JP2000013877A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP2000013877A
JP2000013877A JP10174254A JP17425498A JP2000013877A JP 2000013877 A JP2000013877 A JP 2000013877A JP 10174254 A JP10174254 A JP 10174254A JP 17425498 A JP17425498 A JP 17425498A JP 2000013877 A JP2000013877 A JP 2000013877A
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JP
Japan
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circuit board
holding member
speaker
fixed
amplifier circuit
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JP10174254A
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English (en)
Inventor
Hiromi Fujiwara
浩洋 藤原
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HEART DOMEIN KK
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HEART DOMEIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない部品点数で、アンプ回路から発生され
る熱を十分に放熱できるスピーカを提供する。 【解決手段】 保持部材25は、サイドヨーク21、マ
グネット22、23、センターピース24からなる振動
発生部を保持し、回路基板3の主面以上の面積を有する
保持部材25の取付面に回路基板3が固定され、回路基
板3に取り付けられた電気部品31から発生する熱が保
持部材25により放熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカ内部にア
ンプ回路を内蔵したスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスピーカには、内部にアンプ回路
を備えるものがあり、この場合、アンプ回路をアンプ回
路用の固定部材に固定し、この固定部材をスピーカキャ
ビネットに固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなアンプ回路の固定方法では、アンプ回路専用の固
定部材が必要になり、スピーカを構成する部品点数が増
え、コストを増加させるという問題があった。
【0004】また、アンプ回路には、通常、大電流が流
れるパワートランジスタ等が具備され、これらの電気部
品から発生する熱を放熱するため、パワートランジスタ
等の背面に放熱板が取り付けられる。しかしながら、ア
ンプ回路が密閉されたスピーカキャビネット内に設置さ
れるため、パワートランジスタ等の背面に取り付ける放
熱板では、小さすぎ、十分に放熱することができないと
いう問題もあった。
【0005】本発明の目的は、少ない部品点数で、アン
プ回路から発生される熱を十分に放熱できるスピーカを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスピーカは、ス
ピーカユニットと、前記スピーカユニットの背面を覆
い、前記スピーカユニットが固定されるスピーカキャビ
ネットと、オーディオ信号を増幅するアンプ回路を構成
する電気部品が固定された回路基板とを備え、前記スピ
ーカユニットは、振動可能に支持される振動板と、前記
アンプ回路により増幅されたオーディオ信号に応じて前
記振動板を振動する振動発生部と、前記振動発生部を保
持する保持部材とを備え、前記保持部材は、前記回路基
板の主面以上の面積を有する取付面を有し、前記電気部
品から発生する熱を放熱するために、前記取付面に前記
回路基板が固定されるものである。
【0007】上記の構成により、保持部材を振動発生部
の保持及びアンプ回路の固定に共用することができるの
で、スピーカを構成する部品点数を削減することができ
るとともに、回路基板の主面以上の面積を有する取付面
に回路基板が固定されるので、大きな放熱面を有する保
持部材により十分にアンプ回路からの発熱を放熱するこ
とができる。
【0008】また、前記電気部品は、表面実装部品であ
り、前記回路基板の全取付面が、前記保持部材の取付面
