JP2000013555A - 画像形成装置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2000013555A
JP2000013555A JP10173651A JP17365198A JP2000013555A JP 2000013555 A JP2000013555 A JP 2000013555A JP 10173651 A JP10173651 A JP 10173651A JP 17365198 A JP17365198 A JP 17365198A JP 2000013555 A JP2000013555 A JP 2000013555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
reception
recording
image
images
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10173651A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Ishizuka
石塚  晴男
Naoyuki Tonomura
尚之 外村
Takahiro Noguchi
高宏 野口
Yoshiyuki Nakayama
佳行 中山
Haruhisa Oshida
治久 忍田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10173651A priority Critical patent/JP2000013555A/ja
Publication of JP2000013555A publication Critical patent/JP2000013555A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面記録時にページ順が狂うことなく限られ
た受信用の画像メモリを効率よく使用する。 【解決手段】 装置外部から受信した画像データをいっ
たん記憶し、記憶した画像データを記録し、記録したシ
ートを反転することでシートの両面に記録可能な記録部
と、記録したシートを積載する複数の排紙積載台のうち
で所望の排紙積載台に記録済シートを搬送する搬送経路
切換手段を有する。排紙積載台のうち1つはフェイスア
ップに積載され、残りはフェイスダウン積載されるよう
に構成する。シートの両面に記録する場合に、画像を受
信順に記録するか、受信順とは異なる順で記録するかを
メモリの残量で決定する手段を有し、受信順に記録する
場合は記録後のシートを複数の排紙積載台のうちでフェ
イスアップ積載される排紙積載台に積載し、受信順とは
異なる順で記録する場合は記録後のシートをフェイスダ
ウン積載される排紙積載台に積載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された画像デ
ータをシートに記録する、例えばデジタル複写機,プリ
ンタ,ファクシミリなどに使用される画像形成装置、フ
ァクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御
プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル複写機,プリンタ,ファ
クシミリなどに使用される画像形成装置においては、例
えば特許公報第2523559号に記載されているよう
に、表面に記録済のシートを反転してそのシートの裏面
に再度記録するようにしてシートの両面に画像を記録し
た後にフェイスダウン排紙する場合のページ順の狂いを
防止するために、両面記録後にシートをスイッチバック
して再び反転した後、排紙トレイに積載する構成のもの
が知られている。
【0003】また、特公平6−41339号公報に記載
されているように、フェイスアップ(記録面が表向き)
積載する第1トレイと、フェイスダウン(記録面が裏向
き)積載する第2トレイとを有し、手差し給紙時には自
動的にフェイスアップ積載する第1トレイに記録済のシ
ートを積載するように構成したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例において、特許公報第2523559号に
記載の構成では、記録済のシートの反転経路が必要なこ
と、記録後のシートを複数の排紙トレイに積載する場合
には、さらに所望の排紙トレイを選択する選択機構が必
要なことから装置のコストが高くなりやすいという解決
すべき点がある。
【0005】一方、特公平6−41339号公報に記載
の排紙部の構成で両面記録を行った場合の受信用の画像
メモリの使用方法については開示されていない。
【0006】また、近年の、例えば画像形成装置を用い
たファクシミリにおいては、高度のプリンタとしても使
用できるなど、多機能化が進んでおり、各機能毎にメモ
リが使用されるため、使用するメモリの総量(必要記憶
容量)が増加している。画像メモリの単位容量あたりの
単価は下がる傾向にあるが、通信される画像データも画
素密度の向上により増加しているため、廉価なファクシ
ミリを提供するためには、各機能でメモリを共有し、限
られた受信用の画像メモリを効率よく使用することが必
要になっている。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みて提案されたも
ので、その目的は、比較的簡便な構成で、かつ受信用の
画像メモリを効率よく使用することが可能で、両面記録
を行った場合にページ順に狂いの発生しない画像形成装
置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形
成制御プログラムを記録した記録媒体を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、装置外部からの画像信号を受信
する通信部と、該通信部で受信した画像データを受信画
像記憶領域にいったん記憶する記憶手段と、記録済シー
トを反転するシート反転機構と、前記受信画像記憶領域
に記憶された画像データに応じて画像を前記シート反転
機構を用いてシートの両面に記録可能な記録部と、該記
録部で記録した記録済シートを積載する複数の排紙積載
台と、該複数の排紙積載台のうち指定の排紙積載台に前
記記録済シートを搬送する搬送経路切換手段とを有する
画像形成装置において、前記排紙積載台のうち少なくと
も1つはフェイスアップ(記録面が表向き)積載され、
残りはフェイスダウン(記録面が裏向き)積載されるよ
うに構成され、かつシートの両面に記録する設定となっ
ている両面記録モードの場合には、画像を受信順に記録
するか、受信順とは異なる順で記録するかを前記受信画
像記憶領域の残量に基ずき決定する決定手段と、該決定
手段の決定により、画像を受信順に記録する場合には記
録後のシートを前記複数の排紙積載台のうち前記フェイ
スアップ積載される排紙積載台に積載し、画像を受信順
とは異なる順で記録する場合には前記フェイスダウン積
載される排紙積載台に積載するように前記搬送路経路切
換手段を切り換える制御手段とを具備することをを特徴
とする。
【0009】ここで、好ましくは、前記決定手段は、前
記画像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは異
なる順で記録するかの決定は、1通信分の画像の記録に
ついては変更しない。
【0010】また、好ましくは、前記決定手段は、前記
画像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは異な
る順で記録するかの決定は、着信時における前記受信画
像記憶領域の空きエリアの大きさ情報を用いて行い、前
記空きエリアが所定の大きさ以下であった場合には、前
記画像を受信順に記録することを決定する。
【0011】また、好ましくは、前記決定手段は、前記
空きエリアが所定の大きさ以上であった場合には、受信
が終了するか、または受信中に前記受信画像記憶領域の
空きエリアが所定の大きさ以下になるまで、前記画像を
受信順に記録するか、前記画像を受信順とは異なる順で
記録するかの決定を延期する。
【0012】また、好ましくは、前記決定手段は、受信
中に前記受信画像記憶領域の空きエリアが所定の大きさ
以下となった場合には、前記画像を受信順に記録するこ
とを決定する。
【0013】また、好ましくは、前記制御手段は、受信
中に前記受信画像記憶領域の空きエリアが所定の大きさ
以下となった場合には、その時点で前記画像の記録を開
始する。
【0014】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
画像を受信順に記録する場合には、記録済のシートの排
紙が完了した分の画像データについては、前記受信画像
記憶領域から消去する。
【0015】また、好ましくは、複数の通信部を有し、
該複数の通信部のうち少なくとも特定の1つから受信し
た画像については、前記決定手段は前記画像を受信順に
記録するか前記画像を受信順とは異なる順で記録するか
の決定を行わない。
【0016】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
