JP2000011820A - ガス開閉器 - Google Patents

ガス開閉器

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JP2000011820A
JP2000011820A JP10169752A JP16975298A JP2000011820A JP 2000011820 A JP2000011820 A JP 2000011820A JP 10169752 A JP10169752 A JP 10169752A JP 16975298 A JP16975298 A JP 16975298A JP 2000011820 A JP2000011820 A JP 2000011820A
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JP
Japan
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arc
fixed
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Pending
Application number
JP10169752A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ota
政弘 太田
Tokuo Ando
徳男 安東
Koichi Tachikawa
孝一 立川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動する部分を軽量化して操作装置を小形化
したガス開閉器を提供する。 【解決手段】 消弧性ガスを封入した容器1と、容器1
内に対向させて配置した固定電極2および集電電極3
と、集電電極3上を摺動できるよう取付けた台座リング
6と、台座リング6に取付け固定電極2の固定接触子2
aに接離する可動接触子8とを備えたガス遮断器におい
て、固定電極2および集電電極3の対向するそれぞれの
面に同一磁極を対向させて埋設した永久磁石4、5とを
設けている。したがって、可動部分が軽くなり、操作装
置を小形化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消弧性ガス中で消
弧するガス開閉器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス開閉器は図2に示すように構
成されている。図において、20は絶縁材よりなる容器
で、内部に固定電極21と集電電極22とが対向して取
付けられている。23は台座リングで、この台座リング
23は導電材で円筒状に構成された筒体23aの両側
に、筒体23aより直角に延びるつば部23b、23c
が設けられている。前記台座リング23の前記つば部2
3bと23cとの間に図示しない操作腕を係合させて、
この操作腕により台座リング23を前記集電電極22上
を軸線方向に移動できるようにしている。24は一方の
つば部23c側に取付けた摺動接触子で、集電電極22
と台座リング23との間に跨がって配置し、前記摺動接
触子24の外側にばね24aを取付けて集電電極22あ
るいは台座23を押圧している。25は前記台座リング
23の他方のつば部23bの外側に固定した導電材より
なる円筒体で、この円筒体25の一方側端部にアークラ
ンナ25aが設けられている。26は円筒体25の外周
に巻装したアーク駆動コイルで、一端を前記アークラン
ナ25aに接続し、他端を台座リング23に接続してい
る。27は可動接触子で、この可動接触子27の一方を
前記台座リング23に取付け、この可動接触子の外周に
取付けたばね27aで押圧して固定している。前記可動
接触子27の他方を固定電極21の端面の固定接触子2
1aに接触するように構成している。28は容器20に
封入した消弧性ガスである。つぎに、このように構成し
たガス開閉器の動作について説明する。図2はガス開閉
器が開路している状態を示す。この状態から図示しない
操作機構により操作腕(図示せず)を操作すると、この
操作腕と一体に台座リング23が矢印B方向に作動し、
この台座リング23に取付けた可動接触子27が固定電
極21の固定接触子21aに接触して電路を閉路する。
この閉路状態のガス開閉器を開路するときは、操作腕を
作動すると、この操作腕と一体に台座リング23が矢印
B方向と反対方向に作動し、台座リング23に取付けた
可動接触子27が固定電極21の固定接触子21aから
開離してアークが固定接触子21aと可動接触子27と
の間に発生する。さら、台座リング23を矢印B方向と
反対方向に操作すると、可動接触子27上のアーク足が
アークランナ25a上に移行する。アーク足がアークラ
ンナ25aに移行すると、アーク電流は固定電極21か
ら固定接触子21aを通り、消弧性ガス雰囲気中よりア
ークランナ25aを経てアーク駆動コイル26に流れ
る。アーク駆動コイル26に流れたアーク電流が台座リ
ング23より摺動接触子24を通り集電電極22に流れ
る。前記アーク駆動コイル26に流れるアーク電流によ
りアーク駆動コイル26に磁束が発生する。この磁束に
より固定接触子21aとアークランナ25aとの間のア
ークを回転走行させて、アークを消弧する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のガス
開閉器は、台座リング23に円筒体25およびアーク駆
動コイル26を取付け、この台座リング23と一体に円
筒体25とアーク駆動コイル26とを軸線方向に移動さ
せているため、可動部分の重量が重くなり、操作装置が
大形化する。また、円筒体とアーク駆動コイルを用いる
ので開閉器全体が大きくなるという欠点があった。。そ
こで、本発明は、可動する部分を軽量化して操作装置を
小形化し、開閉器全体を小形化することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、消弧性ガスを封入した容器と、前記容器
内に対向させて配置した固定電極および集電電極と、前
記集電電極上を摺動できるよう取付けた台座リングと、
前記台座リングに取付け前記固定電極の固定接触子に接
離する可動接触子とを備えたガス開閉器において、前記
固定電極および集電電極の対向するそれぞれの面に同一
