JP2002157945A - 複合消弧機能を有する回路遮断器 - Google Patents

複合消弧機能を有する回路遮断器

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JP2002157945A JP2001296335A JP2001296335A JP2002157945A JP 2002157945 A JP2002157945 A JP 2002157945A JP 2001296335 A JP2001296335 A JP 2001296335A JP 2001296335 A JP2001296335 A JP 2001296335A JP 2002157945 A JP2002157945 A JP 2002157945A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アークの消弧特性を向上させ、通電容量を増
加させ、構造を単純化および小型化できる複合消弧機能
を有する回路遮断器を提供する。 【解決手段】 複合消弧機能付き回路遮断器は、上部シ
ェル10および下部シェル20が密封結合されて消弧チャン
バSが形成され、上部シェル10に移動可能に設置されて
消弧チャンバS内のガスを排出する排気通路35が形成さ
れる稼動電極31と、稼動電極31と同軸の下部シェル20に
固定されて消弧チャンバS内のガスを排気する排気通路5
5が形成される固定電極51と、固定電極51の外周面に結
合され、アーク回転用磁界を形成し、稼動電極31と固定
電極51との接触時に稼動電極31からの通電電流を固定電
極51と分担して受けるマグネチックコイル83と、排気通
路55に配置され、アーク消弧時、アークを固定電極51の
中心部に整列させアークを消弧する内径を有する中空円
筒形磁性材からなるアークアライン部材73とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合消弧機能を有
する回路遮断器に関し、詳しくは、アークを迅速に消弧
させてアークの消弧特性を向上させ、通電容量を増加さ
せると共に、構造を単純化および小型化できる、複合消
弧機能を有する回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回路遮断器とは、電気回路で発
生する事故電流(短絡、地絡などの事故による大電流)
から負荷機器および線路を保護する機能と、負荷開閉機
能および他の電路に電力供給を転換させる配電機能と、
を行うために電源と負荷機器との間に設置される電気保
護機器である。
【0003】現在使用されている高圧回路遮断器の場
合、絶縁媒質としてSF6ガスが主に用いられ、消弧部と
しては真空インタラプタ(VACUUM INTERRUPTER)が最
も多く用いられている。
【0004】ここで、真空インタラプタは、高圧回路遮
断器に最も多く用いられる消弧部であり、機能的な面は
優れている。しかしながら高価で、消弧媒質として真空
を使用するため、高いスイッチングサージが発生し、さ
らに、絶縁媒質としてはSF6ガスを使用するが消弧媒質
は真空であるため、製造費用が高いという不都合な点が
あった。
【0005】そこで、絶縁媒質および消弧媒質として同
様のSF6ガスを使用しながら真空インタラプタのような
機能を有する高圧ガス消弧装置の開発が必要となり、製
造が容易で、価格が相対的に低廉で、スイッチングサー
ジが発生しないロータリーアーク方式(rotary arc t
ype)の消弧装置が開発された。
【0006】ロータリーアーク方式の消弧装置は、固定
接点部材と稼動接点部材との間にアークが発生すると駆
動コイルにアーク電流が流れ、駆動コイルから発生した
磁束によりアークを回転させて冷却させる方法である。
このため、アーク接点部材の損傷が少なく、構造を単純
化できるというメリットがある。反面、小電流を遮断す
ると駆動コイルに小電流が流れて充分な駆動磁束を発生
することができないので、小電流の遮断が困難であり、
また、アーク回転による冷却方式のみを採択しているの
で、遮断容量が増大する場合は遮断部の大きさおよびス
トロークが増加し、遮断容量の増大に限界があるという
不都合な点があった。
【0007】このようなロータリーアーク方式消弧装置
の問題点を補完するために、2つ以上の消弧原理を利用
する複合消弧装置に対する研究が活発に行われている。
その一例として、アークを回転させて冷却させるロータ
リーアーク方式と、アーク発生時に絶縁媒質の熱膨張に
より上昇した内部圧力をアーク消弧に利用する熱膨張消
弧方式と、を複合させた複合消弧装置が開発された。
【0008】そして、このような複合消弧機能を有する
従来の回路遮断器(米国特許第5,166,483号)におい
ては、図9に示したように、SF6ガスなどの絶縁媒質が充
填される消弧チャンバSを形成する上部シェル(upper
shell)111および下部シェル(lower shell)112と、
下部シェル112に固定され、固定接点板132が上端面に形
成される固定電極131と、上部シェル111に直線移動可能
に配置され、固定接点板132と接触して通電する稼動接
点板136を有する稼動電極141と、固定電極131の外周面
に結合されて固定接点板132と稼動接点板136とが分離す
る時に発生するアークを回転させる磁界を形成するマグ
ネチックコイル147と、により構成されていた。
【0009】このような回路遮断器は3相回路遮断器で
あり、3相が同一形態を有するので、ここではその中の1
つについて説明する。
【0010】複合消弧機能を有する従来の回路遮断器に
おいては、上部シェル111および下部シェル112がシーリ
