JP2000013394A - Atm交換機システムにおけるシグナリング仮想チャネル制御方法及び装置 - Google Patents

Atm交換機システムにおけるシグナリング仮想チャネル制御方法及び装置

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JP2000013394A JP17833698A JP17833698A JP2000013394A JP 2000013394 A JP2000013394 A JP 2000013394A JP 17833698 A JP17833698 A JP 17833698A JP 17833698 A JP17833698 A JP 17833698A JP 2000013394 A JP2000013394 A JP 2000013394A
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    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
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    • H04L2012/5632Bandwidth allocation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シグナリング仮想チャネル(SVC)により
伝達されるシグナリング情報に従って、通信路を設定す
るATM交換機システムに関し、SVCを必要な時のみ
設定し、シグナリング用に確保されていた帯域を、通信
情報の転送に有効に利用する。 【解決手段】 加入者端末17〜19から呼接続要求が
発生したとき又は加入者端末へ着信を通知するときにの
み、シグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及び仮
想チャネル識別子(VCI)を選定して、加入者端末と
信号制御装置15との間にシグナリング用のSVCを設
定し、このSVCにより送受されるシグナリング情報に
従ってATMスイッチ14の通信路を設定し、通信路を
設定した後は、シグナリング用のSVCを解放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シグナリング仮想
チャネル(SVC:Signaling Virtua
l Channel)により伝達されるシグナリング情
報に従って、通信路を設定するATM(Asynchr
onous Transfer Mode)交換機シス
テムに関し、特に、シグナリング情報を伝達するシグナ
リング仮想チャネル(SVC)を設定及び解放する制御
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のATM交換機システムにおいて、
各加入者端末に対してシグナリング仮想チャネル(SV
C)を常時設定し、加入者端末からシグナリング仮想チ
ャネル(SVC)により送信される呼接続のためのシグ
ナリング情報を受信し、該シグナリング情報に従って、
加入者端末の通信情報を転送するための通信路を設定
し、又その解放を行っている。
【0003】従来のシグナリング仮想チャネル(SV
C)の設定は、シグナリング仮想チャネル(SVC)用
に予め登録され決まっている仮想パス識別子(VPI:
Virtual Path Identifier)及
び仮想チャネル識別子(VCI:Virtual Ch
annel Identifier)を、加入者端末毎
に割り付け、この各シグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)毎に、シ
グナリング情報伝達のための伝送帯域を割り当てること
により設定される。
【0004】そのため、通信呼の有無に関係なく、通信
路上にシグナリング仮想チャネル(SVC)の帯域が常
に確保され、何時でも加入者端末はATM交換機システ
ムに対し、このシグナリング仮想チャネル(SVC)に
より、呼接続要求(通信情報を転送すための通信路設定
要求)及び終話切断要求(該通信路切断要求)を行うこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように通
信呼の有無に関係なく、シグナリング仮想チャネル(S
VC)の帯域を通信路上に常に確保しておくことは、通
信路が有効に利用されていないこととなる。又、通信呼
生起中でも、通信路設定後、即ち通信情報転送中は、シ
グナリング仮想チャネル(SVC)を使用する必要が無
いにもかかわらず、通信路の帯域の一部がシグナリング
情報送信用に確保されているため、通信路の最大帯域が
通信情報本体の送信に有効に使用されてないということ
になる。
【0006】又、シグナリング仮想チャネル(SVC)
は、予め登録されて決められている仮想パス識別子(V
PI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を使用するた
め、加入者端末は、接統先のATM交換機システムに割
り当てられたシグナリング用の仮想パス識別子(VP
I)及び仮想チャネル識別子(VCI)を認識した上
で、呼接続要求を行わなくてはならない。
【0007】そのため、特に、持ち運び可能な通信端末
を使用し、接続先のATM交換機システムとのインタフ
ェースが常に異なる通信端末を使用する加入者は、それ
ぞれのATM交換機システム毎に異なるシグナリング用
の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子
(VCI)を用いてシグナリング情報を送信しなければ
ならず、呼接続要求手順が煩雑なものとなっていた。
【0008】本発明は、シグナリング仮想チャネル(S
VC)により加入者端末とシグナリング情報を送受する
ATM交換機システムにおいて、シグナリング仮想チャ
ネル(SVC)を必要な時のみ設定し、従来シグナリン
