JPS604535B2 - ロ−タリア−クしや断器 - Google Patents
ロ−タリア−クしや断器Info
- Publication number
- JPS604535B2 JPS604535B2 JP48087266A JP8726673A JPS604535B2 JP S604535 B2 JPS604535 B2 JP S604535B2 JP 48087266 A JP48087266 A JP 48087266A JP 8726673 A JP8726673 A JP 8726673A JP S604535 B2 JPS604535 B2 JP S604535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- coil
- fixed contact
- inductance
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Circuit Breakers (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はロータリアークしや断器においてアークの転
流を確実にするための改良に関する。
流を確実にするための改良に関する。
ＳＦ６ガス等の消弧媒体をア−外こ作用させて消弧を促
進するしや断器が各種発表されているがその一つとして
ロータリアークしや断器がある。これは蟹流しや断時に
接触子間に発生したアークに磁界を作用させてアークを
駆動し、消弧媒体中を走行させることにより静止アーク
に消弧媒体を吹き付けたと同様の効果を発生させ、アー
クを消弧するものである。磁界を発生させるためには穣
触子を囲んでコイルを配置し、このコイルに通電する方
法がとられている。この通電は別電源により行う方式と
しや断電流で行う方式があるが更に後者は亀流しや断時
に接触子間に発生したアークを何らかの方法で駆動し接
触子を囲んで別に設けられ且つコイルに接続された電極
を介してコイルに転流させる方式とその他の方式がある
。この発明はアークを転流させる方式に関するものであ
る。アークをコイルに転流することにより磁界を発生さ
せる方式のロータリアークしや断器において最も重要な
ことはアークの転流を確実に行うことであり、電流しや
断の成否は転流の成否にかかっていると云っても過言で
はない。この発明は上述のアークの転流を確実に行い得
るロー夕リアークしや断器を提供することを目的とする
ものである。
進するしや断器が各種発表されているがその一つとして
ロータリアークしや断器がある。これは蟹流しや断時に
接触子間に発生したアークに磁界を作用させてアークを
駆動し、消弧媒体中を走行させることにより静止アーク
に消弧媒体を吹き付けたと同様の効果を発生させ、アー
クを消弧するものである。磁界を発生させるためには穣
触子を囲んでコイルを配置し、このコイルに通電する方
法がとられている。この通電は別電源により行う方式と
しや断電流で行う方式があるが更に後者は亀流しや断時
に接触子間に発生したアークを何らかの方法で駆動し接
触子を囲んで別に設けられ且つコイルに接続された電極
を介してコイルに転流させる方式とその他の方式がある
。この発明はアークを転流させる方式に関するものであ
る。アークをコイルに転流することにより磁界を発生さ
せる方式のロータリアークしや断器において最も重要な
ことはアークの転流を確実に行うことであり、電流しや
断の成否は転流の成否にかかっていると云っても過言で
はない。この発明は上述のアークの転流を確実に行い得
るロー夕リアークしや断器を提供することを目的とする
ものである。
以下図面により詳細に説明する。第１図において絶縁筒
１の両端には上部フランジ２と下部フランジ３が固定さ
れ密閉容器４を形成している。
１の両端には上部フランジ２と下部フランジ３が固定さ
れ密閉容器４を形成している。
上部フランジ２の一端には外部接続端子２′が設けられ
ている。容器４の内部にはＳＦ６ガスが充填されている
。５は固定接触子、５′はこれに付属する橋絡接触子で
あり、それに対向する可動接触子６は図示しない操作機
構により上下に動かされ、その際下部フランジ３の貫通
穴との間の気密はパッキン７により保たれている。又可
動接触子６の下方には図示しない集電接触子が設けられ
外部端子に通じている。固定接触子５側には筒状の補助
電路８が突出し、その下部には絶縁物９，１０を介して
リング状電極１１，１２が順次固着されている。更にリ
ング状電極ｌ１，１２の外側にはコイル１３が装着され
その巻線の一端１４は補助電路８に又池端１５は下側の
りング状電極１２に接続されている。コイル１３は中間
タップ１６を有しこの中間タップ１６は上側のＩＪ，．
ング状電極１１に接続されている。今、電流１が第１図
のように流れている状態でしや断動作を行うと固定接触
子５と可動援触子６の間にはまずアークＥ，が発生する
。このアークＥ，は電流１による磁界の作用を受けて第
１図において右方に曲げられて補助電路８の突部８′に
接触しアークＥ２、Ｅ３に変化する。更に時間が経過す
るとァークＥ３′となり遂に絶縁物９，１０を飛びこえ
てアークＥ４からアークＥ５へと逐次変化する。アーク
Ｅ４になると共に磁界日が発生しアークＥ５になるとこ
の磁界日は一層強くなる。磁界別こよりこれらのァーク
は駆動され可動接触子６を中心に消弧媒体中を高速で回
転し消滅する。上述のァークの変化すなわち転流を第２
図により電気回路的に更に詳しく説明する。第２図にお