に密着されることが好ましい。この場合、表面実装部品
は、小型で高さが低く、回路基板に各部品を密着させて
固定することができるとともに、回路基板の取付面にリ
ード部品のように凸部が形成されることがなく、回路基
板の全取付面が保持部材の取付面に密着して固定され、
アンプ回路からの発熱をより効率よく放熱することがで
きる。
【0009】また、前記回路基板の裏面は、少なくとも
一つの凸部を有し、前記保持部材の取付面には、前記回
路基板の凸部に対応した凹部が設けられ、前記回路基板
の取付面のうち前記凸部を除く全面が、前記保持部材の
取付面に密着されることが好ましい。この場合、回路基
板の凸部に影響されず、より広い面積で回路基板と保持
部材とを密着させることができ、電気部品にリード部品
を用いた場合でも、アンプ回路からの発熱を十分に放熱
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一
実施の形態のスピーカの構成を概略的に示す縦断断面図
である。
【0011】図1に示すように、スピーカは、スピーカ
ユニット1、スピーカキャビネット2、回路基板3を備
える。スピーカユニット1は、フレーム11、振動板1
2、エッジ13、ダンパー14、ボイスフォーム15、
ボイスコイル16、17、サイドヨーク21、マグネッ
ト22、23、センターピース24、保持部材25を備
える。
【0012】ここで、サイドヨーク21、マグネット2
2、23、センターピース24から振動発生部が構成さ
れている。なお、センターピースとしてマグネットを磁
性体で挟んだセンタピースを用いてもよいし、2層のボ
イスコイルではなく、1層のボイスコイルを用いてもよ
い。また、振動発生部は、上記の磁気回路等による構成
に特に限定されず、圧電素子等を使用した他の電気機械
変換器を用いてもよい。
【0013】フレーム11は、スピーカキャビネット2
に固定される。振動板12の内周は、ボイスフォーム1
5に固定され、ボイスフォーム15は、ダンパー14を
介してフレーム11の内周に固定される。また、振動板
12の外周は、エッジ13を介してフレーム11の外周
に固定され、振動板12は、振動可能に支持される。マ
グネット22、23とセンターピース24との間のギャ
ップ部分にボイスコイル16、17が配置されるよう
に、ボイスコイル16、17は、ボイスフォーム15に
固定される。
【0014】保持部材25及びサイドヨーク21は、フ
レーム11に固定される。円環状の二つのマグネット2
2、23が円筒状の磁性体のサイドヨーク21の内側に
固定され、サイドヨーク21が円柱状の保持部材25の
内側に固定され、保持部材25の内側の円柱状の凸部に
円柱状の磁性体のセンターピース24が固定される。従
って、マグネット22、23、サイドヨーク21、セン
ターピース24により磁気回路が構成され、マグネット
22、23とセンタピース24との間に磁界が形成され
る。
【0015】複数の電気部品31としては、例えば、パ
ワートランジスタ、電解コンデンサ、トランジスタ、コ
ンデンサ、抵抗、可変抵抗等が用いられ、複数の電気部
品31は、オーディオ信号を増幅するアンプ回路を構成
するように、所定の配線パターンで配線上に取り付けら
れ、回路基板3の主面上に固定される。回路基板3は、
保持部材25の取付面に固定され、保持部材25の取付
面は、回路基板3の主面より大きな面積を有している。
【0016】保持部材25と回路基板3との固定方法と
しては、ねじ固定、接着等の種々の方法を用いることが
でき、保持部材25と回路基板3とを十分に密着して固
定できる方法であれば特に限定されない。また、回路基
板3の材質としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
金属、セラミック等の種々の材質を用いることができ、
保持部材25の材質としては、放熱特性に優れるアルミ
ニウム、銅等の種々の金属等を用いることができる。
【0017】回路基板3の形状は特に限定されないが、
振動特性を考慮すると、できるだけ小さいものが好まし
い。保持部材25の形状も特に限定されないが、放熱特
性を考慮すると、フィンを設けることが好ましいが、振
動モードを単純化するため、フィンを設けずに円柱状ブ
ロックそのままの形状でもよい。回路基板3は、片面基
板で、電気部品31は、表面実装部品であることが好ま
しい。この場合、回路基板3の裏面を平坦にすることが
でき、平坦な取付面を有する保持部材25と十分に密着
させて固定することができる。
【0018】回路基板3及び電気部品31から構成され
るアンプ回路からボイスコイル16、17にオーディオ
信号に対応した電流が流され、ギャップの磁束により電
流値に応じてボイスコイル16、17が振動する。ボイ
スコイル16、17は、ボイスフォーム15を介して振
