JP2000011347A - テ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システム - Google Patents

テ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システム

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JP2000011347A
JP2000011347A JP10173422A JP17342298A JP2000011347A JP 2000011347 A JP2000011347 A JP 2000011347A JP 10173422 A JP10173422 A JP 10173422A JP 17342298 A JP17342298 A JP 17342298A JP 2000011347 A JP2000011347 A JP 2000011347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のブロックパタ−ンからなるサ−ボ
パタ−ンの検証や複数トラックの各サ−ボパタ−ンの検
証が困難であった。 【解決手段】 磁気テ−プ11の複数のサ−ボトラック
について、時間調整部が、複数のヘッドによって読み取
られた各サ−ボパタ−ンのサ−ボパタ−ン読取信号をそ
れぞれ所定の時間遅延させて、製作時の精度上避けられ
ない各ヘッド同士の相対的位置のずれを補償し、かつ、
判定回路は、例えば、ゲ−ト時間内の正しいパルス数
等、テ−プに書き込まれているべきサ−ボパタ−ンの条
件に基づいて、磁気テ−プ11に書き込まれたサ−ボパ
タ−ンの検証を行うように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、コンピュ
−タシステムにおいて補助記憶装置として用いられる磁
気テ−プシステムにおいて、ヘッドのサ−ボ制御を行う
ために磁気テ−プ上に記録されて利用されるサ−ボパタ
−ンを磁気テ−プに書き込み、かつ、書き込まれたサ−
ボパタ−ンを検証するテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み
及び検証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テ−プを用いて情報を記録する磁気
テ−プ装置は、例えば、コンピュ−タシステムにおい
て、情報を大量にかつ安価に記憶するために、広く普及
している。この磁気テ−プは取扱いが容易なようにカ−
トリッジに収容されて使用される。
【0003】磁気テ−プには、小形のカ−トリッジにで
きるだけ大量の情報が記憶できるように高密度で記録さ
れることが要求される。また、磁気テ−プは、予め定め
られた規定から外れた欠陥が除かれ、信頼性の高い記録
ができることが必要である。
【0004】磁気テ−プへの記録密度を向上させるため
に、例えば、特開平8−30942号公報に記載されて
いるような記録方法が提案されている。この方法は、デ
−タ領域(デ−タトラック)の他にテ−プの位置情報等
からなるサ−ボ情報を、サ−ボパタ−ンと呼ばれる特定
のパタ−ンとして書き込んだサ−ボパタ−ン領域(サ−
ボトラック)を設けて、このサ−ボ情報によってヘッド
の制御を行うものである。
【0005】サ−ボパタ−ンは磁気テ−プの全長に亘っ
て書き込まれ、情報を書き込んだり、読み出す場合に、
このサ−ボパタ−ンを基準として、デ−タトラック上の
ヘッドの位置を制御するようにしている。これによっ
て、情報の記録・再生を行う磁気テ−プ装置の機械的精
度にかかわらず、ヘッドの位置を精密に制御できるの
で、情報の記録密度も向上させることができる。
【0006】上述したサ−ボパタ−ンは、磁気テ−プ上
の正確な位置に、かつ、所定の条件範囲で欠落がないよ
うに書き込まれ、デ−タトラックの記録位置や読取位置
の制御が行われる。所定の条件範囲とは、例えば、サ−
ボトラックが数本ある場合は同時に2本以上のサ−ボト
ラック上でサ−ボパタ−ンの欠落が1箇所でもあっては
いけないとか、隣接するサ−ボトラック上で同時にサ−
ボパタ−ンの欠落があってはいけないとかの条件であ
る。
【0007】磁気テ−プの正確な位置にサ−ボパタ−ン
を書き込むために、例えば、特開平4−103006号
公報に記載されているような書込方法が提案されてい
る。この方法では、磁気テ−プの走行速度を測定し、こ
の走行速度に合わせて、磁気テ−プの長尺方向に沿って
情報のブロックの区切りを示す区切り信号を書き込むよ
うにしている。これによって、磁気テ−プを駆動する駆
動機構の精度に影響されることなく、正確な位置に区切
り信号を書き込むことができる。
【0008】また、カ−トリッジを製造する工程で、磁
気テ−プの欠陥部分を除去するために、例えば、特開平
7−105660号公報や特開昭63−228483号
公報に記載されているようなカ−トリッジの製造方法が
提案されている。
【0009】情報の記録が正常にできない欠陥部分は磁
気テ−プの製造過程で生じてしまうことが多いので、こ
れらの方法においては、磁気テ−プをカ−トリッジに収
容する前に、まず、磁気テ−プの欠陥部分の有無を調
べ、欠陥部分の位置を特定する検査を行う。この検査は
磁気テ−プの全長に亘って、検査用の信号を記録し、こ
の後、検査用の信号を再生することによって行う。これ
によって、欠陥部分の位置を特定し、磁気テ−プをカ−
トリッジに収容する前にこの欠陥部分を削除するように
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検査方法では、特に、サ−ボパタ−ンが複数の種類のブ
ロックパタ−ンを用いて書き込む場合には、サ−ボパタ
−ンを書き込むと同時にこのサ−ボパタ−ンが正常であ
るか否か検証するのが困難であるという問題点があっ
た。
【0011】また、サ−ボトラックが複数ある場合に
は、各サ−ボトラックの再生用ヘッドが互いに垂直方向
に正確に1列に揃っていないために、例えば、複数のサ
−ボトラックで同時にサ−ボパタ−ンが欠落しているか
否かの検証を行うことが困難であるという欠点もあっ
た。
【0012】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、複数の種類のブロックパタ−ンからサ−
ボパタ−ンを作成する場合でも、サ−ボパタ−ンを書き
込むと同時に、サ−ボパタ−ンが正常に書き込まれてい
るか否かを確実に検証することができるテ−プのサ−ボ
パタ−ン書き込み及び検証システムを提供することを目
的とする。
【0013】また、本発明はサ−ボトラックが複数ある
場合でも、複数のサ−ボトラック上のサ−ボパタ−ンの
欠落状態を確実に検査することができるテ−プのサ−ボ
パタ−ン書き込み及び検証システムを提供することを目
的とする。
【0014】また、本発明はサ−ボパタ−ンが正確な位
置に正確なパタ−ンで書き込まれたか否かの検証がで
き、欠陥の位置の特定も正確にできるテ−プのサ−ボパ
タ−ン書き込み及び検証システムを提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、走行するテ−プに予め決め
られたパタ−ンに従ってサ−ボパタ−ンを書き込み、書
き込んだ前記サ−ボパタ−ンの書込結果を検証するテ−
プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムにおい
て、前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行
速度に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−
プ走行速度検出手段と、前記テ−プ走行速度検出信号に
基づいて、前記サ−ボパタ−ンに対応したサ−ボパタ−
ン書込信号を生成するサ−ボパタ−ン書込信号生成手段
と、前記サ−ボパタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−
ボパタ−ンを前記テ−プに書き込むサ−ボパタ−ン書込
手段と、書き込まれた前記サ−ボパタ−ンを読み取り、
サ−ボパタ−ン読取信号を生成するサ−ボパタ−ン読取
手段と、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記サ−ボパ
タ−ン読取信号に基づいて、前記パタ−ンの記録位置を
特定して位置特定信号を生成し、前記位置特定信号に基
づいて、前記サ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定して判定
信号を出力するサ−ボパタ−ン検証手段と、前記サ−ボ
パタ−ン書込信号生成手段及び前記サ−ボパタ−ン検証
手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するために、請求項2記載
の発明は、請求項1記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き
込み及び検証システムにおいて、前記サ−ボパタ−ン検
証手段は、前記テ−プに複数のトラックが設けられてい
る場合に、前記複数のトラックに記録された各サ−ボパ
タ−ンの欠陥状態を判定し、特定された前記パタ−ンの
記録位置における複数のサ−ボパタ−ン間の欠陥状態の
関係に基づいて、所定の判定信号を出力することを特徴
とする。
【0017】上記課題を解決するために、請求項3記載
