JP2000013404A - Tdm/atm変換装置 - Google Patents

Tdm/atm変換装置

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JP2000013404A
JP2000013404A JP18697698A JP18697698A JP2000013404A JP 2000013404 A JP2000013404 A JP 2000013404A JP 18697698 A JP18697698 A JP 18697698A JP 18697698 A JP18697698 A JP 18697698A JP 2000013404 A JP2000013404 A JP 2000013404A
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JP
Japan
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tdm
atm
fifo
data
counter
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JP18697698A
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English (en)
Inventor
Mamoru Takahashi
護 高橋
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】割込み処理時間増加等による割込みアンダーラ
ンを簡単且つ確実に検出することが可能なTDM/AT
M変換装置を提供する。 【解決手段】TDMデータを受けるFIFOの7、その
読出しデータを受けるDSPインタフェース6、ATM
回線1に接続されるDSP2を有し、FIFO7の書込
みカウンタ9と読出しカウンタ8とのアドレス一致検出
回路10を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDM(時分割多
重)信号とATM(非同期転送モード)信号とを変換す
るTDM/ATM変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DSP(デジタル信号処理用プロセッ
サ)を用いてTDMデータをATM回線に送出する用途
がある。ここで、DSPとは、音声や画像信号等のアナ
ログ信号を0、1の電気信号にコード化(デジタル化)
して実時間(リアルタイム)処理する専用プロセッサで
ある。DSPは、デジタル音楽やデジテル映像の高速処
理向けに専用化されたプロセッサである。デジタルデー
タの処理に頻繁に使われる数値演算を高速で処理するこ
とがてきる。また、プログラム蓄積型の為、ハードウェ
アに比べ柔軟性があり、携帯機器の心臓部となってい
る。
【0003】ATMに関する従来技術として、特開平5
−136816号公報及び特開平2−181550公報
がある。前者は、データ受信部、データ送信部、バッフ
ァメモリ、バッファメモリ制御用エリア、CPU(中央
演算装置)から成るパケットセル化装置が、データ端末
とATM回線間に接続されるデータパケットのATMセ
ル化方式を図示している。
【0004】このデータパケットのATMセル化方式
は、パケットをデータ受信部で受信するとバッファメモ
リに蓄積していく。パケットを全て受信しなくても、送
信するセルを構成可能な量のデータがメモリに蓄積され
る為にCPUに割り込み通知する。CPUは、メモリ制
御用エリアを読み、処理フラグが未処理である制御情報
があると、その制御情報で示されているアドレスに書込
まれているデータからセルを構成してデータ処理に書き
替えデータ送信部に通知する。データ送信部は、構成さ
れたセルをメモリからATM回線に送信する。これによ
りパケットを受信し終わった後にセルを送出し始めるの
ではなく、パケットを受信しながらセルを送出できる。
従って、パケットの分割・転送に要する時間を短くする
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、データ端末から送られて来たパケットをバッファメ
モリに蓄積し、セルが構成できる量のデータが溜まると
CPUの割り込み動作によってこのパケットを処理して
いる。バッファを使用することでデータを蓄積しながら
処理できる為、一般的に一定のデータ列を短時間でAT
Mセルに変換する方法としてバッファを使用する変換方
式を採用している。
【0006】TDMデータの如く周期が固定化したデー
タ列を処理する場合CPUへの割込みによるCPUの処
理時間が重要となってくる。CPUの割込みの競合が発
性すると、バッファへのアクセスが遅れ、次の割込みま
での間にCPUがデータ処理しきれず(これをアンダー
ランという)、この時、タイムスロットのずれが生じデ
ータがエラーとなる。そして、この割込みアンダーラン
が原因でデータエラーが発生したことを検出する回路を
追加することにより、不具合箇所を特定する必要があ
る。特に、ファームウェアの機能追加等により処理時間
が増加した場合に割込みアンダーランが発生する可能性
がある。従来技術の如く、バッファをデータ処理の高速
