JP2000011565A - 位置誤差信号フィ―ルドに符号化された情報を有するディスク駆動装置 - Google Patents

位置誤差信号フィ―ルドに符号化された情報を有するディスク駆動装置

Info

Publication number
JP2000011565A
JP2000011565A JP11166165A JP16616599A JP2000011565A JP 2000011565 A JP2000011565 A JP 2000011565A JP 11166165 A JP11166165 A JP 11166165A JP 16616599 A JP16616599 A JP 16616599A JP 2000011565 A JP2000011565 A JP 2000011565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pes
track
data
read head
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11166165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3431859B2 (ja
Inventor
Brown Mario
マリオ・ブラウン
John Cabelack William
ウィリアム・ジョン・カベラック
Joseph Serrano Lewis
ルイス・ジョセフ・セラノ
Man-Hon Yu Mantle
マントル・マン−ホン・ユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2000011565A publication Critical patent/JP2000011565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3431859B2 publication Critical patent/JP3431859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/10Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1803Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by redundancy in data representation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59605Circuits
    • G11B5/59611Detection or processing of peak/envelop signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ記憶装置中のディスクの位置誤り信号
(PES)フィールドから所定のデータ、たとえばサー
ボ・データを検索するための誤り訂正および検出の方法
および装置を提供する。 【解決手段】好ましい実施態様では、PESデータ、た
とえばトラック番号を誤り訂正符号(ECC)の符号語
にマッピングし、その符号語をさらに1組の記号に分割
し、それらの記号を、一定の重みを有する第二のビット
・ベクトル組にマッピングする。好ましい符号化方法
は、PESフィールドのアナログ信号特性を等化するた
めに選択され、その結果、本発明のPESフィールドを
アナログ情報およびデジタル情報の両方として使用する
ために、従来のサーボ検出回路における変更は、必要で
あるとしても最小限である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記憶装置、
たとえばディスク駆動装置に関し、より具体的には、デ
ィスク上で位置誤り信号に符号化されたサーボ系データ
の誤り検出および訂正に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク駆動装置は通常、1個以上のデ
ィスクと、回転するディスク上のトラックの選択された
1個の上に配置することができるアクチュエータに取り
付けられたヘッド(ディスク面ごとにある)とを含む。
ヘッドを含むスライダが取り付けられているアクチュエ
ータを配置するためには一般にボイス・コイル・モータ
(VCM)が使用される。スライダは、目標トラックを
見つける、または「シーク」しながら、半径方向または
弓形に動いて、回転するディスクのスピンドル中心に近
づいたり、それから離れたりする。選択されたいずれの
トラックでも、システム中の「書き込み経路」を介して
トラック上にデータが記録される。あるいはまた、「読
み取り経路」を介してトラックからデータが読み取られ
る。
【0003】スライダの位置決めは通常、閉ループサー
ボ系によって制御される。サーボは、まず読み書き変換
器(ヘッド)を目標トラックの上に配置し(シーク)、
データが読み書きされる間に適切な変換器がトラックを
追従していることを保証する(トラック追従)両方に機
能する。サーボ系が各回転中に数回そのヘッド位置を更
新することができるよう、各ディスク・トラックの一部
が、少なくとも1個の、通常はいくつかのサーボ・フィ
ールドを含むようにフォーマットされている。各サーボ
・フィールドはさらに、位置誤差信号(PES)を含む
サーボ・データを含むようにフォーマットされている。
PESフィールドは従来、長さが等しく、固定間隔で離
間している定振幅正弦信号のバーストである。これらの
フィールドは、読み取りヘッドの位置とともに変化し、
トラック上でのヘッドの正確な位置決めを可能にするア
ナログ信号を生成するために使用される。PESは通
常、3または4個の反転数の互い違いのバースト、たと
えばA、B、CおよびDバーストからなる。測定された
バーストの振幅がヘッドが所定位置にないことを示すな
らば、制御信号をVCMに発して位置を調節する。サー
ボ系は通常、VCMを制御し、ディスクから読み取られ
ているサーボ・データをモニタするサーボ・プロセッサ
を含む。
【0004】ディスク記憶トラックを編成する一つの方
法は、トラックをデータ・セクタに分割する方法であ
る。データ・セクタとは、トラックに沿って記録された
固定数のビットである。サーボ・データおよびPES情
報は通常、半径方向に湾曲する線に沿って位置するが、
一般に使用される「ゾーン・ビット記録」(ZBR)法
では、データ・セクタの数および位置がトラックとディ
スクの中心との距離に応じて変化する(たとえばHetzle
rらの米国特許第5,210,660号明細書を参
照)。普通、トラック1個あたりいくつかのサーボ・セ
クタがある。その結果、サーボ・セクタの少なくともい
くつかがデータ・セクタの中に位置して、いわゆる「分
割データ・フィールド」を形成する。サーボ・セクタ
は、PESならびにトラック識別名(TID)および他
の制御情報をはじめとするサーボ・データを含む。
【0005】従来、各トラックは、サーボ・データ中に
磁気的に記録されたその一意トラック識別名(TI
D)、すなわちトラック・アドレスを有している。シー
クの間、サーボ系は、半径方向に内または外に移動しな
がら、トラック上のサーボ・セクタからTIDを読み取
る。TIDはヘッドがその瞬間どこにあるのかをサーボ
系に教え、システムが目標トラックに到達するためにそ
の速度などを調節することを可能にする。
【0006】サーボ・セクタに使用される典型的な従来
技術のフォーマットは以下のフィールドを含む。 --||Rd/Wr|AGC|SID|TID|Hd|Cy
l|PES||--
【0007】このフォーマットでは、SID(サーボI
D)文字は、タイミング・ラインまたはマークからな
り、サーボ・セクタ位置情報の始端をトラック上に位置
づける。TID(トラック識別名)文字は通常、交番2
進符号の符号語(「グレイ・コード」ともいう)として
表現される。グレイ・コードの利点は、TID番号がト
ラックからトラックで1数字しか異ならないことであ
る。これが、急速なシークの際に起こるようなオフトラ
ックの場合でも、TIDの耐障害性読み取りを支援す
る。HD(ヘッド)およびCYL(シリンダ)フィール
ドは、他の情報を提供することができる。
【0008】従来技術では、PES記憶情報を豊富にす
るための発案がある。Cunninghamの「Quad Burst Ser
vo Needing No Sync ID and Having Added Inf
ormation」(IBM Technical Disclosure Bulletin,
Vol. 33, No. 3B, pp.198-200, August 1990)
は、サーボ系によって使用される根本的な正弦周波数の
位相操作によって約8ビットの情報をPESバースト中
に符号化することができる4倍長バースト・サーボ・パ
ターンを記載している。しかし、この位相方法は、通常
のサーボ検出のための振幅の損失をもたらす。情報は、
たとえば2ビットを使用することによって各バーストを
A、B、CまたはDとして識別する、各バーストに一意
的なデータならびにトラックまたはセクタ番号の低位ビ
ットのいくつかを含むことができる。
【0009】同様に、1980年3月25日に発行され
たAndresenの米国特許第4,195,320号「Record
Track Identification and Following」は、スラ
イディング・モジュロ符号を使用してサーボ・バースト
中にデジタル符号化されたトラック・アドレス情報を使
用し、信号を積分してトラックに対する読み出された変
換器の位置のアナログ測定値を得る、フロッピー・ディ
スク用のサーボ系を開示している。
【0010】サーボ・セクタ中のPESフィールドなど
の富化は、デバイス・アクセス性能の強化をもたらすこ
とができるが、サーボ・セクタ情報が誤りまたは消去に
よる崩壊を受けやすい場合に目標トラック上でのヘッド
/変換器の正確な位置決めを狂いやすくする。崩壊は、
ランダムに起こることもあるし、間欠的に起こることも
ある。ソースは、誘発されたノイズ、位相ジッタなどで
あることができる。
【0011】
【課題を解決するための手段】改良されたサーボ系およ
び改良されたディスクを有するデータ記憶システムなら
びに誤りに対する保護を有する、サーボ情報を記録し、
検索する方法が本明細書に開示される。本発明の方法
は、所定のデータ、たとえばサーボ・データを、たとえ
ば誤り訂正符号(ECC)にある冗長情報とともに符号
語にマッピングし、これらの符号語をPESフィールド
に記録することを含む。PESフィールドは通常、製造
時にディスクに記録され、後で変更されることはない。