の発明は、テ−プに予め決められたパタ−ンに従って複
数のトラックのサ−ボパタ−ンを同時に書き込み、書き
込んだ前記サ−ボパタ−ンの書込結果を検証するテ−プ
のサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムにおいて、
前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行速度
に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−プ走
行速度検出手段と、前記テ−プ走行速度検出信号に基づ
いて、前記テ−プの複数のトラックに書き込むべき前記
サ−ボパタ−ンに対応したサ−ボパタ−ン書込信号を生
成するサ−ボパタ−ン書込信号生成手段と、前記サ−ボ
パタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−ボパタ−ンを前
記テ−プの複数のトラックに書き込む複数のサ−ボパタ
−ン書込手段と、書き込まれた前記複数のトラックの前
記サ−ボパタ−ンを読み取り、サ−ボパタ−ン読取信号
を生成する複数のサ−ボパタ−ン読取手段と、前記複数
のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれを調整する
と共に、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記サ−ボパ
タ−ン読取信号に基づいて、前記テ−プに書き込まれた
前記サ−ボパタ−ンの欠陥を調べるサ−ボパタ−ン検証
手段と、前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び前記
サ−ボパタ−ン検証手段を制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0018】上記課題を解決するために、請求項4記載
の発明は、請求項3記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き
込み及び検証システムにおいて、前記サ−ボパタ−ン検
証手段は、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記サ−ボ
パタ−ン読取信号に基づいて、前記パタ−ンの記録位置
を特定して位置特定信号を生成し、前記位置特定信号に
基づいて、前記サ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定して判
定信号を出力することを特徴とする。
【0019】上記課題を解決するために、請求項5記載
の発明は、請求項3記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き
込み及び検証システムにおいて、前記サ−ボパタ−ン検
証手段は、前記サ−ボパタ−ン読取信号に基づいて、前
記複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれを調
整し、前記テ−プ走行速度検出信号及び調整された前記
サ−ボパタ−ン読取信号に基づいて、前記パタ−ンの記
録位置を特定して位置特定信号を生成し、前記位置特定
信号に基づいて、前記サ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定
して判定信号を出力することを特徴とする。
【0020】上記課題を解決するために、請求項6記載
の発明は、請求項3記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き
込み及び検証システムにおいて、前記サ−ボパタ−ン検
証手段は、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記サ−ボ
パタ−ン読取信号に基づいて、前記パタ−ンの記録位置
を特定して位置特定信号を生成し、前記位置特定信号に
基づいて、前記サ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定して判
定信号を出力し、前記判定信号に基づいて、前記判定信
号の前記複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のず
れによる時間差を調整することを特徴とする。
【0021】上記課題を解決するために、請求項7記載
の発明は、請求項3乃至6のうちいずれか1項に記載の
テ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムにお
いて、前記制御手段は、前記サ−ボパタ−ン書込信号生
成手段を制御して、前記サ−ボパタ−ン検証手段によっ
て得られた検証結果を前記テ−プに記録させることを特
徴とする。
【0022】上記課題を解決するために、請求項8記載
の発明は、請求項7記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き
込み及び検証システムにおいて、前記制御手段は、前記
サ−ボパタ−ン書込信号生成手段を制御して、前記サ−
ボパタ−ン書込手段に、前記サ−ボパタ−ン検証手段に
よって得られた検証結果を前記テ−プに記録させること
を特徴とする。
【0023】上記課題を解決するために、請求項9記載
の発明は、テ−プに予め決められたパタ−ンに従って複
数のトラックのサ−ボパタ−ンを同時に書き込み、書き
込んだ前記サ−ボパタ−ンの書込結果を検証するテ−プ
のサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムにおいて、
前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行速度
に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−プ走
行速度検出手段と、前記テ−プ走行速度検出信号に基づ
いて、前記テ−プの複数のトラックに書き込むべき前記
サ−ボパタ−ンに対応したサ−ボパタ−ン書込信号を生
成するサ−ボパタ−ン書込信号生成手段と、前記サ−ボ
パタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−ボパタ−ンを前
記テ−プの複数のトラックに書き込む複数のサ−ボパタ
−ン書込手段と、書き込まれた前記複数のトラックの前
記サ−ボパタ−ンを読み取り、サ−ボパタ−ン読取信号
を生成する複数のサ−ボパタ−ン読取手段と、前記複数
のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれを調整する
と共に、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記サ−ボパ
タ−ン読取信号に基づいて、前記テ−プに書き込まれた
前記サ−ボパタ−ンの欠陥を調べるサ−ボパタ−ン検証
手段と、前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び前記
サ−ボパタ−ン検証手段を制御する制御手段と、前記サ
−ボパタ−ン検証手段によって得られた検証結果を前記
テ−プに書き込むための検証結果記録用書込手段とを備
えたことを特徴とする。
【0024】上記課題を解決するために、請求項10記
載の発明は、請求項3乃至8のうちのいずれか1項に記
載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システム
において、前記制御手段には、デ−タを記憶媒体に記憶
するための記憶手段が接続され、前記制御手段は、前記
記憶手段を制御して、前記サ−ボパタ−ン検証手段によ
って得られた検証結果を前記記憶媒体に記憶させること
を特徴とする。
【0025】上記課題を解決するために、請求項11記
載の発明は、請求項3乃至8のうちのいずれか1項に記
載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システム
において、前記制御手段には、印刷手段が接続され、前
記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記サ−ボパ
タ−ン検証手段によって得られた検証結果を前記印刷手
段に印刷させることを特徴とする。
【0026】上記課題を解決するために、請求項12記
載の発明は、請求項3乃至8のうちいずれか1項に記載
のテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムに
おいて、前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び前記
サ−ボパタ−ン検証手段は、前記制御手段から同一のク
ロック信号の供給を受け、該クロック信号に基づいて所
定の信号処理を行うことを特徴とする。
【0027】上記課題を解決するために、請求項13記
載の発明は、テ−プに予め決められたパタ−ンに従って
複数のトラックのサ−ボパタ−ンを同時に書き込み、書
き込んだ前記サ−ボパタ−ンの書込結果を検証するテ−
プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムにおい
て、前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行
速度に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−
