JP2000010449A - 回収トナー分級装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

回収トナー分級装置及びそれを備えた画像形成装置

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JP2000010449A
JP2000010449A JP10192368A JP19236898A JP2000010449A JP 2000010449 A JP2000010449 A JP 2000010449A JP 10192368 A JP10192368 A JP 10192368A JP 19236898 A JP19236898 A JP 19236898A JP 2000010449 A JP2000010449 A JP 2000010449A
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JP10192368A
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English (en)
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Tsutomu Kato
勉 加藤
Masazumi Yabaneta
正純 矢羽田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 回収トナーの分別効率が高く、新規トナーの
使用量が少ない省資源の回収トナー分級装置及びそれを
備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成処理後の回収トナーを分別する
回収トナー分級装置において、画像形成処理後の回収ト
ナーを排出する回収トナー排出手段1と、上記回収トナ
ー排出手段1から内部に排出される回収トナー(t)を
回動しながら分別するフイルター手段2と、上記フイル
ター手段2の円筒状若しくは多角形状の篩部2aと、上
記篩部2a内の回収トナー(t)の搬入側から排出側へ
の流れを緩和する回収トナー堰止め手段3とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回収トナー分級装
置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、複写
機、プリンター、ファクシミリ装置、あるいはこれらの
複合機等の電子写真方式の画像形成装置の画像形成処理
後の回収トナーを分別する回収トナー分級装置及びそれ
を備えた電子写真方式における画像担持体の潜像を顕像
化してトナー像を形成するトナーに画像形成処理後の回
収トナーを使用して画像を形成する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写方式の画像形成装置
は、予め一様に帯電された画像担持体の感光体上に露光
や光書き込み等によって静電潜像を形成し、この静電潜
像を、例えば、磁性キャリアとトナーとを混合した二成
分系現像剤のトナー、あるいは、両者を一体化した一成
分系現像剤を用いて可視像化処理し、その可視像を被転
写材に転写、定着することにより複写物を得るものであ
る。このような、電子写真複写方式の画像形成装置用ト
ナーの製造方法として、製造工程の最終段階でトナー中
の粗粒子等をスクリーンを介して除去することにより、
画像を形成した時に、画像上に砂状のカブリ、縦筋状の
ムラ、転写不良等の異常画像の発生を防止するようにし
た技術が公知である(特開平5―293443号の公報
を参照)。画像形成装置においては、可視像を転写した
後に、感光体や中間転写体のような画像担持体上に残留
するトナーを除去するためのクリーニング装置が設けら
れている。転写ベルトや、転写された可視像を有する転
写材を定着装置へ送る搬送装置等、他の画像形成部位に
おいても最終的に画像形成に供されなかったトナーが残
り、このような残留トナーについてもクリーニング装置
が備えられている。これら、クリーニングされた残留ト
ナーに関して、従来においては、そのまま廃棄ボトル等
へ回収して廃棄するように処理されていた。然し、近年
に至り、資源の有効利用が求められ、取り除かれたトナ
ーについても再利用することが求められるようになっ
た。そこで、クリニーング装置により回収されたトナー
を現像装置やトナー補給装置に移送する機構が数多く提
案されいる。けれども、実際に再利用しようとすると、
回収トナーには、紙粉が混じっていたり、トナーが凝集
して適正サイズより大きいトナー凝集塊が少なからず存
在していた。このような回収トナーをそのまま現像装置
へ戻すと、これらの紙粉やトナー凝集塊によって白抜け
や黒点等が生じる、異常画像が発生することが多く、形
成する画像品質が低下していた。このような、紙粉やト
ナー凝集塊を取り除くために、メッシュ状フィルターを
備えることも公知である(特開平7―77906号の公
報を参照)。図8は従来のフィルター手段の説明図であ
り、回収トナー排出手段81から排出される回収トナー
(t)中から、紙粉やトナー凝集塊を取り除くために、
回転可能に支持されたフィルター手段82の円筒状又は
多角形状の篩部82aの上を搬入口82a2 側から搬入
された回収トナー(t)を排出口82a1 側に押して移
動することによって、再使用する再使用トナー(TT)
と廃棄する廃棄トナー(tt)に分別する回収トナー分
級装置80が、同一出願人の発明者等からも提案されて
いる。然し、従来の画像形成処理後の回収トナーを分別
する回収トナー分級装置及びそれを備えた画像形成装置
は、回収トナーの搬入量やフィルター手段の篩部の傾斜
角度等により、回収トナーの移動速度が速くなり、十分
