JP2000011770A - テープ電線 - Google Patents
テープ電線Info
- Publication number
- JP2000011770A JP2000011770A JP10177925A JP17792598A JP2000011770A JP 2000011770 A JP2000011770 A JP 2000011770A JP 10177925 A JP10177925 A JP 10177925A JP 17792598 A JP17792598 A JP 17792598A JP 2000011770 A JP2000011770 A JP 2000011770A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductors
- tape
- rectangular
- parallel
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体としての導体の配列ピッチを小さくした
まま、接続作業を容易に行うことができるテープ電線を
提供する。 【解決手段】 幅方向へ並列に配置させた複数の導体２
を一対の絶縁テープ３、３で挟持して一体化したテープ
電線１０において、長手方向へ間隔をあけて剥離材４を
前記一対の絶縁テープ３、３間に、幅方向にわたって前
記複数の導体２間に織り込むように介在させる。
まま、接続作業を容易に行うことができるテープ電線を
提供する。 【解決手段】 幅方向へ並列に配置させた複数の導体２
を一対の絶縁テープ３、３で挟持して一体化したテープ
電線１０において、長手方向へ間隔をあけて剥離材４を
前記一対の絶縁テープ３、３間に、幅方向にわたって前
記複数の導体２間に織り込むように介在させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列に配置された
複数の導体を一対の絶縁テープで挟持して一体化したテ
ープ電線に関する。
複数の導体を一対の絶縁テープで挟持して一体化したテ
ープ電線に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４（ａ）、（ｂ）はそれぞれ、従来の
テープ電線の縦断面図およびそのＡ−Ａ横断面図であ
る。従来のテープ電線１は、図４（ｂ）に示すように、
複数の平角導体２を並列に配置し、これら並列に配置し
た平角導体２の両面に絶縁テープ３を接着して一体化し
たものである。そして、図４（ａ）に示すように、長手
方向へ間隔をあけて、一対の剥離紙４を平角導体２の両
側に幅方向にわたって介在させている。
テープ電線の縦断面図およびそのＡ−Ａ横断面図であ
る。従来のテープ電線１は、図４（ｂ）に示すように、
複数の平角導体２を並列に配置し、これら並列に配置し
た平角導体２の両面に絶縁テープ３を接着して一体化し
たものである。そして、図４（ａ）に示すように、長手
方向へ間隔をあけて、一対の剥離紙４を平角導体２の両
側に幅方向にわたって介在させている。
【０００３】このテープ電線１にコネクタなどの接続端
子を接続する場合には、平角導体２を露出させる必要が
ある。そのためには、図５に示すように、剥離紙４が介
在する部分を幅方向に切断し、絶縁テープ３に接着した
一対の剥離紙４（平角導体２には接触しているが、接着
していない）を平角導体２の両側に広げ、これらの剥離
紙４を平角導体２の両側に引っ張り、接着された絶縁テ
ープ３を平角導体２から剥がして、平角導体２を露出さ
せる。
子を接続する場合には、平角導体２を露出させる必要が
ある。そのためには、図５に示すように、剥離紙４が介
在する部分を幅方向に切断し、絶縁テープ３に接着した
一対の剥離紙４（平角導体２には接触しているが、接着
していない）を平角導体２の両側に広げ、これらの剥離
紙４を平角導体２の両側に引っ張り、接着された絶縁テ
ープ３を平角導体２から剥がして、平角導体２を露出さ
せる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テープ電線
１の平角導体２の並列ピッチは、実装密度を上げるため
にますます小さくなっている。しかしながら、平角導体
２の並列ピッチが小さくなると、そのピッチと平角導体
２に接続される接続端子の配列ピッチや回路導体の配列
ピッチとの差が大きくなり、テープ電線１の平角導体２
に接続端子や回路導体を接続する作業が困難になるとい
う問題があった。
１の平角導体２の並列ピッチは、実装密度を上げるため
にますます小さくなっている。しかしながら、平角導体
２の並列ピッチが小さくなると、そのピッチと平角導体
２に接続される接続端子の配列ピッチや回路導体の配列
ピッチとの差が大きくなり、テープ電線１の平角導体２
に接続端子や回路導体を接続する作業が困難になるとい
う問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、幅方向へ並列に配置させた複
数の導体を一対の絶縁テープで挟持して一体化したテー
プ電線において、長手方向へ間隔をあけて剥離材を前記
一対の絶縁テープ間に、幅方向にわたって前記複数の導
体間に織り込むように介在させたことを特徴とするもの
である。ここで、「剥離材を複数の導体間に織り込むよ
うに介在させる」とは、導体を縦糸、剥離材を横糸とし
て、複数の導体に剥離材を織り込み、並列に配置された
複数の導体が、例えば交互に剥離材の異なる面上に位置
