JP2000011704A - トンネル照明灯具落下防止金具 - Google Patents

トンネル照明灯具落下防止金具

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JP2000011704A JP18045298A JP18045298A JP2000011704A JP 2000011704 A JP2000011704 A JP 2000011704A JP 18045298 A JP18045298 A JP 18045298A JP 18045298 A JP18045298 A JP 18045298A JP 2000011704 A JP2000011704 A JP 2000011704A
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哲士 牛尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカラー鉄線を利用したトンネル照明灯
具の落下防止手段は、照明灯具の電球替え等の度に外す
必要が生じ、また、そのカラー鉄線を再度使用すること
ができないので、作業効率の低下と照明灯具の維持管理
費の増大の原因となっていた。 【解決手段】 照明灯具20の上面又は下面に当接する
本体部11の前端から、照明灯具の前面端部で照明灯具
の蓋体22の開閉姿勢に干渉しない部分を支持する支持
部13を直角方向に垂下設し、本体部の後端から、照明
灯具の取付板30に重合し、取付板の取付孔31に対応
する組付孔14を有し、取付板と共に取付ブラケット4
0に締結される組付部12を直角方向に立設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、トンネル内に取
付けられた照明灯具の落下を防止する落下防止金具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】 図1に示すようにトンネルT内に取付
けられている照明灯具20は、経年と共に自動車の排気
ガスや凍結防止剤等の影響により腐食が進行し、特に鉄
製の場合は本体の側面に穴が開いたり、照明灯具取付板
30の溶接部分が外れて、落下寸前に至るものも発生す
る。
【0003】この中でも厄介なものは、照明灯具取付板
30が腐食により外れる場合である。これは、照明灯具
20と取付板30とのスポット溶接部分が照明灯具20
の裏側に位置しており、表側からその取付け状態を確認
することが難しく、また、1つのトンネル当りの照明灯
具20の数も膨大な数であり、点検に相当な時間を費や
すことによるものである。
【0004】従来、このトンネル照明灯具20の落下を
防止するために、照明灯具20を2mmのカラー鉄線
(図示せず)で取付ブラケット40に縛り付けるという
手段が採用されていた。従って、この従来技術にあって
は、照明灯具20の電球替えや絶縁調査を行う度にカラ
ー鉄線を外す必要が生じていた。この作業は、相当に手
間取るものであり、作業効率低下の原因になっていた。
また、一度外したカラー鉄線には癖がついて複雑に屈曲
しており、それを再度使用することは困難であり、よっ
て、照明灯具20の維持管理費の増大にもつながってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のカラー鉄線を利用したトンネル照明灯具2
0の落下防止手段は、照明灯具20の電球替え等の度に
外す必要が生じ、また、そのカラー鉄線を再度使用する
ことができないので、作業効率の低下と照明灯具20の
維持管理費の増大の原因となることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図4を参照し
て説明する。本発明は、トンネルT内に取付けられた照
明灯具20の落下を防止する肉薄板状のトンネル照明灯
具落下防止10であって、照明灯具20の上面又は下面
に当接する本体部11の前端から、照明灯具20の前面
端部で照明灯具20の蓋体22の開閉姿勢に干渉しない
部分を支持する支持部13を直角方向に垂下設し、本体
部11の後端から、照明灯具20の取付板30に重合
し、取付板30の取付孔31に対応する組付孔14を有
し、取付板30と共に取付ブラケット40に締結される
組付部12を直角方向に立設してなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】 本実施形態に係るトンネル照明
灯具落下防止金具10は厚さ約2mmの肉薄板状で、各
照明灯具20の上面と下面にそれぞれ二箇所ずつ取付け
られるものである。各落下防止金具10は、照明灯具2
0の上面又は下面に当接する本体部11の前端から、照
明灯具20の前面端部で照明灯具20の蓋体22の開閉
姿勢に干渉しない部分を支持する支持部13を直角方向
に垂下設(又は立設)し、本体部11の後端から、照明
灯具20の取付板30に重合し、取付板30の取付孔3
1に対応する組付孔14を有し、取付板30と共に取付
ブラケット40に締結される組付部12を直角方向に立
設(又は垂下設)して構成されている。
【0008】なお、本実施形態に係る照明灯具落下防止
金具10によって支持される照明灯具20は、略直方体
形状で、灯具本体21の前面にその灯具本体21より、
縦横の長さがやや短い蓋体22をヒンジ23によって連
結し、ヒンジ23部分を支点としてその下端部が前方に
回動して開くように設定されている。従って、灯具本体
21前面の四方端部には蓋体22が位置しない部分が形
成され、この部分を落下防止金具10の支持部13で支
持することとしている。
【0009】また、この支持部13およびそれに連続す
る本体部11の前半部には、ヒンジ23との干渉を避け
るために切欠部15を形成し、本体部11の後半部およ
び組付部12と比較して幅狭に設定している。
【0010】作用について説明する。本発明の照明灯具
落下防止金具10は、照明灯具20の上面に取付けられ
る場合は、その組付部12が照明灯具20の取付板30
上面に重なり合わされ、本体部11が照明灯具20の上
面に当接し、さらに支持部13が照明灯具20の前面上
端部を押さえ付けるように支持する状態で、組付部12
の組付孔14と取付板30の取付孔31、および取付ブ
ラケット40に穿設されたブラケット孔(図示せず)に
