JP2000010264A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JP2000010264A
JP2000010264A JP17677898A JP17677898A JP2000010264A JP 2000010264 A JP2000010264 A JP 2000010264A JP 17677898 A JP17677898 A JP 17677898A JP 17677898 A JP17677898 A JP 17677898A JP 2000010264 A JP2000010264 A JP 2000010264A
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Kazuo Hatake
一男 畠
Yoshihiro Katsuma
義浩 勝間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像液によって印刷版に処理を施す現像装置
において、現像液の補充を的確に行う。 【解決手段】 現像装置は、画像面積計51と、膜厚計
52と、体積演算部61と、補充量演算部62と、補充
ポンプ50とを備えている。画像面積計51は、印刷版
の画像面積を収得する。膜厚計52は、印刷版の感光剤
の厚みを収得する。体積演算部61は、画像面積計51
で得た画像面積と膜厚計52で得た厚みとから印刷版の
感光剤の体積を演算する。補充量演算部62は、体積演
算部61で演算した印刷版の感光剤の体積を基にして、
現像液の補充量を決定する。補充ポンプ50は、補充量
演算部62で演算した補充量だけ現像液を補充する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料処理装
置、特に、処理液によって感光材料である感光フィルム
や感光性印刷版等に処理を施す感光材料処理装置であっ
て処理液の補充手段を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料処理装置として、例えば、感光
性印刷版(以下、印刷版という。)を自動的に現像する
ための現像装置が提供されている。この現像装置は、焼
付処理の施された印刷版に対して現像を行う現像処理部
と、現像処理された印刷版の水洗いを行う水洗処理部
と、水洗処理された印刷版に対してガム液やリンス液を
塗布する仕上げ処理部と、処理された印刷版を乾燥させ
る乾燥処理部とを備えている。そして、印刷版は、搬送
ローラにより装置内部に設けられた所定の搬送路に沿っ
て搬送されながら、前述の各処理が施される。
【0003】現像処理部においては、通常印刷版に対し
て現像液(処理液)を接触させることで現像処理を行う
が、この現像液はだんだんと疲労していく。このため、
現像液の補充が行われる。この現像液の補充量は、従来
においては、印刷版の総面積や画像が焼き付けられてい
る面積の累積量を基に決められていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷版
といっても現実には厚みの異なる種々の印刷版が存在
し、感光剤の膜厚についても異なっているものが存在す
る。また、同じ製品である印刷版であっても、製造ロッ
トの違いなどから数μ程度の膜厚差が生じる場合もあ
る。このような場合、同じ面積であっても印刷版によっ
て感光剤の量が異なることになる。したがって、従来の
ように印刷版の面積だけを基にして補充する現像液の量
を決めていたのでは、多数の印刷版を処理し続けていく
うちに現像液の過不足が生じることがある。
【0005】本発明の課題は、処理液によって感光材料
に処理を施す感光材料処理装置において、処理液の補充
を的確に行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る感光材料
処理装置は、処理液によって感光材料に処理を施す装置
であって、画像面積収得手段と、厚み収得手段と、体積
演算手段と、補充量演算手段と、補充手段とを備えてい
る。画像面積収得手段は、感光材料の画像面積を収得す
る。厚み収得手段は、感光材料の感光剤の厚みを収得す
る。体積演算手段は、画像面積収得手段で得た画像面積
と厚み収得手段で得た厚みとから感光材料の感光剤の体
積を演算する。補充量演算手段は、体積演算手段で演算
した感光材料の感光剤の体積を基にして、処理液の補充