プ走行速度検出手段と、前記テ−プ走行速度検出信号に
基づいて、前記テ−プの複数のトラックに書き込むべき
前記サ−ボパタ−ンに対応したサ−ボパタ−ン書込信号
を生成するサ−ボパタ−ン書込信号生成手段と、前記サ
−ボパタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−ボパタ−ン
を前記テ−プの複数のトラックに書き込む複数のサ−ボ
パタ−ン書込手段と、書き込まれた前記複数のトラック
の前記サ−ボパタ−ンを読み取り、サ−ボパタ−ン読取
信号を生成する複数のサ−ボパタ−ン読取手段と、前記
複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれを調整
すると共に、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記サ−
ボパタ−ン読取信号に基づいて、前記テ−プに書き込ま
れた前記サ−ボパタ−ンの欠陥を調べるサ−ボパタ−ン
検証手段と、前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び
前記サ−ボパタ−ン検証手段を制御する制御手段とを備
え、前記複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のず
れの調整は、前記複数のサ−ボパタ−ン書込手段が前記
テ−プに測定用信号を記録し、前記複数のサ−ボパタ−
ン読取手段が前記測定用信号を読み取り、前記制御手段
が読取りの時間のずれを測定し、前記サ−ボパタ−ン検
証手段が測定された測定結果を用いて時間調整すること
によって行われることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0029】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1によるサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムの概
略の構成を示すブロック図、図2は同サ−ボパタ−ン書
き込み及び検証システムの書込部及び読取部の構成並び
に磁気テ−プの構成を示す平面図、図3は同磁気テ−プ
に書き込まれるサ−ボパタ−ンの一部を拡大して示す拡
大図、図4は図3に示されたサ−ボパタ−ンを構成する
ブロックパタ−ンの一つを拡大して示す拡大図、図5は
同サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムの制御部の
構成を示すブロック図、図6は同サ−ボパタ−ン書き込
み及び検証システムの走行速度検出部の構成を示すブロ
ック図、図7は同サ−ボパタ−ン書き込み及び検証シス
テムの書込信号生成部の構成を示すブロック図、図8は
書込部に供給される書込信号(電流波形)を模式的に示
す波形図、図9(a)は、図2のA部を拡大して示す拡
大図、同図(b)は図2のB部を拡大して示す拡大図、
同図(c)は図2のC部を拡大して示す拡大図、図10
は同サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムの検証部
の構成を示すブロック図、図11は同検証部の第1〜第
5検証回路の構成を示すブロック図、図12は同検証部
の再生回路の構成を示すブロック図、図13(a)は同
サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムの読取部の構
成を示す平面図であって、各ギャップの位置のずれを説
明するための図、同図(b)は同検証部の時間調整部に
おける調整方法を説明するための説明図、図14は同時
間調整部で設定される調整時間の測定方法を説明するた
めの説明図、図15は同再生回路の動作を説明するため
の図であって、同図(a)は同読取部のヘッドからの出
力信号を増幅した後の波形を示す波形図、同図(b)は
同再生回路のコンパレ−タからの出力信号を示す波形
図、図16は同検証部のフレ−ム信号生成回路の動作を
説明するためのタイムチャ−ト、図17は同検証部のゲ
−ト信号生成回路及び判定回路の動作を説明するための
タイムチャ−ト、図18は同検証部の判定部における判
定結果の一例を示す図、図19は磁気テ−プの巻取り完
了時に同判定結果を記録する方法を説明するための説明
図である。
【0030】図1において、11はサ−ボ情報がサ−ボ
パタ−ンとして書き込まれる磁気テ−プ、12は供給リ
−ル、13は巻取リ−ル、2は構成各部を制御すると共
に各種演算を行う制御部(制御手段、サ−ボパタ−ン検
証手段)、3は磁気テ−プ(テ−プ)11を供給リ−ル
12から巻取リ−ル13へ向けて所定の速度で送るテ−
プ送り部、4は磁気テ−プ11の走行速度を検出してテ
−プ速度検出信号(テ−プ走行速度検出信号)を生成す
るテ−プ走行速度検出部(テ−プ走行速度検出手段)、
5は制御部2からの指令に従って所定のサ−ボパタ−ン
書込信号を生成する書込信号生成部(サ−ボパタ−ン書
込信号生成手段)、6は書込信号生成部5から出力され
たサ−ボパタ−ン書込信号に対応したサ−ボパタ−ンを
磁気テ−プ11に書き込む書込部(サ−ボパタ−ン書込
手段)、7は書込部6の下流側に配置され、磁気テ−プ
11に書き込まれたサ−ボパタ−ンを読み取り、サ−ボ
パタ−ン読取信号を生成する読取部(サ−ボパタ−ン読
取手段)、8はサ−ボパタ−ン読取信号に基づいて、サ
−ボパタ−ンが正しく書き込まれたか否かを検証する検
証部(サ−ボパタ−ン検証手段)である。
【0031】この実施の形態1のサ−ボパタ−ン書込・
検証装置は、例えば、コンピュ−タの外部記憶装置とし
て用いられるテ−プデバイス用の磁気テ−プをカ−トリ
ッジに巻き取る前に、サ−ボ制御に利用するためのサ−
ボパタ−ンを書き込むと共に、サ−ボパタ−ンが正しく
書き込まれたかどうか検査し、欠陥のない状態でカ−ト
リッジに収めるために、用いられる。
【0032】図2に示すように、磁気テ−プ11は、例
えば、略12.7mmの幅を有し、サ−ボパタ−ンが書き
込まれるサ−ボトラック111〜115と実際のデ−タ
が記録されるデ−タトラック116〜119とからなっ
ている。各デ−タトラック116(117〜119)は
さらに狭いトラックに細分されている。また、サ−ボパ
タ−ンは、図3に示すように、後述する書込部6のギャ
ップ61a〜65aの形状に対応して、全体として略シ
ェブロン(chevron )形状に形成されたブロックパタ−
ン(パタ−ン)91,91,…とブロックパタ−ン(パ
タ−ン)92,92,…とからなっている。
【0033】さらに、ブロックパタ−ン91は、図4に
示すように、ブロックパタ−ン91の左部を構成し、垂
直線に対して時計周り方向に所定の角度で傾斜したスト
ライプ状のパタ−ン911と、ブロックパタ−ン91の
右部を構成し、反時計周り方向に所定の角度で傾斜し、
パタ−ン911と対称なストライプ状のパタ−ン912
とからなり、これら左右のパタ−ン911,912が、
脚が下方に広がるが如く配置され、全体として頂部が欠
けたシェブロン形状に形成されてなっている。
【0034】パタ−ン911、パタ−ン912はそれぞ
れ線状に磁化された線状磁化領域911a〜911e、
線状磁化領域912a〜912eからなっている。ここ
で、各線状磁化領域911a(912a),911b
(912b),…の傾斜角は、テ−プのフォ−マットの
規格で決められた角度であって、例えば、垂直線に対し
て時計周り方向に略6゜(反時計周り方向に略6゜)と
なっている。
【0035】また、ブロックパタ−ン92の構成は、線
状磁化領域の数が左右それぞれ4本である以外はブロッ
クパタ−ン91と同様である。
【0036】制御部2は、図5に示すように、調整時間
測定モ−ド、サ−ボパタ−ン検証モ−ドの各動作モ−ド
で、装置各部を所定のプログラムに従って制御したり、
必要な演算や判断を行うCPU21と、各種演算や制御
を行うためのプログラムが格納されたROM22と、例
えば、演算結果等を一時記憶するRAM23とからなっ
ている。
【0037】ROM22には、例えば、調整時間測定モ
−ドにおける調整時間測定の手順が記述された調整時間
測定プログラムや、サ−ボパタ−ン検証モ−ドにおける
判定手順が記述された判定プログラム等が格納されてい
る。
【0038】RAM23には、例えば、後述する検証デ
−タや測定された調整時間等が記憶される。
【0039】テ−プ走行速度検出部4は、図6に示すよ
うに、磁気テ−プ11の走行に追従して回転し、円盤に
スリットが多数刻まれてなるフォトエンコ−ダ41と、
フォトエンコ−ダ41の回転に伴う光の遮断/通過を検
知して回転速度すなわち磁気テ−プ11の走行速度に応
じた検出信号を出力するフォトセンサ42と、フォトセ
ンサ42からの検出信号の位相と後述する分周回路の出
力信号の位相とを比較する位相比較回路43と、位相比
較回路43の出力信号を電圧信号に変換する低域通過フ
ィルタ44と、低域通過フィルタ44の出力電圧に応じ
た周波数のクロック信号を出力する電圧制御発振回路4
5と、電圧制御発振回路45から出力されたクロック信
号の周波数を分周して位相比較回路43に入力する分周
回路46とからなっており、磁気テ−プ11の走行速度
に応じた周波数のクロック信号を出力し、書込信号生成
部5や検証部8に供給する。
【0040】書込信号生成部5は、図7に示すように、
書込信号(電流信号)のパタ−ン(図8参照)を作成す
るパタ−ン生成回路51と、パタ−ン生成回路51の出
力を増幅して書込部6に供給する書込駆動回路52と、