ングされた状態の外枠(図示せず)に内蔵されて相互結
合されて正四角形を形成し、上部シェル111の上面には
稼動電極141を直線移動可能にガイドするガイドスリー
ブ113が結合され、下部シェル112の下面には固定電極13
1を貫通した状態で固定する固定ホール124が穿孔形成さ
れ、消弧チャンバSを形成する内部の壁面を沿って四角
柱形状の遮蔽部材145が結合されていた。
【0011】ガイドスリーブ113は、軸を中心に稼動電
極141が移動できるように貫通しており、直線移動する
稼動電極141とのシーリングのためのシール115が内周面
に装着される。このシール115の離脱を防止するために
シール115の上方側にリテーナ117が締結される。
【0012】固定電極131は、消弧チャンバSに充填され
たSF6ガスを排出するための排気通路126が外枠(図示せ
ず)の内部と連通して軸方向に形成され、排気通路126
の上方端と離隔して磁性体からなるアーク整列用シリン
ダー137が設けられる。シリンダー137の外周面および固
定電極131の外周面にアークを回転させるための磁界を
形成するマグネチックコイル147が装着される。
【0013】稼動電極141は、ガイドスリーブ113中をス
ライディングするように配置され、SF6ガスを排出する
ための排気通路142が軸方向に形成されるシリンダー134
と、シリンダー134の下方端にスライド移動可能に挿入
されて固定接点板132と接触する稼動接点板136と、稼動
接点板136とシリンダー134との間に配置されて、稼動接
点板136が固定接点板132に接触する時、接触圧力を維持
させる圧力スプリング138と、により構成されている。
このとき、稼動電極141は、外部の駆動装置により駆動
される。
【0014】以上のように構成された従来複合消弧機能
を有する回路遮断器の動作について説明する。
【0015】まず、外部の駆動装置が作動して、稼動電
極141が上方側にスライディングして固定電極131から分
離すると、固定接点板132と稼動接点板136との間で形成
されるアークが、マグネチックコイル147により形成さ
れる磁界により影響を受けて消弧チャンバS内で回転す
る。このアークの回転により周辺のSF6ガスを遮蔽部材1
45まで回転運動させる。このようにアークが形成される
と消弧チャンバSの内部温度が上昇して内部の圧力も増
加する。
【0016】次いで、消弧チャンバS内部の圧力増加お
よびSF6ガスの回転により、消弧チャンバS内部のガスは
稼動電極141および固定電極131にそれぞれ形成された排
気通路142、126を介して外部に排出される。
【0017】このような作用によりアークは、磁界によ
り回転すると同時に、圧力の変化によるSF6ガスの流れ
により冷却が促進されるため、相対的に急速に消弧され
る。
【0018】一方、通電のために外部の駆動装置を作動
させて稼動電極141を下方向に移動させると、固定接点
板132に稼動接点板136が密着するので閉回路が構成され
る。この時、固定接点板132と稼動接点板136との間には
電子反撥力が発生するので、圧力スプリング138が稼動
接点板136に弾性力を与え、固定接点板132側との密着力
を維持する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このような複合消弧機
能を有する従来の回路遮断器においては、回路を遮断し
たとき、通電電流がゼロの状態でアークが整列するシリ
ンダーの内側壁面が平たい直線型を有するため、アーク
を急速に排気通路内に誘導することができないという不
都合な点があった。
【0020】また、固定接点板に稼動接点板が接触した
状態において、通電電流が稼動接点板から固定接点板お
よびコイルを通って固定電極に流れるように構成されて
おり、全ての通電電流がグネチックコイルを通って流れ
るので、通電容量を増大させるためにはマグネチックコ
イルの巻線数および/または体積を増大させるべきであ
り、従って、遮断器全体の体積が大きくなるという不都
合な点があった。
【0021】例えば、マグネチックコイルの巻線数が一
定で体積(dimension)だけが増加した場合は、アーク
を制御および回転させる磁束量が減少するため遮断が容
易にはできず、一方、マグネチックコイルの巻線数を増
やして通電容量を増加させる場合は、やはりマグネチッ
クコイルの全体体積が増加して自己の抵抗の増加により
磁束量が減少するため、通電容量の増加には限界がある
という不都合な点があった。
【0022】また、稼動電極と固定電極とが接触した場
合は、固定接点板と稼動接点板との間で発生する電子反
発力が稼動接点板を押し上げる方向に作用するため、固
定接点板と稼動接点板との間の密着力を維持するために
は相対的に大きい弾性力を有する圧力スプリングを回路
遮断器の内部に設置するべきであり、さらに、稼動接点
板を駆動させる外部の駆動装置の体積も相対的に増大す
るという不都合な点があった。
【0023】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであって、マグネチックコイルの内部にア
ークアライン装置および固定接点を備えることにより、
アーク消弧作用の際、通電電流がゼロの状態でアークア
ライン装置によりアークを固定電極の中央部に整列させ
ると同時に、アークを迅速に消弧させてアーク消弧特性
を増大できる、複合消弧機能を有する回路遮断器を提供
することを目的とする。
【0024】そして、本発明の他の目的は、通電電流が
マグネチックコイルの他に用意された通電経路を通って
流れるようにして通電電流を分割するため、マグネチッ
クコイルの巻線数および体積を増大させずに通電容量を
増大できる、複合消弧機能を有する回路遮断器を提供す