グ情報伝達用に確保されていた帯域を、通信情報の転送
に有効に利用することができるATM交換機システムを
提供することを目的とする。
【0009】又、接続先のATM交換機システムと異な
るインタフェースの加入者端末が、それぞれのATM交
換機システムに登録されたシグナリング用の仮想パス識
別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)の固
有値を認識することなく、シグナリング情報を送受する
ことができるATM交換機システムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】シグナリング仮想チャネ
ル(SVC)は、呼接続要求時及び通信路解放時のみ必
要であるが、通信情報の転送中は必要がない。そのた
め、呼接続要求により通信路を設定した後は、シグナリ
ング仮想チャネル(SVC)の帯域を、通信情報転送用
の帯域として使用することが可能である。
【0011】そこで、上記課題を解決するために本発明
のATM交換機システムにおけるシグナリング仮想チャ
ネル制御方法は、(1)シグナリング用の仮想パス識別
子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を割り
付けたシグナリング仮想チャネル(SVC)により、A
TM交換機システムが収容する加入者端末との間で通信
呼設定情報を送受し、該通信呼設定情報により該加入者
端末に通信路を設定するATM交換機システムにおい
て、前記加入者端末から呼接続要求が発生したとき又は
該加入者端末へ着信を通知するときにのみ、シグナリン
グ用の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別
子(VCI)を選定して該加入者端末との間にシグナリ
ング仮想チャネル(SVC)を設定し、該シグナリング
仮想チャネル(SVC)により通信呼設定情報を送受し
て前記加入者端末に対して通信路を設定した後は、前記
シグナリング仮想チャネル(SVC)を解放するもので
ある。
【0012】この構成により、発呼又は着呼による呼接
続要求が発生したときのみ、シグナリング仮想チャネル
(SVC)を設定し、通信路の設定が完了して通信が行
われるときには、シグナリング仮想チャネル(SVC)
を解放するので、通信中に通信路上の一部の帯域がシグ
ナリング仮想チャネル(SVC)により占有されること
がなく、通信路の帯域を有効に利用することができる。
【0013】又、(2)前記加入者端末から呼接続要求
が発生したとき又は該加入者端末へ着信を通知するとき
に、前記ATM交換機システム及び前記加入者端末の双
方において使用可能なシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を決定し
て割り付け、選定したシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)が、前記
ATM交換機システム又は前記加入者端末において使用
可能でないときは、別のシグナリング用の仮想パス識別
子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を抽出
し、再度、使用可能なシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を決定し
て割り付ける処理を複数回行うものである。
【0014】通信のトラフィック輻輳等により、シグナ
リング仮想チャネル(SVC)が、1回の割り付け処理
では設定されなかった場合でも、このように割り付け処
理を複数回繰り返すことにより、シグナリング仮想チャ
ネル(SVC)が設定されずに通信不能となる確率を減
少させることができる。
【0015】又、(3)前記シグナリング仮想チャネル
(SVC)により通信呼設定情報を送受して加入者端末
に対して通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネ
ル(SVC)解放した後、予め加入者端末毎に決められ
た通信時間が満了したとき、該加入者端末毎の通信路を
切断するものである。
【0016】又、(4)前記シグナリング仮想チャネル
(SVC)により通信呼設定情報を送受して加入者端末
に対して通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネ
ル(SVC)解放した後、前記通信呼設定情報に含まれ
る通信要求時間を通信時間として設定し、その時間が満
了したとき、該加入者端末毎の通信路を切断するもので
ある。
【0017】又、(5)前記シグナリング仮想チャネル
(SVC)により通信呼設定情報を送受して加入者端末
に対して通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネ
ル(SVC)解放した後、ATM交換機システム内にお
いて前記加入者端末との通信に異常が検出されたとき、
該加入者端末毎の通信路を切断するものである。
【0018】このように、設定された通信時間又は加入
者端末の電源断等による通信異常を監視して通信路を切
断することにより、シグナリング仮想チャネル(SV
C)によるシグナリング手順を介することなく通信路を
切断するので、通信中にシグナリング仮想チャネル(S
VC)を解放することができ、その分の帯域を有効に利
用することができる。
【0019】又、本発明のATM交換機システムにおけ
るシグナリング仮想チャネル制御装置は、(6)シグナ
リング用の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル
識別子(VCI)を割り付けたシグナリング仮想チャネ
ル(SVC)により、ATM交換機システムが収容する
加入者端末との間で通信呼設定情報を送受し、該通信呼
設定情報により該加入者端末に通信路を設定するATM
交換機システムにおいて、前記加入者端末から呼接続要
求時に送信され、任意の仮想パス識別子(VPI)及び