かに記載の画像形成装置と、この画像形成装置に原稿か
ら読み取った画像を入力する画像信号入力手段とを備え
たことを特徴とするファクシミリ装置である。
【0017】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、装置外部からの画像信号を受信する通信部と、該
通信部で受信した画像データを受信画像記憶領域にいっ
たん記憶する記憶手段と、記録済シートを反転するシー
ト反転機構と、前記受信画像記憶領域に記憶された画像
データに応じて画像を前記シート反転機構を用いてシー
トの両面に記録可能な記録部と、該記録部で記録した記
録済シートを積載する複数の排紙積載台と、該複数の排
紙積載台のうち指定の排紙積載台に前記記録済シートを
搬送する搬送経路切換手段とを有し、前記排紙積載台の
うち少なくとも1つはフェイスアップ(記録面が表向
き)積載され、残りはフェイスダウン(記録面が裏向
き)積載されるように構成されている画像形成装置の画
像形成方法において、シートの両面に記録する設定とな
っている両面記録モードか否かを判定する判定手段と、
前記両面記録モードの場合には、画像を受信順に記録す
るか、受信順とは異なる順で記録するかを前記受信画像
記憶領域の残量状態に基ずき決定する決定手順と、該決
定手順での前記決定により、画像を受信順に記録する場
合には記録後のシートを前記複数の排紙積載台のうち前
記フェイスアップ積載される排紙積載台に積載し、画像
を受信順とは異なる順で記録する場合には前記フェイス
ダウン積載される排紙積載台に積載するように前記搬送
路経路切換手段を切り換える制御手順とを有することを
特徴とする。
【0018】ここで、好ましくは、前記決定手順での前
記画像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは異
なる順で記録するかの決定は、1通信分の画像の記録に
ついては変更しない。
【0019】また、好ましくは、前記決定手順での前記
画像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは異な
る順で記録するかの決定は、着信時における前記受信画
像記憶領域の空きエリアの大きさ情報を用いて行い、前
記空きエリアが所定の大きさ以下であった場合には、前
記画像を受信順に記録することを決定する。
【0020】また、好ましくは、前記決定手順におい
て、前記空きエリアが所定の大きさ以上であった場合に
は、受信が終了するか、または受信中に前記受信画像記
憶領域の空きエリアが所定の大きさ以下になるまで、前
記画像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは異
なる順で記録するかの決定を延期する。
【0021】また、好ましくは、前記決定手順におい
て、受信中に前記受信画像記憶領域の空きエリアが所定
の大きさ以下となった場合には、前記画像を受信順に記
録することを決定する。
【0022】また、好ましくは、受信中に前記受信画像
記憶領域の空きエリアが所定の大きさ以下となった場合
には、その時点で前記画像の記録を開始する手順を有す
る。
【0023】また、好ましくは、前記画像を受信順に記
録する場合には、記録済のシートの排紙が完了した分の
画像データについては、前記受信画像記憶領域から消去
する手順を有する。
【0024】また、好ましくは、複数の通信部のうち少
なくとも特定の1つから受信した画像については、前記
決定手順での前記画像を受信順に記録するか前記画像を
受信順とは異なる順で記録するかの決定を行わない。
【0025】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、コンピュータによって受信画像をシート上に形成
するための制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、該制御プログラムはコンピュータに、装置外部から
の画像信号を受信させ、該受信した画像データを受信画
像記憶領域にいったん記憶させ、シートの両面に記録す
る設定となっている両面記録モードか否かを判定させ、
前記両面記録モードの場合には、画像を受信順に記録す
るか、受信順とは異なる順で記録するかを前記受信画像
記憶領域の残量状態に基ずき決定させ、前記決定によ
り、画像を受信順に記録する場合には記録後のシートを
前記複数の排紙積載台のうち前記フェイスアップ(記録
面が表向き)積載される排紙積載台に積載し、画像を受
信順とは異なる順で記録する場合には前記フェイスダウ
ン(記録面が裏向き)積載される排紙積載台に積載する
ように前記搬送路経路切換手段を切り換えさせることを
特徴とする。
【0026】ここで、好ましくは、前記制御プログラム
はコンピュータに、前記画像を受信順に記録するか、前
記画像を受信順とは異なる順で記録するかの前記決定
は、1通信分の画像の記録については変更させない。
【0027】また、好ましくは、前記制御プログラムは
コンピュータに、前記画像を受信順に記録するか、前記
画像を受信順とは異なる順で記録するかの前記決定は、
着信時における前記受信画像記憶領域の空きエリアの大
きさ情報を用いて行わせ、前記空きエリアが所定の大き
さ以下であった場合には、前記画像を受信順に記録する
ことを決定させる。
【0028】また、好ましくは、前記制御プログラムは
コンピュータに、前記空きエリアが所定の大きさ以上で
あった場合には、受信が終了するか、または受信中に前
記受信画像記憶領域の空きエリアが所定の大きさ以下に
なるまで、前記画像を受信順に記録するか、前記画像を
受信順とは異なる順で記録するかの前記決定を延期させ
る。
【0029】また、好ましくは、前記制御プログラムは
コンピュータに、受信中に前記受信画像記憶領域の空き
エリアが所定の大きさ以下となった場合には、前記画像
を受信順に記録することを決定させる。
【0030】また、好ましくは、前記制御プログラムは
コンピュータに、受信中に前記受信画像記憶領域の空き
エリアが所定の大きさ以下となった場合には、その時点
で前記画像の記録を開始させる。
【0031】また、好ましくは、前記制御プログラムは
コンピュータに、前記画像を受信順に記録する場合に
は、記録済のシートの排紙が完了した分の画像データに
ついては、前記受信画像記憶領域から消去させる。
【0032】また、好ましくは、前記制御プログラムは
コンピュータに、複数の通信部のうち少なくとも特定の
1つから受信した画像については、前記画像を受信順に
記録するか前記画像を受信順とは異なる順で記録するか
の前記決定を行わせない。
【0033】本発明は、上記構成により、簡便な構成
で、かつ受信用の画像メモリを効率よく使用することが
可能で、両面記録を行った場合にページ順に狂いの発生
しない画像形成装置と、この画像形成装置を採用した画
像読取記録装置、ファクシミリ装置等を提供することが
できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0035】(第1の実施の形態)まず図3、図4を参
照して、本発明を適用したファクシミリ装置の全体の概
略構成を説明する。図3は、本発明の一実施の形態のフ
ァクシミリ装置の概略内部構成を示し、図4はその同じ
ファクシミリ装置の外観を示す。
【0036】まず、ファクシミリ装置全体の概略を説明
する。図3において、101は装置本体、102は原稿
Sを複数枚積載することができるように構成された原稿
載置台、103は原稿Sの画像情報を読取る画像読取
部、106は原稿搬送部、107は原稿押圧部、108
は密着型イメージセンサ、109は原稿排紙トレイ、1
15はADF(オートドキュメントフィーダ)カバー、
116は外原稿ガイド、117は原稿押え板、118は
内原稿ガイドである。
【0037】105は表示部,入力キー等により構成さ
れる操作部である。120はファクシミリ装置の制御部
である。
【0038】104はレーザービームプリンタからなる
記録装置本体、110はレーザースキャナー、111は
画像形成部、112はカセット給紙部、113は装置本
体101の上面カバーにシート材Pを複数枚積載するこ
とができるように構成された上部シート排紙部、114
はカートリッジカバー、119はレーザスキャナー11
0と記録装置本体104との仕切部、121はシート搬
送部、122はフロントカバー、123は排紙カバー、
124はレジスト搬送部、125はフロントカバーを兼
ねることが可能なMP(マルチペーパー)給紙部、15
0は両面搬送部である。
【0039】画像読取部103は、原稿載置台102上
に積載した原稿Sを分離パッド106aと圧接した分離
ローラ106bで1枚ずつ分離し、押圧バネにより押圧
された搬送コロ106cと圧接した搬送ローラ106d
により、外原稿ガイド116と内原稿ガイド118の一
部で構成されるUターン紙パスを搬送する。
【0040】さらに、押圧バネにより押圧された給紙コ
ロ106eと圧接した給紙ローラ106f等で密着型イ
メージセンサ108に搬送し、原稿押圧部107で原稿
押え板117を変形させた弾性力により、原稿Sを密着
型イメージセンサ108に押圧して密着させつつ原稿S
の画像情報を読取った後、原稿Sを押圧バネにより押圧
された排紙コロ106gと圧接した排紙ローラ106h
