JP2000013449A - バッファ回路 - Google Patents

バッファ回路

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JP2000013449A
JP2000013449A JP10175177A JP17517798A JP2000013449A JP 2000013449 A JP2000013449 A JP 2000013449A JP 10175177 A JP10175177 A JP 10175177A JP 17517798 A JP17517798 A JP 17517798A JP 2000013449 A JP2000013449 A JP 2000013449A
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JP
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JP10175177A
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English (en)
Inventor
Takahiro Nagata
孝弘 永田
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのドライバで2つのレシーバを駆動する
場合に、波形を劣化をさせることなく高速に波形を伝送
させることの可能なバッファ回路を提供する。 【解決手段】 差動出力のレシーバ3は伝送ラインLN
を介して差動入力のレシーバ1,2を駆動する。ドライ
バ3の同相出力,逆相出力をそれぞれレシーバ1の同相
入力,レシーバ2の逆相入力に接続する。また、レシー
バ1の同相入力及びレシーバ2の逆相入力をそれぞれ抵
抗4,5で終端電圧Vに終端するとともに、これらの間
に同一抵抗値を持つ直列接続された抵抗10,11を挿
入する。これら両抵抗の接続点Cの中点電位をレシーバ
1の逆相入力及びレシーバ2の同相入力に供給する。接
続点Cと接地電位の間にコンデンサ12を挿入し、ドラ
イバ3の同相出力及び逆相出力の間のタイミングずれに
よって接続点Cに生じるノイズを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つのドライバで
2つのレシーバを駆動するバッファ回路に関し、波形を
劣化させずに信号を伝送する必要のある高速信号伝送回
路などに用いて好適なバッファ回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の技術によるバッファ回路の
構成を示す回路図である。同図において、符号1,2は
何れも差動入力・差動出力のレシーバである。また、符
号3はレシーバ1,2の双方を駆動する差動入力・差動
出力のドライバであって、伝送ラインLNを介してこれ
らレシーバ1,2から離間した場所に配置されている。
【0003】図示したように、ドライバ3の同相出力の
信号はレシーバ1,2の同相入力へ印加され、また、ド
ライバ3の逆相出力の信号はレシーバ1,2の逆相入力
へ印加される。また、抵抗4,5は何れもレシーバ1,
2の近傍に配置されて、伝送ラインLNを終端するため
の終端抵抗である。これら抵抗4,5の各々は、その一
端がドライバ3の同相出力,逆相出力にそれぞれ接続さ
れるとともに、他端が何れも所定の終端電圧Vに接続さ
れている。
【0004】ここで、上記の構成ではドライバ3の同
相,逆相の各出力を2つのレシーバ1,2に分岐させて
いる。そのため、レシーバ1,2が有する入力容量や伝
送ラインLNの分岐によるインピーダンスのミスマッチ
から反射が発生して信号にリンギングが生じてしまう。
こうした現象を緩和するために、図2に示す従来のバッ
ファ回路ではレシーバ1,2の各入力点にダンピング用
の抵抗6〜9を挿入している。すなわち、ドライバ3の
同相出力とレシーバ1,2の各同相入力の間にそれぞれ
抵抗6,7を挿入するとともに、ドライバ3の逆相出力
とレシーバ1,2の各逆相入力の間にそれぞれ抵抗8,
9を挿入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図2に示し
たバッファ回路の構成では、レシーバ1,2の入力点に
挿入したダンピング用の抵抗6〜9とこれらレシーバ
1,2の持つ入力容量のために、これらレシーバの入力
点における信号波形が劣化してしまう。したがって、ド
ライバ3とレシーバ1,2の間で高速信号を伝送するこ
とができないという問題が生じることになる。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、1つのドライバで2つのレシーバを
駆動する場合に、波形を劣化をさせることなく高速に波
形を伝送させることの可能なバッファ回路を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、差動入力を持つ第1及び
第2のレシーバを差動出力を持つドライバが伝送ライン
を介して駆動するバッファ回路において、前記ドライバ
の同相出力及び逆相出力の間の中点電位を生成して、前
記第1のレシーバの逆相入力及び前記第2のレシーバの
同相入力に供給する中点電位供給回路を有し、前記ドラ
イバは、該ドライバの同相出力,逆相出力の信号をそれ
ぞれ前記第1のレシーバの同相入力,前記第2のレシー
バの逆相入力に供給することを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記中点電位供給回路は、前記ドラ
イバの同相出力及び逆相出力の間に直列接続された同一
抵抗値を持つ第1及び第2の抵抗であって、前記第1及
び第2の抵抗の接続点における電位を前記中点電位とし
て出力することを特徴としている。また、請求項3記載
の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ド
ライバの同相出力及び逆相出力の間のタイミングずれに
よって前記中点電位に発生するノイズを除去するノイズ
除去回路を有することを特徴としている。また、請求項