化の為に使用するだけでは機能が不十分である。
【0007】そこで、本発明の目的は、ファームウェア
の割込み処理時間増加等による割込みアンダーランを検
出する回路を追加して、不具合原因を特定することによ
り、ハードウエアとファームウエアの整合をとるTDM
/ATM変換装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明によるTDM/ATM変換装置は、次のよ
うな特徴的な構成を備えている。
【0009】(1)TDMデータを受けるFIFOと、
該FIFOの読出しデータを受けるDSPインタフェー
スと、該DSPインタフェースに接続され割込み要求信
号を受けるDSPとを有するDTM/ATM変換装置に
おいて、前記FIFOの書込みカウンタと読出しカウン
タのアドレスを常時比較するアドレス一致検出回路を設
け、前記アドレス一致検出回路の出力に基づいて割込み
アンダーラン検出を行うTDM/ATM変換装置。
【0010】(2)前記アドレス一致検出回路は、アド
レスが一致すると、前記書込みカウンタ及び前記読出し
カウンタをリセットする上記(1)のTDM/ATM変
換装置。
【0011】(3)前記書込みカウンタと前記読出しカ
ウンタとは異なるカンウト値からカウントするよう位相
差を有する上記(1)または(2)のTDM/ATM変
換装置。
【0012】(4)前記FIFOのバッファの深さは、
前記書込みカウンタと前記読出しカウンタとの位相差に
より決定する上記(3)のTDM/ATM変換装置。
【0013】(5)前記書込みカウンタは、H/W C
LKをクロックとして動作することを特徴とする上記
(1)乃至(4)のいずれかのTDM/ATM変換装
置。
【0014】(6)前記アドレス一致検出回路の出力を
受けるレジスタラッチ及び表示素子を付加した上記
(1)のTDM/ATM変換装置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のTDM/ATM変
換装置の好適実施形態例を添付図を参照して詳細に説明
する。
【0016】図1は、本発明のTDM/ATM変換装置
の好適実施形態例のブロック図である。また、図2は、
図1の装置における割込みアンダーランの発生原因説明
図である。図3は図1のTDM/ATM変換装置の動作
説明用タイミングチャートである。
【0017】先ず、図1を参照して本発明のTDM/A
TM変換装置の構成を説明する。圧縮された音声データ
であるTDMデータ12がFIFO(ファーストイン
ファーストアウト 先入れ先出し)メモリ7に入力され
る。入力されたTDMデータ12はH/W(ハードウエ
ア)CLK13をクロックするカウンタ9でFIFOメ
モリ7に書込まれる。
【0018】DSP/インタフェース6は、H/W C
LK13から割込み要求信号5の立ち上がりを生成し、
この割込み要求信号5を受けたDSP2は、ファームウ
エアにより、FIFO7からの読出しデータ11をアド
レスバス3とデータバス4により取込む。データを取込
んだタイミングで、DSPインタフェース6において、
割込み要求信号5の立ち上がりが生成される。DSP2
は、読込んだデータをATMセルに組み立てて、ATM
回線1に送出する。DSPインタフェース6で生成され
た割込み要求信号5は読出しカウンタ8のクロックとし
て渡され、FIFO7のデータが読出される。
【0019】書込みカウンタ9と読出しカウンタ8は、
相互にカウント値をずらせることにより、FIFO7を
バッファとして使用する。割込みアンダーランが規定数
以上発生すると、両カウント値が一致するので、このア
ドレスを常時アドレス一致検出回路10で監視し、割込
みアンダーラン検出14を出力する。
【0020】図2を参照して、割込みアンダーランの発
生を説明する。DSPインタフェース6が出力する割込
み要求信号5は、一定周期で発生するのが普通である
(図2(a)参照)。割込みの立ち上がりから次の立ち
上がりまでの時間にDSP2がFIFO7から読出しデ
ータ11を取込む場合には、アンダーランは発生しな
い。しかし、図2(b)に示す如く、他の割込みによる
競合が起きたとき、ファームウエアはこの時間内にデー
タを取込むことができない場合があり、この割込み要求
信号5の周期が変化し、アンダーランが生じる。即ち、
図2(b)中、A、B、D、Eはアンダーランのない正
常状態であるが、Cはアンダーランが生じる場合を示
す。
【0021】次に、図3のタイミングチャートを参照し
て、図1のTDM/ATM変換装置の動作を説明する。
この動作例では、FIFO7のバッファ量は4ビットと
している。また、図3は、TDMからATMへの変換動
作である。ATMからTDMへの変換も同様である。図
3中、(a)はH/W CLK13、(b)はTDMデ
ータ12、(c)は書込みカウンタ9、(d)は、割込
み要求信号5、(e)は読出しカウンタ8、(f)はF
IFO7、(g)は読出しデータ11、そして(h)は
割込みアンダーラン検出14を示す。
【0022】割込みアンダーランが4回発生すると、F
IFO7の書込みカウンタ9と読出しカンウタ8が一致
する。この場合「0」で一致する。このとき、アンダー
ラン検出となる両カウンタ8、9が一致すると、両カウ
ンタ8、9にリセットがかかり、書込みカウンタ8は