パタ−ン生成回路51内で作成された書込信号のパタ−
ンを、デ−タの内容に応じて変調するデ−タ生成回路5
3とからなっている。
【0041】ここで、パタ−ン生成回路51が作成する
書込信号の周期はテ−プ走行速度検出部4から出力され
たクロック信号に従う。また、デ−タ生成回路53によ
って変調される書込信号のパタ−ンはパルスの幅または
位置等である。また、書込部6はギャップ61a〜65
a(図2参照)から同時に磁気テ−プ11に磁界を与え
る。なお、図7において、61〜65は書込部6のヘッ
ド本体である。
【0042】書込信号生成部5からは、例えば図8に示
すような5つの連続したパルスa1,a2 ,a3 ,a4
,a5 が送出され、ブロックパタ−ン91が書き込ま
れる。同様に、4つの連続したパルスが送出されること
によりブロックパタ−ン92が書込まれる。図中の時間
tp はブロックパタ−ン91の長さに対応する。
【0043】ここで、パルスa1 を基準として、パルス
a2 〜a5 の位置やパルス幅を情報に応じて変調するこ
とにより、ブロックパタ−ン91,92の組み合わせで
情報を表現することができる。情報とは、例えば、磁気
テ−プ11の位置情報を連続した数字で表す位置情報等
である。
【0044】また、図2に示すように、書込部6は前面
6Aに、サ−ボトラック111〜115にそれぞれサ−
ボパタ−ンを書き込むための、ギャップ61a〜65a
と、対応するヘッド本体(サ−ボパタ−ン書込手段、図
7参照)61〜65とを有している。
【0045】また、図9(a)に示すように、各ギャッ
プ61a(62a〜65a)は、左右1対の、それぞ
れ、垂直線に対して時計周り方向に、線状磁化領域91
1a,911b,…の傾斜角と同じ角度で傾斜したギャ
ップと、反時計周り方向に、線状磁化領域912a,9
12b,…の傾斜角と同じ角度で傾斜したギャップとか
らなり、これら左右のギャップが、脚が下方に広がるが
如く垂直線に対して対称に配置され、頂部が欠けたシェ
ブロン形状をなしている。これらのギャップ61a〜6
5aは、例えば、光学写真の方式で形成され、その寸法
や位置の精度は光学写真の精度に従う。
【0046】読取部7は、図2に示すように、書き込ま
れたサ−ボパタ−ンのうちブロックパタ−ン91,92
の左部を読み取るための第1読取部71と、ブロックパ
タ−ン91,92の右部を読み取るための第2読取部7
2とからなり、第1読取部71、第2読取部72はそれ
ぞれサ−ボトラック111〜115に書き込まれたパタ
−ンを読むためのヘッド(サ−ボパタ−ン読取手段)7
11〜715,721〜725を有している。また、ヘ
ッド711〜715,721〜725はそれぞれギャッ
プ711a〜715a,721a〜725aを有してい
る。
【0047】各ギャップ711a(712a〜715
a)は、図9(b)に示すように、垂直線に対して時計
周り方向に、線状磁化領域911a,911b,…の傾
斜角と同じ角度で傾斜したギャップであり、書き込まれ
たサ−ボパタ−ンのうち、垂直線に対して時計周り方向
に傾斜したパタ−ンを読み取るために用いられる。ま
た、各ギャップ721a(722a〜725a)は、同
図(c)に示すように、反時計周り方向に、線状磁化領
域912a,912b,…の傾斜角と同じ角度で傾斜し
たギャップであり、書き込まれたサ−ボパタ−ンのう
ち、垂直線に対して反時計周り方向に傾斜したパタ−ン
を読み取るために用いられる。
【0048】検証部8は、図10に示すように、第1読
取部71から出力されたサ−ボパタ−ン読取信号を処理
する第1検証ブロック81と、第2読取部72から出力
されたサ−ボパタ−ン読取信号を処理する第2検証ブロ
ック82とからなり、さらに、第1検証ブロック81
は、それぞれ、ヘッド711〜715に対応した第1検
証回路811〜第5検証回路815からなっている。ま
た、同様に第2検証ブロック82は、第1検証回路82
1〜第5検証回路825からなっている。
【0049】第1検証回路811は、図11に示すよう
に、ヘッド711によって再生された信号の波形を整形
するための再生回路811aと、再生回路811aの出
力信号を所定の時間遅延させて出力するレジスタ811
bと、レジスタ811bの遅延時間を設定するためのレ
ジスタ制御回路811cと、各ブロックパタ−ンに対応
したパルス列(レジスタ出力信号)に同期してフレ−ム
信号を出力するフレ−ム信号生成回路811dと、フレ
−ム信号に基づいて判定の基準となるゲ−ト信号を出力
するゲ−ト信号生成回路811eと、ゲ−ト信号に基づ
いてレジスタ811bから出力された信号が正しいか否
かを判定して判定信号を出力する判定回路811fとか
らなっている。
【0050】ここで、レジスタ811bとレジスタ制御
回路811cとによって、予め設定された時間だけ遅延
させて時間調整するための時間調整部811Aが構成さ
れている。また、フレ−ム信号生成回路811dとゲ−
ト信号生成回路811eとによって、ブロックパタ−ン
の位置を特定しゲ−ト信号を生成する位置特定部811
Bが構成されている。また、この位置特定部Bと判定回
路811fとによって判定部811Cが構成されてい
る。
【0051】また、レジスタ制御回路811c、判定回
路811fは制御部2によって制御され、レジスタ制御
回路811c、フレ−ム信号生成回路811dと、ゲ−
ト信号生成回路811eは、テ−プ走行速度検出部4か
らのクロック信号に従って動作する。
【0052】また、再生回路811aは、図12に示す
ように、ヘッド711からのサ−ボパタ−ン読取信号を
増幅するヘッドアンプ811pと、ヘッドアンプ811
pの出力波形の振幅を調整する自動利得調整アンプ81
1qと、基準電圧入力端子811sから入力された予め
設定された基準電圧と自動利得調整アンプ811qの出
力波形とを比較し、比較結果を出力するコンパレ−タ8
11rとからなっている。
【0053】レジスタ811bは、再生回路811aか
らの再生回路出力信号を所定の時間遅延させてパルス列
を含むレジスタ出力信号として出力する。例えば、5本
の線状磁化領域911a〜911eからなるパタ−ン9
11は、第1読取部71によって読み取られた後、レジ
スタ811bからは、5つのパルスからなるパルス列と
して出力される。
【0054】なお、第2検証回路812〜第5検証回路
815も、それぞれ第1検証回路811と同様の構成と
なっている。また、第2検証ブロック82は、第1検証
ブロック81と同様の構成となっている。
【0055】ここで、レジスタ制御回路811c(81
2c〜815c,821c〜825c)において設定さ
れる上述した遅延時間について説明する。
【0056】例えば、読取部7の第1読取部71のヘッ
ド711〜715に対応するギャップ711a〜715
aは、詳細に見ると、製作精度の都合上、図13(a)
に示すように、これらの水平位置p1 〜p5 が、磁気テ
−プ11の長尺方向にずれており、縦方向(磁気テ−プ
11の幅方向)に一列に揃っていない。
【0057】このために、磁気テ−プ11からサ−ボパ
タ−ンを読み取った場合に、ある時刻における各ヘッド
の読取位置にずれが発生する。このずれは、読取部7の
製作精度に依存し、個々の読取部によって全て異なる。
読取位置のずれは、サ−ボトラックが複数のトラックで
構成されているときに、あるサ−ボトラックと他のサ−
ボトラックの欠陥の位置関係を検証するときの障害とな
る。
【0058】そこで、上述した時間調整部811A(8
12A〜815A,821A〜825A)では、設定さ
れた所定の時間遅延される。
【0059】すなわち、図13(b)に示すように、レ
ジスタ制御回路811c〜815cで、それぞれ、ギャ
ップ711a〜715aの位置のばらつきに応じた所定
の調整時間t11〜t15を設定する。例えば、サ−ボトラ
ック111〜115において磁気テ−プ11の長尺方向
に同位置に(幅方向に揃えて)書き込まれたパタ−ンが
読み込まれ、パルス列(レジスタ出力信号)b1 〜b5
として出力された場合、パルス列の発生時刻が時刻t0
で揃うように、それぞれ調整時間t11〜t15遅延させ
て、パルス列c1 〜c5 を得るようにする。
【0060】上述した調整はレジスタ制御回路821c
〜825cにおいても同様に行われる。
【0061】上記調整時間は、後述するように、サ−ボ
パタ−ンの検証に先だって予め測定され、制御部2にお
いて記憶され検証時に用いられる。
【0062】次に、本発明に係るサ−ボパタ−ン書き込
み及び検証システムの動作について説明する。この実施
の形態1に係るサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システ
ムによって、サ−ボパタ−ンの検証を行うにあたって
は、まず、レジスタ制御回路811c〜815c,82
1c〜825cで、それぞれ、ギャップ711a〜71
5a,721a〜725aの位置のばらつきに応じた必
要な調整時間を測定する必要がある。
【0063】そこで、電源投入後、図示せぬモ−ド切替
スイッチを操作して、動作モ−ドを調整時間測定モ−ド
とする。
【0064】次に、レジスタ制御回路811c〜815
c,821c〜825cにおいて調整時間を全て「0」
に初期設定する。そして、制御部2は制御信号を書込信
号生成部5へ送って、図14に示すように、1つのパル
スx10のみからなる書込信号x1 を発生させる。
【0065】これによって、左右1本ずつのの磁化パタ
−ンからなるサ−ボパタ−ンが書込部6によって、サ−
ボトラック111〜115に書き込まれる。このサ−ボ