するように、剥離材の両面に分かれて位置するようにす
ることを意味する。
決すべくなされたもので、幅方向へ並列に配置させた複
数の導体を一対の絶縁テープで挟持して一体化したテー
プ電線において、長手方向へ間隔をあけて剥離材を前記
一対の絶縁テープ間に、幅方向にわたって前記複数の導
体間に織り込むように介在させたことを特徴とするもの
である。ここで、「剥離材を複数の導体間に織り込むよ
うに介在させる」とは、導体を縦糸、剥離材を横糸とし
て、複数の導体に剥離材を織り込み、並列に配置された
複数の導体が、例えば交互に剥離材の異なる面上に位置
するように、剥離材の両面に分かれて位置するようにす
ることを意味する。
【０００６】本発明では、並列に配置された複数の導体
が剥離材の両面にわかれて位置するため、剥離材の一方
の側に並列配置する導体の配列間隔を、導体全体の配列
ピッチよりも大きくすることができる。従って、剥離材
の一方の側に並列配置する導体を一群として扱うと、こ
れら一群の導体への接続端子や回路導体の接続作業が容
易になる。
が剥離材の両面にわかれて位置するため、剥離材の一方
の側に並列配置する導体の配列間隔を、導体全体の配列
ピッチよりも大きくすることができる。従って、剥離材
の一方の側に並列配置する導体を一群として扱うと、こ
れら一群の導体への接続端子や回路導体の接続作業が容
易になる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図１（ａ）、（ｂ）は、本
発明にかかるテープ電線の一実施形態の縦断面図および
横断面図である。図１は、図４に関して説明した部分と
同部分は同符号で指示してある。本実施形態のテープ電
線１０は、銅あるいは銅合金よりなる６本の平角導体２
を並列にピッチｐで配置し、これら並列に配置した導体
２の両面にラミネートフィルムなどの絶縁テープ３を接
着剤５を介して接着し、一体化したものである。本実施
形態の特徴は、剥離材として剥離紙４を、長手方向へは
間隔をあけて、幅方向にわたっては平角導体２間に織り
込むように絶縁テープ３間に介在させ、並列に配置され
た６本の平角導体２が交互に剥離紙４の異なる面上に位
置するようにしたことである。
施の形態を詳細に説明する。図１（ａ）、（ｂ）は、本
発明にかかるテープ電線の一実施形態の縦断面図および
横断面図である。図１は、図４に関して説明した部分と
同部分は同符号で指示してある。本実施形態のテープ電
線１０は、銅あるいは銅合金よりなる６本の平角導体２
を並列にピッチｐで配置し、これら並列に配置した導体
２の両面にラミネートフィルムなどの絶縁テープ３を接
着剤５を介して接着し、一体化したものである。本実施
形態の特徴は、剥離材として剥離紙４を、長手方向へは
間隔をあけて、幅方向にわたっては平角導体２間に織り
込むように絶縁テープ３間に介在させ、並列に配置され
た６本の平角導体２が交互に剥離紙４の異なる面上に位
置するようにしたことである。
【０００８】本実施形態のテープ電線１０は、図２に示
すように、並列した平角導体２を交互に上下の方向から
供給し、長手方向に所定の間隔で、剥離紙４を幅方向に
わたって上方向から供給される平角導体２と下方向から
供給される平角導体２との間に介在させ、平角導体２を
挟むように上下から供給される絶縁テープ３をローラー
６で接着剤（図示されず）を介して圧着して作製する。
すように、並列した平角導体２を交互に上下の方向から
供給し、長手方向に所定の間隔で、剥離紙４を幅方向に
わたって上方向から供給される平角導体２と下方向から
供給される平角導体２との間に介在させ、平角導体２を
挟むように上下から供給される絶縁テープ３をローラー
６で接着剤（図示されず）を介して圧着して作製する。
【０００９】本実施形態のテープ電線１０に接続端子な
どを接続するためには、図３に示すように、剥離紙４の
介在部分を幅方向に切断する。そうして、剥離紙４の両
側の絶縁テープ３を剥がすと、平角導体２がそれぞれの
絶縁テープ３にピッチ２ｐで接着して露出する。従っ
て、各絶縁テープ３に接着した３本の平角導体２を一群
として接続端子などに接続すると、一群の平角導体２の
配列ピッチがテープ電線全体の平角導体２の配列ピッチ
ｐの２倍になっているので、接続作業が容易になる。
どを接続するためには、図３に示すように、剥離紙４の
介在部分を幅方向に切断する。そうして、剥離紙４の両
側の絶縁テープ３を剥がすと、平角導体２がそれぞれの
絶縁テープ３にピッチ２ｐで接着して露出する。従っ
て、各絶縁テープ３に接着した３本の平角導体２を一群
として接続端子などに接続すると、一群の平角導体２の
配列ピッチがテープ電線全体の平角導体２の配列ピッチ
ｐの２倍になっているので、接続作業が容易になる。
【００１０】なお、上記実施形態では、導体は互い違い
に剥離材の異なる面に位置していたが、接続端子や回路
導体などの配列に応じて、剥離材の織り込みパターンを
かえ、導体の剥離材面に対する配置をかえることができ
ることは言うまでもない。
に剥離材の異なる面に位置していたが、接続端子や回路
導体などの配列に応じて、剥離材の織り込みパターンを
かえ、導体の剥離材面に対する配置をかえることができ
ることは言うまでもない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ープ電線全体としての導体の配列ピッチを小さくしたま
まで、接続作業を容易に行うことができるという優れた