によって原稿排紙トレイ109に排紙するようになって
いる。この間、原積Sは外原稿ガイド116と内原稿ガ
イド118によりガイドされる。
【0041】原稿載置台102には、原稿Sの搬送方向
と直角方向(原稿Sの幅方向)にスライド可能なスライ
ダ102aが設けられていて、このスライダ102aに
よって原稿載置台102上に積載された原稿Sの両サイ
ドを揃えることが出来るようになっている。また、原稿
Sが長尺原稿の場合、延長原稿トレイ102bを開くこ
とによって原稿Sの後端部が原稿載置台102からはみ
出して垂れ下がることを防止することができる。
【0042】密着型イメージセンサ108は、光源とし
てのLEDアレイ(図示しない)から原稿Sの画像情報
面に光を照射し、画像情報面を反射した反射光をセルフ
ォックレンズ(商標)等のロッドレンズ(図示しない)
でセンサ素子( 例えば、CCDラインイメージセンサ)
に結像して画像情報を読取るものである。
【0043】カセット給紙部112は、装置本体101
の底部に配設されている。給紙カセット112aに積載
されたシート材Pは、中板112eが中板バネ112f
によって上方に付勢されていることにより、半円状の給
紙ローラ112bに圧接され、分離パッド112cによ
って1枚ずつ分離(摩擦片分離方式)、搬送される。こ
の分離されたシート材Pは所定時間後にレジストセンサ
124bにより先端を検出される。給紙が開始されてか
ら所定時間以内にレジストセンサ124bがシート材P
の先端を検出しない場合は、ジャム(紙詰り)と判断
し、その旨を操作部105に表示を行うようになってい
る。
【0044】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ124bがシート材Pの先端を検出した場合
は、この分離されたシート材Pは給紙ローラ112bと
分離パッド112cによって圧接搬送し続け、レジスト
ローラ対124aの圧接ニップ部Nに案内される。
【0045】レジストローラ対124aは上記のシート
材Pの先端がレジストローラ対124aの圧接ニップ部
Nに到達した時点では回転停止状態に制御されており、
シート材Pの先端がこの回転停止状態のレジストローラ
対124aの圧接ニップ部Nに突き当たって受け止めら
れ、その後も給紙ローラ112bによるシート材給送が
なされることで、シート材Pにある程度のたわみループ
ができ、そのたわみループの反力でシート材Pの先端辺
が圧接ニップ部Nのニップ線にならって平行化すること
によりシート材Pの斜行が補正される。
【0046】次いで、所定の制御タイミングによりレジ
ストローラ対124aが駆動され、シート材Pが搬送さ
れ、レジストローラ対124a及びレジストセンサ12
4bが配置されているレジスト搬送ガイド124cと装
置本体101の骨格をなす本体フレームの一部で構成さ
れるシート搬送Uターンガイド124d、装置本体10
1に配置されたMPガイド125gによって反転され
る。
【0047】さらに給送中のシート材Pは、転写前ロー
ラ対124eに到達後も搬送され続け、TOPセンサ
(先端位置検知センサ)124fにより先端位置を検知
され、感光体ドラム111aに形成されたトナー像の先
端とシート材Pの先端が一致するように給紙、画像出力
タイミングを合わされた後、転写帯電器111fと感光
体ドラム111aとの間に搬送される。
【0048】シート材Pはシートサイズに合わせて移動
可能に装着されたシート規制板112dによって側端面
を規制され、斜行や不送り(紙詰り)が発生しないよう
になっている。画像は給紙カセット112aに積載され
たシート材Pの下面側に記録される。
【0049】また、シート材Pの有無はカセットセンサ
112hにより検知される。カセット112aは、シー
ト積載可能枚数が約250枚であり、装置本体101に
対して前面方向に引き出されるように構成されている
(この構成を一般にフロントローディング方式とい
う)。また、積載可能なシートサイズはA3、A4、A
5、B4、B5、レター、リーガルの7種類である。
【0050】また、本ファクシミリ装置は、装置本体1
01の前面に配置されたフロントカバー122を取り外
して、MP(マルチペーパー)給紙部125を配置する
ことが可能である。MP(マルチペーパー)給紙部12
5は開閉可能なMPトレイ125fを配置し、MPトレ
イ125fに積載しきれないサイズの記録紙はMP延長
トレイ125eを引き出すことによって、記録紙の後端
がはみ出して垂れ下がることを防止している。MP中板
125cはMP中板バネ125hによって上方に付勢さ
れているが、カム(図示しない)によってMP中板12
5cは待機状態では押下げられているため、シート材P
はMP中板125cに積載可能にされている。
【0051】MP給紙部125は給紙(MP給紙)を開
始するための信号がファクシミリ装置の制御部120か
ら伝達されると、カム(図示しない)が回動し、MP中
板125cの押下げ解除により、積載されたシート材P
は半円状のMP給紙ローラ125aに圧接され、MP分
離パッド125bによって1枚ずつ分離(摩擦片分離方
式)、搬送される。この分離されたシート材PはMP給
紙ローラ125aとMP分離パッド125bによって圧
接搬送し続け、転写前ローラ対124eに受け渡され
る。
【0052】給紙が開始されてから所定時間以内にTO
Pセンサ124fがシート材Pの先端を検出しない場合
はジャムと判断し、操作部105にその旨の表示を行う
ようになっている。さらに給送中のシート材Pは転写前
ローラ対124eに到達後も搬送され続け、TOPセン
サ124fにより先端位置を検知され、感光体ドラム1
11aに形成されたトナー像の先端とシート材Pの先端
が一致するように給紙、画像出力タイミングを合わされ
た後、転写帯電器111fと感光体ドラム111aとの
間に搬送される。
【0053】MP給紙部125はレジスト機構がないた
め、シート材Pはシートサイズに合わせて移動可能に装
着されたシート規制板125iによって側端面を規制さ
れ、斜行や不送りが発生しないようになっている。画像
はMPトレイ125fに積載されたシート材Pの上面側
に記録される。
【0054】また、シート材Pの有無はMPセンサ12
5dにより検知される。MP給紙部125の積載可能枚
数は、約100枚であり、MP給紙部125を付けるこ
とにより給紙可能なシートサイズにハガキや、名刺を加
えることもできる。
【0055】また、カセット給紙部112と図示されて
いないがカセット給紙部112と同様の構成をもつ2段
目カセット給紙部は、それぞれオプションとして分離、
結合可能になっており、装置全体のシート積載可能枚数
は約250枚から約600枚まで可変にすることが可能
になっている。
【0056】記録装置本体104は、制御部120から
出力される画像信号に基づいてレーザースキャナー11
0のレーザービーム発振器110aから変調信号を射出
し、この変調ビームをボリゴンミラー110bによって
画像形成部111の感光体ドラム111aに走査光を照
射して、感光体ドラム111a表面に画像情報(静電潜
像)を形成し、現像ローラ111から供給されるトナー
によりトナー像に現像された感光体ドラム111a上の
画像情報をカセット給紙部112から画像形成部111
に給送されたシート材Pに転写する。
【0057】感光体ドラム111aは1次帯電器111
bと現像ローラ111cとクリーニングブレード111
dと共に記録カートリッジ111e内に一体に組込まれ
ていて、装置本体101に対して着脱自在に構成されて
いる。そして、感光体ドラム111aの表面は1次帯電
器111bにより均一に帯電され、ボリゴン,ミラー1
10bからの走査光が折り返しミラー110cで反射し
て上記帯電された表面に照射されると潜像が形成され、
この潜像が現像ローラ111cから供給されるトナーに
よって顕像化されるようになっている。
【0058】画像形成部111の感光体ドラム111a
周辺部には転写帯電器111fが配置され、また感光体
ドラム111aよりも下流側のシート搬送経路に熱定着
器111gが配置されている。
【0059】シート材Pは転写帯電器111fにより感
光体ドラム111a表面に形成されたトナー像を転写さ
れた後、記録シート搬送部121に沿って搬送される。
シート搬送ガイド121aは、中央部に搬送べルト12
1b,121cをV字型に有しており、感光ドラム11
1aの下流から熱定着器111gまでのシート搬送を補
助し、かつ、感光ドラム111aと熱定着器111gの
搬送経路長よりも短いシート材Pもトナー画像を乱すこ
となく搬送可能としている。
【0060】記録シート搬送部121に沿って搬送され
たシート材Pは、熱定着器111gでトナー像を定着さ
れて、両面搬送部150にシート材Pが搬送されない場
合は、小サイズ紙を搬送可能に配置された排紙中間ロー
ラ111jへ搬送される。
【0061】排紙中間ローラ111jにより更に搬送さ
れたシート材Pは、その後方に配置された排紙フラッパ
126によって制御部120からの信号に基づく切換動
作が行われ、装置本体101の上部に配置された上部シ
ート排紙部113と装置本体101の後部に配置された
後部シート材排紙トレイ128のいずれかに選択的に排
紙される。
【0062】このように、上部シート排紙部113に排
