JP2000011230A - 紙葉類判別装置 - Google Patents

紙葉類判別装置

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JP2000011230A
JP2000011230A JP10171822A JP17182298A JP2000011230A JP 2000011230 A JP2000011230 A JP 2000011230A JP 10171822 A JP10171822 A JP 10171822A JP 17182298 A JP17182298 A JP 17182298A JP 2000011230 A JP2000011230 A JP 2000011230A
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JP10171822A
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Yoshimasa Osumi
吉正 大角
Fumio Shibata
文男 柴田
Shigeru Yasuda
成留 安田
Hayami Hosokawa
速美 細川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙葉類判別装置において、紙葉上の表面状態
変化と濃淡変化の関係に着目し、その両方を検出するこ
とができるセンサを用いて、紙葉類の偽造品を高精度に
判別する。 【解決手段】 受光素子11,12の出力に基づいて紙
葉類からの拡散反射光と正反射光成分の光量を検出し、
拡散反射光の検出出力より紙葉類の領域を認識し、認識
された領域についての所定のしきい値と正反射光成分の
光量の検出出力とに基づいて、紙葉類の特定の領域につ
いて表面光沢度を検出し、これにより、紙葉類の真贋、
種別等を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機等に搭
載され、紙葉類の真贋、種別等を判別する紙葉類判別装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類の判別装置に用いられてい
る光学センサとしては、図1(a)(b)に示すよう
な、透過型センサがある。この光学センサは、搬送され
る紙葉類1を挟んで対になったLED等の発光素子2と
フォトダイオード(PD)等の受光素子3を有し、各対
の発光及び受光素子2,3は、数ラインに分けて、1ラ
イン毎に波長の異なる複数個のものが配置されている。
【0003】また、発光素子から被検出非検出物体に投
射光を投射し、その反射光を偏光ビームスプリッタに入
射させ、偏光ビームスプリッタの反射光及び透過光をそ
れぞれ別の受光素子で受光し、それらの受光信号の比や
差を取ることで、被検出物体の表面の光沢度を判別し得
るセンサ装置が知られている(例えば、特開平7−31
1312号公報参照)。
【0004】しかしながら、上述したような判別装置又
はセンサ装置では、センサの使用波長を複数化して判別
性能を向上させるといった対策が取られているが、基本
的に色や光沢度を検出するセンサのため、コピー等でも
色や濃淡が同じに再現でき、また、同じ表面光沢度にな
っていれば、確実な判別は難しく、また、透過式では光
の透過光量の測定となるため、紙の厚みなど他の要因に
よっても、調整できてしまい、偽造に対し確実な判別は
難しい。
【0005】従来のセンサを用いて本物の紙葉とカラー
プリンタによる偽造品とを判別した、位置に対するセン
サ出力を図2、図3に示す。図2は投光に赤色LEDを
用い、図3は投光に赤外LEDを用いた場合である。透
過光量による判別であるため、カラープリンタにより色
の再現が行われた場合に、受光量が一致してしまい判別
が困難になる(図2)。また、波長を変化させ、例えば
赤外光のような、色の再現だけでは受光量が一致しない
波長を用いたとしても、紙の厚み、インクの密度等の他
の要因で透過率として変化させることは可能であり、同
じ受光状態を複製することは比較的容易である(図
3)。
【0006】さらには、近年では、カラーコピー機やカ
ラープリンタの印刷性能が一段と向上していることか
ら、紙葉類の偽造の精度は著しく高まっており、カラー
コピー機を用いた複製品など、簡単に作製できる偽造品
を判別できるだけでは、十分な判別とは言えない状況に
なっている。
【0007】また、磁気センサ等を用いた判別装置もあ
るが、世界各国の紙葉類を考慮すると、磁気センサで対
応できないものも多く、偽造に対して有効な検出手段が
光学センサで必要とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたものであり、紙葉上の表
面状態変化と濃淡変化の関係に着目し、その両方を検出