量を決定する。補充手段は、補充量演算手段で演算した
補充量だけ処理液を補充する。
【0007】ここでは、感光材料の感光剤の体積を画像
面積及び厚みから演算し、この演算結果を基にして処理
液の補充量を決定している。したがって、感光材料の感
光剤の膜厚の違いをも考慮に入れたきめ細かい処理液の
補充を行うことができる。これにより、処理液の過不足
を生じさせない的確な処理液の補充が可能となる。請求
項2に係る感光材料処理装置は、請求項1に記載の装置
において、感光材料は、基材層と感光剤層とから構成さ
れている。また、厚み収得手段は、基材層の表面位置と
感光剤層の表面位置とから感光材料の感光剤の厚みを収
得する。
【0008】ここでは、基材層と感光剤層とから構成さ
れる感光材料の感光剤の厚みを、両層の表面位置を検知
して、これらの位置関係から求めている。各層の表面位
置は、例えば、光反射や超音波反射を利用した計測装置
によって検知することができる。請求項3に係る感光材
料処理装置は、請求項1に記載の装置において、厚み収
得手段は、処理する感光材料の種類によって予め記録さ
れている厚みの情報から感光材料の感光剤の厚みを収得
する。
【0009】ここでは、感光材料の種類によって感光剤
の厚みが概ね決まることから、処理する感光材料の種類
によって予め記録されている厚みの情報から感光材料の
感光剤の厚みを収得している。したがって、厚み収得手
段は、感光材料の種類によって予め記録されている厚み
の情報から感光材料の感光剤の厚みを得るものであれば
よく、厚みを測定する計測機器を有している必要はな
い。このため、厚み収得手段のコストを小さく抑えるこ
とができる。
【0010】請求項4に係る感光材料処理装置は、請求
項1から3のいずれかに記載の装置において、補充量演
算手段は、処理する感光材料の種類によって予め定めら
れた比率で、体積演算手段で演算した感光材料の感光剤
の体積を基にして、処理液の補充量を演算する。ここで
は、例えば、感光材料の種類毎に予め定められた感光材
料の感光剤の体積と処理液の補充量との関係を示すテー
ブルや関係式を使って、補充量演算手段に体積演算手段
で演算した体積から処理液の補充量を演算させる。
【0011】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] (構成)本発明の一実施形態における現像装置(感光材
料処理装置)を、図1に示す。この現像装置は、主とし
て、現像装置本体1と、現像装置本体1の一方側に設け
られた挿入トレイ2と、現像装置本体1の他方側に設け
られた版受け台3とを有している。また現像装置本体1
の上部において挿入トレイ2側には、途中挿入部4が設
けられている。
【0012】現像装置本体1の一方側には、挿入トレイ
2から印刷版(感光材料)を装置本体内部に導入するた
めの挿入口1aが設けられており、また他方側には処理
済みの印刷版を版受け台3に排出するための排出口1b
が設けられている。さらに現像装置本体1の途中挿入部
4には、印刷版を途中挿入するための途中挿入口1cが
設けられている。現像装置本体1の内部においては、挿
入口1a側から順に、導入部10、現像処理部11、水
洗処理部12、ガム液処理またはリンス液処理を行う仕
上げ処理部13、及び乾燥処理部14が設けられてい
る。 また、挿入口1aの手前には、装置本体内部に入
っていく印刷版の画像面積を測定する画像面積計(画像
面積収得手段)51と、印刷版の感光剤の膜厚を測定す
る膜厚計(厚み収得手段)52とが設置されている。
【0013】<導入部>導入部10には、挿入トレイ2
から挿入口1aを介して挿入される印刷版を装置内部に
搬入するための1対の搬送ローラ15が設けられてい
る。 <現像処理部>現像処理部11は、画像が焼き付けられ
た印刷版を現像処理する部分であり、現像液を貯留する
現像槽16を有している。現像槽16内には、印刷版の
搬送をガイドするための下方に湾曲したガイド板17
と、ガイド板17の上方に配置されたローラ18とが設
けられている。また、現像槽16内の現像液を覆うよう
に浮き蓋19が現像液面に浮かべられている。この浮き
蓋19は、現像液の蒸発及び酸化を抑制するためのもの
である。現像処理部11の印刷版搬送方向の下流側端に
はローラ20が設けられている。
【0014】なお、図示していないが、現像槽16に
は、現像液供給パイプ、現像液排出パイプ、冷却水用の
パイプ及びヒータ等が設けられている。また、現像液は