「0」読出し、カウント「4」からカウント開始し、4
ビット蓄積されてから正常にデータが読みだされる。即
ち、図3(d)の割込み要求信号5中に割込みアンダー
ラン、、及びが発生すると、4番目のアンダー
ラン発生時に割込みアンダーラン検出14を示す図3
(h)の波形中にアンダーラン/検出出力が発生する。
【0023】このように割込みアンダーラン/検出を行
うことにより、割込みの競合によるデータエラーとして
特定できる。これは、DSPのファームウエア機能追加
等において割込み処理数が増加した場合や、割込み処理
数が現状のままであるが処理時間が増加した場合など、
ハードウエアとファームウエアとの整合をとる手段とし
て有効である。
【0024】尚、割込みアンダーラン検出14は、外部
にレジスタを配置して、これに接続し、ファームウエア
がアラームとして収集したり、ラッチを使用してLED
に表示されたりすることが可能である。斯かる付加機能
または構成の追加により、本発明のTDM/ATM変換
装置を一層有効にすることが可能である。
【0025】以上、本発明のTDM/ATM変換装置の
好適実施形態例について詳述したが、本発明の要旨を逸
脱することなく種々の変形変更が可能であることが理解
できよう。
【0026】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
のTDM/ATM変換装置によると、割込みアンダーラ
ンで発生したタイムスロットのずれによるデータエラー
を簡単な回路の付加により容易に検出できる。また、そ
の為に必要とするFIFOのバッファ量も小さくてよ
い。更に、アンダーラン検出にレジスタ、ラッチ及び表
示素子等を付加することに機能向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTDM/ATM変換装置の好適実施形
態例の構成を示すブロック図である。
【図2】TDM/ATM変換装置において、割込みアン
ダーラン発生理由を説明する波形図である。
【図3】図1に示すTDM/ATM変換装置の各部の動
作説明用タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ATM回線 2 DSP 6 DSPインタフェース 7 FIFO 8 読出しカウンタ 9 書込みカウンタ 10 アドレス一致検出回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TDMデータを受けるFIFOと、該FI
    FOの読出しデータを受けるDSPインタフェースと、
    該DSPインタフェースに接続され割込み要求信号を受
    けるDSPとを有するDTM/ATM変換装置におい
    て、 前記FIFOの書込みカウンタと読出しカウンタのアド
    レスを常時比較するアドレス一致検出回路を設け、前記
    アドレス一致検出回路の出力に基づいて割込みアンダー
    ラン検出を行うことを特徴とするTDM/ATM変換装
    置。
  2. 【請求項2】前記アドレス一致検出回路は、アドレスが
    一致すると前記書込みカウンタ及び前記読出しカウンタ
    をリセットすることを特徴とする請求項1に記載のTD
    M/ATM変換装置。
  3. 【請求項3】前記書込みカウンタと前記読出しカウンタ
    とは異なるカンウト値からカウントするよう位相差を有
    することを特徴とする請求項1または2に記載のTDM
    /ATM変換装置。
  4. 【請求項4】前記FIFOのバッファの深さは、前記書
    込みカウンタと前記読出しカウンタとの位相差により決
    定することを特徴とする請求項3に記載のTDM/AT
    M変換装置。
  5. 【請求項5】前記書込みカウンタは、H/W CLKを
    クロックとして動作することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載のTDM/ATM変換装置。
  6. 【請求項6】前記アドレス一致検出回路の出力を受ける
    レジスタラッチ及び表示素子を付加したことを特徴とす
    る請求項1に記載のTDM/ATM変換装置。
JP18697698A 1998-06-17 1998-06-17 Tdm/atm変換装置 Pending JP2000013404A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379586A (en) * 2001-09-06 2003-03-12 Zarlink Semiconductor Ltd Processing requests for service using FIFO queues

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379586A (en) * 2001-09-06 2003-03-12 Zarlink Semiconductor Ltd Processing requests for service using FIFO queues

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