することができるセンサを用いることにより、紙葉類の
偽造品もしくは一部本物の紙葉を用いた変造品を高精度
に判別することができる紙葉類判別装置を提案すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、搬送される紙葉類に向けて光を投
射する発光素子を含む投光光学系と、紙葉類からの反射
光を受光する受光素子を含む受光光学系とを備え、紙葉
類の真贋、種別等を判定するための紙葉類判別装置にお
いて、受光光学系は、受光素子の出力に基づいて少なく
とも紙葉類からの拡散反射光と正反射光成分の光量を検
出可能な構成とされ、拡散反射光の検出出力より紙葉類
の検査部分を認識し、認識された検査部分についての正
反射光成分の光量の検出出力状況に基づいて、紙葉類の
真贋、種別等を判別するものである。
【0010】上記構成においては、受光光学系による拡
散反射光の検出出力は紙葉類の濃淡変化を検出するもの
となり、正反射光成分の光量の検出出力は紙葉類の表面
状態つまり光沢度の変化を検出するものとなる。そし
て、拡散反射光の検出出力より紙葉類の検査部分を認識
し、この認識された検査部分についての所定のしきい値
と正反射光成分の光量の検出出力とに基づいて、紙葉類
の特定の検査部分について表面光沢度を検出できるの
で、紙葉類の真贋、種別等の判別性能が高まる。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の紙葉類判別装置において、投光光学系は、偏光した光
を紙葉類に向けて投射するものであり、受光光学系は、
偏光した光の紙葉類による拡散反射光を受光する受光素
子と、拡散反射光及び正反射光成分の光を受光する受光
素子を含むものである。この構成においては、偏光した
光の紙葉類による拡散反射光及び正反射光成分の光を受
光する受光素子の検出出力と、拡散反射光を受光する受
光素子の検出出力とから、正反射光成分の光量を分離抽
出でき、拡散反射光の検出出力により紙葉類の濃淡に応
じた検査部分を認識し、その検査部分に対応した正規の
紙葉類の表面状態に応じたしきい値と、検出された正反
射光成分の光量とに基づいて、その紙葉類の真贋、種別
等を判別する。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の紙葉類判別装置において、紙葉類の印刷
インクの状態変化に対応して検査部分を設定すると共
に、その各検査部分毎に紙葉類の真贋、種別等の判定を
行うためのしきい値が設定され、拡散反射光の検出出力
より認識された紙葉類の検査部分毎に判定に用いられる
しきい値が選択されるものである。この構成において
は、紙葉類の種類に応じて印刷インクの状態が変化する
検査部分は特定されることから、拡散反射光の検出出力
より認識された検査部分毎に選択されたしきい値と各検
査部分での正反射光成分の光量とに基づいて、容易かつ
確実に紙葉類の真贋、種別等を判別することができる。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の紙葉類判別装置において、紙
葉類の複数の検査部分間における正反射光成分の光の検
出出力の相関に基づいて紙葉類の真贋、種別等を判別す
るものである。この構成においては、紙葉類の複数の検
査部分間での検出出力の相関に基づいて真贋、種別等を
判別するので、絶対値のしきい値を用いる場合には判別
不能となるような紙葉類間での表面状態にばらつきがあ
っても、判別が可能となる。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の紙葉類判別装置において、紙
葉類の種別に応じて予め設定した複数の検査部分間での
正反射光成分の光の検出出力の相関に基づいて紙葉類の
真贋、種別等を判別するものである。この構成において
は、紙葉類の種別に応じた適切な判別が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照して説明する。図4は紙葉類判別装置の
センサ部の第1の構成例を示す。センサは、搬送される
紙葉類1に向けて光を投射するLED等の発光素子から
なる光源10を含む投光光学系と、紙葉類1からの反射
光を受光する2つの受光素子(PDという)11,12
を含む受光光学系とを備えている。そして、投光光学系
においては、光源10からの投光軸上に光学素子である
偏光フィルタ13が配置され、一つの偏光方向の光が投
光される。受光光学系においては、一方のPD11は、
紙葉類1からの拡散反射光と正反射光の成分の光を受光
し得る位置に設けられ、他方のPD12は、紙葉類1か
らの反射光を偏光フィルタ13とは直交した軸を持つ偏
光フィルタ14を通して受光し得るように設けられ、反
射光中での投光と直交する光のみを受光するものとされ