だんだんと疲労していくため、現像槽16には、図2に
示す補充ポンプ(補充手段)50によって新しい現像液
が補充される。この補充ポンプ50は、疲労する分に相
当する量の現像液が現像槽16に補充されるように、後
述する現像液補充制御部60によって制御される。
【0015】<水洗処理部>水洗処理部12には、水洗
槽25と、搬送上流側の搬送ローラ26と、搬送下流側
の搬送ローラ27とが設けられている。また上流側搬送
ローラ26と下流側搬送ローラ27との間には、印刷版
表面の感材除去を促進するためのスクラブローラ28a
と、このスクラブローラ28aに圧接する圧接ローラ2
8bとが設けられている。スクラブローラ28aは、表
面がフェルトで覆われており、印刷版の搬送速度よりも
速い周速で回転させられる。このため、印刷版表面はス
クラブローラ28aによって擦られる。そして、上流側
搬送ローラ26とスクラブローラ28aとの間及びスク
ラブローラ28aと下流側搬送ローラ27との間には、
印刷版を水洗処理するための水洗シャワーパイプ29が
設けられている。この水洗シャワーパイプ29からは、
印刷版に対して洗浄液が散布され、この洗浄液は水洗槽
25内に溜められるとともに図示しないポンプにより再
び水洗シャワーパイプ29へ循環される。なお、図示し
ていないが、水洗槽25には水洗槽25内の水を排水す
る排水パイプも接続されている。
【0016】<仕上げ処理部>仕上げ処理部13には、
ガム/リンス槽30と、印刷版にガム/リンス液を吹き
付けるためのガム/リンス液シャワーパイプ31とが設
けられている。この仕上げ処理部13の後部には、印刷
版の表面に付着しているガム液あるいはリンス液を絞り
とる1対の絞りローラ32が設けられている。
【0017】<乾燥処理部>乾燥処理部14には乾燥室
35が設けられており、この乾燥室35内には、ガイド
コロ36と、上下の温風吹き出し部37と、印刷版を版
受け台3側に排出するための排出ローラ38とが設けら
れている。 <画像面積計>画像面積計51は、印刷版を走査して印
刷版にある画像の面積を読み取る装置である。ここでは
印刷版を走査読み取りさせているが、画像面積計を現像
装置と切り離して印刷版ではなく前段階の原稿フィルム
等を走査読み取りさせても良いし、印刷版や原稿フィル
ムをデジタルの画像データにより直接的にレーザ描画す
る場合にはそのデジタルデータから画像面積を収得する
こともできる。
【0018】<膜厚計>膜厚計52は、超音波反射を利
用して印刷版の基材層と感光剤層の表面位置をそれぞれ
測定し感光剤層の厚みを抽出する。ここでは超音波反射
を利用した膜厚計52を使用しているが、光反射を利用
するものであっても良く、また、印刷版の厚み方向の誘
電率を基に測定するものであっても良い。
【0019】なお、上記基材層とは、感光剤層以外の他
の中間層を有する場合も含む。また、ここではこの画像
面積計51及び膜厚計52を挿入口1aの手前に設置し
ているが、装置の内部や排出口1b近傍に設置しても良
いし、現像装置の前段の焼付装置等、現像装置から離れ
た場所に設置することもできる。 <現像液補充制御部>現像液補充制御部60は、現像槽
16に適正な量の現像液が補充されるように、補充ポン
プ50の作動を制御する。この現像液補充制御部60
は、内部に体積演算部(体積演算手段)61と補充量演
算部(補充量演算手段)62とを備えている。
【0020】体積演算部61は、現像装置に入る各印刷
版の感光剤の厚み量及び画像面積量の情報を画像面積計
51及び膜厚計52から得て、これらの情報を基に各印
刷版の感光剤の体積を算出する。そして、この各印刷版
の感光剤の体積の情報を補充量演算部62に送る。補充
量演算部62は、感光剤の体積に対応する現像液補充量
のデータテーブル62aを印刷版の種類毎に有してお
り、これらのデータテーブル62aの1つによって体積
演算部61からの感光剤の体積量を基にして現像液の補
充量を決定する。なお、データテーブル62aは、現像
装置の管理者や操作者による印刷版の種類の入力によ
り、どれが用いられるか決定される。
【0021】(動作)次に、現像装置全体の動作を説明
する。図示しない焼付装置で画像が焼き付けられた印刷
版は、挿入トレイ2に搬送されてくる。または作業者が
この挿入トレイ2から印刷版を挿入する。挿入トレイ2
に載置されて挿入口1aから挿入された印刷版は、搬送
ローラ15によって現像処理部11に送られる。印刷版