に回収トナーの分別が行われないままに、排出口から排
出されるために、廃棄トナーの中に再使用可能な再使用
トナーが多く含まれて分別効率が低下し、このような回
収トナー分級装置により分級された再使用トナーを用い
てトナー画像を形成すると、新規トナーの使用量が増加
すると言う不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像形
成処理後の回収トナーを分別する回収トナー分級装置及
びそれを備えた画像形成装置は、回収トナーの搬入量や
フィルター手段の篩部の傾斜角度等により、回収トナー
の移動速度が速くなり、十分に回収トナーの分別が行わ
れないままに排出口から排出されるために、廃棄トナー
の中に再使用可能な再使用トナーが多く含まれて分別効
率が低下して、このような回収トナー分級装置により分
級された再使用トナーを用いてトナー画像を形成すると
新規トナーの使用量が増加すると言う問題が生じてい
た。そこで本発明の課題は、このような問題点を解決す
るものである。即ち、回収トナーの分別効率が高く、新
規トナーの使用量が少ない省資源の回収トナー分級装置
及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、画像形成処理後の回収トナー
を分別する回収トナー分級装置において、画像形成処理
後の回収トナーを排出する回収トナー排出手段と、上記
回収トナー排出手段から内部に排出される回収トナーを
回動しながら分別するフィルター手段と、上記フィルタ
ー手段の円筒状若しくは多角形状の篩部と、上記篩部内
の回収トナーの搬入側から排出側への流れを緩和する回
収トナー堰止め手段とからなる回収トナー分級装置であ
ることを最も主要な特徴とする。請求項2の本発明は、
請求項1記載の回収トナー分級装置において、回収トナ
ー堰止め手段は、篩部内の回収トナーの排出側の端部に
配置した回収トナー分級装置であることを主要な特徴と
する。請求項3の本発明は、請求項1記載の回収トナー
分級装置において、回収トナー堰止め手段は、篩部内の
回収トナーの搬入側の端部に配置した回収トナー分級装
置であることを主要な特徴とする。請求項4の本発明
は、請求項1記載の回収トナー分級装置において、回収
トナー堰止め手段は、篩部内の回収トナーの排出側の端
部と搬入側の端部とに配置した回収トナー分級装置であ
ることを主要な特徴とする。請求項5の本発明は、請求
項1、2、3又は4記載の回収トナー分級装置におい
て、回収トナー堰止め手段は、篩部内の回収トナーの排
出側と搬入側の中間に配置した回収トナー分級装置であ
ることを主要な特徴とする。請求項6の本発明は、請求
項4又は5記載の回収トナー分級装置において、回収ト
ナー堰止め手段は、回収トナーの搬入側のトナー通過口
の内径よりも排出側のトナー通過口内径を大きくした回
収トナー分級装置であることを主要な特徴とする。請求
項7の本発明は、請求項1、2、4、5又は6記載の回
収トナー分級装置において、回収トナー堰止め手段は、
回収トナーの搬入側より搬出側が低くなるように傾斜し
た篩部の搬出側に配置した回収トナー分級装置であるこ
とを主要な特徴とする。請求項8の本発明は、請求項
1、3、4、5、又は6記載の回収トナー分級装置にお
いて、回収トナー堰止め手段は、回収トナーの搬入側よ
り搬出側が高くなるように傾斜した篩部の搬入側に配置
した回収トナー分級装置であることを主要な特徴とす
る。請求項9の本発明は、請求項1、2、3、4、5、
6、又は7記載の回収トナー分級装置において、篩部
は、回収トナーの搬入側を、搬出側の高さよりも高い位
置に配置した回収トナー分級装置であることを主要な特
徴とする。請求項10の本発明は、電子写真方式におけ
る画像担持体の潜像を顕像化してトナー像を形成するト
ナーに画像形成処理後の回収トナーを使用して画像を形
成する画像形成装置において、請求項1乃至9記載のい
ずれか1項に記載の回収トナー分級装置と、上記回収ト
ナー分級装置で分別された再使用トナーが供給される現
像手段と、上記現像手段により静電潜像を顕像化したト
ナー像を担持する画像担持体と、上記画像担持体に形成
されたトナー像を被転写体(P)に転写する転写手段と
からなる画像形成装置であることを最も主要な特徴とす
る。
【0005】
【作用】上記のように構成された回収トナー分級装置及
びそれを備えた画像形成装置は、請求項1においては、
画像形成処理後の回収トナーを回収トナー排出手段から
排出される回収トナーを回動しながら分別するフィルタ
ー手段の円筒状若しくは多角形状の篩部内の回収トナー
の搬入側から排出側への流れを回収トナー堰止め手段に
より緩和するようにして、回収トナーの分別効率が高
く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収トナー分
級装置を提供することが出来るようにする。請求項2の
発明においては、画像形成処理後の回収トナーを回収ト
ナー排出手段から排出される回収トナーを回動しながら
分別するフィルター手段の円筒状若しくは多角形状の篩
部内の回収トナーの搬入側から排出側への流れを、篩部
内の回収トナーの排出側の端部に配置した回収トナー堰
止め手段により緩和するようにして、回収トナーの篩に
かけられる時間が長くなり分別効率が高く、新規トナー
の使用量が少ない省資源の回収トナー分級装置を提供す
ることが出来るようにする。請求項3の発明において
は、画像形成処理後の回収トナーを回収トナー排出手段
から排出される回収トナーを回動しながら分別するフィ
ルター手段の円筒状若しくは多角形状の篩部内の回収ト
ナーの搬入側から排出側への流れを、篩部内の回収トナ
ーの搬入側の端部に配置した回収トナー堰止め手段によ
り緩和するようにして、回収トナーの篩にかけられる時