仮想チャネル識別子(VCI)を含む信号を受信する信
号管理部と、該仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャ
ネル識別子(VCI)がシグナリング用の仮想パス識別
子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)として
使用可能であるか否かを判断し、使用可能であればシグ
ナリング仮想チャネルの帯域を補足する帯域管理部と、
加入者端末へ着信を通知するときにシグナリング用の仮
想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VC
I)を選定し、該シグナリング用の仮想パス識別子(V
PI)及び仮想チャネル識別子(VCI)が使用可能で
あるか否かを前記帯域管理部に問い合わせ、使用可能な
シグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チ
ャネル識別子(VCI)を着信加入者端末へ送信するよ
う指示する仮想チャネル(SVC)プロトコル制御部と
を備え、更に、前記仮想チャネル(SVC)プロトコル
制御部は、加入者端末間の通信路の設定が完了した後、
シグナリング仮想チャネルの切断を指示する構成を有す
るものである。
【0020】又、(7)前記仮想チャネル(SVC)プ
ロトコル制御部は、加入者端末へ着信を通知するとき
に、前記ATM交換機システム及び前記加入者端末の双
方において使用可能なシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を決定し
て割り付け、選定したシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)が、前記
加入者端末において使用可能なシグナリング用の仮想パ
ス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)
でないときは、別のシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を抽出
し、再度、使用可能なシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を決定し
て割り付ける処理を複数回行う構成を有するものであ
る。
【0021】又、(8)前記仮想チャネル(SVC)プ
ロトコル制御部は、前記シグナリング仮想チャネル(S
VC)により通信呼設定情報を送受して加入者端末に対
して通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル
(SVC)を解放した後、予め加入者端末毎に決められ
た通信時間が満了したとき、該加入者端末毎の通信路を
切断する指示を送出する構成を有するものである。
【0022】又、(9)前記仮想チャネル(SVC)プ
ロトコル制御部は、前記シグナリング仮想チャネル(S
VC)により通信呼設定情報を送受して加入者端末に対
して通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル
(SVC)を解放した後、前記通信呼設定情報に含まれ
る通信要求時間を通信時間として設定し、その時間が満
了したとき、該加入者端末毎の通信路を切断する指示を
送出する構成を有するものである。
【0023】又、(10)前記仮想チャネル(SVC)
プロトコル制御部は、前記シグナリング仮想チャネル
(SVC)により通信呼設定情報を送受して加入者端末
に対して通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネ
ル(SVC)を解放した後、ATM交換機システム内に
おいて前記加入者端末との通信に異常が検出されたと
き、該加入者端末毎の通信路を切断する指示を送出する
構成を有するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のAT
M交換機システムの構成を示す図である。同図におい
て、10はATM交換機システム、11乃至13は加入
者インタフェース装置、14はATMスイッチ、15は
信号制御装置、16はプロセッサ、17,18は加入者
端末機器、19はビデオサーバ等のサーバである。
【0025】なお、図中、各装置間を接続する実線で示
す信号路は、ATMセルが転送される経路を示し、一点
鎖線の経路はATMスイッチ10により設定される通信
路を示し、又点線の信号路はTM交換機システム内の装
置間制御情報が送受される経路を示している。
【0026】加入者インタフェース装置11〜13は、
ATM交換機システム10が収容する各加入者端末機器
17,18又はサーバ19等の装置(以下、それらを加
入者端末という。)とATMスイッチ14との間で双方
向にセルを透過させる機能を有し、加入者端末か17〜
19ら入力されたユーザセルをATMスイッチ14に透
過させ、又ATMスイッチ14から入力されたスイッチ
内セルをユーザセルに変換して加入者端末17〜19へ
透過させるインタフェース機能を備えている。
【0027】ATMスイッチ14は、入力されたスイッ
チ内セルの透過ルート情報(VPI,VCI)をチェッ
クし、そのルート情報(VPI,VCI)に従ってAT
Mスイッチインタフェースを持つ装置へセルを転送する
ように通信路を設定する構成を備えている。
【0028】信号制御装置15は、加入者インタフェー
ス装置11〜13と同様にATMスイッチインタフェー
スを有し、シグナリング仮想チャネル(SVC)により
送信される制御信号セル(シグナリング情報を含むセ
ル)を、加入者端末17〜19からATMスイッチ14
を介して信号制御装置15内の各ポートにより受信す
る。そして、受信した制御信号セルから呼接続制御信号
を識別し、その内容をプロセッサ16に通知する。
【0029】又、信号制御装置15は、プロセッサ16
から各種のシグナリング情報送出要求を受け付け、プロ
セッサ16により指定されるポートからシグナリング情