PESに記憶されるデータにかかわらずアナログ信号特
性を維持するのに好ましいECC符号化方法が選択さ
れ、その結果、従来技術におけるようなPESバースト
ならびにデジタル・データのソースを使用するための従
来のサーボ検出回路における変更は、必要であるとして
も最小限である。したがって、ECCの符号語は、許さ
れる重み、たとえば各符号語中の「1」(もしくは磁束
反転数)の数およびランレングス制限(RLL)属性に
おいて制約される。
【0012】好ましい実施態様では、ECC符号語にマ
ッピングされたサーボ・データは、固定数のビットの情
報によって表すことができるトラック識別名(TID)
を含む。ビットは、1個以上のECC符号語に変換され
る。TIDを含むデータを限定セットのビット・パター
ン(ビット・ベクトル)にマッピングすることにより、
等しい重みのようなさらなる制約が符号に配される。禁
止されたビット・パターンが読み出されるならば、EC
Cシンドローム計算プロセスから独立して誤りが検出さ
れる。場合によっては、本発明の耐障害性の方法を使用
してTID情報をPESフィールドに配置すると、サー
ボ・データ中の従来のTIDフィールドをサイズで縮小
させる、またはなくすことができ、その結果、記録容量
が増大する。様々なタイプのECCアルゴリズムを使用
することができるが、リード−ソロモン型ECCまたは
ハミング型ECCが好ましい。
【0013】本発明の一つの態様では、トラックID
は、トラックごとのトラックIDが二つ以上のPESフ
ィールド群の中の2個以上のPESフィールドに記録さ
れる選択されたパターンで、PESフィールドに書き込
まれる。一つのPESフィールド群は、選択されたトラ
ックの中心に位置するが、他方のPESフィールド群
は、隣接するトラックおよび選択されたトラックと部分
的に重なり合うようにずらされている。駆動装置が作動
しているとき、1個以上のPES中に先に記録されてい
るECC符号語を読み取り、条件付き記号およびECC
符号語を使用して誤りの存在を確認する。誤りが見つか
るならば、選択された符号の限界まで訂正を実施するこ
とができる。訂正は、ECC従来技術におけるようにシ
ンドロームを計算することによって実施される。これ
が、TIDを含むサーボ・データの推定値を与える。T
IDは、PESによって読み取りヘッドに誘発される波
形とともに使用されると、ディスク上のヘッドの位置の
正確な測定値を与える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に記載する実施態様は、例を
示すに過ぎず、限定的であることを意図するものではな
い。限定は、請求の範囲によって課されるものである。
【0015】まず図1を参照すると、従来技術のディス
ク駆動装置における主要部品、データフローおよび制御
フローを示す簡略化ブロック図が示されている。最新の
ディスク駆動装置は、種々の機能を制御する1個以上の
マイクロプロセッサを有することができる。図1は、1
個のマイクロプロセッサ116を有する設計を示す。マ
イクロプロセッサのプログラムは一般にファームウェア
と呼ばれる。駆動装置へのコマンドおよびデータは、ホ
スト装置(図示せず)から経路162を介してインタフ
ェース電子系114に入り、そこで、ホスト・レベルの
コマンドが装置レベルのコマンドおよび動作に変換され
る。制御電子系115が活動およびデータフローを読み
書き(R/W)電子系113との間で調和させる。サー
ボ電子系112(通常はサーボ・プロセッサを含む)
が、PESバーストによって誘発される信号およびTI
Dに対応する信号をはじめとする未加工の位置情報を読
み取りヘッド108から受け、ボイス・コイル・モータ
(VCM)10に送られる電子信号を介してアクチュエ
ータ106の動きを制御する。ヘッド108がアクチュ
エータ106の端部に取り付けられている。ディスク1
04は、スピンドル・モータ(図示せず)によってスピ
ンドル111を中心に回転する。わずかに弓形のサーボ
・セクタ120A、120Bがサーボ・データおよびP
ESバーストを含む。データは、平坦な表面のディスク
上の円形のトラック118に書き込まれる。トラック
は、ユーザまたは顧客データが記憶されるデータ・セク
タ154A、154Bに分割されている。
【0016】R/W電子系は、読み取りヘッドからの未
加工データ信号に対して基本的な復調および検出決定を
実行し、これらの信号を2進データ(「1」と「0」の
ストリーム)に変換する。ディスクに書き込まれた未加
工データ信号は、システムがデータを正確に読み出す能
力を高める方式、たとえばランレングス制限(RLL)
符号化にしたがって制約されている。変換された2進デ
ータはバッファ(図示せず)に記憶される。この段階
で、バッファ中のデータは、通常はECC検査バイトま
たは記号と呼ばれる冗長情報を含む。ECC検査バイト
が真のデータ(通常はホストまたは顧客データと呼ばれ
る)バイトとともにECC符号語を形成する。ECC検
出・訂正ハードウェアおよび/またはファームウェアは
一般に制御機能とみなされる。誤りが見つからないと
き、または誤りが訂正されているとき、顧客データはE
CCバイトなしでホストに送られる。サーボ関連情報、
すなわちTIDおよびバースト信号は通常、ホストに送
られないことに留意すること。
【0017】ディスク104は、サーボ情報および未加
工データを磁束反転数として記憶することを可能にする
薄膜磁気コーティングを有している。サーボ・セクタ・
データ120A−Bは通常、ディスクの周囲の規則的な
半径方向(角度)位置で弓形の半径方向の線に書き込ま
れる。本発明の目的の場合のセクタとは、トラック沿い
の固定された記録長として定義される。たとえば、典型
的なデータ・セクタは、長さ512バイトであるかもし
れない。データ・セクタ154A、154Bはサーボ・
セクタからいくらか独立して配置されて、2個のサーボ
・セクタの間に多数のデータ・セクタが存在し、サーボ
・セクタがデータ・セクタの中央に位置して、いわゆる
分割データ・フィールド、たとえば154Bを形成する
ことができるようになっている。ディスクのトラックが
Hetzlerの米国特許第5,210,660号特許で述べ
られたようにZBRの下でフォーマットされているなら
ば、外寄り区域151、152のトラックは、内寄りの
区域153のトラックよりも多くのデータ・セクタをサ
ーボ・セクタの間に有することになろう。図1には三つ
の区域しか示されていないが、区域の数には随意の限界
はない。
【0018】図8は、本発明を具現化するディスク駆動
装置における高レベルでの信号およびデータフローを示
す、アナログサーボ処理回路およびサーボ・プロセッサ
に対してPESデータ検出器およびPESデータ・プロ
セッサを示すブロック図である。PESバーストによっ
て誘発された読み取りヘッドからの波形が二つの並行経
路で処理される。波形は、従来技術と同様、バーストに
よって誘発される相対的なアナログ信号強度を使用し
て、トラックに対するヘッドの位置に関する情報をサー
ボ・プロセッサ34に提供するアナログサーボ処理回路
35によって処理することができる。波形は、アナログ
処理されることに加えて、PESデータ検出器31によ
って未加工2進データに変換される。この2進データが
さらに処理されて、トラックID(およびPESフィー
ルド中に符号化された他の情報)がPESデータ・プロ
セッサ33によって回収される。そして、トラックID
情報などは、ヘッド位置の制御および調節、たとえばシ
ークおよびトラック追従に使用できるよう、サーボ・プ
ロセッサ34に提供される。
【0019】本発明は、サーボ・データのアーキテクチ
ャから独立しているが、本発明をより理解できるよう、
ただし限定を加えるためでなく、従来技術のサーボ・セ
クタのフォーマットを本発明の実施態様と比較する。図
2には、フィールド指定および等しいビット長を有する
典型的な従来技術のサーボ・セクタのフォーマットが示
されている。サーボ・セクタの全長は134ビットであ
り、7個のフィールドに分割されている。W/Rフィー
ルドは位置決め情報に関連しないため、有効長は124
ビットである。SID(サーボID)フィールドは、一
意のビット・パターンからなり、サーボ・セクタ記号列
の始点をマークする。次の3個のフィールド、すなわち
HD(ヘッド)、TID(トラック識別名)およびSE
CTOR(セクタ)のうち、TIDが、トラックを識別
するため、もっとも重要である。SECTORおよびH
Dは補助的な位置決めデータを提供する。実施される方
法は、TIDフィールドだけを交番2進符号に符号化す
ることであった。交番2進符号またはグレイ・コードの
利点は、トラック識別名がトラックからトラックで1ビ
ットしか変わらないことである。これがTIDフィール
ドのオフトラック読み取りを可能にする。グレイ・コー
ドを使用するときトラック間で1ビットしか変わらない
という属性が、本発明の以前には、TIDおよびサーボ
・フィールド中の他の情報をECCで保護することを不
可能にしていた。
【0020】図6は、本発明の実施態様における、「バ
ースト」と呼ばれることが多いPESフィールドの、互
いおよびトラックの中心線に対する相対的位置を示す。
「フィールド」、「信号」および「バースト」は、PE
S単位を指すために同じ意味で使用する。トラック1〜
5は、それらの対応するPESバーストとともに、図面
を水平方向に横断するように示されている。ヘッドは、
図6に描く左から右に移動するものと仮定する。PES
バーストは、トラックとほぼ同じ幅に示されているが、
本発明を実施する際に厳密な幅および位置決めは重要で
はない。バーストのいくつかはトラックの中心線上に配
置されている。これらを第一のバースト群と呼び、中心
線からずれたバーストを第二のバースト群と呼ぶ。PE
Sバースト51はトラック1の中心線上に位置してい
る。PESバースト52は、トラック1の中心線からず
れ、すなわち、中心線よりも上にあり、バースト52の
幅の半分に満たない部分だけがトラック1にかかってい
る。PESバースト53は、トラック1の中心線よりも
下にずれ、バースト53の幅の一部だけがトラック1に
かかっている。PESバースト54はトラック2の中心
線上に位置している。また、PESバースト51〜54
はトラック沿いの異なる位置に配されており、トラック
1を追従するヘッドが各バーストを異なる時点で通過す
るようになっている。最初にPESバースト53を通過
し、次にPESバースト52を通過し、三番目にPES
バースト54を通過し、最後にPESバースト51を通
過する。したがって、ディスクがヘッドの下で回転して
いるとき、図5のPESバーストは、四つの別個の時間