ることである。
【0025】また、本発明のその他の目的は、稼動電極
自体が所定の弾性力を有するように製造し、稼動電極が
固定電極に挿入されるときに稼動電極に接触圧力を与え
て相互間の接触力を維持するようにして、圧力を維持す
るための別途の部品を必要とせず、構造の単純化および
小型化を図り得る、複合消弧機能を有する回路遮断器を
提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係る複合消弧機能を有する回路遮断器
においては、上部シェルと、上部シェルと結合されて絶
縁ガスが充填される消弧チャンバを形成する下部シェル
と、上部シェルに移動可能に設置され、消弧チャンバ内
部のガスを外部に排出するための排気通路が形成される
稼動電極と、稼動電極と同軸線上の下部シェルに固定さ
れ、消弧チャンバ内部のガスを外部に排気するための排
気通路が形成される固定電極であって、稼動電極は、固
定電極に接触する位置と固定電極から分離する位置との
間で移動可能である固定電極と、固定電極の外周面に結
合され、アークの回転のための磁界を形成すると共に、
稼動電極が固定電極と接触した状態で、稼動電極からの
通電電流を固定電極と分担して受けるマグネチックコイ
ルと、固定電極の排気通路に配置され、アーク消弧作用
の際、アークを固定電極の中心部に整列させると共にア
ークを迅速に消弧させるために変化する内径を有する中
空円筒形の磁性材からなるアークアライン部材と、を備
えて構成されることを特徴とする。
【0027】そして、上部シェルおよび下部シェルは相
互に結合されて四角形の消弧チャンバを形成し、消弧チ
ャンバの内部には3相交流電流に対応するように消弧チ
ャンバSを3つの部分に区画する仕切りが形成され、それ
ら3つの区画された各部分の上部シェルの上側面にはそ
れぞれ稼動電極がスライディング可能に配置されるガイ
ドスリーブが一体に形成され、3つに区画された各部分
の下部シェルの下側面にはそれぞれ固定電極が貫通固定
される固定ホールが穿孔形成されることを特徴とする。
【0028】アークアライン部材は、固定電極の排気通
路に挿合され、消弧チャンバ内のガスを排出するための
中空円筒形の部材であって、アークを収斂するために上
方側内周面が内径の中心に向かって所定の角度で傾斜し
たアークアライン部が形成されることを特徴とする。
【0029】また、アークアライン部材は、固定電極の
排気通路に挿合される円筒状の本体部と、本体部の上方
端から直径が縮小した状態で延長されるネック部と、ネ
ック部の内周面が内方側に所定の角度で傾斜して形成さ
れるアークアライン部と、により構成されることを特徴
とする。
【0030】そして、上記目的を達成するため、本発明
に係る複合消弧機能を有する回路遮断器においては、絶
縁ガスが充填される消弧チャンバを形成する上部シェル
および下部シェルと、消弧チャンバに内蔵されてアーク
が回転するための磁界を提供するマグネチックコイル
と、上部シェルにスライディング移動可能に配置され、
通電電流が所定の割合に分割されて流れるように通電経
路を稼動アーク接点および稼動主接点部材に分離させた
稼動電極と、稼動電極と同軸線上の下部シェルに固定さ
れ、稼動アーク接点と接触して通電経路を形成する固定
アーク接点と、稼動主接点部材と接触してマグネチック
コイルと電気的に連結されて稼動電極からの通電電流を
通電経路と所定の比率で分担してマグネチックコイル側
に流せる固定主接点部材を備える固定電極と、を包含し
て構成されることを特徴とする。
【0031】稼動電極は、上部シェルに垂直方向に移動
可能に挿合される稼動電極本体と、稼動電極本体の下方
端に結合され、固定アーク接点と接触して通電経路を形
成する稼動アーク接点部材と、稼動電極本体の一方側か
ら外方側に延長されて稼動電極本体の垂直方向の移動ス
トロークを制限し、固定主接点部材と接触して通電通路
として機能する稼動主接点部材が下方面に形成されるス
トッパーと、からなることを特徴とする。
【0032】また、稼動アーク接点部材は、稼動電極本
体の下方端に一体に結合され、その端部がラウンディン
グ処理されて外方側縁面に通電電流が流れる稼動アーク
接点が形成されることを特徴とする。
【0033】更に、ストッパーは、稼動電極の上昇スト
ロークを制限するために上部シェルに掛止される掛止シ
ートが上方側面に形成され、稼動電極の下降ストローク
を制限すると共に固定電極と接触して通電電流が流れる
ように固定電極の固定主接点部材に接触される稼動主接
点部材が形成されることを特徴とする。
【0034】そして、固定電極は、下部シェルの固定ホ
ールに固定され、内部に排気通路が形成される固定電極
本体と、固定電極本体の排気通路に挿合され、稼動アー
ク接点部材と接触されて通電経路を形成する固定アーク
接点部材と、マグネチックコイルの上側面に固定され、
稼動主接点部材と接触されてマグネチックコイル側に通
電電流を流せる固定主接点部材と、を備えて構成される
ことを特徴とする。
【0035】固定アーク接点部材は、固定電極本体に挿
合される中空円筒形の部材であって、稼動電極が接触す
るとき、接触圧力を与えて電子反発力により稼動電極が
離脱されることを防止するように、軸に対して垂直方向
に弾性力を与える弾性提供部が形成され、稼動アーク接
点が接触する固定アーク接点が上方端に形成されること
を特徴とする。
【0036】固定主接点部材は、マグネチックコイルの
上部に電気的に接続するように配置され、稼動主接点部
材と接触して通電するリング状の導電性部材であり、そ
の全面にはスリットが所定の間隔をもって放射状に形成
されることを特徴とする。
【0037】マグネチックコイルは、一部分が開放され