報を含む制御信号セルを、シグナリング仮想チャネル
(SVC)によりATMスイッチ14を介して加入者端
末17〜19に送信する。
【0030】図2は本発明の実施の形態のATM交換機
システムのプロセッサ内の機能部を示す図である。同図
において、10はATM交換機システム、16はプロセ
ッサ、17は加入者端末機器(a)、18は加入者端末
機器(b)、19はビデオサーバ等のサーバ、20はシ
グナリング仮想チャネル(SVC)サービス制御部、2
1は装置インタフェース部、22はSSCOPレイヤ制
御部、23はATM交換機内各種装置である。
【0031】図2において、図1に示した構成要素と同
一のものには同一の符号を付している。又、図2のAT
M交換機内各種装置23は、図1の加入者インタフェー
ス装置11〜13、ATMスイッチ14及び信号制御装
置15を含む各種装置の下位レイヤ(物理層)の機構部
を一つのブロック内にまとめて示している。
【0032】SSCOPレイヤ制御部22は、信号制御
装置15に備えられたファームウェア(ハードウェア及
びソフトウェアの機構を有する機能部)で、プロセッサ
16の装置インタフェース制御部21との間で、シグナ
リング情報をSSCOPプロトコルにより転送する機能
を有する。
【0033】SSCOP(Service Speci
fic Connection Oriented P
rotocol)は、従来のLAPDのプロトコルに代
わるコネクション型のプロトコルとして、広帯域ISD
N用に開発された信号用ATMアダプテーションレイヤ
のプロトコルで、ユーザ・網インタフェースと交換局間
インタフェースとで共通に使用されるプロトコルであ
る。
【0034】プロセッサ16は、シグナリング仮想チャ
ネル(SVC)サービス制御部20及び装置インタフェ
ース部21を含み、シグナリング仮想チャネル(SV
C)サービス制御部20は、シグナリング仮想チャネル
(SVC)パス制御部20−1、帯域管理部20−2、
シグナリング仮想チャネル(SVC)プロトコル制御部
20−3、シグナリング(Sig)管理部20−4、プ
ロトコル信号受信部20−5、信号送信部20−6、信
号受信部20−7及びタイマ管理部20−8を備えてい
る。なお、図2に示したプロセッサ16内の機能部に
は、図1に示した信号制御装置15内のプロセッサによ
る上位レイヤの機能部もまとめて示している。
【0035】図3は、本発明の実施の形態のシグナリン
グ仮想チャネル(SVC)の設定及び解放のシーケンス
を示す図である。同図は、加入者端末と加入者インタフ
ェース装置と信号制御装置とプロセッサとの間の信号送
受のシーケンス並びにシグナリング仮想チャネル(SV
C)及び通信路の設定及び解放のシーケンスを示してい
る。以下、図2及び図3をもとに、本発明のシグナリン
グ仮想チャネル(SVC)の設定及び解放の動作につい
て説明する。
【0036】今、加入者端末(a)17の電源が投入さ
れると、加入者端末(a)17とATM交換機内各種装
置23内の加入者インタフェース装置との間でレイヤ1
(物理層)の接続が確立される(3−1)。
【0037】その後、加入者端末(a)17は、自端末
で使用したいシグナリング用の仮想パス識別子(VP
I)及び仮想チャネル識別子(VCI)を任意に選定し
てセルヘッダに設定し、SSCOPプロトコルのメッセ
ージのBGN(開始)信号を加入者インタフェース装置
に送信し、シグナリング仮想チャネル(SVC)の設定
要求を行う(3−2)。
【0038】ATM交換機内各種装置23内の加入者イ
ンタフェース装置は、信号制御装置のSSCOPレイヤ
制御部22に対して、SSCOPプロトコルのメッセー
ジを受信したことを通知するとともに、受信したセルの
セルヘッダに設定された仮想パス識別子(VPI)及び
仮想チャネル識別子(VCI)を抽出してそれらも同時
に通知する(3−3)。
【0039】BGN信号受信通知は、SSCOPレイヤ
制御部22からプロセッサ16の装置インタフェース制
御部21へ通知され、装置インタフェース制御部21か
ら信号送信部20−6を介してシグナリング(Sig)
管理部20−4へ通知される。
【0040】このときもATM交換機内各種装置23か
らSSCOPレイヤ制御部22に対して通知された仮想
パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VC
I)をシグナリング(Sig)管理部20−4へ通知す
る。
【0041】シグナリング(Sig)管理部20−4
は、受信した仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネ
ル識別子(VCI)が、当該交換機システムにおいてシ
グナリング用として使用可能であるか否かを確認するた
め、帯域管理部20−2に対して使用可否の問い合わせ
を行う(3−4)。
【0042】帯域管理部20−2は、当該仮想パス識別
子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)が使用
可能であれば、予め登録された値又はデフォルト値を使
用して、シグナリング用の伝送帯域を捕捉し、当該仮想
パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VC
I)がシグナリング用として使用可能である旨をシグナ
リング(Sig)管理部20−4へ返送する(3−
5)。
【0043】シグナリング(Sig)管理部20−4
は、帯域管理部20−2からの通知を受け取ると、信号
送信部20−6に対してBGN−ACK(BGN肯定応
答)信号の送信を指示し、装置インタフェース制御部2
1、SSCOPレイヤ制御部22を経由して加入者端末
(a)17にBGN−ACK信号を送出する(3−
6)。
【0044】このようにしてSSCOPレイヤのコネク
ションが加入者端末(a)と信号制御装置との間に確立
し、シグナリング仮想チャネル(SVC)が設定される
(3−7)。このとき、シグナリング(Sig)管理部