パタ−ンは読取部7によって読み取られ、サ−ボパタ−
ン読取信号が検証部8に送られる。例えば、ヘッド71
1はサ−ボトラック111に書き込まれたサ−ボパタ−
ンのうち時計周りに傾斜した1本の線状磁化領域からな
るパタ−ンを読み取って、第1検証回路811の再生回
路811aへサ−ボパタ−ン読取信号を送る。
【0066】再生回路811aにおいては、まず、読取
信号がヘッドアンプ811p、自動利得調整アンプ81
1qによって増幅されて、図15(a)に示すような波
形を得る。コンパレ−タ811rでは、同図(b)に示
すように、自動利得調整アンプ811qからの出力を予
め定められた基準電圧Vref と比較して、基準電圧Vre
f を越えた場合のみ、「H」状態となるデジタルの再生
回路出力信号を出力する。
【0067】この再生回路出力信号は時間調整部811
Aへ送られ、今はレジスタ制御回路811cにおいて設
定されている調整時間は「0」であるので、レジスタ8
11bにおいては遅延されることなく、図14に示すよ
うに、レジスタ811bから1つのパルスy10を含むレ
ジスタ出力信号y1 を得る。同様に、レジスタ812b
〜815bからも、それぞれ、1つのパルスy20〜y50
を含むレジスタ出力信号y2 〜y5 を得る。
【0068】制御部2は、書込信号x1 のパルスx10を
発生させた時刻を起点にパルスy10〜y50の発生時刻t
1 〜t5 を計時しておき、所定の時刻t0 との差を演算
し、この差を調整時間t11〜t15としてRAM23に記
憶する。上記測定はレジスタ制御回路821c〜825
cに設定される調整時間についても行われる。
【0069】なお、こうして決定された調整時間は、1
度決定されれば第1読取部71や第2読取部72の部品
の交換、磁気テ−プ11の種類や張力の変更等によらな
いかぎり、再測定の必要はない。
【0070】また、この調整時間測定モ−ドにおいて
は、この他、例えば、再生回路811a,812a,…
の調整等、サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システム全
体の設定も行われる。
【0071】次に、装置の動作モ−ドをサ−ボパタ−ン
検証モ−ドとし、検証動作を開始する。
【0072】書込信号生成部5は、制御部2から送出さ
れた制御信号に基づき、所定のサ−ボパタ−ン書込信号
を生成して書込部6へ出力し、書込部6はサ−ボパタ−
ン書込信号に対応したサ−ボパタ−ンを磁気テ−プ11
に書き込む。このサ−ボパタ−ンは読取部7によって読
み取られ、サ−ボパタ−ン読取信号が検証部8に送られ
る。例えば、ヘッド711はサ−ボトラック111に書
き込まれたサ−ボパタ−ンのうち時計周りに傾斜したパ
タ−ン(線状磁化領域911a〜911e等)を読み取
って、第1検証回路811の再生回路811aへ読取信
号を送る。
【0073】再生回路811aにおいては、まず、読取
信号がヘッドアンプ811p、自動利得調整アンプ81
1qによって増幅されて、サ−ボパタ−ンのうち1本の
線状磁化領域については、図15(a)に示すような波
形を得る。コンパレ−タ811rでは、同図(b)に示
すように、自動利得調整アンプ811qからの出力を予
め定められた基準電圧Vref と比較して、基準電圧Vre
f を越えた場合のみ、「H」状態となるデジタルの再生
回路出力信号を出力する。
【0074】この再生回路出力信号は時間調整部811
Aへ送られ、レジスタ811bにおいて、調整時間測定
モ−ドで予め測定され、レジスタ制御回路811cで設
定された所定の時間遅延される。
【0075】レジスタ811bからのレジスタ出力信号
f1 (図16参照)は位置特定部811Bのフレ−ム信
号生成回路811dへ送られる。
【0076】フレ−ム信号生成回路811dは、図16
に示すように、同期開始信号gが「H」に変化する時刻
tg0から同期検出動作を開始する。フレ−ム信号生成回
路811dは同期検出動作を開始すると、例えば、5つ
のパルスが連続するパルス列を探し始める。
【0077】レジスタ出力信号f1 においては、同期検
出動作開始後、最初の5つのパルスが連続するパルス列
f11が出現し、この後、パルス列f12,f13,f14に示
すように、4列、5列のパルス列が交互に現れる。
【0078】ここで、例えば、パルス列f11の5つのパ
ルスは、サ−ボトラック111に書き込まれたサ−ボパ
タ−ンのうち、ブロックパタ−ン91の時計周りに傾斜
した5本の線状磁化領域911a〜911eに対応して
いる。また、パルス列f12の4つのパルスは、ブロック
パタ−ン92の時計周りに傾斜した4本の線状磁化領域
に対応している。
【0079】フレ−ム信号生成回路811dは、例え
ば、パルス列f11の終りで目標の信号を捕捉したことを
示す同期表示信号h1 を発生し、この後、パルス列f12
(f13,f14,…)の最初のパルスの立上がりと同時
に、「H」状態となるフレ−ム信号k1 を発生し、ゲ−
ト信号生成回路811eに出力される。フレ−ム信号k
1はこれらレジスタ821bから出力されたパルス列f1
2,f13,f14,…に同期して発生するパルスk12,k1
3,…を含む。
【0080】フレ−ム信号生成回路811dは、テ−プ
走行速度検出部4から出力されるクロック信号に周期を
対応させて、フレ−ム信号k1 を生成する。一方、書込
信号生成部5もテ−プ走行速度検出部4から出力される
クロック信号を参照して書込信号を生成しているので、
フレ−ム信号k1 は一度レジスタ出力信号f1 に同期す
ると、システムが停止するまで同期し続ける。
【0081】同様にして、サ−ボトラック111に書き
込まれたサ−ボパタ−ンのうち、反時計周りに傾斜した
パタ−ン(線状磁化領域912a〜912e等)が、ヘ
ッド721によって読み取られて、この読取信号が第2
検証ブロック82の第1検証回路821へ送られ、再生
回路821aにおいてデジタル信号に変換され、レジス
タ821bにおいて遅延された後、レジスタ出力信号f
2 がフレ−ム信号生成回路821dへ送られる。
【0082】ここで、例えば、パルス列f21の5つのパ
ルスは、サ−ボトラック111に書き込まれたサ−ボパ
タ−ンのうち、ブロックパタ−ン91の反時計周りに傾
斜した5本の線状磁化領域912a〜912eに対応し
ている。また、パルス列f22の4つのパルスは、ブロッ
クパタ−ン92の時計周りに傾斜した4本の線状磁化領
域に対応している。
【0083】レジスタ出力信号f2 は、5列、4列のパ
ルス列がパルス列f21,f22,f23,f24のように現れ
る。フレ−ム同期回路821dは、例えば、パルス列f
22の終端で目標の信号を捕捉したことを示す同期表示信
号h2 を発生し、この後、パルス列f22(f23,f24,
…)の最初のパルスの立上がりと同時に、「H」状態と
なるフレ−ム信号k2 を発生し、ゲ−ト信号生成回路8
21eに出力される。
【0084】なお、図16に示すように、フレ−ム信号
k1 とフレ−ム信号k2 とは時間的にずれているが、こ
のずれは、第1読取部71、第2読取部72のギャップ
711,721の位置の違いに相当している。フレ−ム
信号k1 ,k2 の時間差はレジスタ制御回路811c,
821cにおける設定によってずらすことができる。
【0085】ゲ−ト信号生成回路811e,821e
は、図17に示すように、それぞれ、フレ−ム信号k1
,k2 に基づいて、ゲ−ト信号m1 ,m2 を出力す
る。ゲ−ト信号m1 ,m2 はパルス列f15,f16,…,
f25,f26,…の時間幅よりもやや広い時間幅を有する
信号である。
【0086】判定回路811f(821f)は、ゲ−ト
信号m1 (m2 )に基づいて、パルス列f15,f16,…
(f25,f26,…)の欠落等の欠陥を検出する。判定回
路811f(821f)は、ゲ−ト信号m1 (m2 )の
ゲ−ト時間内にパルス列f15,f16,…(f25,f26,
…)のパルス数を計数し、例えば、図17に示すよう
に、パルス列f15,f16,f17のうち、パルス列f17の
1,2番目のパルスf171 ,f172 が欠落しているとき
は、計数したパルス数と予め知られた正しいパルス数
(ゲ−ト時間内に5つのパルスが連続して発生するパタ
−ン)とを比較してこの欠落を検出し、ゲ−ト信号m1
のパルス列f17に対応するパルスm17の立ち下がり時
に、判定信号n1 を「H」として、パルスn17を生成す
る。
【0087】同様に、同図に示すように、パルス列f2
5,f26,f27のうち、パルス列f25の4番目のパルス
f254 が欠落しているときは、ゲ−ト信号m2 のパルス
列f25に対応するパルスm25の立ち下がり時に、判定信
号n2 を「H」として、パルスn25を生成する。また、
パルス列f26のように、パルス数は正確であっても、例
えば、磁気テ−プ11の走行状態の乱れ等のために、書
込位置が正しい位置からずれて、これに伴ってパルスの
発生が遅れた場合も、このずれを検出して、ゲ−ト信号
m2 のパルス列f26に対応するパルスm26の立ち下がり
時に、判定信号n2 を「H」として、パルスn26を発生
する。
【0088】なお、上記判定結果は逐次制御部2のRA
M23内に設けられた検証デ−タ格納エリアに格納され
る。ここには、例えば、図18に示すように、磁気テ−
プ11上の欠陥が生じた位置et1 ,et2 ,…と、対
応する判定内容ev1 ,ev2 ,…が記憶される。そし
て、磁気テ−プ11の検証が全長に亘って略完了し、巻
取リ−ル13に巻き取られようとする時点で、上記検証