位置に配される。同じ意味として、四つPES群は四つ
の半径方向位置に当たると説明できる。4個のPESバ
ーストの群は、従来技術におけるように、図1に示すよ
うなディスクの周囲で何回も繰り返され、同心円トラッ
クの各対ごとに繰り返される。バーストの順序は本発明
にとって決定的ではない。たとえば、中心線バースト5
1、54など(A群)が、ずれたバースト52、53、
55など(B群)よりも前に配置されていてもよい。シ
ステムは、4個のバーストそれぞれによって読み取りヘ
ッドに誘発される波形の相対的な信号強度を使用して、
従来技術と同様にヘッドが中心線に対してどこにあるの
かを判断することができる。理由は、以下に記載するよ
うに、バーストが、その中に符号化された情報を有する
にもかかわらず、そのアナログ特性が実質的に一定に維
持されるからである。
【0021】本明細書に記載する発明は、トラックID
情報をはじめとする情報をPESフィールドに記憶する
ことを可能にする。図6を続けて参照すると、図示する
本発明の実施態様では、トラック1のトラックIDがP
ESバースト52および51の両方に記録されている。
同様に、トラック2のトラックIDがPESバースト5
3および54の両方に記録されている。ヘッドがシーク
中またはトラック追従中であるとき、ヘッドにおけるバ
ーストからの相対的な信号強度が異なる。ヘッドにおけ
る信号強度が低下するにつれ、バースト中に記録された
情報を読み取ることがより困難になると予想される。バ
ーストは重なり合うパターンに並べられているため、ヘ
ッドは、トラックIDフィールドの少なくとも1個、お
そらくは2個以上を読み取ることができるであろう。
【0022】以下の実施例では、トラックを追従するヘ
ッドが通常は3個のもっとも近いバースト中の情報を読
み取ることができるものと仮定するが、これは、理解さ
れるように、本発明をうまく利用するために必要なわけ
ではない。図6のトラック1を追従するヘッドは、バー
スト53を通り過ぎ、トラックID2を読み取り、次に
バースト52を通り過ぎ、トラックID1を読み取り、
さらにバースト51の上を通過し、トラックID1を読
み取る。これらのIDは、連結されるならば「211」
となる。トラック2を追従するヘッドは、バースト53
を通り過ぎ、トラックID2を読み取り、次にバースト
55を通り過ぎ、トラックID3を読み取り、さらにバ
ースト54の上を通過し、トラックID2を読み取る。
これらのIDは、連結されるならば「232」となる。
このパターンをトラック対ごとに繰り返して、奇偶トラ
ック区別を実施する。たとえば、トラック1のID列は
「n+1、n、n」であり、トラック2の列は「n、n
+1、n」である。いずれの場合にも、サーボ系は、二
つの異なるトラックIDを読み取ったにもかかわらず、
それがどちらのトラックを追従しているのかを判断する
ことができる。
【0023】システムが1個以上のバースト中のトラッ
クIDを読み取ることができないとしても、バーストの
タイミングおよびバースト中に符号化されたIDを知る
ことによって位置情報を収集することができる。たとえ
ば、ヘッドが最後のタイム・スロットでバースト51か
らのトラックIDしか読み取ることができないとして
も、サーボ系は、それがトラック1の中心線バーストを
読み取ったということを知る。バースト52だけしか読
み取れなかったとしても、駆動装置は、トラックIDが
1であり、トラック1の左にあるバーストを読み取った
ということを知るであろう。バースト53だけしか読み
取れなかったとしても、サーボ系は、トラックIDが2
であり、トラック1とトラック2とに重なるバーストを
読み取ったということを知るであろう。このように、ト
ラックIDと、バーストが読み取られたタイム・スロッ
トの知識とを合わせると、トラックIDそのものが得ら
れるだけでなく、さらなる位置情報もまた得られる。
【0024】次に、本発明の具体的な実施態様を記載す
ることにより、トラックIDおよび他の情報をPESバ
ースト中に記録する技術を説明する。図2では、64ビ
ットのPES(位置誤差信号)フィールドが最大であ
る。図6に示すように、一部分、すなわち1個のバース
トしかトラックとは整合せず、残りは、トラック中心線
にかかっていない、すなわちトラック中心線からずれて
いるため、この64ビットのフィールドは、PESバー
ストのために保留された空間とみなされるべきである。
2個、3個または4個ある従来技術のバーストは、本質
的には、記録された「1」の列とみなすことができる均
一に離間した磁束反転数の群である。これら2個、3個
または4個のバーストは、それらの位置を除いて同一で
ある。この従来技術のサーボ・セクタのフォーマットは
通常、トラック間で位相整合した状態で、公称20MHz
のレートで書き込まれることが注目される。
【0025】図3は、本発明のフィールド指定およびビ
ット長でフォーマットされたサーボ・セクタの実施態様
を示す。サーボ・セクタは大きめで、長さ212ビット
からなることに注目すべきである。しかし、改良された
誤り許容範囲が情報をより高いビット密度で記録するこ
とを可能にし、したがって、全体としてより少ないディ
スク空間しか使用されない。また、いくつかの実質的な
変更がある。以下に記載するPESのECCは、顧客デ
ータを保護するために使用される標準ECCと混同され
てはならない。顧客データECCは、本発明のPES
ECCを使用する駆動装置では、どのようにしても実施
されない。
【0026】はじめに、PES中の最低レベルの磁束反
転数を2進データ・ビットに変換する。図8では、読み
取りヘッドからの波形をとり、この機能を実行する装置
がPESデータ検出器31として示されている。情報の
ビットは、いくつかの方法でPESに符号化することが
でき、選択される方法は、顧客データに使用される方式
とは必ずしも関係はない。以下は、ビットを記録するた
めの従来技術の方法の例であるが、これがすべてのリス
トであることは意図しない。ビットは、1個の「デー
タ」ビットとして1個の磁束反転数にマッピングするこ
とができ、その場合、ある特定の時点での磁束反転数の
存在が1であり、その不在が0である。これがもっとも
簡潔な符号化方式を提供する。たとえば、「+」を正の
磁束反転数とし、「−」を負の反転数とし、「0」を反
転数なしとするならば、「1101」は「+−0+」と
なる。ビットは、1個の「データ」ビットとして1対の
磁束反転数(双ビット)にマッピングすることができ、
ここでもまた、双ビットの存在が1であり、その不在が
0である。これは簡潔さに劣るが、双ビットは、チャネ
ルフィルタ機能のため、しばしば単一ビットよりも検出
しやすい。この場合、「1101」は「+−+−00+
−」となり、第一の例の2倍の長さである。「データ」
ビットは、三つの刻時期間を使用して符号化することが
でき、その第一の期間が磁束反転数を有し(刻時/ラン
レングス制限のため)、「データ」が1であるか0であ
るかに依存して第二または第三の期間が第二の磁束反転
数を含む。この場合、「1101」は「+−0+−0+
0−+−0」となる。この特定の方式は、ランレングス
制限を提供する符号で使用するには特に有利とはいえな
い。
【0027】また、先に引用した出版物の中でCunningh
amによって提案されている方式を使用することも可能で
ある。上記と同じ表記法を使用してデータを位相符号化
するならば、「1」は「0+00」または「0−00」
となり、「0」は「00+0」または「00−0」とな
る。これは、ビット周波数が復調器のクロックよりも実
質的に低い場合に有用である。
【0028】PES中で2進データを記録し、復号する
ための方式があるならば、実際の情報内容およびPES
のECCを設計することができる。前記実施態様では、
*nビット列をTIDに割り当て、m*nビット列をそ
れぞれ長さnビットのバイトm個に分割することによ
り、所与のトラックについてサーボ・データをECC符
号語にマッピングする。次に、m*nビット列にわたっ
てそれぞれnビットのr冗長バイトをECC符号化方法
の剰余として形成する。r冗長バイトを決定したのち、
所与の(m*n+r*n)ビット列について各nビット・
バイトを重みjの(n+q)ビット・ベクトルにマッピ
ングする。ECC中の符号語は、2n個のベクトルを所
定の順序で連結することによって形成する。最後に、各
符号語を「1」および「0」からなる信号バーストとし
てフォーマットされたサーボ・フィールドのPES位置
に書き込む。
【0029】たとえば、パラメータm、n、r、qおよ
びjが、m=6バイト、n=バイトあたり3ビット、r
=2冗長バイト、(n+q)=5ビット、j=3の値で
あるとするならば、符号語あたりm(n+q)+r(n
+q)=40ビットであり、符号語重み=(m+r)j
=24である。TIDがm*n=18ビットの記号列で
あるならば、まず、その記号列をバイトあたりn=3ビ
ットのm=6バイトにブロックする。次に、m*n=1
8ビット列にわたってそれぞれn=3ビットのr=2冗
長バイトをリード−ソロモンまたはハミングECC符号
化演算の剰余として導出する。第三に、(m*n+r
*n)=24ビット=8バイトの所与の記号列のそれぞ
れn=3ビット・バイトを重みj=3の(n+q)=5
ビット・ベクトルにマッピングする。マッピングは、
「1」を導く、または「1」に続くjの連、たとえば1
1100および00111を有するベクトルを除外す
る。本発明で使用されるECC中の符号語は、それぞれ
5ビットのベクトル2n=8個を連結したものである。
これがECC中に40ビット符号語を構成する。この符
号語を1個以上のPESフィールドに書き込む。したが
って、各符号語は、所定の最小重みおよびランレングス
制限属性を示す。
【0030】40ビット符号語の場合の本発明の本実施
態様では、選択する符号は[40,18,6]定重み2
4符号である。TIDフィールドの長さ、望みの保護の
程度などに依存して、他の符号が等しく可能である。例
の符号は、長さ40、次元18、最小距離6、定重み2
4および「0」の最大連2を有している。次元18は、
符号化されるデータのビット長である。長さ40は、各
符号語中のビット数である。重み24は、各符号語中の
「1」の数である。各バーストが、「1」である24ビ
ットおよび異なる位置で「0」である16ビットを有す
るため、符号の定重みは、ヘッドによって検出されるバ
ースト信号を積分し、従来技術のように使用することを
可能にする。
【0031】先に述べたように、本実施態様のトラック
識別名TIDは、18ビットの記号列によって表され
る。このTID記号列は3ビット記号6個に分割され
る。各記号は、原始的多項式、たとえば(1+x2