間が長くなり分別効率が高く、新規トナーの使用量が少
ない省資源の回収トナー分級装置を提供することが出来
るようにする。請求項4においては、画像形成処理後の
回収トナーを回収トナー排出手段から排出される回収ト
ナーを回動しながら分別するフィルター手段の円筒状若
しくは多角形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出
側への流れを、篩部内の回収トナーの排出側と搬入側の
両端部に配置した回収トナー堰止め手段により緩和する
ようにして、回収トナーの篩にかけられる時間が長くな
り分別効率が高く、新規トナーの使用量が少ない省資源
の回収トナー分級装置を提供することが出来るようにす
る。請求項5においては、画像形成処理後の回収トナー
を回収トナー排出手段から排出される回収トナーを回動
しながら分別するフィルター手段の円筒状若しくは多角
形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出側への流れ
を、篩部内の回収トナーの排出側と搬入側の中間に配置
した回収トナー堰止め手段により緩和するようにして、
回収トナーの分別効率が高く、新規トナーの使用量が少
ない省資源の回収トナー分級装置を提供することが出来
るようにする。請求項6においては、画像形成処理後の
回収トナーを回収トナー排出手段から排出される回収ト
ナーを回動しながら分別するフィルター手段の円筒状若
しくは多角形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出
側への流れを、回収トナーの搬入側のトナー通過口内径
よりも排出側のトナー通過口内径を大きくした回収トナ
ー堰止め手段により緩和するようにして、回収トナーが
搬入側から溢れことなく、回収トナーの分別効率が高
く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収トナー分
級装置を提供することが出来るようにする。請求項7に
おいては、画像形成処理後の回収トナーを回収トナー排
出手段から排出される回収トナーを回動しながら分別す
るフィルター手段の円筒状若しくは多角形状の篩部内の
回収トナーの搬入側から排出側への流れを、回収トナー
の搬入側より排出側が低くなるように傾斜した篩部の排
出側に配置した回収トナー堰止め手段により緩和するよ
うにして、回収トナーが搬入側から溢れことなく、回収
トナーの分別効率が高く、新規トナーの使用量が少ない
省資源の回収トナー分級装置を提供することが出来るよ
うにする。請求項8においては、画像形成処理後の回収
トナーを回収トナー排出手段から排出される回収トナー
を回動しながら分別するフィルター手段の円筒状若しく
は多角形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出側へ
の流れを、回収トナーの搬入側より排出側が高くなるよ
うに傾斜した篩部の搬入側に配置した回収トナー堰止め
手段により緩和するようにして、回収トナーの分別効率
が高く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収トナ
ー分級装置を提供することが出来るようにする。請求項
9においては、画像形成処理後の回収トナーを回収トナ
ー排出手段から排出される回収トナーを回動しながら分
別するフィルター手段の円筒状若しくは多角形状の篩部
内の回収トナーの搬入側から排出側への流れを回収トナ
ー堰止め手段により緩和すると共に篩部を回収トナーの
搬入側を排出側の高さよりも高い位置に配置して、回収
トナーが搬入側から溢れことなく、回収トナーの分別効
率が高く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収ト
ナー分級装置を提供することが出来るようにする。請求
項10においては、請求項1乃至9記載のいずれか1項
に記載の回収トナー分級装置で分別された再使用トナー
が供給される現像手段により静電潜像を顕像化したトナ
ー像を担持する画像担持体に形成されたトナー像を転写
手段により被転写体に転写して画像を形成するようにし
て、回収トナーの分別効率が高く、新規トナーの使用量
が少ない省資源の画像形成装置を提供することが出来る
ようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の回収トナー
分級装置を適用した画像形成装置の一例の構成略図、図
2はフィルター手段周辺の構成図であり、本件発明の回
収トナー分級装置0は、画像形成装置100の回収トナ
ー搬送経路104に接続されて、クリーニング手段10
5と転写手段103から回収された後に、回収トナー排
出手段1の排出口1aから回動可能なフィルター手段2
の円筒形状若しくは多角形状の篩部2a内の回収トナー
(t)の搬入側から排出側への流れを、回収トナー堰止
め手段3により緩和して、十分に回収トナー(t)の分
別が行われて、再使用可能な再使用トナー(TT)と廃
棄トナー(tt)を分別して、再使用トナー(TT)を
再使用トナー容器4へ、廃棄トナー(tt)を廃棄用ト
ナー容器5へ集めるようになっている。上記画像形成装
置100の複写機での画像形成プロセスは従来のものと
基本的に同じであり、帯電手段106により画像担持体
102の感光体ドラム上を均一に帯電した後に、コンタ
クトガラス107上に載置された図示しない原稿の画像
情報がランプ108、ミラー群109、レンズ110に
よって上記画像担持体102の感光体ドラム上に潜像と
して形成される。この潜像は、現像手段101によりト
ナー像として顕像化される。一方、被転写体(P)の転
写紙は、給紙手段111によりレジストローラ112を