た複数枚のリング状の導電部材が固定アーク接点部材の
外周面に積層され、これらマグネチックコイル間に絶縁
体が配置されると共に、各マグネチックコイルを相互に
電気的に連結させるコイルサポーターが装着されること
を特徴とする。
【0038】目的を達成するため、本発明に係る複合消
弧機能を有する回路遮断器においては、絶縁ガスが充填
される消弧チャンバを形成する上部シェルおよび下部シ
ェルと、消弧チャンバに内蔵されてアークが回転するた
めの磁界を提供するマグネチックコイルと、上部シェル
にスライディング移動可能に配置され、通電電流が所定
の割合に分割されて流れるように通電経路を稼動アーク
接点および稼動主接点部材に分離させた稼動電極と、稼
動電極と同軸線上の下部シェルに固定され、稼動アーク
接点と接触して通電経路を形成する固定アーク接点と、
稼動主接点部材と接触してマグネチックコイルと電気的
に連結されて稼動電極からの通電電流を通電経路と所定
の比率で分担してマグネチックコイル側に流す固定主接
点部材を備える固定電極と、固定電極の内周面に挿合さ
れ、アーク消弧作用の際、アークを固定電極の中心部に
整列させると同時にアークを迅速に消弧させるために内
径が変化する中空円筒形の磁性部材を有するアークアラ
イン部材と、を備えて構成されることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。
【0040】本発明に係る複合消弧機能を有する回路遮
断器においては、図1に示したように、相互に密封して
結合されて電気的絶縁ガスが充填される消弧チャンバS
を形成する上部シェル10および下部シェル20と、上部シ
ェル10にスライディング移動可能に配置される稼動電極
31と、稼動電極31と同軸線上の前記下部シェル20に固定
される固定電極51と、固定電極51の外周面に結合されて
アーク回転のための磁界を形成するマグネチックコイル
83と、により構成されている。
【0041】上部シェル10および下部シェル20は相互に
結合されて四角形の消弧チャンバSを形成し、それらの
結合面にはフランジ11、21がそれぞれ形成されて相互に
ボルトで結合される。また、消弧チャンバSの内部に
は、3相の各相に対応するように消弧チャンバSを3つの
部分に区画する仕切り13、23が形成される。それら3つ
に区画された各部分の上部シェル10の上側面にはそれぞ
れ稼動電極31がスライディング移動可能に配置されるガ
イドスリーブ25が一体に形成され、3つに区画された各
部分の下部シェル20の下側面にはそれぞれ固定電極51を
貫通固定するための固定ホール24が穿孔形成されてい
る。
【0042】ここで、消弧チャンバSに充填される絶縁
媒質としてはSF6ガスが好ましい。
【0043】なお、回路遮断器は3相回路遮断器であり3
相に対応する3つに区画された各部分が同一形態を有す
るので、ここでは、その中の1つの部分についてのみ説
明する。
【0044】稼動電極31においては、図2および3に示し
たように、上部シェル10に形成されるガイドスリーブ25
にスライディング移動可能に挿入されて外部の駆動装置
により駆動する中空円筒形の稼動電極本体33と、稼動電
極本体33の下方端に結合されて固定電極51と接触される
稼動アーク接点部材41と、稼動電極本体33の一方側から
延長されて稼動電極本体33が上部シェル10の外部に離脱
することを防止すると共に通電通路として機能するスト
ッパー37と、により構成されている。
【0045】稼動電極本体33は、消弧作用を行うとき、
消弧チャンバSに充填されたアークガスを外部に排出す
るための排気通路35が軸方向(垂直方向)に形成され
る。
【0046】稼動アーク接点部材41は、耐アーク性部材
により形成されて稼動電極本体33の下方端に一体に結合
され、固定電極51側の端部がラウンディング処理されて
その外側縁面に通電電流が流れる稼動アーク接点45が形
成されている。
【0047】ストッパー37は、スリーブガイド25の内周
面に掛止されるように所定の角度で傾斜した掛止シート
39が上面に形成される。また、下面には、稼動電極31が
下降するとき、固定電極51の上側面に掛止されて稼動電
極31の下降を制限するストッパーとして機能すると共
に、固定電極51と接触して通電電流が流れる稼動主接点
部材38が形成されている。
【0048】このように形成された稼動電極31は、通電
電流が稼動アーク接点45および稼動主接点部材38により
所定の割合に分割されて流れる。
【0049】また、固定電極51においては、図4〜6に示
したように、下部シェル20の固定ホール24に固定される
中空円筒形の固定電極本体53と、固定電極本体53の内部
に挿合され、稼動アーク接点部材41が挿合されて相互に
電気的に連結されると共に稼動アーク接点部材41の離脱
を防止する所定の弾性力を提供する固定アーク接点部材
77と、マグネチックコイル83の上部面に固定されて稼動
主接点部材38と接触または分離される固定主接点部材91
と、により構成される。ここで、固定アーク接点部材77
の内周面には、回路の遮断時、通電電流がゼロになる状
態で固定電極51の中心部にアークを整列させると同時に
アークを迅速に消弧させるためにその内径が変化する中
空円筒形のアークアライン部材73が挿合されている。
【0050】固定電極本体53は、消弧チャンバS内部の
アークガスを外部に排出する排気通路55が軸方向に形成
され、また、下部シェル20から離脱することを防止する
ために固定ホール24の内側に掛止されるフランジ63が上
方端に形成される。このとき、フランジ63はフランジ部
材57により下部シェル20にボルト65で結合されている。
【0051】また、固定電極本体53の内周面には、固定