ている。センサは、光源からの光を集光し被検出物体に
投光するためのレンズ(図示なし)を持つ。このセンサ
部の作用の詳細は後述する。
【0016】図5は、紙葉類判別装置の構成例を示し、
(a)は装置上側と下側とを離した状態を、(b)はそ
れらを結合した状態を示す。紙葉類判別装置21は、装
置上側22と装置下側23とからなり、その間に判別さ
れる紙葉類1を受け入れる。装置上側22には、上記の
ようなセンサ部(紙葉類の真贋判別用)と、拡散反射光
を検出する不図示のもう一つのセンサ(種別判別用)が
搭載され、装置下側23には、紙葉類1を搬送するため
の搬送用ベルト24(又はローラ)が設けられる。真贋
判別用のセンサ部は複数個設けられ、それによる検出領
域を25で示し、種別判別用のセンサ部による検出領域
を26で示している。
【0017】図6乃至図8を参照して上記センサ部の作
用を説明する。図6は上記図4のセンサ部と同等物であ
り、光源10からは偏光フィルタ13により例えばS偏
光のみが投光され、紙葉類1からの反射光は、S偏光と
これに直交するP偏光とをほぼ1対1の割り合いで含む
拡散反射光と、S偏光が保存された正反射光成分とが含
まれる。図7に示すように、PD11は、S偏光とP偏
光の拡散反射光とS偏光の正反射光の成分の光を受光
し、PD12は、偏光フィルタ14の透過光を受けるこ
とから、投光と直交するP偏光の拡散反射光のみを受光
する。このため、(PD11の受光量)−2×(PD1
2の受光量)の値は、正反射光量そのものとなる。
【0018】従って、上記(PD11の受光量)−2×
(PD12の受光量)の値と、PD12の受光量値とを
用いれば、正反射光(表面状態、特に光沢度に対応)と
拡散反射光(濃淡変化に対応)とを分離・抽出すること
が可能となり、紙葉類1の表面状態度合いに対する変化
を検出することが可能となる。なお、実際には、偏光フ
ィルタの性能上、図8に示すように、PD2の受光には
僅かにS偏光が残り、P偏光も僅かに減衰する。このた
め、(PD11の受光量)−2×(PD12の受光量)
は完全にS偏光のみにはならないが、実用上、それ程支
障はない。
【0019】紙葉類1上の表面状態は、紙の質、印刷方
式、印刷密度、インクの選別等印刷する上でのさまざま
な条件によりそれぞれ変化するため、全く同じ表面状態
パターンを作り上げることは同じ製法を用いない限り困
難である。その結果、仮に色、パターンが全く同じ偽造
券があったとしても検出することができ、高精度の真贋
判別が可能となる。また、従来の色やパターンが異なる
ような簡単な偽造券に対しては、従来の判別装置も有効
なため、両者を合わせて用いることにより簡単なものか
ら高精度なものまで幅広く対応して判別することが可能
となる。
【0020】センサ部の第2の構成例を図9に示し、こ
の場合の受光状況を図10に示す。これらの図におい
て、図6と同等の部材には同番号を付しており、この例
では、2つのPD11,12の直前に偏光フィルタ14
´,14を挿入し、前者は投光と同じ偏光方向、後者は
直交する偏光方向の光を受光する構成としている。上述
したように、偏光フィルタによる減衰率、偏光除去比等
の性能により、正反射光のみを抽出するのに誤差が生じ
る可能性があったが、この構成のように、PD11の前
にも偏光フィルタ14´(偏光フィルタ13と同じ偏光
方向のもの)を介在させることにより、PD11,PD
12のいずれも同じ割り合いで減衰するので、光量が同
じになり、フィルタの影響を除去することができ、感度
向上が図れる。なお、この場合は、(PD11の受光
量)−(PD12の受光量)の値がS偏光の正反射光量
となる。
【0021】センサ部の第3の構成例を図11に示し、
この場合の受光状況を図12(a)に示す。この構成例
では、上述した第1及び第2の構成例と同等の性能を出
すため、受光素子PDの一つ(PD12)を全く正反射
光の入らない図示の位置に配置した。PD12には正反
射光が入光しないため、上記のように投光と直交する偏
光方向の光を抽出するための光学素子を必要としない
で、拡散反射光のみを受光できる。PD11は、光源1
0からの紙葉類1での正反射光が入光する位置に設ける
(入射及び反射角がθ)。なお、拡散反射光はランバー
ト分布をしているため、PD12の受光量は図9の場合
よりも大きくなる。拡散反射光の強度分布は、図12
(b)に示すようになることから、図12(a)に示す
光量の大きさの関係は、PD11のP偏光の拡散反射受
光量をAとし、PD12のP偏光の拡散反射受光量をB
としたとき、 B×cosθ=A が成立する。この式を用いて、受光素子の位置の変化に
伴う受光量の変化は、補正可能である。よって、(PD
11の受光量)−2×(PD12の受光量×cosθ)
の値がS偏光の正反射光量となる。
【0022】センサ部の第4の構成例を図13に示し、