紙されたシート材Pは画像情報を下面にして積載され、
後部シート材排紙トレイ128に排紙されたシート材P
は画像情報を上面にして積載されるように構成されてい
る。
【0063】装置本体101には、カートリッジカバー
114が開閉可能に設けられていて、カートリッジカバ
ー114を開くことによって記録カートリッジ111e
を装置本体101の外に引出して交換できるようになっ
ている。また、カートリッジカバー114にはインター
ロック機構が備わっており、カートリッジカバー114
が開いているか、記録カートリッジ111eが装置本体
101にセットされていない場合は、記録装置本体10
4が動作しないようになっている。
【0064】また、記録カートリッジ111eに設けた
ドラム感光防止シャッター111iは記録カートリッジ
111eの装置本体101へのセットと連動するように
なっており、カートリッジカバー114を開いて記録カ
ートリッジ111eの装置本体101へのセットした時
にシャッター111iが開き、記録カートリッジ111
eを装置本体101から取り出した時にシヤッター11
1iが閉じることで、感光体ドラム111aの不必要な
感光を防止するようになっている。
【0065】また、記録中にジャムが発生した場合に
は、カートリッジカバー114、フロントカバー12
2、排紙カバー123のいずれかを開けることによっ
て、内部に滞留しているシート材Pを取り出すことがで
きるようになっている。
【0066】仕切部119はレーザスキャナー110と
記録装置本体104を分離するダクトとなっており、こ
こに図示しないファンによって空気を流すことによっ
て、記録装置本体104から発生した熱によりレーザス
キャナー110が悪影響を受けたり、シート材Pから蒸
散した水蒸気が結露してシート材P上に滴下することを
防いでいる。
【0067】両面搬送部150は装置本体101の後部
に配置され、熱定着器111gを通って搬送されたシー
ト材Pを制御部120から出力される画像信号に基づい
て、フラッパ151を切り換えることで、両面搬送部1
50にシート材Pが搬送可能となる。フラッパ151を
切り換えることで両面搬送部150に搬送されたシート
材Pは、カール取りローラ対152により、熱定着器1
11gによって熱及び圧力が加えられてカールが生じて
いるシート材Pのカールが補正され、次段の搬送手段で
あるスイッチバックローラ153に搬送される。スイッ
チバックローラ153に搬送されたシート材Pは、一旦
給紙カセット112aの上部に配置されたカバー112
g上に搬送され、装置本体101の下部に収納される。
【0068】その後、シート材Pの後端がスイッチバッ
クローラ153近辺に搬送されると、そこに配置したセ
ンサ(図示しない)によりシート材Pの後端が検知さ
れ、シート材Pはスイッチバックローラ153を抜け出
る前にその搬送が一旦停止される。続いて、スイッチバ
ックローラ153が逆転し、両面搬送部150の後部下
側に配置された再給紙部154にそのシート材Pは搬送
される。
【0069】再給紙部154に搬送されたシート材P
は、再給紙部154に配置された複数のローラによって
斜行が補正された後、再給紙ローラ155に到達し、そ
の後、シート材Pは再給紙ローラ155により給紙カセ
ット112aの内部を通り、装置本体101に再び搬送
される。
【0070】図4に示すように、上記表示部&操作部1
05は、操作部を構成するものとしてテンキー315、
ファンクションキー316、ワンタッチキー317、ス
タートキー318a、ストップキー318b等の各種キ
ースイッチ等を有し、表示部を構成するものとして各種
メッセージの表示を行うLCD(液晶ディスプレイ)3
19、送信モード等の表示を行う各種LED(発光ダイ
オードランプ)320a、通信状態や、障害発生を遠方
の操作者に知らせるタリーランプ320b等を有する。
【0071】図5は本発明を適用したLBP(レーザビ
ームプリンタ)を内蔵した図3のファクシミリ装置の制
御部120を含む制御系300の構成を示す。図5にお
いて、301はファクシミリ装置全体を制御するCPU
(中央演算処理装置)であり、MPU(マイクロプロセ
ッサユニット)311、MPU311の制御プログラム
等を格納するROM(リードオンリメモリ)312、各
種データ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部
として使用されるRAM(ランダムアクセスメモリ)3
13、画像の変倍、解像度変換等を行う画像処理部31
4等により構成されている。
【0072】また、CPU301には、周知の構成から
なるカレンダ、時計機能などが備えられ、RAM313
のうちワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ
情報等の重要なシステム設定情報を格納する領域は、バ
ッテリーバックアップによって停電等の不慮の障害から
保護されている。ファクシミリ装置の制御系は上述のC
PU301と以下の各要素302〜310をインタフェ
ースを通じて結合した構成をとるものである。
【0073】操作部302は上述のようにテンキー31
5、ファンクションキー316、ワンタッチキー31
7、スタートキー318a、ストップキー318b等の
各種キースイッチ等からなる。表示部303は上述のよ
うに各種メッセージの表示を行うLCD319、送信モ
ード等の表示を行う各種LED320a、通信状態や、
障害発生を遠方の操作者に知らせるタリーランプ320
b等からなる。
【0074】読取部304は、読取モータ等の駆動部3
21、画像の読取を行う読取センサ322、読取った画
像のシェーディングや2値化を行う画像処理部323、
原稿検知等を行う各種センサ324等からなる。
【0075】記録部305は、記録モータ等の駆動部3
25、レーザースキャナーや電子写真プロセスの制御等
を行う記録ユニット326、記録する画像のスムージン
グ等を行う画像処理部327、記録紙等の検知を行う各
種センサ328からなる。
【0076】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部306は、MODEM(変復調装置)、NC
U(ネットワーク・コントロール・ユニット)等からな
る接続部329を持ち、接続部329には通信網30
7、ハンドセット(送受話器)308が接続される。
【0077】CPU外部インタフェース309はCPU
301から直接データの送受信を行うインタフェースで
あり、例えばRS232C、SCSI(スモール・コン
ピュータ・システム・インターフェース)等からなり、
LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、インター
ネット、イントラネット等の回線を通じて装置外部のコ
ンピュータ(図示しない)と接続することで、本ファク
シミリ装置をその外部のコンピュータのスキャナーやプ
リンタ等として使用することができる。
【0078】HDD(ハード・ディスク・ドライブ)3
10は大容量の不揮発性メモリとして画像情報等の保存
に使用される。
【0079】次に、図3のファクシミリ装置にも使用さ
れているLBPの基本動作を図6を参照して説明する。
図6において、400は記録する画像データのON、O
FFに対応してレーザ光を点滅する半導体レーザ、40
1はポリゴンモータ、402はポリゴンモータ401に
より回転するポリゴン(回転多面鏡),403は結像や
倒れ補正等を行う光学系、404はレーザ光を検知して
水平同期信号を発生するためのフォトディテクタ、40
5は光路を折り返す折り返しミラー、406は感光ドラ
ム、407は現像器、408は記録紙(シート材P)、
409は搬送ガイド、410は定着器である。
【0080】以上の構成において、まず半導体レーザ4
00から発射されたレーザ光は、ポリゴンミラー402
に反射することにより偏向され、光学系403、折り返
しミラー405を通って感光ドラム406上に照射され
る(この水平方向の走査を主走査という。)。このと
き、フォトディテクタ404の検知信号により頭出しさ
れ、レーザ光の感光ドラム406上の照射位置を決定す
る。この主走査が1ライン分終了する間に、感光ドラム
406は1ライン分回転する(この回転方向の走査を副
走査という。)。
【0081】以上のようにして感光ドラム406上に結
像された画像は現像器407により現像され、記録紙4
08上に転写される。更に、記録紙408は搬送ガイド
409に沿って搬送され、定着器410で定着され、排
紙される。
【0082】なお、上述の感光ドラム406、現像器4
07、定着器410等の副走査系の構成要素は、記録モ
ータ、ギア、べルト等(図示しない)によって、同期し
て駆動されている。
【0083】次に、図1を参照してファクシミリ装置の
本発明に関わる動作について説明する。
【0084】図1のフローチャートは、受信/記録時の
動作を示し、主制御部分(メインプログラム)から所定
のタイミングで周期的に呼び出される制御部分の制御内
容を示している。なお、以下のS1〜S17は処理ステ
ップを表す。
【0085】S1:まず、着信があったか否かを確認す
る。着信があればS2へ、なければ主制御部分に制御を
戻す。