3)によって生成されるガロア体GF(8)の元であ
る。6個の情報記号に対し、パリティ検査行列を使用し
て2個の冗長記号が加えられる。
【0032】
【0033】1+x2+x3によって定義される有限体G
F(8)は、以下の表1にしたがって書くことができ
る。
【0034】
【表1】
【0035】次に、以下の表2にしたがって各3ビット
記号を5ビット記号(ビット・ベクトル)または重み3
の符号語に変換する。
【0036】
【表2】
【0037】6個の3ビット・バイトの形態にある18
ビット列uを符号化することを望むと仮定し、u=01
1 000 100 010 010 110とする。
【0038】表1にしたがってuにおけるバイトを
「a」のベキとして書くならば、次のようになる。 u=(a6、0、1、a、a、a5
【0039】パリティ検査行列Hを使用してuを符号化
し、次のように、2個の冗長バイトをuに加える。
【0040】最後に、表2にしたがって「v」の8個の
3ビット記号それぞれを重み3の5ビット・ベクトルに
マッピングして最終の条件付きRS符号語「w」を得
る。 w=10101 10110 10011 11001 11001 01101 11010 01101
【0041】本発明による復号の態様 符号化に使用される実施例を使用して、本発明によるデ
ータ復号を説明する。2進符号語をPESフィールドか
ら読み出したのち、最初のステップで符号語を5ビット
・ベクトルYに分割し、それらのベクトルを表2にした
がって3ビット記号Xにマッピングする。したがって、
-1(Y)=Xがこのマッピングを指定する。しかし、
特定の5ビット・ベクトルにおける誤りのため、対応す
る3ビット記号が存在しないことが起こりうる。この場
合、Yが表にないならば、値「000」をf-1(Y)に
割り当て、同時に、誤りであるとしてその記号にフラグ
を立てる、すなわち、対応する誤りフラグをセットす
る。
【0042】長さ40の語Wを特定のトラックのサーボ
・セクタのPESフィールドから読み出すと仮定する。
上記表記法では、これらは(Y012345
67)となる(各Yiは5ビット・ベクトルである)。
復号における次のステップは、各ベクトルYを表の中で
探索し、誤りフラグの数をカウントすることである。こ
れを、各ベクトルYiの値R(i)の推定と呼び、範囲(0
≦i≦7)にあるR(i)=f-1(Yi)によって指定す
る。
【0043】この実施態様の符号語は、互いから6の最
小距離を有するため、これは、符号が二つまでの誤りを
訂正し、三つまでの誤りを検出することができることを
意味する。3個以上のフラグがカウントまたはセットさ
れたならば、少なくとも三つの誤りが生じており、ベク
トルは訂正不可能である。しかし、3個未満のフラグし
かカウントされていないならば、誤りは、あるとして
も、訂正することができる。0個のフラグがカウントさ
れているとしても、誤りが存在する可能性はある。2個
以下のフラグがあるならば、次のステップは、パリティ
検査行列Hを使用して8個の記号R(i)からシンドロー
ムSを導出することである。
【0044】 S0=R(0) +(1) +(2) +(3) +(4) +(5) +(6)1=R(0) +aR(1) +2(2) +3(3) +4(4) +5
(5) +(7)
【0045】解析の残り部分は、3モード、すなわち、
フラグなし、フラグ1個またはフラグ2個におけるRS
符号語の標準シンドローム解釈である。
【0046】次に図4を参照すると、条件付きRS誤り
訂正符号を使用してTIDを符号化し、符号語をPES
フィールドに書き込む本発明による実施例が示されてい
る。したがって、符号語は、トラック識別および位置誤
差信号の両方の目的に利用され、その意味で、組み合わ
された機能を果たす。この例では、トラック10のTI
Dが18ビット列によって表されている。他方、この1
8ビット列を解析して6個の3ビット記号を形成する。
パリティ検査行列Hによって定義される拡張[8,6]
リード−ソロモン符号を使用して2個の冗長3ビット記
号を加える。他方、6個の記号および2個の冗長記号そ
れぞれを[8,6]条件付きリード−ソロモン符号の対
応する5ビット・ベクトルにマッピングする。先に述べ
たように、8個のベクトルの所定の順序における連結
が、PESフィールドに記録するのに適した符号語を形
成する。
【0047】次に図5を参照すると、PESデータ・プ
ロセッサの実施態様が示されている。図5に示す装置
は、概念的にはサーボ電子系(図1、112)の一部で
ある。この装置は、4個のパターン・レジスタ156、
158、160、162ならびに標準のSID102、
SELECT106およびCLOCK104信号に応答
するタイミング154およびセレクタ回路150の構造
を含む。PESデータ検出器31がPESフィールド中
の磁束反転数をデータ・ビットに変換し、このデータ・
ビットがデータ経路100に載ってシフト・レジスタ1
52に流れ込む。シフト・レジスタは、クロック104
および選択ライン110を使用して、データ経路100
で受けた経路114上のRS符号化パターンを複数のパ
ターン・レジスタ156、158、160、162の選
択された1個に同期的に伝送する。セレクタ150から
パターン・レジスタまでの選択ライン110は、4個の
パターン・レジスタのいずれか1個の選択を可能にする
ために少なくとも2ビットを含む。記号プロセッサ16
4が、パターン・レジスタの1個から接続経路118を
介して選択された出力を受け、ビット・ベクトルから記
号へのマッピングならびに符号語に対して選択したパタ
ーンでRS検出および訂正を実行する。さらには、記号
プロセッサ164は、信号116を使用して制御レジス
タ154の出力によって決まる時間で、パターンにおけ
る誤りを符号の能力まで訂正し、訂正したTIDを経路
120を介してレジスタ166に書き込み、誤りフラグ
124(または誤りの数)を経路124を介してレジス
タ168に書き込む。すると、TIDレジスタ166お
よび誤りレジスタ168は、それぞれ経路122および
126を介してサーボ系によって使用できるようにな
る。
【0048】トラックID復号プロセスは、タイミング
制御回路154を初期化する、経路102上のサーボI
D(SID)タイミング信号で始まる。タイミング回路
154から経路112を介して送られるゲート信号が、
経路104上の刻時信号によって調整されながら経路1
00を介してシフト・レジスタに入るRS符号語の流れ
を制御する。そして、RS符号語は、タイミング回路1
54から経路110を介して送られるタイミング信号に
よって刻時されながらパターン・レジスタ156、15
8、160、162に記憶される。四つの異なるPES
バースト群は、ディスク上でのSIDに対するそれらの
半径方向位置によって区別することができるため、それ
らのバーストはまた、ディスクが回転するときに読み取
りヘッドを通過する時間によって区別することもでき
る。
【0049】サーボ電子系は、RS符号語を捕捉し、レ
ジスタに記憶したのち、四つのRS符号語パターンのう
ち、四つのPESバースト群の一つに対応する一つを選
択する。2ビットPESパターン選択信号が経路106
を介して回路150に供給される。逆に、回路150
は、四つの選択ライン108の一つを起動して、パター
ン・レジスタ156、158、160、162の1個の
出力を動作可能にする。パターン・レジスタRS符号語
内容が経路118を介して記号プロセッサ164に印加
され、そこで、そのシンドロームが導出され、そのシン
ドロームから誤りが判定される。符号のベキの中の誤り
が訂正され、誤りレジスタ168で報告される。これ
は、誤りの数の表示を伴う。そうでなければ、TIDが
レジスタ166に記憶される。
【0050】図7は、記載した本発明の実施態様の記号
プロセッサ164のブロック図である。PESパターン
・レジスタの選択された1個からの未加工データがビッ
ト・ベクトル抽出器61に入り、この抽出器がビットを
ビット・ベクトルに分割する、たとえば40個の未加工
ビットをそれぞれ5ビットのベクトル8個に分割する。
ビット・ベクトルはマッパ62に送られ、このマッパ
が、誤りを含まないすべての5ビット・ベクトルについ
てベクトル:記号表63を使用して5ビット・ベクトル
を対応する3ビット記号にマッピングする(誤りを有す
るベクトルには記号「000」を使用する)。ベクト
ル:記号表63中に見つからない5ビット・ベクトルが
あるごとに誤りフラグ64の1個がセットされるか、カ
ウンタが増分される。3ビット記号はシンドローム計算
器65に送られる。シンドロームはデコーダ/コレクタ
67に送られ、このデコーダ/コレクタがそのシンドロ
ームを使用して符号の能力まで誤りを検出し、訂正し、
訂正した記号をトラックIDレジスタ166に配置す
る。デコーダ/コレクタ67は、フラグ64にアクセス
を有している。フラグがなく(すなわち、誤りカウント
が0に等しい)、シンドロームが0であるならば、3ビ
ット記号は変更のないままトラックIDレジスタ166
に配置される。最終的な誤り状態は、先に示したように
誤りレジスタ168の中で更新される。
【0051】本発明の第二の実施態様は、図9に示すよ
うに、図5に示す実施態様の1個の誤りレジスタおよび
1個のトラックIDレジスタに代わる4個の誤りレジス
タ(A〜D)および4個のトラックIDレジスタ(A〜
D)を使用する。十分に速い回路および/または処理速
度を与えられ、記号プロセッサは、すべての四つのPE
Sバースト群におけるトラックIDおよび他の情報を解
決し、各結果を対応するトラックIDレジスタに記憶す
ることができる。図5のタイミング制御回路154の出
力116を選択回路出力108(図9には示さず)とと
もに使用して、4個のPESバースト(A、B、C、
D)それぞれからの情報を処理し、対応するトラックI
Dレジスタ(A〜D)に記憶することができる。この実
施態様でも同様に、4個のバーストそれぞれの誤り状態
を記憶するために選択される4個の対応する誤りレジス
タ(A〜D)がある。特定の位置について4個のPES
バーストすべてを正常に読み取る必要はないことが注目
される。好ましくは、トラックIDレジスタおよび誤り
レジスタそれぞれが、サーボ・プロセッサによる読み取
りに利用できるようになるであろう。図6に示すPES
フィールドにトラックIDを記録する方法を与えられる
と、多数のトラックIDレジスタは、各フィールドから
のIDどうしの容易な比較を可能にして、位置に関する
最大限の情報がサーボ・プロセッサに送られるようにな
るであろう。
【0052】本発明をその例示的な実施態様に関して記
載したが、本発明の範囲および教示を逸することなく、