この場合の受光状況を図14に示す。この例では、2つ
のPD11,12が、互いに直交する偏光方向の光を受
光するために偏光ビームスプリッタ30を用いており、
これにより投光と同じ偏光方向の光と直交する光を分離
し、それぞれ受光するようにしている。この場合、(P
D11の受光量)−(PD12の受光量)が正反射光量
になる。上述した第1乃至第3の構成例では、最低でも
受光素子の大きさ分の光軸ずれが発生するため、補正は
可能であるが、信号ずれの原因になる。それに対して、
本構成によれば、2つのPD11,12の光軸がずれな
いために、全く同じ方向に反射しているS偏光とP偏光
の光量を見ることが可能となり、より純粋な正反射光量
が得られ、上記の問題が解決できる。
【0023】上記のようなセンサ部からの検出出力の信
号処理を行うための構成例を、図15乃至図17を参照
して説明する。図15にセンサ部の構成(第4の構成例
と同じ)を示し、図16に信号処理のための回路構成例
を示し、図17に信号処理の動作を説明するための図を
示す。信号処理回路は、PD11,PD12の両検出出
力の差(正反射光成分の光量)を求める演算部31と、
PD12からの拡散反射光量の検出出力を所定のしきい
値kよりも大きいか小さいかを比較する比較部32と、
その結果に基づき紙葉類1の領域を認識する判断部33
と、認識された領域に応じたしきい値を選択するための
しきい値テーブル34(紙葉類1に応じて予めデータが
格納されている)と、上記差演算部31により得られた
正反射光成分の光量とテーブル34で選択されたしきい
値とに基づいて、その紙葉類1の真贋を判別する判別部
35から構成される。
【0024】図17において、搬入される紙葉類1(こ
こではお札)の位置に応じて、PD12からは、印刷の
インク濃度変化に対応した拡散反射光成分の信号が得ら
れ(濃度大で光量小)、この信号は、紙葉類1の中での
パターン情報、色や濃度の変化情報等の印刷の濃淡変化
のみに起因したものとなるため、紙葉類1での位置特
定、パターンチェック等に利用することができる。この
ため、この信号は比較部32により所定のしきい値kと
比較され、例えば5つの領域を認識することができ、そ
の各領域に応じたしきい値がテーブル34から選択され
る。差演算部31からは、(PD11の受光量)−(P
D12の受光量)より正反射光の成分の信号が得られ
る。判別部35では、上記の各領域毎に選択されたしき
い値と、その領域での(PD11の受光量)−(PD1
2の受光量)の値とを比較することで、紙葉類1の真偽
を判別することができる(OK又はNG)。このよう
に、各領域毎に判別することで、判別性能は向上する。
【0025】上記構成においては、投光と直交する光の
受光量の絶対値又はその紙葉中での変化を用いて、印刷
密度やインクの色等の印刷状態の変化を検出しているも
のであって、同一センサ内で紙葉類の印刷密度やインク
の色等の印刷状態の変化を含む表面状態の情報も入力さ
れるので、紙葉類搬送等の影響を受けることなく、パタ
ーン(濃淡)と表面状態(光沢度)との相関を取ること
ができる。そのため、従来の一定のしきい値に対しての
みの判別であったものに対して、パターン上の複数位置
に対するしきい値を用いることができ、高度な判別が可
能となる。また、領域判定を行いながら、表面状態チェ
ックができるため、模様の異なるものに対して、別の判
別プログラムを用意する必要がなくなり、判別プログラ
ムを共通化できる。さらには、パターン情報のみを生か
してこれを金種判定にも利用できるので、従来の判別装
置では別個に必要とされた金種判定用のセンサを省くこ
とができるという利点もある。
【0026】上述した図16の構成例では、紙葉類内の
領域化により、複数の位置でのしきい値の設定、及びプ
ログラムの汎用化が可能になる点で有利であるが、上記
(PD11の受光量)−(PD12の受光量)の値、つ
まり正反射光成分の信号は、図18に示すように、本物
でも偽造品でも紙葉類によってばらつきがあるため、上
記のような絶対値(固定)のしきい値では本物と偽造品
とを判別できない可能性がある。この問題をも解消し得
る信号処理のための回路構成の他の例を図19に示し、
以下説明する。本構成例では、紙葉類中の複数の領域間
の表面状態の相関を捕らえることにより、より高度に判
別し得るようにしている。
【0027】この信号処理回路は、PD12の検出出力
からエッジを検出するエッジ検出部41、エッジ数カウ
ンタ42、エッジ判定部43、領域認識部44、領域代
表値演算式テーブル45(代表値としては、平均又は最
大又は最小等を取る)、PD11,12の検出出力差を
演算する演算部31、その出力を記憶するメモリ46、
そのメモリ値と演算式から複数の領域について領域代表
値を演算する演算部47、領域相互間の領域間演算部4