【0086】S2:送信元に制御信号を送るなどして、
受信を準備し、受信時に必要なソフトウェアスイッチな
どの設定を確認する。次にS3に進む。
【0087】S3:S2で確認したソフトウェアスイッ
チの設定のうち、両面記録を有効にする設定がされてい
るか否かを判断する。両面記録が有効の場合は、S4
へ、無効の場合(片面記録)の場合はS13へ進む。
【0088】S4:受信用メモリの残量を確認する。受
信用メモリの残量はRAM313のうち、システム設定
情報エリアやワークエリアを除いた領域となる。次にS
5に進む。
【0089】S5:受信用メモリの残量が所定量以上
(例えば、500キロバイト:標準原稿で約30枚分)
あるかどうかを確認し、その確認結果に応じて受信モー
ドを決定する。すなわち、受信用メモリの残量が所定量
以上の場合は、受信が終了してから記録を開始するメモ
リ受信モードとし、受信用メモリの残量が所定量以下の
場合は、1ページ毎に記録を行う逐次出力受信モードと
する。メモリ受信モードの場合には、記録終了後に受信
した画像データは消去しても構わないし、再出力を想定
して受信用メモリ内に所定期間保存しても構わない。逐
次出力受信モードの場合には、記録後のシート材Pの排
紙が確認された画像データについては適当なタイミング
で消去する。次にS6へ進む。
【0090】S6:S5で受信モードがメモリ受信モー
ドの場合はS15へ、逐次出力受信モードの場合はS7
へ進む。
【0091】S7:フェイスアップ出力のため排紙フラ
ッパ126をフェイスアップ出力(FU)に切り換え
て、後部シート排紙トレイ128にシート材Pが排紙さ
れるようにする。次にS8に進む。
【0092】S8:1ページ受信する。次にS9へ進
む。
【0093】S9:1ページ記録する。記録時において
奇数ページの受信であれば、カセット給紙部112から
シート材Pが搬送される。偶数ページの受信の場合は、
表面の記録後に再給紙部154に待機していたシート材
Pが搬送される。記録後は偶数ページであれば、シート
材Pを後部シート排紙トレイ128排紙し、奇数ページ
であれば、シート材Pを両面搬送部150を経由して搬
送して、再給紙部154に待機させておく。次にS10
へ進む。
【0094】S10:次ページがある場合は、S8に戻
る。次ページがない場合は、受信を終了するため、S1
1へ進む。
【0095】S11:奇数ページの受信によって再給紙
部154にシート材Pが待機していた場合は再度搬送
し、記録を行わずに排紙する。次にS12へ進む。
【0096】S12:受信終了処理を行い、本ルーチン
を終了する。
【0097】S13:フェイスダウン出力のため排紙フ
ラッパ126をフェイスダウン出力(FD)に切り換え
て、上部シート排紙部113にシート材Pが排紙される
ようにする。次にS14へ進む。
【0098】S14:通常の片面受信/記録を行い、本
ルーチンを終了する。
【0099】S15:フェイスダウン出力のため排紙フ
ラッパ126をフェイスダウン出力(FD)に切り換え
て、上部シート排紙部113にシート材Pが排紙される
ようにする。次にS16へ進む。
【0100】S16:全ページメモリ受信する。次にS
17へ進む。
【0101】S17:両面記録したシート材が積載され
た時にページ順に狂いが生じないように、2−1−4−
3,,,とページがなるように偶数ページ(裏面)から
両面に記録していく。記録時のスループットを上げるた
めに2−4−1−3,,,のページ順に記録して、再給
紙部154での反転中に記録を続けるようにすることも
できる。全ページ分記録したら、本ルーチンを終了す
る。
【0102】(第2の実施の形態)次に、図2を参照し
て、本発明の第2の実施の形態におけるファクシミリ装
置の動作について説明する。
【0103】なお、ハードウエアの構成は上述の本発明
の第1の実施の形態と同様なので、その説明は省略す
る。また、ファクシミリ装置の動作についても、本発明
の第1の実施の形態と同様の部分の説明は一部省略す
る。以下のS21〜S40は処理ステップを表す。
【0104】S21:まず、着信が否かを確認する。着
信があればS22へ、なければ主制御部分に制御を戻
す。
【0105】S22:送信元に制御信号を送るなどして
受信を準備し、受信時に必要なソフトウェアスイッチな
どの設定を確認する。次にS23へ進む。
【0106】S23:S22で確認したソフトウェアス
イッチの設定のうち、両面記録を有効にする設定がされ
ているか否かを判断する。両面記録が有効の場合は、S
24へ、無効の場合(片面記録)の場合はS36へ進
む。
【0107】S24:受信用メモリの残量を確認する。
受信用メモリの残量はRAM313のうち、システム設
定情報エリアやワークエリアを除いた領域となる。次に
S25へ進む。
【0108】S25:受信用メモリの残量が所定量以上
(例えば、500キロバイト:標準原稿で約30枚分)
あるか否かを確認し、その確認結果に応じて受信モード
を決定する。すなわち、受信用メモリの残量が所定量以
上の場合は、暫定的に受信が終了してから記録を開始す
るメモリ受信モードとし、受信用メモリの残量が所定量
以下の場合は、1ページ毎に記録を行う逐次出力受信モ
ードとする。メモリ受信モードの場合は、記録終了後に
受信した画像データは消去しても構わないし、再出力を
想定して受信用メモリ内に所定期間保存しても構わな
い。逐次出力受信モードの場合は、記録後のシート材P
の排紙が確認された画像データについては適当なタイミ
ングで消去する。次にS26へ進む。
【0109】S26:S25で受信モードがメモリ受信
モードの場合はS27へ進み、逐次出力受信モードの場
合はS32へ進み、S25での判断の時点で受信モード
がメモリ受信モードの場合は出力順序については未決定
となる。
【0110】S27:1ページ受信する。次にS28へ
進む。
【0111】S28:次ページがある場合は、S29へ
進み、次ページがない場合はS38へ進み、ここで次ペ
ージがない場合は1通信分の画像データがすべて受信用
メモリに入ったことになる。
【0112】S29:受信用メモリの残量を確認する。
次にS30へ進む。
【0113】S30:受信用メモリの残量が所定量以上
(例えば、500キロバイト:標準原稿で約30枚分)
あるか否かを確認し、確認結果に基づいて受信モードを
確認する。すなわち、受信用メモリの残量が所定量以上
の場合は、S25で暫定的に決定したメモリ受信モード
を継続する。受信用メモリの残量が所定量以下となった
場合は、逐次出力受信モードに受信モードを変更する。
この時点でのモード変更は、実際に画像データの記録が
開始される前であるため、ページ順が狂う原因とはなら
ない。次にS31へ進む。
【0114】S31:S30でメモリ受信モードを継続
する場合はS28へ戻り、逐次出力受信モードに受信モ
ードを変更する場合はS32へ進む。
【0115】S32:フェイスアップ出力のため排紙フ
ラッパ126をフェイスアップ出力(FU)に切り換え
て、後部シート排紙トレイ128にシート材Pが排紙さ
れるようにする。次にS33へ進む。
【0116】S33:受信用メモリに画像データが入っ
ている場合は、受信順に1ページずつ記録する。記録後
のシート材Pの排紙が確認された画像データについては
消去する。このようにすることで、メモリ受信用に蓄積
していた画像データ分の受信用メモリの残量を確保する
ことができる。次にS34へ進む。
【0117】S34:残りのページを受信しつつ記録を
行う。シート材Pの取り扱いについては第1の実施の形
態と同様のため、その説明は省略する。記録時におい
て、受信用メモリに蓄積された画像データを出力中は、
出力中の画像データを優先するのは言うまでもない。受
信メモリからの出力中であってもデュアルアクセス動作
によって受信に不具合は生じない。受信用メモリに蓄積
された画像データを出力中は、空いている受信用メモリ
に受信データを一時的に蓄積する。受信用メモリは蓄積
された画像データが出力されるとともに消去されていく
ため、オーバーフローが発生しないようにすることがで
きる。一時的に蓄積された画像データも記録が終了した
分は消去していく。次にS35へ進む。
【0118】S35:受信終了処理を行い、本ルーチン
を終了する。
【0119】S36:フェイスダウン出力のため排紙フ
ラッパ126をフェイスダウン出力(FD)に切り換え
て、上部シート排紙部113にシート材Pが排紙される
ようにする。次にS37へ進む。
【0120】S37:通常の片面受信/記録を行い、本
ルーチンを終了する。
【0121】S38:受信終了処理を行う。次にS39
へ進む。
【0122】S39:フェイスダウン出力のため排紙フ
ラッパ126をフェイスダウン出力(FD)に切り換え
て、上部シート排紙部113にシート材Pが排紙される
ようにする。次にS40へ進む。
【0123】S40:両面記録したシート材が積載され
た時にページ順に狂いが生じないように、2−1−4−
3,,,とページがなるように偶数ページ(裏面)から
両面に記録していく。記録時のスループットを上げるた
めに2−4−1−3,,,のページ順に記録して、再給
紙部154での反転中に記録を続けるようにすることも
できる。全ページ分記録したら、本ルーチンを終了す
る。
【0124】本発明の第2の実施形態においては、上記