動板12に接続され、ボイスコイル16、17の振動に
応じて振動板12が振動し、オーディオ信号に対応した
音が再生される。
【0019】上記の構成により、保持部材25を振動発
生部の保持及びアンプ回路の固定に共用することができ
るので、アンプ回路用の新たな固定部材が不要となり、
スピーカを構成する部品点数を削減することができる。
また、回路基板3の主面以上の面積を有する保持部材2
5の取付面に回路基板3が固定されるので、大きな放熱
面を有する保持部材25により十分にアンプ回路からの
発熱を放熱することができる。
【0020】また、回路基板3の主面を剛性の高い保持
部材25に固定することができるので、回路基板3の剛
性を高めて回路基板3の振動を抑制することができ、回
路基板3から不要な応力が電気部品31に加えられるの
を抑制することができる。また、電気部品31が別部材
である回路基板3に密着されることにより、特に本実施
の形態の場合、保持部材25が金属製であり、回路基板
3がガラスエポキシ製であるため、異種材料を密着させ
ることになり、電気部品31の振動を拘束するととも
に、減衰特性も向上することができる。さらに、回路基
板3と電気部品31とが一体にされることにより、振動
したとしても両者が一体に振動し、相対的な振動の発生
を防止することができる。この結果、アンプ回路での機
械的振動を抑制してオーディオ信号の不要な変調を防止
し、原音により近い再生音を出力することができる。
【0021】なお、本実施の形態では、回路基板を別体
の部品として後から保持部材に密着させたが、保持部材
の取付面を基板としてその上に回路基板を形成し、保持
部材と回路基板とを一体の部品から構成してもよい。
【0022】また、電気部品31にリード部品を用いた
場合、電気部品31の足が回路基板3の裏面から突出
し、回路基板3の裏面に凸部が形成される。従って、こ
の凸部に影響されず、回路基板3と保持部材25とを密
着させるために、保持部材25に凸部に対応した凹部を
設けてもよい。また、この場合、回路基板3の凸部と保
持部材25の凹部との間に樹脂等をモールドして、回路
基板3と保持部材25との密着性を高めるようにしても
よい。
【0023】また、本発明は、ハイエンド用のオーディ
オ用スピーカ、一般用スピーカ、車載用スピーカ等の種
々のスピーカに適用することができ、いずれの場合も上
記と同様の効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のスピーカによれば、保持部材を
振動発生部の保持及びアンプ回路の固定に共用すること
ができるので、スピーカを構成する部品点数を削減する
ことができるとともに、回路基板の主面以上の面積を有
する取付面に回路基板が固定されるので、大きな放熱面
を有する保持部材によりアンプ回路からの発熱を放熱す
ることができる。従って、少ない部品点数で、アンプ回
路から発生される熱を十分に放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスピーカの構成を概略
的に示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1…スピーカユニット、2…スピーカキャビネット、3
…回路基板、11…フレーム、12…振動板、13…エ
ッジ、14…ダンパー、15…ボイスフォーム、16、
17…ボイスコイル、21…サイドヨーク、22、23
…マグネット、24…センターピース、25…保持部
材、31…電気部品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカユニットと、 前記スピーカユニットの背面を覆い、前記スピーカユニ
    ットが固定されるスピーカキャビネットと、 オーディオ信号を増幅するアンプ回路を構成する電気部
    品が固定された回路基板とを備え、 前記スピーカユニットは、 振動可能に支持される振動板と、 前記アンプ回路により増幅されたオーディオ信号に応じ
    て前記振動板を振動する振動発生部と、 前記振動発生部を保持する保持部材とを備え、 前記保持部材は、前記回路基板の主面以上の面積を有す
    る取付面を有し、前記電気部品から発生する熱を放熱す
    るために、前記取付面に前記回路基板が固定されるスピ
    ーカ。
JP10174254A 1998-06-22 1998-06-22 スピーカ Pending JP2000013877A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0366317A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd 炊飯器の制御装置
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