本明細書に記載した方法および手段に種々の変更を加え
うることが理解されよう。したがって、記載した実施態
様は単なる例とみなされるべきであり、本発明は、請求
の範囲によって指定される以外には限定されない。
【0053】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)複数のトラックを有するデータ記憶装置を作動さ
せる方法であって、事前に記録された複数の位置誤り信
号(PES)を有し、前記PESがトラックの中心線に
対して配置されて、少なくとも第一および第二の別個の
PES群があるようにし、前記第一のPES群が、前記
トラックの前記中心線に対して共通の関係を有し、前記
第二のPES群が、前記トラックの前記中心線からずれ
ていることにより、前記第一のPES群から区別するこ
とができ、前記第一および第二のPES群が前記トラッ
クに沿って互いにずれているところの回転ディスク上
に、読み取りヘッドを配置するステップと、前記読み取
りヘッドの近くを通過する第一のPES群中のPESに
よって誘発される第一の波形を前記読み取りヘッドから
捕捉するステップと、前記第一の波形を複数の2進デー
タ・ビットに変換するステップと、前記2進データ・ビ
ットから複数のビット・ベクトルを抽出するステップ
と、前記複数のビット・ベクトルを、現れることができ
るビット・パターンに対する所定の制約からの逸脱に関
して試験して、誤りの存在を判定するステップと、前記
ビット・ベクトル中の冗長情報を使用して誤りを訂正す
るステップと、前記複数のビット・ベクトルからトラッ
ク場所に関する第一の情報を復号するステップと、を含
むことを特徴とする方法。 (2)前記訂正ステップが、前記ビット・ベクトル中の
前記冗長情報を使用して誤り訂正シンドロームを計算す
るステップをさらに含む上記(1)記載の方法。 (3)前記複数のビット・ベクトルが少なくとも1個の
リード−ソロモン型誤り訂正符号語を含む上記(2)記
載の方法。 (4)前記複数のビット・ベクトルが少なくとも1個の
ハミング型誤り訂正符号語を含む上記(2)記載の方
法。 (5)前記読み取りヘッドの近くを通過する前記第二の
PES群中の第二のPESによって誘発される第二の波
形を前記読み取りヘッドから捕捉するステップと、前記
第一および第二の波形のアナログ特性を使用してトラッ
クに対する前記読み取りヘッドの位置を決定するステッ
プとをさらに含む上記(1)記載の方法。 (6)トラック場所に関する情報が前記第一のPES群
中の少なくとも1個のPESおよび前記第二のPES群
中の少なくとも1個のPESの中に冗長に記録されてお
り、変換、抽出、試験、訂正および復号の前記ステップ
を前記第二の波形について繰り返してトラック場所に関
する第二の情報を得るステップと、トラック場所に関す
る前記第一の情報をトラック場所に関する前記第二の情
報と比較するステップとをさらに含む上記(5)記載の
方法。 (7)各PESの前記複数の2進データ・ビットが、一
定数の1を含み、所定の最大ランレングス以下の0を1
の間に有する上記(1)記載の方法。 (8)所定の表の中に対応する記号を有するビット・ベ
クトルごとにそのビット・ベクトルを対応する記号に変
換し、対応する記号を有しないビット・ベクトルごとに
誤りフラグをセットするステップをさらに含む上記
(1)記載の方法。 (9)前記ビット・ベクトルが、前記対応する記号より
も少なくとも2個多いビットを有する上記(8)記載の
方法。 (10)前記読み取りヘッドの近くを通過する第二のP
ESによって誘発される第二の波形を前記読み取りヘッ
ドから捕捉するステップと、前記第一および第二の波形
信号のアナログ特性を使用してトラックに対する前記読
み取りヘッドの位置を決定するステップとをさらに含む
上記(8)記載の方法。 (11)各PESの前記複数の2進データ・ビットが、
一定数の1を含み、所定の最大ランレングス以下の0を
1の間に有する上記(10)記載の方法。 (12)前記訂正ステップが、前記複数の2進データ・
ビットで表された誤り訂正符号符号語から誤り訂正シン
ドロームを計算するステップをさらに含む上記(9)記
載の方法。 (13)記録された複数の位置誤り信号(PES)を上
に有し、前記PESが少なくとも第一および第二のPE
S群を含み、前記第二のPES群が前記第一のPES群
から半径方向にずれているところのディスクと、前記デ
ィスクを回転させるための手段と、読み取りヘッドがP
ESを通過するときPESが前記読み取りヘッド中に波
形を誘発するように回転中の前記ディスクの上に配置す
ることができる前記読み取りヘッドと、前記読み取りヘ
ッドから前記波形を受け、前記波形に対応する複数のデ
ータ・ビットを出力するPESデータ検出器と、波形に
対応する前記複数のデータ・ビットを記憶するための少
なくとも第一および第二のパターン・レジスタと、第一
のPES群中の各PESについて前記複数のデータ・ビ
ットを受けるための前記第一のパターン・レジスタを選
択し、第二のPES群中の各PESのための前記第二の
パターン・レジスタを選択するための、前記第一の群中
の前記PESが、前記第二のPES群中の前記PESが
前記読み取りヘッドを通過する時点に等しくない時点に
前記読み取りヘッドを通過するようにするタイミング制
御装置と、第一または第二のレジスタ中の前記複数のデ
ータ・ビットからトラック場所情報を抽出するための、
シンドローム計算器および誤り訂正器を含むPESデー
タ・プロセッサと、を含むことを特徴とするデータ記憶
装置。 (14)前記PESデータ・プロセッサが、前記第一ま
たは第二のレジスタ中の前記ビットを複数のビット・ベ
クトルに分割するためのビット・ベクトル抽出器と、所
定の表にあるビット・ベクトルごとに前記表の中の対応
する記号を出力し、前記表にないビット・ベクトルごと
に、前記シンドローム計算器への入力を提供する選択さ
れた記号を出力するマッパとをさらに含む上記(13)
記載のデータ記憶装置。 (15)前記PES群が、前記第一および第二のPES
群ならびに互いからずれた第三および第四のPES群を
含み、データ記憶装置が、第三および第四のパターン・
レジスタをさらに含み、前記タイミング制御装置が、前
記第三のPES群中の各PESについて前記複数のデー
タ・ビットを受けるための前記第三のパターン・レジス
タを選択し、前記第四のPES群中の各PESのための
前記第四のパターン・レジスタを選択するための手段を
さらに含む上記(13)記載のデータ記憶装置。 (16)第一および第二のトラックIDレジスタをさら
に含み、前記PESデータ・プロセッサが前記トラック
場所情報を前記第一および第二のトラックIDレジスタ
の選択された一方に記憶する上記(13)記載のデータ
記憶装置。 (17)第一、第二、第三および第四のトラックIDレ
ジスタをさらに含み、前記PESデータ・プロセッサが
前記トラック場所情報を前記第一、第二、第三および第
四のトラックIDレジスタの選択された1個に記憶する
上記(15)記載のデータ記憶装置。 (18)前記波形のアナログ特性を使用してトラックに
対する前記読み取りヘッドの位置を決定するための手段
をさらに含む上記(13)記載のデータ記憶装置。 (19)前記第一および第二のPES群に記憶された前
記複数のデータ・ビットが等しい重みを有する上記(1
8)記載のデータ記憶装置。 (20)記録された複数の位置誤り信号(PES)を有
し、前記PESが少なくとも第一および第二のPES群
を含み、前記第二のPES群が前記第一のPES群から
ずれているところのディスクと、読み取りヘッドがPE
Sの上を通過するときPESが前記読み取りヘッド中に
波形を誘発するように回転中の前記ディスクの上に配置
することができる前記読み取りヘッドと、前記読み取り
ヘッドから前記波形を受け、前記波形中の磁束反転数に
基づいて前記波形に対応する複数のデータ・ビットを出
力するPESデータ検出器と、前記複数のデータ・ビッ
トからトラック場所情報を抽出するためのPESデータ
・プロセッサと、を含み、前記PESデータ・プロセッ
サが、前記複数のデータ・ビットを複数のビット・ベク
トルに分割するためのビット・ベクトル抽出器と、所定
の表にあるビット・ベクトルごとに前記表の中の対応す
る記号を出力し、前記表にないビット・ベクトルごと
に、前記ビット・ベクトルよりも少ないビットを有する
選択された記号を出力するマッパと、前記マッパからの
前記記号を使用して誤り訂正シンドロームを計算するシ
ンドローム計算器と、PESデータ処理誤りを記録する
誤りレジスタと、を含むことを特徴とするデータ記憶装
置。 (21)前記第一および第二のPES群からの前記波形
のアナログ特性を使用してトラックに対する前記読み取
りヘッドの位置を決定するための手段をさらに含む上記
(20)記載のデータ記憶装置。 (22)前記第一および第二のPES群に記憶された前
記複数のデータ・ビットが等しい重みを有する上記(2
1)記載のデータ記憶装置。 (23)前記PESデータ・プロセッサが、前記シンド
ロームを使用して前記データ・ビット中の少なくとも1
個の誤りを訂正するコレクタをさらに含む上記(21)
記載のデータ記憶装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のディスク駆動装置における主要なデ
ータフローおよび制御フローを表すブロック図である。
【図2】フィールド指定およびビット長を有する典型的
な従来技術のサーボ・セクタのフォーマットを示す図で
ある。
【図3】本発明にしたがってフォーマットし直された、
フィールド指定およびビット長を有するサーボ・セクタ
を示す図である。
【図4】本発明の条件付きリード−ソロモン誤り訂正符
号を使用してTID値とPES値とを組み合わせて符号
化する本発明の例を示す図である。
【図5】本発明の実施態様のPESデータ・プロセッサ
における論理処理ブロックを示す図である。
【図6】本発明の実施態様におけるデータ・トラック中
心線に対するPESバーストの位置およびディスク上の
各バーストのトラックID内容を示す図である。
【図7】本発明の実施態様のPESデータ・プロセッサ
のブロック図である。
【図8】PESデータ検出器およびPESデータ・プロ
セッサを他のサーボ系部品に対して示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第二の実施態様における誤りレジスタ
およびトラックIDレジスタを示す図である。
【符号の説明】