ボルト60を挿通してナット61で締付け、落下防止金
具10を取付ブラケット40に固定する。また、落下防
止金具10を照明灯具20の下面に取付ける場合も、上
記と同様に行い、その支持部13で照明灯具20の前面
下端部を支持する。
【0011】これによって、例えば、照明灯具20と取
付板30との溶接部分が腐食して、照明灯具20が取付
板30から外れても、この照明灯具20は、落下防止金
具10によって上から押え込まれ、かつ下から支えられ
るように支持されているので、その落下が確実に阻止さ
れる。
【0012】さらに、照明灯具20の電球を取替える場
合や絶縁調査を行う場合、落下防止金具10は照明灯具
20の蓋体22の開閉姿勢に干渉しない位置に取付けら
れているので、落下防止金具10を何ら動かす必要がな
い。従って、電球の取替え作業等の作業効率が大幅に向
上する。
【0013】また、この落下防止金具10は、従来のカ
ラー鉄線と異なり、再使用ができるので、照明灯具20
の維持管理費の低減を図ることができる。
【0014】さらに、この落下防止金具10の取付け
は、取付板30を取付けるために既に形成されているブ
ラケット孔を使用するので、取付けのための新たな手段
を何ら講じる必要がない。従って、その取付けが容易で
あると共に、照明灯具20の維持管理費の節減にも貢献
する。
【0015】ちなみに、本発明の発明者は、落下防止金
具10に求められる条件として、以下の事項が必要と考
える。 (イ) 落下による通行車両への危険性が確実に回避で
きる(安全性の向上)。 (ロ) 表側から見て不良照明灯具の判別が簡単にでき
る(点検し易いもの)。 (ハ) 多種あるトンネル照明灯具に対応できる(汎用
性がある)。 (ニ) 再利用することができ、総合的に照明灯具の延
命化につながる(トータル的に見た維持管理費の削
減)。
【0016】本発明のトンネル照明灯具落下防止金具1
0が、こうした条件を満たすか否かを確認するために、
本発明者は、各種照明灯具(180W、135W、90
W、55W)を使用して実験を行った。その結果、それ
ぞれの照明灯具20の場合において、上記四つの条件を
全て満たすことを確認した。
【0017】
【発明の効果】 本発明は、トンネル照明灯具20の取
付板30とは別個に取付けられ、トンネル照明灯具20
の前面端部を支持するので、例えば、照明灯具20と取
付板30との溶接部分が腐食して、照明灯具20が取付
板30から外れても、その落下を確実に阻止することが
できる。
【0018】また、この落下防止金具10は照明灯具2
0の蓋体22の開閉姿勢に干渉しない位置に取付けられ
ているので、照明灯具20の電球を取替える場合や絶縁
調査を行う場合、落下防止金具10を何ら動かす必要が
なく、よって、電球の取替え作業等の作業効率が大幅に
向上する。
【0019】また、この落下防止金具10は再使用がで
きるので、総合的に照明灯具20の維持管理費の低減を
図ることができる。
【0020】さらに、この落下防止金具10の取付け
は、取付板30を取付けるために既に形成されているブ
ラケット孔を使用するので、取付けのための新たな手段
を何ら講じる必要がない。よって、その取付けが容易で
あると共に、照明灯具20の維持管理費の節減にも貢献
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネル内に取付けられたトンネル照明灯具を
示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るトンネル照明灯具落
下防止金具によってトンネル照明灯具を支持した状態を
示す正面図である。
【図3】図2に示す一実施形態の側面図である。
【図4】図2に示す四つのトンネル照明灯具落下防止金
具のうち、トンネル照明灯具の上側を支持する二つを示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 トンネル照明灯具落下防止金具 11 本体部 12 組付部 13 支持部 14 組付孔 15 切欠部 20 トンネル照明灯具 21 灯具本体 22 蓋体 23 ヒンジ 30 取付板 31 取付孔 40 取付ブラケット 50 ケーブルラック 60 ボルト 61 ナット T トンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城市 聡 広島県広島市東区光町1丁目13番20号広島 道路エンジニア株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル(T)内に取付けられた照明灯
    具(20)の落下を防止する肉薄板状の金具であって、
    照明灯具上面又は下面に当接する本体部(11)の前端
    から、照明灯具前面端部で照明灯具の蓋体(22)の開
    閉姿勢に干渉しない部分を支持する支持部(13)を直
    角方向に垂下設し、本体部後端から、照明灯具(20)
    の取付板(30)に重合し、取付板の取付孔(31)に
    対応する組付孔(14)を有し、取付板と共に取付ブラ
    ケット(40)に締結される組付部(12)を直角方向
    に立設してなるトンネル照明灯具落下防止金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1720233A2 (en) 2000-03-13 2006-11-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Alternator, stator winding assembly therefor, and method of manufacture for the stator winding assembly
CN103353080A (zh) * 2012-11-27 2013-10-16 姜飞 一种模块式led路灯及led光源模块
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JP5992083B1 (ja) * 2015-11-16 2016-09-14 株式会社ティ・エス・ケー 照明器具用脱落防止金具および脱落防止方法

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