効果がある。
ープ電線全体としての導体の配列ピッチを小さくしたま
まで、接続作業を容易に行うことができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）、（ｂ）はそれぞれ、本発明に係るテー
プ電線の一実施形態の縦断面図およびそのＡ−Ａ横断面
図である。
プ電線の一実施形態の縦断面図およびそのＡ−Ａ横断面
図である。
【図２】図１に示したテープ電線の作製方法の説明図で
ある。
ある。
【図３】図１に示したテープ電線の接続端部の処理方法
を説明する図である。
を説明する図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）はそれぞれ、従来のテープ電線
の縦断面図およびそのＡ−Ａ横断面図である。
の縦断面図およびそのＡ−Ａ横断面図である。
【図５】図４に示したテープ電線の接続端部の処理方法
を説明する図である。
を説明する図である。
２ 平角導体 ３ 絶縁テープ ４ 剥離紙 ５ 接着剤 ６ ローラー １０ テープ電線
Claims (1)
- 【請求項１】 幅方向へ並列に配置させた複数の導体を
一対の絶縁テープで挟持して一体化したテープ電線にお
いて、長手方向へ間隔をあけて剥離材を前記一対の絶縁
テープ間に、幅方向にわたって前記複数の導体間に織り
込むように介在させたことを特徴とするテープ電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10177925A JP2000011770A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | テープ電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10177925A JP2000011770A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | テープ電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000011770A true JP2000011770A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16039473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10177925A Pending JP2000011770A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | テープ電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000011770A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6938265B2 (en) | 2001-04-12 | 2005-08-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Turntable for disk storage medium and disk drive including the turntable |
| JP2014516460A (ja) * | 2011-04-18 | 2014-07-10 | アディダス アーゲー | 細長い構成要素を連続的に封入するための工程および装置、ならびに得られる封入型細長構成要素 |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10177925A patent/JP2000011770A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6938265B2 (en) | 2001-04-12 | 2005-08-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Turntable for disk storage medium and disk drive including the turntable |
| JP2014516460A (ja) * | 2011-04-18 | 2014-07-10 | アディダス アーゲー | 細長い構成要素を連続的に封入するための工程および装置、ならびに得られる封入型細長構成要素 |
| US10189587B2 (en) | 2011-04-18 | 2019-01-29 | Adidas Ag | Process and apparatus for continuously encapsulating elongated components and encapsulated elongated components obtained |
| US11084607B2 (en) | 2011-04-18 | 2021-08-10 | Adidas Ag | Process and apparatus for continuously encapsulating elongated components and encapsulated elongated components obtained |
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