31 PESデータ検出器 33 PESデータ・プロセッサ 34 サーボ・プロセッサ 35 アナログサーボ処理回路 61 ビット・ベクトル抽出器 62 マッパ 63 ベクトル:記号表 64 フラグ 65 シンドローム計算器 67 デコーダ/コレクタ 150 選択回路 152 シフト・レジスタ 154 タイミング制御回路 156、158、160、162 パターン・レジスタ 164 記号プロセッサ 166 トラックIDレジスタ 168 誤りレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・ジョン・カベラック アメリカ合衆国95037 カリフォルニア州、 モーガン・ヒル、 ラ・マ・ドライブ 15460 (72)発明者 ルイス・ジョセフ・セラノ アメリカ合衆国95124 カリフォルニア州、 サン・ノゼ、 ロックスアン・ドライブ 5274 (72)発明者 マントル・マン−ホン・ユ アメリカ合衆国95120 カリフォルニア州、 サン・ノゼ、 キャピタンシィロス・ド ライブ 1596

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトラックを有するデータ記憶装置を
    作動させる方法であって、 事前に記録された複数の位置誤り信号(PES)を有
    し、前記PESがトラックの中心線に対して配置され
    て、少なくとも第一および第二の別個のPES群がある
    ようにし、前記第一のPES群が、前記トラックの前記
    中心線に対して共通の関係を有し、前記第二のPES群
    が、前記トラックの前記中心線からずれていることによ
    り、前記第一のPES群から区別することができ、前記
    第一および第二のPES群が前記トラックに沿って互い
    にずれているところの回転ディスク上に、読み取りヘッ
    ドを配置するステップと、 前記読み取りヘッドの近くを通過する第一のPES群中
    のPESによって誘発される第一の波形を前記読み取り
    ヘッドから捕捉するステップと、 前記第一の波形を複数の2進データ・ビットに変換する
    ステップと、 前記2進データ・ビットから複数のビット・ベクトルを
    抽出するステップと、 前記複数のビット・ベクトルを、現れることができるビ
    ット・パターンに対する所定の制約からの逸脱に関して
    試験して、誤りの存在を判定するステップと、 前記ビット・ベクトル中の冗長情報を使用して誤りを訂
    正するステップと、 前記複数のビット・ベクトルからトラック場所に関する
    第一の情報を復号するステップと、を含むことを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】前記訂正ステップが、前記ビット・ベクト
    ル中の前記冗長情報を使用して誤り訂正シンドロームを
    計算するステップをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記複数のビット・ベクトルが少なくとも
    1個のリード−ソロモン型誤り訂正符号語を含む請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記複数のビット・ベクトルが少なくとも
    1個のハミング型誤り訂正符号語を含む請求項2記載の
    方法。
  5. 【請求項5】前記読み取りヘッドの近くを通過する前記
    第二のPES群中の第二のPESによって誘発される第
    二の波形を前記読み取りヘッドから捕捉するステップ
    と、前記第一および第二の波形のアナログ特性を使用し
    てトラックに対する前記読み取りヘッドの位置を決定す
    るステップとをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】トラック場所に関する情報が前記第一のP
    ES群中の少なくとも1個のPESおよび前記第二のP
    ES群中の少なくとも1個のPESの中に冗長に記録さ
    れており、変換、抽出、試験、訂正および復号の前記ス
    テップを前記第二の波形について繰り返してトラック場
    所に関する第二の情報を得るステップと、トラック場所
    に関する前記第一の情報をトラック場所に関する前記第
    二の情報と比較するステップとをさらに含む請求項5記
    載の方法。
  7. 【請求項7】各PESの前記複数の2進データ・ビット
    が、一定数の1を含み、所定の最大ランレングス以下の
    0を1の間に有する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】所定の表の中に対応する記号を有するビッ
    ト・ベクトルごとにそのビット・ベクトルを対応する記
    号に変換し、対応する記号を有しないビット・ベクトル
    ごとに誤りフラグをセットするステップをさらに含む請
    求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】前記ビット・ベクトルが、前記対応する記
    号よりも少なくとも2個多いビットを有する請求項8記
    載の方法。
  10. 【請求項10】前記読み取りヘッドの近くを通過する第
    二のPESによって誘発される第二の波形を前記読み取
    りヘッドから捕捉するステップと、前記第一および第二
    の波形信号のアナログ特性を使用してトラックに対する
    前記読み取りヘッドの位置を決定するステップとをさら
    に含む請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】各PESの前記複数の2進データ・ビッ
    トが、一定数の1を含み、所定の最大ランレングス以下
    の0を1の間に有する請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】前記訂正ステップが、前記複数の2進デ
    ータ・ビットで表された誤り訂正符号符号語から誤り訂
    正シンドロームを計算するステップをさらに含む請求項
    9記載の方法。
  13. 【請求項13】記録された複数の位置誤り信号(PE
    S)を上に有し、前記PESが少なくとも第一および第
    二のPES群を含み、前記第二のPES群が前記第一の
    PES群から半径方向にずれているところのディスク
    と、 前記ディスクを回転させるための手段と、 読み取りヘッドがPESを通過するときPESが前記読
    み取りヘッド中に波形を誘発するように回転中の前記デ
    ィスクの上に配置することができる前記読み取りヘッド
    と、 前記読み取りヘッドから前記波形を受け、前記波形に対
    応する複数のデータ・ビットを出力するPESデータ検
    出器と、 波形に対応する前記複数のデータ・ビットを記憶するた
    めの少なくとも第一および第二のパターン・レジスタ
    と、 第一のPES群中の各PESについて前記複数のデータ
    ・ビットを受けるための前記第一のパターン・レジスタ
    を選択し、第二のPES群中の各PESのための前記第
    二のパターン・レジスタを選択するための、前記第一の
    群中の前記PESが、前記第二のPES群中の前記PE
    Sが前記読み取りヘッドを通過する時点に等しくない時
    点に前記読み取りヘッドを通過するようにするタイミン
    グ制御装置と、 第一または第二のレジスタ中の前記複数のデータ・ビッ
    トからトラック場所情報を抽出するための、シンドロー
    ム計算器および誤り訂正器を含むPESデータ・プロセ
    ッサと、 を含むことを特徴とするデータ記憶装置。
  14. 【請求項14】前記PESデータ・プロセッサが、前記
    第一または第二のレジスタ中の前記ビットを複数のビッ
    ト・ベクトルに分割するためのビット・ベクトル抽出器
    と、所定の表にあるビット・ベクトルごとに前記表の中
    の対応する記号を出力し、前記表にないビット・ベクト
    ルごとに、前記シンドローム計算器への入力を提供する
    選択された記号を出力するマッパとをさらに含む請求項
    13記載のデータ記憶装置。
  15. 【請求項15】前記PES群が、前記第一および第二の
    PES群ならびに互いからずれた第三および第四のPE
    S群を含み、データ記憶装置が、第三および第四のパタ
    ーン・レジスタをさらに含み、前記タイミング制御装置
    が、前記第三のPES群中の各PESについて前記複数
    のデータ・ビットを受けるための前記第三のパターン・
    レジスタを選択し、前記第四のPES群中の各PESの
    ための前記第四のパターン・レジスタを選択するための
    手段をさらに含む請求項13記載のデータ記憶装置。
  16. 【請求項16】第一および第二のトラックIDレジスタ
    をさらに含み、前記PESデータ・プロセッサが前記ト
    ラック場所情報を前記第一および第二のトラックIDレ
    ジスタの選択された一方に記憶する請求項13記載のデ
    ータ記憶装置。
  17. 【請求項17】第一、第二、第三および第四のトラック
    IDレジスタをさらに含み、前記PESデータ・プロセ
    ッサが前記トラック場所情報を前記第一、第二、第三お
    よび第四のトラックIDレジスタの選択された1個に記
    憶する請求項15記載のデータ記憶装置。
  18. 【請求項18】前記波形のアナログ特性を使用してトラ
    ックに対する前記読み取りヘッドの位置を決定するため
    の手段をさらに含む請求項13記載のデータ記憶装置。
  19. 【請求項19】前記第一および第二のPES群に記憶さ
    れた前記複数のデータ・ビットが等しい重みを有する請
    求項18記載のデータ記憶装置。
  20. 【請求項20】記録された複数の位置誤り信号(PE
    S)を有し、前記PESが少なくとも第一および第二の
    PES群を含み、前記第二のPES群が前記第一のPE
    S群からずれているところのディスクと、 読み取りヘッドがPESの上を通過するときPESが前
    記読み取りヘッド中に波形を誘発するように回転中の前
    記ディスクの上に配置することができる前記読み取りヘ
    ッドと、 前記読み取りヘッドから前記波形を受け、前記波形中の
    磁束反転数に基づいて前記波形に対応する複数のデータ
    ・ビットを出力するPESデータ検出器と、 前記複数のデータ・ビットからトラック場所情報を抽出
    するためのPESデータ・プロセッサと、を含み、前記
    PESデータ・プロセッサが、 前記複数のデータ・ビットを複数のビット・ベクトルに
    分割するためのビット・ベクトル抽出器と、 所定の表にあるビット・ベクトルごとに前記表の中の対