S25とS30における、受信用メモリの残量に基づく
受信モードの決定は、両ステップとも同じ基準とした
が、ステップによって異なる値としても構わない。
【0125】上記のように制御を行うと、受信用メモリ
の残量が減少した場合、自動的にメモリ受信モードから
逐次出力受信モードに切り換わるため、受信用メモリを
効率よく使用でき、さらに両面記録時でもページ順が狂
うことがない。
【0126】また、受信用メモリ残量が不足するまでは
メモリ受信となるので、記録装置本体104を連続運転
することができ、1通信あたりの記録装置本体104の
占有時間を短くすることができる。そのため、記録装置
本体104の処理待ち時間に、例えばCPU外部インタ
フェース309を通じて送られてきた画像データを待ち
時間なく記録することができる可能性が高くなる。
【0127】上記実施の形態では、ファクシミリ受信に
ついて説明したが、CPU外部インタフェース309を
通じてパーソナルコンピュータ(図示しない)などから
送られてきた画像データについても同様な処理を行って
も構わない。このように複数の画像データ送信元から画
像データが送信されて来る可能性がある場合は、既定値
として、CPU外部インタフェース309を通じて送ら
れてきた画像データについては上記処理を行わない設定
をして、ファクシミリ受信については全ての受信を受信
順に記録するようにしても構わない。これは両面記録時
のファクシミリ受信に使用する受信用画像メモリをCP
U外部インタフェース309からの受信に使用する受信
用画像メモリを共用した時に必要となる画像メモリを節
約するためである。一方、受信用画像メモリが十分搭載
されている場合には、ソフトウェアスイッチの設定で、
通常通りの受信順切換を行うことができるようにしても
良い。
【0128】また、本実施の形態では、受信用メモリの
残量の基準を500キロバイト:標準原稿で約30枚分
としたのは、図や写真が入った画像のデータなどは文字
データを想定した標準原稿で10枚分以上になることが
あるためである。よって多用する画像データや解像度な
どによってその最適な基準値(受信用メモリの残量の)
は異なるため、ソフトウェアスイッチにより設定変更す
ることで、その基準値を変更可能にして装置の柔軟性を
高めるようにしても好ましい。また、この値はファクシ
ミリ受信時とCPU外部インタフェース309を使用し
た場合とで異なる値としても構わないし、それぞれが既
に使用しているメモリ領域によって動的に変化するよう
にしても構わない。
【0129】(他の実施の形態)なお、本発明は、複数
の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェー
ス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステ
ムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複
写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0130】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを
記録した記録媒体(記憶媒体)を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0131】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記録した記録媒
体は本発明を構成することになる。
【0132】そのプログラムコードを記録し、またテー
ブル等の変数データを記録する記録媒体としては、例え
ばフロッピーディスク(FD)、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカー
ド)、ROM(マスクROM、フラッシュEEPROM
など)などを用いことができる。
【0133】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行ない、その処理によって前述した実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置外部から受信した画像データをいったん受信画像記
憶領域に記憶し、記憶した画像データを記録し、記録し
たシートを反転することでシートの両面に記録可能な記
録部と、記録したシートを積載する複数の排紙積載台の
うちで所望の排紙積載台に記録済シートを搬送する搬送
経路切換手段を有し、排紙積載台のうち1つはフェイス
アップ(記録面が表向き)に積載され、残りはフェイス
ダウン(記録面が裏向き)積載されるように構成し、シ
ートの両面に記録する場合に、画像を受信順に記録する
か、受信順とは異なる順で記録するかを受信画像記憶領
域の残量に基ずき決定する手段を有し、受信順に記録す
る場合には、記録後のシートを複数の排紙積載台のうち
でフェイスアップ積載される排紙積載台に積載し、受信
順とは異なる順で記録する場合には、記録後のシートを
フェイスダウン積載される排紙積載台に積載するよう
に、搬送経路切換手段を切り換えるようにしたので、簡
便な構成で、両面記録時にページ順が狂うことなく、限
られた受信用の画像メモリを効率よく使用することがで
き、これにより廉価な画像形成装置と、この画像形成装
置を採用した画像読取記録装置、ファクシミリ装置等を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における受信/記録
時の動作手順を説明するフローチャートである。
【図2】本発明の第2の実施の形態における受信/記録
時の動作手順を説明するフローチャートである。
【図3】本発明を実施したファクシミリ装置の内部構成
を示す縦断面図である。
【図4】本発明を実施したファクシミリ装置の外観を示
す斜視図である。
【図5】本発明を実施したLBPを使用したファクシミ
リ装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】LBPの基本動作を説明する概念図である。
【符号の説明】
101 装置本体 102 原稿Sを複数枚積載することができるように構
成された原稿載置台 103 原縞Sの画像情報を読取る画像読取部 104 レーザービームプリンタからなる記録装置本体 105 表示部,入力キー等により構成される操作部 106 原稿搬送部 107 原稿押圧部 108 密着型イメージセンサ 109 原稿排紙トレイ 110 レーザースキャナー 111 画像形成部 112 カセット給紙部 113 上部シート排紙部 114 カートリッジカバー 115 ADF(オートドキュメントフィーダ)カバー 116 外原稿ガイド 117 原稿押え板 118 内原稿ガイド 119 画像読取部と記録装置本体との仕切部 120 ファクシミリ装置の制御部 121 シート搬送部 122 フロントカバー 123 排紙カバー 124 レジスト搬送部 125 MP(マルチペーパー)給紙部 126 排紙フラッパ 128 後部シート排紙トレイ 150 両面搬送部 154 再給紙部 300 LBPを使用したファクシミリ装置の制御系 301 ファクシミリ装置全体を制御するCPU 302 操作部 303 表示部 304 読取部 305 記録部 306 発呼、着呼、画像データの符号化等を行う通信
制御部 307 通信網 308 ハンドセット 309 CPU外部インタフェース 310 HDD 311 MPU 312 ROM 313 RAM 314 画像の変倍、解像度変換等を行う画像処理部 315 テンキー 316 ファンクションキー 317 ワンタッチキー 318a スタートキー 318b ストップキー 319 LCD 320a 送信モード等の表示を行う各種LED 320b タリーランプ 321 読取モータ等の駆動部 322 画像の読取を行う読取センサ 323 読取った画像のシェーディングや2値化を行う
画像処理部 324 原稿検知等を行う各種センサ等 325 記録モータ等の駆動部 326 記録ユニット 327 記録する画像のスムージング等を行う画像処理
部 328 記録紙等の検知を行う各種センサ 329 MODEM、NCU等からなる接続部 400 半導体レーザ 401 ポリゴンモータ 402 ポリゴンミラー 403 光学系 404 フォトディテクタ 405 折り返しミラー 406 感光ドラム 407 現像器 408 記録紙 409 搬送ガイド 410 定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 530 G03G 15/00 530 5C062 21/00 376 21/00 376 5C073 H04N 1/21 H04N 1/21 (72)発明者 野口 高宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中山 佳行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 忍田 治久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C059 AA00 AA67 AB00 AB04 2H027 FA13 2H028 BA07 BA09 2H072 AA32 CB01 FA00 3F053 EA02 EA04 EA05 EB01 EB04 EC02 ED25 LA02 LA05 LA07 LB03 5C062 AA05 AB01 AB08 AB22 AB32 AB35 AB38 AB42 AB46 AC04 AC09 AC11 AC15 AC68 BA00 5C073 BC02 CC04 CD25