は、ガイド板17及びローラ18によって現像槽16内
を搬送され、現像液に浸漬させられる。現像処理の終わ
った印刷版は水洗処理部12に送られる。
【0022】水洗処理部12では、印刷版は搬送ローラ
26,27によって搬送されながら水洗シャワーパイプ
29からの洗浄液の噴射によって水洗される。またこの
水洗処理部12では、スクラブローラ28aによって印
刷版表面の感材の除去が促進される。水洗処理の終了し
た印刷版は仕上げ処理部13に送られ、表面にガム液あ
るいはリンス液が塗布される。
【0023】そして、仕上げ処理部13でガム液あるい
はリンス液が塗布された印刷版は、両絞りローラ32間
を通って乾燥処理部14に送られる。乾燥処理部14で
は、印刷版は乾燥室35内を搬送されながら温風吹き出
し部37から吹き出される温風によって乾燥処理され
る。そして、乾燥処理の施された印刷版は排出口1bか
ら版受け台3に排出される。
【0024】次に、現像槽16への現像液の補充につい
て説明する。現像液補充制御部60は、補充量演算部6
2により算出された各印刷版の感光剤の体積を基にした
現像液の補充量の積算量が所定量に達すると、その補充
量の積算量だけ現像槽16に新しい現像液が補充される
ように補充ポンプ50を作動させる。これにより、複数
の印刷版の現像処理によって疲労した現像槽16内の現
像液の疲労度合いが回復する。
【0025】ここでは、上記のように、各印刷版の画像
面積ではなく、各印刷版の感光剤の体積に基づいて現像
液の補充を行っている。このように、本現像装置では各
印刷版の感光剤の膜厚の違いを考慮に入れたきめ細かい
現像液の補充が為されており、現像槽16内の現像液の
状態が安定し、各印刷版の現像処理の質が向上する。 [第2実施形態]上記第1実施形態では、挿入口1aの
近傍に設けた画像面積計51及び膜厚計52から各印刷
版の感光剤の厚み量及び画像面積量の情報を得ている
が、前工程において印刷版の描画をデジタルデータによ
るレーザ描画装置によって行うような場合には、図3に
示すようにレーザ描画装置80の制御部82が有してい
る情報を利用して印刷版の感光剤に関する情報を得るこ
ともできる。
【0026】本実施形態の現像装置は、レーザ描画装置
80によって描画された印刷版の現像処理を行う装置で
あって、現像槽16に新しい現像液を補充するための補
充ポンプ50を制御する現像液補充制御部を除いては第
1実施形態の現像装置と同様の構成である。但し、本実
施形態の現像装置では、印刷版の感光剤の厚み量及び画
像面積量の情報をレーザ描画装置80を制御している制
御部82から入手するため、画像面積計51及び膜厚計
52は設置する必要がない。
【0027】なお、レーザ描画装置80は、制御部82
に入力されたデジタルデータを基にして印刷版描画部8
1において印刷版にレーザ描画を施す装置である。 <現像液補充制御部>現像液補充制御部70は、現像槽
16に適正な量の現像液が補充されるように、補充ポン
プ50の作動を制御する。この現像液補充制御部70
は、図3に示すように、内部に体積演算部(体積演算手
段)61、補充量演算部(補充量演算手段)62、及び
厚み収得部(厚み収得手段)71を備えている。
【0028】厚み収得部71は、レーザ描画装置80の
制御部82から印刷版の種類の情報を入手し、厚みデー
タテーブル71aを利用して印刷版の感光剤の厚みを収
得する。厚みデータテーブル71aは、予め使用する印
刷版の種類に応じて計測しておいた感光剤の膜厚から作
成されるテーブルであって、印刷版の種類からその印刷
版の感光剤の厚み量を求めることができるようにされた
ものである。なお、この厚みデータテーブル71aは、
計測によって得ることもできるが、メーカー等の公表値
から作成してもよい。
【0029】体積演算部61は、レーザ描画装置80の
制御部82が有している印刷版の描画に使用したデジタ
ルデータから画像面積量を演算してこれを収得する。そ
して、この印刷版の画像面積量に厚み収得部71から送
られてくる印刷版の感光剤の厚み量を乗じて、印刷版の
感光剤の体積を算出する。この印刷版の感光剤の体積の
情報は補充量演算部62に送られる。
【0030】補充量演算部62は、感光剤の体積に対応
する現像液補充量のデータテーブル62aを有してお
り、このデータテーブル62aによって体積演算部61
からの感光剤の体積量を基にして現像液の補充量を決定
する。(動作)現像装置全体の動作及び現像槽16への