    応する記号を出力し、前記表にないビット・ベクトルご
    とに、前記ビット・ベクトルよりも少ないビットを有す
    る選択された記号を出力するマッパと、 前記マッパからの前記記号を使用して誤り訂正シンドロ
    ームを計算するシンドローム計算器と、 PESデータ処理誤りを記録する誤りレジスタと、を含
    むことを特徴とするデータ記憶装置。
  21. 【請求項21】前記第一および第二のPES群からの前
    記波形のアナログ特性を使用してトラックに対する前記
    読み取りヘッドの位置を決定するための手段をさらに含
    む請求項20記載のデータ記憶装置。
  22. 【請求項22】前記第一および第二のPES群に記憶さ
    れた前記複数のデータ・ビットが等しい重みを有する請
    求項21記載のデータ記憶装置。
  23. 【請求項23】前記PESデータ・プロセッサが、前記
    シンドロームを使用して前記データ・ビット中の少なく
    とも1個の誤りを訂正するコレクタをさらに含む請求項
    21記載のデータ記憶装置。
JP16616599A 1998-06-16 1999-06-14 回転データ記録ディスクを動作させる方法及びデータ記憶装置 Expired - Fee Related JP3431859B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/097,994 US6462898B2 (en) 1998-06-16 1998-06-16 Disk drive with information encoded in the position error signal fields
US09/097994 1998-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000011565A true JP2000011565A (ja) 2000-01-14
JP3431859B2 JP3431859B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=22266110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16616599A Expired - Fee Related JP3431859B2 (ja) 1998-06-16 1999-06-14 回転データ記録ディスクを動作させる方法及びデータ記憶装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6462898B2 (ja)
JP (1) JP3431859B2 (ja)
KR (1) KR100368958B1 (ja)
SG (1) SG82615A1 (ja)
TW (1) TW501097B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6304993B1 (en) * 1998-12-14 2001-10-16 Lsi Logic Corporation Method and apparatus for performing efficient reseeks in an optical storage device
US6603622B1 (en) * 2001-02-28 2003-08-05 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive employing a sync mark detector comprising a matched filter and a dual polarity correlator
US6639748B1 (en) * 2001-02-28 2003-10-28 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive that discerns the polarity of a head signal from a sync mark to enhance data detection
US6826140B2 (en) * 2002-08-26 2004-11-30 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc Multichannel digital recording system with multi-user detection
JP2006147096A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク媒体、磁気ディスク装置、及び磁気ディスク媒体の回転位置検出方法
US7349167B2 (en) * 2005-07-27 2008-03-25 Seagate Technology Llc Utilizing track identification fields for timing recovery
US7421640B2 (en) 2005-08-17 2008-09-02 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing error correction capability to longitudinal position data
US8089833B2 (en) * 2005-08-18 2012-01-03 International Business Machines Corporation Storage device and operating method therefor
US7587641B1 (en) * 2006-06-07 2009-09-08 Neil James Alexander Sloane Encoding of data into constant weight codes
JP4327824B2 (ja) * 2006-06-30 2009-09-09 株式会社東芝 磁気ディスク装置、サーボ書込み方法及び検査方法
US20090168227A1 (en) * 2007-12-31 2009-07-02 Mario Blaum Distributed track identifier on a hard disk drive
US7813070B2 (en) * 2008-02-19 2010-10-12 International Business Machines Corporation Error correction capability for longitudinal position data in a tape storage system
US7916415B1 (en) * 2008-03-27 2011-03-29 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive decoding binary sequence from phases of servo bursts
US8922922B2 (en) 2012-07-20 2014-12-30 HGST Netherlands B.V. Method to reduce written-in errors in storage media
EP2863566B1 (en) 2013-10-18 2020-09-02 Université de Nantes Method and apparatus for reconstructing a data block

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4195320A (en) * 1978-05-15 1980-03-25 International Business Machines Corporation Record track identification and following
EP0097209B1 (en) * 1982-06-18 1987-11-04 International Business Machines Corporation Magnetizable recording disk and disk file employing servo sector head positioning
US4494234A (en) * 1982-12-29 1985-01-15 International Business Machines Corporation On-the-fly multibyte error correcting system
US4669004A (en) 1986-02-27 1987-05-26 Quantum Corporation High capacity disk file with embedded sector servo
US4783705A (en) 1986-02-27 1988-11-08 Quantum Corporation High capacity disk file with embedded sector servo and SCSI interface
US4669003A (en) * 1986-05-02 1987-05-26 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for eliminating apparent offset in the servo code in a magnetic disc drive
JPS6423477A (en) 1987-07-17 1989-01-26 Western Technol Kk Head positioning control system for magnetic disk device
US4977472A (en) * 1988-03-28 1990-12-11 Seagate Technology, Inc. Servo address system
US5182682A (en) * 1989-09-29 1993-01-26 Seagate Technology, Inc. Sectored servo disk formatting
US5041926A (en) * 1989-11-13 1991-08-20 Hewlett-Packard Company Track position syncopation cancellation in a disk drive
US5210660A (en) 1990-01-17 1993-05-11 International Business Machines Corporation Sectored servo independent of data architecture