20−4はタイマ管理部20−8に対してタイマ設定要
求を行う。タイマ設定要求の必要性については後に説明
する。
【0045】その後、加入者端末(a)17は、ATM
交換機システム10に対して、使用許可された仮想パス
識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を
付した制御信号セルにより、シグナリング情報を含むs
etup(確立要求)信号を送信する(3−8)。
【0046】setup信号は、ATM交換機内各種装
置23内の加入者インタフェース装置により受信され、
SSCOPレイヤ制御部22、装置インタフェース制御
部21を介して信号受信部20−7へ通知される(3−
9)。
【0047】信号受信部20−7は、受信したsetu
p信号をシグナリング仮想チャネル(SVC)サービス
制御部20で処理し易いように分析・正規化し、プロト
コル信号受信部20−5を介してシグナリング仮想チャ
ネル(SVC)プロトコル制御部20−3にsetup
信号受信を通知する。
【0048】シグナリング仮想チャネル(SVC)プロ
トコル制御部20−3は、受信したsetup信号内に
含まれる着側加入者情報をもとに着側加入者を決定し、
setup−ack信号を信号制御装置、加入者インタ
フェース装置を経て加入者端末(a)17に返送する
(3−10)。
【0049】前述のsetup信号内に含まれる着側加
入者情報が、加入者端末(b)18への着信要求であっ
たと仮定し、次に、この加入者端末(b)18に対する
シグナリング仮想チャネル(SVC)の設定処理を行
う。
【0050】シグナリング仮想チャネル(SVC)プロ
トコル制御部20−3は、加入者端末(b)18に対す
るシグナリング情報伝達のための伝送帯域として、予め
デフォルト値としてATM交換機システムに設定された
帯域、又は保守者により登録された帯域を確保するた
め、帯域管理部20−2に対して、加入者端末(b)1
8用のシグナリング帯域の確保を要求する。
【0051】帯域管理部20−2において、加入者端末
(b)18用のシグナリング帯域が確保され、又、加入
者端末(b)18のシグナリング用の仮想パス識別子
(VPI値)及び仮想チャネル識別子(VCI)が正常
に割り付けられた場合には、シグナリング(Sig)管
理部20−4に対してSSCOPレイヤの確立を要求す
る(3−11)。
【0052】その際、シグナリング仮想チャネル(SV
C)プロトコル制御部20−3は、シグナリング(Si
g)管理部20−4に、加入者端末(b)18用に獲得
したシグナリング帯域、シグナリング用の仮想パス識別
子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を引き
渡す。
【0053】シグナリング(Sig)管理部20−4
は、信号送信部20−6、装置インタフェース制御部2
1及びSSCOPレイヤ制御部22を経由して、加入者
端末(b)18のシグナリング用の仮想パス識別子(V
PI)及び仮想チャネル識別子(VCI)の情報を含む
BGN信号を送出する(3−12)。
【0054】ATM交換機内各種装置23の加入者イン
タフェース装置(b)は、セルヘッダに前述のシグナリ
ング用の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識
別子(VCI)を設定した制御信号セルを加入者端末
(b)18に送信する(3−13)。
【0055】加入者端末(b)18は、当該仮想パス識
別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)が、
シグナリング用として使用可能であれば、BGN−AC
K信号を返送し、それによりSSCOPレイヤが確立
し、加入者端末(b)18のシグナリング仮想チャネル
(SVC)が設定される(3−14)。
【0056】シグナリング仮想チャネル(SVC)プロ
トコル制御部20−3は、setup信号を送出して着
信接続のプロトコル信号の送受信を行い(3−15)、
シグナリング手順ににより、加入者端末(b)18の着
信応答を検出し、以降、通常のプロトコルを使用して加
入者端末(a)17と加入者端末(b)18との間に通
信路を設定する(3−16)。
【0057】このとき、帯域捕捉が必要になった場合に
は、シグナリング仮想チャネル(SVC)プロトコル制
御部20−3より、帯域管理部20−2に対して必要な
帯域を捕捉し、シグナリング仮想チャネル(SVC)パ
ス制御部20−1によって加入者端末(a)17と加入
者端末(b)18との間の通信路の設定が行われる。
【0058】なお、前述のシーケンス(3−14)にお
いて、加入者端末(b)18が受信した仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)が、シグ
ナリング用として使用可能でなければ、加入者端末
(b)18よりEND(終了)信号が送信され、END
信号を受信したシグナリング仮想チャネル(SVC)プ
ロトコル制御部20−3は、既に獲得したシグナリング
用の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子
(VCI)とその帯域を一旦解放するため、帯域管理部
20−2に対して要求を行い、再度他の仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)とその帯
域の獲得を試み、獲得が可能であれば、再び、同様の処
理により加入者端末(b)18に対してBGN信号を送
出する。
【0059】このように、シグナリング仮想チャネル
(SVC)プロトコル制御部20−3は、シグナリング
仮想チャネル(SVC)の確立が完了するまで、複数回
同様の処理を繰り返す。但し、所定の回数繰り返しても
シグナリング仮想チャネル(SVC)の確立が成功しな
い場合には、加入者端末に対してRELEASE CO
MP(解放完了)メッセージを送信する。
【0060】シグナリング仮想チャネル(SVC)プロ