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置外部からの画像信号を受信する通信
    部と、該通信部で受信した画像データを受信画像記憶領
    域にいったん記憶する記憶手段と、記録済シートを反転
    するシート反転機構と、前記受信画像記憶領域に記憶さ
    れた画像データに応じて画像を前記シート反転機構を用
    いてシートの両面に記録可能な記録部と、該記録部で記
    録した記録済シートを積載する複数の排紙積載台と、該
    複数の排紙積載台のうち指定の排紙積載台に前記記録済
    シートを搬送する搬送経路切換手段とを有する画像形成
    装置において、 前記排紙積載台のうち少なくとも1つはフェイスアップ
    (記録面が表向き)積載され、残りはフェイスダウン
    (記録面が裏向き)積載されるように構成され、かつシ
    ートの両面に記録する設定となっている両面記録モード
    の場合には、画像を受信順に記録するか、受信順とは異
    なる順で記録するかを前記受信画像記憶領域の残量に基
    ずき決定する決定手段と、 該決定手段の決定により、画像を受信順に記録する場合
    には記録後のシートを前記複数の排紙積載台のうち前記
    フェイスアップ積載される排紙積載台に積載し、画像を
    受信順とは異なる順で記録する場合には前記フェイスダ
    ウン積載される排紙積載台に積載するように前記搬送路
    経路切換手段を切り換える制御手段とを具備することを
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、前記画像を受信順に記
    録するか、前記画像を受信順とは異なる順で記録するか
    の決定は、1通信分の画像の記録については変更しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、前記画像を受信順に記
    録するか、前記画像を受信順とは異なる順で記録するか
    の決定は、着信時における前記受信画像記憶領域の空き
    エリアの大きさ情報を用いて行い、前記空きエリアが所
    定の大きさ以下であった場合には、前記画像を受信順に
    記録することを決定することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、前記空きエリアが所定
    の大きさ以上であった場合には、受信が終了するか、ま
    たは受信中に前記受信画像記憶領域の空きエリアが所定
    の大きさ以下になるまで、前記画像を受信順に記録する
    か、前記画像を受信順とは異なる順で記録するかの決定
    を延期することを特徴とする請求項3に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、受信中に前記受信画像
    記憶領域の空きエリアが所定の大きさ以下となった場合
    には、前記画像を受信順に記録することを決定すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、受信中に前記受信画像
    記憶領域の空きエリアが所定の大きさ以下となった場合
    には、その時点で前記画像の記録を開始することを特徴
    とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記画像を受信順に記
    録する場合には、記録済のシートの排紙が完了した分の
    画像データについては、前記受信画像記憶領域から消去
    することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 複数の通信部を有し、該複数の通信部の
    うち少なくとも特定の1つから受信した画像について
    は、前記決定手段は前記画像を受信順に記録するか前記
    画像を受信順とは異なる順で記録するかの決定を行わな
    いことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の画像形
    成装置と、この画像形成装置に原稿から読み取った画像
    を入力する画像信号入力手段とを備えたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 装置外部からの画像信号を受信する通
    信部と、該通信部で受信した画像データを受信画像記憶
    領域にいったん記憶する記憶手段と、記録済シートを反
    転するシート反転機構と、前記受信画像記憶領域に記憶
    された画像データに応じて画像を前記シート反転機構を
    用いてシートの両面に記録可能な記録部と、該記録部で
    記録した記録済シートを積載する複数の排紙積載台と、
    該複数の排紙積載台のうち指定の排紙積載台に前記記録
    済シートを搬送する搬送経路切換手段とを有し、前記排
    紙積載台のうち少なくとも1つはフェイスアップ(記録
    面が表向き)積載され、残りはフェイスダウン(記録面
    が裏向き)積載されるように構成されている画像形成装
    置の画像形成方法において、 シートの両面に記録する設定となっている両面記録モー
    ドか否かを判定する判定手段と、 前記両面記録モードの場合には、画像を受信順に記録す
    るか、受信順とは異なる順で記録するかを前記受信画像
    記憶領域の残量状態に基ずき決定する決定手順と、 該決定手順での前記決定により、画像を受信順に記録す
    る場合には記録後のシートを前記複数の排紙積載台のう
    ち前記フェイスアップ積載される排紙積載台に積載し、
    画像を受信順とは異なる順で記録する場合には前記フェ
    イスダウン積載される排紙積載台に積載するように前記
    搬送路経路切換手段を切り換える制御手順とを有するこ
    とを特徴とする画像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記決定手順での前記画像を受信順に
    記録するか、前記画像を受信順とは異なる順で記録する
    かの決定は、1通信分の画像の記録については変更しな
    いことを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 前記決定手順での前記画像を受信順に
    記録するか、前記画像を受信順とは異なる順で記録する
    かの決定は、着信時における前記受信画像記憶領域の空
    きエリアの大きさ情報を用いて行い、前記空きエリアが
    所定の大きさ以下であった場合には、前記画像を受信順
    に記録することを決定することを特徴とする請求項10
    に記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 前記決定手順において、前記空きエリ
    アが所定の大きさ以上であった場合には、受信が終了す
    るか、または受信中に前記受信画像記憶領域の空きエリ
    アが所定の大きさ以下になるまで、前記画像を受信順に
    記録するか、前記画像を受信順とは異なる順で記録する
    かの決定を延期することを特徴とする請求項12に記載
    の画像形成方法。
  14. 【請求項14】 前記決定手順において、受信中に前記
    受信画像記憶領域の空きエリアが所定の大きさ以下とな
    った場合には、前記画像を受信順に記録することを決定
    することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 受信中に前記受信画像記憶領域の空き
    エリアが所定の大きさ以下となった場合には、その時点
    で前記画像の記録を開始する手順を有することを特徴と
    する請求項13に記載の画像形成方法。
  16. 【請求項16】 前記画像を受信順に記録する場合に
    は、記録済のシートの排紙が完了した分の画像データに
    ついては、前記受信画像記憶領域から消去する手順を有
    することを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記
    載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 複数の通信部のうち少なくとも特定の
    1つから受信した画像については、前記決定手順での前
    記画像を受信順に記録するか前記画像を受信順とは異な
    る順で記録するかの決定を行わないことを特徴とする請
    求項10〜16のいずれかに記載の画像形成方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータによって受信画像をシー
