックアーム24が一時的に逃げ方向に
回動され、爪24aが凹部54内から外れて電話機51
をポケット20から取り外すことができる。
す場合は、電話機51を充電器11に対して強く持ち上
げる。すると、ロックアーム24が一時的に逃げ方向に
回動され、爪24aが凹部54内から外れて電話機51
をポケット20から取り外すことができる。
【0020】次に、以上の実施形態から得られる効果を
以下に列記する。第1に、ポケット20内に携帯用機器
である電話機51が挿入載置されていないとき、カバー
部材27のカバー部27aがポケット20内に進出され
て、電源端子19をカバー部材27内に没した状態にし
て保護しているので、電源端子19に外部から直接物が
不用意に接触するというような虞をなくすることができ
る。第2に、同様に、電源端子19に外部から不用意に
物が当たったり、引っかかって曲がるというような不具
合がなくなる。これにより、この構造では、従来構造で
問題となっていた電源端子19と電話機51側の接触端
子52との接続不良等をなくし、信頼性を向上させるこ
とができる。第3に、電源保護手段18は、ポケットに
開口21を設けることと、カバー部27a付きのカバー
部材27及び付勢手段としてのコイルバネ28にて構成
されることから、最小の部品数によりコスト増を抑えて
実現可能にして、商品価値を向上することができる。こ
の場合、カバー部27aが電源端子19の接点部19a
を小さな窓30に通す構成を工夫することにより、接点
部19aを覆って保護する構成が比較的簡易になる。第
4に、ポケット20がロック機構17を有していること
から、ここに挿入載置される携帯用機器である電話機5
1の不用意な抜けやガタ付き等を防ぐことができると同
時に、電源端子部の接触抵抗を一定に保持することがで
き、電話機51に安定した電力を供給することができ
る。
以下に列記する。第1に、ポケット20内に携帯用機器
である電話機51が挿入載置されていないとき、カバー
部材27のカバー部27aがポケット20内に進出され
て、電源端子19をカバー部材27内に没した状態にし
て保護しているので、電源端子19に外部から直接物が
不用意に接触するというような虞をなくすることができ
る。第2に、同様に、電源端子19に外部から不用意に
物が当たったり、引っかかって曲がるというような不具
合がなくなる。これにより、この構造では、従来構造で
問題となっていた電源端子19と電話機51側の接触端
子52との接続不良等をなくし、信頼性を向上させるこ
とができる。第3に、電源保護手段18は、ポケットに
開口21を設けることと、カバー部27a付きのカバー
部材27及び付勢手段としてのコイルバネ28にて構成
されることから、最小の部品数によりコスト増を抑えて
実現可能にして、商品価値を向上することができる。こ
の場合、カバー部27aが電源端子19の接点部19a
を小さな窓30に通す構成を工夫することにより、接点
部19aを覆って保護する構成が比較的簡易になる。第
4に、ポケット20がロック機構17を有していること
から、ここに挿入載置される携帯用機器である電話機5
1の不用意な抜けやガタ付き等を防ぐことができると同
時に、電源端子部の接触抵抗を一定に保持することがで
き、電話機51に安定した電力を供給することができ
る。
【0021】なお、以上の記載した実施形態は、携帯用
電話機51の充電器11を一例とした場合について説明
したが、これに限ることなく、例えば音響等の携帯用機
器を充電したり、電子機器に外部機器を接続したりする
場合としても適用することができるものである。
電話機51の充電器11を一例とした場合について説明
したが、これに限ることなく、例えば音響等の携帯用機
器を充電したり、電子機器に外部機器を接続したりする
場合としても適用することができるものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
ケット内に携帯用機器が挿入されていないとき、カバー
部材がポケット内に進出されて、電源端子をカバー部材
内に没した状態にして保護するようにしているので、次
のような効果が期待できる。本発明では、先ず、電源端
子に外部から直接物が不用意に接触してショートする虞
を防ぎ、また、電源端子に外部から物が当たったり、引
っかかって曲がるという虞もなくなるので、従来構造で
問題となっていた電源端子と携帯用機器側の接触端子と
の接続不良等をなくし、商品価値及び信頼性をより向上
させることができる。
ケット内に携帯用機器が挿入されていないとき、カバー
部材がポケット内に進出されて、電源端子をカバー部材
内に没した状態にして保護するようにしているので、次
のような効果が期待できる。本発明では、先ず、電源端
子に外部から直接物が不用意に接触してショートする虞
を防ぎ、また、電源端子に外部から物が当たったり、引
っかかって曲がるという虞もなくなるので、従来構造で
問題となっていた電源端子と携帯用機器側の接触端子と
の接続不良等をなくし、商品価値及び信頼性をより向上
させることができる。
【図1】本発明の実施形態として示す充電器の上面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線に相当する部分で断面した同上
充電器の概略縦断側面図である。
充電器の概略縦断側面図である。
【図3】図2と同様な断面で同上充電器の使用時の概略
縦断側面図である。
縦断側面図である。
11…充電器(携帯用機器置台)、12…ケース、1
3,14…上下ケース 17…ロック機構、18…電源保護手段、19…電源端