経由して上記転写手段103に搬送され、上記転写手段
103により上記画像担持体102の感光体ドラム上に
形成されたトナー像が転写され、転写ベルト103aに
よって定着手段113へ送られる。上記定着手段113
において、被転写体(P)の転写紙にトナー(T)が固
着されて、トナー(T)が固着された被転写体(P)の
転写紙は排紙ローラ114によって、排紙トレイ115
へ排出されて収納される。被転写体(P)の転写紙へ転
写されなかった上記画像担持体102の感光体ドラム上
に付着した残留トナー(T)は、上記クリーニング手段
105のクリーニングブレード105aにより掻き取ら
れ、搬送スクリュー116により、上記回収トナー搬送
経路104を介して、上記回収トナー分級装置0内に上
記回収トナー排出手段1の上記排出口1aの排出口1a
1 から排出された回収トナー(t)は分別される。又、
上記転写手段103の上記転写ベルト103aの表面
も、上記画像担持体102の感光体ドラム上のトナー
(T)や被転写体(P)の転写紙からの紙粉により汚れ
るが、転写クリーニング手段103bのクリーニングブ
レードにより掻き取られ、搬送スクリュー117によ
り、上記回収トナー搬送経路104を介して、上記回収
トー分級装置0内に上記回収トナー排出手段1の上記排
出口1aの排出口1a2 から排出された回収トナー
(t)は分別されるようになっている。
【0007】図2と図3において、上記搬送スクリュー
116につながる上記排出口1aの上記排出口1a1
ら排出された回収トナー(t)は、経路1a1 1を介し
てケース0a内に収容された回動可能な上記フィルター
手段2の円筒状若しくは多角形状の上記篩部2a内に送
られる。又、上記搬送スクリュー117につながる上記
排出口1aの上記排出口1a2から排出された回収トナ
ー(t)は、経路1a21を介して上記ケース0a内に収
容された回動可能な上記フィルター手段2の円筒状若し
くは多角形状の上記篩部2a内に送られる。これらの回
収されて、複数の上記排出口1a1 と上記排出口1a2
から排出された回収トナー(t)の上記フィルター手段
2の円筒状若しくは多角形状の上記篩部2a内への搬送
は、上記経路1a11と上記経路1a21と連通する固定部
材6のパイプ内に内蔵された搬送スクリュー6aが図示
しない駆動源によって、駆動ギヤ6bを介して、駆動力
を受けて回転することによってなされる。回収トナー
(t)を分別する上記フィルター手段2の上記篩部2a
は、上記固定部材6のパイプに嵌合された一端部2a1
と、他端部2a2 を支持手段7に固定保持されていて、
上記搬送スクリュー6aからの回転駆動を受けて回転す
るようになっている。つまり、搬送スクリュー6aと支
持手段7とフィルター手段2は一体化しており、固定部
材6に対して相対回転する。
【0008】上記一端部2a1 としての回収トナー
(t)の搬入側よりも、上記他端部2a2 としての回収
トナー(t)の排出側が低くなるように傾斜した上記フ
ィルター手段2の上記篩部2aの上記他端部2a2
は、廃棄トナー(tt)を排出するトナー通過口3aを
有するシール部材の上記回収トナー堰止め手段3が貼り
付けられているが、上記一端部2a1 の回収トナー
(t)の搬入側を、上記トナー通過口3aの高さよりも
高い位置に配置しているから、上記一端部2a1 の回収
トナー(t)の搬入側より回収トナー(t)が溢れるこ
とは無い。回収トナー堰止め手段30を、上記篩部2a
内の上記一端部2a1 の回収トナー(t)の搬入側と上
記他端部2a2 の回収トナー(t)排出側の中間位置に
配置することにより、更に、上記篩部2a内の回収トナ
ー(t)の搬入側から排出側への流れが緩和されて、十
分に分別が行われようにしても良い。図示しない上記ク
リーニング手段105又は上記転写クリーニング手段1
03bから回収されて、上記搬送スクリュー116につ
ながる上記排出口1aの上記排出口1a1 、又は、上記
搬送スクリュー117につながる上記排出口1aの上記
排出口1a2 から排出された回収トナー(t)は、上記
経路1a11又は上記経路1a21と上記搬送スクリュー6
aを介して上記ケース0a内に収容された上記フィルタ
ー手段2の上記篩部2a内に送られ、上記フィルター手
段2の上記篩部2aの板部材に設けられた孔2bを通過
できた再使用トナー(TT)は、図示の矢印A方向の回
収コイル8上に落下して、上記回収コイル8につながる
再使用トナー搬送経路4aと回収口4bを介して上記再
使用トナー容器4へ回収される。
【0009】一方、上記回収トナー堰止め手段3で、上
記回収トナー堰止め手段3の上記トナー通過口3aの高
さまで堰き止められ、しかも上記篩部2aに設けられた
上記孔2bを通過できなかった廃棄トナー(tt)は、
図示の矢印B方向の回収コイル9上に落下して、上記回
収コイル9につながる廃棄用トナー搬送経路5aと回収
口5bを介して上記廃棄用トナー容器5へ回収される。
従って、上記篩部2a内の回収トナー(t)は、上記回
収トナー堰止め手段3又は上記回収トナー堰止め手段3
0により溜められて、搬入側から排出側への流れを緩和
されて、十分に分別が行われた後に、上記回収トナー堰
止め手段3の有するシール部材の上記トナー通過口3a
から排出されるために、廃棄トナー(tt)の中に再使
用可能な再使用トナー(TT)が含まれなくなり、分別
効率が向上する。このような回収トナー分級装置0を備
えてトナー画像を形成すると、新規トナー(T)の使用
量が減少すると言う省資源の回収トナー分級装置0及び
それを備えた画像形成装置100を提供することが出来
るようになった。なお、この形態例において、回収トナ
ー堰止め手段3と30のいずれか一方だけを配置しても
よい。また、篩部の搬入側開口を回収トナー堰止め手段
により閉止してもよい。