デ−タ格納エリアに格納された検証デ−タは、図19に
示すように、磁気テ−プ11のサ−ボトラックの終端部
11aに書込部6によって書き込まれる。
【0089】巻き取られたリ−ル1巻分の磁気テ−プ1
1からは、図示せぬ巻取装置によって所定の長さで、例
えば、カ−トリッジ10個分に巻き直される。この際、
終端部11aに記録された検証デ−タは、カ−トリッジ
に巻き取られるとき、まず最初に上記巻取装置によっ
て、制御情報として読み込まれて、予め設定された条件
に対応した欠陥がカ−トリッジに巻き取られる前に、欠
陥箇所を削除し廃棄するようにする。こうして、正確に
サ−ボパタ−ンが書き込まれた欠陥のないカ−トリッジ
が得られる。
【0090】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、位置特定部811B(812B〜815B,82
1B〜825B)によって、サ−ボパタ−ンを構成する
複数のブロックパタ−ン91,92,…が書き込まれて
いる磁気テ−プ11上の各位置を特定し、判定回路81
1f(812f〜815f,821f〜825f)によ
ってサ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定するよう構成した
ので、サ−ボパタ−ンが正確な位置に正確なパタ−ンで
書き込まれた否かの検証ができ、欠陥の位置の特定も行
うことができる。
【0091】また、テ−プ走行速度検知部4が磁気テ−
プ11の走行速度を検知してテ−プ走行速度検知信号を
生成し、このテ−プ走行速度検知信号に基づいて、書込
信号生成部5はサ−ボパタ−ン書込信号を生成し、か
つ、検証部8はサ−ボパタ−ンの検証を行うように構成
したので、サ−ボパタ−ンの書込みも検証もテ−プの走
行速度に関係なく正確に行うことができる。例えば、ブ
ロックパタ−ン91やブロックパタ−ン92のパタ−ン
の寸法や相対距離はテ−プの走行速度に関係なく正確に
書き込まれる。また、それ故、例えば、テ−プ送り部3
の精度が多少悪くても正確なサ−ボパタ−ンの書込み及
び検証が可能となる。
【0092】また、磁気テ−プ11の複数のサ−ボトラ
ックについて、判定回路は、各サ−ボトラックに記録さ
れたサ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定し、位置特定部8
11B(812B〜815B,821B〜825B)に
よって特定された位置における各欠陥状態の間の関係に
基づいて、判定を行うように構成したので、例えば、磁
気テ−プ11上の同一位置での複数トラックのサ−ボパ
タ−ンの同時欠落等の判定も、正確かつ確実に行うこと
ができる。
【0093】また、磁気テ−プ11の複数のサ−ボトラ
ックについて、時間調整部811A(812A〜815
A,821A〜825A)が、複数のヘッドによって読
み取られた各サ−ボパタ−ンのサ−ボパタ−ン読取信号
をそれぞれ所定の時間遅延させて、製作時の精度上避け
られない各ヘッド同士の相対的位置のずれを補償するよ
うに構成したので、例えば、複数トラックのサ−ボパタ
−ンの同時欠落等の判定も、一段と正確かつ確実に行う
ことができる。また、それ故に、一段と高密度で記録す
ることが可能となる。
【0094】実施の形態2.図20は本実施の形態2に
よるサ−ボパタ−ン書込・検証装置の検証部の構成を示
すブロック図である。
【0095】本実施の形態2が上述の実施の形態1と大
きく異なるところは、図20に示すように、第1検証ブ
ロック83、第1検証ブロック84について、それぞ
れ、1つの位置特定部836B,846Bを設けて共通
とした点である。
【0096】例えば、各サ−ボトラックに同一のサ−ボ
パタ−ンを書き込む場合には、図20に示すように、第
1検証ブロック83では、位置特定部811B〜815
Bに代えて、第1検証回路811〜第5検証回路815
について共通の位置特定部836Bを、第2検証ブロッ
ク84では、位置特定部821B〜825Bに代えて、
第1検証回路821〜第5検証回路825について共通
の位置特定部846Bを設ける。
【0097】例えば、第1検証ブロック83では、各サ
−ボトラックに同一のサ−ボパタ−ンが書き込まれてい
ても、各ヘッドのギャップのずれによって、再生回路8
11a〜815aからの出力信号のタイミングはずれて
いるが、レジスタ制御回路811b〜815bにおい
て、それぞれ所定の調整時間を設定することによって、
各レジスタ出力信号のタイミングは揃えることができ
る。
【0098】従って、各判定回路811f〜815fは
共通の位置特定部836Bで生成されたゲ−ト信号に基
づいて判定ができる。このことは第2検証ブロック84
においても同様である。
【0099】以上のようにすることで、構成を簡素化し
コストを低減することができる。
【0100】実施の形態3.図21は本実施の形態3に
よるサ−ボパタ−ン書込・検証装置の検証部の構成を示
すブロック図である。
【0101】本実施の形態3が上述の実施の形態1と大
きく異なるところは、図21に示すように、第1検証ブ
ロック85(第2検証ブロック86)において、時間調
整部811A〜815A(821A〜825A)と判定
部811C〜815C(821C〜825C)とを入れ
替えて構成した点である。
【0102】図21に示すように、例えば、ヘッド71
1からの再生信号は、再生回路811aで波形整形さ
れ、判定部811Cで判定された後に、時間調整部81
1Aで時間調整される。ここで、時間調整部811A
は、基準時刻発生回路857によって供給される基準と
なる計時信号を参照して判定信号の時間調整を行うよう
にする。
【0103】基準時刻発生回路857は、テ−プ走行速
度検出部4が出力するクロック信号のパルス数を計数
し、磁気テ−プ11の位置に対応した計時信号を生成す
る。時間調整部811Aには、調整時間測定モ−ドにお
いて予め得られた、計時信号によって知られる基準時刻
とヘッド711のギャップ711a位置に対応する時刻
との差が設定される。
【0104】制御部2は、判定部811Cの判定信号、
時間調整部811Aの上記設定値、及び基準時刻発生回
路857の情報に基づいて、図18に示すような検証デ
−タを作成するようにしても良い。
【0105】以上の時間調整部と判定部との入替えにつ
いて、第1検証ブロック85の第1検証回路811を例
に述べたが、第2検証回路812〜第5検証回路815
についても同様である。なお、基準時刻発生回路857
は、第1検証回路811〜第5検証回路815に対して
共通に用いることができる。また、第2検証ブロック8
6についても第1検証ブロック85と同様にして時間調
整部と判定部とを入れ替え、時間調整部821Aへは、
基準時刻発生回路867から計時信号を供給するように
することができる。
【0106】以上、本発明の実施の形態を詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものでは
ない。例えば、上述した各実施の形態においては、特に
時間調整部811A,812A,…及び判定部811
C,812C,…をハ−ドウエア構成としたが、これら
の全部または一部をソフトウエア構成で置き換えても良
い。
【0107】また、制御部2に、例えば、フロッピィデ
ィスクドライバを接続することにより、RAM23に格
納された検証デ−タをフロッピィディスクに記録するこ
とができるし、他の記録媒体を選択することも可能であ
る。さらに、制御部2に収録した検証デ−タは、図1に
示したテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システ
ムの次の工程であるテ−プのカ−トリッジへの装填工程
へ通信手段によって送付するようにしても良い。
【0108】また、制御部2にプリンタを接続して、検
証デ−タを印刷することができる。プリンタによって検
証デ−タを印刷する場合に、デ−タを電子的に読取り可
能なように記号化すれば、検証の完了したテ−プをカ−
トリッジケ−スに装填する工程で、テ−プの欠陥部分を
除去するために、検証デ−タを有効に利用することがで
きる。
【0109】また、上述した各実施の形態においては、
RAM23内に格納された検証デ−タを磁気テ−プ11
のサ−ボパタ−ンの終端部11aに書込部6によって書
き込む場合について述べたが、図22に示すように、検
証デ−タ書き込み専用の検証デ−タ書込部6aを設け
て、これによって、検証デ−タを書き込むように構成し
ても良い。
【0110】この検証デ−タ書込み専用の検証デ−タ書
込部6aは、図2に示した書込部6のギャップ61a〜
65aの形状とは異なり、テ−プ11の走行方向に直角
のギャップを持つヘッドで良い。また、この検証デ−タ
書込み専用の検証デ−タ書込部6aのトラック幅は、テ
−プ11の全幅を使用しても良いし、一部だけを使用し
ても良い。
【0111】また、必要に応じて各調整時間を計測する
ようにしたが、予め計測された各調整時間をROM22
に記憶させておいて、このデ−タを利用するようにして
も良い。
【0112】また、例えば、装置の電源投入と同時に自
動的に調整時間測定モ−ドに移行して、各調整時間測定
を計測後デ−タを記憶し、サ−ボパタ−ン検証モ−ドへ
の切替えをして、検証動作開始の指示を待機するように
構成するようにしても良い。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーボパターン検証手段によって、サ−ボパタ−ンを構
成する複数のパタ−ンが書き込まれているテ−プ上の各