磁極を対向させて埋設した永久磁石を設けている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施例を示すガス開閉器
の上半部の側断面図である。図において、1は絶縁材よ
りなる容器で、内部に固定電極2および集電電極3とが
対向して取付けられている。2aは前記固定電極2の先
端に設けた固定接触子である。4、5は前記固定電極2
および集電電極3の対向するそれぞれの面に同一磁極を
対向させて埋設した永久磁石である。6は導電材より円
筒状に構成した台座リングで、この台座リング6の両側
に台座リング6より直角に延びるつば部6a、6bが設
けられている。前記つば部6a、6bとの間に図示しな
い操作腕を係合させて、この操作腕により台座リング6
を前記集電電極3上を軸線方向にに移動できるように取
付けている。7は一方のつば部6b側に取付けた摺動接
触子で、集電電極3と台座リング6とに跨がって取付け
られ、ばね7aで押圧して取付けている。8は可動接触
子で、この可動接触子8の一方を前記台座リング6に、
この可動接触子8の外周に取付けたばね8aで押圧して
固定し、可動接触子8の他方を集電電極3より突出さ
せ、固定電極2の端面の固定接触子2aに接離するよう
に構成している。9は容器1に封入した消弧性ガスであ
る。つぎに、このように構成したガス開閉器の閉路動作
について説明する。図1はガス開閉器が開路している状
態を示す。この状態から図示しない操作機構により操作
腕(図示せず)を操作すると、この操作腕と一体に台座
リング4が矢印A方向に作動し、この台座リング6に取
付けた可動接触子8が固定電極2の固定接触子2aに接
触して電路を閉路する。この閉路状態のガス開閉器を開
路するときはつぎのような操作で行う。図示しない操作
機構により操作腕(図示せず)を作動すると、この操作
腕と一体に台座リング6を矢印A方向と反対方向に作動
する。前記台座リング6を矢印A方向と反対方向に作動
すると、前記台座リング6に取付けた可動接触子8が固
定接触子2aから開離する。前記可動接触子8が固定接
触子2aから開離すると、可動接触子8と固定接触子2
aとの間にアークCが発生する。前記固定電極2および
集電電極3の対向するそれぞれの面に埋設した永久磁石
4、5の磁束が前記アークCに作用し、固定接触子2a
と可動接触子8との間のアークCを回転走行させて、ア
ークを消弧する。前記アークCと永久磁石4に発生する
磁界との成す角度をθとすると、θが大きいほどアーク
Cを円周方向へ回転駆動する力が大きくなる。前記固定
電極2および集電電極3の対向するそれぞれの面に磁束
が反発するように同一磁極を対向させて永久磁石4、5
を埋設したので、アークCと磁界の成す角度θを大きく
できるため、小さい永久磁石でも効率よくアークを回転
駆動することができる。したがって、可動接触子8と一
体に移動するのは台座リング6だけであり、可動部分の
重量が軽くなったので、操作装置を小形にできる。ま
た、円筒体およびアーク駆動コイルを用いないので、容
器を小形にでき開閉器全体を小さくすることができる。
さらに、アークCの発生と同時にアークを回転駆動する
ので、アークによる電極の消耗が少なくなる。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように本発明によればつぎの
ような効果がある。 (1) 可動接触子の可動部分の重量を軽くしたので、
操作装置を小形にできる。 (2) 円筒体およびアーク駆動コイルを用いないの
で、容器を小形にでき、上記(1)と合わせて開閉器全
体を小さくすることができる。 (3) アークの発生と同時にアークを回転駆動するの
で電極の消耗が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すガス開閉器の上半部の
側断面図である。
【図2】 従来のガス開閉器の上半部の側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器、 2 固定電極、 3 集電電極、 4、5
永久磁石、6 台座リング、 6a、6b つば部、
7 摺動接触子、7a ばね、 8 可動接触子、
8a ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消弧性ガスを封入した容器と、前記容器
    内に対向させて配置した固定電極および集電電極と、前
    記集電電極上を摺動できるように取付けた台座リング
    と、前記台座リングに取付け前記固定電極の固定接触子
    に接離する可動接触子とを備えたガス開閉器において、 前記固定電極および前記集電電極の対向するそれぞれの
    面に、同一磁極を対向させて埋設した永久磁石を設けた
    ことを特徴とするガス開閉器。
JP10169752A 1998-06-17 1998-06-17 ガス開閉器 Pending JP2000011820A (ja)

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JP10169752A JP2000011820A (ja) 1998-06-17 1998-06-17 ガス開閉器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6640063B2 (en) 2000-12-19 2003-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring first and second peak-to-peak charging voltages, respectively, corresponding to first and second image bearing member speeds and voltage frequencies
JP4637296B1 (ja) * 2010-02-26 2011-02-23 三菱電機株式会社 電流開閉器
WO2011104902A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 三菱電機株式会社 電流開閉器

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