4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ノ
イズ除去回路は、前記中点電位と接地電位の間に挿入さ
れたコンデンサであることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本実施形態による
バッファ回路の構成を示す回路図であって、同図におい
て図2に示したものと同じ構成部品については同一の符
号を付してあり、ここではその説明を省略する。図2に
示した従来技術とは異なり、本実施形態ではバッファ回
路にダンピング用の抵抗6〜9が設けられておらず、ド
ライバ3の同相出力,逆相出力の信号がそれぞれレシー
バ1の同相入力,レシーバ2の逆相入力に直接印加され
るようになっている。
【0010】また、抵抗10及び抵抗11は何れもバイ
アス電源用抵抗であって、これら2つの抵抗素子がドラ
イバ3の同相出力及びドライバ3の逆相出力の間に直列
接続されている。これら抵抗10,11の抵抗値はいず
れも数100Ω〜数キロオームΩであって、抵抗10の
抵抗値と抵抗11の抵抗値は互いに同一値に選定されて
いる。これにより、抵抗10及び抵抗11の接続点Cに
おける電位は、常に、ドライバ3の同相出力及び逆相出
力の各信号電位の中間電位となっている。つまり接続点
Cの電位は常に固定の電位となっており、この固定電位
がレシーバ1の逆相入力とレシーバ2の同相入力に印加
される。
【0011】さらに、符号12はバイアス電源用のコン
デンサであって、本実施形態では次のような理由からこ
のコンデンサ12を設けている。すなわち、ドライバ3
の同相出力及び逆相出力における各信号間にタイミング
の“ずれ”があると、接続点Cにおける電位にノイズが
生じてしまう。こうしたことから、図1のバッファ回路
では接続点CとGND(接地)の間にコンデンサ12を
挿入し、それによって上述したタイミングずれから生じ
るノイズを除去している。
【0012】なお、上記構成において終端用の抵抗4,
5がそれぞれドライバ3の同相出力,逆相出力に接続さ
れているのは従来のバッファ回路と同じである。以上の
ように、本実施形態のバッファ回路では、ドライバ3と
レシーバ1,2を互いに1対1で接続するように構成し
ている。そのため、伝送ラインの分岐によるインピーダ
ンスのミスマッチなどが発生することがなくなり、信号
にリンギングが生じることを防止できる。また、従来必
要であったダンピング抵抗が不要となることから、ドラ
イバとレシーバの間で高速に信号を伝送させることが可
能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ドラ
イバの同相出力,逆相出力をそれぞれ第1のレシーバの
同相入力,第2のレシーバの逆相入力に供給するととも
に、ドライバの同相出力及び逆相出力の間の中点電位を
第1のレシーバの逆相入力及び第2のレシーバの同相入
力に供給するようにしている。これにより、1つのドラ
イバで2つのレシーバを駆動するバッファ回路におい
て、信号にリンギングが生じることを防止でき、波形を
劣化をさせることなくドライバとレシーバの間で高速に
信号を伝送することが可能となる。
【0014】また、請求項3又は4記載の発明では、ノ
イズ除去回路を設けることにしているため、ドライバの
同相出力及び逆相出力の間のタイミングずれによって中
点電位にノイズが発生するような場合であっても、こう
したノイズの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるバッファ回路の構
成を示す回路図である。
【図2】 従来の技術によるバッファ回路の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1,2 レシーバ 3 ドライバ 4,5,10,11 抵抗 12 コンデンサ C 接続点 LN 伝送ライン V 終端電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動入力を持つ第1及び第2のレシーバ
    を差動出力を持つドライバが伝送ラインを介して駆動す
    るバッファ回路において、 前記ドライバの同相出力及び逆相出力の間の中点電位を
    生成して、前記第1のレシーバの逆相入力及び前記第2
    のレシーバの同相入力に供給する中点電位供給回路を有
    し、 前記ドライバは、該ドライバの同相出力,逆相出力の信
    号をそれぞれ前記第1のレシーバの同相入力,前記第2
    のレシーバの逆相入力に供給することを特徴とするバッ
    ファ回路。
  2. 【請求項2】 前記中点電位供給回路は、前記ドライバ
    の同相出力及び逆相出力の間に直列接続された同一抵抗
    値を持つ第1及び第2の抵抗であって、前記第1及び第
    2の抵抗の接続点における電位を前記中点電位として出
    力することを特徴とする請求項1記載のバッファ回路。
  3. 【請求項3】 前記ドライバの同相出力及び逆相出力の
    間のタイミングずれによって前記中点電位に発生するノ
    イズを除去するノイズ除去回路を有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載のバッファ回路。
  4. 【請求項4】 前記ノイズ除去回路は、前記中点電位と
    接地電位の間に挿入されたコンデンサであることを特徴
    とする請求項3記載のバッファ回路。
JP10175177A 1998-06-22 1998-06-22 バッファ回路 Pending JP2000013449A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004153626A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Canon Inc センタタップ終端回路及びセンタタップ終端回路を有するプリント配線板

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