位置を特定し、サ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定するよ
う構成したので、サ−ボパタ−ンが正確な位置に正確な
パタ−ンで書き込まれた否かの検証ができ、欠陥の位置
の特定も行うことができる。
【0114】また、テ−プ走行速度検知手段がテ−プの
走行速度を検知してテ−プ走行速度検知信号を生成し、
このテ−プ走行速度検知信号に基づいて、サ−ボパタ−
ン書込信号生成手段はサ−ボパタ−ン書込信号を生成
し、かつ、サーボパターン検証手段はサ−ボパタ−ンの
欠陥を調べるように構成したので、サ−ボパタ−ンの書
込みも検証もテ−プの走行速度に関係なく正確に行うこ
とができる。また、それ故、例えば、テ−プ送り手段の
精度が多少悪くても正確なサ−ボパタ−ンの書込み及び
検証が可能となる。
【0115】また、本発明によれば、テ−プに複数のト
ラックが設けられている場合に、サーボパターン検証手
段は、各トラックに記録されたサ−ボパタ−ンの欠陥状
態を判定し、特定されたパタ−ンの記録位置における複
数のサ−ボパタ−ンの欠陥状態の間の関係に基づいて、
判定を行うように構成したので、例えば、テ−プ上の同
一位置での複数トラックのサ−ボパタ−ンの同時欠落等
の判定も、正確かつ確実に行うことができる。
【0116】また、本発明によれば、テ−プに複数のト
ラックが設けられている場合に、サーボパターン検証手
段が、複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれ
を調整するように構成したので、例えば、複数トラック
のサ−ボパタ−ンの同時欠落等の判定も、一段と正確か
つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるサ−ボパタ−ン書
き込み及び検証システムの概略の構成を示すブロック図
である。
【図2】同サ−ボパタ−ン書き込み・検証システムの書
込部及び読取部の構成並びに磁気テ−プの構成を示す平
面図である。
【図3】同磁気テ−プに書き込まれるサ−ボパタ−ンの
一部を拡大して示す拡大図である。
【図4】図3に示されたサ−ボパタ−ンを構成するブロ
ックパタ−ンの一つを拡大して示す拡大図である。
【図5】同サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムの
制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】同サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムの
走行速度検出部の構成を示すブロック図である。
【図7】同サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムの
書込信号生成部の構成を示すブロック図である。
【図8】同書込部に供給される書込信号(電流波形)を
模式的に示す波形図である。
【図9】同図(a)は、図2のA部を拡大して示す拡大
図、同図(b)は図2のB部を拡大して示す拡大図、同
図(c)は図2のC部を拡大して示す拡大図である。
【図10】同サ−ボパタ−ン書き込み及び検証システム
の検証部の構成を示すブロック図である。
【図11】同検証部の第1〜第5検証回路の構成を示す
ブロック図である。
【図12】同検証部の再生回路の構成を示すブロック図
である。
【図13】同図(a)は同サ−ボパタ−ン書き込み及び
検証システムの読取部の構成を示す平面図であって、各
ギャップの位置のずれを説明するための図、同図(b)
は同検証部の時間調整部における調整方法を説明するた
めの説明図である。
【図14】同時間調整部で設定される調整時間の測定方
法を説明するための説明図である。
【図15】同再生回路の動作を説明するための図であっ
て、同図(a)は同読取部のヘッドからの出力信号を増
幅した後の波形を示す波形図、同図(b)は同再生回路
のコンパレ−タからの出力信号を示す波形図である。
【図16】同検証部のフレ−ム信号生成回路の動作を説
明するためのタイムチャ−トである。
【図17】同検証部のゲ−ト信号生成回路及び判定回路
の動作を説明するためのタイムチャ−トである。
【図18】同検証部の判定部における判定結果の一例を
示す図である。
【図19】同磁気テ−プの巻取り完了時に同判定結果を
記録する方法を説明するための説明図である。
【図20】本発明の実施の形態2によるサ−ボパタ−ン
書き込み及び検証システムの検証部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図21】本発明の実施の形態3によるサ−ボパタ−ン
書き込み及び検証システムの検証部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図22】本発明の実施の形態1の変形例によるサ−ボ
パタ−ン書き込み及び検証システムの概略の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
11 磁気テ−プ(テ−プ) 111〜115 サ−ボトラック 2 制御部(制御手段、サ−ボパタ−ン検証手段) 4 テ−プ走行速度検出部(テ−プ走行速度検出手段) 5 書込信号生成部(サ−ボパタ−ン書込信号生成手
段) 6 書込部(サ−ボパタ−ン書込手段) 61〜65 ヘッド本体(サ−ボパタ−ン書込手段) 7 読取部(サ−ボパタ−ン読取手段) 711〜715,721〜725 ヘッド(サ−ボパタ
−ン読取手段) 8 検証部(サ−ボパタ−ン検証手段) 91,92 ブロックパタ−ン(パタ−ン)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するテ−プに予め決められたパタ−
    ンに従ってサ−ボパタ−ンを書き込み、書き込んだ前記
    サ−ボパタ−ンの書込結果を検証するテ−プのサ−ボパ
    タ−ン書き込み及び検証システムにおいて、 前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行速度
    に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−プ走
    行速度検出手段と、 前記テ−プ走行速度検出信号に基づいて、前記サ−ボパ
    タ−ンに対応したサ−ボパタ−ン書込信号を生成するサ
    −ボパタ−ン書込信号生成手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−ボパ
    タ−ンを前記テ−プに書き込むサ−ボパタ−ン書込手段
    と、 書き込まれた前記サ−ボパタ−ンを読み取り、サ−ボパ
    タ−ン読取信号を生成するサ−ボパタ−ン読取手段と、 前記テ−プ走行速度検出信号及び前記サ−ボパタ−ン読
    取信号に基づいて、前記パタ−ンの記録位置を特定して
    位置特定信号を生成し、前記位置特定信号に基づいて、
    前記サ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定して判定信号を出
    力するサ−ボパタ−ン検証手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び前記サ−ボパ
    タ−ン検証手段を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とするテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記サ−ボパタ−ン検証手段は、前記テ
    −プに複数のトラックが設けられている場合に、前記複
    数のトラックに記録された各サ−ボパタ−ンの欠陥状態
    を判定し、特定された前記パタ−ンの記録位置における
    複数のサ−ボパタ−ン間の欠陥状態の関係に基づいて、
    所定の判定信号を出力することを特徴とする請求項1記
    載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システ
    ム。
  3. 【請求項3】 テ−プに予め決められたパタ−ンに従っ
    て複数のトラックのサ−ボパタ−ンを同時に書き込み、
    書き込んだ前記サ−ボパタ−ンの書込結果を検証するテ
    −プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムにおい
    て、 前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行速度
    に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−プ走
    行速度検出手段と、 前記テ−プ走行速度検出信号に基づいて、前記テ−プの
    複数のトラックに書き込むべき前記サ−ボパタ−ンに対
    応したサ−ボパタ−ン書込信号を生成するサ−ボパタ−
    ン書込信号生成手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−ボパ
    タ−ンを前記テ−プの複数のトラックに書き込む複数の
    サ−ボパタ−ン書込手段と、 書き込まれた前記複数のトラックの前記サ−ボパタ−ン
    を読み取り、サ−ボパタ−ン読取信号を生成する複数の
    サ−ボパタ−ン読取手段と、 前記複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれを
    調整すると共に、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記
    サ−ボパタ−ン読取信号に基づいて、前記テ−プに書き
    込まれた前記サ−ボパタ−ンの欠陥を調べるサ−ボパタ
    −ン検証手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び前記サ−ボパ
    タ−ン検証手段を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とするテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記サ−ボパタ−ン検証手段は、前記テ
    −プ走行速度検出信号及び前記サ−ボパタ−ン読取信号
    に基づいて、前記パタ−ンの記録位置を特定して位置特
    定信号を生成し、前記位置特定信号に基づいて、前記サ
    −ボパタ−ンの欠陥状態を判定して判定信号を出力する
    ことを特徴とする請求項3記載のテ−プのサ−ボパタ−
    ン書き込み及び検証システム。
  5. 【請求項5】 前記サ−ボパタ−ン検証手段は、前記サ
    −ボパタ−ン読取信号に基づいて、前記複数のサ−ボパ
    タ−ン読取手段の読取位置のずれを調整し、前記テ−プ
    走行速度検出信号及び調整された前記サ−ボパタ−ン読
    取信号に基づいて、前記パタ−ンの記録位置を特定して
    位置特定信号を生成し、前記位置特定信号に基づいて、
    前記サ−ボパタ−ンの欠陥状態を判定して判定信号を出
    力することを特徴とする請求項3記載のテ−プのサ−ボ
    パタ−ン書き込み及び検証システム。
  6. 【請求項6】 前記サ−ボパタ−ン検証手段は、前記テ
    −プ走行速度検出信号及び前記サ−ボパタ−ン読取信号
    に基づいて、前記パタ−ンの記録位置を特定して位置特
    定信号を生成し、前記位置特定信号に基づいて、前記サ
    −ボパタ−ンの欠陥状態を判定して判定信号を出力し、
    前記判定信号に基づいて、前記判定信号の前記複数のサ
    −ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれによる時間差を
    調整することを特徴とする請求項3記載のテ−プのサ−
    ボパタ−ン書き込み及び検証システム。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記サ−ボパタ−ン書
    込信号生成手段を制御して、前記サ−ボパタ−ン検証手
    段によって得られた検証結果を前記テ−プに記録させる
    ことを特徴とする請求項3乃至6のうちいずれか1項に
    記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記サ−ボパタ−ン書
    込信号生成手段を制御して、前記サ−ボパタ−ン書込手
    段に、前記サ−ボパタ−ン検証手段によって得られた検
    証結果を前記テ−プに記録させることを特徴とする請求
    項7記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 テ−プに予め決められたパタ−ンに従っ
    て複数のトラックのサ−ボパタ−ンを同時に書き込み、
    書き込んだ前記サ−ボパタ−ンの書込結果を検証するテ
    −プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムにおい
    て、 前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行速度
    に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−プ走
    行速度検出手段と、 前記テ−プ走行速度検出信号に基づいて、前記テ−プの
    複数のトラックに書き込むべき前記サ−ボパタ−ンに対
    応したサ−ボパタ−ン書込信号を生成するサ−ボパタ−
    ン書込信号生成手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−ボパ
    タ−ンを前記テ−プの複数のトラックに書き込む複数の
    サ−ボパタ−ン書込手段と、 書き込まれた前記複数のトラックの前記サ−ボパタ−ン
    を読み取り、サ−ボパタ−ン読取信号を生成する複数の
    サ−ボパタ−ン読取手段と、 前記複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれを
    調整すると共に、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記
    サ−ボパタ−ン読取信号に基づいて、前記テ−プに書き
    込まれた前記サ−ボパタ−ンの欠陥を調べるサ−ボパタ
    −ン検証手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び前記サ−ボパ
    タ−ン検証手段を制御する制御手段と、 前記サ−ボパタ−ン検証手段によって得られた検証結果
    を前記テ−プに書き込むための検証結果記録用書込手段
    とを備えたことを特徴とするテ−プのサ−ボパタ−ン書
    き込み及び検証システム。
  10. 【請求項10】 前記制御手段には、デ−タを記憶媒体
    に記憶するための記憶手段が接続され、前記制御手段
    は、前記記憶手段を制御して、前記サ−ボパタ−ン検証
    手段によって得られた検証結果を前記記憶媒体に記憶さ
    せることを特徴とする請求項3乃至8のうちのいずれか
    1項に記載のテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証
    システム。
  11. 【請求項11】 前記制御手段には、印刷手段が接続さ
    れ、前記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記サ
    −ボパタ−ン検証手段によって得られた検証結果を前記
    印刷手段に印刷させることを特徴とする請求項3乃至8
    のうちのいずれか1項に記載のテ−プのサ−ボパタ−ン
    書き込み及び検証システム。
  12. 【請求項12】 前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段
    及び前記サ−ボパタ−ン検証手段は、前記制御手段から
    同一のクロック信号の供給を受け、該クロック信号に基
    づいて所定の信号処理を行うことを特徴とする請求項3
    乃至8のうちいずれか1項に記載のテ−プのサ−ボパタ
    −ン書き込み及び検証システム。
  13. 【請求項13】 テ−プに予め決められたパタ−ンに従
    って複数のトラックのサ−ボパタ−ンを同時に書き込
    み、書き込んだ前記サ−ボパタ−ンの書込結果を検証す
    るテ−プのサ−ボパタ−ン書き込み及び検証システムに
    おいて、 前記テ−プの走行速度を検出し、前記テ−プの走行速度
    に対応したテ−プ走行速度検出信号を生成するテ−プ走
    行速度検出手段と、 前記テ−プ走行速度検出信号に基づいて、前記テ−プの
    複数のトラックに書き込むべき前記サ−ボパタ−ンに対
    応したサ−ボパタ−ン書込信号を生成するサ−ボパタ−
    ン書込信号生成手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号に基づいて、前記サ−ボパ
    タ−ンを前記テ−プの複数のトラックに書き込む複数の
    サ−ボパタ−ン書込手段と、 書き込まれた前記複数のトラックの前記サ−ボパタ−ン
    を読み取り、サ−ボパタ−ン読取信号を生成する複数の
    サ−ボパタ−ン読取手段と、 前記複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれを
    調整すると共に、前記テ−プ走行速度検出信号及び前記
    サ−ボパタ−ン読取信号に基づいて、前記テ−プに書き
    込まれた前記サ−ボパタ−ンの欠陥を調べるサ−ボパタ
    −ン検証手段と、 前記サ−ボパタ−ン書込信号生成手段及び前記サ−ボパ
    タ−ン検証手段を制御する制御手段とを備え、 前記複数のサ−ボパタ−ン読取手段の読取位置のずれの
    調整は、前記複数のサ−ボパタ−ン書込手段が前記テ−
    プに測定用信号を記録し、前記複数のサ−ボパタ−ン読
    取手段が前記測定用信号を読み取り、前記制御手段が読
    取りの時間のずれを測定し、前記サ−ボパタ−ン検証手
    段が測定された測定結果を用いて時間調整することによ
    って行われることを特徴とするテ−プのサ−ボパタ−ン
    書き込み及び検証システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020195150A1 (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 ソニー株式会社 サーボ信号ベリファイ装置、サーボライタ、磁気記録テープの製造方法、及びサーボ信号読取ヘッド

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