トコル制御部20−3は、加入者端末(a)17と加入
者端末(b)18との間の通信路の確立を確認すると、
シグナリング(Sig)管理部20−4に対して、加入
者端末(a)へのシグナリング仮想チャネル(シグナリ
ング仮想チャネル(SVC))の切断を指示するため、
END信号送出指示を行う(3−17)。
【0061】シグナリング(Sig)管理部20−4
は、この指示により、信号送信部20−6、装置インタ
フェース制御部21、SSCOPレイヤ制御部22、A
TM交換機内各種装置23を経由して、加入者端末
(a)17へEND信号を送出する。(3−18)
【0062】加入者端末(a)17は、END信号を受
信するとEND−ACK(END肯定応答)信号を送出
し(3−19)、シグナリング仮想チャネル(SVC)
プロトコル制御部20−3は、加入者端末(a)17か
らのEND−ACK信号を受信すると、加入者端末
(a)17とのシグナリング仮想チャネル(SVC)を
切断する。
【0063】又、シグナリング仮想チャネル(SVC)
プロトコル制御部20−3は、同様に加入者端末(b)
18のシグナリング仮想チャネル(SVC)を切断する
ために、加入者端末(b)18にEND信号を送信する
指示を送出し(3−20)、加入者端末(b)18から
のEND−ACK信号を受信する(3−21)と、加入
者端末(b)18とのシグナリング仮想チャネル(SV
C)を切断する。
【0064】そして、以降、シグナリング仮想チャネル
(SVC)プロトコル制御部20−3は、確立した通信
路を切断する契機を以下から選択し、条件〜のいず
れかが成立した場合、帯域管理部20−2及びシグナリ
ング仮想チャネル(SVC)パス制御部20−1に対し
て、該通信路の切断とその使用伝送帯域の解放を要求す
る。
【0065】予め加入者端末毎に決められた通信時間
が満了したとき。 setup信号内に通信要求時間が設定され、その時
間が満了したとき。 加入者インタフェース装置、あるいはその他の装置に
通信異常が検出され、通信が不可能な状態となったと
き。
【0066】上記条件又は通信時間又は通信要求時
間は、シグナリング仮想チャネル(SVC)を設定した
時点で、シグナリング(Sig)管理部20−4がタイ
マ管理部20−8にタイマ設定要求を行うことにより設
定され、その設定時間経過後に通信路を強制切断するも
のである。
【0067】又、上記条件は、通信端末の使用者が通
信終了後、その電源を切断した場合等、通信が不可能な
状態となったことを、加入者インタフェース装置等のレ
イヤ1により検出し、通信路を切断するものである。
【0068】このように、本発明は、シグナリング仮想
チャネル(SVC)サービス制御部20にシグナリング
(Sig)管理部20−4を設け、シグナリング仮想チ
ャネル(SVC)プロトコル制御部20−3、帯域管理
部20−2とのインタフェースを追加することにより、
呼接続要求時のみシグナリング仮想チャネル(SVC)
を設定し、その時以外はシグナリング仮想チャネル(S
VC)を解放してしまうので、その分の通信路上の帯域
を有効に利用することができる。
【0069】更に、異なるインタフェースを使用する加
入者端末でも、シグナリング仮想チャネル(SVC)設
定の際には、加入者端末とATM交換機システムとの間
で、シグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及び仮
想チャネル識別子(VCI)に関して、相互に使用可能
かどうかを問い合わせて決定するため、それぞれのイン
タフェースで登録されたシグナリング用の仮想チャネル
識別子(VCI)を意識することなく呼接続要求を行う
ことができる。
【0070】ここで、有効に利用される帯域を具体的な
数値例により説明すると、160Mbpsの対加入者イ
ンタフェース帯域を有する通信路の場合、加入者端末は
1端末としてシグナリングリンク用に1.5Mbpsを
使用していたとする。この場合、0.94%の損失とな
り、N−ISDNの加入者(2B+D)であれば、約1
0加入者が余分に収容できる計算となる。(1500k
/(16K+64×2))
【0071】又、該インタフェース帯域でMPEG2に
て動画転送(映像・音声で約5Mbps)を行う場合、
シグナリング用に1Mbps使用したと仮定すると、従
来のシステムでは、26加入者(160Mbps/(5
Mbps+1Mbps))が接続可能であったのに対
し、本発明による交換機システムでは、32加入者(1
60Mbps/5Mbps)が接続可能となる。その差
は実に6加入者となり、23%の性能向上となる。
【0072】本発明の具体的な利用分野としては、例え
ば、チェーン店等の売り上げデータを本部に転送する通
信システム等が挙げられる。このような通信システムで
は、電話等のサービス形態とは異なり、リアルタイムで
データを送受する必要はなく、例えば翌朝までにデータ
の送信が完了していれば良い。
【0073】従って、発呼時に万が一シグナリング仮想
チャネル(SVC)が捕捉できず、通信呼の確立が失敗
した場合でも、ある一定時間間隔をおいて再度発呼して
送信すれば良く、従来のように常に発呼可能となるよう
に仮想チャネル(SVC)の帯域を常時空けておく必要
はない。
【0074】なお、ATM交換機システムには、本発明
によるシグナリング仮想チャネルの設定制御を行うイン
タフェースの加入者端末と、従来のシグナリング仮想チ
ャネルの設定制御を行うインタフェースの加入者端末と
を同時に収容することが可能であり、加入者端末のサー
ビスクラス設定登録により、それらのインタフェースい
ずれか一方を提供することができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
呼接続要求が発生したときのみシグナリング仮想チャネ
ル(SVC)を設定し、通信路の設定が完了した後はシ
グナリング仮想チャネル(SVC)を解放することによ
り、通信路の全ての帯域を通信情報の転送に使用するこ