子、19a…接点部、20…ポケット、21…開口、2
7…カバー部材、27a…カバー部、28…コイルバネ
(付勢手段)、30…窓、51…携帯用電話機(携帯用
機器)。
3,14…上下ケース 17…ロック機構、18…電源保護手段、19…電源端
子、19a…接点部、20…ポケット、21…開口、2
7…カバー部材、27a…カバー部、28…コイルバネ
(付勢手段)、30…窓、51…携帯用電話機(携帯用
機器)。
Claims (5)
- 【請求項1】 携帯用機器を挿入載置するポケットと、
このポケット内に挿入載置された携帯用機器側の接触端
子と接続される電源端子を少なくとも有する携帯用機器
置台において、 携帯用機器の非挿入状態でポケット内に突出されて前記
電源端子をカバー部内に入れた状態に保護し、かつ、携
帯用機器が挿入される動作に連動して前記ポケット内よ
り前記カバー部を退避して前記電源端子を前記ポケット
内に露出した状態に自動切り換え可能に設けられた電源
保護手段を備えている、ことを特徴とする携帯用機器置
台。 - 【請求項2】 電源保護手段は、前記ポケットが断面略
凹状をなし、該凹状底面部に設けられた開口と、前記開
口を通じてポケット内に出没可能に設けられて前記電源
端子を覆う前記カバー部付きのカバー部材と、前記カバ
ー部を前記開口からポケット内に突出する方向へ付勢す
る付勢手段とからなる請求項1に記載の携帯用機器置
台。 - 【請求項3】 上下ケースからなり、前記ポケットが上
ケースに形成されていると共に、挿入載置される携帯用
機器を着脱可能に保持するロック機構を有している請求
項1又は2に記載の携帯用機器置台。 - 【請求項4】 前記カバー部材が、上下ケース内に回動
可能に支持されていると共に、前記カバー部に前記電源
端子を通す窓を形成している請求項3に記載の携帯用機
器置台。 - 【請求項5】 前記携帯用機器が電話機であり、前記接
触端子がその電話機に内蔵された充電式の蓄電池に接続
されている請求項1から4の何れかに記載の携帯用機器
置台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026681A JP2000014022A (ja) | 1998-04-22 | 1999-02-03 | 携帯用機器置台 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-112043 | 1998-04-22 | ||
JP11204398 | 1998-04-22 | ||
JP11026681A JP2000014022A (ja) | 1998-04-22 | 1999-02-03 | 携帯用機器置台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000014022A true JP2000014022A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=26364490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11026681A Pending JP2000014022A (ja) | 1998-04-22 | 1999-02-03 | 携帯用機器置台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000014022A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001309562A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 携帯通信機器用充電器 |
JP2003009409A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-10 | Kasatani:Kk | 携帯電子機器用の充電装置 |
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JP2007012355A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 携帯型電子機器 |
JP2007067789A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Audio Technica Corp | ヘッドホン装置 |
US9040769B2 (en) | 2010-08-31 | 2015-05-26 | Daio Paper Corporation | Absorbent article |
JP2016136675A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | シャープ株式会社 | 筐体保持構造、携帯端末装置及びクレドール |
CN107425574A (zh) * | 2017-08-29 | 2017-12-01 | 浙江亚特电器有限公司 | 一种防触电的充电器及充电设备 |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP11026681A patent/JP2000014022A/ja active Pending
Cited By (10)
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