アーク接点部材77が挿合固定される第1安着溝59と、ア
ークアライン部材73が挿合固定される第2安着溝61と、
が連続した階段形状に形成されている。
【0052】固定アーク接点部材77は、第1安着溝59に
固定される円筒形のクロム銅材料により製造される。固
定アーク接点部材77の端部には稼動アーク接点45と接触
して導通される固定アーク接点79が固定され、稼動アー
ク接点部材41が挿合される時に稼動アーク接点部材41の
離脱を防止するために、その長さ方向と垂直方向に弾性
力を提供して接触状態を維持する弾性提供部78が形成さ
れる。ここで、弾性提供部78は、固定アーク接点部材77
の上方側が複数のスリットにより分割されて形成される
複数のフィンガー92により構成され、稼動アーク接点部
材41が固定アーク接点部材77内に挿合されて各フィンガ
ー92が外方側に広がるとき、所定の弾性復元力を提供す
ることによって電子反発力により稼動アーク接点部材41
と固定アーク接点部材77との間が分離されることを防止
する。
【0053】固定アーク接点部材77は、稼動アーク接点
部材41が挿合される時、外方側に広がりながら稼動アー
ク接点部材41に圧力を提供し、固定アーク接点79が稼動
アーク接点45と接触しながら通電が行われる。
【0054】ここで、アークアライン部材73は、消弧チ
ャンバSに充填されたアークガスが外部に排出されるよ
うに上方端部が開放された中空円筒形の部材であって、
磁性体材料により製造されて固定アーク接点部材77の内
周面に固定され、その上方側内周面にはアークを収斂す
るために内径が変化する、すなわち、内径中心に向かっ
て所定の角度で傾斜したアークアライン部75が形成され
ている。
【0055】各マグネチックコイル83においては、図5
および6に示したように、一部分が開放された複数枚の
リング状の導電部材により構成されて固定アーク接点部
材77の外周面に積層され、各マグネチックコイル83間に
はそれらマグネチックコイル83間を絶縁させるリング状
の絶縁体85が配置され、各マグネチックコイル83を相互
電気的に連結させるコイルサポーター89が絶縁体85を貫
通して装着されている。
【0056】また、各マグネチックコイル83の内周面に
は、それらマグネチックコイル83と固定アーク接点部材
77との間を電気的に絶縁するために両方端部が開放され
た中空円筒形の絶縁部材90が挿合されている。
【0057】このように積層された複数枚のマグネチッ
クコイル83は、それぞれの垂直方向に複数のボルト65が
貫通し、それらボルト65は固定電極51のフランジ63に結
合されているので、各マグネチックコイル83は固定電極
53に固定させる。
【0058】また、固定主接点部材91は、各マグネチッ
クコイル83の上方側に配置され、稼動主接点部材41と接
触して通電されるリング状の導電性材質により形成さ
れ、固定主接点部材91の内周面にはアークランナー93が
固定される。また、固定主接点部材91の全面には放射状
にスリット94が所定の間隔をもって形成されて、各マグ
ネチックコイル83を固定させるボルト65により各マグネ
チックコイル83の上方面に締結される。
【0059】以下、このように構成される本発明に係る
回路遮断器用の複合消弧装置の動作について、図7に基
づいて説明する。
【0060】まず、通電のために別体の駆動装置(図示
せず)が作動して稼動電極31を下降させると、稼動アー
ク接点部材41が固定アーク接点部材77の内部に挿入され
ながら稼動アーク接点45が固定アーク接点79に接触して
第1の通電電路が形成される。
【0061】次いで、稼動アーク接点部材41が固定アー
ク接点部材77に挿入されると、固定アーク接点部材77が
外方側に弾性的に広がりながら固定アーク接点79に弾性
力を与えて接触した状態を維持し、端部がラウンディン
グ処理された稼動アーク接点部材41が固定アーク接点部
材77に容易に挿入される。
【0062】次いで、稼動電極31が一層下降すると、稼
動主接点部材38が固定主接点部材91と接触しながら第2
の通電通路を形成すると共に、稼動主接点部材38が固定
主接点部材91に掛止されて稼動電極31の下降を制限す
る。
【0063】このように稼動アーク接点45と固定アーク
接点79との接触、および、稼動主接点部材38と固定主接
点部材91との接触により通電が行われるが、このとき、
マグネチックコイル83のインピーダンス値が固定アーク
接点部材77のインピーダンス値よりも相対的に小さいた
め(マグネチックコイル83の導電率が固定アーク接点部
材77の導電率よりも大きいため)、主要な通電電流は、
稼動主接点部材38および固定主接点部材91を通ってマグ
ネチックコイル83側に流れ、所定の比率だけ小さい電流
が稼動アーク接点45および固定アーク接点79を通って流
れるようになる。
【0064】好ましくは、マグネチックコイル83側に流
れる電流量と、固定アーク接点79側に流れる電流量と、
の比率を65%:35%にする。
【0065】結果的に、稼動電極31からの通電電流の流
れをマグネチックコイル83および固定アーク接点79に分
割させるので、マグネチックコイル83の体積を大きくせ
ずに通電容量を増大させることができる。
【0066】このように遮断器がオンされた状態で異常
電流、または、過電流が通電されると、遮断器の保護制
御器(図示せず)の作動によりトリップ信号が駆動装置
に伝達され、駆動装置が遮断器をそれまでのオン状態と
は反対に作動させるため、稼動電極31が上昇して、固定
電極51と分離されながら回路が遮断される。
【0067】稼動電極31が上昇移動すると、先に稼動主
接点部材38が固定主接点部材91から分離する。稼動電極