いてＲは回路抵抗、Ｌｏは回路インダクタンス、Ｌはコ
イル１３のインダクタンス、Ｌ、Ｌ２はコイル１３のイ
ンダクタンスＬを中間タップ１６で分割したインダクタ
ンスを示す。一般にＬ，Ｌ２》しである。電流はしや断
の初期に１，すなわち上部フランジ２一固定接触子５ー
アークＥ，一可動接触子６の経路を流れているが時間の
経過と共に１２すなわち上部フランジ２一固定接触子５
−アークＥ２−ァークＥ３−可動接触子６となり更に１
３すなわち上部フランジ２−（抵抗Ｒ）−（ィンダクタ
ンスＬｏ）−補助電路８′−アークＥ３一可動接触子６
となり又更に１４ すなわち上部フランジ２−（抵抗Ｒ
）−（ィンダクタンスＬｏ）−補助電路８−コイルＬ，
一アークＥ４−可動接触子６となり遂には電流１５すな
わち上部フランジ２−（抵抗Ｒ）−（ィンダクタンスＬ
ｏ）−補助電路８−コイルＬ，、Ｌ２−アークＥ５−可
動接触子６となる。これらの経過において、アークＥ２
の消滅は回路インダクタンスＬが小さいほど速やかであ
りアークＥ６からアークＥ４への転流もィンダクタンス
Ｌが小さいほど容易である。
ている。容器４の内部にはＳＦ６ガスが充填されている
。５は固定接触子、５′はこれに付属する橋絡接触子で
あり、それに対向する可動接触子６は図示しない操作機
構により上下に動かされ、その際下部フランジ３の貫通
穴との間の気密はパッキン７により保たれている。又可
動接触子６の下方には図示しない集電接触子が設けられ
外部端子に通じている。固定接触子５側には筒状の補助
電路８が突出し、その下部には絶縁物９，１０を介して
リング状電極１１，１２が順次固着されている。更にリ
ング状電極ｌ１，１２の外側にはコイル１３が装着され
その巻線の一端１４は補助電路８に又池端１５は下側の
りング状電極１２に接続されている。コイル１３は中間
タップ１６を有しこの中間タップ１６は上側のＩＪ，．
ング状電極１１に接続されている。今、電流１が第１図
のように流れている状態でしや断動作を行うと固定接触
子５と可動援触子６の間にはまずアークＥ，が発生する
。このアークＥ，は電流１による磁界の作用を受けて第
１図において右方に曲げられて補助電路８の突部８′に
接触しアークＥ２、Ｅ３に変化する。更に時間が経過す
るとァークＥ３′となり遂に絶縁物９，１０を飛びこえ
てアークＥ４からアークＥ５へと逐次変化する。アーク
Ｅ４になると共に磁界日が発生しアークＥ５になるとこ
の磁界日は一層強くなる。磁界別こよりこれらのァーク
は駆動され可動接触子６を中心に消弧媒体中を高速で回
転し消滅する。上述のァークの変化すなわち転流を第２
図により電気回路的に更に詳しく説明する。第２図にお
いてＲは回路抵抗、Ｌｏは回路インダクタンス、Ｌはコ
イル１３のインダクタンス、Ｌ、Ｌ２はコイル１３のイ
ンダクタンスＬを中間タップ１６で分割したインダクタ
ンスを示す。一般にＬ，Ｌ２》しである。電流はしや断
の初期に１，すなわち上部フランジ２一固定接触子５ー
アークＥ，一可動接触子６の経路を流れているが時間の
経過と共に１２すなわち上部フランジ２一固定接触子５
−アークＥ２−ァークＥ３−可動接触子６となり更に１
３すなわち上部フランジ２−（抵抗Ｒ）−（ィンダクタ
ンスＬｏ）−補助電路８′−アークＥ３一可動接触子６
となり又更に１４ すなわち上部フランジ２−（抵抗Ｒ
）−（ィンダクタンスＬｏ）−補助電路８−コイルＬ，
一アークＥ４−可動接触子６となり遂には電流１５すな
わち上部フランジ２−（抵抗Ｒ）−（ィンダクタンスＬ
ｏ）−補助電路８−コイルＬ，、Ｌ２−アークＥ５−可
動接触子６となる。これらの経過において、アークＥ２
の消滅は回路インダクタンスＬが小さいほど速やかであ
りアークＥ６からアークＥ４への転流もィンダクタンス
Ｌが小さいほど容易である。
同様にＥ４からＥ５への転流もィンダクタンスＬが小さ
いほど容易である。このように一般にアークの転流はィ
ンダクタンスが小さいほど有利であるが一方コイル１３
のィンダクタンスＬはアークを駆動する磁界日に見合っ
た必要十分な大きさのものでなければならない。コイル
１３のィンダクタンスＬを大きくしても転流を確実に行
わしめるためにはアーク電圧を高めればよいがこのため
にはアークギャップを大きくする必要があり必然的にし
や断器が大型となり経済的に不利となる。この発明はこ
のような観点からコイル１３に中間タップ１６を設けィ
ンダクタンスＬをＬとＬ２に分割し、中間タップ１６に
は電極１１を設けて蟹極１１から電極】２へと段階的に
転流せしめるようにしたものである。
いほど容易である。このように一般にアークの転流はィ
ンダクタンスが小さいほど有利であるが一方コイル１３
のィンダクタンスＬはアークを駆動する磁界日に見合っ
た必要十分な大きさのものでなければならない。コイル
１３のィンダクタンスＬを大きくしても転流を確実に行
わしめるためにはアーク電圧を高めればよいがこのため
にはアークギャップを大きくする必要があり必然的にし
や断器が大型となり経済的に不利となる。この発明はこ
のような観点からコイル１３に中間タップ１６を設けィ
ンダクタンスＬをＬとＬ２に分割し、中間タップ１６に
は電極１１を設けて蟹極１１から電極】２へと段階的に
転流せしめるようにしたものである。
このようにいわば中継用の電極をコイルの中間に設ける
ことによりアークギャップを大きくすることな〈転流を
確実に行うことができる。従来の構成ではコイルが分割
されていないため電流しや断時に転流失敗することがあ
り、ひいてはしや断に失敗することになり、これを避け
