JPH029409B2 - - Google Patents

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JPH029409B2
JPH029409B2 JP58108188A JP10818883A JPH029409B2 JP H029409 B2 JPH029409 B2 JP H029409B2 JP 58108188 A JP58108188 A JP 58108188A JP 10818883 A JP10818883 A JP 10818883A JP H029409 B2 JPH029409 B2 JP H029409B2
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JP
Japan
Prior art keywords
arc
cylindrical body
magnetic flux
electrode
large diameter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58108188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6014A (ja
Inventor
Kenichi Matsumoto
Masakatsu Goto
Kyoshi Yomura
Masao Ootsuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10818883A priority Critical patent/JPS6014A/ja
Publication of JPS6014A publication Critical patent/JPS6014A/ja
Publication of JPH029409B2 publication Critical patent/JPH029409B2/ja
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  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、消弧性ガス雰囲気中でアークを回転
させて消弧するガス封入形開閉器に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来、この種のガス封入形開閉器は、開閉電極
に環状空間をおいて対向させた導電性の円筒体を
設け、電極間に発生したアークの一方足を円筒体
に移行させ、円筒体の外周に巻装したアーク駆動
コイルにより円筒体と開閉電極との環状空間内の
ガス雰囲気中の回転走行させて消弧していた。そ
の際、アークの一方足が円筒体外周に設けたアー
ク駆動コイルの中心より上方あるいは下方にずれ
ると、アーク駆動力が低下してアーク自身のルー
ピング作用によりアークが筒外に飛び出し、遮断
不能を起こしていた。
〔発明の目的〕
この発明は、このような従来の欠点を解消して
確実にアークの遮断を行なうことができる構成の
ガス封入形開閉器を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の構成〕
この目的を達成するため、本発明のガス封入形
開閉器は、開閉電極と、この開閉電極の少なくと
も一方の電極を囲む大径部、該大径部の端部より
軸心に向かつて伸びる段付部及び該段付部より軸
心線に沿つて伸びる小径部を有する導電性の円筒
体と、同円筒体大径部外周に設けた永久磁石と、
前記円筒体小径部外周に設け一端を当該円筒体に
他端を前記開閉電極に接続したアーク駆動コイル
と、前記各要素を消弧性ガスとともに収納する封
入容器とを備えたことを特徴とする。
この構成とすることにより、永久磁石の磁束と
アーク駆動コイルによつて発生した磁束の密度を
前記段付部によつて形成されるアーク走行面に集
中させる。このようにして、前記開閉電極間に発
生したアークの一方足をアーク走行面に移行さ
せ、開閉電極とアーク走行面との間のアークを回
転させて消弧に到らせる。
〔実施例の構成〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。第1図は本発明に係るガス封入形開閉器の
構成を示す一部切欠側面図であり、1は例えばエ
ポキシ樹脂などの絶縁材よりなる封入容器であつ
て、ケース2およびカバー3より構成されてい
る。
4はカバー3に埋設固定された導電材よりなる
接続導体、5および6は外部端子、7はコ字状に
形成された固定電極で、一方の脚部7aに固定接
点8が設けられ、接続導体4に固定されている。
9は可動電極であり、固定接点8に接離する可
動接点10が設けられており、前記外部端子6と
はケース2内部において可撓性導体により接続さ
れている。
11は導電材よりなる円筒体で、固定接点8お
よび可動接点10を囲み、開極された可動電極9
に環状の空間において対向させた大径部11a
と、この大径部の端部より軸心に向かつて伸びる
段付部11bと、この段付部より軸心線に沿つて
伸びる小径部11cとが形成されている。
12は円筒体11の段付部11bと固定電極7
との間に介装した絶縁材、13は円筒体11の小
径部11cに巻装したアーク駆動コイルで、その
巻線の一端を円筒体11に、他端を固定電極7に
それぞれ接続している。
14は軸方向に着磁された環状の永久磁石で、
円筒体11の大径部11aの外周に取り付けられ
ている。
15はケース2に設けた軸受16に軸支された
回動軸で、図示しない絶縁材を介して前記可動電
極9が取り付けられている。
17は操作用電磁石、18は回動軸15に一端
を取り付けられた可動鉄心、19は戻しばね、2
0は封入容器1内に充填したSF6などの消弧性ガ
スである。
21は絶縁材であり、円筒体11、永久磁石1
4、アーク駆動コイル13などを固定電極7に固
定するための充填モールドであつて、例えばエポ
キシ樹脂で形成される。この絶縁体21によつて
消弧部全体を絶縁することにより、三相絶縁離隔
距離を小さくできる。
22は円筒体11の小径部11cの上方の開口
部であり、封入容器1の内部に連通した構成とす
ることにより、高温ガスの排出部となり、遮断性
能を向上させることができる。
〔実施例の作用効果〕
次に、本実施例の動作について説明すると、電
流は外部端子6より可動電極9の可動接点10に
流れ、固定接点8から固定電極7を経て、接続導
体4より外部端子5に流れる。
いま、遮断の操作指令によつて操作用電磁石1
7を消磁すると、可動鉄心18は戻しばね19の
ばね力により回動軸15の軸心を中心にして図面
上、反時計方向に回動し、この可動鉄心18に取
り付けた回動軸15も一体に反時計方向に回動す
る。この回動軸15の回動に伴つて、可動電極9
の可動接点10は固定電極7の固定接点8から開
離する。その際、固定接点8と可動接点10との
間にアークが発生する。