【0010】図4は本発明の他の形態例のフィルター手
段の構成を示す断面図であり、この形態例では、上記一
端部2a1 の回収トナー(t)の搬入側が、上記他端部
2a2 の回収トナー(t)の排出側よりも低くなるよう
に傾斜した上記フィルター手段2の上記篩部2aの上記
一端部2a1 に、シール部材の上記回収トナー堰止め手
段3が貼り付けられている。上記フィルター手段2の上
記篩部2aが傾斜しているため、上記一端部2a1の回
収トナー(t)の搬入側から搬入した回収トナー(t)
の搬送速度は、緩和されて遅くなり、上記他端部2a2
の回収トナー(t)の排出側の高さまで溜められるが、
回収トナー(t)の搬入側を、排出側の高さよりも低い
位置に配置しているから、回収トナー(t)の排出側よ
り回収トナー(t)が溢れることは無い。更に、上記回
収トナー堰止め手段30を、上記篩部2a内の上記一端
部2a1の回収トナー(t)の搬入側と上記他端部2a2
の回収トナー(t)排出側の中間に配置して、更に、
上記篩部2a内の回収トナー(t)の搬入側から排出側
への流れを緩和して、十分に分別が行われようにしても
良い。上記フィルター手段2の上記篩部2aに搬入され
た回収トナー(t)は、板部材に設けられた上記孔2b
を通過できた再使用トナー(TT)は、図示しない上記
再使用トナー容器4へ回収される。一方、上記回収トナ
ー堰止め手段3で、堰き止められても、上記篩部2aに
設けられた上記孔2bを通過できなかった廃棄トナー
(tt)は、上記篩部2aの上記他端部2a2 の排出側
から、図示しない上記廃棄用トナー容器5へ回収され
る。従って、上記篩部2a内の回収トナー(t)は、上
記回収トナー堰止め手段3又は上記回収トナー堰止め手
段30により溜められて、搬入側から排出側への流れが
緩和されて、十分に分別が行われた後に、上記篩部2a
の上記他端部2a2の排出側から排出されるために、廃
棄トナー(tt)の中に再使用可能な再使用トナー(T
T)が含まれなくなり分別効率が向上する。このため、
このような回収トナー分級装置0を備えてトナー画像を
形成すると、新規トナー(T)の使用量が減少すると言
う省資源の回収トナー分級装置0及びそれを備えた画像
形成装置100を提供することが出来る。なお、この形
態例において、回収トナー堰止め手段3と30のいずれ
か一方だけを配置してもよい。また、篩部の排出側開口
にトナー堰止め手段を配置してもよい。
【0011】図5は本発明の他の形態例のフィルター手
段の構成を示す断面図であり、この形態例の篩部2a
は、その軸線が水平になるように構成されている。そし
て、上記フィルター手段2の上記篩部2aの上記一端部
2a1 と上記他端部2a2 の両端部に、夫々シール部材
の上記回収トナー堰止め手段3が貼り付けられており、
上記篩部2a内の回収トナー(t)は両端の上記回収ト
ナー堰止め手段3で溜められるため、上記一端部2a1
の回収トナー(t)の搬入側から搬入した回収トナー
(t)の搬送速度は緩和されて遅くなり、上記他端部2
2 側の上記回収トナー堰止め手段3の上記トナー通過
口3aの高さまで溜められるが、回収トナー(t)の搬
入側の上記回収トナー堰止め手段3の上記トナー通過口
3aは、排出側の上記回収トナー堰止め手段3の上記ト
ナー通過口3aの高さよりも低い位置に配置されている
から、回収トナー(t)の搬入側より回収トナー(t)
が溢れることは無い。即ち、篩部2aの搬入側と排出側
に夫々配置されたトナー堰止め手段3、3の中心に位置
するトナー通過口3a,3aは同径ではなく、排出側の
トナー通過口3aの方が形が大きい為、篩部2a内のト
ナーは搬入側から溢れにくくなる。更に、回収トナー堰
止め手段30を、上記篩部2a内の上記一端部2a1
回収トナー(t)の搬入側と上記他端部2a2 の回収ト
ナー(t)排出側の中間位置に配置して、更に、上記篩
部2a内の回収トナー(t)の搬入側から排出側への流
れが緩和されて、十分に分別が行われようにしても良
い。トナー通過口30aの径は種々選定可能であるが、
排出側のトナー通過口3aよりも小さく構成することが
堰止め効果からして好ましいであろう。
【0012】一方、上記回収トナー堰止め手段3で、堰
き止められても、上記篩部2aに設けられた上記孔2b
を通過できなかった廃棄トナー(tt)は、上記篩部2
aの上記他端部2a2 の排出側から排出され、図示しな
い上記廃棄用トナー容器5へ回収される。従って、上記
篩部2a内の回収トナー(t)は、上記回収トナー堰止
め手段3又は上記回収トナー堰止め手段30により溜め
られて、搬入側から排出側への流れが緩和されて、十分
に分別が行われた後に、上記篩部2aの上記他端部2a
2の排出側から排出されるために、廃棄トナー(tt)
の中に再使用可能な再使用トナー(TT)が含まれなく
なり分別効率が向上して、このような回収トナー分級装
置0を備えてトナー画像を形成すると、新規トナー
(T)の使用量が減少すると言う省資源の回収トナー分
級装置0及びそれを備えた画像形成装置100を提供す
ることが出来るようになった。なお、この形態例におい
て、回収トナー堰止め手段3と30のいずれか一方だけ
を配置してもよい。
【0013】図6は本発明の回収トナー分級装置を用い
た画像形成装置の他の例の構成図であり、上記クリーニ
ング手段105や上記転写クリーニング手段103bか
ら上記回収トナー搬送経路104を介して回収した回収
トナー(t)を、上記回収トナー分級装置0で分別した
後に、上記画像形成装置100に搭載したトナー供給装
置50へ送るようにしてもよい。上記回収トナー分級装
置0にて分別した再使用トナー(TT)は、再使用トナ
ー搬送経路4aを介して、回収口51から上記トナー供
給装置50に回収される。又、再使用に適さない凝集し
たトナー塊や紙粉等は、上記廃棄用トナー搬送経路5a