8、及び判定部49を含む。さらにまた、信号処理回路
は、紙葉類1からの拡散反射光を受光して金種を判別す
る金種判別センサ51、その金種判定結果52に基づい
て選択される領域間演算式テーブル53、及びしきい値
テーブル54を含む。なお、これらの信号処理のための
構成は、CPU等を用いたソフト処理によっても実現す
ることができる。
【0028】上記領域間演算式テーブル53には、図1
8の紙葉類1の複数の領域の中から、金種や
各国のお札に応じて顕著な印刷上の特徴が生じている、
例えば、領域/領域とか、領域/領域といった
ような演算式が格納されている。領域間演算部48は、
各領域についての領域代表値(表面光沢度状態に応じた
正反射光成分の代表値となる)と、領域間演算式テーブ
ル53とを用いて相関値を演算し、判定部49はその相
関値としきい値テーブル54とに基づいてその紙葉類1
の真偽を判別し、OK又はNGを出力する。
【0029】紙葉類自体は汚れや古くなることによっ
て、通常、全体的に表面上の状態が変化するため、上述
した図16、図17の構成による絶対値評価では、表面
状態のばらつきが大きくなると、結果として偽造券を判
別できなくなる虞が大きくなる。例えば、図18に示し
たような検出出力が得られる偽造品の場合、領域にお
いて本物とは異なる検出特性が出力されていても、絶対
値評価では、これを判別できなくなる虞があるが、図1
9に示した実施例構成によれば、投光と直交する光の受
光量変化から印刷状態の異なる複数の箇所を特定し、投
光と同じ偏光方向の光を含む反射光を受光する受光素子
での、その複数領域間での受光量の相関関係を求め、そ
れにより判別するようにしているので、表面状態のばら
つきが大きくなっても、特徴の大きな領域間での相関を
取ることで、高精度に判別することができる。特に、印
刷箇所により複数の印刷方式(例えば凹版印刷やオフセ
ット印刷)を使い分けている紙葉類の場合は、それに対
応して表面状態が固有に変化することから、このような
紙葉類に対して本実施例構成は有効なものとなる。
【0030】上記各種の実施例構成においては、投光を
一つの偏光方向のみにすることにより、正反射光の変化
そのものを検出することが可能となり、微少な差の表面
状態変化を捕らえることが可能となる。また、投光と直
交する偏光方向のみを捕らえる受光素子を配置すること
により、紙葉類上の濃淡変化を検出することが可能とな
り、色の変化等も同時に検出可能となる。また、濃淡変
化と表面状態変化とを組み合わせた検出アルゴリズムに
することにより、一層偽造しにくい点での本物の特徴を
捕らえることができ、判別性能を高度化することが可能
となる。また、濃淡の特徴検出は金種判定にも用いるこ
とが可能となり、従来の真贋用センサの他に必要とされ
ていた金種判定用センサを省略することができる。
【0031】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能である。例えば、センサの構成は、上
記構成に限られず、投光光学系は1つの偏光方向のみの
光を投光するものからなり、受光光学系は2つ以上の受
光素子からなり、被検出物体として仮に完全鏡面物体を
配置したときに、その受光素子の中の少なくとも1つ
は、その反射光が存在する範囲に配置され、また、それ
以外の受光素子の中の少なくとも1つは、理論的に受光
量が零になるような配置又は構成とすればよい。また、
被検出物体として完全鏡面物体を配置したときに、受光
量がほぼ零になる受光素子は、反射光の存在する範囲に
配置され、1つの偏光方向の光を抽出できる光学素子を
受光素子前に配置することにより、投光と直交する光の
みを受光するものとすればよい。また、上記では、投光
と同じ偏光方向の光の受光量と直交する光の受光量の差
を取った値の印刷状態の異なる複数箇所での相対関係か
ら判別するものを示したが、差に代えて、比又は演算に
より求めた値に基づいて判別するものであってもよい。
【0032】さらにまた、上記では紙葉類の領域を認識
し、これを検査部分としているものについて説明した
が、拡散反射光量の最も少ない点を検査部分として、そ
の点での正反射光成分の光量の検出出力状況に基づいて
紙葉類の真贋、種別を判別するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、拡散反射
光の検出による紙葉類の濃淡変化検出と、正反射光成分
の光量検出による紙葉類の表面状態つまり光沢度の変化
検出とを組み合わせ、しかも、拡散反射光の検出により
紙葉類の検査部分を認識し、この認識された検査部分に
ついての正反射光成分の光量の検出状況から紙葉類の特
定の検査部分について表面光沢度を検出するので、高精
度な紙葉類の真贋、種別等の判別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は従来の紙葉類の判別装置に用