31がさらに上昇移動すると、稼動アーク接点45と固定ア
ーク接点79とが分離し、このとき、それら稼動アーク接
点45と固定アーク接点79との間にはアークが発生され
る。
【0068】稼動アーク接点部材41がさらに上昇して稼
動アーク接点45が固定主接点部材91のアークランナー93
付近に到達すると、アークは固定アーク接点79からアー
クランナー93に転移する。
【0069】継続して稼動電極31が上昇移動すると、稼
動アーク接点45とアークランナー93との間にアークが形
成され、このように形成されたアーク電流は固定主接点
部材91、マグネチックコイル83およびコイルサポーター
89を経由してコイル形状に流れるため、それらの周辺領
域には磁界が発生する。アークは発生した磁界によりア
ークランナー93の縁方向を沿って速い速度で回転しなが
ら冷却される。
【0070】一方、消弧チャンバSの内部はアークの発
生によって温度が上昇し、従って、SF6ガスが熱膨張す
るので内部の圧力が上昇する。アークランナー93の縁方
向を沿って速い速度で回転したアークは、SF6ガスと接
触して熱交換により冷却されると同時に、温度の上昇に
起因して圧力上昇したSF6ガスは、固定電極本体53およ
び稼動電極本体33にそれぞれ形成された排気通路55、35
を通って外部に排出される。このようにして排出される
ガスによりアークの冷却が促進される。
【0071】次いで、稼動電極31が継続的に上昇して通
電電流ゼロの状態に近づくと、アークは固定電極本体53
の排気通路55を通って外部に排出されるSF6ガスの流動
方向を沿ってアークランナー93からアークアライン部材
73の傾斜したアークアライン部75に迅速に収斂され、ア
ークアライン部材73により誘起された残留磁束の影響を
受けて持続的な回転および冷却が行われるので、アーク
を迅速に消弧させることができる。
【0072】ここで、アークアライン部材73は、磁性体
の材質により形成されるので、アークアライン部材73に
誘導された渦電流による磁束の影響を受けて、アークを
持続的に回転させてアーク消弧を向上させる。
【0073】一方、アークアライン部材74の変形例とし
て、図8に示したように、固定電極本体53の第2安着溝61
に挿合される両方端部が開放された中空円筒形の磁性部
材であって、本体部96と、本体部96の上方端から直径が
縮小した状態で延長されるネック部97と、ネック部97の
内周面が内方側に所定の角度で傾斜して形成されるアー
クアライン部98と、により構成することもできる。アー
クアライン部材74は、アークガスを迅速に排出するため
に、排出入口部の直径は本体部96よりも小さく、内側に
傾斜して変化する内径を有するものである。
【0074】換言すれば、アークアライン部材74は、消
弧チャンバS内部の膨脹したSF6ガスが排出される時にネ
ック部97を通過しながら流動速度が速くなり、従って、
アークは排出されるSF6ガスと共にアークアライン部材7
4内を迅速に通過して迅速に消弧されるように構成され
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る複合
消弧機能を有する回路遮断器においては、アークを固定
電極の中心部に整列させると同時に迅速に消弧させるア
ークアライン部材を通電電流の電路を形成する固定アー
ク接点部材の内側に設置することで、アーク消弧作用
時、通電電流がゼロ近傍の状態でアークを固定電極の中
央部に整列させてアークの回転および冷却を持続的に行
わせることによって、アークの消弧特性を向上できると
いう効果がある。
【0076】また、正常電流の通電作用の時、通電電流
を固定アーク接点とマグネチックコイルとに分割させる
ので、マグネチックコイルの体積を大きくせずに正常電
流の通電容量を増大することが可能であり、よって、相
対的にマグネチックコイルの体積を縮小できるという効
果がある。
【0077】また、固定アーク接点部材自体が稼動アー
ク接点部材に所定の弾性力を与えるように構成されてい
るので、稼動アーク接点部材が固定アーク接点部材に挿
入されて相互に電気的に接続されるとき、電子反撥力を
抑制する別途の部品がなくても固定アーク接点部材と稼
動アーク接点部材との間の接触力を維持できるようにし
て、構造の単純化および小型化を図ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合消弧機能を有する回路遮断器
を示した縦断面図である。
【図2】図1の稼動電極を示した平面図である。
【図3】図1の稼動電極を示した斜視図である。
【図4】図1の固定電極を示した平面図である。
【図5】図1の固定電極およびマグネチックコイルを示
した分解斜視図である。
【図6】図1の固定電極とマグネチックコイルとが結合
された状態を示した斜視図である。
【図7】図1の回路遮断器の作動状態を示した図であ
る。
【図8】図5のアークアライン部材の変形例を示した斜
視図である。
【図9】従来複合消弧機能を有する回路遮断器を示した
縦断面図である。
【符号の説明】
10…上部シェル 20…下部シェル 11、21…フランジ 24…固定ホール 25…ガイドスリーブ 31…稼動電極 33…稼動電極本体 35、55…排気通路 37…ストッパー 38…稼動主接点部材 39…掛止シート 41…稼動アーク接点部材 45…稼動アーク接点 51…固定電極 53…固定電極本体 65…ボルト 73、74…アークアライン部材 75…アークアライン部 77…固定アーク接点部材 78…弾性提供部 79…固定アーク接点 83…マグネチックコイル 85…絶縁体 89…コイルサポーター 90…絶縁部材 91…固定主接点部材 93…アークランナー 96…本体部 97…ネック部 98…アークアライン部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部シェルと、 該上部シェルと結合されて絶縁ガスが充填される消弧チ