を介して、上記回収口5bから上記廃棄用トナー容器5
に回収される。上記トナー供給装置50では、回収され
た再使用トナー(TT)が、横置きに装着された補充ト
ナー容器52から供給される新規トナー(T)と混合さ
れて、しかる後に上記現像手段101へ供給される。上
記現像手段101と上記トナー供給装置50とは、フレ
キシブルな混合気搬送経路53で連結されていて、上記
混合気搬送経路53を介して上記現像手段101への新
規トナー(T)と再使用トナー(TT)の搬送は、粉体
ポンプユニット54でなされる。上記混合気搬送経路5
3は、例えば、ナイロン、テフロン(商品名)等の、フ
レキシブルで耐トナー性にすぐれた材料でなっているの
が非常に有効である。従って、回収された再使用トナー
(TT)の有効利用の自動化が出来るようになった。
【0014】図7は粉体ポンプユニットの一例の構成を
示す断面図であり、上記粉体ポンプユニット54には、
従来公知の通称モーノポンプと呼ばれるスクリューポン
プが用いられ、ロータ54a、ステータ54b、ホルダ
ー54c等により構成される。上記ロータ54aは、図
示しない駆動源の駆動モータと横搬送スクリュー54d
の駆動軸を介して係合しており、駆動源の駆動モータの
回転により上記ロータ54aが回転駆動される。即ち、
上記粉体ポンプユニット54は、図示しない駆動源の駆
動モータと上記横搬送スクリュー54dの駆動軸を介し
て連結された上記ロータ54aと、ゴム材料等の弾性体
で作られていて、上記ロータ54aを包囲して固定され
た上記ステータ54b、上記ステータ54bを保持する
上記ホルダー54c等を具備しており、上記トナー供給
装置50の下部の新規トナー(T)又は再使用トナー
(TT)を上記横搬送スクリュー54dの駆動軸から導
入し、上記ロータ54aの回転によりトナー通路54e
に向けて搬送する。上記ステータ54bの側面と上記ホ
ルダー54cの内部側面の間には、例えば、1mm程度
の隙間54fがあり、上記トナー通路54eに連通して
いる。上記隙間54fから上記トナー通路54eに吹き
込むように、気体の空気を供給する気体供給口54gが
設けられている。即ち、上記気体供給口54gは、上記
トナー通路54eに連通しており、気体ポンプ54hに
設けられた気体吐出口54h1 と気体供給管54h2
介して連通している。上記気体ポンプ54hが作動する
と、上記気体供給管54h2 及び上記気体供給口54g
を介して上記トナー通路54e内の新規トナー(T)又
は再使用トナー(TT)に、例えば、0.5〜1.0リ
ットル/分程度の送風量で気体の空気を吹き込むように
なっていて、上記粉体ポンプユニット54の上記トナー
通路54eから出る新規トナー(T)又は再使用トナー
(TT)は流動化が促進され、気体の空気との混合状態
で上記混合気搬送経路53に吐出され、上記現像手段1
01の上記トナーホッパー101aに送られるようにな
っている。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、請求項1の発明によれば、画像形成処理後
の回収トナーを回収トナー排出手段から排出される回収
トナーを回動しながら分別するフィルター手段の円筒状
若しくは多角形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排
出側への流れを回収トナー堰止め手段により緩和するよ
うにしたので、回収トナーの分別効率が高く、新規トナ
ーの使用量が少ない省資源の回収トナー分級装置を提供
することが出来るようになった。つまり、篩部の適所に
トナーの流量や移動速度等を規制するための回収トナー
堰止め手段を配置したので、トナーを選別完了する前
に、未選別のトナーが廃棄される事態の発生を有効に防
止できる。請求項2の発明によれば、画像形成処理後の
回収トナーを回収トナー排出手段から排出される回収ト
ナーを回動しながら分別するフィルター手段の円筒状若
しくは多角形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出
側への流れを、篩部内の回収トナーの排出側の端部に配
置した回収トナー堰止め手段により緩和するようにした
ので、回収トナーの篩にかけられる時間が長くなり分別
効率が高く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収
トナー分級装置を提供することが出来るようになった。
請求項3の発明によれば、画像形成処理後の回収トナー
を回収トナー排出手段から排出される回収トナーを回動
しながら分別するフィルター手段の円筒状若しくは多角
形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出側への流れ
を、篩部内の回収トナーの搬入側の端部に配置した回収
トナー堰止め手段により緩和するようにしたので、回収
トナーの篩にかけられる時間が長くなり分別効率が高
く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収トナー分
級装置を提供することが出来るようになった。請求項4
の発明によれば、画像形成処理後の回収トナーを回収ト
ナー排出手段から排出される回収トナーを回動しながら
分別するフィルター手段の円筒状若しくは多角形状の篩
部内の回収トナーの搬入側から排出側への流れを、篩部
内の回収トナーの排出側と搬入側の両端部に配置した回
収トナー堰止め手段により緩和するようにしたので、回
収トナーの篩にかけられる時間が長くなり分別効率が高
く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収トナー分
級装置を提供することが出来るようになった。請求項5
の発明によれば、画像形成処理後の回収トナーを回収ト