    ト上に形成するための制御プログラムを記録した記録媒
    体であって、該制御プログラムはコンピュータに、 装置外部からの画像信号を受信させ、 該受信した画像データを受信画像記憶領域にいったん記
    憶させ、 シートの両面に記録する設定となっている両面記録モー
    ドか否かを判定させ、 前記両面記録モードの場合には、画像を受信順に記録す
    るか、受信順とは異なる順で記録するかを前記受信画像
    記憶領域の残量状態に基ずき決定させ、 前記決定により、画像を受信順に記録する場合には記録
    後のシートを前記複数の排紙積載台のうち前記フェイス
    アップ(記録面が表向き)積載される排紙積載台に積載
    し、画像を受信順とは異なる順で記録する場合には前記
    フェイスダウン(記録面が裏向き)積載される排紙積載
    台に積載するように前記搬送路経路切換手段を切り換え
    させることを特徴とする画像形成制御プログラムを記録
    した記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、 前記画像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは
    異なる順で記録するかの前記決定は、1通信分の画像の
    記録については変更させないことを特徴とする請求項1
    8に記載の画像形成制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、 前記画像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは
    異なる順で記録するかの前記決定は、着信時における前
    記受信画像記憶領域の空きエリアの大きさ情報を用いて
    行わせ、前記空きエリアが所定の大きさ以下であった場
    合には、前記画像を受信順に記録することを決定させる
    ことを特徴とする請求項18に記載の画像形成制御プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、 前記空きエリアが所定の大きさ以上であった場合には、
    受信が終了するか、または受信中に前記受信画像記憶領
    域の空きエリアが所定の大きさ以下になるまで、前記画
    像を受信順に記録するか、前記画像を受信順とは異なる
    順で記録するかの前記決定を延期させることを特徴とす
    る請求項20に記載の画像形成制御プログラムを記録し
    た記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、 受信中に前記受信画像記憶領域の空きエリアが所定の大
    きさ以下となった場合には、前記画像を受信順に記録す
    ることを決定させることを特徴とする請求項21に記載
    の画像形成制御プログラムを記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、 受信中に前記受信画像記憶領域の空きエリアが所定の大
    きさ以下となった場合には、その時点で前記画像の記録
    を開始させることを特徴とする請求項21に記載の画像
    形成制御プログラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、 前記画像を受信順に記録する場合には、記録済のシート
    の排紙が完了した分の画像データについては、前記受信
    画像記憶領域から消去させることを特徴とする請求項1
    8〜23のいずれかに記載の画像形成制御プログラムを
    記録した記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、 複数の通信部のうち少なくとも特定の1つから受信した
    画像については、前記画像を受信順に記録するか前記画
    像を受信順とは異なる順で記録するかの前記決定を行わ
    せないことを特徴とする請求項18〜24のいずれかに
    記載の画像形成制御プログラムを記録した記録媒体。
JP10173651A 1998-06-19 1998-06-19 画像形成装置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2000013555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10173651A JP2000013555A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 画像形成装置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10173651A JP2000013555A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 画像形成装置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000013555A true JP2000013555A (ja) 2000-01-14

Family

ID=15964575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10173651A Pending JP2000013555A (ja) 1998-06-19 1998-06-19 画像形成装置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000013555A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170630B2 (en) 2000-11-21 2007-01-30 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication terminal device
JP2008042634A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN111977418A (zh) * 2019-05-23 2020-11-24 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170630B2 (en) 2000-11-21 2007-01-30 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication terminal device
JP2008042634A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4652296B2 (ja) * 2006-08-08 2011-03-16 株式会社リコー 画像形成装置
CN111977418A (zh) * 2019-05-23 2020-11-24 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002308500A (ja) 画像形成装置
JPH08228257A (ja) 画像形成装置
JP4310218B2 (ja) 原稿供給装置
JP2000159416A (ja) 画像形成装置
JP2002366004A (ja) 画像形成装置
JP2000013555A (ja) 画像形成装置、ファクシミリ装置および画像形成方法並びに画像形成制御プログラムを記録した記録媒体
JP4333978B2 (ja) 画像形成装置
JP2002209055A (ja) 画像読取記録装置
JP2000200017A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2000094805A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP3301899B2 (ja) 画像複写装置
JP2003298811A (ja) 画像読取装置およびこれを備えた画像読取記録装置
JP4227473B2 (ja) 画像形成装置
JP2000001008A (ja) 画像処理装置および画像通信装置
JP2000185867A (ja) シート積載装置およびこれを備える画像形成装置
JP2004212693A (ja) 画像形成装置
JP4037296B2 (ja) 原稿給送装置
JP3248850B2 (ja) 画像記録装置及び画像読取記録装置並びにファクシミリ装置
JP4077957B2 (ja) 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置
JPH1091042A (ja) 画像記録装置及び画像読取記録装置並びにファクシミリ装置
JPH10207138A (ja) 原稿読取装置及び原稿読取方法
JPH11196204A (ja) ファクシミリ装置
JP3397728B2 (ja) 画像形成装置
JPH1035012A (ja) 画像形成装置,ファクシミリ装置および画像読取記録装置
JP2004361499A (ja) 画像形成装置