第2図に詳しく示したように、固定接点8と可
動接点10との間に発生したアークは、両接点を
囲んでその外側に設けられた環状の永久磁石14
の磁束φ1の作用を受け、アーク発生と同時にア
ーク電流の向きと磁束の向きにより、遮断される
交流の半サイクルごとに回転方向を反転させなが
らアーク柱を回転駆動する。
アーク電流iが小さいときは、そのまま電流の
零点を迎えて消弧し、遮断は完了するが、アーク
電流が大きいときは固定接点8上のアーク足は円
筒体11の大径部11a内周面に移行する。
こうしてアーク電流iは、外部端子6→可動電
極9→可動接点10→アーク→円筒体11→アー
ク駆動コイル13→固定電極7→接続導体4→外
部端子5という経路で流れ、可動接点10と円筒
体11との間のアークには、永久磁石14の磁束
φ1が作用して可動電極9と円筒体11の大径部
11aとの環状空間のガス雰囲気中を周方向に回
転駆動して電流零点を迎えて消弧し、遮断は完了
する。
アーク電流iが大きいときは、アークは円筒体
11の大径部11aと可動電極9との環状空間を
周方向に回転駆動するとともに、円筒体11の大
径部11aのアーク足は、アーク自身の力による
アークルーピング作用により段付部11bに移行
する。この段付部11b上には、アーク駆動コイ
ル13に流れるアーク電流iにより発生する磁束
φ2と、この磁束により円筒体11に誘起された
二次電流により発生する磁束φ3との合成磁束φ4
が加わるとともに、永久磁石14の上端から下端
に向かう磁束φ1が加わり、両磁束の密度は、永
久磁石14とアーク駆動コイル13との間の円筒
体段付部11bに集中する。
第3図および第4図はそれぞれアーク電流iと
磁束の時間変化を示すもので、段付部11b上の
アーク足およびその近傍のアーク柱には、第3図
に示すようにアーク電流iの向きと磁束の向きの
永久磁石による磁束φ1が、区間aと区間a
とで半サイクル毎に交互に回転方向を反転させな
がら回転駆動する力が働く。また、第4図に示す
ようにアーク電流iの向きと磁束の向きの、アー
ク駆動コイル13によつて発生した合成磁束φ4
が作用し、区間b、b、b、bごとにア
ークの回転方向が反転する。このように、可動電
極9上のアーク足には永久磁石による磁束φ1
合成磁束φ4が作用し、可動電極9と段付部11
bとのアークを伸縮させながら、高速で回転駆動
させて、アークの冷却と電子吸着作用によつて消
弧に導くものである。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、開閉電極間に
発生したアークの一方足をアーク走行面に移行さ
せることにより、アーク走行面には永久磁石の磁
束とアーク駆動コイルによつて発生した磁束の密
度が集中し、アーク走行面上のアーク足を高速で
回転駆動させ、開閉電極上の一方のアーク足を中
心にしてアーク走行面の他方のアーク足に向かつ
て渦巻状にアークを伸長させながら回転駆動させ
て消弧でき、遮断を確実に行なうことができると
いう効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガス封入形開閉器の実施
例の構成を示す一部切欠正面図、第2図は要部の
拡大断面図、第3図及び第4図はそれぞれアーク
電流と磁束との関係を示す説明図である。 1:封入容器、2:ケース、3:カバー、4:
接続導体、5,6:外部端子、7:固定電極、
8:固定接点、9:可動電極、10:可動接点、
11:円筒体、11a:大径部、11b:段付
部、11c:小径部、12:絶縁材、13:アー
ク駆動コイル、14:永久磁石、15:回動軸、
16:軸受、17:操作用電磁石、18:可動鉄
心、19:戻しばね、20:消弧性ガス、21:
絶縁体、22:開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 開閉電極と、この開閉電極の少なくとも一方
    の電極を囲む大径部、該大径部の端部より軸心に
    向かつて伸びる段付部及び該段付部より軸心線に
    沿つて伸びる小径部を有する導電性の円筒体と、
    同円筒体大径部外周に設けた永久磁石と、前記円
    筒体小径部外周に設け一端を当該円筒体に他端を
    前記開閉電極に接続したアーク駆動コイルと、前
    記各要素を消弧性ガスとともに収納する封入容器
    とを備えたことを特徴とするガス封入形開閉器。
JP10818883A 1983-06-15 1983-06-15 ガス封入形開閉器 Granted JPS6014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10818883A JPS6014A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 ガス封入形開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10818883A JPS6014A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 ガス封入形開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6014A JPS6014A (ja) 1985-01-05
JPH029409B2 true JPH029409B2 (ja) 1990-03-01

Family

ID=14478233

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JP10818883A Granted JPS6014A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 ガス封入形開閉器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153249U (ja) * 1985-03-13 1986-09-22
JPH0563223U (ja) * 1992-01-29 1993-08-24 株式会社久保田農機製作所 収穫機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117621A (ja) * 1981-12-30 1983-07-13 株式会社安川電機 回転ア−ク形ガス遮断器

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JPS58117621A (ja) * 1981-12-30 1983-07-13 株式会社安川電機 回転ア−ク形ガス遮断器

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JPS6014A (ja) 1985-01-05

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