とができ、通信路の帯域を有効に利用することができ
る。
【0076】又、シグナリング用の仮想パス識別子(V
PI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を固定的に割
り当てず、ATM交換機システムが収容する加入者から
の呼接続要求、又は、ATM交換機システムが収容する
加入者への着信通知時に、シグナリング用の仮想パス識
別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)を割
り付けてシグナリング仮想チャネル(SVC)を確立す
ることにより、ATM交換機システムとのインタフェー
スが異なる通信端末が、それぞれのATM交換機システ
ムに登録されたシグナリング用の仮想パス識別子(VP
I)及び仮想チャネル識別子(VCI)の固有値を認識
することなく、シグナリング情報を送受することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のATM交換機システムの
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態のATM交換機システムの
プロセッサ内の機能部を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態のシグナリング仮想チャネ
ル(SVC)の設定及び解放のシーケンスを示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ATM交換機システム 11〜13 加入者インタフェース装置 14 ATMスイッチ 15 信号制御装置 16 プロセッサ 17,18 加入者端末機器 19 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 文康 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (72)発明者 山崎 浩明 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (72)発明者 丹羽 淳 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (72)発明者 中島 節 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA08 HA10 HB00 HB14 HD09 JA06 KA21 LB01 LC09 LD13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シグナリング用の仮想パス識別子(VP
    I)及び仮想チャネル識別子(VCI)を割り付けたシ
    グナリング仮想チャネル(SVC)により、ATM交換
    機システムが収容する加入者端末との間で通信呼設定情
    報を送受し、該通信呼設定情報により該加入者端末に通
    信路を設定するATM交換機システムにおいて、 前記加入者端末から呼接続要求が発生したとき又は該加
    入者端末へ着信を通知するときにのみ、シグナリング用
    の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子
    (VCI)を選定して該加入者端末との間にシグナリン
    グ仮想チャネル(SVC)を設定し、 該シグナリング仮想チャネル(SVC)により通信呼設
    定情報を送受して前記加入者端末に対して通信路を設定
    した後は、前記シグナリング仮想チャネル(SVC)解
    放することを特徴とするATM交換機システムにおける
    シグナリング仮想チャネル制御方法。
  2. 【請求項2】 前記加入者端末から呼接続要求が発生し
    たとき又は該加入者端末へ着信を通知するときに、前記
    ATM交換機システム及び前記加入者端末の双方におい
    て使用可能なシグナリング用の仮想パス識別子(VP
    I)及び仮想チャネル識別子(VCI)を決定して割り
    付け、 選定したシグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及
    び仮想チャネル識別子(VCI)が、前記ATM交換機
    システム又は前記加入者端末において使用可能でないと
    きは、別のシグナリング用の仮想パス識別子(VPI)
    及び仮想チャネル識別子(VCI)を抽出し、再度、使
    用可能なシグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及
    び仮想チャネル識別子(VCI)を決定して割り付ける
    処理を複数回行うことを特徴とする請求項1記載のAT
    M交換機システムにおけるシグナリング仮想チャネル制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記シグナリング仮想チャネル(SV
    C)により通信呼設定情報を送受して加入者端末に対し
    て通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル(S
    VC)解放した後、 予め加入者端末毎に決められた通信時間が満了したと
    き、該加入者端末毎の通信路を切断することを特徴とす
    る請求項1又は2記載のATM交換機システムにおける
    シグナリング仮想チャネル制御方法。
  4. 【請求項4】 前記シグナリング仮想チャネル(SV
    C)により通信呼設定情報を送受して加入者端末に対し
    て通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル(S
    VC)解放した後、 前記通信呼設定情報に含まれる通信要求時間を通信時間
    として設定し、その時間が満了したとき、該加入者端末
    毎の通信路を切断することを特徴とする請求項1又は2