    ャンバを形成する下部シェルと、 前記上部シェルに移動可能に設置され、前記消弧チャン
    バ内部のガスを外部に排出する排気通路が形成される稼
    動電極と、 該稼動電極と同軸線上の前記下部シェルに固定され、前
    記消弧チャンバ内部のガスを外部に排気する排気通路が
    形成される固定電極であって、前記稼動電極は、前記固
    定電極に接触する位置と前記固定電極から分離される位
    置との間で移動可能である固定電極と、 該固定電極の外周面に結合され、アークの回転のための
    磁界を形成すると共に、前記稼動電極が前記固定電極と
    接触した状態で、前記稼動電極からの通電電流を前記固
    定電極と分担して受けるマグネチックコイルと、 前記固定電極の排気通路に配置され、アーク消弧作用の
    際、アークを前記固定電極の中心部に整列させると共に
    アークを迅速に消弧させるために変化する内径を有する
    中空円筒形の磁性材からなるアークアライン部材と、 を備えて構成されることを特徴とする複合消弧機能を有
    する回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記上部シェルおよび下部シェルは相互
    に結合されて四角形の消弧チャンバを形成し、前記消弧
    チャンバの内部には3相交流電流に対応するように該消
    弧チャンバSを3つの部分に区画する仕切りが形成され、
    それら3つの区画された各部分の前記上部シェルの上側
    面にはそれぞれ前記稼動電極がスライディング可能に配
    置されるガイドスリーブが一体に形成され、前記3つに
    区画された各部分の前記下部シェルの下側面にはそれぞ
    れ前記固定電極が貫通して固定される固定ホールが穿孔
    形成されることを特徴とする請求項1に記載の複合消弧
    機能を有する回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記アークアライン部材は、前記固定電
    極の排気通路に挿合され、前記消弧チャンバ内のガスを
    排出する中空円筒形の部材であって、アークを収斂する
    ために上方側内周面が内径の中心に向かって所定の角度
    で傾斜したアークアライン部を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の複合消弧機能を有する回路遮断器。
  4. 【請求項4】 前記アークアライン部材は、前記固定電
    極の排気通路に挿合される円筒状の本体部と、該本体部
    の上方端から直径が縮小された状態で延長されるネック
    部と、該ネック部の内周面が内方側に所定の角度で傾斜
    して形成されるアークアライン部と、により構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合消弧機能を有す
    る回路遮断器。
  5. 【請求項5】 前記固定電極は、前記稼動電極が固定電
    極に接触した状態で、前記稼動電極からの通電電流を前
    記マグネチックコイルと所定の割合で分担して受ける固
    定接点が形成されることを特徴とする請求項1に記載の
    複合消弧機能を有する回路遮断器。
  6. 【請求項6】 上部シェルと、 該上部シェルと結合されて絶縁ガスが充填される消弧チ
    ャンバを形成する下部シェルと、 前記上部シェルに移動可能に配置され、稼動アーク接点
    および稼動主接点部材を備えて構成されて、それら稼動
    アーク接点および稼動主接点部材により通電電流が所定
    の割合に分割されて流れる稼動電極と、 前記稼動電極と同軸線上の前記下部シェルに固定され、
    前記稼動アーク接点と接触して通電経路を形成する固定
    アーク接点と、前記稼動主接点部材と接触して通電経路
    を形成する固定主接点部材と、を備える固定電極であっ
    て、前記稼動主接点部材は、前記固定主接点部材に接触
    する位置と前記固定主接点部材から分離する位置との間
    で移動可能であり、前記稼動アーク接点は、前記固定ア
    ーク接点に接触する位置と前記固定アーク接点から分離
    する位置との間で移動可能である固定電極と、 前記消弧チャンバに内蔵されてアークが回転するための
    磁界を形成し、前記稼動主接点部材が前記固定主接点部
    材に接触した状態で、前記稼動電極からの通電電流を前
    記固定アーク接点と分担して受けるマグネチックコイル
    と、 により構成されることを特徴とする複合消弧機能を有す
    る回路遮断器。
  7. 【請求項7】 前記稼動電極は、 前記上部シェルに垂直方向に移動可能に挿合される稼動
    電極本体と、 前記稼動電極本体の下方端に結合され、前記固定アーク
    接点と接触して通電経路を形成する稼動アーク接点部材
    と、 前記稼動電極本体の一方側から外方側に延長されて該稼
    動電極本体の垂直方向の移動ストロークを制限し、前記
    固定主接点部材と接触して通電通路として機能する稼動
    主接点部材が下方面に形成されるストッパーと、 からなることを特徴とする請求項6に記載の複合消弧機
    能を有する回路遮断器。
  8. 【請求項8】 前記稼動アーク接点部材は、前記稼動電
    極本体の下方端に一体に結合され、その端部がラウンデ
    ィング処理されて外方側縁面に通電電流が流れる稼動ア