るためにはどうしても大型にならざるを得ないものであ
った。尚、この実施例では中間タップは１個であるが必
要に応じて２個以上とすることができる。電極もそれに
応じて増加することは当然である。
ことによりアークギャップを大きくすることな〈転流を
確実に行うことができる。従来の構成ではコイルが分割
されていないため電流しや断時に転流失敗することがあ
り、ひいてはしや断に失敗することになり、これを避け
るためにはどうしても大型にならざるを得ないものであ
った。尚、この実施例では中間タップは１個であるが必
要に応じて２個以上とすることができる。電極もそれに
応じて増加することは当然である。
第１図はこの発明のロータリアークしや断器のしや断途
中における縦断面図、第２図は第１図に対する電気回路
的説明図。 ４・・・・・・密閉容器、５・・・・・・固定接触子、
６……可動接触子、８・・・・・・補助電離、９，１０
・・…・絶縁物、１１，１２・・・・・・リング状電極
、１３・・・・・・コイル、１６……中間タップ。 秦′図 第２図
中における縦断面図、第２図は第１図に対する電気回路
的説明図。 ４・・・・・・密閉容器、５・・・・・・固定接触子、
６……可動接触子、８・・・・・・補助電離、９，１０
・・…・絶縁物、１１，１２・・・・・・リング状電極
、１３・・・・・・コイル、１６……中間タップ。 秦′図 第２図
Claims (1)
- １ 消弧媒体を充填した密閉容器内に固定接触子と可動
接触子を設け、固定接触子側には固定接触子の近傍に補
助電路を突出し、更に可動接触子を囲んで中間タツプを
備えたコイルと相互に絶縁された複数個のリング状電極
とを配置し、前記コイルの一端を前記補助電路に接続す
ると共に他端並びに中間タツプを前記リング状電極にそ
れぞれ接続し、固定接点と可動接点との間に生じたアー
クがリング状電極を介して段階的にコイルに転流するよ
うにしたことを特徴とするロータリアークしや断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48087266A JPS604535B2 (ja) | 1973-08-03 | 1973-08-03 | ロ−タリア−クしや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48087266A JPS604535B2 (ja) | 1973-08-03 | 1973-08-03 | ロ−タリア−クしや断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5035669A JPS5035669A (ja) | 1975-04-04 |
| JPS604535B2 true JPS604535B2 (ja) | 1985-02-05 |
Family
ID=13909952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48087266A Expired JPS604535B2 (ja) | 1973-08-03 | 1973-08-03 | ロ−タリア−クしや断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604535B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60141883U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-19 | 株式会社 タカラ | 形象玩具 |
| JPS61163695U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-09 | ||
| JPH0563198B2 (ja) * | 1985-02-27 | 1993-09-10 | Pilot Ink Co Ltd |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6139845U (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-13 | 日新電機株式会社 | 開閉器 |
| FR2596578B1 (fr) * | 1986-03-28 | 1994-05-06 | Merlin Et Gerin | Disjoncteur electrique a autoexpansion et a arc tournant |
-
1973
- 1973-08-03 JP JP48087266A patent/JPS604535B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60141883U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-19 | 株式会社 タカラ | 形象玩具 |
| JPH0563198B2 (ja) * | 1985-02-27 | 1993-09-10 | Pilot Ink Co Ltd | |
| JPS61163695U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5035669A (ja) | 1975-04-04 |
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