ナー排出手段から排出される回収トナーを回動しながら
分別するフィルター手段の円筒状若しくは多角形状の篩
部内の回収トナーの搬入側から排出側への流れを、篩部
内の回収トナーの排出側と搬入側の中間に配置した回収
トナー堰止め手段により緩和するようにしたので、回収
トナーの分別効率が高く、新規トナーの使用量が少ない
省資源の回収トナー分級装置を提供することが出来るよ
うになった。請求項6の発明によれば、画像形成処理後
の回収トナーを回収トナー排出手段から排出される回収
トナーを回動しながら分別するフィルター手段の円筒状
若しくは多角形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排
出側への流れを、回収トナーの搬入側のトナー通過口内
径よりも排出側のトナー通過口内径を大きくした回収ト
ナー堰止め手段により緩和するようにしたので、回収ト
ナーが搬入側から溢れることなく、回収トナーの分別効
率が高く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回収ト
ナー分級装置を提供することが出来るようになった。請
求項7の発明によれば、画像形成処理後の回収トナーを
回収トナー排出手段から排出される回収トナーを回動し
ながら分別するフィルター手段の円筒状若しくは多角形
状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出側への流れ
を、回収トナーの搬入側より排出側が低くなるように傾
斜した篩部の排出側に配置した回収トナー堰止め手段に
より緩和するようにしたので、回収トナーが搬入側から
溢れることなく、回収トナーの分別効率が高く、新規ト
ナーの使用量が少ない省資源の回収トナー分級装置を提
供することが出来るようになった。つまり、篩部を水平
ではなく、排出側開口が下向きになるように傾斜させた
ので、回収トナーが搬入側から溢れる等の不具合を防止
できる。請求項8の発明によれば、画像形成処理後の回
収トナーを回収トナー排出手段から排出される回収トナ
ーを回動しながら分別するフィルター手段の円筒状若し
くは多角形状の篩部内の回収トナーの搬入側から排出側
への流れを、回収トナーの搬入側より排出側が高くなる
ように傾斜した篩部の搬入側に配置した回収トナー堰止
め手段により緩和するようにしたので、回収トナーの分
別効率が高く、新規トナーの使用量が少ない省資源の回
収トナー分級装置を提供することが出来るようになっ
た。つまり、篩部を水平ではなく、排出側開口が上向き
になるように傾斜させたので、回収トナーが排出側から
溢れる等の不具合を防止できる。請求項9の発明によれ
ば、画像形成処理後の回収トナーを回収トナー排出手段
から排出される回収トナーを回動しながら分別するフィ
ルター手段の円筒状若しくは多角形状の篩部内の回収ト
ナーの搬入側から排出側への流れを回収トナー堰止め手
段により緩和するようにすると共に篩部を回収トナーの
搬入側を排出側の高さよりも高い位置に配置したので、
回収トナーが搬入側から溢れることなく、回収トナーの
分別効率が高く、新規トナーの使用量が少ない省資源の
回収トナー分級装置を提供することが出来るようになっ
た。請求項10の発明によれば、請求項1乃至9記載の
いずれか1項に記載の回収トナー分級装置で分別された
再使用トナーが供給される現像手段により静電潜像を顕
像化したトナー像を担持する画像担持体に形成されたト
ナー像を転写手段により被転写体に転写して画像を形成
するようにしたので、回収トナーの分別効率が高く、新
規トナーの使用量が少ない省資源の画像形成装置を提供
することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す回収トナー分級装
置及びそれを備えた画像形成装置の概略を説明する説明
図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す回収トナー分級装
置の主要部を説明する拡大部分断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示す回収トナー分級装
置の他の主要部を説明する説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態例を示す回収トナー分
級装置の主要部を説明する説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態例を示す回収トナー分
級装置の主要部を説明する説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態例を示す回収トナー分
級装置及びそれを備えた画像形成装置の概略を説明する
説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態例を示す回収トナー分
級装置及びそれを備えた画像形成装置の主要部を説明す
る拡大説明図である。
【図8】従来技術の回収トナー分級装置の主要部を説明
する説明図である。
【符号の説明】
0 回収トナー分級装置、0a ケース 1 回収トナー排出手段、1a 排出口、1a1 排出
口、1a11 経路、1a2 排出口、1a21 経路 2 フィルター手段、2a 篩部、2a1 一端部、2
a2 他端部、2b 孔3 回収トナー堰止め手段、3
a トナー通過口 4 再使用トナー容器、4a 再使用トナー搬送経路、
4b 回収口 5 廃棄用トナー容器、5a 廃棄用トナー搬送経路、
5b 回収口 6 固定部材、6a 搬送スクリュー、6b 駆動ギヤ 7 支持手段 8 回収コイル 9 回収コイル 30 回収トナー堰止め手段、30a トナー通過口 50 トナー供給装置 51 回収口 52 補充トナー容器 53 混合気搬送経路 54 粉体ポンプユニット、54a ロータ、54b