現像液の補充動作については、第1実施形態と同様であ
る。
【0031】ここでは、印刷版の種類によって感光剤の
厚みが概ね決まることから、厚み収得部71では、処理
する印刷版の種類によって予め記録されている厚みデー
タテーブル71aを使用して感光剤の厚みを収得してい
る。したがって、第1実施形態の現像装置に設けられて
いる膜厚計52のような計測機器は設置していない。こ
のように、本実施形態の現像装置では、印刷版を直接計
測する画像面積計51及び膜厚計52を設ける必要が無
く、比較的低いコストで印刷版の感光剤の膜厚の違いを
も考慮に入れたきめ細かい現像液の補充を行うことがで
きる。
【0032】
【発明の効果】本発明では、感光材料の感光剤の体積を
画像面積及び厚みから演算し、この演算結果を基にして
処理液の補充量を決定しているため、感光材料の感光剤
の膜厚の違いをも考慮に入れたきめ細かい処理液の補充
を行うことができる。これにより、処理液の過不足を生
じさせない的確な処理液の補充が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における現像装置の概略縦
断面構成図。
【図2】第1実施形態における現像液補充制御部の構成
図。
【図3】第1実施形態における現像液補充制御部の構成
図。
【符号の説明】
50 補充ポンプ(補充手段) 51 画像面積計(画像面積収得手段) 52 膜厚計(厚み収得手段) 61 体積演算部(体積演算手段) 62 補充量演算部(補充量演算手段) 71 厚み収得部(厚み収得手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝間 義浩 京都府久世郡久御山町佐山新開地304番地 1 大日本スクリーン製造株式会社久御山 事業所内 Fターム(参考) 2H096 AA07 GA02 GA22 GA23 LA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理液によって感光材料に処理を施す感光
    材料処理装置であって、 感光材料の画像面積を収得する画像面積収得手段と、 感光材料の感光剤の厚みを収得する厚み収得手段と、 前記画像面積収得手段で得た画像面積と前記厚み収得手
    段で得た厚みとから感光材料の感光剤の体積を演算する
    体積演算手段と、 前記体積演算手段で演算した感光材料の感光剤の体積を
    基にして処理液の補充量を決定する補充量演算手段と、 前記補充量演算手段で演算した補充量だけ処理液を補充
    する補充手段と、を備えた感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】前記感光材料は、基材層と感光剤層とから
    構成されており、 前記厚み収得手段は、前記基材層の表面位置と前記感光
    剤層の表面位置とから感光材料の感光剤の厚みを収得す
    る、請求項1に記載の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】前記厚み収得手段は、処理する感光材料の
    種類によって予め記録されている厚みの情報から感光材
    料の感光剤の厚みを収得する、請求項1に記載の感光材
    料処理装置。
  4. 【請求項4】前記補充量演算手段は、処理する感光材料
    の種類によって予め定められた比率で、前記体積演算手
    段で演算した感光材料の感光剤の体積を基にして処理液
    の補充量を演算する、請求項1から3のいずれかに記載
    の感光材料処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001100398A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷版の製版方法、自動現像機、及び記録媒体
JP2005077781A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Toppan Printing Co Ltd 現像時間の管理装置及び現像時間の管理方法
WO2019044319A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 富士フイルム株式会社 搬送型洗出し装置

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