    ーク接点を有することを特徴とする請求項6に記載の複
    合消弧機能を有する回路遮断器。
  9. 【請求項9】 前記ストッパーは、 前記稼動電極の上昇ストロークを制限するために前記上
    部シェルに掛止される掛止シートが上方側面に形成さ
    れ、前記稼動電極の下降ストロークを制限すると共に前
    記固定電極と接触して通電電流が流れるように前記固定
    電極の固定主接点部材に接触される稼動主接点部材が形
    成されることを特徴とする請求項6に記載の複合消弧機
    能を有する回路遮断器。
  10. 【請求項10】 前記固定電極は、 前記下部シェルの固定ホールに固定され、内部に排気通
    路が形成される固定電極本体と、 前記固定電極本体の排気通路に挿合され、前記稼動アー
    ク接点部材と接触して通電経路を形成する固定アーク接
    点部材と、 前記マグネチックコイルの上側面に固定され、前記稼動
    主接点部材と接触したとき前記マグネチックコイル側に
    通電電流が流れる固定主接点部材と、 を備えて構成されることを特徴とする請求項6に記載の
    複合消弧機能を有する回路遮断器。
  11. 【請求項11】 前記固定アーク接点部材は、 前記固定電極本体に挿合される中空円筒形の部材であっ
    て、 前記稼動電極が接触するとき、接触圧力を与えて電子反
    発力により稼動電極が離脱することを防止するように軸
    に対して垂直方向に弾性力を与える弾性提供部が形成さ
    れ、前記稼動アーク接点が接触する固定アーク接点が上
    方端に形成されることを特徴とする請求項10に記載の複
    合消弧機能を有する回路遮断器。
  12. 【請求項12】 前記弾性力提供部は、弾性力を提供す
    るために前記固定アーク接点部材の長さ方向に形成され
    る複数のスリットおよびそれらスリットにより形成され
    る複数のフィンガーにより構成されることを特徴とする
    請求項11に記載の複合消弧機能を有する回路遮断器。
  13. 【請求項13】 前記固定アーク接点部材は、クロム銅
    により製造されることを特徴とする請求項11または12に
    記載の複合消弧機能を有する回路遮断器。
  14. 【請求項14】 前記固定主接点部材は、前記マグネチ
    ックコイルの上部に電気的に接続するように配置されて
    前記稼動主接点部材と接触して通電するリング状の導電
    性部材であって、 回路遮断のとき、前記稼動主接点部材から迅速に分離さ
    れるために上部面にスリットが所定の間隔をもって放射
    状に形成されることを特徴とする請求項10に記載の複合
    消弧機能を有する回路遮断器。
  15. 【請求項15】 前記固定主接点部材は、アークをガイ
    ドするアークランナーが内周面に形成されることを特徴
    とする請求項10または14に記載の複合消弧機能を有する
    回路遮断器。
  16. 【請求項16】 前記マグネチックコイルは、 一部分が開放された複数枚のリング状の導電部材が前記
    固定アーク接点部材の外周面に積層され、それらマグネ
    チックコイル間に絶縁体が配置されると共に、前記各マ
    グネチックコイルを相互に電気的に連結させるコイルサ
    ポーターが装着されることを特徴とする請求項10に記載
    の複合消弧機能を有する回路遮断器。
  17. 【請求項17】 上部シェルと、 該上部シェルと結合されて絶縁ガスが充填される消弧チ
    ャンバを形成する下部シェルと、 前記上部シェルに移動可能に配置され、稼動アーク接点
    および稼動主接点部材を備えて構成されて、それら稼動
    アーク接点および稼動主接点部材を通って通電電流が所
    定の割合に分割されて流れる稼動電極と、 前記稼動電極と同軸線上の前記下部シェルに固定され、
    前記稼動アーク接点と接触して通電経路を形成する固定
    アーク接点と、前記稼動主接点部材と接触して通電経路
    を形成する固定主接点部材と、を有する固定電極であっ
    て、前記稼動主接点部材は、前記固定主接点部材に接触
    する位置と前記固定主接点部材から分離する位置との間
    で移動可能であり、前記稼動アーク接点は、前記固定ア
    ーク接点に接触する位置と前記固定アーク接点から分離
    する位置との間で移動可能である固定電極と、 前記消弧チャンバに内蔵されてアークが回転するための
    磁界を形成し、前記稼動主接点部材が前記固定主接点部
    材に接触した状態で、前記稼動電極からの通電電流を前
    記固定アーク接点と分担して受けるマグネチックコイル
    と、 前記固定電極の内周面に挿合され、アーク消弧作用の
    際、アークを前記固定電極の中心部に整列させると同時
    にアークを迅速に消弧させるために内径が変化する中空
    円筒形の磁性部材を有するアークアライン部材と、 を備えて構成されることを特徴とする複合消弧機能を有
    する回路遮断器。
  18. 【請求項18】 前記固定電極の排気通路には、前記稼
    動アーク接点部材および前記アークアライン部材が挿合
    されるように階段形態に形成されてその内径が漸次大き
    くなる第1および第2安着溝が形成されることを特徴とす
    る請求項17に記載の複合消弧機能を有する回路遮断器。
JP2001296335A 2000-09-27 2001-09-27 複合消弧機能を有する回路遮断器 Expired - Lifetime JP3597807B2 (ja)

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