    記載のATM交換機システムにおけるシグナリング仮想
    チャネル制御方法。
  5. 【請求項5】 前記シグナリング仮想チャネル(SV
    C)により通信呼設定情報を送受して加入者端末に対し
    て通信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル(S
    VC)解放した後、 ATM交換機システム内において前記加入者端末との通
    信に異常が検出されたとき、該加入者端末毎の通信路を
    切断することを特徴とする請求項1又は2記載のATM
    交換機システムにおけるシグナリング仮想チャネル制御
    方法。
  6. 【請求項6】 シグナリング用の仮想パス識別子(VP
    I)及び仮想チャネル識別子(VCI)を割り付けたシ
    グナリング仮想チャネル(SVC)により、ATM交換
    機システムが収容する加入者端末との間で通信呼設定情
    報を送受し、該通信呼設定情報により該加入者端末に通
    信路を設定するATM交換機システムにおいて、 前記加入者端末から呼接続要求時に送信され、任意の仮
    想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VC
    I)を含む信号を受信する信号管理部と、 該仮想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子
    (VCI)がシグナリング用の仮想パス識別子(VP
    I)及び仮想チャネル識別子(VCI)として使用可能
    であるか否かを判断し、使用可能であればシグナリング
    仮想チャネルの帯域を補足する帯域管理部と、 加入者端末へ着信を通知するときにシグナリング用の仮
    想パス識別子(VPI)及び仮想チャネル識別子(VC
    I)を選定し、該シグナリング用の仮想パス識別子(V
    PI)及び仮想チャネル識別子(VCI)が使用可能で
    あるか否かを前記帯域管理部に問い合わせ、使用可能な
    シグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及び仮想チ
    ャネル識別子(VCI)を着信加入者端末へ送信するよ
    う指示する仮想チャネル(SVC)プロトコル制御部と
    を備え、 更に、前記仮想チャネル(SVC)プロトコル制御部
    は、加入者端末間の通信路の設定が完了した後、シグナ
    リング仮想チャネルの切断を指示する構成を有すること
    を特徴とするATM交換機システムにおけるシグナリン
    グ仮想チャネル制御装置。
  7. 【請求項7】 前記仮想チャネル(SVC)プロトコル
    制御部は、加入者端末へ着信を通知するときに、前記A
    TM交換機システム及び前記加入者端末の双方において
    使用可能なシグナリング用の仮想パス識別子(VPI)
    及び仮想チャネル識別子(VCI)を決定して割り付
    け、 選定したシグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及
    び仮想チャネル識別子(VCI)が、前記加入者端末に
    おいて使用可能なシグナリング用の仮想パス識別子(V
    PI)及び仮想チャネル識別子(VCI)でないとき
    は、別のシグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及
    び仮想チャネル識別子(VCI)を抽出し、再度、使用
    可能なシグナリング用の仮想パス識別子(VPI)及び
    仮想チャネル識別子(VCI)を決定して割り付ける処
    理を複数回行う構成を有することを特徴とする請求項6
    記載のATM交換機システムにおけるシグナリング仮想
    チャネル制御装置。
  8. 【請求項8】 前記仮想チャネル(SVC)プロトコル
    制御部は、前記シグナリング仮想チャネル(SVC)に
    より通信呼設定情報を送受して加入者端末に対して通信
    路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル(SVC)
    解放した後、 予め加入者端末毎に決められた通信時間が満了したと
    き、該加入者端末毎の通信路を切断する指示を送出する
    構成を有することを特徴とする請求項6又は7記載のA
    TM交換機システムにおけるシグナリング仮想チャネル
    制御装置。
  9. 【請求項9】 前記仮想チャネル(SVC)プロトコル
    制御部は、前記シグナリング仮想チャネル(SVC)に
    より通信呼設定情報を送受して加入者端末に対して通信
    路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル(SVC)
    を解放した後、 前記通信呼設定情報に含まれる通信要
    求時間を通信時間として設定し、その時間が満了したと
    き、該加入者端末毎の通信路を切断する指示を送出する
    構成を有することを特徴とする請求項6又は7記載のA
    TM交換機システムにおけるシグナリング仮想チャネル
    制御装置。
  10. 【請求項10】 前記仮想チャネル(SVC)プロトコ
    ル制御部は、前記シグナリング仮想チャネル(SVC)
    により通信呼設定情報を送受して加入者端末に対して通
    信路を設定し、前記シグナリング仮想チャネル(SV
    C)を解放した後、ATM交換機システム内において前
    記加入者端末との通信に異常が検出されたとき、該加入
    者端末毎の通信路を切断する指示を送出する構成を有す
    ることを特徴とする請求項6又は7記載のATM交換機
    システムにおけるシグナリング仮想チャネル制御装置。
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