いられている光学センサの側面図及び平面図。
【図2】 従来のセンサによる本物の紙葉とカラープリ
ンタによる偽造品とを判別したセンサ出力を示す図。
【図3】 従来の他のセンサによる本物の紙葉とカラー
プリンタによる偽造品とを判別したセンサ出力を示す
図。
【図4】 本発明の紙葉類判別装置のセンサ部の第1の
構成例を示す図。
【図5】 (a)は紙葉類判別装置の上側と下側とを離
した状態の斜視図、(b)はそれらを結合した状態の斜
視図。
【図6】 上記センサ部の作用を説明するための図。
【図7】 上記センサの受光素子の受光状況を示す図。
【図8】 受光状況の偏光フィルタによる影響を示す
図。
【図9】 センサ部の第2の構成例を示す図。
【図10】 上記センサの受光素子の受光状況を示す
図。
【図11】 センサ部の第3の構成例を示す図。
【図12】 (a)は上記センサの受光素子の受光状況
を示す図、(b)は拡散反射光の強度分布を示す図。
【図13】 センサ部の第4の構成例を示す図。
【図14】 上記センサの受光素子の受光状況を示す
図。
【図15】 センサ部の構成例を示す図。
【図16】 信号処理のための回路構成例を示す図。
【図17】 信号処理の動作を説明するための図。
【図18】 紙葉類によってセンサ信号にばらつきがあ
ることを示す図。
【図19】 信号処理のための回路構成の他の例を示す
図。
【符号の説明】
1 紙葉類 10 光源(発光素子、投光光学系) 11,12 受光素子(PD、受光光学系) 13,14 偏光フィルタ 21 紙葉類判別装置 30 偏光ビームスプリッタ 31 演算部 32 比較部 33 判断部 34 しきい値テーブル 35 判別部 47 演算部 48 領域間演算部 49 判定部 54 しきい値テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 成留 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 細川 速美 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 3E041 AA03 AA04 BA09 BA11 BA12 BB03 CA01 CA10 CB08 DB01 EA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される紙葉類に向けて光を投射する
    発光素子を含む投光光学系と、紙葉類からの反射光を受
    光する受光素子を含む受光光学系とを備え、紙葉類の真
    贋、種別等を判定するための紙葉類判別装置において、 前記受光光学系は、受光素子の出力に基づいて少なくと
    も紙葉類からの拡散反射光と正反射光成分の光量を検出
    可能な構成とされ、 前記拡散反射光の検出出力より紙葉類の検査部分を認識
    し、認識された検査部分についての前記正反射光成分の
    光量の検出出力状況に基づいて、紙葉類の真贋、種別等
    を判別することを特徴とする紙葉類判別装置。
  2. 【請求項2】 前記投光光学系は、偏光した光を紙葉類
    に向けて投射するものであり、 前記受光光学系は、前記偏光した光の紙葉類による拡散
    反射光を受光する受光素子と、拡散反射光及び正反射光
    成分の光を受光する受光素子を含むことを特徴とする請
    求項1に記載の紙葉類判別装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類の印刷インクの状態変化に対応し
    て検査部分を設定すると共に、その各検査部分毎に紙葉
    類の真贋、種別等の判定を行うためのしきい値が設定さ
    れ、 前記拡散反射光の検出出力より認識された紙葉類の検査
    部分毎に判定に用いられるしきい値が選択されることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の紙葉類判別装
    置。
  4. 【請求項4】 紙葉類の複数の検査部分間における正反
    射光成分の光の検出出力の相関に基づいて紙葉類の真
    贋、種別等を判別することを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の紙葉類判別装置。
  5. 【請求項5】 紙葉類の種別に応じて予め設定した複数
    の検査部分間での正反射光成分の光の検出出力の相関に
    基づいて紙葉類の真贋、種別等を判別することを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の紙葉類判
    別装置。
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