ステータ、54c ホルダー、54d 横搬送スクリュ
ー、54e トナー通路、54f 隙間、54g 気体
供給口、54h 気体ポンプ、54h1 気体吐出口、
54h2 気体供給管 80 回収トナー分級装置 81 回収トナー排出手段 82 フィルター手段、82a 篩部、82a1 排出
口、82a2 搬入口 100 画像形成装置 101 現像手段 102 画像担持体 103 転写手段、103a 転写ベルト、103b
転写クリーニング手段 104 回収トナー搬送経路 105 クリーニング手段、105a クリーニングブ
レード 106 帯電手段、107 コンタクトガラス、108
ランプ、109 ミラー群、110 レンズ、111
給紙手段、112 レジストローラ、113定着手
段、114 排紙ローラ、115 排紙トレイ、116
搬送スクリュー、117 搬送スクリュー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成処理後の回収トナーを分別する
    回収トナー分級装置において、画像形成処理後の回収ト
    ナーを排出する回収トナー排出手段と、上記回収トナー
    排出手段から内部に排出される回収トナーを回動しなが
    ら分別するフィルター手段と、上記フィルター手段の円
    筒状若しくは多角形状の篩部と、上記篩部内の回収トナ
    ーの搬入側から排出側への流れを緩和する回収トナー堰
    止め手段とからなることを特徴とする回収トナー分級装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回収トナー分級装置にお
    いて、回収トナー堰止め手段を、篩部内の回収トナーの
    排出側の端部に配置したことを特徴とする回収トナー分
    級装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回収トナー分級装置にお
    いて、回収トナー堰止め手段を、篩部内の回収トナーの
    搬入側の端部に配置したことを特徴とする回収トナー分
    級装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の回収トナー分級装置にお
    いて、回収トナー堰止め手段を、篩部内の回収トナーの
    排出側の端部と搬入側の端部とに配置したことを特徴と
    する回収トナー分級装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の回収トナ
    ー分級装置において、回収トナー堰止め手段を、篩部内
    の回収トナーの排出側と搬入側の中間に配置したことを
    特徴とする回収トナー分級装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の回収トナー分級装
    置において、回収トナー堰止め手段は、回収トナーの搬
    入側のトナー通過口内径よりも排出側のトナー通過口内
    径を大きくしたことを特徴とする回収トナー分級装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、4、5又は6記載の回収
    トナー分級装置において、回収トナー堰止め手段は、回
    収トナーの搬入側より排出側が低くなるように傾斜した
    篩部の排出側に配置したことを特徴とする回収トナー分
    級装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、3、4、5、又は6記載の回
    収トナー分級装置において、回収トナー堰止め手段は、
    回収トナーの搬入側より排出側が高くなるように傾斜し
    た篩部の搬入側に配置したことを特徴とする回収トナー
    分級装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、又は7
    記載の回収トナー分級装置において、篩部は、回収トナ
    ーの搬入側を、排出側の高さよりも高い位置に配置した
    ことを特徴とする回収トナー分級装置。
  10. 【請求項10】 電子写真方式における画像担持体の潜
    像を顕像化してトナー像を形成するトナーに画像形成処
    理後の回収トナーを使用して画像を形成する画像形成装
    置において、請求項1乃至9記載のいずれか1項に記載
    の回収トナー分級装置と、上記回収トナー分級装置で分
    別された再使用トナーが供給される現像手段と、上記現
    像手段により静電潜像を顕像化したトナー像を担持する
    画像担持体と、上記画像担持体に形成されたトナー像を
    被転写体に転写する転写手段とからなることを特徴とす
    る画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002341714A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Ricoh Co Ltd トナーリサイクル分級装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002341714A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Ricoh Co Ltd トナーリサイクル分級装置
JP4498637B2 (ja) * 2001-05-14 2010-07-07 株式会社リコー トナーリサイクル分級装置

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