JPH04302864A (ja) 1991-03-29 1992-10-26 Toshiba Corp 磁気記録再生装置のサーボデータ記録方法
JP2625609B2 (ja) 1991-07-10 1997-07-02 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション ディスク記憶装置
US5396376A (en) * 1992-03-23 1995-03-07 Conner Peripherals, Inc. Multi-track embedded servo recording format and method
US5369535A (en) 1992-03-25 1994-11-29 International Business Machines Corporation Fixed block architecture disk file with improved position identification and error handling
JP2559974B2 (ja) 1992-07-06 1996-12-04 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 直接アクセス記憶装置、ディスクドライブおよびトラックの位置を見い出し追従する方法
US5369533A (en) * 1992-12-30 1994-11-29 International Business Machines Corporation Data storage device having different storage densities for differing types of data
US5608587A (en) * 1993-08-06 1997-03-04 Seagate Technology, Inc. Method using magnetic disk servo pattern with buried identification patterns
US5442498A (en) * 1993-11-08 1995-08-15 International Business Machines Corporation Asynchronous track code encodement and detection for disk drive servo control system
US5523903A (en) * 1993-12-23 1996-06-04 International Business Machines Corporation Sector architecture for fixed block disk drive
JPH07254244A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Fujitsu Ltd セクタサーボ方式の磁気ディスク装置
US5596460A (en) * 1994-12-27 1997-01-21 International Business Machines Corporation System and method for encoding a servo address
US5828513A (en) * 1995-12-07 1998-10-27 International Business Machines Corporation Servo address apparatus and positioning methods for read, write and seek operations in a direct access storage device
US5757567A (en) * 1996-02-08 1998-05-26 International Business Machines Corporation Method and apparatus for servo control with high efficiency gray code for servo track ID
JP3130805B2 (ja) * 1996-09-20 2001-01-31 株式会社東芝 磁気ディスク装置及びそれに適用するヘッド位置決め制御装置
US6005727A (en) * 1997-01-28 1999-12-21 Cirrus Logic, Inc. Servo decoder for decoding an error correcting servo code recorded on a disc storage medium
JPH117738A (ja) * 1997-06-16 1999-01-12 Toshiba Corp ディスク記憶装置及び同装置に適用するヘッド位置決め制御方法
US6115198A (en) * 1997-10-29 2000-09-05 Cirrus Logic, Inc. PR4 sampled amplitude read channel for detecting user data and embedded servo data
US6141176A (en) * 1998-06-16 2000-10-31 International Business Machines Corporation Data storage disk with information encoded in the position error signal fields

Also Published As

Publication number Publication date
KR100368958B1 (ko) 2003-01-24
SG82615A1 (en) 2001-08-21
JP3431859B2 (ja) 2003-07-28
US6462898B2 (en) 2002-10-08
KR20000005726A (ko) 2000-01-25
US20010024335A1 (en) 2001-09-27
TW501097B (en) 2002-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6181497B1 (en) System and method for providing nonadjacent redundancy synchronization bytes
JP3033954B2 (ja) 固有の相関ビット・パターンからなるコードを形成する複数のサーボ・タイミング・マークを使用するディスク・ドライブ
JP3663377B2 (ja) データ記憶装置、読み出しデータの処理装置および読み出しデータの処理方法
US6288861B1 (en) Disk drive with sector numbers encoded by sequences of sector types
JP3431859B2 (ja) 回転データ記録ディスクを動作させる方法及びデータ記憶装置
US8131920B2 (en) Method and system for dynamically allocating read and write sequence randomizer
US8321755B2 (en) Systems and methods for efficient data storage
US6947232B2 (en) User data wedge media certification apparatus and method
JP2003022623A (ja) 変換ヘッドのディスク表面上での位置を決定するための方法及びディスクドライブ
US5995308A (en) Disk resident defective data sector information management system on a headerless magnetic disk device
JP3834446B2 (ja) データ記憶ディスク及びこれの製造方法
JPH0648588B2 (ja) 記憶データの同期方法
US6104558A (en) System and method of encoding an index mark into a servo address
US7131052B2 (en) Algebraic decoder and method for correcting an arbitrary mixture of burst and random errors
US6327105B1 (en) Apparatus and methods for low overhead, highly reliable determination of position of a magnetic storage medium
US6259577B1 (en) Method and apparatus for organizing servo data to expand data region and counting sector numbers from headerless servo format in a disk drive
US6320712B1 (en) Apparatus and methods for low overhead highly reliable determination of rotational position of a magnetic storage medium
US6366419B1 (en) Method of head disc assembly serial number encoding and retrieval and disc drive apparatus having an encoded head disc assembly serial number
US6868515B2 (en) Formatting method and apparatus for a direct access storage device
US6856660B1 (en) Signal processing method and apparatus and disk device using the method and apparatus
JP5073052B2 (ja) 誤り訂正回路及びディスク記憶装置
JP2001052454A (ja) ディスクドライブ装置およびサーボ情報検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350